JP3495868B2 - 走査型投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

走査型投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法

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    • G03F9/7023Aligning or positioning in direction perpendicular to substrate surface
    • G03F9/7026Focusing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走査型投影露光装置
及びそれを用いたデバイスの製造方法に関し、例えばI
CやLSI等の半導体デバイスやCCD等の撮像デバイ
スや液晶パネル等の表示デバイスや磁気ヘッド等のデバ
イスを製造する工程のうち、リソグラフィー工程におい
て使用される走査型投影露光装置において、レチクル等
の第1物体面上のパターンをウエハ等の第2物体面上に
投影光学系により投影する際のウエハの光軸方向の位置
合わせ(焦点合わせ)を行う場合に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、IC、LSI等の半導体デバイス
の高集積化がますます加速度を増しており、これに伴う
半導体ウエハの微細加工技術の中心をなす投影露光装置
として、円弧状の露光域を持つ等倍のミラー光学系に対
してマスクと感光基板を走査しながら露光する等倍投影
露光装置(ミラープロジェクションアライナー)や、マ
スクのパターン像を屈折光学系により感光基板上に形成
し、感光基板をステップアンドリピート方式で露光する
縮小投影露光装置(ステッパー)等が提案されている。
【0003】又、最近は半導体素子1個のチップパター
ンが大型化する傾向にあり、投影露光装置においてはマ
スク上のより大きな面積パターンを感光基板上に露光す
る大面積化が求められている。
【0004】これらの要部に対して最近では、高解像力
が得られ、且つ画面サイズを拡大できるステップアンド
スキャン方式の走査型投影露光装置(露光装置)が種々
と提案されている。この走査型露光装置では、レチクル
面上のパターンをスリット状光束により照明し、該スリ
ット状光束により照明されたパターンを投影系(投影光
学系)を介し、スキャン動作によりウエハ上に露光転写
している。
【0005】この走査型投影露光装置としては、例えば
従来の反射投影光学系を用いた等倍の走査型露光装置を
改良し、投影光学系に屈折素子を組み込んで、反射素子
と屈折素子とを組み合わせたもの、或いは屈折素子のみ
で構成した縮小投影光学系を用いて、マスクステージと
感光基板のステージ(ウエハステージ)との両方を縮小
倍率で応じた速度比で同期走査する走査型露光装置等が
提案されている。
【0006】図16は、従来の走査型露光装置の要部概
略図である。
【0007】同図において、原画が描かれているマスク
(レチクル)301はマスクステージ3で支持され、感
光基板であるウエハ313はウエハステージ5で支持さ
れている。マスク301とウエハ313は投影光学系1
を介して光学的に共役な位置に置かれており、不図示の
照明系からの図中Y方向に伸びるスリット状の露光光3
12がマスク301を照明し投影光学系1の投影倍率に
比した大きさでウエハ3に結像している。走査露光は、
このスリット状の露光光312、言い換えれば投影光学
系1に対してマスクステージ3とウエハステージ5の双
方を光学倍率に応じた速度比でX方向に動かしてマスク
301とウエハ313を走査することにより行ってい
る。そしてマスク301上のデバイスパターン303全
面をウエハ313上の転写領域に転写している。
【0008】この走査露光は、実際には大別して2つの
ウエハ上に露光する。 (a1)マスクパターンの転写されていないウエハ(以
下、ファーストウエハと呼ぶ)。(a2)マスクパター
ンが形成されているウエハ(以下、セカンドウエハと呼
ぶ)。
【0009】このうちセカンドウエハ上に別のマスクパ
ターンを重ね露光する方法として、マスク301及びウ
エハ313上のパターンの配列を検出し、レーザー干渉
系307,308により各ステージの位置をモニタしな
がら、位置合わせを行った後に露光する方法がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】投影光学系として縮小
露光系を用いた場合、ウエハ上に形成されるパターン領
域の投影倍率分だけ大きなマスク301を用いる必要が
ある。一般に大きなマスク301を支持する為には、マ
スクステージ3も大きくなり、又それを駆動する駆動系
を考慮すると重量が増えてくる。そして実際の露光時に
マスクステージ3をスライドさせるとマスクステージ3
の重心移動による投影露光系1の姿勢変化が生じ、或い
は甚だしい場合偏心が発生する。
【0011】又、このような重いマスクステージ3を駆
動する為、マスクステージ3をある速度まで加速する際
の反動による投影光学系1の振動及びマスクステージ3
自体のピッチングが発生してくる。この振動もやはり投
影光学系の姿勢変化を招き、この姿勢変化の為に所望の
露光フォーカスに対するズレ、又は像面の像ズレが発生
してくる。又、マスクステージ3のピッチングによって
も露光面のフォーカスズレや像ズレが発生してくる。
【0012】従来の露光装置で用いられている像面を検
出する方法では、マスクステージ3及びウエハステージ
5が共にXY平面上で静止した状態でなければ計測がで
きなかった。又、この方法は走査露光装置において走査
露光時の本質的なフォーカス(或いはフォーカスの変
動)が判らないという問題点があった。
【0013】走査露光装置において、走査露光時のフォ
ーカス変動を観察する方法として、実際にレジストが塗
布されたウエハ上に対して走査露光し、現像した後にレ
ジスト像からフォーカスの変動の様子を考慮する方法が
ある。
【0014】しかしながら、このレジスト像から読みと
れることは、精々、ディフォーカス量の絶対値であり、
ディフォーカスの方向までは判断することができない。
従って、走査露光中のフォーカス変動に対して補正を行
うことができなく、その為、走査露光のフォーカス変動
によってレジストの解像力の低下を招き、半導体素子の
