JP3500029B2 - 作業用アームのバランス装置 - Google Patents

作業用アームのバランス装置

Info

Publication number
JP3500029B2
JP3500029B2 JP03010997A JP3010997A JP3500029B2 JP 3500029 B2 JP3500029 B2 JP 3500029B2 JP 03010997 A JP03010997 A JP 03010997A JP 3010997 A JP3010997 A JP 3010997A JP 3500029 B2 JP3500029 B2 JP 3500029B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
undulating
base
force
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03010997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10218588A (ja
Inventor
一吉 本間
健二 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP03010997A priority Critical patent/JP3500029B2/ja
Publication of JPH10218588A publication Critical patent/JPH10218588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3500029B2 publication Critical patent/JP3500029B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端部に作業装置
を取り付けることにより作業者の作業を補助するための
作業用アームに用いられる作業用アームのバランス装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電柱の上部において配電工事を行う場
合、車体上に起伏・伸縮作動等が自在なブームを設ける
とともに、このブームの先端部に作業者が搭乗可能な作
業台が設けられた高所作業車が用いられる。さらに、配
電設備に通電された状態における工事(いわゆる「活線
工事」)を安全に行ったり、作業者の労力の軽減を図る
こと目的としてこの作業台に作業用アームを設けること
も多い。
【0003】この作業用アームは、先端にホットスティ
ック等の作業装置が着脱自在に構成されている。さら
に、これらの作業装置を所望の作業位置に移動させるこ
とができるように複数のアーム部材によって形成され、
各アーム部材は起伏や水平旋回が自在に構成されてい
る。
【0004】アーム部材を作業台や他のアーム部材に対
して起伏自在な構成とした場合には、この起伏アームの
起伏作動および所望の位置での保持を容易に行わせるこ
とができるように起伏バランサ(バランス装置)を設け
る。起伏バランサは、ガススプリング(ガスシリンダ)
あるいはコイルスプリング等の補助力付与手段を有して
構成され、起伏アームを倒伏させる方向に作用する荷重
に抗して起伏アームを起仰させる補助力を付与する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、補助力を付与
するための補助力付与手段をアームを下方から押し上げ
るように配設した場合、補助力付与手段はその伸縮作動
に伴って反発力が変化する。すなわち、ガススプリング
等が圧縮されて縮んでいる(アームが倒伏している)状
態ではアームを起仰させようとする力が大きく作用し、
伸びている(アームが起仰している)状態ではアームを
起仰させようとする力は小さく作用することとなり、補
助力が不均一になるという問題がある。
【0006】また、作業用アームの先端に取り付けられ
る作業装置は、その種類によって重量に差がある。この
ため、起伏バランサにおける補助力が一定であると、取
り付ける作業装置によっては補助力が過剰になったり不
足したりするという問題もあった。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、起伏作動時の補助力の変化を減少させる
ことができるとともに、簡単な構成で補助力の調整を行
うことができる作業用アームのバランス装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の作業用アームは、起伏アームと、こ
の起伏アームの伸びる方向と同じ方向である軸線方向に
スライド自在に起伏アームに配設されたスライド部材
と、リンク部材と、起伏アームを起仰させる補助力を付
与する補助力付与手段とから構成されている。
【0009】起伏アームは、先端部に作業装置が取り付
けられるとともに基端部が基台に起伏自在に枢支されて
いる。また、リンク部材は、先端部がスライド部材に枢
支されるとともに基端部が基台に起伏自在に枢支されて
いる。補助力付与手段は、先端部がスライド部材に枢支
されるとともに基端部が基台に枢支され、起伏アームを
