JP3500448B2 - 元肥用石灰資材 - Google Patents
元肥用石灰資材Info
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、元肥用石灰資材に
関するものであり、さらに詳しくは、土壌中で溶け易
く、カルシウム成分を効率的に補給できる元肥用石灰資
材に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来土壌に施用される、生石灰、消石
灰、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、貝殻物質、石灰
水和物、酸化カルシウム、石灰化合物の廃棄物などから
造られた農業用石灰資材は土壌のｐＨ矯正を主目的に投
入されてきた。これらの農業用石灰資材は、１０アール
あたり約２００〜３００ｋｇと大量に投入しなければな
らないので、農家は重労働を強いられ、又大量に施用し
たにもかかわらず、土壌中でのカルシウム溶出量が極め
て微量であるため、カルシウム欠乏症状が発生してい
る。具体的には、例えば、果樹ではリンゴのビターピッ
ト、野菜ではトマトの尻腐れ症、ハクサイやキャベツの
芯腐れ症、キュウリの落下傘葉などのカルシウム欠乏症
状が多く発生している。 【０００３】一方、これらのカルシウム欠乏症状を解決
するために、植物に各種のカルシウム剤を葉面散布する
ことが提案されている（特公平７−７７９９０号公報、
特開平７−８９７８１号公報、特開平７−２３２９８２
号公報、特開平８−２９５５８５号公報、特開平９−２
６３４７７号公報など）。しかしながら、土壌に農業用
石灰資材を元肥で施用し、カルシウム成分をより多く溶
出させる提案はいまだかつてなされていない。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、溶け
にくい農業用石灰資材を土壌に施用した時、土壌中の水
分によりカルシウム成分を溶け易くすることである。溶
けにくい農業用石灰資材のカルシウム成分を溶け易くす
ることにより、従来大量に施用してきた農業用石灰資材
を少量の施用でカルシウム成分を補えるようになること
から、農家の施用の手間を省き、労力の低減をはかると
ともに、経済的にもなり、極めて有利となる。本発明の
目的は、土壌中の水分に溶け易く、カルシウム成分を効
率的に補給できる元肥用石灰資材を提供することであ
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究した結果、従来土壌中で微量に
しか溶出しない炭酸カルシウム、水酸化カルシウムなど
の農業用石灰資材にクエン酸などの食用有機酸を配合す
ることにより、カルシウム成分を土壌中の水分に容易
に、より多く溶出させることができることを発見し、本
発明を成すに到った。 【０００６】 すなわち、上記課題を解決するための請
求項１の発明は、生石灰、消石灰、硫酸カルシウム、炭
酸カルシウム、貝殻物質、石灰水和物、石灰化合物の廃
棄物から成る各種農業用石灰資材から選択される少なく
とも１つの農業用石灰資材に対して、固体のクエン酸を
０．１〜１００重量％配合した元肥用石灰資材であっ
て、土壌中の水分によりカルシウム成分が溶け易く、溶
けたカルシウム成分を効率的に補給できることを特徴と
する粉状又は粒状の元肥用石灰資材である。 【０００７】 【０００８】 【０００９】 【発明の実施の形態】本発明においては、天然のもの、
貝殻から由来するもの、食品工業から由来するもの、化
学工業から由来するもの、高炉鉱滓などの鉱滓に由来す
るものなどの安価で入手も容易である各種農業用石灰資
材から選択される少なくとも１つの農業用石灰資材を主
成分として用いる。この農業用石灰資材にクエン酸など
の食用有機酸を配合することにより、カルシウム成分が
土壌中の水分に容易に、より多く溶出するようになる。 【００１０】本発明で用いる上記の固体の食用有機酸は
食品添加物として認められている安全な食用酸であり、
具体的には、例えばクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、フマ
ル酸、コハク酸、アジピン酸、アスコルビン酸あるいは
これらの混合物などを挙げることができるが、クエン酸
がその中でもｋｇあたり３００〜３５０円（９８年６月
９日相場）と安価であり、生産量も年・２２０００ｔ前
後で安定しているため入手も容易であり、又試験例３で