製造上歩留まりの低下が発生してしまうという問題点が
あった。
【0015】本発明は第1可動ステージに載置した第1
物体としてのレチクル面上のパターンを投影光学系で第
2可動ステージに載置した第2物体としてのウエハ面上
に走査投影する際、該第1可動ステージを走査したとき
の各走査位置における投影光学系による第1物体の像面
位置を計測する検出光学系の構成を適切に設定すること
により、第1及び第2可動ステージの駆動により発生す
る投影光学系による第1物体の像面フォーカス方向の変
動量を第1可動ステージの位置に対して計測し、この計
測値に基づき実際の走査露光時に第2可動ステージをフ
ォーカス方向に補正駆動しながら走査露光することによ
り高精度な露光を可能とし、高集積度の半導体デバイス
を容易に製造することができる走査型投影露光装置及び
それを用いたデバイスの製造方法の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の走査型
投影露光装置は、第1可動ステージに載置した第1物体
上のパターンを投影光学系により第2可動ステージに載
置した第2物体上に、走査手段により該第1、第2可動
ステージを前記投影光学系の撮影倍率に対応させた速度
比で同期させて走査して投影露光する走査型投影露光装
置において、 前記第1、第2可動ステージは往復の各方
向へ走査可能であり、 前記第1物体の前記パターンが形
成してある面に関する前記投影光学系の像面位置を検出
する検出手段と、 前記検出手段を用いて、前記第1可動
ステージの前記往復の各走査方向に関して、各走査位置
における前記像面位置を検出することにより、前記往復
の各走査方向に関して、各走査位置における前記像面位
置に関する補正値を求め、該補正値を記憶する手段とを
有し、 前記投影露光時に、前記補正値に基づいて、駆動
手段を用いて前記第2物体を前記投影光学系の光軸方向
に駆動することにより前記第2物体の位置を前記像面位
置に設定することを特徴としている。 請求項2の発明の
走査型投影露光装置は、第1可動ステージに載置した第
1物体上のパターンを投影光学系により第2可動ステー
ジに載置した第2物体上に、走査手段により該第1、第
2可動ステージを前記投影光学系の撮影倍率に対応させ
た速度比で同期させて走査して投影露光する走査型投影
露光装置において、前記第1物体の前記パターンが形成
してある面に関する前記投影光学系の像面位置を検出す
る検出手段と、 前記第1可動ステージが静止していると
きの前記像面位置を前記検出手段を用いて検出した検出
値と前記第1可動ステージの走査時の各走査位置におけ
る前記像面位置を前記検出手段を用いて検出した検出値
とを用いて前記第1可動ステージの走査時の各走査位置
における前記像面位置に関する補正値を求め、該補正値
を記憶する手段とを有し、 前記投影露光時に、前記補正
値に基づいて、駆動手段を用いて前記第2物体を前記投
影光学系の光軸方向に駆動させて前記第2物体の位置を
前記像面位置に設 定することを特徴としている。 請求項
3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記検出
手段は前記第1物体上に照明光を照射する照明光源を有
し、該第1物体上には該照明光の一部が通過する第1ス
リットが設けられており、該照明光のうち該第1スリッ
トを通過し、該投影光学系を介した光束を受光手段で検
出し、該受光手段で得られる信号を利用して該第1可動
ステージの各走査位置における前記像面位置に関する情
報を検出することを特徴としている。 請求項4の発明
は、請求項1又は2の発明において、前記検出手段は前
記第2可動ステージに設けた第2スリットマークを照明
する照明光源を有し、該第2スリットマークと前記投影
光学系を介した光束を受光手段で検出し、該受光手段で
得られる信号を利用して該第1可動ステージの各走査位
置における前記像面位置に関する情報を検出しているこ
とを特徴としている。
【0017】請求項5の発明の走査型投影露光装置は、
第1可動ステージに載置した第1物体上のパターンを投
影光学系により第2可動ステージに載置した第2物体上
に、走査手段により該第1、第2可動ステージを前記投
影光学系の撮影倍率に対応させた速度比で同期させて走
査して投影露光する走査型投影露光装置において、 前記
第1物体上に設けられた前記照明光の一部が通過する第
1スリットに照明光を照射する照明光源を有し、前記照
明光のうち前記第1スリット、前記投影光学系を介し、
前記第2可動ステージ上に設けられた段差構造を有する
反射面で反射した後、前記投影光学系と前記第1スリッ
トを介した光を受光手段で受光し、該受光手段で得られ
る信号を利用して前記第1可動ステージの各走査位置に
おける前記第1物体の前記パターンが形成してある面に
関する前記投影光学系の像面位置に関する情報を検出す
る検出手段と、前記検出手段を用いて前記第1可動ステ
ージの走査時の各走査位置における前記像面位置に関す
る補正値を求め、該補正値を記憶する手段とを有し、
記投影露光時に、前記補正値に基づいて、駆動手段を用
いて前記第2物体を前記投影光学系の光軸方向に駆動さ
せて前記第2物体の位置を前記像面位置に設定すること
を特徴としている。 請求項6の発明の走査型投影露光装
置は、第1可動ステージに載置した第1物体上のパター
ンを投影光学系により第2可動ステージに載置した第2
物体上に、走査手段により該第1、第2可動ステージを
前記投影光学系の撮影倍率に対応させた速度比で同期さ
せて走査して投影露光する走査型投影露光装置におい
て、 前記第1物体の前記パターンが形成してある面に関
する前記投影光学系の像面位置を検出する検出手段と、
前記検出手段を用いて前記第1可動ステージの走査時の
各走査位置における前記像面位置に関する補正値を求
め、該補正値を記憶する手段とを有し、 前記第1物体上
には前記像面位置計測用の第1パターンと前記第2可動
ステージ面上を観察する為の観察窓とが設けられてお
り、前記第2可動ステージ上には前記像面位置計測用の
第2パターンが設けられており、前記検出手段は該第
1,第2パターンを同時に観察する観察系を有し、該観
察系で観察される該第1,第 2パターンを利用して該第
1可動ステージの各走査位置における前記像面位置に関
する情報を検出しており、 前記投影露光時に、前記補正
値に基づいて、駆動手段を用いて前記第2物体を前記投
影光学系の光軸方向に駆動させて前記第2物体の位置を