倒伏させる方向に作用する荷重に抗して起伏アームを起
仰させる補助力を付与する。すなわち、リンク部材の起
伏によって伸縮作動を行い、この起伏に応じた伸縮によ
って反力を生ずるようになっている。
【0010】このように構成された作業用アームのバラ
ンス装置によれば、基台、リンク部材および補助力付与
手段によって三角形のリンクが構成される。そして、こ
の三角形のリンクの頂点が位置するスライド部材は起伏
アームに対してスライドする。従って、起伏アームが基
台に対して起伏作動を行うと、起伏アームに対するスラ
イド部材の位置が変化し、起伏アームにおける補助力付
与手段による補助力の付与位置が変化する。
【0011】ここで、補助力付与手段をアームを下方か
ら押し上げるように配設した場合、補助力付与手段が圧
縮されている場合にはアームを起仰させようとする補助
力が大きくなり、補助力付与手段が伸びている場合には
補助力は小さくなる。そして、起伏アームの先端部側に
スライド部材が位置している(起伏の支点から補助力の
付与位置までの距離が長い)場合には補助力付与手段に
よって起伏アームを起仰させる補助力は小さくて良く、
基端部側にスライド部材が位置している(起伏の支点か
ら補助力の付与位置までの距離が短い)場合には補助力
付与手段によって起伏アームを起仰させる力は大きく必
要となるため、補助力付与手段の伸縮作動に伴って反発
力が変化しても起伏アームを起伏させる力の変化を抑え
ることができる。
【0012】なお、上記の作業用アームのバランス装置
においては、補助力付与手段の枢支部とリンク部材の枢
支部との距離を変えることにより補助力の調節を行うよ
うに構成することが好ましい。このような構成とするこ
とにより、補助力付与手段の枢支部とリンク部材の枢支
部との距離を近づけると、補助力付与手段とリンク部材
とのなす角が小さくなるため、起伏アームに作用する補
助力付与手段の反力が小さくなり、その結果、起伏アー
ムを起仰させる方向に作用する補助力を小さくすること
ができる。逆に、補助力付与手段の枢支部とリンク部材
の枢支部との距離を離すと、補助力付与手段とリンク部
材とのなす角が大きくなるため、起伏アームを起仰させ
る方向に作用する補助力を大きくすることができる。
【0013】また、上記の作業用アームのバランス装置
においては、起伏アームに対するスライド部材の作動を
規制して起伏アームの起伏作動を規制する起伏規制手段
を設けることが好ましい。このような構成とすることに
より、起伏アームを所望の起伏角度で簡単に保持させる
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら説明する。まず、本発明
に係るバランス装置を備えた作業用アームについて、図
2を用いて説明する。この作業用アーム1は、作業台9
0に取り付けられている。作業台90は、有底箱状に形
成された作業台本体91と、この作業台本体91の内側
を覆って配設されたライナー92とからなり、作業者が
搭乗可能に構成されている。
【0015】この作業台90は、図示しない高所作業車
に設けられている。この高所作業車は、車体上に旋回自
在な旋回台を有しており、この旋回台に起伏・伸縮作動
が自在なブームが取り付けられている。そして、このブ
ームの先端にブームの起伏角度の如何に拘らず常時水平
状態を維持して作業台90が水平方向に首振自在に取り
付けられている。これにより、作業台90に搭乗した作
業者は、旋回台やブームの各作動を通じて任意の高所に
移動することができる。
【0016】作業台90には、作業用アーム1が取り付
けられている。作業用アーム1は、作業台90に対して
着脱自在に構成された取付装置10と、この取付装置1
0に対して水平旋回自在に構成されて水平方向に延びた
水平アーム20と、この水平アーム20に対して水平旋
回自在で起伏自在に配設された起伏バランサ(作業用ア
ームのバランス装置)30とを有して構成されている。
なお、この起伏バランサ30は、水平状態から各々同じ
角度(例えば、40°)で起伏可能に構成されている。
【0017】 起伏バランサ30の先端部には、先端ア
ーム60が設けられている。図2においては先端アーム
60は図の前後方向に伸びている状態を表しているた
め、起伏作動方向等は明確には表されていないが、先端
アーム60は、起伏バランサ30に対して水平旋回およ
び起伏が自在に構成されている。先端アーム60の先端
部には、ホットスティックホルダ70が設けられてお
り、このホットスティックホルダ70にはホットスティ
ック(作業装置)Hが保持される。
【0018】取付装置10は、作業台90の内側に配設
されて水平アーム20を支持する本体部11と、この本
体部11から作業台90の側板の上部を越えて作業台9
0の外側に伸び、本体部11との間で作業台90の側板
を把持する把持アーム12と、レバー13の操作によっ
て把持アーム12を本体部11に対して把持・開放作動
させる着脱機構14とから構成されている。
【0019】このように構成された取付装置10は、作
業台90の上辺部にしっかりと固定される。作業台90
に固定された取付装置10には水平アーム20の基端部
21が水平旋回自在に枢支され、この水平アーム20の
先端部22には起伏バランサ30を構成する基端部材3
