JP3499438B2 - 塗布方法 - Google Patents

塗布方法

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JP3499438B2
JP3499438B2 JP14800798A JP14800798A JP3499438B2 JP 3499438 B2 JP3499438 B2 JP 3499438B2 JP 14800798 A JP14800798 A JP 14800798A JP 14800798 A JP14800798 A JP 14800798A JP 3499438 B2 JP3499438 B2 JP 3499438B2
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秀之 高森
徳行 穴井
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清久 立山
伝 大森
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば、液晶表示装
置(以下、この液晶表示装置を「LCD」と記す)の製
造工程でLCD用ガラス基板上にレジスト液などの処理
剤を塗布する塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、LCD用ガラス基板(以下、
このLCD用ガラス基板を単に「ガラス基板」と記す)
上にレジスト液などの処理剤を塗布するには「スピンコ
ート法」と呼ばれる方法を用いるのが一般的であった。
このスピンコート法では、ガラス基板を水平面内で高速
回転させ、その回転中心の近傍にレジスト液を滴下し、
ガラス基板の遠心力によりガラス基板全体に塗布せし
め、余分なレジスト液を遠心力で振り切り除去するとと
もに薄膜化する方法である。
【0003】このスピンコート法によれば、比較的単純
な構造の塗布装置で塗布できるという利点があるもの
の、ガラス基板全体にレジスト液を広げるため不要な部
分にまでレジスト液を塗布することになり、レジスト塗
布が必要な面積に比較して多量のレジスト液を必要とす
るという問題がある。
【0004】また、基板上に形成される半導体素子の集
積度の増大に伴い、レジスト塗膜の薄膜化が要請されて
いるが、スピンコート法ではレジスト塗膜の膜厚は滴下
するレジスト液の粘度とガラス基板の回転速度により定
まるため、薄膜化には自ずと限界がある。
【0005】そのため、これらスピンコート法の問題を
解決するために種々の提案がなされてきた。
【0006】例えば、特開平4−118073号には
「コーティングすべきワークのコーティング面に、コー
ティング材を吐出するスロットを有しており、該スロッ
トの延出方向と直交する方向へ該ワークとは相対的に移
動されるスロットコータと、該スロットコータに並設さ
れており、コーティング面にコーティング材が塗布され
たワークを、該コーティング面がほぼ水平状態になるよ
うに保持して高速回転させるスピン型塗膜調整機構と、
を具備するコーティング装置」が開示されている。
【0007】この方法によれば、少量のコーティング材
で効率よくコーティングできるという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記コーテ
ィング装置には以下のような問題点がある。
【0009】即ち、スロットとワーク(基板)との間隙
が変動するとコーティング膜の膜厚が変動したり、スロ
ットの中央部と端の部分とで吐出される際の膜厚が相違
したりするため、スロットと基板との間隙を狭くかつ一
定になるように高精度の制御が必要であるという問題が
ある。
【0010】また、このコーティング装置ではワークに
向けてスロットから液膜状態でコーティング材を吐出さ
せるため、この液膜を形成するようにある程度高い粘度
のコーティング材を用いる必要がある。このように比較
的高粘度の溶液は乾燥しやすく、そのためスロットの目
づまりを起こし易いという問題がある。
【0011】更に、このコーティング材のように比較的
高い粘度の液体は溶剤含有率が低く粘度が変動しやすい
ため、この粘度管理を高精度に行う必要があるという問
題もある。
【0012】また、ワーク表面に吐出された高粘度のコ
ーティング材を回転させて薄膜化したり膜厚を均一化す
るためには高速で回転させる必要がある。しかし、画面
の大きいLCDを高速回転させるのは困難であるため、
大型のLCDには使用できないという問題もある。
【0013】更に、高粘度のコーティング材を用いて回
転させる場合、余分のコーティング材は遠心力で降り飛
ばされ、ローターカップの内壁に付着するが、高粘度ゆ
えにコーティング材を除去しにくいという問題もある。
【0014】また、スロットを形成する溝として連続的
で寸法の大きいものが必要となるため、ダイスの強度を
維持する必要上、ダイへッドが大型化するという問題も
ある。
【0015】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたものである。
【0016】即ち、本発明はノズルと基板との間隙のよ
うな、機械的精度や動作的精度の条件を緩和できる塗
方法を提供することを目的とする。
【0017】また、本発明は低粘度の処理剤を使用でき
る塗布方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の塗布方法は、被処理基板の表面の、所定
間隔隔てた複数の位置に処理剤を供給する工程と、密閉
状態で前記被処理基板を回転して前記処理剤どうしをつ
なげて一体化する工程とを具備した塗布方法であって、
前記処理剤を供給する前の前記被処理基板の表面に、溶
剤を供給する工程を具備し、かつ、前記溶剤を予め加熱
し、この熱で前記処理剤の粘度を低下させることを特徴
する。
【0019】 請求項2の塗布方法は、被処理基板の表
面の、所定間隔隔てた複数の位置に処理剤を供給する工
程と、密閉状態で前記被処理基板を揺動して前記処理剤
どうしをつなげて一体化する工程と、前記被処理基板を
回転して前記処理剤を均一に薄膜化する工程とを具備し
た塗布方法であって、前記処理剤を供給する前の前記被
処理基板の表面に、溶剤を供給する工程を具備し、か
つ、前記溶剤を予め加熱し、この熱で前記処理剤の粘度
を低下させることを特徴とする。
【0020】 請求項3は、請求項1又は2記載の塗布
方法であって、前記被処理基板の表面に供給された前記
処理剤の表面に気体を供給し、前記処理剤の表面に圧力
を作用させて前記処理剤を前記被処理基板表面に押し広
げる工程を具備することを特徴とする。