前記像面位置に設定することを特徴としている。 請求項
7の発明は請求項1から6のいずれか1項の発明におい
て、前記検出手段が、光源からの光をビームスプリッタ
に導く検出用照明系と、前記ビームスプリッタからの光
を前記第1物体に導く検出光学系と、前記検出光学系か
らの光のうち、前記検出光学系から順に、前記第1物体
上のスリットを透過し、次に前記投影光学系を透過し、
次に前記第2物体で反射し、前記投影光学系を透過し、
前記第1物体上のスリットを透過し、前記検出光学系、
前記ビームスプリッタを介した光を受光する光電変換素
子とを有し、前記光電変換素子の検出結果に用いて、前
記像面位置を計測することを特徴としている。
【0018】請求項8の発明のデバイスの製造方法は、
請求項1〜7のいずれか1項記載の走査型投影露光装置
を用いてレチクルとウエハとの位置合わせを行う第1工
程と、前記第1工程後に前記レチクルのパターンを前記
ウエハ上に投影露光する第2工程と、該第2工程後に前
記ウエハを現像処理する第3工程とを有することを特徴
としている
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1の要部
概略図である。図2は本発明に係る投影光学系による第
1物体の結像面(フォーカス面)の検出方法の説明図で
ある。
【0020】図中、301は第1物体としてのレチクル
(フォトマスクともいう。)であり、レチクル301の
下面にはクロム蒸着等で形成した回路パターンが設けて
ある。3はレチクル301を保持し、XY方向に移動可
能な第1可動ステージとしてのマスクステージ(レチク
ルステージともいう。)である。1は投影レンズ(投影
光学系)であり、露光照明系(不図示)によって照明さ
れたレチクル301の回路パターンのウエハテーブル2
bに保持した第2物体としてのウエハ2aに投影してい
る。ウエハテーブル2bは第2可動ステージとしてのウ
エハステージ5に載置している。
【0021】本実施形態では、マスクステージ3とウエ
ハステージ5を投影レンズ1による結像倍率と同じ比率
の速度で走査方向(X方向)に正確に一定速度で同期さ
せて、モータ等の走査手段(不図示)で互いに逆方向へ
移動させて走査露光している。
【0022】4はフォーカス検出系である。図1におい
て、フォーカス検出系4に不図示の照明光源からの照明
光束(露光光)が入射し、マスクステージ3上に支持さ
れたレチクル301を照明する。照明光は図4(A)に
示すようにレチクル301に設けられたスリットパター
ン(第1スリット)9(9a,9b)を通過した後、投
影光学系1を通してウエハステージ5上の反射面31に
到達する。
【0023】ウエハステージ5上にはウエハを支持する
ウエハテーブル2及び投影光学系1のフォーカス面検出
用の反射面31が取り付けられている。レチクル301
上のスリット9を通過した照明光は、反射面31によっ
て反射し、再び投影光学系1を通ってレチクル301上
のスリット9に達する。そのスリット9を再び通過した
光はフォーカス検出系4を通って受光手段としての光量
検出手段(不図示)に入射して、該光量検出手段で戻り
光の光量を検出している。
【0024】レチクル301上のスリット9を通過し
て、投影光学系1、反射面31を介して再びそのスリッ
トを戻って来る光量は、ウエハステージ5上の反射面3
1のフォーカス位置に依存して変化する。その戻って来
る光量はレチクルパターンの投影光学系1による投影像
のベストピント面で最大値となり、ディフォーカス量に
応じて光量は減少する。つまり、このスリット9を通過
し検出された光量を観察することによって、投影光学系
1のフォーカス面の変動を観察している。
【0025】次に図2を用いて、本実施形態において、
第1物体としてのレチクル301に設けたスリットパタ
ーン9を用いて、投影光学系1によるレチクル301の
結像位置(フォーカス位置)を検出する(測定する)検
出手段を説明する。
【0026】図2において、マスク301(以下では
「レチクル」とも呼ぶ。)にスリット(スリットパター
ン)9を設ける。露光波長を有する照明光源8から出射
した光は、ビームスプリッタ30を通過した後、照明兼
検出光学系4(以下、「検出光学系」と省略する。)を
通してレチクル301上を照射する。レチクル301の
パターン面上には所定の間隔となるスリット9があり、
このスリット9を通過した光は投影光学系1を通して不
図示のウエハステージ5上に設けられた反射面32aに
到達する。
【0027】ここで、もしこの反射面32aがレチクル
301のパターン面に対して理想像面(ベストフォーカ
ス面)上にあった場合、反射面32aより反射した光
(実線)は投影光学系1を再び通ってレチクル301の
パターン面上に到達する。反射面32aがベストフォー
カス面にある為、スリット9を通過した光は再びスリッ
ト9を通過して検出光学系4に入る。その後、ビームス
プリッタ30によって受光手段としての光電変換素子7
に入射する。
【0028】ここで、もし反射面32aが理想像面から
ズレて32bの位置にあったとする。このときスリット
9を通過し、反射面32bから反射した光(点線)はレ
チクル301側でディフォーカスした位置に集光する。
従って、レチクル301のパターン面上のスリット9に
対してディフォーカスする為、スリット9で一部が遮光
されてしまい、通過する光量が減少してしまう。つまり
反射面32をフォーカス方向に振ることでスリット9か
ら通過する光量が変化する。
【0029】この様子をグラフに表したのが図8(A)
である。横軸に反射面32のフォーカス方向の位置、縦
軸にスリットを通って戻って来る光量(以下、「検出光
量」と省略する。)とすると、ベストフォーカス位置で
検出光量がピークとなり、ディフォーカスするにつれて
光量が減少する。本実施形態では光量のピークを見つけ
ることによって、レチクル301のパターン面に対する
投影光学系1のベストフォーカス面を検出している。
【0030】以上のフォーカス検出用の検出手段を走査
投影露光装置に搭載し、マスクステージ3及びウエハス
テージ5を走査しながら、この検出光量を観察すること
によって、レチクル301のパターン面のウエハ面上で
のフォーカス変動を確認している。そして、この計測を
露光に先立って測定し、オフセットとして記憶手段に記
憶しておき、このオフセットに基づき実際の露光時にウ
エハステージ5上のウエハをフォーカス方向に駆動しな
がら露光している。このようにすることで、走査露光時