1が水平旋回自在に枢支される。
【0020】 以下、この起伏バランサ30について図
1、図3および図4を加えて説明する。基端部材31に
は基端側枢支ピン32a,32bによって、上側アーム
33および下側アーム(「起伏アーム」とも称する)3
が揺動自在に枢支されている。両アーム33,34の
先端部には先端部材35が先端側枢支ピン36a,36
bによって枢支されている。すなわち、基端部材31、
両アーム33,34および先端部材35によっていわゆ
る平行リンクが構成され、両アーム33,34の起伏角
度の如何に拘らず先端部材35を常時垂直に維持する。
なお、下側アーム34は、上側アーム33や詳細を後述
するガススプリング(補助力付与手段)38等の外周を
覆うように中空の角パイプ状に形成されている。
【0021】このように構成された平行リンクは、同じ
く基端部材31に枢支された三角形リンクによって保持
される。三角形リンクは、基端部材31と、上側リンク
部材37と、下側リンク部材となるガススプリング38
とから構成されている。上側リンク部材37は、基端部
が昇降部材42に基端側枢支ピン32cによって枢支さ
れている。なお、昇降部材42は詳細を後述するように
基端部材31に取り付けられているため、上側リンク部
材37は基端部材31に対して起伏自在に枢支される。
なお、上側リンク部材37の先端部はローラ支持軸36
cによって2個のローラ39,39に枢支されている。
【0022】ガススプリング38は、チューブ38aの
ボトム側端部38bが上側リンク部材37の先端部とと
もにローラ支持軸36cによってローラ39に枢支され
ている。また、ロッド38cの端部38dは、基端側枢
支ピン32bの近傍であって下側アーム34の伸びる方
向の位置に基端側枢支ピン32dによって下側アーム3
4に枢支されている。なお、ロッド38cの端部38d
は、基端部材31に枢支するようにしてもよい。
【0023】ローラ39は、下側アーム34の左右側面
にローラ39の外径よりも若干大きな内径で形成された
長穴34a,34a内に保持される。この長穴34a
は、下側アーム34の伸びる方向と同一方向(前後方
向)に伸びて形成され、ローラ39はこの長穴34a内
を回動自在に(下側アーム34に対して前後方向に移動
自在に)構成されている。なお、このローラ39が請求
の範囲に記載のスライド部材を構成する。
【0024】このような構成とすることにより、図1に
示すように水平状態にある両アーム33,34を、図3
に示すように起仰させるとローラ39が長穴34a内を
先端方向に移動してガススプリング38が伸長し、逆に
両アーム33,34を倒伏させるとローラ39が長穴3
4a内を基端方向に移動してガススプリング38が縮小
する。
【0025】このガススプリング38は圧縮することに
よって反力が生ずるようになっている。そして、ボトム
側端部38bがローラ39を介して下側アーム34に係
止されているため、ガススプリング38の反力は、平行
リンクを倒伏させる方向に作用する荷重に抗して平行リ
ンクを起仰させる補助力として作用することとなる。こ
れにより、少ない力で先端部材35の昇降作動を行うこ
とができる。
【0026】ここで、ガススプリング38においては、
縮小させたとき(アームを倒伏させたとき)にはその反
力が大きく、伸長させる(アームを起仰させる)に従っ
てその反力は小さくなる。このため、本発明に係るバラ
ンス装置においては、ガススプリング38が伸縮するこ
とによって反力が変化しても先端部材35を昇降させる
のに必要な力はあまり変化させないようにしている。
【0027】以下、図6を加えてガススプリング38に
よるアーム34の起仰方向の保持力について説明する。
なお、図6は上記起伏バランサ30を模式化した図であ
るが便宜上上記の起伏バランサ30と同一の符号を付し
て説明する。前記のように、アーム34の倒伏時にはガ
ススプリング38は縮小し、起仰時には伸長する。すな
わち、アーム34の倒伏時には、基端側枢支ピン32b
からローラ支持軸36cまでの距離K1は、アーム34
の起仰時における基端側枢支ピン32bからローラ支持
軸36cまでの距離K2に比べて短い。
【0028】ここで、アーム34を倒伏させる方向のモ
ーメントMが一定であれば、距離Kが短い方がアーム3
4を起仰させるための補助力(ガススプリング38の反
力)が大きく必要となる。そして、上記の起伏バランサ
30においては、アーム34を倒伏させるにつれて必要
となる補助力の増加分と、ガススプリング38を縮小さ
せるにつれて大きくなる反力の増加分とがほぼ等しくな
るように設定される。これにより、アーム34の起伏
(先端部材35の昇降)に必要な力をほぼ一定に保つよ
うにしている。
【0029】また、起伏バランサ30においては、上側
リンク部材保持装置40に基端側枢支ピン32cを枢支
させることにより基端側枢支ピン32cと基端側枢支ピ
ン32dとの距離Lを変えることができるようになって
いる。上側リンク部材保持装置40は、基端部材31に
取り付けられたベース41と、このベース41に対して
昇降自在に構成された昇降部材42と、ベース41に対
する昇降部材42の昇降作動を行わせる昇降用ネジ43
と、この昇降用ネジ43の回動を行うためのノブ44と
