JP3497093B2 - 集積化ガスパネル用フィルタユニット - Google Patents

集積化ガスパネル用フィルタユニット

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JP3497093B2
JP3497093B2 JP05897599A JP5897599A JP3497093B2 JP 3497093 B2 JP3497093 B2 JP 3497093B2 JP 05897599 A JP05897599 A JP 05897599A JP 5897599 A JP5897599 A JP 5897599A JP 3497093 B2 JP3497093 B2 JP 3497093B2
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武士 岩崎
豊彦 進藤
茂 八木澤
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東芝セラミックス株式会社
有限会社 ワールドクリーンテック
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体用高純度ガス
の純化に用いられる集積化ガスパネル用フィルタユニッ
トに係わり、特にガス溜りを効果的に防止して高純度の
ガス純化が可能な集積化ガスパネル用フィルタユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体デバイスの製造等に用いら
れるN2ガス、Arガス、HClガス、HBrガスのガ
ス供給制御ラインの縮小化のために集積化ガスパネルが
用いられており、さらに、ガスを高純度化するために集
積化ガスパネルに集積化ガスパネル用フィルタユニット
を組み込んだものが使用されている。
【0003】図9に示すように、従来の集積化ガスパネ
ル用フィルタユニット61は、縦型縦長の形状をなして
おり、中空状のフィルタ収納部62を有するフィルタユ
ニット本体63と、このフィルタユニット本体63に本
体空間部64が形成されるように収納され、円筒形状で
エレメント空間部65が形成されたフィルタエレメント
66とを有し、本体空間部64はフィルタユニット本体
63の取付底面部67に形成されたガス流入口68に連
通され、エレメント空間部65は取付底面部67に形成
されたガス流出口69に連通されている。
【0004】また、特開平10−99623号公報に記
載された集積化ガスパネル用フィルタユニットは縦型の
形状をなしており、中空状のフィルタ収納部を有するフ
ィルタユニット本体と、このフィルタユニット本体に本
体空間部が形成されるように収納され、有蓋円筒形状で
エレメント空間部が形成されたフィルタエレメントとを
有し、図9の集積化ガスパネル用フィルタユニット61
とは逆に、エレメント空間部はフィルタユニット本体の
底部に形成されたガス流入口に連通され、本体空間部は
底面部に形成されたガス流出口に連通されている。
【0005】上述した従来の集積化ガスパネル用フィル
タユニットは、いずれもガスがフィルタエレメントの下
方に位置するフィルタユニット本体の底面部に形成され
たガス流入口から導入され、フィルタエレメントにより
濾過されたガスは再びフィルタエレメントの下方に位置
するフィルタユニット本体の底部に形成されたガス流出
口から排出される構造になっている。
【0006】従って、両集積化ガスパネル用フィルタユ
ニット共、例えば、図9に示すように、ガスが本体空間
部64の上方部64uあるいはエレメント空間部65の
上方部65uまで十分に回らずに溜り、ガス置換特性を
悪化させて、例えば、上記ガスがシラン系ガスのよう
に、水分と反応し、SiO2を形成してしまうような場
合、フィルタの目詰りが生じたり、例えば、上記ガスが
HCl、HBrのような腐蝕ガスの場合、水分が混入す
ると、これが反応促進の役割を果たし、ハウジングの腐
蝕につながってしまうといった問題があり、耐用寿命が
比較的短かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、ガスがエレメ
ント空間部の上方部あるいは本体空間部の上方部に溜ま
らず、ガス置換特性がよく、耐用寿命の長い集積化ガス
パネル用フィルタユニットが要望されており、本発明は
ガスがエレメント空間部の上方部あるいは本体空間部の
上方部に溜まらず、ガス置換特性がよく、耐用寿命の長
い集積化ガスパネル用フィルタユニットを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、 中空形状のフィル
タ収納部といずれも取付底面部に設けられたガス流入口
および流出口とを有する縦型のフィルタユニット本体
と、このフィルタユニット本体に本体空間部が形成され
るように収納された円筒形状のフィルタエレメントと、
このフィルタエレメントの円筒中空部をエレメント空間
部が形成されるように貫通しかつ内部にガス流路が設け
られた円筒体部と前記フィルタ収納部を閉塞するキャッ
プ部とを有するトップカバーとを具備し、前記ガス流入
口と前記円筒体部のガス流路の下方とを連通し、このガ
ス流路の上方から前記本体空間部の上方に連通するよう
に前記トップカバーに放射状に複数個設けられたガス分
散流路により、前記ガス流路と前記本体空間部とを連通
し、かつ、前記エレメント空間部の下方と前記流出口と
を連通することを特徴とする集積化ガスパネル用フィル
タユニットであることを要旨としている。
【0009】本願請求項2の発明では、上記フィルタエ
レメントの円筒中空部を貫通するトップカバーの円筒体
部の外径が、前記フィルタエレメントの内径の0.5〜
0.95倍であることを特徴とする請求項1に記載の集
積化ガスパネル用フィルタユニットであることを要旨と
している。
【0010】本願請求項3の発明では、上記トップカバ
ーの円筒体部とキャップ部とを別個に形成し、ガス分散
流路を円筒体部とキャップ部の両方か、いずれか一方に
設けたガス吹出部により形成することを特徴とする請求
項1ないし2に記載の集積化ガスパネル用フィルタユニ
ットであることを要旨としている。
【0011】本願請求項4の発明では、上記ガス分散流
路は、トップカバーの円筒体部の上端部に形成され上記
ガス流路に連通する円板中空形状のガス分散部と、この
分散部に連通し上記本体空間部に開口するガス吹出部を
有し、このガス吹出部が放射状に配設されていることを
特徴とする請求項3に記載の集積化ガスパネル用フィル
タユニットであることを要旨としている。
【0012】本願請求項5の発明では、上記ガス分散流
路は、トップカバーのキャップ部の下端面の中心円上に
等間隔で複数個設けられた突起部間に形成されたガス吹
出部であることを特徴とする請求項3に記載の集積化ガ
スパネル用フィルタユニットであることを要旨としてい
る。
【0013】本願請求項6の発明では、上記トップカバ
ーの円筒体部の形状が、先細の截頭円錐形状であること
を特徴とする請求項1および請求項3ないし5いずれか
1項に記載の集積化ガスパネル用フィルタユニットであ
ることを要旨としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係わる集積化ガスパネル
用フィルタユニットを添付図面に基づき説明する。
【0015】図1および図2に示すように、集積化ガス
パネル用フィルタユニット1は、フィルタ収納部2を有
するフィルタユニット本体3と、このフィルタユニット
本体3に収納されたフィルタエレメント4と、フィルタ
エレメント4を貫通する円筒体部5とフィルタ収納部2
を閉塞するキャップ部6とを有するトップカバー7とを
具備している。
【0016】フィルタユニット本体3は縦型で縦長円柱
形状をなし、このフィルタユニット本体3の中央部に設
けられたフィルタ収納部2は縦長中空円柱形状をなして
おり、図3に示すように、下端部には矩形状の取付底面
部8が形成された取付部9を有している。この取付底面
部8にはガス流入口10およびガス流出口11が設けら
れており、図1に示すように、ガス流入口10はガス流
入流路12により中空円柱形状をしたフィルタ収納部2
の底面部2bの中心部で開口部13を有しており、ガス
流出口11はフィルタ収納部2の下端部に形成されたガ
ス集中部14とその周辺部でガス流出流路15を介して
連通されている。
【0017】なお、取付部9には、フィルタユニット1
を集積化ガスパネル基板(図示せず)に着脱自在に螺着
するための螺子孔16が設けられている。
【0018】フィルタエレメント4は円筒中空部17を
有する円筒形状をなし、フィルタ収納部2に本体空間部
18が形成されるようにフィルタ本体3と同心円的に収
納され、図4に示すように、例えばアルミナ製で外側に
形成された気孔径の大きい支持部4sと、この支持部4
sの内側に形成された気孔径の極小なフィルタ部4fか
らなる二層構造となっている。
【0019】図1に示すように、トップカバー7は一体
に形成された円筒体部5とキャップ部6で構成され、円
筒体部5は円柱形状をなし、その下端部(先端部)の角
部19にはガスの流れを円滑にして、ガス溜まりを防止
するため断面円弧形状の角取りがなされており、また、
この内部においては、好ましくは中心軸に沿ってガス流
路20が形成されている。さらに円筒体部5がフィルタ
エレメント4の円筒中空部17を貫通することにより、
円筒体部5の外周とフィルタエレメント4の内周の隙間
にエレメント空間部21が形成されている。
【0020】円筒体部5の外径は貫通するフィルタエレ
メント4の内径(円筒中空部17の直径)の0.5〜
0.95倍であることが好ましく、0.5倍より小さい
とエレメント空間部21の容積が大きくなり過ぎて、ガ
ス溜まりが生じやすくなり、ガス置換特性が低下する。
また、0.95倍を超えると、エレメント空間部21の
容積が小さくなり過ぎて、十分なガス流量が得られな
い。
【0021】円筒体部5には、その下端部にパッキング
押え部22が形成されており、中心線上に位置する開口
部13を囲繞するように取付けられたパッキング23を
押さえている。
【0022】一方、ガス流路20の上方に位置するトッ
プカバー7における円筒体部5とキャップ部6の間に
は、ガス流路20と本体空間部18とを連通させるた
め、図2に示すように、ガス流路20の上端部20uと
本体空間部18の上方部18uにわたって複数個、例え
ば6個のガス分散流路24がほぼ等しい中心角となるよ
うに放射状に形成されている。
【0023】なお、ガス分散流路24はガスの偏流をな
くして、ガス溜まりを防止するためには、少なくとも4
個以上設けることが好ましい。
【0024】このガス分散流路24の上方に位置するキ
ャップ部6はフィルタユニット本体3と同様にSUS等
の金属材料からなりキャップ形状をなし、フィルタユニ
ット1の組立時、フィルタユニット1内が気密に保たれ
るようにパッキング25を介在させてフィルタユニット
本体3に溶着されるフランジ部26が形成されている。
【0025】また、トップカバー7のガス分散流路24
が放射状に形成される部位には、フランジ形状のエレメ
ント押え部27が形成されており、このエレメント押え
部27によりフィルタ収納部2に収納されたフィルタエ
レメント4を、このフィルタエレメント4の両端部に取
り付けられたいずれもリング形状のパッキング28、2
9を介して、フィルタ収納部2の底面部2bに押圧し、
本体空間部18とエレメント空間部21の気密が保たれ
るようになっている。
【0026】なお、エレメント押え部27およびフィル
タ収納部2のガスの流れを円滑にして、ガス溜まりを防
止するために角部27c、18cには断面円弧形状の角
取りがなされている。
【0027】上述のように構成された集積化ガスパネル
用フィルタユニット1は、例えば、螺子孔16を貫通す
る螺子により集積化ガスパネルに組み込まれて使用され
る。
【0028】フィルタユニット1を集積化ガスパネルに
組み込み、使用時、ガス流入口10、ガス流入流路12
を介してガス流路20に導入される。ガス流路20に導
入されたガスは、ガス流路20内を上方に流れて上端部
20uに達し、この上端部20uに連通し放射状に形成
された複数個のガス分散流路24から均一に本体空間部
18の上方部18uに流入する。
【0029】上方部18uから本体空間部18に流入し
たガスは、フィルタエレメント4の気孔径の大きい支持
部4sと気孔径の極小なフィルタ部4fを通過し、確実
に濾過されてエレメント空間部21に達する。この本体
空間部18へのガスの流入からフィルタエレメント4で
の濾過過程において、ガスが上方部18uから本体空間
部18に導入されるので、本体空間部18内でのガスの
偏流、ガス溜まりがなく、ガス置換特性がよい。また、
角部27c、18cが設けられているので、本体空間部
18におけるガスの偏流、ガス溜まりを確実に防止でき
る。
【0030】エレメント空間部21に達したガスは、フ
ィルタ収納部2の底面部2b(エレメント空間部21の
下端部)に形成されたガス集中部14、ガス流出路1
5、ガス流出口11を介してフィルタユニット1外に流
出する。
【0031】このガスのエレメント空間部21からの流
出過程において、円筒体部5の外径はフィルタエレメン
ト4の内径の0.5〜0.95倍であるので、ガス溜ま
りが生じることがなく、ガス置換特性が優れており、ま
た十分なガス流量が得られる。
【0032】また、角部19が設けられているので、エ
レメント空間部21におけるガス溜まりを確実に防止で
きる。
【0033】次に本発明に係わる集積化ガスパネル用フ
ィルタユニットの第2の実施形態について説明する。な
お、以下、上述した第1の実施形態と同一部分には同一
符号を付して説明する。
【0034】図5に示すように、トップカバー31は別
個に形成された円筒体部32とキャップ部33で構成さ
れている。別個に形成された円筒体部32のガス流路3
4の上端部34uには、円板中空形状のガス分散部35
が形成されており、このガス分散部35は本体空間部1
8の上方部18uと複数個、例えば、8個放射状に形成
されたガス吹出部36で連通されており、これらによっ
てガス分散流路を形成している。
【0035】キャップ部33は円筒体部32およびこの
円筒体部32を押圧してフィルタエレメント4をフィル
タ収納部2内に固定するようになっており、フランジ部
37を有するキャプ形状をなしている。上述のように円
筒体部32とキャップ部33を別個に形成すれば、ガス
均一流れを向上させるためのガス分散流路を容易に形成
することができて、ガス溜まりをなくし、優れたガス置
換特性が得られる。
【0036】なお、ガス分散部35、ガス吹出部36の
一部を円筒体部32およびキャップ部33にそれぞれ形
成し、円筒体部32とキャップ部33の接合により、全
体としてガス分散部35、ガス吹出部36を形成するよ
うにしてもよい。
【0037】さらに、本発明に係わる集積化ガスパネル
用フィルタユニットの第3の実施形態について説明す
る。
【0038】図6および図7に示すように、トップカバ
ー41は別個に形成された円筒体部42とキャップ部4
3で構成されている。ガス流路44の上端部44uは平
面形状でリング形状をなし、中央部に開口部45が位置
している。キャップ部43はフランジ部46を有するキ
ャプ形状をなし、キャップ部43の下端面43bの中心
円上に等中心角で複数個、例えば6個設けられた突起部
47間には6個のガス吹出部48が形成されている。ガ
ス吹出部48を突起部47間に設けたので、トップカバ
ー41全体の製造が極めて容易であり、かつ、ガスの分
散特性に優れ、ガス溜まりをなくし、効率のよいガス置
換特性が得られる。
【0039】さらに、本発明に係わる集積化ガスパネル
用フィルタユニットの第4の実施形態について説明す
る。
【0040】図8に示すように、上述した第1の実施形
態と同様に集積化ガスパネル用フィルタユニット51の
トップカバー52は一体に形成された円筒体部53とキ
ャップ部54で構成されている。
【0041】円筒体部53は先細の截頭円錐形状をな
し、その中心軸に沿ってガス流路55が形成されてお
り、さらにフィルタ収納部2に収納されたフィルタエレ
メント4の円筒中空部17を貫通して、この円筒中空部
17には、円筒体部53の外形とは逆に下に下がる程断
面積が増大するエレメント空間部56が、円筒体部53
の外周とフィルタエレメント4の内周の隙間に形成され
ている。
【0042】従って、本第4の実施形態にあっては、フ
ィルタエレメント4を通過して濾過されたエレメント空
間部56のガスは、ガス溜まりすることなく、置換効率
よく、フィルタ収納部2の底面部2bに形成されたガス
集中部14、ガス流出流路15、ガス流出口11を介し
てフィルタユニット51外に流出する。
【0043】なお、本第4の実施形態においては、トッ
プカバー52の円筒体部53の上方端部の外径をフィル
タエレメント4の内径の0.8〜0.95倍とすること
によって、上記効果を顕著なものとすることができる。
【0044】また、先細の截頭円錐形状の円筒体部53
は、上述した第2の実施形態および第3の実施形態にお
ける円筒体部のようにキャップ部と別個に形成された円
筒体部にも適用できるものであり、この場合には第2の
実施形態および第3の実施形態の効果に第4の実施形態
の効果を加味した効果が期待できる。
【0045】
【発明の効果】本発明に係わる集積化ガスパネル用フィ
ルタユニットによれば、エレメント空間部の上部あるい
は本体空間部上部にガスが溜まらず、ガス置換特性がよ
く、、耐用寿命の長い集積化ガスパネル用フィルタユニ
ットを提供することができる。
【0046】円筒中空部を貫通する円筒体部の外径が、
上記フィルタエレメントのフィルタエレメント4の内径
の0.5〜0.95倍であるので、ガス溜まりが生じる
ことがなく、ガス置換特性が優れており、また十分なガ
ス流量が得られる。
【0047】トップカバーの円筒体部とキャップ部とを
別個に形成し、ガス分散流路を円筒体部とキャップ部の
両方か、いずれか一方に形成されているので、ガス分散
部を容易に形成することができ、かつ、ガス溜まりをな
くし、優れたガス置換特性が得られる。
【0048】ガス分散流路は、キャップ部の下端面の中
心円上に等間隔で複数個設けられた突起部間に形成され
たガス吹出部であるので、キャップ部の製造が容易で、
かつガス溜まりをなくし、優れたガス置換特性が得られ
る。
【0049】円筒体部の形状が、先細の截頭円錐形状で
あるので、ガス溜まりをなくし、優れたガス置換特性が
得られ、また、円筒体部をキャップ部と別個に形成する
場合には、さらにキャップ部の製造が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる集積化ガスパネル用フィルタユ
ニットの断面図。
【図2】図1のA−A線に沿う集積化ガスパネル用フィ
ルタユニット断面図。
【図3】図1の本発明に係わる集積化ガスパネル用フィ
ルタユニットの底面図。
【図4】本発明に係わるガスフィルタに用いられるフィ
ルタエレメントの一部を切欠した側面図。
【図5】本発明に係わる集積化ガスパネル用フィルタユ
ニットの他の実施形態の要部を示す断面図。
【図6】本発明に係わる集積化ガスパネル用フィルタユ
ニットの他の実施形態の要部を示す断面図。
【図7】図6に示す他の実施形態に用いられるキャップ
部の平面図。
【図8】本発明に係わる集積化ガスパネル用フィルタユ
ニットの他の実施形態の断面図。