のフォーカス変動を補正して、所望の走査露光を行って
いる。
【0031】図8(A)は投影光学系1のディフォーカ
ス量DEに対する検出手段で検出される光量に基づく検
出信号ISを縦軸に、ディフォーカス量を横軸にとった
ときの検出信号ISの変化の様子(以下、「プロファイ
ルデータ」と呼ぶ。)を示している。
【0032】このように投影光学系1によるレチクル像
のフォーカス位置に対して、検出信号ISはベストフォ
ーカス位置DOでMAX(最大)となり、ディフォーカ
スするにつれて小さくなる。ここでは、このディフォー
カス量に対する検出信号ISは装置固有であり、ディフ
ォーカス量の絶対値に対する検出信号の強度は1対1で
あると考えられる。従って、検出信号ISの強度を観察
することによって、ディフォーカス量の絶対値を検出し
ている。
【0033】また投影光学系1に経時変化が発生して、
ディフォーカス量に対する検出信号ISの強度が、図8
(B)に示すように変化する場合がある。このときは予
めマスクステージ3を固定の位置でウエハステージ5上
の反射面31をフォーカス方向に変動させて、同時にこ
のプロファイルを計測し、ディフォーカス量DEに対す
る検出信号IS強度のテーブルを保存している。
【0034】本実施形態は以上のように、計測されたデ
ィフォーカス量DEに対する検出信号ISの強度をテー
ブルとして記憶手段に保管しておき、マスクステージ3
を走査しながら、この検出光量を見ることでマスクステ
ージ3の走査による像面変動(フォーカス変動)を観察
している。像面変動の発生原因の1つとして、マスクス
テージ3が走査時に走査位置に応じて上下方向(光軸方
向)に変動する所謂ピッチングがある。また実露光のス
ループットを考慮すると、マスクステージ3を高速に走
査する必要がある。
【0035】且つ、マスクステージ3は種々のメカ部品
を搭載している為、その重量も大きくなる。従って、マ
スクステージ3の走査を開始する際の加速による反動に
よって、投影光学系1が振動或いは歪みが生じる恐れが
ある。その振動或いは歪みによっての像面変動が予想さ
れる。これらの要因による像面の変動量は、装置固有の
ものであり短時間では再現して発生すると考えられる。
【0036】レチクル301上のスリットパターン9
(9a,9b)としては、図4(A)に示すように、走
査方向に対して平行なスリット(以下、「Hマーク」と
呼ぶ。)と、これとは直交する方向(「Vマーク」と呼
ぶ。)の2種類が設けられている。更に、そのスリット
は走査方向に直交方向に離れた2群(9a,9b)から
なっている。このようにレチクル上の2か所で、そのフ
ォーカス変動を観察することによって、走査中の走査方
向に直交方向でのフォーカス変動を観察している。
【0037】つまり、この情報からフォーカスのチルト
成分を計測している。但し、このチルト成分が無視でき
る量であることが保証されている場合、このスリットは
片側で計測するようにしても良い。更に上記ではスリッ
トをHマーク及びVマークの2種類用いているが、シス
テム的には片側(例えばHマーク)だけを用いても構わ
ない。
【0038】本実施形態では以上のようなスリットパタ
ーン9が設けられたレチクル301を用いて、マスクス
テージ3の走査中のフォーカス変動を計測している。次
に実際の計測シーケンスについて、図9のフローチャー
トを用いて詳細に解説する。
【0039】計測コマンドが何らかのタイミングで実行
されると、この計測が開始する(ステップ200)。つ
まり走査露光のメインシーケンス中にこの計測を実行し
ても良いし、またオペレータの意志に基づいて実行して
も構わない。
【0040】次にステップ201ではマスクステージ3
を基準位置に駆動し、その位置でベストフォーカス位置
Z(B.F) 及びプロファイルデータ(図8)を算出し、デ
ィフォーカスに対する検出信号強度をテーブルとして保
管する。これらのデータは、上記で既に述べた手順で計
測している。
【0041】続いてステップ202において、ウエハス
テージ5上の反射面31を上記より求まったベストフォ
ーカス位置Z(B.F) に駆動する。その後、反射面31の
フォーカス位置は駆動せずに、マスクステージ3を走査
しながら検出光量(検出信号)を計測する(ステップ2
03)。このときマスクステージ3の位置に対して計測
するサンプリングのタイミングは、照明光領域中のスリ
ットの本数(特にVマークの本数)が一致するように同
期するようにしている。既に述べたように検出信号から
はディフォーカス量は算出できるが、その方向は判断で
きない。その為、以下のようなシーケンスによって方向
及びディフォーカス量を検出している。
【0042】ステップ203ではマスクステージ3の位
置に対する検出信号変化を計測している。図10,図1
1,図12はこの様子を示した説明図である。次に図1
0,図11,図12を用いてフォーカス変動の場合に応
じて解説する。
【0043】これらの図において、上方に示されたグラ
フがマスクステージ3の位置に対する実際のフォーカス
変動を示し、下方にはこのとき検出される検出信号を示
している。
【0044】ステップ204ではマスクステージ3の位
置に応じた検出信号中にベストピント面から得られる検
出信号のピーク値Mmaxが含まれているかを判断す
る。もし検出信号にこのピーク値Mmaxが含まれてい
る場合、ステップ205に進む。この様子を図10を用
いて解説する。ピーク値Mmaxを含む場合(図10
(A))、ステップ205で検出信号の最小値Min値
から、その位置X1でのディフォーカス量Zdを求め
る。また検出信号からディフォーカス量変化の絶対値Z
ab(x)をプロファイルデータに基づいて、マスクス
テージ3の位置Xに対して求める。
【0045】次に、上記より求まったディフォーカス量
Zdより、−Zdだけ反射面31全体を更に駆動する
(ステップ206)。そのフォーカス位置から再びマス
クステージ3を走査し、上記と同様に検出信号を得る
(ステップ207)。この段階で得られた検出信号は、
位置X1で検出信号が最大値Maxとなり、この位置を
ベストピント位置として、そのディフォーカス方向(符
号(a(x)))を示している(図10(B))。つま
りステップ205で求まる絶対値Zab(x)に、ステ
ップ207で求めたa(x)を乗じることでマスクステ
ージ3の走査露光中のフォーカス変動Z(x)が検出で
きる(ステップ208:Z(x)=Zab(x)×a
(x))。