から構成されている。
【0030】ベース41は、昇降部材支持部41aおよ
びネジ保持部41bとから逆L字状に形成されている。
昇降部材支持部41aの内側面41cはいわゆる「あり
みぞ」状に形成され、昇降部材42が外れることなく昇
降自在に構成されている。そして、この昇降部材42に
はロッド側端部38dが基端側枢支ピン32cによって
枢支されている。
【0031】このように構成された上側リンク部材保持
装置40は、ノブ44を回転させることにより、基端側
枢支ピン32cを図1において実線で示す上動位置と鎖
線で示す下動位置との間で昇降させることができる。こ
れにより、両基端側枢支ピン32c,32dの距離Lを
変えて、ガススプリング38による補助力の調整をする
ことができる。
【0032】このようにして距離Lを変化させた場合
の、ガススプリング38による補助力の変化について図
7および図8を参照して説明する。ここで、ガススプリ
ング38の反力をR、上側リンク部材37とガススプリ
ング38とのなす角θ1とすると、上側リンク部材37
を倒伏させる方向に作用するモーメントMに抗して上側
リンク部材37を保持することのできる力(上側リンク
部材37に対して垂直に伸びる方向の力、以下「補助
力」と称する)Pは下記の式1によって求められる。
【0033】P=R・sinθ1 …式1
【0034】従って、両基端側枢支ピン32c,32d
の距離Lを、図8に示すようにL′と小さくすれば(基
端側枢支ピン32cを下方に移動させれば)、ガススプ
リング38の有する反力Rは同一でも、上側リンク部材
37とガススプリング38とのなす角θ1′が小さくな
るため、補助力P′も小さくなる。すなわち、ホットス
ティックH等詳細を後述する作業装置の重量が軽い場合
には、ノブ44を回転させて基端側枢支ピン32cを下
方に移動させることにより、このように補助力Pを小さ
くさせればよい。逆に、作業装置50の重量が重い場合
には、基端側枢支ピン32cを上方に移動させてθ1を
大きくし補助力Pを大きくすればよい。
【0035】なお、起伏バランサ30には作業時に外力
が作用しても起伏作動を行わないようにブレーキ装置
(起伏規制手段)50が設けられている。ブレーキ装置
50は、下側アーム34の側面に固着されたブレーキ板
51と、ローラ支持軸36cの外周に配設されたブレー
キ保持部材52と、このブレーキ保持部材52に保持さ
れてブレーキ板51と下側アーム34との間に位置する
内側ブレーキパッド53と、同じくブレーキ保持部材5
2に保持されてブレーキ板51の外側に位置する外側ブ
レーキパッド54と、この外側ブレーキパッド54の外
側に配設された押し板55と、ブレーキ保持部材52の
外周に形成された雄ネジ52bに螺合するハンドル56
とから構成されている。
【0036】ブレーキ板51には、長穴34aと同じ長
さで長穴51aが形成されている。この長穴51a内に
はブレーキ保持部材52が挿入されるが、ブレーキ保持
部材52は長穴51aの幅寸法よりも若干少ない幅を残
して面取りがなされているため、ブレーキ板51に対し
てブレーキ保持部材52が回転することはない。そし
て、ブレーキ保持部材52を貫通して形成された貫通孔
52a内にローラ支持軸36cにおける下側アーム34
から突出した部分が挿入される。
【0037】このように構成されたブレーキ装置50に
おいては、ハンドル56を回転させることにより、ハン
ドル56をブレーキ板51の方向に移動させると、両ブ
レーキパッド53,54がブレーキ板51に押し付けら
れる方向に移動する。すなわち、ハンドル56の締め付
けによってブレーキ板51をブレーキパッド53,54
によって挟持することとなるため、ブレーキ保持部材5
2がブレーキ板51に固定されることとなる。
【0038】ここで、ブレーキ保持部材52には、前記
のようにローラ支持軸36cが挿入されているため、ロ
ーラ支持軸36cも下側アーム34に対して長穴34a
内を移動することなく保持される。従って、上側リンク
部材37およびガススプリング38が起伏作動を行うこ
とはなく、三角形リンクが固定されることとなるため、
起伏バランサ30はブレーキ装置50によってブレーキ
をかけた起伏角度で保持される。
【0039】なお、ブレーキ装置の構成は上記の構成に
限られるものではなく、下側アーム34に対するローラ
39の移動を行わせないようにすればよいのであって、
種々の構成が考えられる。例えば、ロックピン等を用い
てローラ39を固定するようにしてもよい。
【0040】さらに、起伏バランサ30全体の構成とし
ては、上記のような構成に限られるものではない。例え
ば、ガススプリング38のバネ定数によっては、ローラ
39が直線ではなく円弧状に移動した方が起伏作動時の
補助力が一定になる場合があるため、このような場合に
は図9に示すように、ローラ139が移動する長穴13
4aを円弧状に形成してもよい。
【0041】また、図10に示すようにアーム234に
対する上側リンク部材237およびガススプリング23
8の移動は、必ずしも上記のようにローラと長穴によっ
て行わせる必要はなく、直線移動が可能に構成されたス
ライダ239によって行わせるように構成してもよい。
さらに、上側リンク部材237の先端部を枢支する枢支