後述しているようにクエン酸は他の有機酸よりも農業用
石灰資材中のカルシウム成分を土壌中の水分に容易に、
より多く溶出する点で優位である。 【００１１】農業用石灰資材に対するクエン酸などの食
用有機酸の配合割合は特に限定されない。農業用石灰資
材に対するクエン酸などの食用有機酸の配合割合の具体
例としては、例えば、およそ０．１重量％〜１００重量
％を挙げることができる。添加割合が大くなるほどカル
シム成分の溶出率が大きくなるので、植物の種類、土壌
のｐＨなどの状態、その他を考えて適宜決めることが好
ましい。 【００１２】本発明の元肥用石灰資材の土壌に対する施
用量は特に限定されないが、土壌分析を行い、土壌中の
カルシウム含量、ｐＨの状態、植物の種類などを考えて
決めることができる。 【００１３】本発明の元肥用石灰資材は、粉状又は粒状
のものが、液状のものと比べて、直接散布できる点、そ
の他肥料などとも混合散布できる点などの取り扱い性の
点で農業においては使い勝手がよい。粉状又は粒状のも
のとする方法は特に限定されず、当業界で使用されてい
る公知の方法を用いることができる。粉体や粒子の大き
さ、形状も特に限定されず、細かくするなど表面積を大
きくするとカルシウム成分が溶出し易くなるが、一方、
嵩高になり、飛散するなど、製造、貯蔵、運搬、施用な
どにおいて取り扱いが難しくなり、コスト高になるの
で、カルシウム成分の溶出のし易さと取り扱い性を考え
て粉体や粒子の大きさや形状を決めることが好ましい。 【００１４】 【実施例】次に本発明を実施例によって具体的に説明す
るが、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明はこの実施
例に限定されるものではない。 ［試験例１］炭酸カルシウム（試薬）１ｇに対して、ク
エン酸を重量割合で０重量％、０．１重量％、０．５重
量％、２重量％、５０重量％、９０重量％となるように
配合混合し、１００ｍｌの水を加え４時間静置後、２４
時間静置後濾過し、濾液のカルシウム濃度を測定した。
水酸化カルシウム（試薬）についても上記の炭酸カルシ
ウム（試薬）の場合と同様にして試験を行って濾液のカ
ルシウム（ＣａＯ）濃度を測定した。測定結果を表１に
示す。 【００１５】 【表１】【００１６】表１に示したとおり、クエン酸を配合重量
比で９０重量％まで添加したが、クエン酸を配合しなか
った場合に比べて、クエン酸を多く配合するほどカルシ
ウム（ＣａＯ）の溶出率が高くなり、クエン酸配合の効
果が見られた。 【００１７】［試験例２］試験例１に使用した炭酸カル
シウム（クエン酸添加０重量％品およびクエン酸添加２
重量％品）を赤土３００ｇにカルシウム成分換算で１０
アールあたり３３．２ｋｇになるように混合し、最大容
水量の７０％となるように水を加え、１時間、２４時間
静置後土壌採取器で各１００ｍｌづつ採り、８０００ｒ
ｐｍで１時間遠心し、土壌中の水分を採取し、カルシウ
ム（ＣａＯ）含量を測定した。測定結果を表２に示す。 【００１８】 【表２】 【００１９】表２から、クエン酸を配合しなかった場合
に比べて、クエン酸を配合するとカルシウム（ＣａＯ）
の溶出率が高くなり、クエン酸配合の効果が見られるこ
とが判る。 【００２０】［試験例３］試験例１と同様にして、炭酸
カルシウム（試薬）１ｇに対して、クエン酸、酒石酸、
リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、アジピン酸、アスコル
ビン酸を重量割合でそれぞれ０．５％となるように配合
混合し、１００ｍｌの水を加え４時間静置後濾過し、濾
液のカルシウム（ＣａＯ）濃度を測定した。測定結果を
表３に示す。 【００２１】 【表３】【００２２】表３から、食用有機酸を配合しなかった場
合に比べて、食用有機酸を配合するとカルシウム（Ｃａ
Ｏ）の溶出率が高くなることが判り、特にクエン酸にそ
の効果が高い。 【００２３】 【発明の効果】本発明の元肥用石灰資材は、土壌中の水
分に多くのカルシウム成分を溶出させることができ、そ
のことによって投入する元肥用石灰資材量を減らすこと
が可能となり、農家の省力化につながる。土壌の水分中
に多くのカルシウム成分が溶出すればカルシウム吸収効
率は高まり、カルシウム欠乏症の発生が軽減される。ま
た、ここで配合されるクエン酸などの食用有機酸は食品
添加物としても使用されている安全な化合物であり、土
壌中で炭酸ガスと水に分解されるので、環境にもやさし