【0021】 請求項4は、請求項3記載の塗布方法で
あって、前記気体を予め加熱し、この熱で前記処理剤の
粘度を低下させることを特徴とする。
【0022】 請求項5は、請求項1〜4いずれか1項
記載の塗布方法であって、前記被処理基板を加熱し、前
記処理剤が前記被処理基板に供給されたときに当該処理
剤を低粘度化させることを特徴とする。
【0023】 請求項6は、被処理基板の表面の、所定
間隔隔てた複数の位置に処理剤を供給する工程と、密閉
状態で前記被処理基板を回転して前記処理剤どうしをつ
なげて一体化する工程とを具備した塗布方法であって、
前記被処理基板の表面に供給された前記処理剤の表面に
気体を供給し、前記処理剤の表面に圧力を作用させて前
記処理剤を前記被処理基板表面に押し広げる工程を具備
することを特徴とする。
【0024】 請求項7は、被処理基板の表面の、所定
間隔隔てた複数の位置に処理剤を供給する工程と、密閉
状態で前記被処理基板を揺動して前記処理剤どうしをつ
なげて一体化する工程と、前記被処理基板を回転して前
記処理剤を均一に薄膜化する工程とを具備した塗布方法
であって、前記被処理基板の表面に供給された前記処理
剤の表面に気体を供給し、前記処理剤の表面に圧力を作
用させて前記処理剤を前記被処理基板表面に押し広げる
工程を具備することを特徴とする。請求項8は、請求項
6又は7記載の塗布方法であって、前記処理剤を供給す
る前の前記被処理基板の表面に、溶剤を供給する工程を
具備することを特徴とする。請求項9は、請求項6〜8
いずれか1項記載の塗布方法であって、前記気体を予め
加熱し、この熱で前記処理剤の粘度を低下させることを
特徴とする。請求項10は、請求項6〜9いずれか1項
記載の塗布方法であって、前記被処理基板を加熱し、前
記処理剤が前記被処理基板に供給されたときに当該処理
剤を低粘度化させることを特徴とする。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】次に、請求項中の用語の意義について説明
する。
【0031】塗布液を供給する「所定間隔を隔てた複数
の位置」とは、被処理基板表面へ供給された処理剤自身
が広がることを前提にしており、上面全体ではない、と
いう趣旨である。
【0032】例えば、左右への広がりを前提としている
場合には線状に供給するし、四方への広がりを前提とし
ている場合には点状に吐出する。
【0033】また、「供給」とは連続的に供給する場合
と、断続的に供給する場合の双方を含む。
【0034】「処理剤」とは、塗布膜を形成するための
もの、基板を洗浄するためのもの、溶剤、処理液など、
また粘度の高いものから低いものまで様々な液体を含
む。
【0035】「相対的に移動させる」とは、保持手段を
動かさずに供給手段を移動させる場合、または供給手段
を動かさずに保持手段を移動させる場合だけでなく、両
手段を逆方向へ移動させる場合、および両手段を同方向
へ異なる速度で移動させる場合を含む。また、移動の方
向は、直線的であることが一般的であるが、回転的であ
ったり、蛇行的であったりする場合も含む。
【0036】以下、請求項各項記載の発明の作用につい
て説明する。
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】請求項の塗布方法では、処理剤の供給と
処理剤の薄膜化とを別々の操作に分け、処理剤の供給は
処理供給手段で行う一方、処理剤の薄膜化は、薄膜化手
段で行うようにした。そのため上記各操作の段階で求め
られる機械的精度や動作的精度の条件が緩和される。
【0059】また、被処理基板の表面に対して複数の位
置に処理剤を供給するので、比較的低粘度の処理剤を使
用することができる。そのため溶剤含有率が高く、処理
剤が乾燥しにくいので、ノズルの目づまりがおこりにく
い。
【0060】更に、処理剤の粘度が膜厚に及ぼす影響は
低いので処理剤の粘度管理も容易になる。
【0061】また、低粘度の処理剤を使用できるので、
処理後に回転して薄膜化する場合にも低回転で薄膜化で
き、大型のLCD基板にも適用できる。
【0062】更に、低粘度であるため、ローターカップ
に付着しても除去しやすい。
【0063】また、複数の位置に別けて供給するので、
スロットのような大型の開口部を備えた処理剤ノズルを
用いる必要はなく、処理剤ノズルが大型化することもな
い。更に、密閉状態で回転させることにより薄膜化する
ので、気流が乱れることがなく、膜厚の均一な塗膜が得
られる。
【0064】請求項の塗布方法では、請求項の塗布
方法に加え、前記被処理基板を回転して前記処理剤を均
一に薄膜化する工程を更に具備している。そのため、均
一で膜厚の薄い塗膜がより確実に形成される。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の詳細を
図面に従って説明する。
【0066】図1は本発明の一実施形態に係る塗布・現
像装置の斜視図であり、図2はその平面図である。
【0067】塗布・現像装置1は、その一端側にカセッ
トステーションC/Sを備えている。
【0068】また、塗布・現像装置1の他端側には、露
光装置(図示せず)との間でLCD用ガラス基板G(以
下、LCD用ガラス基板を「基板」と略記する。)の受
け渡しを行うためのインターフェースユニットI/Fが
配置されている。
【0069】このカセットステーションC/SにはLC
D用基板等の基板Gを収容した複数、例えば4組のカセ
ット2が載置されている。カセットステーションC/S
のカセット2の正面側には、被処理基板である基板Gの
搬送及び位置決めを行うとともに、基板Gを保持してメ
インアーム3との間で受け渡しを行うための補助アーム
4が設けられている。
【0070】インターフェースユニットI/Fには、露
光装置(図示せず)との間で基板Gの受け渡しを行う補
助アーム5が設けられている。また、インターフェース
ユニットI/Fには、メインアーム3との間で基板Gの
受け渡しを行うためのエクステンション部6及び基板G
を一旦待機させるバッファユニット7が配置されてい
る。
【0071】メインアーム3は、塗布・現像装置1の中
央部を長手方向に移動可能に、二基直列に配置されてお
り、各メインアーム3の搬送路の両側にはそれぞれ第1
の処理ユニット群A、第2の処理ユニット群Bが配置さ
れている。第1の処理ユニット群Aと第2の処理ユニッ
ト群Bとの間には、基板Gを一旦保持するとともに冷却
する中継部8が配置されている。
【0072】第1の処理ユニット群Aでは、カセットス
テーションC/Sの側方に基板Gを洗浄する洗浄処理ユ
ニットSCRと現像処理を行う現像処理ユニットDEV
とが並設されている。また、メインアーム3の搬送路を