ピンと、ガススプリング238のボトム側端部238b
を枢支する枢支ピンとは、必ずしも一体とする必要はな
く各々別個の枢支ピン236a,236bを用いるよう
に構成してもよい。
【0042】 このように構成された起伏バランサ30
の先端部材35には、起伏バランサ30に対して水平旋
回および起伏が自在に構成された先端アーム60が配設
される。なお、先端アーム60は、種々の構成のものが
公知であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0043】 先端アーム60の先端部には、ホットス
ティックホルダ70が先端アーム60に対して水平旋回
が自在に配設されている。図11および図12に示すホ
ットスティックホルダ70は、先端アーム60の先端部
に水平旋回自在に支持される支柱71と、この支柱71
の上端に固着された下側支持部材72と、この下側支持
部材72の上に配設される上側支持部材73と、下側支
持部材72と上側支持部材73とに取り付けられて下側
支持部材72に対して上側支持部材73を揺動自在(開
閉自在)に保持するヒンジ74とを有して構成されてい
る。
【0044】下側支持部材72には水平方向に伸びてレ
バー保持板75が固着されており、上側支持部材73に
は受板76が固着されている。レバー保持板75には、
ロックプランジャ受板77を介して開閉レバー78が配
設されている。この開閉レバー78には、ロックプラン
ジャ79が取り付けられている。開閉レバー78におけ
る受板76との当接部78aは外側に向かって先が細く
なるテーパに形成されている。そして、図12において
鎖線で示す開放位置から実線で示すロック位置へ開閉レ
バー78を回動させると、当接部78aにおける先端部
78bから基端部78cに向かって受板76の係止部7
6aと当接することとなる。
【0045】このように開閉レバー78を回動させる
と、先端部78bにおいては当接部78aの外側(テー
パが細くなっている側)が係止部76aと当接し、基端
部78cにおいては当接部78aの内側(テーパが太く
なっている側)が係止部76aと当接する。従って、開
閉レバー78を回動させるにつれて受板76が矢印Sで
示す方向(下方)に移動するため、上側支持部材73が
下側支持部材72側に近接することとなる。
【0046】このように構成されたホットスティックホ
ルダ70には、図13および図14に示すスリーブ80
を介して作業装置の一種であるホットスティックHが保
持される。スリーブ80は、鉄等の金属材料により形成
された第一部材81と第二部材82とからなり、両者を
組み合わせることによってホットスティックHの外径よ
りも若干大きな内径を有する円筒状になる。このスリー
ブ80の外径は、ホットスティックホルダ70における
上側部材72と下側部材73とを合わせたとき(開閉レ
バー78を開放位置に回動させた状態)の内径とほぼ等
しく形成されている。
【0047】そして、ホットスティックHが傷つかない
ように、ホットスティックHの外周に保護材83を巻き
付けた後、その保護材83を挟持するように第一部材8
1と第二部材82とを合わせ、固定用ネジ84によって
両部材81,82をホットスティックHにしっかりと取
り付ける。このようにしてスリーブ80が取り付けられ
たホットスティックHは、このスリーブ80を介してホ
ットスティックホルダ70に取り付けられる。
【0048】ホットスティックHをホットスティックホ
ルダ70に取り付ける場合には、まず図11および図1
2において鎖線で示すように、開閉レバー78を開放位
置に回動させた状態で上側支持部材73を上方に回動さ
せる。そして、下側支持部材72にスリーブ80を載置
した後、上側支持部材73をスリーブ80にかぶせるよ
うに回動させ、開閉レバー78をロック位置に回動させ
て上側および下側支持部材72,73でスリーブ80を
しっかりと保持する。
【0049】なお、開閉レバー78には、ロックプラン
ジャ79が取り付けられており、プランジャ受板77に
はこのロックプランジャ79の先端部79aが挿入され
る第一プランジャ保持孔77aおよび第二プランジャ保
持孔77bが形成されている。第一プランジャ保持孔7
7aは、図12において実線で示すように開閉レバー7
8がロック位置にある時にロックプランジャ79の先端
部を受容可能な位置に形成され、第二プランジャ保持孔
77bは、開閉レバー78がハーフロック位置にある時
にロックプランジャ79の先端部79aを受容可能な位
置に形成されている。
【0050】これにより、開閉レバー78の回動時には
ハーフロック位置およびロック位置で開閉レバー78の
回動作動が一時規制される。なお、開閉レバー78のハ
ーフロック位置とは、当接部78aと係止部76aとが
係止している状態であるが、上側支持部材73が完全に
下側支持部材72側に押し付けられていない状態であ
り、スリーブ80が外れることはないが、ホットスティ
ックホルダ70に対してスリーブ80が回転可能な状態
をいう。
【0051】そして、ロック位置およびハーフロック位
置にある開閉レバー78を回動させる場合には、ロック
プランジャ79を矢印Tで示す方向(下方)に引いて、
第一もしくは第二プランジャ保持孔77a,77bとロ
ックプランジャ79の先端部79aとの係合を解除す
