JP3496015B2 - 端末装置、コンテンツデータ保存方法およびその方法を実行するためのプログラム - Google Patents

端末装置、コンテンツデータ保存方法およびその方法を実行するためのプログラム

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JP3496015B2
JP3496015B2 JP2002154299A JP2002154299A JP3496015B2 JP 3496015 B2 JP3496015 B2 JP 3496015B2 JP 2002154299 A JP2002154299 A JP 2002154299A JP 2002154299 A JP2002154299 A JP 2002154299A JP 3496015 B2 JP3496015 B2 JP 3496015B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツデータ
を、半導体メモリカード等の記録媒体に、検索が容易に
なるように保存する技術に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの急速な普及と発
展に伴い、各種の情報を利用者に送信するサービスが様
々な形態で実現されている。
【0003】このようなサービスの中では、受信したコ
ンテンツデータを単に端末装置で閲覧するだけのものの
他に、各利用者が、ダウンロードしたコンテンツデータ
(例えば音楽データ)を半導体メモリカードのような記
録媒体に保存し、他の応用機器によってそのコンテンツ
データを利用して楽しむような形態のものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したサービスの1
つとして、電子レンジ等の調理機器によって調理を行う
ためのレシピデータを、サーバ側から配信する方法が提
案されている。各利用者は、自分の好きなメニューのレ
シピデータをダウンロードして、記録媒体に保存するこ
とができる。そして、その記録媒体を調理機器にセット
し、そのレシピデータを用いて好きなメニューの調理を
容易に行うことができる、というものである。
【0005】ところがこのようなサービスにおいて、ダ
ウンロードしたレシピデータの数が増えてくると、記録
媒体に記録された大量のレシピデータの中から、自分が
利用したいレシピデータを見つけだすのが困難になって
くる。この点で、利用者の利便性を向上させるために
は、レシピデータの検索を容易にする何らかの仕組みが
必要になる。
【0006】しかも、ダウンロードされるレシピデータ
の種類は、利用者の好みによってまちまちである。また
利用者は、レシピデータの追加や削除を、頻繁に、かつ
不定期に行うものと考えられる。したがって、検索を容
易にするための仕組みは、固定されたものであってはな
らず、利用者に応じて柔軟に、そして利用者の操作に対
して動的に、対応できるものでなければならない。
【0007】前記の問題に鑑み、本発明は、保存したレ
シピデータ等のコンテンツデータを、利用者が、容易に
検索できるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明が講じた解決手段は、コンピュー
タを有し、コンテンツデータを記録する記録媒体に対し
て処理を行う端末装置として、前記記録媒体は、当該記
録媒体に記録されたコンテンツデータの検索キーに基づ
く分類階層を表すコンテンツ階層情報を有しており、前
記記録媒体からコンテンツデータを削除するとき、前記
コンピュータが、前記コンテンツデータに係る検索キー
を前記コンテンツ階層情報から検索し、この検索キーの
ルートキーを特定する第1のステップと、前記ルートキ
ーの残りの子キーが1個であるか否かを判断する第2の
ステップと、前記第2のステップにおいて残りの子キー
が1個であると判断したとき、前記ルートキーを削除す
るとともに、前記残りの子キーを前記ルートキーの更な
るルートキーに付ける第3のステップと、前記コンテン
ツデータおよび前記検索キーを前記コンテンツ階層情報
から削除する第4のステップとを行うものである。
【0009】請求項2の発明が講じた解決手段は、コン
ピュータを有し、コンテンツデータを記録する記録媒体
に対して処理を行う端末装置として、前記記録媒体は、
当該記録媒体に記録されたコンテンツデータの検索キー
に基づく分類階層を表すコンテンツ階層情報を有してお
り、新たなコンテンツデータを前記記録媒体に追加する
とき、前記コンピュータが、前記コンテンツデータに係
る検索キーが前記コンテンツ階層情報に存在するか否か
を検索し、存在するとき、その検索キーに当該コンテン
ツデータを割り付ける第1のステップと、前記第1のス
テップにおいて前記検索キーが前記コンテンツ階層情報
に存在しないとき、前記検索キーを、前記コンピュータ
または前記記録媒体が有し、コンテンツ全体における前
記検索キーの階層関係を表す全体階層情報から検索し、
当該検索キーのルートキーを検索する第2のステップ
と、前記ルートキーが前記コンテンツ階層情報に存在す
るか否かを検索し、存在しないとき、前記ルートキーの
子キーのいずれかが前記コンテンツ階層情報に存在する
か否かを検索し、存在するとき、当該子キーの上位に前
記ルートキーを挿入するとともに、前記ルートキーの下
位に前記検索キーを付加し、この検索キーに当該コンテ
ンツデータを割り付ける第3のステップとを行うもので
ある。
【0010】そして、請求項3,4の発明は、請求項
1,2の発明とそれぞれ実質的に同一思想である、コン
テンツデータ保存方法に係る発明である。
【0011】また、請求項5,6の発明は、請求項1,
の発明とそれぞれ実質的に同一思想である、コンテン
ツデータ保存方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムに係る発明である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0013】(第1の実施形態) 図1は本発明の第1の実施形態に係る情報送信システム
の全体構成の概略を示す図である。図1の情報通信シス
テムにおいて、本実施形態に係るコンテンツデータ保存
方法が実現される。図1において、101はレシピデー
タの提供等のサービスを司るサーバ、102はインター
ネットに代表される通信ネットワーク、103は端末装