いものである。 【００２４】食用有機酸がクエン酸であれば、安価で入
手も容易で取り扱い性もよく、カルシウム（ＣａＯ）の
溶出率が高い。 【００２５】農業用石灰資材が、天然のもの、貝殻から
由来するもの、食品工業から由来するもの、化学工業か
ら由来するもの、高炉鉱滓などの鉱滓に由来するもので
あれば、安価で入手も容易である。
関するものであり、さらに詳しくは、土壌中で溶け易
く、カルシウム成分を効率的に補給できる元肥用石灰資
材に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来土壌に施用される、生石灰、消石
灰、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、貝殻物質、石灰
水和物、酸化カルシウム、石灰化合物の廃棄物などから
造られた農業用石灰資材は土壌のｐＨ矯正を主目的に投
入されてきた。これらの農業用石灰資材は、１０アール
あたり約２００〜３００ｋｇと大量に投入しなければな
らないので、農家は重労働を強いられ、又大量に施用し
たにもかかわらず、土壌中でのカルシウム溶出量が極め
て微量であるため、カルシウム欠乏症状が発生してい
る。具体的には、例えば、果樹ではリンゴのビターピッ
ト、野菜ではトマトの尻腐れ症、ハクサイやキャベツの
芯腐れ症、キュウリの落下傘葉などのカルシウム欠乏症
状が多く発生している。 【０００３】一方、これらのカルシウム欠乏症状を解決
するために、植物に各種のカルシウム剤を葉面散布する
ことが提案されている（特公平７−７７９９０号公報、
特開平７−８９７８１号公報、特開平７−２３２９８２
号公報、特開平８−２９５５８５号公報、特開平９−２
６３４７７号公報など）。しかしながら、土壌に農業用
石灰資材を元肥で施用し、カルシウム成分をより多く溶
出させる提案はいまだかつてなされていない。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、溶け
にくい農業用石灰資材を土壌に施用した時、土壌中の水
分によりカルシウム成分を溶け易くすることである。溶
けにくい農業用石灰資材のカルシウム成分を溶け易くす
ることにより、従来大量に施用してきた農業用石灰資材
を少量の施用でカルシウム成分を補えるようになること
から、農家の施用の手間を省き、労力の低減をはかると
ともに、経済的にもなり、極めて有利となる。本発明の
目的は、土壌中の水分に溶け易く、カルシウム成分を効
率的に補給できる元肥用石灰資材を提供することであ
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究した結果、従来土壌中で微量に
しか溶出しない炭酸カルシウム、水酸化カルシウムなど
の農業用石灰資材にクエン酸などの食用有機酸を配合す
ることにより、カルシウム成分を土壌中の水分に容易
に、より多く溶出させることができることを発見し、本
発明を成すに到った。 【０００６】 すなわち、上記課題を解決するための請
求項１の発明は、生石灰、消石灰、硫酸カルシウム、炭
酸カルシウム、貝殻物質、石灰水和物、石灰化合物の廃
棄物から成る各種農業用石灰資材から選択される少なく
とも１つの農業用石灰資材に対して、固体のクエン酸を
０．１〜１００重量％配合した元肥用石灰資材であっ
て、土壌中の水分によりカルシウム成分が溶け易く、溶
けたカルシウム成分を効率的に補給できることを特徴と
する粉状又は粒状の元肥用石灰資材である。 【０００７】 【０００８】 【０００９】 【発明の実施の形態】本発明においては、天然のもの、
貝殻から由来するもの、食品工業から由来するもの、化
学工業から由来するもの、高炉鉱滓などの鉱滓に由来す
るものなどの安価で入手も容易である各種農業用石灰資
材から選択される少なくとも１つの農業用石灰資材を主
成分として用いる。この農業用石灰資材にクエン酸など
の食用有機酸を配合することにより、カルシウム成分が
土壌中の水分に容易に、より多く溶出するようになる。 【００１０】本発明で用いる上記の固体の食用有機酸は
食品添加物として認められている安全な食用酸であり、
具体的には、例えばクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、フマ
ル酸、コハク酸、アジピン酸、アスコルビン酸あるいは
これらの混合物などを挙げることができるが、クエン酸
がその中でもｋｇあたり３００〜３５０円（９８年６月
９日相場）と安価であり、生産量も年・２２０００ｔ前