挟んで洗浄処理ユニットSCR及び現像処理ユニットD
EVの反対側には、上下に2段配置された2組の熱処理
ユニットHPと、上下に2段配置されたUV処理ユニッ
トUV及び冷却ユニットCOLとが隣り合うように配置
されている。
【0073】第2の処理ユニット群Bでは、レジスト塗
布処理及びエッジリムーブ処理を行う塗布処理ユニット
COTが配置されている。また、メインアーム3の搬送
路を挟んで塗布処理ユニットCOTの反対側には、上下
に2段配置された基板Gを疎水処埋するアドヒージョン
ユニットAD及び冷却ユニットCOLと、上下に2段配
置された熱処理ユニットHP及び冷却ユニットCOL
と、上下に2段配置された2組の熱処理ユニットHPと
が隣り合うように配置されている。熱処理ユニットHP
と冷却ユニットCOLとを上下に2段配置する場合、熱
処理ユニットHPを上に冷却ユニットCOLを下に配置
することによって、相互の熱的干渉を避けている。これ
により、より正確な温度制御が可能となる。
【0074】メインアーム3は、X軸駆動機構,Y軸駆
動機構およびZ軸駆動機構を備えており、更に、Z軸を
中心に回転する回転駆動機構をそれぞれ備えている。こ
のメインアーム3が塗布・現像装置1の中央通路に沿っ
て適宜走行して、各処理ユニット間で基坂Gを搬送す
る。そして、メインアーム3は、各処理ユニット内に処
理前の基板Gを搬入し、また、各処理ユニット内から処
理済の基板Gを搬出する。
【0075】本実施形態の塗布・現像装置1では、この
ように各処理ユニットを集約して一体化することによ
り、省スペース化およぴ処理の効率化を図ることができ
る。
【0076】このように構成される塗布・現像装置1に
おいては、まずカセット2内の基板Gが、補助アーム4
及びメインアーム3を介して洗浄処理ユニットSCRへ
搬送されて洗浄処理される。
【0077】次に、メインアーム3、中継部8及びメイ
ンアーム3を介してアドヒージョンユニットADへ搬送
されて疎水化処理される。これにより、レジストの定着
性が高められる。
【0078】次に、メインアーム3を介して冷却ユニッ
トCOLへ搬送されて冷却される。その後、メインアー
ム3を介して塗布処理ユニットCOTへ搬送されてレジ
ストが塗布される。
【0079】次に、基板Gは、メインアーム3を介して
加熱処理ユニットHPへ搬送されてプリベーク処理され
る。そして、メインアーム3を介して冷却ユニットCO
Lへ搬送されて冷却された後、メインアーム3及びイン
ターフェース部I/Fを介して露光装置に搬送されてそ
こで所定のパターンが露光される。
【0080】そして、再び露光された基板Gは、インタ
ーフェース部I/Fを介して装置1内へ搬入され、メイ
ンアーム3を介して加熱処理ユニットHPへ搬送されて
ポストエクスポージャーベーク処理が施される。
【0081】その後、基板Gは、メインアーム3、中継
部8及びメインアーム3を介して冷却ユニットCOLへ
搬入されて冷却される。そして、基板Gは、メインアー
ム3を介して現像処理ユニットDEVへ搬入されて現像
処理され、所定の回路パターンが形成される。現像処理
された基板Gは、メインアーム3を介してポストベーク
処理ユニットHPへ搬入されてポストベーク処理され
る。
【0082】そして、ポストベーク処理された基板G
は、メインアーム3及び補助アーム4を介してカセット
ステーションC/S上の所定のカセット2に収容され
る。
【0083】次に、本実施形態に係る塗布処理ユニット
(COT)について説明する。図3は本実施形態に係る
塗布処理ユニット(COT)の平面図、図4は側面図で
あり、図5は斜視図である。
【0084】図3に示すように、この塗布処理ユニット
(COT)内にはレジスト塗布装置RCとエッジリムー
バERとが隣接配置されている。このうち、レジスト塗
布装置RCは洗浄処理やプリベーキングなどの前段階の
処理が施された基板G表面にレジスト液等の処理剤を塗
布する装置であり、エッジリムーバERはレジスト塗布
装置RCで表面にレジスト塗膜が形成された基板Gのう
ち、レジスト塗布が不要な外周縁部(エッジ)のレジス
ト塗膜を剥離除去する装置である。
【0085】なお基板G表面のうち、レジスト塗布が必
要な部分にのみ選択的に塗膜を形成する場合にはこのエ
ッジリムーバERは必ずしも必要ではなく、省略するこ
とができる。
【0086】このレジスト塗布装置RCでは、被処理基
板としての基板Gを回転可能に保持する基板保持装置と
してのローターカップ10と、このローターカップ10
に保持された基板Gの上面からレジスト液や溶剤を供給
する塗布液供給装置60と、塗布液供給装置60をロー
ターカップ10に対して移動させる移動装置70とから
構成されている。
【0087】ローターカップ10の外観は、鉛直方向の
軸を備えた円柱管状の側壁部11と、この側壁部11の
上部端面を塞ぐ蓋12とからなり、この蓋12には昇降
アーム13が着脱可能に取り付けられている。
【0088】図3は塗布処理ユニット(COT)の蓋1
2を閉じた状態を示した平面図であり、図4は塗布処理
ユニット(COT)の垂直断面図である。
【0089】ローターカップ10内の空間には、基板G
を回転可能に保持するスピンチャック15とこのスピン
チャック15を回転するための回転駆動機構が配設され
ている。
【0090】ローターカップ10の内側には環状のカッ
プCPが配設され、その内側にスピンチャック15が配
置されている。スピンチャック15は真空吸着によって
基板Gを固定保持した状態で、駆動モータ16の回転駆
動力で回転するように構成されている。
【0091】また、スピンチャック15上面の基板Gと
当接する面には基板Gを揺動させるためのアクチュエー
タ(振動体)ACが配設されている。このアクチュエー
タACは電圧が印加されると振動する振動体であり、後
述する制御部100を介して印加電圧が制御され、その
電圧により振動してスピンチャック15上面に保持され
た基板Gを揺動させる。
【0092】駆動モータ16は、歯車列17を介して回
転軸18に回転駆動力を伝達するようになっており、更
に、回転軸18は昇降駆動手段19により昇降ガイド手
段20に沿って図中上下方向に移動可能に取り付けられ
ている。
【0093】レジスト塗布時には、図4に示すように、
スピンチャック15はカップCPの上端より低い位置ま
で下がる。一方、ローターカップ10から基板Gを出し
入れする際の、スピンチャック15とメインアーム4と
の間で基板Gの受け渡しが行われる時は、昇降駆動手段
19が回転軸18とスピンチャック15とを上方へ持ち
上げ、スピンチャック15はカップCPの上端より高い
位置まで変位する。
【0094】一方、前記スピンチャック15上にセット
