JP3500212B2 - 積層型熱交換器 - Google Patents

積層型熱交換器

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用空調装置等に用
いられる積層型熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図14,図15に示すように、チ
ューブエレメント1とフィン2とを交互に積層した積層
型熱交換器が知られている。前記チューブエレメント1
は、図16に示すように、プレス成形された略同一形状
の矩形の成形プレート3,4の外周縁部5及び長手方向
の中央線状部6を対向接合して、内部に略U字形の熱交
換媒体流路A(以下、チューブ内流路という。)を形成
するとともに、図17,図18に示すようにチューブ内
流路Aの上流側端部及び下流側端部を外方に膨出させて
タンク7,8を形成したものである。各チューブエレメ
ント1のタンク7,8には、相互に連通するように連通
口9,10がそれぞれ形成され、これにより各チューブ
エレメント1のタンク間に熱交換媒体流路B(以下、タ
ンク間流路という。)が形成されている。
【0003】そして、前記熱交換器は、熱交換媒体がチ
ューブ内流路Aを同一方向に流れる複数のチューブエレ
メント1からなる上流側熱交換ブロック101aと下流
側熱交換ブロック101bとに分割され、上流側熱交換
ブロック101aの内端チューブエレメント1の一方の
タンク7とこれと対向する下流側熱交換ブロック101
bの内端チューブエレメント1のタンク8との間が仕切
板11によって仕切られている。また、最上流側熱交換
ブロック101aの外端チューブエレメント1とエンド
プレート12aの間には、当該外端チューブエレメント
1のタンク7と連通する入口ヘッダー13が挿入されて
いる。同様に、最下流側熱交換ブロック101bの外端
チューブエレメント1とエンドプレート12bの間に
は、当該外端チューブエレメント1のタンク8と連通す
る出口ヘッダー14が挿入されている。そして、図14
に示すように入口ヘッダー13、出口ヘッダー14に
は、それぞれ入口管15、出口管16が接続されてい
る。
【0004】このような熱交換器において、入口管15
より入口ヘッダー13を介して上流側熱交換ブロック1
01aの図15において手前側のタンク間流路Bに流入
した熱交換媒体は、各チューブエレメント1のU字形の
チューブ内流路Aを通過する間にフィン2に沿って流れ
る空気と熱交換した後、図15において奥側の下流側タ
ンク間流路Bを流れて下流側熱交換ブロック101bに
供給される。そして、下流熱交換ブロック101bにお
いても上流と同様に流れて空気と熱交換した後、出口ヘ
ッダー14を経て出口管16より流出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような熱交換器に
十分な熱交換性能を発揮させるためには、各熱交換ブロ
ック101a,101bのチューブエレメント1内を流
れる熱交換媒体の流れが均一であることが必要である。
しかしながら、熱交換により熱交換媒体が相変化を伴う
場合には、上流側熱交換ブロック101aのタンク間流
路Bから下流側熱交換ブロック101aのタンク間流路
Bへ熱交換媒体が流動するときには、熱交換媒体は気液
2相状態になっており、軽い気体は図15中破線で示す
ようにタンク間流路Bの上方を流れ、重い液体は実線で
示すようにタンク間流路Bの下方を流れる傾向が強いた
め、気体と液体は図に示すように上下に分離される。
【0006】この結果、熱交換媒体が下流側熱交換ブロ
ック101bのタンク間流路Bからチューブ内流路Aに
流入するとき、タンク7,8を上側に配置した場合に
は、チューブ内流路Aの入口が上側に開くので、液体の
熱交換媒体が優先的にチューブ内流路Aに流入し、また
タンク7,8を下側に配置した場合には、チューブ内流
路Aの入口が下側に開くので、気体の熱交換媒体が優先
的にチューブ内流路Aに流入していゆく。したがって、
タンク7,8の配置方向によって熱交換媒体の流れが異
なり、熱交換性能に優劣が生じ、使用上タンク7,8の
配置を規制する必要があり、ひいては熱交換媒体の配管
レイアウトの自由度を大きく阻害するという問題があっ
た。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、熱交換性能を高いレベルで発揮しつつ、タンクの
上下配置による熱交換性能の差をなくすることにより、
熱交換媒体の配管レイアウトの自由度を大きくし、最適
配管経路の採用によるコストダウン化が可能な積層型熱
交換器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、2枚の矩形のプレートの一方の外周縁部
及び中央線状部を他方のそれぞれに対向接合して略U字
形の熱交換媒体流路を形成するとともに該熱交換媒体流
路の上流側端部及び下流側端部を外方に膨出させてタン
クを形成したチューブエレメントとフィンとを交互に積
層して、隣接するチューブエレメントのタンクを連通さ