置としてのパソコン(PC)、104は記録媒体として
の例えばSDカード等の半導体メモリカード、105は
調理機器としての電子レンジである。
【0014】サーバ101は利用者に供給するための複
数のレシピデータが格納されたレシピDB(データベー
ス)111を備えている。各レシピデータは、調理時に
おける調理機器の温度設定や出力に関する調理データフ
ァイル、調理手順や必要な材料と分量などを画面表示す
るための文書ファイル、そのレシピの完成イメージや調
理アドバイスのためのイメージを含む画像ファイルなど
をそれぞれ有している。
【0015】電子レンジ105は、半導体メモリカード
104を装着可能に構成されており、かつ、調理手順等
を表示するための液晶画面110が設けられている。半
導体メモリカード104はパソコン103によって受信
されたレシピデータを電子レンジ105に供給する役割
を果たす。
【0016】パソコン103は、ディレクトリR/Wモ
ジュール131、分類構成アルゴリズムモジュール13
2、およびレシピ全体における検索キーの階層関係を表
す全体階層情報133を備えている。また半導体メモリ
カード104は、ダウンロードされたレシピデータを格
納するレシピ格納部141と、検索キーに基づくレシピ
データの分類階層を表すコンテンツ階層情報としてのレ
シピ階層情報142とを備えている。
【0017】パソコン103のディレクトリR/Wモジ
ュール131は、サーバ101から通信ネットワーク1
02を介して受信したレシピデータをメモリカード10
4に保存する。また分類構成アルゴリズムモジュール1
32は、メモリカード104からレシピ階層情報142
を読み出し、このレシピ階層情報142を、全体階層情
報133を参照して、新たに保存するレシピデータを含
むように更新し、メモリカード104に格納する。この
分類構成アルゴリズムモジュール132が、本発明に係
るコンテンツ保存方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムに相当する。
【0018】図2は本実施形態に係る全体階層情報13
3の一例である。図2の例では、各レシピに係る検索キ
ーとして「素材」を用いている。すなわち、最上位の第
1階層に「素材」を配置し、その下の第2階層に「豆」
「根菜」「葉菜」「肉」「魚介」を、「根菜」の下の第
3階層に「じゃがいも」「にんじん」「大根」「ごぼ
う」を、「肉」の下の第3階層に「鶏肉」「豚肉」「牛
肉」を、「豚肉」のさらに下の第4階層に「ロース」
「もも」「ばら」を配置している。
【0019】ここで、レシピデータの検索キーとして
「素材」を用いたのは、次のような理由からである。例
えば「料理名」で検索する場合、その文字入力が煩雑に
なるととともに、料理名には地域や各家庭に応じて様々
なバリエーションがあるため(例えば「カレーライス」
と「ライスカレー」)、入力された料理名がシステム内
の料理名と必ずしも合致しない場合があり、利便性を損
なうおそれがある。もちろん、推論検索機能等を付加す
ることも可能だが、調理機器側のハード的な制約(例え
ば、キーボードの設置が困難、画面サイズが小さい、ボ
タン数に上限がある、など)もあり、そのような複雑な
機能を付加することは好ましくない。これに対して、
「素材」による検索は、利用者の指定入力も容易であ
り、またその個数にも限りがあるので、調理機器側のシ
ステム構成も簡易になる。また、他の側面として、利用
者が、冷蔵庫の残り物やスーパーの特売品などからメニ
ューを連想する際に、大きな支援となり得る。
【0020】もちろん、「素材」以外のもの、例えば、
料理の種類(和・洋・中、煮る・焼く・揚げるなど)、
調理時間(お手軽度合)、栄養素、カロリー、塩分、コ
スト、季節などを検索キーとして用いてもかまわない。
【0021】<レシピ追加処理> 図3はレシピデータを追加する処理を示すフローチャー
トである。いま、メモリカード104内に「五目なま
す」「ふろふき大根」「豚肉と大根の中華スープ」の3
種類の大根のレシピのみが保存されているものとする。
このとき、メモリカード104内のレシピ階層情報14
2は図4のようになる。
【0022】そしてこの状態で、「にんじんのきんぴ
ら」(素材:にんじん)のレシピデータをメモリカード
104に追加するものとする。「にんじんのきんぴら」
の素材は「にんじん」であるので、P=「にんじん」と
なる(S01)。
【0023】次に、Pがメモリカード104のレシピ階
層情報142に存在するか否かを検索する(S02)。
存在するときは、レシピ階層情報142におけるPの下
に、新たなレシピデータを追加する(S03)。ここで
は、P(にんじん)はレシピ階層情報142には存在し
ないので(S02でNO)ステップS04にすすむ。
【0024】ステップS04において、パソコン103
の全体階層情報133の中からPを検索する。そして、
Mat=Pとなる素材Matの上位階層のカテゴリー名
Root(Mat)、すなわちPのルートキーとなる素
材をTargetとして定める(S05)。ここでは、
図2の全体階層情報から、「にんじん」の上の階層の
「根菜」がTargetとなる。
【0025】その後、Targetがレシピ階層情報1
42に存在するか否かを検索する(S06)。存在する
ときは、レシピ階層情報142におけるTargetの
下に、新たなレシピデータを追加する(S07)。ここ
ではTarget(根菜)はレシピ階層情報142には
存在しないので(S06でNO)ステップS08にすす
む。
【0026】ステップS08において、Targetの
子キーChild(Target)のいずれかがレシピ
階層情報142に存在するか否かを検索する。もし、C
hild(Target)のいずれもレシピ階層情報1
42に存在しないとき(S08でNo)は、Targe
tの更なるルートキーRoot(Target)を新た
なTargetとし(S10)、ステップS06に戻
る。
【0027】図2の全体階層情報から分かるように、
「根菜」の子キーに相当するのは「じゃがいも」「にん
じん」「大根」「ごぼう」である。ステップS08で
は、これらの素材がメモリカード104内のレシピ階層
情報142に存在するか否かを検索する。図4から明ら
かなように、「大根」はレシピ階層情報142に存在す
る。そこで、「大根」すなわち存在した子キーの上に、
Targetすなわち「根菜」の階層を挿入し(S0
9)、その下に新たなレシピデータ「にんじんのきんぴ