された基板G上にレジスト液を吐出する塗布液供給装置
60はこのローターカップ10をY方向に跨るように配
設されている。
【0095】この塗布液供給装置60では、ローターカ
ップ10の上端面と平行に配設され、Y方向にわたって
基板Gの上面を横切るように配設されたレジストパイプ
61と、このレジストパイプ61の両端部を閉塞すると
ともにこのレジストパイプ61を支持する脚部材64及
び65とからなり、これら脚部材64及び65は後述す
る移動装置70のガイドレール71及び72とそれぞれ
係合する。
【0096】移動装置70,70は細長い箱型の部材で
あり、ローターカップ10のY方向の両隣に一機ずつ配
設され、それぞれX方向に沿って、ローターカップ10
の位置からエッジリムーバERの位置にまでわたって配
設されている。この移動装置70の上面には細長い溝が
それぞれ二本ずつX方向に沿って設けられている。
【0097】これらの溝はそれぞれ、塗布液供給装置6
0の脚部材64及び65が係合するガイドレール71,
72と搬送部材80,81が係合するガイドレール7
3,74である。
【0098】これらの移動装置70,70の内部には、
駆動モータの駆動力を無端ベルトで伝達するベルト駆動
機構などの既知の移動機構(図示省略)が配設されてお
り、駆動モータの駆動力を脚部材64,65と、搬送部
材80,81とをそれぞれ独立してX方向に移動するよ
うになっている。
【0099】また、図3に示すように、レジストパイプ
61のX方向両隣にはそれぞれ溶剤パイプ62と気体パ
イプ63とがそれぞれ配設されている。これらレジスト
パイプ61、溶剤パイプ62、気体パイプ63はいずれ
も中空管状の構造となっており、下面即ちスピンチャッ
ク15上に保持された基板Gと対向する面にはY方向に
わたり所定間隔で複数の開口部がそれぞれ設けられ、そ
れぞれレジストノズル61a,61b,61c、溶剤ノ
ズル62a,62a…、気体ノズル63a,63a…を
それぞれ構成している。これらのレジストパイプ61、
溶剤パイプ62、気体パイプ63にはレジスト供給管6
6、溶剤供給管67、気体供給管68がそれぞれ配設さ
れており、図示しないレジスト供給系、溶剤供給系、気
体供給系とそれぞれ接続され、これらのレジストパイプ
61、溶剤パイプ62、気体パイプ63にレジスト液、
溶剤、溶剤蒸気を含む気体をそれぞれ供給するようにな
っている。
【0100】図6は基板Gと塗布液供給装置60の垂直
断面図を部分的に拡大した図であり、図7はこれらのレ
ジストパイプ61、溶剤パイプ62、気体パイプ63を
下側から見上げた状態を示した図である。
【0101】図6に示すように、レジストパイプ61
は、例えば、角型パイプの下部を絞ってテーパを形成し
た台形或いは変形6角形の断面形状を備えており、基板
Gと対向する面に上記複数のレジストノズル、例えば3
つのレジストノズル61a,61b,61cがそれぞれ
所定間隔を隔ててY方向にわたって設けられている。こ
のレジストノズル61aと61b、及び、61bと61
cとのY方向の間隔は、隣接するレジストノズル、即
ち、61aと61b、61bと61cからそれぞれ供給
された処理剤が基板Gに供給されたとき、隣接して供給
された処理剤と処理剤とが被処理基板上でつながって一
体化するような間隔である。この間隔の具体的な値は設
計事項であり、処理剤の粘度、レジストノズル61a〜
61cの大きさ、レジストノズル61a〜61cと基板
Gとの間隙、レジストの供給速度等の各パラメータとの
関係により定められる。
【0102】溶剤パイプ62、気体パイプ68は共に丸
形のパイプであり、レジストパイプ61と同様に下面側
に複数の開口部が形成されており、複数の溶剤ノズル6
2a,62a…、気体ノズル63a,63a…を構成し
ている。
【0103】ローターカップ10では、このローターカ
ップ本体10の上部開口を蓋12で覆うようになってお
り、この蓋12は昇降アーム13により着脱可能に保持
されている。
【0104】図3と図4に示すように、昇降アーム13
は蓋12をその先端で挟持する二本のアーム13a,1
3bと、これら二本のアーム13a,13bの間に配設
され、これら二本のアーム13a,13bを連結する連
結部材14とで構成されている。
【0105】そして昇降アーム13の根元側即ち蓋12
を保持する側と反対側はカップリフタ30内まで伸びて
おり、カップリフタ30に内蔵された蓋昇降機構により
蓋12を昇降せるようになっている。なお、説明の便宜
上、図5では昇降アーム13及びカップリフタ30を省
略した。
【0106】上記ローターカップ10と上記カップリフ
タ30との間にはレジストノズル61aを洗浄するため
の洗浄バス20が配設されている。この洗浄バス20に
ついては後述する。
【0107】図8は本実施形態に係る塗布処理ユニット
(COT)の制御系を図示したブロック図である。
【0108】この図8に示したように、ローターカップ
10、アクチュエータAC、塗布液供給装置60、塗布
液供給装置60を移動させる移動装置70、塗布液供給
装置60へレジスト液を供給するレジスト液供給系R
S、塗布液供給装置60へ気体を供給する気体供給系G
S、及び塗布液供給装置60へ溶剤を供給する溶剤供給
系SSが制御部100と接続されており、この制御部1
00により統括的に制御されている。
【0109】以下、本実施形態に係る塗布処理ユニット
(COT)の動作について説明する。
【0110】この塗布処理ユニット(COT)では、基
板G上へのレジスト塗膜の形成をレジスト液の供給動作
と、供給されたレジスト液の拡散動作との二つの動作に
分けて行う。
【0111】まず、基板G上へのレジスト液の供給動作
は、ローターカップ10と塗布液供給装置60とを相対
的に移動させながら、レジストノズル61a〜61cか
ら基板Gの表面にほぼ垂直にレジスト液を吐出させるこ
とにより行う。なお、この動作ではレジスト液が基板G
の表面に供給されればよく、必ずしも基板表面全体を覆
う必要はない。
【0112】図9はレジストパイプ61から基板Gにレ
ジスト液を連続的に供給する状態を模式的に示したY方
向の垂直断面図である。
【0113】図9に示すように、移動装置30を作動さ
せて塗布液供給装置60とローターカップ10とを互い
に反対方向に移動させることによりレジストノズル61
a〜61cに対して基板Gを図中矢印の方向に相対的に
移動させる。
【0114】この状態でレジストノズル61a〜61c
からレジスト液を供給する。
【0115】本実施形態ではレジスト液を連続的に供給
する。図10は図9の状態のA−A切断面をX方向から
見た図であり、図11は図9の状態のB−B切断面をX
方向から見た図であり、図12は図9の状態のC−C切
断面をX方向から見た図である。
【0116】図9及び図10に示すように、レジスト液
の粘度が適当な場合には、レジスト液はレジストパイプ
61の各レジストノズル61a〜61cから基板Gの表
面まで連続的に流れる。
【0117】このとき、図10に示すように、基板G表
面に供給されたレジスト液は各レジストノズル61a〜
61cの真下部分で盛り上がり、互いに離れた3つのレ
ジスト液の島を形成する。この島と島との間の部分には
直接にはレジスト液は供給されないため、基板Gの表面
が露出している。
【0118】図11に示すように、B−B切断面では、
レジスト液の表面張力と重力とでレジスト液の表面が丸
くなり、隣接するレジスト液の島と島との間が幾分狭ま
るものの、くっついて一体化するには至らず、依然とし
て基板Gの表面が露出したままの状態が続いている。
【0119】次に、供給されたレジスト液を拡散させる
ため揺動動作を行う。
【0120】本実施形態に係る塗布処理ユニットでは、
揺動動作はスピンチャック15の表面に配設され、基板
Gの図中下側の面と接触するアクチュエータACを作動
させることにより行う。
【0121】いま、図11に示したようにレジスト液が
3つの島状に離れた状態で基板G表面上に載置されてい
るところでアクチュエータACに電圧を印加すると、こ
のアクチュエータACが振動を発生し、このアクチュエ
ータAC上で当接している基板Gとその上に載置された
レジスト液とを揺動させる。この揺動により、上記レジ
スト液は流動性を増し、Z方向の高さが減少するととも
に水平方向に広がる。このとき、上述したように、基板
G上へレジスト液を供給する際の間隔は、アクチュエー
タのような薄膜化手段により基板G表面でレジスト液ど
うしが一体化するような間隔となっている。
【0122】そのため、アクチュエータACからの振動
により揺動されると、隣接するレジスト液の島と島とが
その端どうしで繋がる。それと同時に基板Gの露出部分
がなくなり、基板Gの表面全体がレジスト液で覆われ
る。この状態を示したのが図12である。ただし、この
段階では、まだレジスト液の表面が全体に波を打った状
態であり、膜厚は未だ厚く、均一性も不十分である。
【0123】更に揺動を継続すると水平方向にわたって
膜厚の均一化が図られる。この膜厚が均一に薄膜化され
る様子を示したのが図13と図14である。
【0124】これら図13と図14に示したように、時
間の経過と共に膜厚の均一化が進み、水平方向全体にわ
たって膜厚の均一化が図られる。
【0125】なお、本実施形態では使用しなかったが、
溶剤パイプ62や気体パイプ63を併用することによ
り、より短時間で確実に均一に薄膜化することが可能と
なる。図15は気体パイプ22と溶剤パイプ23とを作
動させた状態を模式的に示した垂直断面図である。
【0126】即ち、溶剤パイプ62からレジスト塗布前
の基板G表面に溶剤を供給することにより基板Gを濡ら
すと、この溶剤は表面張力が低いため、基板G表面に広
く拡散し、基板表面に膜厚の薄い溶剤層を形成する。こ
の溶剤層は次に供給するレジスト液と基板Gとの馴染み
性を良くする。次いでこの溶剤層上にレジストパイプ6
1からレジスト液を供給すると、このレジスト液は上記
溶剤層の表面に沿って速やかに拡散し、溶剤層全体に広
がってゆく。
【0127】そのため、レジストノズル61a〜61c
から基板G表面上に吐出されたレジスト液は、吐出後ご
く短い時間の間で基板G表面に広がり易くなる。
【0128】その結果、この状態でアクチュエータ15
のような薄膜化手段により揺動させると容易に基板G全
体に広がり、隣接するレジスト液どうしが繋がって一体
化し、薄くて膜厚の均一なレジスト塗膜を形成する。
【0129】一方、気体パイプ63から溶剤蒸気を含ん
だ気体を噴出させると、基板G上に供給されたレジスト
液の液面に圧力が作用してレジスト液が基板G表面に押
し広げられる。そのため、均一で膜薄の塗膜を形成する
のがより容易かつ迅速に行われるようになる。
【0130】なお、この場合、上記の波形になったレジ
スト塗膜の山を形成する部分に気体を当てて押し広げる
のが効果的であるので、気体パイプ63の開口部は基板
Gの幅方向(Y方向)に関してレジストパイプ61の開
口部と同じ位置に配設するのが好ましい。また、溶剤パ
イプ62や気体パイプ63から供給される溶剤や気体を
予め加熱しておき、この熱でレジスト液の粘度を低下す
るようにしても良い。更に、本実施形態では省略した
が、基板Gを保持するスピンチャック15の内部に例え
ばニクロム線などのヒータを内蔵しておき、このヒータ
により基板Gを加熱し、レジスト液が基板G上に供給さ
れたときに低粘度化させることも可能である。その場合
には、方形の基板Gを均一に加熱できるよう、基板Gよ
り一回り大きい方形のスピンチャックを用い、スピンチ
ャック全体が一様に加熱されるようにヒータを配設する
のが好ましい。
【0131】以上のように、本実施形態に係る塗布処理
ユニットでは、レジスト液の供給と供給されたレジスト
塗膜の薄膜化を別々の動作で行い、実際の薄膜化は基板
G上にレジスト液が供給された後に行われる。
【0132】そのため、レジストノズル61a〜61c
から吐出されたレジスト液を基板G表面に供給できれば
よく、レジストノズル61a〜61cから基板Gまでの
間で加工などの操作は行わないので、ノズルの形状や直
径などのレジストノズル61a〜61cの機械的精度
や、吐出量や吐出速度などの管理精度はあまり厳格には
要求されない。
【0133】また、ノズルは小径のものを多数開けても
ノズルパイプ61の剛性を失う程度は低いのでノズルパ
イプ61の変形を来すことも少なく、レジストノズル6
1a〜61cの寸法精度を確保し易い。
【0134】更に、低粘度のレジスト液を用いることが
できるのでノズルの乾燥の問題がし生じにくい。
【0135】なお、本発明はこの明細書中に記載された
実施形態には限定されない。
【0136】例えば、本実施形態では、レジストノズル
61a〜61cとして角型のレジストパイプ61の下面
に3つの開口を設けたものを用いたが、一つ一つが独立
した細い口金状の部材に配管を接続したものを一列に並
べたものでもよい。
【0137】更に、上記第1の実施形態ではレジストパ
イプ61のノズルとして円形のノズル61a〜61cの
ものを用いたが、これ以外にも、例えば、図16に示す
ようにスリット状のノズル61bを備えたものであって
もよい。
【0138】更に、上記第1の実施形態ではレジストパ
イプ61は一本のみ用いているが、基板Gの移動方向に
わたって二本以上のレジストパイプ61,61´を備え
ていてもよい。その場合には、図17に示すように、レ
ジストノズル61aの開口位置をこの二本のレジストパ
イプ61,61´の間で互い違いになるようにするのが
好ましい。このような配置にすることにより、基板G上
に供給されたレジスト液の液面の隆起の密度が細かくな
り、その後の薄膜化する段階で膜厚を均一にし易く、好
都合だからである。
【0139】次に、本実施形態のレジスト塗布処理ユニ
ットに搭載されたノズル点検機構について説明する。図
18は溶剤バス20を切断したところを示した斜視図で
ある。
【0140】図18に示すように、この溶剤バス20は
矩形断面のハウジング21を備えており、このハウジン
グ21の内側の図中X方向左側には洗浄ロール22が配
設され、図中X方向右側には吐出台25が配設されてい
る。
【0141】洗浄ロール22はハウジング21のY方向
全般にわたって伸びており、レジストパイプ61のレジ
ストノズル61a〜61cが配設された部分より若干大
きい寸法である。この洗浄ロールはハウジング21に固
定された回転軸22aの回りに回転するようになってお
り、図示しない駆動力伝達機構から伝達された駆動力に
より図中矢印の方向に回転するようになっている。な
お、図18では省略したがこの溶剤バス20の内側には
溶剤が収容されており、液面の高さは後述する吐出台2
5上の圧力センサ26,26…の上面が露出する程度の
高さである。
【0142】この洗浄ロール22の図中左斜めの位置に
はこの洗浄ロール22表面についたレジスト液を除去す
るためのワイパー23が配設されている。このワイパー
23はワイパーボックス24に対して出没可能に収容さ
れており、制御部100からの信号に応答してワイパー
23の先端を洗浄ロール22の表面に当接させたり、ワ
イパーボックス24内に収容したりできるようになって
いる。
【0143】一方、吐出台25はハウジング21の図中
右側の位置に配設された、低い棚状の部材であり、この
上面にはY方向にわたって複数個の圧力センサ26,2
6…が配設されている。これらの圧力センサ26,26
…はレジストノズル61a〜61cのそれぞれと対応す
る位置に配設されており、レジストパイプ61が吐出台
25の真上の位置に来たときにはレジストノズル61a
〜61cの一つ一つに対して圧力センサ26,26…の
一つ一つが対向するような位置に配設されている。ま
た、これら圧力センサ26,26…の一つ一つはそれぞ
れ別個に制御部100と接続されており、これらの圧力
センサ26,26…の一つ一つで検出した吐出圧を制御
部100が認識できるようになっている。
【0144】次に、このノズル点検機構の動作について
説明する。
【0145】基板Gへのレジスト吐出が終了すると、制
御部100は移動装置を駆動させてレジストパイプ61
を洗浄位置、即ちレジストノズル61a〜61cが洗浄
ロール22の回転軸22aの真上にくる位置まで移動さ
せる。この状態でレジストノズル61a〜61cからレ
ジスト液を洗浄ロール22の表面に向けて吐出させ、洗
浄ロール22の表面にレジスト液を付着させる。このと
き、洗浄ロール22は回転しており、付着したレジスト
液を先端としてレジストノズル61a〜61c表面に付
着した余分なレジスト液をこの洗浄ロールが巻き取る。
一方、このときワイパー23はワイパーボックス24か
ら突出しており、その先端が洗浄ロール表面に当接して
いる。そのため、レジストノズル61a〜61cから巻
き取った余分のレジスト液はこのワイパー23でそぎ落
され、レジスト液のない状態の洗浄ロール表面がレジス
トノズル61a〜61cと対向し、再び余分のレジスト
液を巻きとって除去する。
【0146】所定時間洗浄位置で洗浄を行ったあと、レ
ジストパイプ61を図中右方向に移動させ、待機位置、
即ち、レジストノズル61a〜61cが圧力センサ2
6,26…と対向する位置まで移動させる。この状態で
レジストノズル61a〜61cからダミーディスペン
ス、即ちレジスト液の吐出を行わせ、圧力センサ26,
26…に向けてレジスト液が吐出される。それぞれの圧
力センサ26,26…は各レジストノズル61a〜61
cから吐出されたレジスト液の吐出圧を検出し、その結
果を制御部100に送信する。
【0147】制御部100では圧力センサ26,26…
からの信号に基づいて各各レジストノズル61a〜61
cの吐出圧を認識する。そして各吐出圧が規定の範囲に
あるか否かを判断し、各レジストノズル61a〜61c
の状態を把握する。その結果、吐出圧が低く、レジスト
ノズル61a〜61cのいずれかがつまっていると判断
した場合には、再びレジストパイプ61を上記した洗浄
位置まで戻し、再度洗浄操作を行う。この操作は待機位
置でのダミーディスペンスの結果が良好な状態となるま
で繰り返される。
【0148】一方、ダミーディスペンスの結果、レジス
トノズル61a〜61cのいずれにも以上がない場合に
は、そのままレジストパイプ61を図中X方向に移動さ
せて、基板Gへのレジスト液供給に供する。
【0149】なお、ノズル21aに異常があった場合、
光や音声による警告を発するようにしてもよい。
【0150】このように、このノズル点検機構によれ
ば、基板Gにレジストを吐出する前の段階でレジストノ
ズル61a〜61cに目づまりがないか否かを検出でき
るので、基板Gへの吐出ミスによる不良品の製造が未然
に防止され、歩留まりの向上、ひいては製品一枚当たり
の生産コストを削減することができる。
【0151】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態に係る塗布処理ユニットについて説明する。
【0152】なお、第2の実施形態に係る塗布処理ユニ
ットのうち、上記第1の実施形態に係る塗布処理ユニッ
トと共通する部分については説明を省略する。
【0153】本実施形態に係る塗布処理ユニット(CO
T)では、スピンチャック15上面の基板Gと当接する
面にアクチュエーター(振動体)を配設する代わりに、
このスピンチャック15を高速回転させることにより基
板G上のレジスト塗膜の膜厚を薄膜化するとともに均一
化する構造とした。
【0154】本実施形態に係る塗布処理ユニット(CO
T)では、スピンチャック15上に基板Gを保持し、こ
の状態でレジストパイプ61を図5のX方向に移動させ
ながらレジスト液を基板上に吐出させる。
【0155】この状態で基板上に形成されるレジスト塗
膜は図11のように不均一な膜厚の塗膜である。
【0156】次いで、制御部から上記スピンチャック1
5を駆動するモータ16に電圧を印加して基板Gとその
表面に形成されたレジスト塗膜を高速回転させる。この
高速回転により、レジスト塗膜の膜厚は薄膜化されると
ともに均一化され、図13に示したような膜厚が薄く、
しかも膜厚の均一なレジスト塗膜が得られる。
【0157】なお、本実施形態では、スピンチャック1
5を用いて基板Gを高速回転させる構成としたが、この
高速回転させる前に、更に、スピンチャック15自体を
回転軸18の回りに微小角度で短い周期で正逆反転させ
ることにより上記アクチュエータと同様に基板Gを揺動
させることができる。この場合にはアクチュエーターと
いう追加の部材を用いる必要がないので、構造的にもコ
スト的にも好ましい。 (第3の実施形態)次に、本発明の第3の実施形態に係
る塗布処理ユニットについて説明する。
【0158】なお、第3の実施形態に係る塗布処理ユニ
ットのうち、上記実施形態に係る塗布処理ユニットと共
通する部分については説明を省略する。
【0159】図18は本発明の第2の実施形態に係る塗
布処理ユニット(COT)のレジストパイプ61周辺の
構造を模式的に描いた垂直断面図である。
【0160】この塗布処理ユニット(COT)では、レ
ジストパイプ61からのレジスト液の供給は断続的に行
うようになっており、溶剤パイプ62はレジストパイプ
61の基板G移動方向上流側(図中左側)に配設されて
いる。
【0161】図18(a)に示すように、この塗布処理
ユニット(COT)では、まず基板Gの表面に溶剤ノズ
ル62aから溶剤が吐出され、その後にレジスト液を吐
出供給する構造になっている。
【0162】以下、レジストノズル61aから吐出され
たレジスト液が基板G上で均一に薄膜化される様子につ
いて時系列に従って説明する。
【0163】図19(a)〜図20(f)はレジストパ
イプ61から吐出されたレジスト液が基板G上で薄膜化
されるまでの変化を模式的に描いた垂直断面図である。
【0164】スピンチャック15上に保持された基板G
の上面に溶剤ノズル62aから所定量の溶剤が吐出され
る。吐出された溶剤は基板Gの表面に広がり、薄い溶剤
層を形成する。
【0165】次いでレジストパイプ61と溶剤パイプ6
2とを図中左方向に移動させる。なお、説明の便宜上、
図19と図20では基板Gを図中右方向に移動させるも
のとして説明する。
【0166】上記移動により基板Gはレジストパイプ6
1及び溶剤パイプ62に対して相対的に図中右方向に移
動する。この移動により上記の溶剤層はレジストノズル
61aの真下の位置まで移動する。この状態でレジスト
ノズル61aからレジスト液の吐出を行う(図19
(b))。レジストノズル61aから吐出されたレジス
ト液は上記溶剤層と当接するとこの溶剤層に対してただ
ちに拡散し、この溶剤層に沿って基板G表面に広がる
(図19(c)) その後上記溶剤層と上記レジスト液とは完全に溶解し、
基板G表面に広がったレジスト塗膜を形成する。(図2
0(d)) 同様にして基板Gの図中左側には溶剤が吐出されて薄い
溶剤層を形成し、その上からレジスト液が吐出され、図
中右から左方向にわたって順次薄いレジスト塗膜が形成
されていく(図20(e))。一方、この間も基板G上
に形成されたレジスト塗膜は基板G上に広がってゆき、
X方向及びY方向で隣接するレジスト塗膜どうしがその
端の部分で重なりあい、一体化してゆく(図20
(f)) こうして、基板G上で断続的に吐出されたレジスト液に
よるレジスト塗膜どうしがつながり、膜厚が薄くなると
ともに膜厚が均一し、基板G表面に薄くて膜厚の均一な
レジスト塗膜が形成される(図20(f))。
【0167】この後、上記アクチュエータACで揺動し
たり、スピンチャック15により基板Gを高速回転する
ことにより、より膜厚の均一化や薄膜化が図られる。
【0168】
【0169】
【0170】
【0171】
【0172】
【0173】
【0174】
【0175】
【0176】
【0177】
【0178】
【0179】
【0180】
【0181】
【0182】
【0183】
【0184】
【0185】
【0186】
【0187】請求項記載の本発明によれば、処理剤の
供給と処理剤の薄膜化とを別々の操作に分け、処理剤の
供給は処理供給手段で行う一方、処理剤の薄膜化は、薄
膜化手段で行うようにした。そのため上記各操作の段階
で求められる機械的精度や動作的精度の条件が緩和され
る。
【0188】また、被処理基板の表面に対して複数の位
置に処理剤を供給するので、比較的低粘度の処理剤を使
用することができる。そのため溶剤含有率が高く、処理
剤が乾燥しにくいので、ノズルの目づまりがおこりにく
い。
【0189】更に、処理剤の粘度が膜厚に及ぼす影響は
低いので処理剤の粘度管理も容易になる。
【0190】また、低粘度の処理剤を使用できるので、
処理後に回転して薄膜化する場合にも低回転で薄膜化で
き、大型のLCD基板にも適用できる。
【0191】更に、低粘度であるため、ローターカップ
に付着しても除去しやすい。
【0192】また、複数の位置に別けて供給するので、
スロットのような大型の開口部を備えた処理剤ノズルを
用いる必要はなく、処理剤ノズルが大型化することもな
い。更に、密閉状態で回転させることにより薄膜化する
ので、気流が乱れることがなく、膜厚の均一な塗膜が得
られる。
【0193】請求項記載の本発明によれば、請求項
の塗布方法に加え、前記被処理基板を回転して前記処理
剤を均一に薄膜化する工程を更に具備している。そのた
め、均一で膜厚の薄い塗膜がより確実に形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る塗布・現像装置
の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る塗布・現像装置
の平面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布処
理ユニットの平面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布処
理ユニットの側面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布処
理ユニットの斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布処
理ユニットの垂直断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態に係る塗布液供給装置
を下から見た図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布処
理ユニットのブロック図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に係るレジストパイプ
の垂直断面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布
処理ユニットの垂直断面図である。
【図11】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布
処理ユニットの垂直断面図である。
【図12】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布
処理ユニットの垂直断面図である。
【図13】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布
処理ユニットの垂直断面図である。
【図14】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布
処理ユニットの垂直断面図である。
【図15】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布
処理ユニットの垂直断面図である。
【図16】本発明の第1の実施形態に係るレジストパイ
プの変形例を示した図である。
【図17】本発明の第1の実施形態に係るレジストパイ
プの変形例を示した図である。
【図18】本発明の第1の実施形態に係るノズル点検機
構の展開斜視図である。
【図19】本発明の第3の実施形態のレジスト塗布処理
ユニットの作動状態を示す垂直断面図である。
【図20】本発明の第3の実施形態のレジスト塗布処理
ユニットの作動状態を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
G 基板 10 ローターカップ 15 スピンチャック 20 溶剤バス 26 圧力センサ 64,65 脚部材 60 塗布液供給装置 61 レジストパイプ 61a〜61c レジストノズル RS レジスト供給系 AC アクチュエータ 70 移動装置 71〜74 ガイドレール 63 気体パイプ GS 気体供給系 62 溶剤パイプ SS 溶剤供給系 100 制御部 COT 塗布処理ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 雅文 熊本県菊池郡大津町大字高尾野字平成 272番地の4 東京エレクトロン九州株 式会社大津事業所内 (72)発明者 立山 清久 熊本県菊池郡大津町大字高尾野字平成 272番地の4 東京エレクトロン九州株 式会社大津事業所内 (72)発明者 大森 伝 熊本県菊池郡大津町大字高尾野字平成 272番地の4 東京エレクトロン九州株 式会社大津事業所内 (56)参考文献 特開 平10−34055(JP,A) 特開 平10−74691(JP,A) 特開 平5−144720(JP,A) 特開 平11−329938(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/16 501 H01L 21/027 B05C 11/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板の表面の、所定間隔隔てた複
    数の位置に処理剤を供給する工程と、 密閉状態で前記被処理基板を回転して前記処理剤どうし
    をつなげて一体化する工程とを具備した塗布方法であっ
    て、 前記処理剤を供給する前の前記被処理基板の表面に、溶
    剤を供給する工程を具備し、かつ、前記溶剤を予め加熱
    し、この熱で前記処理剤の粘度を低下させる ことを特徴
    とする塗布方法。
  2. 【請求項2】 被処理基板の表面の、所定間隔隔てた複
    数の位置に処理剤を供給する工程と、 密閉状態で前記被処理基板を揺動して前記処理剤どうし
    をつなげて一体化する工程と、 前記被処理基板を回転して前記処理剤を均一に薄膜化す
    る工程とを具備した塗布方法であって、 前記処理剤を供給する前の前記被処理基板の表面に、溶
    剤を供給する工程を具備し、かつ、前記溶剤を予め加熱
    し、この熱で前記処理剤の粘度を低下させる ことを特徴
    とする塗布方法。
  3. 【請求項3】 前記被処理基板の表面に供給された前記
    処理剤の表面に気体を供給し、前記処理剤の表面に圧力
    を作用させて前記処理剤を前記被処理基板表面に押し広
    げる工程を具備することを特徴とする請求項1又は2
    載の塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記気体を予め加熱し、この熱で前記処
    理剤の粘度を低下させることを特徴とする請求項記載
    の塗布方法。
  5. 【請求項5】 前記被処理基板を加熱し、前記処理剤が
    前記被処理基板に供給されたときに当該処理剤を低粘度
    化させることを特徴とする請求項1〜いずれか1項記
    載の塗布方法。
  6. 【請求項6】 被処理基板の表面の、所定間隔隔てた複
    数の位置に処理剤を供給する工程と、 密閉状態で前記被処理基板を回転して前記処理剤どうし
    をつなげて一体化する工程とを具備した塗布方法であっ
    て、 前記被処理基板の表面に供給された前記処理剤の表面に
    気体を供給し、前記処理剤の表面に圧力を作用させて前
    記処理剤を前記被処理基板表面に押し広げる工程を具備
    することを特徴とする塗布方法。
  7. 【請求項7】 被処理基板の表面の、所定間隔隔てた複
    数の位置に処理剤を供給する工程と、 密閉状態で前記被処理基板を揺動して前記処理剤どうし
    をつなげて一体化する工程と、 前記被処理基板を回転して前記処理剤を均一に薄膜化す
    る工程とを具備した塗布方法であって、 前記被処理基板の表面に供給された前記処理剤の表面に
    気体を供給し、前記処理剤の表面に圧力を作用させて前
    記処理剤を前記被処理基板表面に押し広げる工程を具備
    することを特徴とする塗布方法。
  8. 【請求項8】 前記処理剤を供給する前の前記被処理基
    板の表面に、溶剤を供給する工程を具備することを特徴
    とする請求項6又は7記載の塗布方法。
  9. 【請求項9】 前記気体を予め加熱し、この熱で前記処
    理剤の粘度を低下させることを特徴とする請求項6〜8
    いずれか1項記載の塗布方法。
  10. 【請求項10】 前記被処理基板を加熱し、前記処理剤
    が前記被処理基板に供給されたときに当該処理剤を低粘
    度化させることを特徴とする請求項6〜9いずれか1項
    記載の塗布方法。
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