JP3498887B2 - 送信装置および送信方法、並びに受信装置および受信方法 - Google Patents

送信装置および送信方法、並びに受信装置および受信方法

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JP3498887B2 JP11218197A JP11218197A JP3498887B2 JP 3498887 B2 JP3498887 B2 JP 3498887B2 JP 11218197 A JP11218197 A JP 11218197A JP 11218197 A JP11218197 A JP 11218197A JP 3498887 B2 JP3498887 B2 JP 3498887B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信装置および送
信方法、受信装置および受信方法、並びに送受信装置に
関する。特に、例えば、分散型データベースにおける多
数のデータベースへのデータの配信を行う場合や、IP
(Internet Protocol)マルチキャストによりデータを
配信する場合、その他データを不特定多数に配信する場
合などに用いて好適な送信装置および送信方法、受信装
置および受信方法、並びに送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データの配信を行うシステム(システム
とは、複数の装置が論理的に集合したものをいい、各構
成の装置が同一筐体中にあるか否かは問わない)として
は種々のものが提案されている。例えば、97.3、日
経マルチメディア(Nikkei Multimedia)では、最近急
速に普及してきたインターネットやイントラネットを利
用したものとして、毎朝、新聞を届けてもらうのと同様
に、ユーザが希望するニュースその他の情報などを、端
末に配信してもらう、いわゆるプッシュ型の配信システ
ムとしてコンピュータを機能させるためのコンピュータ
プログラムとして、「Broadia」、「PointCast I-Serve
r」、「Castanet」が紹介されている。なお、「Castane
t」では、ユーザは、情報の他、コンピュータプログラ
ムの配信も受けることができるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プッシュ型
の配信システムにおいては、情報を得るのに、端末か
ら、その情報を管理、記憶しているサーバにアクセスし
て、情報の配信を要求する必要がある。従って、多数の
端末からのアクセスが集中すると、サーバの負荷が増加
し、ユーザが所望の情報等を得るまでに時間を要するこ
とになる。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、短時間で、効率的なデータの配信を行う
ことができるようにするものである。
【0005】
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の送信装置は、デ
ータベースに記憶されたデータのうち、更新がなされた
更新データについて、少なくともその更新がなされたこ
とを示す更新報知情報を同報ネットワークを介して送信
する送信データとして構成する構成手段と、更新報知情
報に対して、同報ネットワークを介して送信を行うため
の資源として、少なくともその一部を割り当てる割当手
段と、割当手段による資源の割当量にしたがって、構成
手段により構成された送信データを、同報ネットワーク
を介して送信する送信手段とを備えることを特徴とす
る。割当手段は、更新報知情報を、常時または間欠的に
割り当てるようにすることができる。同報ネットワーク
を介して送信された送信データを受信する受信装置との
間で、双方向の通信が可能な双方向ネットワークを介し
て通信を行う通信手段と、受信装置における送信データ
の視聴履歴に関する履歴情報を、双方向ネットワークを
介して収集する収集手段とをさらに備え、割当手段は、
履歴情報と更新データ量に基づき、更新データに対して
資源をさらに割り当てるようにすることができる。同報
ネットワークを介して送信された送信データを受信する
受信装置との間で、双方向の通信が可能な双方向ネット
ワークを介して通信を行う通信手段と、通信手段におい
て、受信装置からの更新報知情報により更新がされたこ
とを示された更新データの要求が受信された場合に、そ
の更新データを、データベースから検索する検索手段と
をさらに備え、通信手段は、検索手段が検索した更新デ
ータを、その要求をした受信装置に、双方向ネットワー
クを介して送信するようにすることができる。受信装置
における送信データの視聴履歴に関する履歴情報を、双
方向ネットワークを介して収集する収集手段をさらに備
え、割当手段は、履歴情報と更新データ量に基づき、更
新データに対して資源をさらに割り当てるようにするこ
とができる。
【0008】 本発明の送信方法は、データベースに記
憶されたデータのうち、更新がなされた更新データにつ
いて、少なくともその更新がなされたことを示す更新報
知情報を同報ネットワークを介して送信する送信データ
として構成し、更新報知情報に対して、同報ネットワー
クを介して送信を行うための資源として、少なくともそ
の一部を割り当て、その資源の割当量にしたがって、送
信データを、同報ネットワークを介して送信することを
特徴とする。更新報知情報を、常時または間欠的に割り
当てるようにすることができる。同報ネットワークを介
して送信された送信データを受信する受信装置との間
で、双方向の通信が可能な双方向ネットワークを介して
通信を行い、受信装置における送信データの視聴履歴に
関する履歴情報を、双方向ネットワークを介して収集
し、履歴情報と更新データ量に基づき、更新データに対
して資源を割り当てるようにすることができる。同報ネ
ットワークを介して送信された送信データを受信する受
信装置との間で、双方向の通信が可能な双方向ネットワ
ークを介して通信を行い、受信装置からの更新報知情報
により更新がされたことを示された更新データの要求が
受信された場合に、その更新データを、データベースか
ら検索し、検索した更新データを、その要求をした受信
装置に、双方向ネットワークを介して送信するようにす
ることができる。受信装置における送信データの視聴履
歴に関する履歴情報を、双方向ネットワークを介して収
集し、履歴情報と更新データ量に基づき、更新データに
対して資源を割り当てるようにすることができる。
【0009】本発明の受信装置は、データベースに記憶
されたデータのうち、更新がなされた更新データまたは
その更新がなされたことを示す更新報知情報うちの、
少なくとも更新報知情報を受信する受信手段と更新報
知情報により更新がされたことを示された更新データを
要求する要求手段と、データを有する送信装置との間
で、双方向の通信が可能な双方向ネットワークを介して
通信を行う通信手段とを備え、通信手段は、要求手段に
よる更新データの要求を、双方向ネットワークを介して
送信装置に送信し、その要求に対応して、送信装置から
双方向ネットワークを介して送信されてくる更新データ
を受信することを特徴とする。更新データの視聴履歴に
関する履歴情報を管理する管理手段をさらに備え、通信
手段は、履歴情報を、双方向ネットワークを介して、送
信装置に送信するようにすることができる。
【0010】本発明の受信方法は、データベースに記憶
されたデータのうち、更新がなされた更新データまたは
その更新がなされたことを示す更新報知情報うちの、
少なくとも更新報知情報を受信し更新報知情報により
更新がされたことを示された更新データの要求を、双方
向の通信が可能な双方向ネットワークを介して送信装置
に送信し、その要求に対応して、送信装置から双方向ネ
ットワークを介して送信されてくる更新データを受信す
ることを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】本発明の送信装置および送信方法において
データベースに記憶されたデータのうち、更新がな
された更新データについて少なくともその更新がなさ
れたことを示す更新報知情報が同報ネットワークを介し
て送信する送信データとして構成され、更新報知情報に
対して、同報ネットワークを介して送信を行うための
として、少なくともその一部割り当てられ、資源の
割当量にしたがって、送信データ、同報ネットワーク
を介して送信される。
【0014】
【0015】本発明の受信装置および受信方法において