ら」を追加する(S07)。この結果、更新後のレシピ
階層情報は図5のようになる。
【0028】また、更新前のレシピ階層情報が図6
(a)のようなとき、「にんじん」は存在しないが「根
菜」は存在するので、ステップS06でYesとなり、
「根菜」の下に「にんじん」「にんじんのきんぴら」が
追加され、図6(b)に示すように更新される。
【0029】<レシピ削除処理> 図7はレシピデータを削除する処理を示すフローチャー
トである。レシピデータの削除は、利用者が自発的に実
行してもよいし、メモリカード104の残容量や各レシ
ピデータの日付等から自動的に実行するようにしてもか
まわない。
【0030】例えば、メモリカード104に、あるレシ
ピAを追加しようとしたとき、そのメモリ容量(例えば
64Mバイト)を越えてしまうことがある。そこで、メ
モリカード104に蓄積されているレシピデータのう
ち、書き込み日時が最も古いレシピZを選択し、このレ
シピZを削除するメッセージを利用者に提示する。利用
者がレシピ削除を確認した場合には、レシピZを削除す
るフローを実行する。また、利用者がレシピを閲覧した
日時がメモリカードに蓄積される場合には、閲覧日時が
最も古いものを削除すべきレシピとして選択してもよ
い。また、レシピが閲覧された回数がメモリカードに蓄
積される場合には、閲覧回数が最も少ないものを削除す
べきレシピとして選択してもよい。
【0031】いま、メモリカード104内に「五目なま
す」「ふろふき大根」「豚肉と大根の中華スープ」の3
種類の大根のレシピと「にんじんのきんぴら」とが保存
されているものとする。このとき、メモリカード104
内のレシピ階層情報142は図5のようになる。
【0032】そしてこの状態で、「にんじんのきんぴ
ら」(素材:にんじん)のレシピデータをメモリカード
104から削除するものとする。「にんじんのきんぴ
ら」の素材は「にんじん」であるので、P=「にんじ
ん」となる(S21)。
【0033】次にステップS22において、レシピ階層
情報142の中からPを検索する。そして、Mat=P
となる素材Matの上位階層のカテゴリー名Root
(Mat)、すなわちPのルートキーとなる素材をTa
rgetとして定める(S23)。ここでは、図5のレ
シピ階層情報から、「にんじん」の上の階層の「根菜」
がTargetとなる。
【0034】その後、Targetの子キーChild
(Target)の個数が「2」であるか否かを判断す
る。言い換えると、「にんじん」以外の残りの子キーが
1個であるか否かを判断する。もし残りの子キーが1個
でないとき(S24でNo)は、そのままMAT(=
P)およびレシピデータを削除する(S26)。ここで
は、残りの子キーは「大根」のみの1個である(S24
でYes)ので、ステップS25にすすみ、Targe
tを削除するとともに、残りの子キーすなわち「大根」
をTargetの更なるルートキー(ここでは「素
材」)に付ける。その後、「にんじん」「にんじんのき
んぴら」を削除する(S26)。この結果、更新後のレ
シピ階層情報は図4のようになる。
【0035】上述したレシピ追加処理およびレシピ削除
処理では、あるカテゴリーの下位に単独の素材しか存在
しないとき、そのカテゴリーが省略される。この特徴
は、特に、レシピ追加処理のステップS08,S09,
S10およびレシピ削除処理のステップS24,S25
によって実現される。これにより、階層が徒に深くなる
ことが避けられ、検索をより速く行うことができる。
【0036】また、レシピの追加によって1個の素材に
対するレシピ数が増加したとき、これらのレシピデータ
を複数のサブキーに分けて割り付けてもよい。例えば電
子レンジ105の液晶画面110に8個のメニューしか
一度に表示できない場合に、検索キー1個当たりのレシ
ピデータが8個を超えるとき、複数のサブキーに分けて
割り付ける。これにより、1個のカテゴリーに属するレ
シピが複数画面にわたって表示されることがなくなり、
利用者はレシピがより見やすくなる。サブキーとして
は、和・洋・中、煮る・焼く・揚げる、といった料理の
種類、調理時間などのレシピのお手軽度合、栄養素、カ
ロリー、塩分、コスト、季節などが考えられる。各レシ
ピデータに予めこのようなサブキーを付加しておけば、
処理は容易である。
【0037】また、画面表示の際に、各素材に付いてい
るレシピデータの数を表示してもよい。例えばレシピ階
層情報が図4のような場合、「大根(3)」のように画
面表示する。これにより、利用者は、画面推移すること
なくレシピ数を知ることができる。
【0038】また、レシピは通常、複数の材料から調理
されるため、複数の素材を検索キーとしてもかまわな
い。例えば「肉じゃが」に対して「牛肉」と「じゃがい
も」を検索キーとし、それぞれにレシピデータ「肉じゃ
が」を付けてもよい。さらに、複数の素材を検索キーと
して持つレシピデータをある素材から検索した場合に、
検索した素材に戻るだけでなく、他の素材の階層にも戻
れるようにしておくのが好ましい。例えば先の「肉じゃ
が」の例では、「牛肉」から検索したとき、「牛肉」に
も「じゃがいも」にも戻れるようにする。
【0039】以上のように本実施形態によると、レシピ
階層情報は、新たなレシピデータの追加や、レシピデー
タの削除の際に、全体階層情報を参照して更新される。
このため、記録媒体には、現在格納されているレシピデ
ータが正確に反映されたレシピ階層情報が、常に保存さ
れる。したがって、この正確なレシピ階層情報の分類階
層をたどって検索を行うことによって、利用者は、所望
のレシピデータを容易に見つけだすことができる。
【0040】なお、ここでは調理機器として電子レンジ
105を用いるものとしたが、これに限られるものでは
ない。例えば、炊飯器、IHクッキングヒータ、冷蔵
庫、オーブントースタなどが考えられる。また、全体階
層情報133を、パソコン103の代わりに、半導体メ
モリカード104に持たせても良い。
【0041】なお、本実施形態では、端末装置と調理機
器との間のデータ交換を、記録媒体としてSDカード等
の半導体メモリカードを用いて行うものとしたが、他の
記録媒体、例えばフロッピーディスクやDVD−RAM
等を用いてもかまわない。
【0042】また、記録媒体を用いる代わりに、物理的
な通信ネットワーク(有線または無線)を介して、端末
装置と調理機器との間のデータ交換を行ってもよい。将
来的には、家庭内LANが普及し、各調理機器は情報家