【0046】ここで、もし図10(C)のようにマイナ
ス方向のディフォーカス量Zdを持っている場合、同様
にステップ207まで進める。ここで検出信号の最大値
Maxが発生する位置X2を基準として、ここを中心に
ディフォーカスの方向a(x)を同様に求め、以下同様
の処理を行う。
【0047】ここから算出されたフォーカス変動値をオ
フセットとして保管し(ステップ209),ステップ2
10では、このフォーカスオフセットに基づき反射面3
1を駆動しながら検出信号を観察し、フォーカス変動が
無いことを確認して(ステップ210)終了する。
【0048】上記ではシーケンス204で検出信号のピ
ーク値Mmaxが含まれていた場合について解説してき
た。次にシーケンス204に戻り、検出信号のピーク値
Mmaxを含まない場合について、図11,図12を用
いて解説する。
【0049】ステップ211では、検出信号の最大値M
axからディフォーカス量Zd(max)を算出する。
またフォーカス変動の絶対値Z’ab(x)を求める。
次にステップ212において、ディフォーカス量+Zd
(max)だけ反射面31を駆動し再びマスクステージ
3を走査しながら、フォーカス変動計測を行う(ステッ
プ213)。ここでフォーカス変動の様子が図11
(A)で代表される場合と、図12(A)で代表される
場合がある。
【0050】まず図11(A)のような場合、反射面3
1をディフォーカス量+Zd(max)だけ駆動し、検
出すると検出信号のピークの値がMmaxになり、検出
信号全体が最初の計測時のそれよりも大きくなる。つま
りステップ214で検出信号強度が増加した場合、ステ
ップ215aに移行する。そこでステップ207と同様
にa(x)を求め、ディフォーカス量Zd(max)を
ベストフォーカス位置として、フォーカス変動Z(x)
=Z’ab(x)×a(x)として算出している。
【0051】それに対し図12(A)のような場合、反
射面31をディフォーカス量+Zd(max)だけ駆動
し、再び計測すると検出信号が最初に得られたそれより
も小さくなり、また最大値Mmaxから離れる値が検出
される。従って、この場合、ステップ215bに移行し
て変動方向a(x)を求めると同時に、ベストピント位
置を−Zd(max)として、フォーカス変動Z(x)
=−Z’ab(x)×a(x)を算出する。
【0052】以上のように求められたフォーカス変動Z
(x)の値をフォーカス変動オフセットとして同様に記
憶手段に保管し、ステップ210に移行した後、上記と
同様にシーケンスを進める。
【0053】以上では、特定の反射面31の駆動量Zd
やディフォーカス量Zd(max)だけ駆動して計測す
る場合について解説してきたが、本発明はこれに限定さ
れない。つまり反射面31をフォーカス方向に駆動し、
2回以上計測することで走査露光中のフォーカス変動
(方向も含めて)を検出できることが容易に予想され
る。
【0054】以上マスクステージ3の位置Xに対するフ
ォーカス変動量Z(x)を求めることができたが、この
フォーカス変動Z(x)は装置固有であり長期的な経時
変化はあるものの、短時間の変動(最低でもウエハ1ロ
ット露光する間)では変化しないで再現されると考えら
れる。
【0055】実際の走査露光時には、上記から求められ
たフォーカス変動Z(x)をオフセットとして補償する
ようにウエハステージ5上のウエハをフォーカス方向に
駆動しながら走査露光することで、マスクステージ3の
駆動に伴う投影光学系のフォーカス変動を補正し、これ
によって高精度の走査露光を可能としている。
【0056】また以上では走査方向を1方向として述べ
てきたが、実露光する際スループットを考慮すると、往
復方向から走査露光する可能性がある。その場合、2方
向でフォーカス変動Z(x)をそれぞれ求め、それらを
オフセットとして制御し、実露光をしても良い。またそ
の場合の計測では、最初の計測を2方向で求め、その後
2回目の検出を2方向で行うことで、計測時間の短縮化
が図れる。
【0057】更に、上記ではマスクステージ3だけを走
査しながら計測したが、ウエハステージ5上の反射面3
1を走査方向に長く設定してウエハステージ5も走査し
ながら計測をしても良い。
【0058】次に本発明の実施形態2について、図3,
図4(B)を用いて説明する。
【0059】実施形態1ではマスクステージ3を複数回
走査しフォーカス変動量を算出したが、本実施形態では
スループットを考慮して1回の走査によってフォーカス
変動量を算出している。
【0060】図3において、照明系(不図示)より導光
された光は、フォーカス検出系4を通してマスクステー
ジ3で支持されたレチクル301のパターン面を照明す
る。レチクル301のパターン面には、図4(B),図
7に示したようなスリット21,22が構成されてい
る。スリット21a,21b(22a,22b)を透過
した光は、投影光学系1を通過した後、ウエハステージ
5上に設けられた反射面40a(40b)に到達する。
【0061】反射面40aは、図6に示すようにフォー
カス方向に段差を付けた2つの反射面24と反射面25
から構成している。スリット21aを通過した光26a
は反射面25に到達し、スリット21bを通過した光2
6bは反射面24に到達する。それぞれの反射面より反
射した光は、再び投影光学系1を通ってフォーカス検出
系4に戻る。フォーカス検出系4の後ろには、レチクル
パターン面が結像する位置(レチクルパターンと共役な
位置)に、光線26a及び光線26bの反射光(検出
光)を分割する為の分割ミラー11aが配置されてい
る。
【0062】従って、分割ミラー11aによって光線2
6aの検出光は方向80aに反射し、不図示の光電変換
素子によって、その光量が検出される。同様に、光線2
6bの検出光は方向80bに反射し、不図示の光電変換
素子によって、その光量が検出される。方向81a及び
81bから検出される光量は、ウエハステージ5のフォ
ーカス変動に対して、図5に示すように、それぞれ23
a,23bのように反射面24,25の段差分だけフォ
ーカスのピークが異なる検出信号が得られる。
【0063】今、走査時のフォーカス変動計測を反射面
24がベストピント面にした状態から測定を開始したと
する。そのとき検出信号23aから信号強度Ma−ma
xが得られ、検出信号23bからは信号強度Mb0が得
られる。次に、マスクステージ3を走査しフォーカス変
動量を計測し始めると、もしフォーカスがD.F−1に
変化すると検出信号23aからはMa1なる強度が得ら