る。
【0052】このように構成されたホットスティックホ
ルダ70によれば、開閉レバー78をロック位置に回動
させることにより、スリーブ80を介してホットスティ
ックHをしっかりと保持することができる。そして、ホ
ットスティックHを用いた作業を行っているときにホッ
トスティックHを回転させる必要が生じた場合には、開
閉レバー78をハーフロック位置まで回動させるだけで
よく、ホットスティックHを外す必要はない。
【0053】なお、スリーブは上記のような構成に限ら
れるものではなく、図14に示すように構成してもよ
い。このスリーブ180は、前記のスリーブ80と同様
に金属材料によって形成された第一部材181および第
二部材182からなり、固定用ネジ84に代えて既製の
ホースバンド184,184を用いて両部材181,1
82を固定するようにしている。
【0054】 さらに、ホットスティックホルダも上記
のような構成に限られるものではなく、図15に示すよ
うな構成としてもよい。このホットスティックホルダ1
70は、先端アーム60の先端部に水平旋回自在に支持
される支柱171と、この支柱171の上端に固着され
た下側支持部材172と、この下側支持部材172の上
に配設される上側支持部材173と、下側支持部材17
2と上側支持部材173とを固定するパチン錠174,
174とを有して構成されている。
【0055】下側支持部材172および上側支持部材1
73は、断面形状が「コ」の字状に形成され、下側支持
部材172の内側には下部締付材175が取り付けられ
ている。上側支持部材173の上面には雌ネジが形成さ
れ、この雌ネジには昇降用ネジ176が螺合されてい
る。昇降用ネジ176の下端部には締付材保持部材17
8が取り付けられ、この締付材保持部材178には上部
締付部材178が固着されている。また、昇降用ネジ1
76の上端部には締付力調整ノブ179が取り付けられ
ている。
【0056】このように構成されたホットスティックホ
ルダ170によれば、パチン錠174,174の係止を
解除して両締付部材175,178の間にホットスティ
ックHに取り付けられたスリーブ80等を位置させた
後、パチン錠174,174の係止を行う。そして、締
付力調整ノブ179を回動させることにより、両締付材
175,178によるスリーブ80等の挟持力(ホット
スティックホルダ170による保持力)の調整を行う。
【0057】すなわち、ホットスティックホルダ170
にホットスティックHをしっかりと保持させる場合に
は、締付力調整ノブ179をいっぱいに締め付ける。そ
して、ホットスティックHの回転方向の微調整を行いた
い場合には、締付力調整ノブ179を若干緩めて前記の
ハーフロック状態と同じ状態とすればよい。
【0058】なお、ホットスティックHをホットスティ
ックホルダ70等に保持させる場合には、スリーブ80
等は必ずしも必要なものではない。すなわち、ホットス
ティックHに傷が付かないような構成とすればスリーブ
80等は不要であり、ホットスティックホルダ70をハ
ーフロックとすることによりホットスティックHの回転
のみならず、ホットスティックHが伸びる方向への摺動
(前後方向への移動)も可能となる。
【0059】なお、上記の実施形態においては、作業装
置としてホットスティックHを用いた場合について説明
したが、作業装置としては、電線の接続を行うための圧
着機や、ボルトの着脱を行うためのトルクレンチ、ケー
ブルカッタ、皮剥ぎ工具等もあり、作業内容に応じて交
換を行う。ここで、作業装置はその種類によって重量が
異なるため、作業装置交換したときや長さの異なるホッ
トスティックを用いるときには、昇降用ネジ43を回動
させて基端側枢支ピン32cと基端側枢支ピン32dと
の距離Lを変えることにより起伏バランサ30の補助力
の調整を行う。これにより、起伏バランサ30の起伏作
動はガススプリング38によって重量バランスが取られ
た状態でなされるため、起伏作動を手動によって行う場
合には作業者が大きな労力を必要とせず、またシリンダ
等によって行う場合でもシリンダの推力を小さくするこ
とができる。
【0060】なお、上記の作業用アーム1においては、
起伏バランサ30における保持力を付与するためにガス
スプリング38を用いることとしたが、本発明はこれに
限られるものではなく、圧縮スプリングを用いて保持力
を付与させるようにしてもよい。また、これらの各スプ
リングは、必ずしも圧縮で用いる必要はなく、引張で用
いるようにしてもよい。
【0061】さらに、作業用アーム1においては、起伏
バランサ30における基端側枢支ピン32cと基端側枢
支ピン32dとの距離Lを調整可能な構成としたが、本
発明は必ずしもこのような構成に限られるものではな
く、両枢支ピンの32c,32dの位置は固定されてい
てもよい。さらに、両ピン32a,45を結ぶ軸32e
も必ずしも傾斜させる必要はない。
【0062】
【発明の効果】このように、本発明の作業用アームのバ
ランス装置は、起伏アームが起伏することによって、補
助力付与手段による補助力が大きくなったときは起伏ア
ームを起仰させるのに大きな力が必要となり、補助力付
与手段による補助力が小さくなったときは起伏アームを
起仰させるのに必要な力は小さくてすむようになってい