データベースに記憶されたデータのうち、更新がな
された更新データまたはその更新がなされたことを示す
更新報知情報うちの、少なくとも更新報知情報が受信
され、更新報知情報により更新がされたことを示された
更新データ要求が、データを有する送信装置に、双方
向の通信が可能な双方向ネットワークを介して送信さ
、その要求に対応して、送信装置から双方向ネットワ
ークを介して送信されてくる更新データ受信される。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【発明の実施の形態】 図1は、本発明を適用したデータ
配信システムの一実施の形態の構成例を示している。
【0028】情報提供者A乃至Cは、各種のデータが記
憶されたデータベース1a乃至1cを有している。な
お、データベース1a乃至1cには、例えば、交通情
報、天気情報、株価情報その他のリアルタイムで変化す
るデータや、そのようにリアルタイムでは変化しないも
の、さらには、テキストデータ、画像データ、音声デー
タ、コンピュータプログラムなどのあらゆるものを記憶
させることができる。
【0029】データベース1a乃至1cに記憶されたデ
ータのうち、サーバ2が有するデータベース3に記憶さ
れていない新規のものや、更新されたものは、サーバ2
に配信され、サーバ2では、その配信されてきたデータ
に、データベース3の記憶内容が更新される(配信され
てきたデータが、データベース3に新規に記憶される場
合を含む)。データベース3の記憶内容が更新される
と、サーバ2では、その更新されたデータ(以下、適
宜、更新データ)について、受信端末(またはセットト
ップボックス)5に送信すべき送信データが構成され、
その送信データが、例えば、衛星回線や、CATV網、
地上波、その他の、少なくとも、多数のユーザに一斉同
報が可能な一方向のネットワーク(後述する通信ネット
ワーク6と区別するために放送ネットワークという)4
を介して送信される。
【0030】以上のようにして放送ネットワーク4を介
して送信(配信)されてくる送信データは、ユーザの受
信端末5で受信される。受信端末5では、受信した送信
データのうち、ユーザが所望するものが選択され、その
選択された送信データが記憶される。
【0031】ここで、サーバ2においては、後述するよ
うに、更新データについて、その更新データそのものが
配置された形式のもの(以下、適宜、通常形式データと
いう)と、更新データを含まずに、データが更新された
旨を示す更新報知情報が配置された形式のもの(以下、
適宜、更新報知形式データという)とのうちのいずれか
が構成され、それが送信データとして送信される。
【0032】従って、受信端末5において、通常形式デ
ータが受信、選択された場合には、ユーザは、その通常
形式データに配置された更新データを視聴などすること
ができるが、更新報知形式データが受信、選択された場
合には、その更新報知形式データには、更新データが含
まれないから、その視聴をすることができない。
【0033】そこで、受信端末5は、更新報知形式デー
タを受信、選択した場合、例えば、アナログ公衆網や、
ISDN(Integrated Sytem Digital Network)、イン
ターネット、その他の、少なくとも双方向通信が可能な
ネットワーク(上述の放送ネットワーク4と区別するた
めに通信ネットワークという)6を介して、サーバ2に
対して、更新報知形式データに配置された更新報知情報
によって更新がされたことを示された更新データを要求
する。サーバ2は、この要求を受信すると、その要求さ
れた更新データを、データベース3から検索し、受信端
末5に、通信ネットワーク6を介して送信する。受信端
末5では、このようにしてサーバ2から送信されてくる
更新データが受信されて記憶される。
【0034】受信端末5において記憶された更新データ
は、ユーザが、受信端末5を所定操作することにより、
例えば表示され、あるいは音声として出力される。ユー
ザがこのようにして更新データを視聴すると、受信端末
5では、その視聴履歴に関する履歴情報が記憶される。
【0035】そして、受信端末5においては、サーバ2
から要求があると、あるいは自発的に、記憶した履歴情
報を、通信ネットワーク6を介して、サーバ2に送信す
る。サーバ2では、このようにして受信端末5から送信
されてくる履歴情報が受信される。さらに、サーバ2で
は、同様にして、他の受信端末からの履歴情報も受信さ
れ、その統計が求められる。そして、その統計結果に基
づいて、ユーザによるデータの、いわば視聴率が求めら
れる。サーバ2は、各データの視聴率を求めると、その
視聴率に基づいて、各データに対して、放送ネットワー
ク4を介して送信を行うのに必要な資源を割り当てる。
【0036】即ち、例えば、視聴率の高いデータに対し
ては、放送ネットワーク4の伝送帯域のうちの多くの部
分が割り当てられ、また、サーバ2の処理時間として
も、そのデータを処理するのに多くの時間が割り当てら
れる。逆に、視聴率の低いデータに対しては、放送ネッ
トワーク4の伝送帯域のうちの僅かな部分が割り当てら
れ、また、サーバ2の処理時間としても、そのデータを
処理するのに少ない時間が割り当てられる。
【0037】さらに、サーバ2では、更新データに対す
る資源の割当量、およびそのデータ量を考慮して、送信
データが構成される。即ち、データ量に対して、資源の
割当量が多い場合においては、更新データそのものを伝
送しても、高速なデータ配信を行うことができるから、
通常形式データが、送信データとして構成されて伝送さ
れる。また、データ量に対して、資源の割当量が少ない
場合においては、更新データそのものを伝送すると、高
速なデータ配信が困難となるから、更新データそのもの
を含まない、即ち、データ量の少ない更新報知形式デー
タが、送信データとして構成されて伝送される。
【0038】また、サーバ2においては、更新報知形式
データを送信するために、資源の少なくとも一部が、常
時または間欠的に割り当てられる。そして、視聴率に無
関係に、すべての更新データについて、更新報知形式デ
ータが構成され、割り当てられた資源を用いて伝送され
る。
【0039】以上のようなデータ配信システムによれ
ば、視聴率の高いデータに対して、より多くの資源が割
り当てられ、そのようなデータが優先的に配信される。
従って、効率的なデータの配信が可能となる。
【0040】さらに、データが放送ネットワーク4を介
して一斉同報されるので、ユーザは、サーバ2にアクセ
スしなくても、データを得ることができ、また、これに
より、サーバ2に対して、ユーザ側からのアクセスが集
中し、負荷が増大することも回避することができる。
【0041】また、視聴率の低いデータについては、そ
のデータ量を考慮して、そのデータそのものを含まない
更新報知形式データが構成されて配信される。一方、受
信端末5では、更新報知形式データが受信、選択された
場合にのみ、通信ネットワーク6を介して、サーバ2に
対してアクセスがなされ、対応する更新データが要求さ
れる。そして、サーバ2は、このような要求に応じて、
その更新データを、通信ネットワーク6を介して、受信
端末5に送信する。
【0042】視聴率の低いデータについて、通常形式デ
ータを構成して伝送するのは、ユーザがほとんど視聴し
ないデータについて、放送ネットワーク4による伝送の
ための資源の多くを利用することとなり、その結果、視
聴率の高いデータの伝送が遅れることになるので、効率
的でない。これに対して、視聴率の低いデータについ
て、更新報知形式データを構成して、放送ネットワーク
4を介して送信し、その視聴率の低いデータの要求が、
受信端末5からあった場合に、通信ネットワーク6を介
して送信する場合においては、効率的なデータ配信が可
能となる。即ち、視聴率の低いデータについて、放送ネ
ットワーク4による伝送のための資源の多くを利用する
必要がなく、その結果、視聴率の高いデータについて、
放送ネットワーク4により、すべてのユーザに、短時間
で一斉同報を行うことが可能となる。
【0043】また、すべての更新データについて、更新
報知形式データが構成され、常時または間欠的に配信さ
れる場合においては、受信端末5における、いわゆるデ
ータの取りこぼしを防止することが可能となる。即ち、
一方向の放送ネットワーク4によって、通常形式データ
だけを送信する場合においては、いわゆるハンドシェイ
クでデータのやりとりをする場合に比較して、正常な受
信に失敗する確率が高い。そこで、更新報知形式データ
を常時または間欠的に送信することにより、受信端末5