後で安定しているため入手も容易であり、又試験例３で
後述しているようにクエン酸は他の有機酸よりも農業用
石灰資材中のカルシウム成分を土壌中の水分に容易に、
より多く溶出する点で優位である。 【００１１】農業用石灰資材に対するクエン酸などの食
用有機酸の配合割合は特に限定されない。農業用石灰資
材に対するクエン酸などの食用有機酸の配合割合の具体
例としては、例えば、およそ０．１重量％〜１００重量
％を挙げることができる。添加割合が大くなるほどカル
シム成分の溶出率が大きくなるので、植物の種類、土壌
のｐＨなどの状態、その他を考えて適宜決めることが好
ましい。 【００１２】本発明の元肥用石灰資材の土壌に対する施
用量は特に限定されないが、土壌分析を行い、土壌中の
カルシウム含量、ｐＨの状態、植物の種類などを考えて
決めることができる。 【００１３】本発明の元肥用石灰資材は、粉状又は粒状
のものが、液状のものと比べて、直接散布できる点、そ
の他肥料などとも混合散布できる点などの取り扱い性の
点で農業においては使い勝手がよい。粉状又は粒状のも
のとする方法は特に限定されず、当業界で使用されてい
る公知の方法を用いることができる。粉体や粒子の大き
さ、形状も特に限定されず、細かくするなど表面積を大
きくするとカルシウム成分が溶出し易くなるが、一方、
嵩高になり、飛散するなど、製造、貯蔵、運搬、施用な
どにおいて取り扱いが難しくなり、コスト高になるの
で、カルシウム成分の溶出のし易さと取り扱い性を考え
て粉体や粒子の大きさや形状を決めることが好ましい。 【００１４】 【実施例】次に本発明を実施例によって具体的に説明す
るが、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明はこの実施
例に限定されるものではない。 ［試験例１］炭酸カルシウム（試薬）１ｇに対して、ク
エン酸を重量割合で０重量％、０．１重量％、０．５重
量％、２重量％、５０重量％、９０重量％となるように
配合混合し、１００ｍｌの水を加え４時間静置後、２４
時間静置後濾過し、濾液のカルシウム濃度を測定した。
水酸化カルシウム（試薬）についても上記の炭酸カルシ
ウム（試薬）の場合と同様にして試験を行って濾液のカ
ルシウム（ＣａＯ）濃度を測定した。測定結果を表１に
示す。 【００１５】 【表１】【００１６】表１に示したとおり、クエン酸を配合重量
比で９０重量％まで添加したが、クエン酸を配合しなか
った場合に比べて、クエン酸を多く配合するほどカルシ
ウム（ＣａＯ）の溶出率が高くなり、クエン酸配合の効
果が見られた。 【００１７】［試験例２］試験例１に使用した炭酸カル
シウム（クエン酸添加０重量％品およびクエン酸添加２
重量％品）を赤土３００ｇにカルシウム成分換算で１０
アールあたり３３．２ｋｇになるように混合し、最大容
水量の７０％となるように水を加え、１時間、２４時間
静置後土壌採取器で各１００ｍｌづつ採り、８０００ｒ
ｐｍで１時間遠心し、土壌中の水分を採取し、カルシウ
ム（ＣａＯ）含量を測定した。測定結果を表２に示す。 【００１８】 【表２】 【００１９】表２から、クエン酸を配合しなかった場合
に比べて、クエン酸を配合するとカルシウム（ＣａＯ）
の溶出率が高くなり、クエン酸配合の効果が見られるこ
とが判る。 【００２０】［試験例３］試験例１と同様にして、炭酸
カルシウム（試薬）１ｇに対して、クエン酸、酒石酸、
リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、アジピン酸、アスコル
ビン酸を重量割合でそれぞれ０．５％となるように配合
混合し、１００ｍｌの水を加え４時間静置後濾過し、濾
液のカルシウム（ＣａＯ）濃度を測定した。測定結果を
表３に示す。 【００２１】 【表３】【００２２】表３から、食用有機酸を配合しなかった場
合に比べて、食用有機酸を配合するとカルシウム（Ｃａ
Ｏ）の溶出率が高くなることが判り、特にクエン酸にそ
の効果が高い。 【００２３】 【発明の効果】本発明の元肥用石灰資材は、土壌中の水
分に多くのカルシウム成分を溶出させることができ、そ
のことによって投入する元肥用石灰資材量を減らすこと
が可能となり、農家の省力化につながる。土壌の水分中
に多くのカルシウム成分が溶出すればカルシウム吸収効
率は高まり、カルシウム欠乏症の発生が軽減される。ま
た、ここで配合されるクエン酸などの食用有機酸は食品
添加物としても使用されている安全な化合物であり、土