せ、複数のチューブエレメントからなる上流側熱交換ブ
ロックと複数のチューブエレメントからなる下流側熱交
換ブロックとに分割し、上流側熱交換ブロックと下流側
熱交換ブロックのそれぞれの端に位置しかつ対向する内
端チューブエレメントのタンクの一方を連通させ他方を
仕切ることにより、上流側熱交換ブロックから下流側熱
交換ブロックへ熱交換媒体が流動するようにした積層型
熱交換器において、前記上流側熱交換ブロックから下流
側熱交換ブロックへ熱交換媒体を供給するタンク間流路
に、当該流路の中心線の回りに熱交換媒体を旋回させる
旋回流発生板を設け、前記旋回流発生板は、前記タンク
間流路の中心線に垂直な面に対して所定角度を有する案
内板を有し、当該案内板は前記タンク間流路の中心線の
回りに複数配設されているものである(請求項1)。
【0009】
【0010】 前記旋回流発生板の案内板は、前記タン
ク間流路の中心線に垂直な面に対して60°から80°
の範囲の角度を有するのが好ましい(請求項2)。
【0011】 前記旋回流発生板は、上流側熱交換ブロ
ックの内端チューブエレメントのタンクと、該タンクと
連通する下流側熱交換ブロックの内端チューブエレメン
トのタンクとの間のタンク間流路に配設されているのが
好ましい(請求項3)。
【0012】 前記旋回流発生板は、チューブエレメン
トのタンクと一体に形成されているのが好ましい(請求
項4)。
【0013】
【作用】前記本発明の積層型熱交換器において、上流側
熱交換ブロックの上流側タンク間流路に流入した熱交換
媒体はチューブ内流路を通過する間に外部の空気と熱交
換を行い、これにより気体と液体が共存する気液2相状
態となって上流側熱交換ブロックと下流側熱交換ブロッ
クを連通するタンク間流路に流入する。このタンク間流
路では、軽い気体は上方に移動し、重い液体は下方に移
動して分離する。しかし、この上流側熱交換ブロックと
下流側熱交換ブロックを連通するタンク間流路には旋回
流発生板が設けられているので、気液分離した熱交換媒
体はこの旋回流発生板を通過することにより旋回して撹
拌され、比較的均一な気液混合状態となる。そして、こ
の気液混合状態の熱交換媒体が下流側熱交換媒体のタン
ク間流路を経て各チューブエレメントに分配されるの
で、各チューブエレメントのチューブ内流路では均一な
気液混合状態の流れが確保される。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1及び図2は、本発明に係る積層型熱交換器
を示し、図14及び図15に示す従来の熱交換器とは上
流側熱交換ブロック101aと下流側熱交換ブロック1
01bの間に旋回流発生板20を挿入した以外は実質的
に同一であるため、対応する部分は同一符号を付して説
明を省略し、以下、相違する部分について説明する。
【0015】旋回流発生板20は、図3に示すように、
略楕円形の板からなっている。この旋回流発生板20
は、外周の支持部21と、該支持部21の内側に形成さ
れた十字形の軸部22と、該軸部22と前記支持部21
の間の4つの領域に切り込みを入れて折曲することによ
り形成された案内板23a,23b,23c,23dと
からなっている。第1案内板23aは右側の水平な軸部
22の上辺を折り目にして図の裏側に向かって折曲さ
れ、第2案内板23bは上側の垂直な軸部22の左辺を
折り目にして図の裏側に向かって折曲され、第3案内板
23cは左側の水平な軸部22の下辺を折り目にして図
の裏側に向かって折曲され、第4案内板23dは下側の
垂直な軸部22の右辺を折り目にして図の裏側に向かっ
て折曲されている。
【0016】各案内板23a〜23dの軸部22に対す
る角度θは、図7、図8に示すように、60°〜80°
の範囲が好ましい。さらに好ましくは、70°である。
【0017】前記旋回流発生板20は、図6(B)に示
すように、上流側熱交換ブロック101aの内端チュー
ブエレメント1のタンク8と、これと連通する下流側熱
交換ブロック101bの内端チューブエレメント1のタ
ンク7との間に挿入されている。そして、旋回流発生板
20の外周の支持部21がタンク8,7間に挾持される
とともに、各案内板23a〜23dがタンク7内に位置
し、十字形の軸部22の中心がタンク間流路B2,B1
中心線と一致するように位置決めされている。これによ
り、旋回流発生板20の支持部21及び軸部22が形成
する面は、タンク間流路B2,B1の中心線に対して直角
になっている。
【0018】なお、旋回流発生板20は、前記位置に限
らず、上流側熱交換ブロック101aの任意のチューブ
エレメント1間に挿入することができるが、旋回流れを
維持する意味で下流側熱交換ブロック101bになるべ
く近いほうが好ましい。
【0019】前記構成の旋回流発生板20を備えた熱交
換器の作用を説明する。図6(A)おいて入口ヘッダー
13を介して上流側熱交換ブロック101aの上流側の
タンク間流路B1に流入した熱交換媒体は、各チューブ
エレメント1のチューブ内流路Aを通過する間に外側の