側では、通常形式データの受信に失敗しても、更新報知
形式データを受信することで、データの更新があったこ
とを認識することができるから、そのようなデータにつ
いては、通信ネットワーク6を介して得ることが可能と
なる。
【0044】以上のように、一斉同報が可能な一方向の
放送ネットワーク4と、双方向通信が可能な通信ネット
ワーク6とを併用することで、効率的なデータの配信が
可能となり、また、受信端末5におけるデータの取りこ
ぼしを防止することも可能となる。さらに、放送ネット
ワーク4を、いわば主として、通信ネットワーク6を、
いわば補完的に、それぞれ利用するので、一般に、通信
コストのかかる双方向通信が可能なネットワークである
通信ネットワーク6だけを利用する場合に比較して、通
信コストを低下させることができる。
【0045】なお、放送ネットワーク4と通信ネットワ
ーク6とは、物理的に別々のネットワークである必要は
ない。即ち、放送ネットワーク4を、例えば、CATV
網で構成する場合においては、そのCATV網は通信ネ
ットワーク6として利用することも可能である。また、
放送ネットワーク4によるデータの配信を、例えば、イ
ンターネットなどを利用したIP(Internet Protoco
l)マルチキャストで行う場合においては、通信ネット
ワーク6は、そのインターネットで構成することも可能
である。
【0046】また、サーバ2からの受信端末5へのデー
タの送信は、例えば、スクランブルをかけて行い、これ
により、特定のユーザ(受信契約を結んだユーザ)の
み、データの受信が可能なようにすることも可能であ
る。
【0047】次に、図2は、図1のサーバ2の構成例を
示している。
【0048】通信制御部11は、例えば、モデムや、T
A(Terminal Adapter)などで構成され、通信ネットワ
ーク6を介しての通信を制御するようになされている。
履歴管理部12は、通信ネットワーク6を介して受信端
末5から送信されている履歴情報を、通信制御部11か
ら受信し、その統計処理を行って、各データの視聴率と
しての統計情報を求めるようになされている。統計情報
記憶部13は、履歴情報管理部12において求められた
統計情報(視聴率)を、各データ別に記憶するようにな
されている。資源割当部14は、統計情報記憶部13に
記憶された統計情報に基づいて、各データ(更新デー
タ)に対して、放送ネットワーク4を介して送信するの
に必要な資源を割り当てるようになされている。
【0049】登録部15は、情報提供者A乃至Cのデー
タベース1a乃至1cから配信されてくるデータを、デ
ータベース3に登録するようになされている。さらに、
登録部15は、データベース3のデータを更新した場合
には、その旨を資源割当部14およびデータ構成部17
に知らせるようにもなされている。データ検索部16
は、通信ネットワーク6を介して受信端末5から送信さ
れているデータの要求を、通信制御部11から受信し、
そのデータを検索するようになされている。データ構成
部17は、登録部15から更新のあった旨の知らせを受
けたデータ(更新データ)について、伝送部18により
放送ネットワーク4を介して伝送させる送信データを構
成するようになされている。即ち、データ構成部17
は、更新データについて、そのデータ量、および資源割
当部14からの、その更新データに対する資源の割当量
に基づき、上述の通常形式データまたは更新報知形式デ
ータを構成し、送信データとして、伝送部18に出力す
るようになされている。伝送部18は、データ構成部1
7からの送信データを、資源割当部14からの、その送
信データに対する資源の割当量にしたがい、放送ネット
ワーク4を介して伝送するようになされている。
【0050】以上のように構成されるサーバ2では、デ
ータベース3にデータを登録する登録処理、放送ネット
ワーク4を介してデータを伝送するデータ伝送処理、お
よび受信端末5から通信ネットワーク6を介してデータ
の要求があった場合に、そのデータを通信ネットワーク
6を介して送信する要求データ送信処理の3つの処理が
行われるようになされている。
【0051】即ち、登録処理においては、図3のフロー
チャートに示すように、まず最初に、ステップS1にお
いて、情報提供者A乃至Cのデータベース1a乃至1c
のうちのいずれかからデータが配信されてきたか否か
が、登録部15によって判定され、配信されてきていな
いと判定された場合、ステップS1に戻る。また、ステ
ップS1において、データが配信されてきたと判定され
た場合、ステップS2に進み、登録部15は、例えば、
図4に示すように、そのデータに、データ識別子、およ
びバージョン情報を付加して、データベース3に登録す
る。
【0052】ここで、データ識別子は、そのデータを識
別するためのもので、例えば、交通情報や、天気情報、
株価情報などごとに、ユニークなものがあらかじめ割り
当てられている。また、バージョン情報は、そのデータ
の新しさを示すもので、例えば、データが更新されるご
とに1ずつインクリメントされる整数値などが用いられ
る。従って、同一のデータ識別子が付加されているデー
タについては、そのバージョン情報を比較することで、
最新のデータを認識することができ、これにより、デー
タが更新されたかどうかが分かるので、バージョン情報
は、上述の更新報知情報としての役割を果たす。
【0053】なお、データ識別子およびバージョン情報
は、ここでは、例えば、ともに固定長とされている。
【0054】データ識別子およびバージョン情報が付加
されたデータがデータベース3に登録されると、ステッ
プS3に進み、登録部15は、データベース3に新たに
登録したデータ(更新データ)のデータ識別子を、新た
な登録を行った旨とともに、資源割当部14およびデー
タ構成部17に出力し、ステップS1に戻る。
【0055】次に、図5のフローチャートを参照して、
データ伝送処理について説明する。
【0056】この場合、サーバ2では、まず最初に、ス
テップS11において、履歴情報の収集が行われる。即
ち、例えば、履歴管理部12は、通信制御部11を制御
することにより、通信ネットワーク6を介して、受信端
末5にアクセスし、履歴情報を要求する。受信端末5か
らは、この要求に応じて、後述する図14のステップS
62において、通信ネットワーク6を介して、履歴情報
が送信されてくるので、その履歴情報が、通信制御部1
1で受信され、履歴管理部12に供給される。ステップ
S11では、他の受信端末5からも、同様にして、履歴
情報が収集される。
【0057】そして、ステップS12に進み、履歴管理
部12において、各データごとに、履歴情報の統計が求
められ、統計情報としての視聴率が算出される。この統
計情報は、統計情報記憶部13に供給されて記憶され、
ステップS13に進む。ステップS13では、資源割当
部14において、統計情報記憶部13に記憶された統計
情報に基づいて、更新がなされた旨の知らせが登録部1
5からあったデータ(更新データ)に対して、放送ネッ
トワーク4を介しての送信に必要な資源が割り当てられ
る。
【0058】即ち、例えば、登録部15からデータD
a,Db,Dcの更新がされた旨の知らせがあり、その
データDa,Db,Dcについて、ユーザUaが1,
2,0回、ユーザUbが2,4,1回の視聴を行ったと
いう履歴情報が得られたとする。この場合、履歴管理部
12では、データDa,Db,Dcについて、履歴情報
を加算することにより、それぞれの統計情報が求められ
る。従って、この場合、データDa,Db,Dcについ
ての統計情報が、それぞれ3(=0+3),6(2+
4),1(=0+1)として求められる。
【0059】そして、資源割当部14では、この統計情
報に基づいて、各更新データに対して、放送ネットワー
ク4を介しての送信に必要な資源が割り当てられる。即
ち、資源割当部14では、更新データDa,Db,Dc
について、例えば、放送ネットワーク4の伝送帯域のう
ちの、それぞれの統計情報に相当する割合に対応するだ
けの帯域が割り当てられる。具体的には、この場合、図
6に示すように、更新データDa,Db,Dcには、そ
れぞれ、放送ネットワーク4の伝送帯域の30%(=3
/(3+6+1)×100%),60%(=6/(3+
6+1)×100%),10%(=1/(3+6+1)
×100%)が割り当てられる。
【0060】ここで、統計情報としては、上述のような
割合を求めて、統計情報記憶部13に記憶させておくよ
うにすることも可能である。
【0061】資源割当部14における各更新データに対