壌中で炭酸ガスと水に分解されるので、環境にもやさし
いものである。 【００２４】食用有機酸がクエン酸であれば、安価で入
手も容易で取り扱い性もよく、カルシウム（ＣａＯ）の
溶出率が高い。 【００２５】農業用石灰資材が、天然のもの、貝殻から
由来するもの、食品工業から由来するもの、化学工業か
ら由来するもの、高炉鉱滓などの鉱滓に由来するもので
あれば、安価で入手も容易である。
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フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
C05B 1/00 - C05G 5/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 生石灰、消石灰、硫酸カルシウム、炭酸
カルシウム、貝殻物質、石灰水和物、石灰化合物の廃棄
物から成る各種農業用石灰資材から選択される少なくと
も１つの農業用石灰資材に対して、固体のクエン酸を
０．１〜１００重量％配合した元肥用石灰資材であっ
て、土壌中の水分によりカルシウム成分が溶け易く、溶
けたカルシウム成分を効率的に補給できることを特徴と
する粉状又は粒状の元肥用石灰資材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19039298A JP3500448B2 (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 元肥用石灰資材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19039298A JP3500448B2 (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 元肥用石灰資材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000026182A JP2000026182A (ja) | 2000-01-25 |
| JP3500448B2 true JP3500448B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=16257403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19039298A Expired - Fee Related JP3500448B2 (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 元肥用石灰資材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3500448B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| JP2006067927A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 土壌改良方法 |
| WO2007060690A1 (en) * | 2005-11-22 | 2007-05-31 | Subramanyam Sundaresan | A preparation for enhancing yield in agriculture and horticulture |
| JP5465147B2 (ja) * | 2010-10-13 | 2014-04-09 | 産業振興株式会社 | ミネラル補給資材およびその製造方法 |
| ES2626906T3 (es) * | 2010-12-10 | 2017-07-26 | Omya Development Ag | Modificación y abono con desintegración dinámica, su proceso de fabricación y sus usos en agricultura |
-
1998
- 1998-07-06 JP JP19039298A patent/JP3500448B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP2000026182A (ja) | 2000-01-25 |
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