JP3498864B2 - 縦型穀粒選別機 - Google Patents

縦型穀粒選別機

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JP3498864B2 JP19466394A JP19466394A JP3498864B2 JP 3498864 B2 JP3498864 B2 JP 3498864B2 JP 19466394 A JP19466394 A JP 19466394A JP 19466394 A JP19466394 A JP 19466394A JP 3498864 B2 JP3498864 B2 JP 3498864B2
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sorting cylinder
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隆司 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、米や麦等の穀粒を粒径
によって選別して、砕粒や小粒等の屑粒を取り除く縦型
穀粒選別機に関する。
【0002】
【従来の技術】縦型穀粒選別機は、図5に示す如く、四
角筒状殻体11の内部にラセン2を収嵌した選別筒1を
立設し、この選別筒1の下部に設けた受粒筒12に殻体
11外に通じる供給シュート13から供給される穀粒を
ラセン2の回転により上方に送り揚げながら、選別筒1
に設けた選別孔14から屑粒を漏出させて選別するもの
で、整粒が選別筒1上部の取出口15から殻体11外に
突設したタンク16へ放出されて溜められ、屑粒は屑粒
取出口17から殻体11外へ取り出される。選別筒1の
外周面には、板状の目詰防止具3を摺接して選別孔14
に詰る穀粒を除去するようにしている。選別筒1とラセ
ン2は、ラセン2が選別筒1の約4〜5倍の速度で逆方
向へモータ27によって回転駆動されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】選別筒1の選別孔14
には孔径と略同径の穀粒が詰るが、この詰った穀粒の選
別筒1周面から突出した部分に目詰防止具3が当ること
で、選別筒1の内側あるいは外側へ掻き落すようにな
る。しかしながら、選別作業を長時間続けていると目詰
防止具3によっては掻き落されない穀粒が多く残り選別
率が低下してくる。この選別率低下現象は、特に麦の選
別において短時間に生じてくる。このように選別率が低
下してくると選別機を一時停止して、選別筒1の選別孔
14に固く詰った穀粒をブラシ等を用いて人手によって
掻き落している。そこで、本発明では、人手による目詰
り穀粒除去作業を不要にすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、立設した選
別筒1内に揚穀用ラセン2を収嵌し該選別筒1の外周に
目詰まり防止具3を摺接させた縦型穀粒選別機におい
て、前記選別筒1の回転方向を逆方向に変更する回転制
御手段4を設けて縦型穀粒選別機を構成した。また、前
記構成において、短い板体5の端縁6を選別筒1の外周
面に摺接させこの短い板体5に重ねて長い板体7の側面
を選別筒1の外周面に当接させて目詰まり防止具3を構
成した。また、回転制御手段4は、ラセン2の回転を順
方向で高速回転にした後に選別筒1を逆回転させる制御
方法にした。さらに、回転制御手段4は、選別筒1の下
部に設けた残留穀粒排出口9のシャッター開閉レバー1
0の開口作動に連動して選別筒1を逆回転させるように
した。
【0005】
【発明の作用及び効果】選別筒1の回転方向は一定であ
るので、目詰防止具3によって掻き落されようとする穀
粒は回転方向に沿うような状態で目詰状態となってい
る。そこで、目詰りが発生したと判断されると、回転制
御手段4を作動して選別筒1を逆回転させる。すると、
目詰り穀粒に対して目詰防止具3が逆方向から掻落し作
用することになって、目詰り穀粒を浮き上がらせて目詰
り除去が効果的に行われることとなる。目詰防止具3を
短い板体5の端縁6を選別筒1の外周面に摺接させこの
短い板体5に重ねて長い板体7の側面を選別筒1の外周
面に当接させた構成とすることで、選別筒1の逆回転時
に周面に強く押し付けられた短い板体5の端面が目詰り
穀粒を引っ掛けるよう作用して強く掻落し作用が働くこ
とになる。
【0006】ラセン2の回転を順方向で高速回転にした
後に選別筒1を逆回転させる回転制御手段4を設けれ