れる。この出力値Ma1からディフォーカス量の絶対値
を求めることができる。このとき検出信号23bからは
Mb1なる強度が得られる。また検出信号23aから上
記と同様の出力値Ma1であるが、ディフォーカス方向
の異なるD.F−2に変化したとすると、検出信号23
bからはMb2なる強度の信号が得られる。つまり検出
信号23bからの出力値を観察することでディフォーカ
スの方向が判る。
【0064】この方法でディフォーカス変動を検出する
場合も、予めフォーカス変動に対する検出信号のプロフ
ァイルを求めておき、その後、マスクステージ3の走査
時のフォーカス変動量計測を行うことでより精度の高い
計測を可能としている。
【0065】更に、上記ではレチクルパターン上のスリ
ット21(図4(B)表示)について解説してきたが、
スリット21とは反対側に設けられたスリット22を用
いて同様の計測が可能である。このようにレチクルの両
側でのフォーカス変動を観察することで、走査方向に垂
直方向のフォーカス変動(チルト成分)を検出すること
ができる。従って、これらの計測値をオフセットとして
管理し、実際の露光時にはウエハステージ5をフォーカ
ス方向に駆動しながら露光することで精度良く走査露光
ができる。
【0066】次に本発明の実施形態3について説明す
る。
【0067】実施形態1,2ではレチクル上に設けられ
たスリットを用い、スリット上を照明し、ウエハステー
ジ5上の反射面からの戻り光の光量でフォーカス変動を
観察していた。これに対して本実施形態では、ウエハス
テージ5上に設けられた検出用マーク(第2スリットマ
ーク)を観察して、同様な効果を得ている。
【0068】図13(B)は本実施形態におけるマスク
ステージ3上に設けた検出用マーク(第2スリットマー
ク)60の説明図である。
【0069】次に本実施形態における検出用マーク60
の検出方法を図14を用いて解説する。
【0070】図14において、照明光源67から照射さ
れた光は、照明光学系68を通してビームスプリッタ6
6に入射する。ビームスプリッタ66によって反射した
光は、検出光学系63、ミラー62で反射して、レチク
ル301上のパターン面上を落射照明する。所謂ケーラ
ー照明する。このときレチクル301上にパターンが存
在しない領域では、照明光が投影光学系1を透過してウ
エハステージ5上に設けられた検出用マーク60まで到
達する。検出用マーク60からの反射光もしくは散乱光
は再び投影光学系1を戻り、レチクル301を通してミ
ラー62で反射して検出光学系63に入射し、ビームス
プリッタ66を透過する。透過した光は検出光学系64
を通して、光電変換素子65上に検出用マーク60の像
を結像する。検出光学系64をフォーカス方向に駆動す
ることで、レチクル301上のマーク或いは検出用マー
ク60の像を光電変換素子65上にフォーカスを合わせ
ている。
【0071】レチクル上には、図13(A)に示すよう
にレチクルパターンに対してフォーカスをするマーク9
0(以下「レチクルフォーカスマーク」と呼ぶ。)とウ
エハステージ5上の検出用マーク60を観察できる窓
(観察窓)91が設けられている。またウエハステージ
5上の検出マーク60としては、図13(B)に示すよ
うな2つのスリットマークが設けられている。このよう
な構成のレチクルに対して、検出系でレチクル301を
観察すると、もしレチクルパターンに対してウエハステ
ージ5のフォーカス方向が合っている場合で、且つ検出
光学系64によって光電変換素子65上にフォーカスを
合わせておけば、そこで観察される両方の像(60、9
0)共にフォーカスが合った状態で観察できる。つまり
レチクル301上のパターンとウエハステージ5上の検
出用マーク60を同時に観察でき、常にレチクルパター
ンに対してフォーカスを合わせておけば、ウエハステー
ジ(レチクル像)5のディフォーカス状態を検出するこ
とができる。
【0072】次にレチクルパターンに対する検出光学系
64により、光電変換素子65のフォーカス合わせの手
順を以下に解説する。図15(A)には光電変換素子6
5上に結像するレチクルパターン90と検出用マーク6
0の様子を示している。マスクステージ3を走査中にこ
れらのマークを観察する際に、検出光学系64は光電変
換素子65上にレチクルパターン90がフォーカスが合
うようにリアルタイムで駆動する。
【0073】このとき検出用マーク60を観察し、マー
ク波形よりディフォーカス量を算出する。実際にはマス
クステージ3のピッチング等によってレチクルパターン
の検出系に対してフォーカス変動がある場合、検出系を
レチクルパターンに対して走査中常にフォーカスを合わ
せなければならない。その為、レチクル301上のレチ
クルパターン90の波形を観察し、そのベストフォーカ
ス状態になるよう制御系70を通して検出光学系64を
駆動する駆動系69に負帰還を加えている。
【0074】図15(B)に検出用マーク60の波形の
摸式図を示す。フォーカス量の評価方法としては、検出
波形のMAX値及びMIN値を基にコントラストを算出
する。ディフォーカス量に対するこのコントラスト値の
変化の様子を図15(C)に示す。このようにコントラ
ストはベストフォーカス面でピークとなり、ディフォー
カスするにつれてその値は減少する。従って実施形態1
の中で使用した図8(A)と同様に使うことができ、実
施形態1で解説した同様の手順でフォーカス変動が検出
できる為、ここでの解説は省略する。これまでは波形信
号のMAX値及びMIN値よりコントラストを算出して
評価したが、実際はこれに限定されるものではない。つ
まり検出波形のエッヂ部(図15(B)の領域93)の
傾き(微分値の絶対値)を評価しても良い。
【0075】また上記ではHマークとVマークを設けた
検出マークに関して述べてきたが、必ずしも両方が必要
ではない。もし両マークを用いて検出する場合、Hマー
クのベストピント面とVマークのベストピント面の中間
の値をレチクル像のベストピント面とすると良い。それ
に対して検出系及び投影光学系1に非点収差の発生量が
無視できるような光学系の場合、Hマーク或いはVマー
クのみで測定し、そこから得られた計測値をフォーカス
の補正値としても良い。
【0076】更に、検出信号のピークを露光像面のベス
トピント面としたが、実際の露光像面に対してオフセッ
トを持っている場合がある。この場合、オフセット量を
予め実露光によって求めた上で、このオフセットを考慮