電として家庭内LANに接続されると予想される。さら
には、調理機器自体が通信機能を有する場合には、この
調理機器をそのまま端末装置として利用することがで
き、この場合は、調理機器が直接サーバとデータ交換を
行うことができる。このような場合、調理機器や端末装
置の内部メモリやハードディスク等が、本発明でいう記
録媒体に該当することになる。
【0043】(変形例) 上述した実施形態では、レシピ階層情報の更新は、端末
装置としてのパソコン103が実行した。これに対し
て、端末装置が、電話やFAXなど、上述したようなデ
ータ処理機能を有さない場合には、サーバがレシピ階層
情報の更新を行うようにすることも可能である。
【0044】図8は本発明の一実施形態に係る情報送信
システムの他の構成の概略を示す図である。図8では、
図1と共通の構成要素には図1と同一の符号を付してお
り、ここではその詳細な説明を省略する。図8の構成で
は、電話、FAXなどの端末装置201がサーバ101
Aからのレシピデータの受信を行う。
【0045】サーバ101AはレシピDB111に加え
て、分類構成アルゴリズムモジュール112を備えてい
る。また半導体メモリカード104Aは、ダウンロード
されたレシピデータを格納するレシピ格納部141およ
びレシピ階層情報142に加えて、全体階層情報143
を備えている。
【0046】端末装置201は、レシピデータの送信要
求とともに、メモリカード104A内にあるレシピ階層
情報142と全体階層情報143をサーバ101Aに送
信する。サーバ101Aは、通信ネットワーク102を
介して、端末装置201からレシピデータの送信要求を
受信する。このとき、送信されたレシピ階層情報142
と全体階層情報143も受信する。
【0047】サーバ101A内の分類構成アルゴリズム
モジュール112は、受信したレシピ階層情報142
を、全体階層情報143を参照して、送信要求があった
レシピデータを含むように更新する。そして、サーバ1
01Aは、更新したレシピ階層情報142を、送信要求
のあったレシピデータとともに端末装置201に送信す
る。端末装置201のディレクトリR/Wモジュール2
11は、サーバ101Aから通信ネットワーク102を
介して受信したレシピデータを、メモリカード104A
に保存する。
【0048】以上のように、端末装置がデータ処理機能
を有さない場合には、サーバ自体にレシピ階層情報の更
新機能を持たせることによって、記録媒体のレシピ階層
情報を常に適切なものに保つことができる。なお、もち
ろん、端末装置がデータ処理機能を有する場合であって
も、サーバがレシピ階層情報の更新を行うようにしても
かまわない。
【0049】なお、上述の変形例では、全体階層情報1
43をメモリカード104Aに蓄積していたが、サーバ
101A側にもたせてもよい。この場合、端末装置20
1から全体階層情報143を送信する必要がなくなり、
通信コストを低減することができる。
【0050】また、レシピ階層情報142をサーバ10
1Aに送信せずに、メモリカード104Aに記録された
各レシピデータを表す識別子情報(例えばデータID)
をサーバ101に送信しても、レシピ階層情報142の
更新は可能である。すなわち、サーバ101Aは、端末
装置201からレシピデータの送信要求とともに、半導
体メモリカード104Aに蓄積されているレシピデータ
を表す識別子情報を受信する。そして、送信要求があっ
たレシピデータと、受信した識別子情報が表すレシピデ
ータとを含むように、レシピ階層情報を新たに生成す
る。そして、送信要求があったレシピデータとともに、
新たに生成したレシピ階層情報を端末装置201に送信
する。端末装置201が、メモリカード内のレシピ階層
情報142を受信したレシピ階層情報に書き替えること
によって、レシピ階層情報の更新が実現される。
【0051】また、図23に示すように、利用者による
レシピ追加(ダウンロード)・レシピ削除の履歴をサー
バに蓄積しておくことにより、利用者のメモリカード内
のレシピ分類階層を、常に管理しておくことができる。
この場合、利用者がメモリカードを紛失したときでも、
メモリカードにおけるレシピの編集履歴(追加・削除)
から復元することができる。
【0052】(第2の実施形態) パソコンや、十分な解像度を有する大画面表示装置でマ
ウス等のインタフェース機器を備えるものであれば、多
量の情報を一見して確認することが可能である。ところ
が、電子レンジや炊飯器等の調理機器は本来、調理する
ための機器であるので、その表示部は、多量の情報を表
示するために十分な大きさをもたないことが多い。
【0053】このため、調理機器で、多量のレシピ情報
等を利用者が容易に確認できるようにするためには、そ
の情報を自動的に分類し、利用者にとって見やすい形式
で保有する必要がある。本実施形態は、メモリカードの
ような記録媒体に蓄積する調理データを自動的に分類・
蓄積することによって、閲覧・検索を容易に行えるよう
にしたものである。
【0054】本実施形態に係る全体システムの構成は、
図1と同様である。そして、図9に示すような材料に関
する全体階層情報133が、PC103に蓄積されてい
るものとする。図9では、材料の分類情報として、「葉
菜」「果花菜」「根菜・きのこ」「肉」等の8個のカテ
ゴリー(検索キー)があり、各検索キーの下に、さらに
具体的な材料が存在している。例えば、「葉菜」であれ
ば、「キャベツ」「白菜」「ほうれん草・小松菜」「ア
スパラガス」の4つの材料が存在している。このような
材料全体の階層情報を用いて、レシピデータが分類され
る。
【0055】<レシピ追加処理> 図10はレシピデータを追加する際にレシピ階層情報を
更新するアルゴリズムを示すフローチャートである。こ
こでは図11に示すように、電子レンジ105の液晶画
面110には、そのサイズから、一度に8個のデータし
か表示できないものとする。したがって、レシピ階層情
報142では、一つの分類に属する要素は8個までに抑
える必要がある。すなわち、ここでは、いずれかの検索
キーの下の要素数が上限値としての8個を越えたとき、
当該検索キーの下の要素数が8個以下になるように、レ
シピ階層情報142をさらに更新する。
【0056】まず最初に、レシピDB111に格納され
たレシピデータの1つである「豚肉と野菜の中華炒め」
が、サーバ101からPC103へダウンロードされた
とする。
【0057】このとき、まず、「豚肉と野菜の中華炒
め」の主要な材料として「キャベツ」と「豚肉」が選択
される(S31)。ここで、選択された材料「キャベ
ツ」「豚肉」はともに、レシピ階層情報142には存在
しない(S32でNo)。そこで、ステップS36へす
すみ、図12(a)に示すように、選択した材料である
「キャベツ」「豚肉」を「材料」の下に追加し、「キャ
ベツ」「豚肉」の下にそれぞれ「豚肉と野菜の中華炒
め」を追加する。そして、追加した「キャベツ」「豚
肉」を含む分類の要素数が8個を超えない(S37でN
o)ので、アルゴリズムを終了する。
【0058】次に、レシピデータとして「ロールキャベ
ツ」が追加されたとする。
【0059】このとき、「ロールキャベツ」の主要な材
料として「キャベツ」と「ひき肉」が選択される(S3
1)。ここで、選択された材料のうち「ひき肉」は、レ
シピ階層情報142にはまだ存在しない新たな材料であ
るため、「豚肉と野菜の中華炒め」を追加した場合と同
様に材料の下に追加され、さらにその下に「ロールキャ
ベツ」が追加される(S36〜S38)。一方、「キャ
ベツ」はすでにレシピ階層情報142に存在する(S3
2でYes)ので、ステップS33にすすみ、すでに存
在する「キャベツ」の下に「ロールキャベツ」を追加す
る(S34)。そして、「キャベツ」の下のレシピデー
タ数が8個を越えていない(S34でNo)ので、アル
ゴリズムを終了する。この結果、レシピ階層情報142
は図12(b)のように更新される。
【0060】次に、レシピデータとして「筑前煮」が追
加されたとすると、主要な材料として「にんじん」「ご
ぼう・れんこん」「鶏肉(蒸し物・煮物)」の3つが選
択され(S31)、上述のアルゴリズムと同様に、「材
料」の下に追加される。この結果、レシピ階層情報14
2は図12(c)のように更新される。
【0061】さらに、レシピデータとして「アスパラの
ベーコン巻き」が追加されたとすると、主要な材料とし
て「アスパラガス」「肉加工品」の2つが選択され(S
31)、上述のアルゴリズムと同様に、「材料」の下に
追加される。この結果、レシピ階層情報142は図13
(a)のように更新される。
【0062】ここで、「材料」の下の要素数が、「キャ
ベツ」「にんじん」「アスパラガス」「ごぼう・れんこ
ん」「豚肉」「ひき肉」「鶏肉(蒸し物・煮物)」「肉
加工品」の合計8個になった。このため、新たな材料が
追加された場合には、「材料」の下の要素数が上限値で
ある8個を越えてしまうので、レシピ階層情報142を
さらに更新する。その処理について、ここでレシピデー
タとして「白菜のキムチ風」が追加された場合を例にと
って説明する。
【0063】まず、「白菜のキムチ風」の主要な材料と
して「白菜」が選択される(S31)。選択された「白
菜」はレシピ階層情報142に存在しない新たな材料で
あるため(S32でNo)、ステップS36にすすみ、
図13(b)に示すように「白菜」が「材料」の下に追
加される。このとき、「材料」の下の要素数が9個にな
り、上限値である8個を越えるため(S37でYe
s)、ステップS38にすすむ。
【0064】ステップS38では、「材料」の下の9個
の要素を「材料」からはずし、図9に示す全体階層情報
133を参照して、「白菜」「キャベツ」の群、「にん
じん」「アスパラガス」の群、「ごぼう・れんこん」の
群、そして「豚肉」「ひき肉」「鶏肉(蒸し物・煮
物)」「肉加工品」の群に分ける。そして、各要素群
を、新たな検索キーである「葉菜」「果花菜」「根菜・
きのこ」「肉」の下におき、さらにこれらを「材料」の
下におく。この結果、図14に示すような、階層が1つ
増えたレシピ階層情報142が得られる。図14を見る
と分かるように、いずれの検索キーの下の要素数も上限
値である8個を越えておらず、したがって、電子レンジ
105の液晶画面110に適切に表示することができ
る。
【0065】上述の例では、ある検索キーの下の要素数
が上限値を超えたとき、図9に示すような材料の階層関
係を表す全体階層情報133を参照して、レシピ階層情
報142を更新した。これに対して、全体階層情報13
3を特に参照しないで、レシピ階層情報142を更新す
ることも可能である。
【0066】いま、図15に示すように、レシピ階層情
報142において、「豚肉」の下に8個のレシピデータ
がおかれていたとする。このとき、さらに、「豚肉」に
関するレシピデータ「豚肉の揚げ焼き」が追加された場
合の処理について、図10のフローチャートを用いて説
明する。
【0067】まず、「豚肉の揚げ焼き」の主要な材料と
して「豚肉」が選択される(S31)。「豚肉」は図1
5に示すレシピ階層情報142に存在するので(S32
でYes)、ステップS33にすすみ、図15のレシピ
階層情報142の「豚肉」の下に「豚肉の揚げ焼き」を
追加する。
【0068】この結果、「豚肉」を材料とするレシピデ
ータが9個になり、上限値である8個を超えたため(S
34でYes)、ステップS35にすすむ。そして、
「豚肉」の下のレシピデータを、「豚肉」の下からはず
して2つの群に分け、各群を、新たな検索キー「豚肉
(1)」「豚肉(2)」の下にそれぞれおく。そして、
「豚肉(1)」「豚肉(2)」を「豚肉」の下におく。
これにより、図15に示すレシピ階層情報142は図1
6のように更新され、一つの分類における要素数が8個
を超えないようになり、したがって、ある検索キーの下
にある全てのレシピデータを一画面に表示することがで
きる。
【0069】なお、図16の例では、「豚肉」の下に
「豚肉(1)」と「豚肉(2)」を追加したが、図17
に示すように、新たな検索キー「豚肉(1)」と「豚肉
(2)」を元の「豚肉」に代えておき、「鶏肉」や「牛
肉」と同じ階層に作成してもよい。また、ここではレシ
ピデータを2つの群に分けたが、もちろん3つ以上の群
に分けてもかまわない。
【0070】また、ここでは、レシピデータを任意に分
類したが、所定のルールに従ってレシピデータを分けて
もよい。例えば、これまでに閲覧された回数に応じて、
回数の多いものと、少ないものとに分けてもよい。
【0071】また、レシピの材料に係る全体階層情報1
33以外にも、図18に示すような他の観点、例えば、
調理時間、カロリー、レシピの国籍などに関するカテゴ
リー情報が蓄えられていることがある。この場合には、
このようなカテゴリー情報を利用して、新たな検索キー
を導入してもよい。図19の例では、調理時間の観点に
よって新たな分類を行っており、「調理時間短め」と
「調理時間長め」が新たな検索キーとして導入されてい
る。なお、図18では、一階層の分類のみを示している
が、図9と同様に、2階層以上の分類情報を蓄積してい
ても、同様のアルゴリズムを適用することができる。
【0072】また、レシピデータを分ける際に、図20
(a)に示すように、レシピデータを7個と2個に分
け、7個のレシピ名と<次ページ>という操作名、およ
び、2個のレシピ名と<前ページ>という操作名の2つ
のグループに分けてもよい。これにより、図20(b)
に示すように、7個のレシピが表示された第1の画面か
ら、残りの2個のレシピ名が表示された第2の画面に、
すぐに移動することができ、逆に、第2の画面から第1
の画面に簡単に戻ることができる。すなわち、ただ単に
レシピデータを分けた場合には、豚肉(1)の画面と豚
肉(2)の画面との間は、1階層上の画面を介さないと
移動できなかったが、<次ページ>や<前ページ>とい
う操作名を挿入することによって、同一分類のレシピデ
ータに関しては、簡単に画面間を移動できるようにな
る。
【0073】<レシピ削除処理> 上述の例では、レシピデータを追加する場合について説
明したが、ここでは、逆にレシピデータを削除する場合
の処理について、図21のフローチャートに従って説明
する。
【0074】いま、図14に示すようなレシピ階層情報
142が記憶されており、「白菜のキムチ風」「豚肉と
野菜の中華炒め」「ロールキャベツ」「筑前煮」「アス
パラのベーコン巻き」の5種類のレシピデータが蓄積さ
れているものとする。このとき、「筑前煮」を削除する
場合には、次のような処理を行う。
【0075】まず、「筑前煮」の主要材料として「にん
じん」「ごぼう・れんこん」「鶏肉(蒸し物・煮物)」
が選択される(S41)。ここで、「にんじん」「ごぼ
う・れんこん」「鶏肉(蒸し物・煮物)」とも、その下
におかれたレシピデータは「筑前煮」のみである(S4
2でYes)ため、ステップS43にすすむ。そして、
「にんじん」「ごぼう・れんこん」「鶏肉(蒸し物・煮
物)」の材料とともに、「筑前煮」が削除される。
【0076】そして、図14のレシピ階層構造142か
ら、「にんじん」「ごぼう・れんこん」「鶏肉(蒸し物
・煮物)」の3つの材料を削除したため、その階層の要
素数が「白菜」「キャベツ」「アスパラガス」「豚肉」
「ひき肉」「肉加工品」の計6個となり、上限値である
8個以下になった(S44でYes)。このため、ステ
ップS45にすすみ、その上位の階層である、「葉菜」
「果花菜」「根菜・きのこ」「肉」の分類を削除する。
この結果、レシピ階層情報142は図22のように更新
される。
【0077】なお、この例では、一つのレシピデータを
削除する動作について説明したが、本発明では、レシピ
データがレシピ階層情報142において材料等によって
分類されているため、レシピデータを分類毎に一括して
削除することも簡単に実現できる。例えば図14のよう
なレシピ階層情報142の場合、検索キーを指定してレ
シピデータを一括削除する機能を実装することによっ
て、例えば「肉」を材料とするレシピデータ(「豚肉と
野菜の中華炒め」「ロールキャベツ」「筑前煮」「アス
パラのベーコン巻き」)を簡単に削除することができ
る。本発明に係る分類階層をもっていなければ、例えば
「肉」を材料とするレシピデータを削除するためには、
レシピデータを一個ずつ指定して削除する必要があり、
不便である。
【0078】また、携帯電話やPDA等のモバイル機器
についても、本実施形態に係る方法は有効である。すな
わち、これらのモバイル機器は、屋外での利用を想定し
ているため、その表示部は、多量の情報を閲覧するため
に十分な大きさをもたないことが多い。したがって、こ
のようなモバイル機器についても、本実施形態に係る方
法を採用することによって、レシピデータの閲覧・検索
を容易に実行可能にすることができる。
【0079】また、ここでは、検索キーの下の要素数の
上限値は8個としたが、これに限られるものではないこ
とはいうまでもない。また、レシピ階層情報を更新した
ときの対象機器とは異なる別の機器でレシピデータを表
示させる場合、その機器の画面サイズが対象機器と異な
っており、要素数の上限値も異なるときは、レシピ階層
情報を、その機器の新たな上限値を用いて更新すればよ
い。
【0080】なお、上述の各実施形態では、全体階層情
報は一定のものであることを一応の前提としていた。と
ころが、例えば、新たな食材が見つかったり、ある栄養
素の健康への影響が新たに発見されたりしたことによっ
て、レシピデータの新たな分類パターンが望まれる場合
がある。この場合、全体階層情報自体を更新することに
よって、レシピデータの分類階層を、最新のものにした
り、特定の用途に応じたものに変更することが可能であ
る。
【0081】また、レシピ名や材料を画面に実際に表示
する際に、表示する順序を、過去に実施(調理、閲覧な
ど)した回数の多い順にすることによって、使いやすい
インタフェースを実現することができる。また、過去に
実施していないレシピデータについて、例えばその表示
の色を変更するなどによって、未実施であることを利用
者に知らせてもよい。
【0082】なお、レシピデータをメモリカード等の記
録媒体に蓄積することを前提としている場合には、その
記憶容量から、蓄積可能なレシピデータはその数が限ら
れることになる。この場合、新たにレシピデータを追加
しようとした際に、記憶容量が不足するときは、過去に
実施したことがない(あるいは実施回数が少ない)レシ
ピデータを優先的に削除するようにしてもよい。また
は、追加した日時の古いものを優先的に削除してもよ
い。
【0083】なお、上述の各実施形態では、本発明に係
るコンテンツデータ保存方法は、端末装置として機能す
るPCやサーバが、分類構成アルゴリズムモジュールを
実行することによって実施された。これ以外の形態で
も、プログラムをコンピュータに実行させることによっ
て、本発明に係るコンテンツデータ保存方法を実行する
ことができる。例えば調理機器において、これに内蔵さ
れたマイコンやCPUがコンピュータとしてプログラム
を実行することによって、本実施形態で示したのと同様
に、メモリカードのような記録媒体にコンテンツデータ
を保存することができる。この場合、通信ネットワーク
を介したデータ送受信は、必ずしも必須ではない。
【0084】なお、上述の各実施形態では、レシピデー
タを例にとって説明したが、レシピデータ以外の、調理