する資源の割当量は、データ構成部17および伝送部1
8に供給される。データ構成部17は、各更新データに
対する資源の割当量を資源割当部14から受信すると、
ステップS14において、それぞれの更新データを、登
録部15から供給されるデータ識別子により特定し、デ
ータベース3を参照することで、そのデータ量を認識す
る。さらに、データ構成部17は、各更新データについ
て、そのデータ量および資源の割当量に基づき、通常形
式データまたは更新報知形式データを構成する。
【0062】ここで、図7は、通常形式データおよび更
新報知形式データのフォーマットを示している。
【0063】通常形式データは、例えば、図7(A)に
示すように、ここでは、登録部15がデータベース3に
データ(更新データ)を登録する場合のフォーマット
(図4)と同様のフォーマットとされており、従って、
データに、データ識別子とバージョン情報とが付加され
て構成されている。一方、更新報知形式データは、例え
ば、図7(B)に示すように、通常形式データから更新
データそのものを取り除いたフォーマットとされてお
り、従って、データ識別子とバージョン情報だけで構成
されている。
【0064】上述したように、ここでは、データ識別子
とバージョン情報は固定長とされているので、更新報知
形式データも固定長となる。これに対して、通常形式デ
ータのデータ量は、更新データのデータ量が、一般には
可変であるから、やはり可変になる。
【0065】データ構成部17で各更新データについて
構成された通常形式データまたは更新報知形式データ
は、送信データとして、伝送部18に供給される。伝送
部18は、ステップS15において、データ構成部17
からの送信データを、資源割当部14からの資源の割当
量にしたがい、放送ネットワーク4を介して送信し、ス
テップS16に進む。ステップS16では、データ構成
部17からの送信データの送信を最初におこなったタイ
ミングから、所定の時間が経過したかどうかが、伝送部
18によって判定され、経過していないと判定された場
合、ステップS15に戻る。従って、この場合、送信デ
ータの伝送が繰り返される。即ち、放送ネットワーク4
によるデータの送信は、サーバ2から受信端末5の一方
向にのみ行われるため、それらの間で、データの送受信
が正確に行われたかどうかの確認を行うことができな
い。そこで、サーバ2では、送信データの伝送が、所定
の時間繰り返されるようになされており、これにより、
受信端末5において、正確なデータの受信が行われる確
率を向上させるようになされている。
【0066】一方、ステップS16において、データ構
成部17からの送信データの送信を最初におこなったタ
イミングから、所定の時間が経過したと判定された場
合、ステップS11に戻り、以下、同様の処理が繰り返
される。
【0067】以上のようにして、定期的に、データの視
聴率としての総計情報が求められ、その統計情報に基づ
いて、各更新データに対する資源の割当量が決定され
る。そして、その資源の割当量と、更新データのデータ
量とに基づいて、送信データが構成されて伝送される。
【0068】なお、統計情報の算出は、不定期に行うこ
とも可能である。
【0069】次に、データ構成部17が、更新データに
ついて、そのデータ量および資源の割当量に基づき、通
常形式データまたは更新報知形式データを構成する処理
について、さらに説明する。
【0070】例えば、いま、更新データのデータ量が9
99バイトであり、データ識別子およびバージョン情報
のデータ量が、両者をあわせて1バイトであるとする
と、その更新データについて、通常形式データまたは更
新報知形式データを構成した場合、それぞれのデータ量
は、1000バイトまたは1バイトとなる。さらに、こ
のような更新データに対して、例えば、放送ネットワー
ク4による送信のための資源の10%が割り当てられ、
この10%の資源によって、1000バイトの通常形式
データまたは1バイトの更新報知形式データが、例え
ば、1000秒または1秒で伝送されるとする。
【0071】一方、受信端末5から、1000バイトの
通常形式データの要求があった場合に、その要求がなさ
れてから、サーバ2において、通信ネットワーク6を介
して、その要求があった通常形式データの送信がされる
までの時間の平均値が、例えば、500秒であったとす
る。
【0072】この場合、受信端末5では、1000バイ
トの通常形式データを、放送ネットワーク4を利用する
よりも、通信ネットワーク6を利用した方が、単純に
は、平均で、500(=1000−500)秒だけ短い
時間で得ることができる。
【0073】以上のように、通常形式データを、例え
ば、放送ネットワーク4を利用する場合よりも、通信ネ
ットワーク6を利用した場合の方が、かなり短い時間で
伝送することができるときには、データ構成部17で
は、更新データについて、更新報知形式データが、そう
でないときには、通常形式データが、それぞれ、送信デ
ータとして構成される。
【0074】ところで、データの視聴率が0%の場合
や、また、0%を越える視聴率であっても、その視聴率
が、他のデータの視聴率に比較して著しく低い場合など
には、そのデータの更新があっても、その更新データに
対して、放送ネットワーク4を介しての送信に必要な資
源は割り当てられない。そして、資源の割当が行われな
い更新データについては、通常形式データは勿論、それ
に比べてデータ量の非常に少ない更新報知形式データも
送信されない。しかしながら、視聴率が0%、あるいは
それに近い場合であっても、ユーザが、その更新データ
を、将来にわたっても視聴しないとはいえないから、そ
の更新データが、まったく配信されないのは好ましくな
い。一方、視聴率の低いデータについて、通常形式デー
タを構成し、これに多くの資源を割り当てて、放送ネッ
トワーク4で伝送することは、データの効率的な配信の
観点等から好ましくない。
【0075】そこで、資源割当部14では、更新報知形
式データに対して、放送ネットワーク4を介しての送信
に必要な資源の一部(以下、適宜、更新専用資源とい
う)が、常時または間欠的に割り当てられ、また、デー
タ構成部17では、更新データすべてについて、更新報
知形式データが構成され、それらの更新報知形式データ
が、更新専用資源を利用して、放送ネットワーク4を介
して伝送されるようになされている。
【0076】即ち、例えば、図6で説明したような更新
データDa,Db,Dcがある場合においては、資源割
当部14は、放送ネットワーク4による伝送帯域を、例
えば、図8に示すように、1:50に分割し、前者の帯
域(全伝送帯域の1/51)を更新専用資源とする。一
方、データ構成部17は、更新データDa,Db,Dc
すべてについて、更新報知形式データを構成する。そし
て、伝送部18においては、更新データDa,Db,D
cすべてについての更新報知形式データが、更新専用資
源を利用して送信される。
【0077】なお、放送ネットワーク4を介しての送信
に必要な資源のうち、更新専用資源を除いた残りの資源
(上述の場合においては、全伝送帯域の50/51)
は、例えば、図6における場合と同様に、更新データD
a,Db,Dcに対して割り当てられる。また、この残
りの資源を利用して送信するデータは、上述したよう
に、更新データのデータ量と資源の割当量に基づき、通
常形式データまたは更新報知形式データのうちのいずれ
かとすることもできるが、ここでは、更新報知形式デー
タは、更新専用資源を利用して送信されるから、残りの
資源を利用して送信するデータは、すべて通常形式デー
タとするのが望ましい。
【0078】受信端末5において、更新報知形式データ
が受信、選択された場合、上述したように、サーバ2に
対して、通信ネットワーク6を介して、対応する更新デ
ータの要求がなされ、サーバ2からは、その要求のあっ
た更新データが、通信ネットワーク6を介して受信端末
5に送信される。従って、更新報知形式データに資源の
少なくとも一部を割り当てるとともに、すべての更新デ
ータについて、更新報知形式データを構成し、常時また
は間欠的に送信することで、ユーザに対してまったく配
信されない更新データが生じるのを防止することが可能
となる。さらに、更新報知形式データは、通常形式デー
タに比較してデータ量の少ないものであるから、それを
放送ネットワーク4で送信する場合には、少ない資源で
済み、従って、視聴率の高い更新データが配置された通
常形式データの送信に、大きな影響を与えることもな
い。
【0079】なお、更新報知形式データは、本実施の形