してフォーカス変動値を算出しても良く、これによれば
高精度の実露光に即した計測ができる。
【0077】次に上記説明した走査型投影露光装置を利
用した半導体デバイスの製造方法の実施形態を説明す
る。
【0078】図17は半導体デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、或いは液晶パネルやCCD等)の製造
のフローを示す。
【0079】ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
【0080】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0081】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0082】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0083】図18は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。
【0084】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0085】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0086】本実施形態の製造方法を用いれば、従来は
製造が難しかった高集積度の半導体デバイスを容易に製
造することができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1可動ステージに載置した第1物体としてのレチクル面
上のパターンを投影光学系で第2可動ステージに載置し
た第2物体としてのウエハ面上に走査投影する際、該第
1可動ステージを走査したときの各走査位置における投
影光学系による第1物体の像面位置を計測する検出光学
系の構成を適切に設定することにより、第1及び第2可
動ステージの駆動により発生する投影光学系による第1
物体の像面フォーカス方向の変動量を第1可動ステージ
の位置に対して計測し、この計測値に基づき実際の走査
露光時に第2可動ステージをフォーカス方向に補正駆動
しながら走査露光することにより高精度な露光を可能と
し、高集積度の半導体デバイスを容易に製造することが
できる走査型投影露光装置及びそれを用いたデバイスの
製造方法を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の概略図
【図2】本発明の実施形態1の検出方法の概念図
【図3】本発明の実施形態2の概略図
【図4】本発明の実施形態1,2で用いる検出用マーク
の例
【図5】本発明の実施形態2で得られる検出信号のグラ
【図6】本発明の実施形態2で用いるウエハステージ5
上の検出マークの反射面の摸式図
【図7】本発明の実施形態2で用いる検出用マークの詳
細図
【図8】本発明の実施形態1,3で得られる検出信号の
グラフ
【図9】本発明の実施形態1での計測シーケンス
【図10】本発明の実施形態1での検出信号とフォーカ
ス変動を示すグラフ
【図11】本発明の実施形態1での検出信号とフォーカ
ス変動を示すグラフ
【図12】本発明の実施形態1での検出信号とフォーカ
ス変動を示すグラフ
【図13】本発明の実施形態3で用いるレチクル上マー
クとウエハ上マーク
【図14】本発明の実施形態3の概略図
【図15】本発明の実施形態3のレチクル、ウエハ同時
観察像及び検出信号とコントラスト変化の様子
【図16】従来の走査型投影露光装置の要部概略図
【図17】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
【図18】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
【符号の説明】
1 投影光学系 2a ウエハ 2b ウエハテーブル 3 マスクステージ(第1可動ステージ) 4 検出光学系 5 ウエハステージ(第2可動ステージ) 7 光電変換素子 8 検出用照明系 9 スリットパターン 11 プリズムミラー 21,22 スリットパターン 23 検出信号 24,25 段差反射面 26 検出光 30 ビームスプリッタ 31,32a,32b 反射面 40a,40b 反射面 51 Vマーク 52 Hマーク 60 ウエハ面観察マーク 62 ミラー 63,64 検出光学系 65 光電変換素子 66 ビームスプリッタ 67 照明系 68 照明光学系 69 駆動系 70 制御系 80,81 検出光 90 レチクル検出マーク 91 ウエハ観察窓 93 検出マークエッジ 301 レチクル 302 レチクルアライメントマーク 303 露光領域 304 レチクルアライメント光学系 305,306 アライメント用レチクル 307,308 レーザー干渉系 309 アライメントウエハ上基準マーク 310 露光領域 311 アライメントスコープ 312 露光スリット 313 ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20 521

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1可動ステージに載置した第1物体上
    のパターンを投影光学系により第2可動ステージに載置
    した第2物体上に、走査手段により該第1、第2可動ス
    テージを前記投影光学系の撮影倍率に対応させた速度比
    で同期させて走査して投影露光する走査型投影露光装置
    において、前記第1、第2可動ステージは往復の各方向へ走査可能
    であり、 前記第1物体の前記パターンが形成してある面に関する
    前記投影光学系の 像面位置を検出する検出手段と、 前記検出手段を用いて、前記第1可動ステージの前記往
    復の各走査方向に関して、各走査位置における前記像面
    位置を検出することにより、前記往復の各走査方向に関
    して、各走査位置における前記像面位置に関する補正値
    を求め、該補正値を記憶する手段とを有し、 前記投影露光時に、前記補正値に基づいて、駆動手段
    用いて前記第2物体を前記投影光学系の光軸方向に駆動
    することにより前記第2物体の位置を前記像面位置に設
    定することを特徴とする走査型投影露光装置。
  2. 【請求項2】 第1可動ステージに載置した第1物体上
    のパターンを投影光学系により第2可動ステージに載置