る。従って、起伏アームの起伏角の変化に拘らず起伏ア
ームを起伏させるのに必要な力をほぼ均一にすることが
できる。
【0063】また、上記の作業用アームのバランス装置
においては、起伏アームを起仰させる補助力を付与する
補助力付与手段の枢支部とリンク部材の枢支部との距離
を変えることにより補助力の調節を行うことができるよ
うになっている。そして、補助力付与手段の枢支部とリ
ンク部材の枢支部との距離を近づけると補助力を小さく
することができ、その距離を離すと補助力を大きくする
ことができる。このため、作業装置の重量に応じて距離
の調節を行えば、アームの起伏操作力を常に適切な状態
とすることができる。
【0064】さらに、本発明に係る作業用アームのバラ
ンス装置においては、起伏アームに対するスライド部材
の作動を規制して起伏アームの起伏作動を規制する起伏
規制手段を設けることが好ましい。このような構成とす
ることにより、簡単な構成で起伏アームを所望の起伏角
度で簡単に保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業用アームのバランス装置を示
す断面図であり、図3におけるI−I断面図である。
【図2】上記バランス装置を備えた作業用アームの側面
図である。
【図3】上記バランス装置の作動状態を示す側面図であ
る。
【図4】上記バランス装置の図1におけるIV−IV断
面図である。
【図5】上記バランス装置の図4におけるV−V断面図
である。
【図6】上記バランス装置を示す模式図である。
【図7】上記バランス装置を示す模式図である。
【図8】上記バランス装置を示す模式図である。
【図9】本発明に係る異なる構成の作業用アームのバラ
ンス装置を示す側面図である。
【図10】本発明に係る異なる構成の作業用アームのバ
ランス装置を示す側面図である。
【図11】上記作業用アームに用いられるホットスティ
ックホルダの正面図である。
【図12】上記ホットスティックホルダの図11におけ
るXII−XII断面図である。
【図13】上記ホットスティックホルダに用いられるス
リーブの側面図を(A)に示し、(A)におけるB−B
断面を(B)に示す。
【図14】上記ホットスティックホルダに用いられる他
のスリーブの側面図を(C)に示し、(C)におけるD
−D断面を(D)に示す。
【図15】上記作業用アームに用いられる異なる構成の
ホットスティックホルダの正面図である。
【符号の説明】
1 作業用アーム 10 取付装置 20 水平アーム 30 起伏バランサ(作業用アームのバランス装置) 31 基端部材(基台) 34 下側アーム(起伏アーム) 37 上側リンク部材(リンク部材) 38 ガススプリング(補助力付与手段) 39 ローラ(スライド部材) 40 上側リンク部材保持装置 50 ブレーキ装置(起伏規制手段) 60 先端アーム 70 ホットスティックホルダ 80 スリーブ H ホットスティック(作業装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−209395(JP,A) 特開 昭62−56299(JP,A) 特開 昭62−49807(JP,A) 特開 平8−113499(JP,A) 特開 平9−71398(JP,A) 実開 平4−79896(JP,U) 実開 平6−43199(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66F 9/06,11/04 B66C 23/36 B66C 23/42 B66C 23/82 B25J 15/00,19/00 H02G 1/02 F16H 21/10 F16F 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に作業装置が取り付けられ、基端
    部が基台に起伏自在に枢支された起伏アームと、 この起伏アームに配設されて前記起伏アームの軸線方向
    と同じ方向にスライド自在なスライド部材と、 先端部が前記スライド部材に枢支されるとともに基端部
    が前記基台に起伏自在に枢支されたリンク部材と、 先端部が前記スライド部材に枢支されるとともに基端部
    が前記基台あるいは前記起伏アームの基端側に枢支さ
    れ、前記起伏アームを起仰させる補助力を付与する補助
    力付与手段とからなることを特徴とする作業用アームの
    バランス装置。
  2. 【請求項2】 前記補助力付与手段と前記基台との枢支
    部および前記リンク部材と前記基台との枢支部の距離を
    変えることにより前記補助力の調節を行うことを特徴と
    する請求項1に記載の作業用アームのバランス装置。
  3. 【請求項3】 前記起伏アームに対する前記スライド部
    材の作動を規制して前記起伏アームの起伏作動を規制す
    る起伏規制手段を有していることを特徴とする請求項1
    もしくは請求項2に記載の作業用アームのバランス装
    置。