【図9】従来の集積化ガスパネル用フィルタユニットの
断面図。
【符号の説明】
1 集積化ガスパネル用フィルタユニット 2 フィルタ収納部 2b 底面部 3 フィルタユニット本体 4 フィルタエレメント 5 円筒体部 6 キャップ部 7 トップカバー 8 取付底面部 9 取付部 10 ガス流入口 11 ガス流出口 12 ガス流入流路 13 開口部 14 ガス集中部 15 ガス流出流路 16 螺子孔 17 円筒中空部 18 本体空間部 18c 角部 18u 上方部 19 角部 20 ガス流路 20u 上端部 21 エレメント空間部 22 パッキング押さ部 23 パッキング 24 ガス分散流路 25 パッキング 26 フランジ部 27 エレメント押え部 27c 角部 28 パッキング 29 パッキング 31 トップカバー 32 円筒体部 33 キャップ部 34 ガス流路 34u 上端部 35 ガス分散部 36 ガス吹出部 37 フランジ部 41 トップカバー 42 円筒体部 43 キャップ部 43b 下端面 44 ガス流路 44u 上端部 45 開口部 46 フランジ部 47 突起部 48 ガス吹出部 51 集積化ガスパネル用フィルタユニット 52 トップカバー 53 円筒体部 54 キャップ部 55 ガス流路 56 エレメント空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木澤 茂 東京都大田区下丸子1−6−5 有限会 社 ワールドクリーンテック内 (56)参考文献 特開 平10−99623(JP,A) 特開 平10−281385(JP,A) 実開 平3−119410(JP,U) 実公 昭7−12657(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/00 - 46/54

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空形状のフィルタ収納部といずれも取
    付底面部に設けられたガス流入口および流出口とを有す
    る縦型のフィルタユニット本体と、このフィルタユニッ
    ト本体に本体空間部が形成されるように収納された円筒
    形状のフィルタエレメントと、このフィルタエレメント
    の円筒中空部をエレメント空間部が形成されるように貫
    通しかつ内部にガス流路が設けられた円筒体部と前記フ
    ィルタ収納部を閉塞するキャップ部とを有するトップカ
    バーとを具備し、前記ガス流入口と前記円筒体部のガス
    流路の下方とを連通し、このガス流路の上方から前記本
    体空間部の上方に連通するように前記トップカバーに放
    射状に複数個設けられたガス分散流路により、前記ガス
    流路と前記本体空間部とを連通し、かつ、前記エレメン
    ト空間部の下方と前記流出口とを連通することを特徴と
    する集積化ガスパネル用フィルタユニット。
  2. 【請求項2】 上記フィルタエレメントの円筒中空部を
    貫通するトップカバーの円筒体部の外径が、前記フィル
    タエレメントの内径の0.5〜0.95倍であることを
    特徴とする請求項1に記載の集積化ガスパネル用フィル
    タユニット。
  3. 【請求項3】 上記トップカバーの円筒体部とキャップ
    部とを別個に形成し、ガス分散流路を円筒体部とキャッ
    プ部の両方か、いずれか一方に設けたガス吹出部により
    形成することを特徴とする請求項1ないし2に記載の集
    積化ガスパネル用フィルタユニット。
  4. 【請求項4】 上記ガス分散流路は、トップカバーの円
    筒体部の上端部に形成され上記ガス流路に連通する円板
    中空形状のガス分散部と、この分散部に連通し上記本体
    空間部に開口するガス吹出部を有し、このガス吹出部が
    放射状に配設されていることを特徴とする請求項3に記
    載の集積化ガスパネル用フィルタユニット。
  5. 【請求項5】 上記ガス分散流路は、トップカバーのキ
    ャップ部の下端面の中心円上に等間隔で複数個設けられ
    た突起部間に形成されたガス吹出部であることを特徴と
    する請求項3に記載の集積化ガスパネル用フィルタユニ
    ット。
  6. 【請求項6】 上記トップカバーの円筒体部の形状が、
    先細の截頭円錐形状であることを特徴とする請求項1お
    よび請求項3ないし5いずれか1項に記載の集積化ガス
    パネル用フィルタユニット。
JP05897599A 1999-03-05 1999-03-05 集積化ガスパネル用フィルタユニット Expired - Fee Related JP3497093B2 (ja)

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