態では、上述したように固定長であるから(但し、可変
長とすることも可能である)、その更新専用資源を利用
しての送信は、すべての更新データについて、いわば均
一な密度で行われる。
【0080】次に、図9のフローチャートを参照して、
サーバ2における要求データ送信処理について説明す
る。
【0081】この場合、ステップS21において、受信
端末5から通信ネットワーク6を介して、データ識別子
が送信されてきたかどうかが、通信制御部11によって
判定され、送信されてきていないと判定された場合、ス
テップS21に戻る。また、ステップS21において、
データ識別子が送信されてきたと判定された場合、通信
制御部11は、そのデータ識別子を、データ検索部16
に転送する。データ検索部16は、データ識別子を受信
すると、ステップS22において、そのデータ識別子が
付加された更新データを、データベース3の中から検索
し、そこに記憶されているフォーマットで、即ち、通常
形式データのフォーマットで、通信制御部11に供給す
る。通信制御部11は、データ検索部16からの通常形
式データを受信し、ステップS23において、それを、
データ識別子を送信してきた受信端末(ここでは、受信
端末5)に、通信ネットワーク6を介して送信して、ス
テップS21に戻る。
【0082】次に、図10は、図1の受信端末5の構成
例を示している。
【0083】受信部21は、サーバ2から放送ネットワ
ーク4を介して送信されてくる送信データを受信し、選
択部22に出力されるようになされている。選択部22
は、履歴情報記憶部27に記憶されている履歴情報に基
づいて、受信部21からの送信データを選択し、その選
択した送信データとしての通常形式データまたは更新報
知形式データを、データベース23に登録するようにな
されている。データベース23は、例えば、大容量のハ
ードディスクや光磁気ディスク、その他の記録媒体で構
成され、選択部22からの送信データや、要求部29か
ら供給されるデータを記憶(記録)するようになされて
いる。読み出し部24は、操作部30の操作に対応し
て、データベース23に記憶されたデータを読み出し、
出力部25に供給するようになされている。出力部25
は、例えば、ディスプレイやスピーカなどで構成され、
読み出し部24からのデータを表示し、または音声とし
て出力するようになされている。
【0084】履歴管理部26は、読み出し部24による
データベース23からのデータの読み出し履歴、即ち、
ユーザがデータを視聴した視聴履歴としての履歴情報を
管理するようになされている。即ち、履歴管理部26
は、読み出し部24を監視しており、例えば、読み出し
部24がデータベース23からデータを読み出した回数
を、そのデータ識別子ごとにカウントしたものを、履歴
情報として、履歴情報記憶部27に記憶させるようにな
されている。履歴情報記憶部27は、履歴管理部26か
らの履歴情報を記憶するようになされている。通信制御
部28は、通信ネットワーク6を介しての通信制御を行
うようになされており、これにより、履歴情報記憶部2
7に記憶された履歴情報や、要求部29からのデータの
要求を、通信ネットワーク6を介してサーバ2に送信し
たり、また、サーバ2から通信ネットワーク6を介して
送信されてくるデータを受信するようになされている。
【0085】要求部29は、データベース23を監視し
ており、そこに、更新報知形式データが記憶された場合
に、そこに配置されているデータ識別子により特定され
る更新データの要求を、通信制御部28を制御すること
により、通信ネットワーク6を介して、サーバ2に対し
て行うようになされている。また、要求部29は、この
要求に応じて、通信制御部28で受信される更新データ
を、データベース23に登録するようにもなされてい
る。操作部30は、データベース23に登録されたデー
タを、出力部25において表示、出力する場合に操作さ
れる。
【0086】以上のように構成される受信端末5では、
サーバ2から放送ネットワーク4を介して送信されてく
る送信データを受信する受信処理、データベース23に
登録されたデータのうち、更新報知形式データについ
て、対応する更新データを要求するデータ要求処理、デ
ータベース23に登録されたデータを出力する出力処
理、および履歴情報をサーバ2に送信する履歴情報送信
処理が行われるようになされている。
【0087】まず、図11のフローチャートを参照し
て、受信処理について説明する。
【0088】サーバ2から放送ネットワーク4を介して
送信データが送信されてくると、受信部21では、ステ
ップS31において、その送信データが受信され、選択
部22に送信される。選択部22では、ステップS32
において、受信部21からの送信データが選択すべきも
のであるかどうかが、履歴情報記憶部27に記憶された
履歴情報を参照することで判定される。
【0089】ステップS32において、受信部21から
の送信データが選択すべきものでないと判定された場
合、即ち、例えば、送信データとしての通常形式データ
または更新報知形式データに配置されているデータ識別
子が、履歴情報記憶部27において履歴情報として記憶
されていない場合(記憶されていても、そのデータの読
み出し回数が0回の場合を含む)、次の送信データが、
放送ネットワーク4を介して送信されてくるのを待っ
て、ステップS31に戻る。従って、この場合、送信デ
ータは、データベース23に登録されない。
【0090】一方、ステップS32において、受信部2
1からの送信データが選択すべきものであると判定され
た場合、即ち、例えば、送信データとしての通常形式デ
ータまたは更新報知形式データに配置されているデータ
識別子が、履歴情報記憶部27において履歴情報として
記憶されている場合、ステップS33に進む。
【0091】ここで、上述のように、送信データに配置
されているデータ識別子が、履歴情報として記憶されて
いない場合には、その送信データは、データベース23
に登録されないが、例えば、受信端末5の購入直後など
においては、履歴情報記憶部27には、履歴情報が記憶
されていないため、送信データは、一切、データベース
23に登録されないことになる。そこで、受信端末5で
は、例えば、図示せぬ設定スイッチを操作することによ
り、上述したように、選択部22において、履歴情報に
基づいて、送信データの取捨選択を行うかどうかの設定
を行うことができるようになされている。即ち、設定ス
イッチが、履歴情報に基づいて、送信データの取捨選択
を行わないように設定されている場合には、ステップS
31の処理後、ステップS32の処理は行われず、ステ
ップS33の処理が行われるようになされている。
【0092】なお、そのような設定スイッチの操作を行
わなくても、履歴情報記憶部27に履歴情報が記憶され
ていない場合には、ステップS32の処理を、自動的に
スキップするようにすることが可能である。
【0093】ステップS33では、選択部22におい
て、受信部21からの送信データに配置されたデータ識
別子と同一のデータ識別子を有するものが、データベー
ス23に、既に記憶されているかどうかが判定され、記
憶されていないと判定された場合、ステップS34をス
キップして、ステップS35に進む。
【0094】また、ステップS33において、受信部2
1からの送信データに配置されたデータ識別子と同一の
データ識別子を有するものが、データベース23に、既
に記憶されていると判定された場合、ステップS34に
進み、選択部22において、その既に記憶されているデ
ータ(以下、適宜、既登録データという)に配置された
バージョン情報と、受信部21からの送信データに配置
されたバージョン情報とが比較され、これにより、受信
部21からの送信データが、既登録データを更新したも
のであるかどうかが判定される。
【0095】ステップS34において、受信部21から
の送信データが、既登録データを更新したものでないと
判定された場合、即ち、例えば、図5で説明したよう
に、サーバ2からは、同一の送信データが放送ネットワ
ーク4を介して繰り返し送信されるが、そのように繰り
返し行われる送信のうちの、過去に行われた送信による
送信データが、既に、データベース23に登録されてい
る場合、ステップS31に戻る。従って、この場合、送
信データは、データベース23に登録されない(既に登
録されているから、再度、登録する必要がない)。
【0096】一方、ステップS34において、受信部2
1からの送信データが、既登録データを更新したもので
あると判定された場合、ステップS35に進み、その送