JP03010997A 1997-02-14 1997-02-14 作業用アームのバランス装置 Expired - Fee Related JP3500029B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03010997A JP3500029B2 (ja) 1997-02-14 1997-02-14 作業用アームのバランス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03010997A JP3500029B2 (ja) 1997-02-14 1997-02-14 作業用アームのバランス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10218588A JPH10218588A (ja) 1998-08-18
JP3500029B2 true JP3500029B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=12294621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03010997A Expired - Fee Related JP3500029B2 (ja) 1997-02-14 1997-02-14 作業用アームのバランス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3500029B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5352365B2 (ja) * 2008-08-28 2013-11-27 日産自動車株式会社 関節駆動装置、および多関節アーム装置
JP5889767B2 (ja) * 2012-10-16 2016-03-22 Ckd株式会社 工具保持装置
CN108217216B (zh) * 2018-01-03 2019-08-23 安溪县雅池茶业有限公司 一种具有机械手保护装置的码垛机
JP7028702B2 (ja) * 2018-04-17 2022-03-02 Ckd株式会社 アーム型助力装置
JP7154965B2 (ja) * 2018-11-13 2022-10-18 株式会社中電工 高所作業車の間接活線工具支持装置
CN114920182B (zh) * 2022-05-17 2023-07-14 国网山东省电力公司滨州供电公司 一种变电设备检修装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10218588A (ja) 1998-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4435117A (en) Lift truck paper roll clamp having automatically adjustable roll of different diameters
US4118010A (en) Multi-purpose lifting and mounting assembly
US3832918A (en) Breakout wrench
EP1773697A2 (en) Patient lift with support legs that spread over two ranges of motion
JP7235480B2 (ja) 高所作業車の間接活線工具支持装置
JP3500029B2 (ja) 作業用アームのバランス装置
US7503743B1 (en) Manhole cover lift
US3286855A (en) Crane extension and resulting crane assembly
US4577819A (en) Self-balancing boom apparatus
JPH0971399A (ja) 作業用アーム
GB2046214A (en) Convertible articulated crane
KR102195815B1 (ko) 중량물의 흔들림 방지가 가능한 리프팅 장치
US20190247967A1 (en) Gravity assist system
US4327944A (en) Tongs designed to lift and handle metal sheets and similar materials
US5280715A (en) Lifting arrangement and method
JP7154965B2 (ja) 高所作業車の間接活線工具支持装置
JPH10180665A (ja) 作業用アーム
JP4241965B2 (ja) 可搬式クレーン
CN210132496U (zh) 物品移动辅助装置
JP7199927B2 (ja) 高所作業車の間接活線工具支持装置
US6817827B2 (en) Lifting apparatus with stabilizer
US20220281719A1 (en) Powered handler
JPH09277186A (ja) 作業用アームのバランサ装置
JP3240471U (ja) 伸縮式梯子の操作ロープの操作補助具
KR102283570B1 (ko) 크랭크 케이스 또는 변속기 케이스를 파지하기 위한 유압식 그리퍼

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees