JP3499215B2 - マルチ搬送波信号の変調誤差比を表示するためのプロセス - Google Patents
マルチ搬送波信号の変調誤差比を表示するためのプロセスInfo
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- JP3499215B2 JP3499215B2 JP2000578950A JP2000578950A JP3499215B2 JP 3499215 B2 JP3499215 B2 JP 3499215B2 JP 2000578950 A JP2000578950 A JP 2000578950A JP 2000578950 A JP2000578950 A JP 2000578950A JP 3499215 B2 JP3499215 B2 JP 3499215B2
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 12
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 claims description 2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/26—Systems using multi-frequency codes
- H04L27/2601—Multicarrier modulation systems
- H04L27/2647—Arrangements specific to the receiver only
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【0001】変調誤差比(MER)は、たとえばDAB
(ディジタル・オーディオ放送)あるいはDVB−T
(地上波ディジタル・ビデオ放送)といった今日の送信
テクノロジに使用されるOFDM(直交周波数分割およ
び多重化)マルチ搬送波システムにとって重要な特性値
であり、それにより、この場合は使用しているディジタ
ル変調の理想的な信号状態からの振幅および位相状態
(IおよびQの値)の平均偏差ならびに最大偏差が示さ
れ、その結果、信号品質に関する測定基準が提供され
る。変調誤差比は、平均値ならびに最大値として与えら
れる。それを計算するためには、変調ベクトル図のすべ
ての決定フィールドを連続的に調べる。また最大値を決
定するためには、各決定フィールドにおいて、理想信号
状態から、生成された信号状態までの差ベクトル(誤差
ベクトル)の最大の和を調べる。続いてこの中間結果の
最大値に加えて、次に示す式に従って変調誤差比の最大
値MERMAXを計算する。
(ディジタル・オーディオ放送)あるいはDVB−T
(地上波ディジタル・ビデオ放送)といった今日の送信
テクノロジに使用されるOFDM(直交周波数分割およ
び多重化)マルチ搬送波システムにとって重要な特性値
であり、それにより、この場合は使用しているディジタ
ル変調の理想的な信号状態からの振幅および位相状態
(IおよびQの値)の平均偏差ならびに最大偏差が示さ
れ、その結果、信号品質に関する測定基準が提供され
る。変調誤差比は、平均値ならびに最大値として与えら
れる。それを計算するためには、変調ベクトル図のすべ
ての決定フィールドを連続的に調べる。また最大値を決
定するためには、各決定フィールドにおいて、理想信号
状態から、生成された信号状態までの差ベクトル(誤差
ベクトル)の最大の和を調べる。続いてこの中間結果の
最大値に加えて、次に示す式に従って変調誤差比の最大
値MERMAXを計算する。
【数10】
(注意:VMバーは、外国語明細書においてバーが付さ
れた文字であることを示す) (注意:error vectorは、誤差ベクトルを
表す)
れた文字であることを示す) (注意:error vectorは、誤差ベクトルを
表す)
【0002】この場合、VMバーは、各ケースにおいて
使用される変調タイプの、有用なデータを用いて変調さ
れた搬送波の、すべての理想信号状態の振幅の重み付き
二乗平均値であり、その値は、16QAM等のもっとも
頻用される変調タイプについては既知であるか、あるい
は容易に計算可能であり、計算上は定数として扱われ
る。
使用される変調タイプの、有用なデータを用いて変調さ
れた搬送波の、すべての理想信号状態の振幅の重み付き
二乗平均値であり、その値は、16QAM等のもっとも
頻用される変調タイプについては既知であるか、あるい
は容易に計算可能であり、計算上は定数として扱われ
る。
【0003】平均変調誤差比を求めるために、理想信号
状態から生成された状態までの差ベクトルの和のすべて
を平方して加算し、信号の数をカウントする。続いて、
次に示す式に従って平均変調誤差比MERRMSを計算
する。
状態から生成された状態までの差ベクトルの和のすべて
を平方して加算し、信号の数をカウントする。続いて、
次に示す式に従って平均変調誤差比MERRMSを計算
する。
【数11】
【0004】これらの式に従って計算したパーセントで
表される値は、いずれも次に示す変換に従ってdBを用
いて表される対数値に変換することができる。
表される値は、いずれも次に示す変換に従ってdBを用
いて表される対数値に変換することができる。
【数12】
【0005】変調誤差比という用語およびそれに対応す
る計算法則については、DVB−CおよびDVB−Sに
関するETR 290におけるDVBメジャメント・グ
ループによって確立され、標準化されている。図1は、
例示を目的として示した、第1象限内において変調誤差
比を計算するために求められるベクトルであり、64Q
AMに関する。
る計算法則については、DVB−CおよびDVB−Sに
関するETR 290におけるDVBメジャメント・グ
ループによって確立され、標準化されている。図1は、
例示を目的として示した、第1象限内において変調誤差
比を計算するために求められるベクトルであり、64Q
AMに関する。
【0006】前述の式に従って、各ケースにおける単一
搬送波に関する変調誤差比を計算し、数値としてそれを
表示することは周知である。しかしながら、1536の
搬送波を伴うDABおよび1705もしくは6817の
搬送波を伴うDVBの場合のように、独立した搬送波が
1000もしくはそれを超えるマルチ搬送波システムに
おいては、このタイプの変調誤差比の計算および個別の
搬送波の呈示は役に立たなくなる。
搬送波に関する変調誤差比を計算し、数値としてそれを
表示することは周知である。しかしながら、1536の
搬送波を伴うDABおよび1705もしくは6817の
搬送波を伴うDVBの場合のように、独立した搬送波が
1000もしくはそれを超えるマルチ搬送波システムに
おいては、このタイプの変調誤差比の計算および個別の
搬送波の呈示は役に立たなくなる。
【0007】したがって本発明は、計算の複雑性を可能
最小限にしてシンプルに変調誤差比が計算でき、さら
に、すべての搬送波について単純かつ明解な計測学的評
価が可能になる形で示すことができるプロセスを実証す
ることを目的とする。
最小限にしてシンプルに変調誤差比が計算でき、さら
に、すべての搬送波について単純かつ明解な計測学的評
価が可能になる形で示すことができるプロセスを実証す
ることを目的とする。
【0008】この目的は、請求項1に従った平均変調誤
差比の表示、および請求項2に従った最大変調誤差比の
表示に関して達成され、これら2つの可能性は、ユーザ
が周波数の関数として平均および最大変調誤差比を同時
に観察できるように、好ましくは組み合わせて用いられ
るものとする。有用な開発については、残りの従属請求
項から明らかになろう。
差比の表示、および請求項2に従った最大変調誤差比の
表示に関して達成され、これら2つの可能性は、ユーザ
が周波数の関数として平均および最大変調誤差比を同時
に観察できるように、好ましくは組み合わせて用いられ
るものとする。有用な開発については、残りの従属請求
項から明らかになろう。
【0009】本発明によれば、平均または最大変調誤差
比が、単純な連続計算ステップによって計算され、この
場合、その結果が初めに触れた式に対応し、本発明に従
って実証される連続計算ステップが、より短時間でこの
計算の解を導き、しかも必要となるメモリ空間がより少
なく、かつ、たとえば任意の従来のPCを用いてその実
行が可能になる。搬送波と同数のセルを有するメモリの
メモリ・ロケーションに計算済みの個別の値をストアす
ることによって、変調誤差比の決定結果が直接個別の搬
送波に関連付けされ、したがって、マルチ搬送波の全周
波数帯域にわたり周波数の関数として直接グラフに表す
ことができる。つまりユーザは、どのポイントにスペク
トルの臨界状態にあるかを直ちに決定することが可能で
あり、かつそれによって最初から、マルチ搬送波システ
ムを変調誤差比に関して単純な方法で計測学的に分析す
ることができる。
比が、単純な連続計算ステップによって計算され、この
場合、その結果が初めに触れた式に対応し、本発明に従
って実証される連続計算ステップが、より短時間でこの
計算の解を導き、しかも必要となるメモリ空間がより少
なく、かつ、たとえば任意の従来のPCを用いてその実
行が可能になる。搬送波と同数のセルを有するメモリの
メモリ・ロケーションに計算済みの個別の値をストアす
ることによって、変調誤差比の決定結果が直接個別の搬
送波に関連付けされ、したがって、マルチ搬送波の全周
波数帯域にわたり周波数の関数として直接グラフに表す
ことができる。つまりユーザは、どのポイントにスペク
トルの臨界状態にあるかを直ちに決定することが可能で
あり、かつそれによって最初から、マルチ搬送波システ
ムを変調誤差比に関して単純な方法で計測学的に分析す
ることができる。
【0010】個別の搬送波の変調誤差比は、大きな統計
学的に導かれる変動の影響を受けやすい。そのため、本
発明に従って個別の搬送波上に変調された複数のデータ
のシンボルを介して最初に積分を行うことが必要にな
る。本発明に従ったプロセスに関する先行条件は、図1
に64QAMの場合のI/Q平面における1つの象限に
ついて示したような、各個別の搬送波の信号コンスタレ
ーションの知識である。最初に、それぞれの現在のシン
ボルごとに現在の個別の搬送波kの誤差ベクトルの平方
を次式に従って計算する。
学的に導かれる変動の影響を受けやすい。そのため、本
発明に従って個別の搬送波上に変調された複数のデータ
のシンボルを介して最初に積分を行うことが必要にな
る。本発明に従ったプロセスに関する先行条件は、図1
に64QAMの場合のI/Q平面における1つの象限に
ついて示したような、各個別の搬送波の信号コンスタレ
ーションの知識である。最初に、それぞれの現在のシン
ボルごとに現在の個別の搬送波kの誤差ベクトルの平方
を次式に従って計算する。
【数13】
【0011】各搬送波について信号配列の単一のポイン
トのみがここで評価されることから、初めに述べた一般
的式に従った総和が省略される。
トのみがここで評価されることから、初めに述べた一般
的式に従った総和が省略される。
【0012】結果として得られる、それぞれの個別の搬
送波kごとのmkを、第2の計算ステップにおいて、こ
の個別の搬送波に対して予約された固有のメモリ・ロケ
ーションの内容と比較するが、このメモリ・ロケーショ
ン自体は、メモリA1に関連付けされている。この場
合、このメモリA1が、OFDMシステム内の搬送波の
数と同数のメモリ・ロケーションKMAX+1を有す
る。ここでは、現在の搬送波kに関連付けされているメ
モリA1のメモリ・ロケーションにおいて、そのメモリ
・ロケーションにすでにストアされている値より現在の
測定値mkが大きいか否かをチェックする。ストア済み
の値が現在の値より大きければ、そのメモリ・ロケーシ
ョンの内容を変更しない。現在の値の方が大きいとき
は、それを新しい値としてそのメモリ・ロケーションに
入力する。このようにして、各搬送波に関する最大値が
ストアされる。
送波kごとのmkを、第2の計算ステップにおいて、こ
の個別の搬送波に対して予約された固有のメモリ・ロケ
ーションの内容と比較するが、このメモリ・ロケーショ
ン自体は、メモリA1に関連付けされている。この場
合、このメモリA1が、OFDMシステム内の搬送波の
数と同数のメモリ・ロケーションKMAX+1を有す
る。ここでは、現在の搬送波kに関連付けされているメ
モリA1のメモリ・ロケーションにおいて、そのメモリ
・ロケーションにすでにストアされている値より現在の
測定値mkが大きいか否かをチェックする。ストア済み
の値が現在の値より大きければ、そのメモリ・ロケーシ
ョンの内容を変更しない。現在の値の方が大きいとき
は、それを新しい値としてそのメモリ・ロケーションに
入力する。このようにして、各搬送波に関する最大値が
ストアされる。
【0013】同時に現在の搬送波kのmkの結果が個別
に、それぞれの搬送波ごとに第2のメモリA2の個別の
メモリ・ロケーションの内容に対してセット‐オフされ
るが、このメモリもまた、OFDMシステム内の搬送波
の数と同数のメモリ・ロケーションを有している。ここ
では、次式に従ってメモリ・ロケーションk内にある値
A2kに対して現在の測定値mkのセット‐オフが行わ
れる。
に、それぞれの搬送波ごとに第2のメモリA2の個別の
メモリ・ロケーションの内容に対してセット‐オフされ
るが、このメモリもまた、OFDMシステム内の搬送波
の数と同数のメモリ・ロケーションを有している。ここ
では、次式に従ってメモリ・ロケーションk内にある値
A2kに対して現在の測定値mkのセット‐オフが行わ
れる。
【数14】
これにおいて、
A2k,l+1は、新しい測定値(l+1時の測定値)
であり、メモリA2のメモリ・ロケーションkにストア
される。 A2k,lは、直前の測定値(l時の測定値)であり、
メモリA2のメモリ・ロケーションkから読み出され
る。 mkは、搬送波kに関する現在の測定された誤差の平方
である。 kは、OFDMスペクトル内の搬送波の、周波数の高い
方に向かって増加する番号であり、k=0...K
MAXである。 lは、シンボルの数であり、時間に伴って増加する;0
≦l。
であり、メモリA2のメモリ・ロケーションkにストア
される。 A2k,lは、直前の測定値(l時の測定値)であり、
メモリA2のメモリ・ロケーションkから読み出され
る。 mkは、搬送波kに関する現在の測定された誤差の平方
である。 kは、OFDMスペクトル内の搬送波の、周波数の高い
方に向かって増加する番号であり、k=0...K
MAXである。 lは、シンボルの数であり、時間に伴って増加する;0
≦l。
【0014】この計算ステップが、そのシンボルのすべ
ての搬送波に関して反復される。続いて、次のシンボル
について同じプロセスが、すべての搬送波に対して行わ
れる。このように、周波数またはそれぞれの搬送波番号
kの関数として、メモリA2内の多数のシンボルの推移
に関して平均変調誤差比に対応する図画が生成される。
これらの計算ステップは、初めに述べた標準化された式
とまったく同じ結果を導く。
ての搬送波に関して反復される。続いて、次のシンボル
について同じプロセスが、すべての搬送波に対して行わ
れる。このように、周波数またはそれぞれの搬送波番号
kの関数として、メモリA2内の多数のシンボルの推移
に関して平均変調誤差比に対応する図画が生成される。
これらの計算ステップは、初めに述べた標準化された式
とまったく同じ結果を導く。
【0015】一方、第3の計算ステップについても次の
ように分解することができる。まず、次式に従って中間
値を計算する。
ように分解することができる。まず、次式に従って中間
値を計算する。
【数15】
これにおいて、
A2’k,l+1は、新しい測定値(l+1時の測定
値)であり、メモリA2のメモリ・ロケーションkにス
トアされる。 A2’k,lは、直前の測定値(l時の測定値)であ
り、メモリA2のメモリ・ロケーションkから読み出さ
れる。 mkは、搬送波kに関する現在の測定された誤差の平方
である。 kは、OFDMスペクトル内の搬送波の、周波数の高い
方に向かって増加する番号であり、k=0...K
MAXである。 lは、シンボルの数であり、時間に伴って増加する;0
≦l。
値)であり、メモリA2のメモリ・ロケーションkにス
トアされる。 A2’k,lは、直前の測定値(l時の測定値)であ
り、メモリA2のメモリ・ロケーションkから読み出さ
れる。 mkは、搬送波kに関する現在の測定された誤差の平方
である。 kは、OFDMスペクトル内の搬送波の、周波数の高い
方に向かって増加する番号であり、k=0...K
MAXである。 lは、シンボルの数であり、時間に伴って増加する;0
≦l。
【0016】ここで、スクリーン上に平均変調誤差比を
示すためにメモリA2’を使用する場合、そのポイント
までに検出されたシンボルl+1の数、すなわち別のカ
ウンタにおいて決定される数を用いて各個別のメモリ・
ロケーションの内容の除算を行わなければならない。つ
まり、最終値A2は次式に従って求めることができる。
示すためにメモリA2’を使用する場合、そのポイント
までに検出されたシンボルl+1の数、すなわち別のカ
ウンタにおいて決定される数を用いて各個別のメモリ・
ロケーションの内容の除算を行わなければならない。つ
まり、最終値A2は次式に従って求めることができる。
【数16】
【0017】この除算により、ディジタル信号プロセッ
サ内において、より高速のプログラム・シーケンスが可
能になる。
サ内において、より高速のプログラム・シーケンスが可
能になる。
【0018】その後、この方法を用いて計算されたA1
およびA2の値から、続く計算ステップにおいて、実際
の平均または最大変調誤差比を次に示す式に従って計算
することが可能となるが、この計算は、各ケースにおい
て用いられる変調のタイプについて既知のVMバーの値
を使用する。
およびA2の値から、続く計算ステップにおいて、実際
の平均または最大変調誤差比を次に示す式に従って計算
することが可能となるが、この計算は、各ケースにおい
て用いられる変調のタイプについて既知のVMバーの値
を使用する。
【数17】
【数18】
【0019】dBを用いた表示が望ましい場合には、次
式に従ってパーセント値を変換することができる。
式に従ってパーセント値を変換することができる。
【数19】
【0020】この結果、パーセントにおける最大値から
dBにおける最小値が導かれる。
dBにおける最小値が導かれる。
【0021】図2に、ディスプレイ・デバイスのスクリ
ーン上に表示される最大および平均変調誤差比のグラフ
を示す。横軸の目盛には、OFDMスペクトルの個別の
搬送波の番号を用いており、たとえば0から6816ま
での目盛が付されている。各搬送波に関して計算した変
調誤差比は、縦座標にプロットされている。DVB−T
自体が有する合計1705もしくは6817の搬送波を
表示することは、ディスプレイの解像度に関する問題を
招く可能性がある。一般的なLCDには、ピクセル列が
たとえば320しかなく、全体として表示するべき全ス
ペクトルを、たとえば320の搬送波だけを含む個別の
領域に分割し、それらを連続的に、あるいは複数の搬送
波を組み合わせてディスプレイの1列内に同時に示すと
有利である。 [図面の簡単な説明]
ーン上に表示される最大および平均変調誤差比のグラフ
を示す。横軸の目盛には、OFDMスペクトルの個別の
搬送波の番号を用いており、たとえば0から6816ま
での目盛が付されている。各搬送波に関して計算した変
調誤差比は、縦座標にプロットされている。DVB−T
自体が有する合計1705もしくは6817の搬送波を
表示することは、ディスプレイの解像度に関する問題を
招く可能性がある。一般的なLCDには、ピクセル列が
たとえば320しかなく、全体として表示するべき全ス
ペクトルを、たとえば320の搬送波だけを含む個別の
領域に分割し、それらを連続的に、あるいは複数の搬送
波を組み合わせてディスプレイの1列内に同時に示すと
有利である。 [図面の簡単な説明]
【図1】 64QAMの第1象限内における変調誤差比
を計算するために求められるベクトルの例示
を計算するために求められるベクトルの例示
【図2】 ディスプレイ・デバイスのスクリーン上に表
示される最大および平均変調誤差比のグラフ
示される最大および平均変調誤差比のグラフ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 バルツ,クリストフ
ミュンヘン D−81543 ゲーアハルト
シュトラーセ 29
(56)参考文献 特開 平9−298572(JP,A)
特開 平9−307479(JP,A)
特開 平9−307525(JP,A)
特開 平3−173228(JP,A)
仏国特許出願公開2743613(FR,A
1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04J 11/00
Claims (4)
- 【請求項1】 直交周波数分割多重(OFDM)のマル
チ搬送波信号の平均変調誤差比MERRMSを表示するた
めのプロセスにおいて: (a)マルチ搬送波信号の各個別の搬送波kの、それぞ
れの現在の変調シンボルIに関して、誤差ベクトル(e
rror vector)mkの平方を、式 【数1】 に従って計算するステップ; (b)この値mkを、次式に従って、同一の搬送波kに
関連付けされた第一のメモリ(A2)のメモリ・ロケー
ションの内容に対してセット‐オフさせるステップであ
って、それにおいて前記メモリはOFDM信号が有する
搬送波と同数のメモリ・ロケーションを有し、前記式
は、 【数2】 であり、それにおいて、 A2k,l+1は、新しい測定値(l+1時の測定値)であ
り、メモリA2のメモリ・ロケーションkにストアさ
れ、 A2k,lは、直前の測定値(l時の測定値)であり、メ
モリA2のメモリ・ロケーションkから読み出され、 mkは、搬送波kに関する現在の測定された誤差の平方
であり、 kは、OFDMスペクトル内の搬送波の、周波数の高い
方に向かって増加する番号であって、k=0...K
MAXであり、 lは、シンボルの数であり、時間に伴って増加し、0≦
lであるとするステップ; (c)前記メモリ・ロケーションのこれらの値から各搬
送波に関して前記平均変調誤差比MERRMSを、式 【数3】 (注意:VMバーは、外国語明細書においてバーが付さ
れた文字であることを示す) に従って計算するステップであって、それにおいてVM
バーは、それぞれのケースにおいて使用される変調のタ
イプの、有用なデータを用いて変調される搬送波の、す
べての理想信号状態の振幅の重み付き二乗平均値(qu
adratisch gewichtete Mitt
elwert)であるとするステップ; および、 (d)各個別の搬送波kについて、このMERRMSの値
を縦座標とし、前記搬送波の番号を横座標としてダイア
グラムに表すステップ; を含むことを特徴とするプロセス。 - 【請求項2】 前記請求項1に従ったプロセスにおい
て: 最大誤差ベクトルMERMAXを表示することを目的に、
計算ステップ(a)に従って計算された値mkは同一の
搬送波kに関連づけられた第2のメモリ(A1)のメモ
リ・ロケーションの内容と比較し、それにおいて前記メ
モリはOFDM信号が有する搬送波と同数のメモリ・ロ
ケーションを有し、このメモリ・ロケーションにすでに
ストアされている値より現在の値の方が大きいとき、現
在の値を用いて該ストア済みの値を置き換え、 (e)前記メモリ・ロケーションのこれらの最大値から
各搬送波に関して前記最大変調誤差比MERMAXを、式 【数4】 に従って計算するステップであって、それにおいてVM
バーは、それぞれのケースにおいて使用される変調のタ
イプの、有用なデータを用いて変調される搬送波の、す
べての理想信号状態の振幅の重み付き二乗平均値である
とするステップ;および、 (f)各個別の搬送波kについて、このMERMAXの値
を縦座標とし、前記搬送波の番号を横座標としてグラフ
に表すステップ; を含むことを特徴とするプロセス。 - 【請求項3】 前記請求項1に従ったプロセスの、請求
項1に従ったプロセス(b)において、まず式 【数5】 に従って最初に中間値が計算され、 A2’k,l+1は、新しい測定値(l+1時の測定値)で
あり、メモリA2のメモリ・ロケーションkにストアさ
れ、 A2’k,lは、直前の測定値(l時の測定値)であり、
メモリA2のメモリ・ロケーションkから読み出され、 mkは、搬送波kに関する現在の測定された誤差の平方
であり、 kは、OFDMスペクトル内の搬送波の、周波数の高い
方に向かって増加する番号であって、k=0...K
MAXであり、 lは、シンボルの数であり、時間に伴って増加し、0≦
lであるとする式に従って中間値を計算し、かつ、 前記プロセスのステップ(d)に従ってグラフに表す前
に、この中間値A2’を、別のカウンタ内においてカウ
ントされている検出されたシンボルの数を用いて、式 【数6】 に従って除することを特徴とするプロセス。 - 【請求項4】 少なくともMERRMSに関して、当初パ
ーセントを用いて決定された値を、周波数依存のグラフ
に表示する前に、式 【数7】 に従って、dBを用いた値に変換することを特徴とする
前記請求項のいずれかに記載したプロセス。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19849319.3 | 1998-10-26 | ||
DE19849319A DE19849319A1 (de) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | Verfahren zur Anzeige des Modulationsfehlers eines Multiträger-Signals |
PCT/EP1999/007101 WO2000025471A1 (de) | 1998-10-26 | 1999-09-23 | Verfahren zur anzeige des modulationsfehlers eines multiträger-signals |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002529011A JP2002529011A (ja) | 2002-09-03 |
JP3499215B2 true JP3499215B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=7885681
Family Applications (1)
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