空気とフィン2を介して熱交換し、一部が相変化するこ
とにより気液2相状態で図6(B)に示すように下流側
のタンク間流路B2に流入する。
【0020】この上流側熱交換ブロック101aの下流
側タンク間流路B2においては、熱交換媒体の軽い気体
は上方に移動し、重い液体は下方に移動して、気液分離
状態で下流側熱交換ブロック101bに向かって流動す
る。しかし、この気液分離状態の熱交換媒体は、上流側
熱交換ブロック101aと下流側熱交換ブロック101
bとの間に配設された旋回流発生板20を通過する際
に、案内板23a〜23dによって旋回させられる結
果、撹拌されて気液混合状態となって下流側熱交換ブロ
ック101bの上流側タンク間流路B1に流入する。
【0021】そして、この気液混合状態の熱交換媒体
は、上流側タンク間流路Bから各チューブエレメント1
に流入し、ここを通過する間に外側の空気とフィン2を
介して熱交換し、一部がさらに相変化することにより気
液2相状態で下流側のタンク間流路Bに流入し、出口ヘ
ッダー14を介して出口管16より流出する。
【0022】図7、図8は、それぞれ旋回流発生板20
の案内板23a〜23dの角度に対する冷房性能と管内
圧損との関係を実験により求めたものである。図中、実
線はタンク7,8を上方に配置した本発明の熱交換器で
あり、破線はタンク7,8を下方に配置した本発明の熱
交換器のものである。これにより、タンク7,8をいず
れの方向に配置しても、旋回流発生板20の案内板23
a〜23d角度θが60°から80°の範囲では、各チ
ューブエレメント1に分配される熱交換媒体の状態が均
一で最大の熱交換性能を引き出すことができ、かつ、本
発明のような旋回流発生板20を設けない場合とほぼ同
じ管内圧損を維持できることが確認された。
【0023】図9から図11は、本発明の第2実施例を
示す。この実施例の旋回流発生板20は、上流側熱交換
ブロック101aの中間のチューブエレメント1のタン
ク8と一体に形成されている。すなわち、タンク7の連
通口10に、前記実施例の旋回流発生板20と同様の十
字形の軸部22と4つの案内板23a〜23dとを形成
したものである。この旋回流発生板20はチューブエレ
メント1と同時に成形される。この旋回流発生板20の
作用は前記第1実施例と同様である。
【0024】図12から図13は、本発明の第3実施例
を示す。この実施例の旋回流発生板20は、上流側熱交
換ブロック101aの内端チューブエレメント1(仕切
板11を有するチューブエレメント1)のタンク8と一
体に形成したものであり、第2実施例と同様に形成され
る。本来この内端チューブエレメント1は、他の中間の
チューブエレメント1と仕切板11を有する点で異なる
ので、これに旋回流発生板20を一体に形成したとして
も、部品の種類や数が増えるものではない。この実施例
における旋回流発生板20の作用も、前記第1実施例、
第2実施例と同じであることは言うまでもない。
【0025】以上の実施例では、旋回流発生板20の案
内板23a〜23dを4枚設けたがこれに限るものでは
なく、3枚あるいは2枚とすることができるし、5枚以
上とすることも可能である。また、案内板23a〜23
dは、軸部22から折り曲げるだけでなく、溶接やろう
付けによって取り付けることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、旋回流発生板を通過した熱交換媒体
が気液混合状態になるので、下流側熱交換ブロックに均
一な気液混合状態の熱交換媒体を供給可能となり、熱交
換性能が向上する。また、タンクに配置方向による熱交
換性能の差がなくなるので、タンクの向きに制約がなく
なり、熱交換媒体の配管レイアウトの自由度が拡大さ
れ、最適配管経路の採用によりコストが低減する。さら
に、旋回流発生板の案内板をタンク間流路の中心線の回
りに配置したので、圧力損失をさほど低下させることな
く、円滑に旋回流れを発生させることができる。
【0027】
【0028】 請求項2の発明によれば、案内板の角度
を所定範囲内にすることにより、熱交換媒体が旋回流発
生板を通過する際の管内圧力損失を最小限に押さえるこ
とができる。
【0029】 請求項3の発明によれば、仕切板を有す
る熱交換ブロックの内端チューブエレメントに旋回流発
生板を設けたので、気液混合状態の旋回流れを維持しつ
つ熱交換媒体を下流側熱交換ブロックに供給することが
でき、さらに熱交換性能が向上する。
【0030】 請求項4の発明によれば、旋回流発生板
をチューブエレメントのタンクと一体に形成したので、
別部品として旋回流発生板を製作する必要がなくなるう
え、組み立てが容易となる。
【0031】 また、旋回流発生板を既存の仕切板を有
する内端チューブエレメントのタンクと一体に形成する
と、チューブエレメントの部品の種類や数量を変える必
要がなく、従来の組立工程及び部品搬送工程をそのまま
採用することができ、部品製作コストの増加を押さえる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る積層型熱交換器の斜視図であ