信データが、通常形式データであるか、または更新報知
形式データであるかが、選択部22において判定され
る。ステップS35において、受信部21からの送信デ
ータが、通常形式データであると判定された場合、ステ
ップS36に進み、その通常形式データが、それに対応
する既登録データに代えて(上書きする形で)、データ
ベース23に登録され、ステップS31に戻る。なお、
ステップS32の処理をスキップする場合においては、
データベース23へのデータの書き込みは、既登録デー
タに追加する形で行われる。
【0097】また、ステップS35において、受信部2
1からの送信データが、更新報知形式データであると判
定された場合、ステップS37に進み、その更新報知形
式データに対応する既登録データのバージョン情報が、
その更新報知形式データに配置されたバージョン情報に
更新される。さらに、そのバージョン情報が更新された
既登録データに対して、更新がなされたデータ(更新デ
ータ)が存在することを示す更新フラグが付加され、ス
テップS31に戻る。なお、ステップS32の処理をス
キップする場合においては、上述のように、更新報知形
式データは、既登録データに追加する形で書き込まれ、
また、その際、更新フラグは、その更新報知形式データ
に付加される。
【0098】ここで、受信部21においては、履歴情報
記憶部27に記憶されている履歴情報に基づいて、送信
データを受信させるようにすることが可能である。即
ち、例えば、サーバ2から、各送信データが、周波数分
割方式で、放送ネットワーク4を介して送信されてくる
場合において、そのようにして送信されてくる送信デー
タを受信部21において同時に受信することができない
ときには、履歴情報を参照して、視聴された回数の多い
送信データを優先的に受信するようにすることが可能で
ある。
【0099】具体的には、例えば、図6で説明したよう
に、データDa,Db,Dcについての送信データが送
信されている場合において、履歴情報記憶部27に、視
聴回数が、それぞれ2,4,1回という履歴情報が記憶
されているときには、データDb,Da,Dcの順に、
それぞれについての送信データを受信するようにするこ
とができる。
【0100】あるいは、また、受信端末5が図11のフ
ローチャートに示した処理を行うのに必要な資源を、デ
ータDa,Db,Dcに対して、それぞれ、2:4:1
の割合で割り当てるようにすることなども可能である。
【0101】なお、データベース23において、その記
憶容量の限度まで、データが記憶された後は、例えば、
新たなデータは、最も古いデータに上書きする形で登録
されるようになされている。従って、この場合、その最
も古いデータは削除されることになる。
【0102】次に、図12を参照して、データ要求処理
について説明する。なお、このデータ要求処理は、受信
端末5において定期的に行われる。但し、データ要求処
理は、不定期に行うことも可能である。
【0103】この場合、受信端末5の要求部29では、
まず最初に、ステップS51において、データベース2
3における既登録データのうち、更新フラグが付加され
ているものがすべて検索され、ステップS52に進む。
ステップS52では、要求部29において、通信制御部
28が制御されることにより、ステップS51で検索さ
れた更新フラグの付加されている既登録データに配置さ
れているデータ識別子が、通信ネットワーク6を介し
て、サーバ2に送信される。即ち、この場合、要求部2
9は、通信制御部28を制御することにより、サーバ2
との、通信ネットワーク6を介しての通信リンクを確立
させる。さらに、要求部29は、通信制御部28を制御
し、これにより、更新フラグの付加されている既登録デ
ータに配置されているデータ識別子を、対応する更新デ
ータを要求する旨とともに、通信ネットワーク6を介し
て、サーバ2に送信させる。
【0104】そして、ステップS53では、ステップS
52で要求した更新データが、通信ネットワーク6を介
して、サーバ2から送信されてきたどうかが、通信制御
部28によって判定され、送信されてきていないと判定
された場合、ステップS52に戻る。また、ステップS
53において、更新データが、通信ネットワーク6を介
して、サーバ2から送信されてきたと判定された場合、
即ち、図9で説明した要求データ送信処理のステップS
23において、更新データの送信がなされた場合、ステ
ップS54に進み、通信制御部28において、その更新
データが受信され、ステップS55に進む。ステップS
55では、要求部29において、通信制御部28で受信
された更新データ(この更新データは、例えば、図9で
説明したように、通常形式データのフォーマットで送信
されてくる)が、データベース23に登録されている、
対応する既登録データに代えて登録される。そして、通
信制御部28において、通信ネットワーク6を介しての
サーバ2との接続が切断され、処理を終了する。
【0105】ここで、受信端末5では、図11で説明し
た受信処理のステップS37において、更新報知形式デ
ータに対応する更新データの要求を行うようにすること
も可能であるが、このようにすると、更新報知形式デー
タをデータベース23に登録しようとするごとに、通信
ネットワーク6を介してのサーバ2との通信リンクの確
立/切断が行われ、通信コストの面から好ましくない。
そこで、上述したように、更新報知形式データについて
は、いわば、とりあえず更新フラグを付加しておくよう
にし、定期的に、データ要求処理を行うようにすること
で、頻繁に、サーバ2との通信リンクの確立/切断が行
われることを防止することが可能となる。なお、データ
要求処理を、長期間行わないと、データベース23の記
憶内容は陳腐化することになる。一方、データ要求処理
を頻繁に行うことは、上述したように、通信コストの面
から好ましくない。従って、データ要求処理を行う頻度
は、これらをバランスさせるように決定するのが望まし
い。
【0106】次に、図13のフローチャートを参照し
て、データ出力処理について説明する。
【0107】この場合、まず最初に、ステップS41に
おいて、操作部30が、データベース23に記憶されて
いる所定の既登録データを出力するように操作されたか
どうかが判定され、操作されていないと判定された場
合、ステップS41に戻る。また、ステップS41にお
いて、操作部30が、データベース23に記憶されてい
る所定の既登録データを出力するように操作されたと判
定された場合、ステップS42に進み、読み出し部24
において、その既登録データが、データベース23から
検索されて読み出される。そして、読み出し部24は、
読み出した既登録データを、出力部25に供給し、これ
により、その既登録データが、出力部25から出力され
る。
【0108】その後、ステップS43に進み、履歴情報
が更新される。即ち、履歴管理部26は、読み出し部2
4を監視しており、データベース23から既登録データ
が読み出されると、そのデータ識別子に対応する履歴情
報としてのデータの読み出し回数を1だけインクリメン
トし、履歴情報記憶部27に記憶させ、ステップS41
に戻る。
【0109】次に、図14のフローチャートを参照し
て、履歴情報送信処理について説明する。
【0110】この場合、まず最初に、ステップS61に
おいて、サーバ2から履歴情報の要求があったかどうか
が、通信制御部28において判定され、その要求がなか
ったと判定された場合、ステップS61に戻る。また、
ステップS61において、履歴情報の要求があったと判
定された場合、即ち、サーバ2から、通信ネットワーク
6を介しての接続の要求があり、その接続後、履歴情報
の要求があった場合、ステップS62に進み、通信制御
部28は、履歴情報記憶部27から履歴情報を読み出
し、通信ネットワーク6を介して、サーバ2に送信す
る。そして、ステップS63に戻り、履歴情報記憶部2
7の記憶内容がクリアされ、ステップS61に戻る。
【0111】以上、本発明をデータ配信システムに適用
した場合について説明したが、このようなデータ配信シ
ステムは、例えば、97.3、日経マルチメディア(Ni
kkeiMultimedia)で紹介されているような、衛星などを
利用したディジタル放送によるマルチメディアコンテン
ツ流通ビジネスなどに適用可能である。
【0112】さらには、例えば、図15に示すような、
インターネットなどのTCP/IPプロトコルにしたが
った通信を行うためのネットワークにおいて、IPマル
チキャスト(IPマルチキャストとは、TCP/IPネ
ットワークにおいて、データを特定の端末群(マルチキ
ャストグループと呼ばれる)に同報するための技術で、
RFC(Request For Comment)1112としてIET
F(Internet Engineering Task Force)の標準になっ
ているものである。データの同報には、クラスDと呼ば
れる特殊なIPアドレス(224.0.0.0乃至239.255.255.2
55の範囲)が使われ、データを同報するサーバでは、特
定のクラスDアドレスを指定して、データの発信を行
い、データの同報を受ける端末では、そのクラスDアド
レスを指定しておく。この場合に、IPマルチキャスト
対応のルータは、クラスDアドレスの指定されたIPパ
ケットを受け取ると、そのクラスDアドレスの指定がな
されている端末が存在する経路を割り出し、そのパケッ
トを複製して送り出す。)を行う場合にも適用可能であ
る。
【0113】即ち、図15(A)では、IPマルチキャ
スト対応ルータを介して、配信サーバから受信端末に対
して、データの同報が行われ、図15(B)では、通信
衛星を介して、配信サーバから受信端末に対して、デー
タの同報が行われるが、いずれの形態でデータの同報を
行う場合にも、本発明は適用可能である。さらに、図1
5(C)では、配信サーバからのデータを、通信衛星を
介して、再配信用サーバに送信し、さらに、その再配信
用サーバから受信端末にデータが送信されるが、配信サ
ーバから再配信用サーバへのデータの同報、および再配
信用サーバから受信端末へのデータの同報のいずれにつ
いても、本発明は適用可能である。
【0114】また、本発明は、その他、例えば、分散型
データシステムなどにも適用可能である。即ち、分散型
データベースシステムは、同一のデータが記憶された複
数のデータベースとしての記憶装置(例えば、メモリや
ハードディスクなど)が、物理的に離れた位置に配置さ
れて構成されるが、このように同一のデータが記憶され
た複数のデータベースを、物理的に離れた位置に配置し
た場合においては、例えば、多数のユーザやアプリケー
ションなどによるデータベースへのアクセスに対応する
ことができ、さらに、データベースの信頼性を向上させ
ることができる。
【0115】複数のデータベースを分散して配置した分
散型データベースシステムでは、そのうちのあるデータ
ベースの記憶内容が更新された場合、他のデータベース
すべてについても、同様に更新を行う必要がある。従来
の分散型データベースシステムにおいては、一般に、複
数のデータベースを、双方向通信が可能なコンピュータ
ネットワークで接続し、そのネットワークを介して、更
新後のデータをやりとりすることで、各データベースの
データの更新が行われるようになされている。
【0116】以上のような分散型データベースシステム
では、基本的に、ある時刻におけるすべてのデータベー
スにおける記憶内容の同一性を保証するため、複数のデ
ータベースの内容の更新を、同期をとって行う必要があ
る。即ち、あるデータベースの更新を開始してから、複
数のデータベースすべてについての更新を終了するまで
は、例えば、データベースへのアクセスを禁止する必要
がある。従って、分散型データベースシステムにおい
て、その複数のデータベースの更新は、より短時間で行
うのが望ましい。
【0117】しかしながら、従来の分散型データベース
システムでは、データベースどうしの間で、上述のコン
ピュータネットワークを介して、いわゆる1対1通信
(point-to-point)が行われることにより、その更新が
行われる。従って、分散型データベースを構成するデー
タベース数が増加すると、通信に必要な資源や、更新に
必要な制御を行うCPU(Central Processing Unit)
に対する負荷、その他のオーバヘッドが増加し、短時間
での更新が困難となる。
【0118】そこで、上述したように、各データベース
に対して、放送ネットワーク4を主として利用するとと
もに、通信ネットワーク6を補完的に利用して、更新デ
ータを配信することで、短時間で、かつ効率的なデータ
ベースの更新が可能となる。
【0119】なお、本実施の形態では、データの履歴情
報に基づき、サーバ2において、そのデータに対する資
源の割当量を決定し、また、受信端末5において、その
データをデータベース23に登録するかどうかの選択な
どを行うようにしたが、その他、例えば、関連するデー
タにリンクを張り、あるいは、データを所定のカテゴリ
別に分類しておき、そのようにリンクが張られたデータ
や、同一カテゴリに属するデータの履歴情報をも加味し
て、サーバ2において、そのデータに対する資源の割当
量を決定したり、また、受信端末5において、そのデー
タをデータベース23に登録するかどうかの選択などを
行うようにすることなども可能である。この場合におい
て、どのデータにリンクが張られているかの情報や、デ
ータが属するカテゴリに関する情報は、通常形式データ
については、例えば、バージョン情報とデータとの間
に、更新報知形式データについては、例えば、バージョ
ン情報の後に、それぞれ配置するようにすることができ
る(このようにした場合、通常形式データの最後に配置
されるデータそのものを削除するだけで、更新報知形式
データを構成することができる)。
【0120】また、本実施の形態では、受信端末5によ
る履歴情報送信処理(図14)において、履歴情報をサ
ーバ2に送信した後に、履歴情報記憶部27に記憶され
た履歴情報をクリアするようにしたが、このクリアは行
わないようにすることも可能である。
【0121】さらに、受信端末5の履歴情報記憶部27
には、上述のサーバ2の統計情報記憶部13に記憶させ
る統計情報と同様に、各データの読み出し回数の、全体
の読み出し回数に対する割合などを、履歴情報として記
憶させるようにすることも可能である。また、この場
合、受信端末5においては、各データの処理を、その履
歴情報としての割合にしたがって行うようにすることも
可能である。即ち、例えば、受信部21における各デー
タに対する受信処理(図11)を、履歴情報で表される
割合にしたがって行ったり、あるいは、データベース2
3に、その記憶容量の限度までデータが記憶された場合
のデータの削除を、履歴情報で表される割合にしたがっ
て各データを残すように行うことなどが可能である。
【0122】また、サーバ2では、1日を幾つかの時間
帯に分け、各時間帯における視聴率を求めて、各データ
に対する資源の割当を行ったり、その資源の割当を、デ
ータごとに重みを付けて行ったりすることなども可能で
ある。
【0123】
【0124】
【発明の効果】 以上の如く、第1の本発明 によれば
率的なデータの配信が可能となる。
【0125】第2の本発明によれば効率的なデータの
受信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ配信システムの一実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のサーバ2の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】サーバ2による登録処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】図2のデータベース2に登録されたデータのフ
ォーマットを示す図である。
【図5】サーバ2によるデータ伝送処理を説明するため
のフローチャートである。
【図6】図5のステップS13の処理の詳細を説明する
ための図である。
【図7】図2のデータ構成部17において構成される送
信データのフォーマットを示す図である。
【図8】図5のステップS13の処理の詳細を説明する
ための図である。
【図9】サーバ2による要求データ送信処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図10】図1の受信端末5の構成例を示すブロック図
である。
【図11】受信端末5による受信処理を説明するための
フローチャートである。
【図12】受信端末5によるデータ要求処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図13】受信端末5によるデータ出力処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図14】受信端末5による履歴情報送信処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図15】IPマルチキャストを行うシステムの構成例
を示す図である。
【符号の説明】