ば、目詰り除去の際にラセン2の順方向高速回転によっ
て選別筒1内の穀粒を排出した後に選別筒1を逆回転さ
せるので、選別筒1やラセン2の逆回転によって選別筒
1内で穀粒が損傷したり残留穀粒が選別筒1の回転に支
障を与えたりするような不都合を生じない。選別筒1の
下部に設けた残留穀粒排出口9のシャッター開閉レバー
10の開口作動に連動して選別筒1を逆回転させる回転
制御手段4を設け構成とすれば、選別筒1を逆回転さ
せる目詰り除去時に残留穀粒排出口9から穀粒が速やか
に排出されるので、ラセン2や選別筒1の回転に支障を
与えることなく、又、穀粒がラセン2の回転によって細
粒化されるのを防ぐことになる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1に示すは、目詰防止具3の実施例で、選
別筒1の外周面に対して短い板体5がその端縁6の隅角
部を当接する状態で、さらに長い板体8がその側面18
を摺接する状態で殻体11内部の取付枠19に取り付け
ている。選別筒1は半円筒状の選別板20,21を一部
分重ね合わせて円筒状にしたもので、内部のラセン2の
回転方向イに対して選別筒を逆方向ロへ低速回転する
ようにすると共に選別板20,21の端面22で穀粒を
損傷しない方向へラセン2を回転している。この状態で
目詰りする穀粒Rは図示の如く選別孔14の回転後端側
に引っ掛かった状態となっている。これに対して選別筒
1を逆回転すると、短い板体5の端縁6が穀粒Rを引っ
掛けて掻き落すよう作用することになる。
【0008】図2に示すは、選別筒1の下部で、殻体1
1内部の受粒筒12に通じる供給シュート13の下端部
に残留穀粒排出口9を設け、この排出口9を開閉するシ
ャッタ23は、外部の開閉レバー10で操作するように
していて、この開閉レバー10をシャッタ23が開く位
置にするとセンサSを押すようにしている。受粒筒12
内の残粒穀粒は、シャッタ23を開くと残粒穀粒排出シ
ュート28を通って外部へ排出される。
【0009】図3は、制御装置のブロック図で、制御手
段(CPU)4に対して選別筒1の選別条件による設定
値を入力する設定器24と前記センサSと選別終了スイ
ッチ25から各信号が入力され、制御信号がインバータ
26に出されモータ27の回転を逆回転,高速回転等に
制御する。
【0010】図4は制御のフローチャートを示すもの
で、選別作業中に選別終了スイッチ25がONされると
ラセン2が高速順回転して速やかに穀粒を選別筒1内か
ら排出した後に停止する。その後残留穀粒排出口9のシ
ャッタ23を開くことでセンサSをONすると選別筒1
が低速で逆回転して選別筒1の目詰りを除去した後に停
止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部の拡大平断面図である。
【図2】一部の拡大側断面図である。
【図3】制御のブロック図である。
【図4】制御のフローチャート図である。
【図5】従来構造を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 選別筒 2 ラセン 3 目詰まり防止具 4 逆回転制御手段 5 短い板体 6 端縁 7 長い板体 9 残留穀粒排出口 10 シャッタ開閉レバー

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設した選別筒(1)内に揚穀用ラセン
    (2)を収嵌し該選別筒(1)の外周に目詰まり防止具
    (3)を摺接させた縦型穀粒選別機において、前記選別
    筒(1)の回転方向を逆方向に変更する回転制御手段
    (4)を設けてなる縦型穀粒選別機。
  2. 【請求項2】 短い板体(5)の端縁(6)を選別筒
    (1)の外周面に摺接させこの短い板体(5)に重ねて
    長い板体(7)の側面を選別筒(1)の外周面に当接さ
    せて目詰まり防止具(3)を構成してなる請求項1に記
    載の縦型穀粒選別機。
  3. 【請求項3】 ラセン(2)の回転を順方向で高速回転
    にした後に選別筒(1)を逆回転させる回転制御手段
    (4)を設けてなる請求項1に記載の縦型穀粒選別機。
  4. 【請求項4】 選別筒(1)の下部に設けた残留穀粒排
    出口(9)のシャッター開閉レバー(10)の開口作動
    に連動して選別筒(1)を逆回転させる回転制御手段
    (4)を設けてなる請求項1に記載の縦型穀粒選別機。
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