る。
【図2】 図1の熱交換器の上流側熱交換ブロックと下
流側熱交換ブロックを分離したタンク部近傍の斜視図で
ある。
【図3】 旋回流発生板の正面図である。
【図4】 (A)は図4のI−I線断面図、(B)は図
4のII−II線断面図である。
【図5】 (A)は図4のIII−III線断面図、
(B)は図4のIV−IV線断面図である。
【図6】 タンク部間流路と旋回流発生板の位置を説明
するための断面図である。
【図7】 本発明の旋回流発生板の案内板の角度と冷房
性能との関係を示す線図である。
【図8】 本発明の旋回流発生板の案内板の角度と管内
圧損との関係を示す線図である。
【図9】 タンク部と一体に形成した旋回流発生板を有
するチューブエレメントの正面図である。
【図10】 (A)は図9のV−V線断面図、(B)は
図9のVI−VI線断面図である。
【図11】 (A)は図9のVII−VII線断面図、
(B)は図9のVIII−VIII線断面図である。
【図12】 タンク部と一体に形成した旋回流発生板と
仕切板を有する端チューブエレメントの正面図である。
【図13】 (A)は図12のIX−IX線断面図、
(B)は図12のX−X線断面図である。
【図14】 従来の積層型熱交換器の斜視図である。
【図15】 図14の熱交換器の上流側熱交換ブロック
と下流側熱交換ブロックを分離したタンク部近傍の斜視
図である。
【図16】 図14の熱交換器のチューブエレメントの
正面図である。
【図17】 図16のチューブエレメントの平面図であ
る。
【図18】 図18のチューブエレメントの側面図であ
る。
【符号の説明】
1…チューブエレメント、2…フィン、3,4…成形プ
レート、5…外周縁、6…中央線状部、7,8…タン
ク、20…旋回流発生板、23a〜23b…案内板、1
01a…上流側熱交換器、101b…下流側熱交換器、
A…チューブ内回路、B…タンク間流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−225763(JP,A) 特開 平3−225165(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28F 9/00 - 9/26 F25B 39/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の矩形のプレートの一方の外周縁部
    及び中央線状部を他方のそれぞれに対向接合して略U字
    形の熱交換媒体流路を形成するとともに該熱交換媒体流
    路の上流側端部及び下流側端部を外方に膨出させてタン
    クを形成したチューブエレメントとフィンとを交互に積
    層して、隣接するチューブエレメントのタンクを連通さ
    せ、複数のチューブエレメントからなる上流側熱交換ブ
    ロックと複数のチューブエレメントからなる下流側熱交
    換ブロックとに分割し、上流側熱交換ブロックと下流側
    熱交換ブロックのそれぞれの端に位置しかつ対向する内
    端チューブエレメントのタンクの一方を連通させ他方を
    仕切ることにより、上流側熱交換ブロックから下流側熱
    交換ブロックへ熱交換媒体が流動するようにした積層型
    熱交換器において、 前記上流側熱交換ブロックから下流側熱交換ブロックへ
    熱交換媒体を供給するタンク間流路に、当該流路の中心
    線の回りに熱交換媒体を旋回させる旋回流発生板を設
    け、該旋回流発生板は、前記タンク間流路の中心線に垂
    直な面に対して所定角度を有する案内板を有し、当該案
    内板は前記タンク間流路の中心線の回りに複数配設され
    ていることを特徴とする積層型熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記旋回流発生板の案内板は、前記タン
    ク間流路の中心線に垂直な面に対して60°から80°
    の範囲の角度を有することを特徴とする請求項1に記載
    の積層型熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記旋回流発生板は、上流側熱交換ブロ
    ックの内端チューブエレメントのタンクと、該タンクと
    連通する下流側熱交換ブロックの内端チューブエレメン
    トのタンクとの間のタンク間流路に配設されていること
    を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の積層型
    熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記旋回流発生板は、熱交換ブロックを
    構成するチューブエレメントのタンクと一体に形成され
    ていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の積層型熱交換器。
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