を行うためのデータについても、本発明は同様に適用可
能であり、同様の作用効果が得られる。調理を行うため
のデータの他の例としては、素材に関するデータや、栄
養価に関するデータなどが考えられる。さらには、調理
を行うためのデータ以外のコンテンツデータについて
も、本発明は同様に適用可能であり、同様の作用効果が
得られる。
【0085】
【発明の効果】以上のように本発明によると、コンテン
ツデータが新たに追加されたとき、または削除されたと
き、これに応じてコンテンツ階層情報が更新されるの
で、現在格納されているコンテンツデータが正確に反映
されたコンテンツ階層情報が常に保存される。したがっ
て、この正確なコンテンツ階層情報の分類階層をたどっ
て検索を行うことによって、利用者は、所望のコンテン
ツデータを容易に見つけ出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報送信システムの概
略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る全体階層情報の
一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るレシピデータの
追加処理を示すフローチャートである。
【図4】更新前のレシピ階層情報の一例を示す図であ
る。
【図5】更新後のレシピ階層情報を示す図である。
【図6】レシピ階層情報の更新の他の例を示す図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施形態に係るレシピデータの
削除処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係る情報送信システムの他
の概略構成図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る全体階層情報の
一例である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係るレシピデータ
の追加処理を示すフローチャートである。
【図11】電子レンジの画面表示の例である。
【図12】レシピ階層情報にレシピデータが追加される
一例である。
【図13】レシピ階層情報において、要素数が上限値を
超えた場合を示す図である。
【図14】階層が増えたレシピ階層情報の一例である。
【図15】更新前のレシピ階層情報の一例である。
【図16】図15のレシピ階層情報の更新後の例を示す
図である。
【図17】図15のレシピ階層情報の更新後の他の例を
示す図である。
【図18】材料以外の観点に関するカテゴリー情報の例
である。
【図19】図15のレシピ階層情報を、図18の情報を
用いて更新した例である。
【図20】(a)は操作名を含むレシピ階層情報の例で
あり、(b)はその画面表示の例である。
【図21】本発明の第2の実施形態に係るレシピデータ
の削除処理を示すフローチャートである。
【図22】図14のレシピ階層情報から、レシピデータ
が削除されたときの例である。
【図23】サーバが利用者のレシピ追加・削除履歴を管
理する場合の構成図である。
【符号の説明】
101,101A サーバ 102 通信ネットワーク 103 パソコン(端末装置) 104,104A 半導体メモリカード(記録媒体) 105 電子レンジ(調理機器) 111 レシピDB 133,143 全体階層情報 142 レシピ階層情報(コンテンツ階層情報) 201 端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F24C 7/02 F24C 7/02 301J 7/04 301 7/04 301Z 15/00 15/00 K G06F 12/00 520 G06F 12/00 520P 17/60 176 17/60 176A (56)参考文献 特開2000−276494(JP,A) 特開 平11−242686(JP,A) 特開2000−346366(JP,A) 特開 平9−153057(JP,A) 木村公彦,住友金属システム開発 M P3 JUKEBOX4.4 by M usicMatch 新エンコードエン ジンを採用し音質がアップ,PCfa n,日本,株式会社毎日コミュニケーシ ョンズ,2000年 5月15日,第7巻,第 9号,p.133 上岡隆,AV徹底活用法ジュークボッ クスソフト編,日経パソコン,日本,日 経BP社,2000年 6月12日,第363号, p.180−187 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 F24C 7/02 F24C 15/00 G06F 12/00 G06F 17/60

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを有し、コンテンツデータ
    を記録する記録媒体に対して、処理を行う端末装置であ
    って、 前記記録媒体は、当該記録媒体に記録されたコンテンツ
    データの,検索キーに基づく分類階層を表すコンテンツ
    階層情報を有しており、 前記記録媒体からコンテンツデータを削除するとき、前
    記コンピュータが、 前記コンテンツデータに係る検索キーを前記コンテンツ
    階層情報から検索し、この検索キーのルートキーを特定
    する第1のステップと、 前記ルートキーの残りの子キーが1個であるか否かを判
    断する第2のステップと、 前記第2のステップにおいて残りの子キーが1個である
    と判断したとき、前記ルートキーを削除するとともに、
    前記残りの子キーを前記ルートキーの更なるルートキー
    に付ける第3のステップと、 前記コンテンツデータおよび前記検索キーを前記コンテ
    ンツ階層情報から削除する第4のステップとを行うこと
    を特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータを有し、コンテンツデータ
    を記録する記録媒体に対して、処理を行う端末装置であ
    って、 前記記録媒体は、当該記録媒体に記録されたコンテンツ
    データの,検索キーに基づく分類階層を表すコンテンツ
    階層情報を有しており、 新たなコンテンツデータを前記記録媒体に追加すると
    き、前記コンピュータが、 前記コンテンツデータに係る検索キーが前記コンテンツ
    階層情報に存在するか否かを検索し、存在するとき、そ