    した第2物体上に、走査手段により該第1、第2可動ス
    テージを前記投影光学系の撮影倍率に対応させた速度比
    で同期させて走査して投影露光する走査型投影露光装置
    において、前記第1物体の前記パターンが形成してある面に関する
    前記投影光学系の 像面位置を検出する検出手段と、 前記第1可動ステージが静止しているときの前記像面位
    置を前記検出手段を用いて検出した検出値と前記第1可
    動ステージの走査時の各走査位置における前記像面位置
    を前記検出手段を用いて検出した検出値とを用いて前記
    第1可動ステージの走査時の各走査位置における前記像
    面位置に関する補正値を求め、該補正値を記憶する手段
    とを有し、 前記投影露光時に、前記補正値に基づいて、駆動手段を
    用いて前記第2物体を前記投影光学系の光軸方向に駆動
    させて前記第2物体の位置を前記像面位置に設定するこ
    とを特徴とする走査型投影露光装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は前記第1物体上に照明光
    を照射する照明光源を有し、該第1物体上には該照明光
    の一部が通過する第1スリットが設けられており、該照
    明光のうち該第1スリットを通過し、該投影光学系を介
    した光束を受光手段で検出し、該受光手段で得られる信
    号を利用して該第1可動ステージの各走査位置における
    前記像面位置に関する情報を検出することを特徴とする
    請求項1又は2の走査型投影露光装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は前記第2可動ステージに
    設けた第2スリットマークを照明する照明光源を有し、
    該第2スリットマークと前記投影光学系を介した光束を
    受光手段で検出し、該受光手段で得られる信号を利用し
    て該第1可動ステージの各走査位置における前記像面位
    置に関する情報を検出していることを特徴とする請求項
    1又は2の走査型投影露光装置。
  5. 【請求項5】 第1可動ステージに載置した第1物体
    のパターンを投影光学系により第2可動ステージに載置
    した第2物体上に、走査手段により該第1、第2可動ス
    テージを前記投影光学系の撮影倍率に対応させた速度比
    同期させて走査して投影露光する走査型投影露光装置
    において、 前記第1物体上に設けられた前記照明光の一部が通過す
    る第1スリットに照明光を照射する照明光源を有し、前
    記照明光のうち前記第1スリット、前記投影光学系を介
    し、前記第2可動ステージ上に設けられた段差構造を有
    する反射面で反射した後、前記投影光学系と前記第1ス
    リットを介した光を受光手段で受光し、該受光手段で得
    られる信号を利用して前記第1可動ステージの各走査位
    置における前記第1物体の前記パターンが形成してある
    面に関する前記投影光学系の像面位置に関する情報を検
    出する検出手段と、前記検出手段を用いて前記第1可動
    ステージの走査時の各走査位置における前記像面位置に
    関する補正値を求め、該補正値を記憶する手段とを有
    し、 前記投影露光時に、前記補正値に基づいて、駆動手段を
    用いて前記第2物体を前記投影光学系の光軸方向に駆動
    させて前記第2物体の位置を前記像面位置に設定するこ
    とを特徴とする走査型投影露光装置。
  6. 【請求項6】 第1可動ステージに載置した第1物体上
    のパターンを投影光学系により第2可動ステージに載置
    した第2物体上に、走査手段により該第1、第2可動ス
    テージを前記投影光学系の撮影倍率に対応させた速度比
    で同期させて走査して投影露光する走査型投影露光装置
    において、前記第1物体の前記パターンが形成してある面に関する
    前記投影光学系の 像面位置を検出する検出手段と、 前記検出手段を用いて前記第1可動ステージの走査時の
    各走査位置における前記像面位置に関する補正値を求
    め、該補正値を記憶する手段とを有し、 前記第1物体上には前記像面位置計測用の第1パターン
    と前記第2可動ステージ面上を観察する為の観察窓とが
    設けられており、前記第2可動ステージ上には前記像面
    位置計測用の第2パターンが設けられており、前記検出
    手段は該第1,第2パターンを同時に観察する観察系を
    有し、該観察系で観察される該第1,第2パターンを利
    用して該第1可動ステージの各走査位置における前記像
    面位置に関する情報を検出しており、 前記投影露光時に、前記補正値に基づいて、駆動手段を
    用いて前記第2物体を前記投影光学系の光軸方向に駆動
    させて前記第2物体の位置を前記像面位置に設定するこ
    とを特徴とする走査型投影露光装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段が、光源からの光をビーム
    スプリッタに導く検出用照明系と、前記ビームスプリッ
    タからの光を前記第1物体に導く検出光学系と、前記検
    出光学系からの光のうち、前記検出光学系から順に、前
    記第1物体上のスリットを透過し、次に前記投影光学系
    を透過し、次に前記第2物体で反射し、前記投影光学系
    を透過し、前記第1物体上のスリットを透過し、前記検
    出光学系、前記ビームスプリッタを介した光を受光する
    光電変換素子とを有し、前記光電変換素子の検出結果に
    用いて、前記像面位置を計測することを特徴とする請求
    項1乃至6いずれか1項記載の投影露光装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項記載の走査
    型投影露光装置を用いてレチクルとウエハとの位置合わ
    せを行う第1工程と、前記第1工程後に前記レチクルの
    パターンを前記ウエハ上に投影露光する第2工程と、該
    第2工程後に前記ウエハを現像処理する第3工程とを有
    することを特徴とするデバイスの製造方法。
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