1a乃至1c データベース, 2 サーバ, 3 デ
ータベース, 4 放送ネットワーク, 5 受信端
末, 6 通信ネットワーク, 11 通信制御部,
12 履歴管理部, 13 統計情報記憶部, 14
資源割当部, 15 登録部, 16 データ検索部,
17 データ構成部, 18 伝送部,21 受信
部, 22 選択部, 23 データベース, 24
読み出し部, 25 出力部, 26 履歴管理部,
27 履歴情報記憶部, 28 通信制御部, 29
要求部, 30 操作部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/18 G06F 12/00 545 G06F 13/00 540 H04H 1/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースに記憶されたデータを、同
    報可能な同報ネットワークを介して送信する送信装置で
    あって、 前記データベースに記憶されたデータのうち、更新がな
    された更新データについて、少なくともその更新がなさ
    れたことを示す更新報知情報を前記同報ネットワークを
    介して送信する送信データとして構成する構成手段と、 前記更新報知情報に対して、前記同報ネットワークを介
    して送信を行うための資源として、少なくともその一部
    を割り当てる割当手段と、 前記割当手段による資源の割当量にしたがって、前記構
    成手段により構成された前記送信データを、前記同報ネ
    ットワークを介して送信する送信手段とを備えることを
    特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 前記割当手段は、前記更新報知情報を、
    常時または間欠的に割り当てることを特徴とする請求項
    1に記載の送信装置。
  3. 【請求項3】 前記同報ネットワークを介して送信され
    た前記送信データを受信する受信装置との間で、双方向
    の通信が可能な双方向ネットワークを介して通信を行う
    通信手段と、 前記受信装置における前記送信データの視聴履歴に関す
    る履歴情報を、前記双方向ネットワークを介して収集す
    る収集手段とをさらに備え、 前記割当手段は、前記履歴情報と更新データ量に基づ
    き、前記更新データに対して資源をさらに割り当てるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  4. 【請求項4】 前記同報ネットワークを介して送信され
    た前記送信データを受信する受信装置との間で、双方向
    の通信が可能な双方向ネットワークを介して通信を行う
    通信手段と、 前記通信手段において、前記受信装置からの前記更新報
    知情報により更新がされたことを示された前記更新デー
    タの要求が受信された場合に、その更新データを、前記
    データベースから検索する検索手段とをさらに備え、 前記通信手段は、前記検索手段が検索した前記更新デー
    タを、その要求をした前記受信装置に、前記双方向ネッ
    トワークを介して送信することを特徴とする請求項1に
    記載の送信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信装置における前記送信データの
    視聴履歴に関する履歴情報を、前記双方向ネットワーク
    を介して収集する収集手段をさらに備え、 前記割当手段は、前記履歴情報と更新データ量に基づ
    き、前記更新データに対して資源をさらに割り当てるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の送信装置。
  6. 【請求項6】 データベースに記憶されたデータを、同
    報可能な同報ネットワークを介して送信する送信方法で
    あって、 前記データベースに記憶されたデータのうち、更新がな
    された更新データについて、少なくともその更新がなさ
    れたことを示す更新報知情報を前記同報ネットワークを
    介して送信する送信データとして構成し、 前記更新報知情報に対して、前記同報ネットワークを介
    して送信を行うための資源として、少なくともその一部
    を割り当て、 その資源の割当量にしたがって、前記送信データを、前
    記同報ネットワークを介して送信することを特徴とする
    送信方法。
  7. 【請求項7】 前記更新報知情報を、常時または間欠的
    に割り当てることを特徴とする請求項6に記載の送信方
    法。
  8. 【請求項8】 前記同報ネットワークを介して送信され
    た前記送信データを受信する受信装置との間で、双方向
    の通信が可能な双方向ネットワークを介して通信を行
    い、 前記受信装置における前記送信データの視聴履歴に関す
    る履歴情報を、前記双方向ネットワークを介して収集
    し、 前記履歴情報と更新データ量に基づき、前記更新データ
    に対して資源を割り当てることを特徴とする請求項6に
    記載の送信方法。
  9. 【請求項9】 前記同報ネットワークを介して送信され
    た前記送信データを受信する受信装置との間で、双方向
    の通信が可能な双方向ネットワークを介して通信を行
    い、 前記受信装置からの前記更新報知情報により更新がされ
    たことを示された前記更新データの要求が受信された場
    合に、その更新データを、前記データベースから検索
    し、 検索した前記更新データを、その要求をした前記受信装
    置に、前記双方向ネットワークを介して送信することを
    特徴とする請求項6に記載の送信方法。
  10. 【請求項10】 前記受信装置における前記送信データ
    の視聴履歴に関する履歴情報を、前記双方向ネットワー
    クを介して収集し、 前記履歴情報と更新データ量に基づき、前記更新データ
    に対して資源を割り当てることを特徴とする請求項9に
    記載の送信方法。
  11. 【請求項11】 同報可能な同報ネットワークを介して
    送信されてくる、データベースに記憶されたデータを受
    信する受信装置であって、 前記データベースに記憶されたデータのうち、更新がな
    された更新データまたはその更新がなされたことを示す
    更新報知情報のうちの、少なくとも前記更新報知情報を
    受信する受信手段と、 前記更新報知情報により更新がされたことを示された前
    記更新データを要求する要求手段と、 前記データを有する送信装置との間で、双方向の通信が
    可能な双方向ネットワークを介して通信を行う通信手段
    とを備え、 前記通信手段は、前記要求手段による前記更新データの
    要求を、前記双方向ネットワークを介して前記送信装置
    に送信し、その要求に対応して、前記送信装置から前記
    双方向ネットワークを介して送信されてくる前記更新デ
    ータを受信することを特徴とする受信装置。
  12. 【請求項12】 前記更新データの視聴履歴に関する履
    歴情報を管理する管理手段をさらに備え、 前記通信手段は、前記履歴情報を、前記双方向ネットワ
    ークを介して、前記送信装置に送信することを特徴とす
    る請求項11に記載の受信装置。
  13. 【請求項13】 同報可能な同報ネットワークを介して
    送信されてくる、データベースに記憶されたデータを受
    信する受信方法であって、 前記データベースに記憶されたデータのうち、更新がな
    された更新データまたはその更新がなされたことを示す
    更新報知情報のうちの、少なくとも前記更新報知情報を
    受信し、 前記更新報知情報により更新がされたことを示された前
    記更新データの要求を、双方向の通信が可能な双方向ネ
    ットワークを介して前記送信装置に送信し、 その要求に対応して、前記送信装置から前記双方向ネッ
    トワークを介して送信されてくる前記更新データを受信
    することを特徴とする受信方法。
  14. 【請求項14】 前記更新データの視聴履歴に関する履
    歴情報を管理して、前記履歴情報を、前記双方向ネット
    ワークを介して、前記送信装置に送信することを特徴と
    する請求項13に記載の受信方法。
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