    の検索キーに当該コンテンツデータを割り付ける第1の
    ステップと、 前記第1のステップにおいて前記検索キーが前記コンテ
    ンツ階層情報に存在しないとき、前記検索キーを、前記
    コンピュータまたは前記記録媒体が有し、コンテンツ全
    体における前記検索キーの階層関係を表す全体階層情報
    から検索し、当該検索キーのルートキーを検索する第2
    のステップと、 前記ルートキーが前記コンテンツ階層情報に存在するか
    否かを検索し、存在しないとき、前記ルートキーの子キ
    ーのいずれかが前記コンテンツ階層情報に存在するか否
    かを検索し、存在するとき、当該子キーの上位に前記ル
    ートキーを挿入するとともに、前記ルートキーの下位に
    前記検索キーを付加し、この検索キーに当該コンテンツ
    データを割り付ける第3のステップとを行うことを特徴
    とする端末装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に、コンテンツデータを保存す
    る方法であって、 前記記録媒体は、当該記録媒体に記録されたコンテンツ
    データの,検索キーに基づく分類階層を表すコンテンツ
    階層情報を有しており、 前記記録媒体からコンテンツデータを削除するとき、コ
    ンピュータによって、 前記コンテンツデータに係る検索キーを前記コンテンツ
    階層情報から検索し、この検索キーのルートキーを特定
    する第1のステップと、 前記ルートキーの残りの子キーが1個であるか否かを判
    断する第2のステップと、 前記第2のステップにおいて残りの子キーが1個である
    と判断したとき、前記ルートキーを削除するとともに、
    前記残りの子キーを前記ルートキーの更なるルートキー
    に付ける第3のステップと、 前記コンテンツデータおよび前記検索キーを前記コンテ
    ンツ階層情報から削除する第4のステップとを行うこと
    を特徴とするコンテンツデータ保存方法。
  4. 【請求項4】 記録媒体に、コンテンツデータを保存す
    る方法であって、 前記記録媒体は、当該記録媒体に記録されたコンテンツ
    データの,検索キーに基づく分類階層を表すコンテンツ
    階層情報を有しており、 新たなコンテンツデータを前記記録媒体に追加すると
    き、コンピュータによって、 前記コンテンツデータに係る検索キーが前記コンテンツ
    階層情報に存在するか否かを検索し、存在するとき、そ
    の検索キーに当該コンテンツデータを割り付ける第1の
    ステップと、 前記第1のステップにおいて前記検索キーが前記コンテ
    ンツ階層情報に存在しないとき、前記検索キーを、前記
    コンピュータまたは前記記録媒体が有し、コンテンツ全
    体における前記検索キーの階層関係を表す全体階層情報
    から検索し、当該検索キーのルートキーを検索する第2
    のステップと、 前記ルートキーが前記コンテンツ階層情報に存在するか
    否かを検索し、存在しないとき、前記ルートキーの子キ
    ーのいずれかが前記コンテンツ階層情報に存在するか否
    かを検索し、存在するとき、当該子キーの上位に前記ル
    ートキーを挿入するとともに、前記ルートキーの下位に
    前記検索キーを付加し、この検索キーに当該コンテンツ
    データを割り付ける第3のステップとを行うことを特徴
    とするコンテンツデータ保存方法。
  5. 【請求項5】 記録媒体にコンテンツデータを保存する
    方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムで
    あって、 前記記録媒体は、当該記録媒体に記録されたコンテンツ
    データの,検索キーに基づく分類階層を表すコンテンツ
    階層情報を有しており、 当該プログラムは、前記記録媒体からコンテンツデータ
    を削除する処理を行う際に、コンピュータに、 前記コンテンツデータに係る検索キーを前記コンテンツ
    階層情報から検索し、この検索キーのルートキーを特定
    する第1のステップと、 前記ルートキーの残りの子キーが1個であるか否かを判
    断する第2のステップと、 前記第2のステップにおいて残りの子キーが1個である
    と判断したとき、前記ルートキーを削除するとともに、
    前記残りの子キーを前記ルートキーの更なるルートキー
    に付ける第3のステップと、 前記コンテンツデータおよび前記検索キーを前記コンテ
    ンツ階層情報から削除する第4のステップとを実行させ
    ることを特徴とするプログラム。
  6. 【請求項6】 記録媒体にコンテンツデータを保存する
    方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムで
    あって、 前記記録媒体は、当該記録媒体に記録されたコンテンツ
    データの,検索キーに基づく分類階層を表すコンテンツ
    階層情報を有しており、 当該プログラムは、新たなコンテンツデータを前記記録
    媒体に追加する処理を行う際に、コンピュータに、 前記コンテンツデータに係る検索キーが前記コンテンツ
    階層情報に存在するか否かを検索し、存在するとき、そ
    の検索キーに当該コンテンツデータを割り付ける第1の
    ステップと、 前記第1のステップにおいて前記検索キーが前記コンテ
    ンツ階層情報に存在しないとき、前記検索キーを、前記
    コンピュータまたは前記記録媒体が有し、コンテンツ全
    体における前記検索キーの階層関係を表す全体階層情報
    から検索し、当該検索キーのルートキーを検索する第2
    のステップと、 前記ルートキーが前記コンテンツ階層情報に存在するか
    否かを検索し、存在しないとき、前記ルートキーの子キ
    ーのいずれかが前記コンテンツ階層情報に存在するか否
    かを検索し、存在するとき、当該子キーの上位に前記ル
    ートキーを挿入するとともに、前記ルートキーの下位に
    前記検索キーを付加し、この検索キーに当該コンテンツ
    データを割り付ける第3のステップとを実行させること
    を特徴とするプログラム。
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