JP3495599B2 - ツリー構造操作画面式操作装置、スペクトラムアナライザ、音響メカ調整装置、及びsfcレベル調整装置 - Google Patents

ツリー構造操作画面式操作装置、スペクトラムアナライザ、音響メカ調整装置、及びsfcレベル調整装置

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JP3495599B2
JP3495599B2 JP15364798A JP15364798A JP3495599B2 JP 3495599 B2 JP3495599 B2 JP 3495599B2 JP 15364798 A JP15364798 A JP 15364798A JP 15364798 A JP15364798 A JP 15364798A JP 3495599 B2 JP3495599 B2 JP 3495599B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車載用カ
ラー液晶式タッチパネル装置等で表示されるツリー構造
操作画面式操作装置、スペクトラムアナライザ、音響メ
カ調整装置、及びSFCレベル調整装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されるタッチパネル装置で
は、自動車に搭載される各種機器の操作を行うための操
作画面がツリー構造で設定されており、ユーザは、ツリ
ー構造のルートの操作画面から操作メニューの項目を選
択して、順次下位の操作画面へ進んで、所望の操作を行
うようになっている。
【0003】図12は従来の車載用カラー液晶式タッチ
パネル装置における操作画面の切替を例示している。第
1階層の操作画面としてのメニュー画面では、例えば4
個のメニュー項目に対応するA〜Dのキーの中から選択
するようになっており、例えばAを選択、すなわちタッ
チすると、選択されたAに対応する第2階層の操作画面
へ切替わる。第2階層の操作画面では、例えば6個のメ
ニュー項目に対応するE〜Jのキーの中から選択するよ
うになっており、例えばEのキーをタッチすると、選択
されたEに対応する第3階層の操作画面へ切替わる。第
3階層の操作画面では、例えば6個のメニュー項目に対
応するK〜Pのキーの中から選択するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のツリー構造操作
画面式操作装置では、各操作画面において、操作メニュ
ーの各項目に対応するキーが所定の配列で表示されるの
みであるので、ユーザは、操作しようとしている現在の
操作画面が、全体の操作体系の中のどこに位置付けられ
ているものなのか、分からなくなり、間違った操作画面
を進んで来てしまったときに、正しい操作画面に円滑に
復帰したり、他の所望の操作画面へ円滑に移行したりす
ることが、難しくなっている。
【0005】この発明の目的は、上述の問題点を克服で
きるツリー構造操作画面式操作装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のツリー構造操
作画面式操作装置(10)は、操作画面(11,18,23)をツリー
構造で階層化し、各操作画面(11,18,23)でユーザ操作を
行わせる。このツリー構造操作画面式操作装置(10)にお
いて、人が活動のため行き来する所定の活動空間(12)を
設定する。そして、各操作画面(11,18,23)を活動空間(1
2)内の各地点に対応させ、各操作画面(11,18,23)には、
その対応地点(14a-d)で人が見る風景を各操作画面(11,1
8,23)における操作メニューと共に表示する。
【0007】このツリー構造操作画面式操作装置(10)
は、少なくとも、自動車に搭載されて、各種機器の操作
を行うとともに、カーナビゲーションのモニタやテレビ
に兼用される車載用カラー液晶式タッチパネル装置を含
む。
【0008】活動空間(12)は、多数の部屋(14a-d)を備
える建築物(12)に限定されない。ツリー構造化された各
操作画面(11,18,23)に適切に対応するものがあれば、自
然物、人工物、仮想した空間を問わず、活動空間(12)と
して採用される。
【0009】各操作画面(11,18,23)では、その対応地点
(14a-d)の風景が表示されるので、ユーザ(オペレータ
を含む。)は、設定された活動空間(12)内を自分があた
かも実際に移動して行くような感覚を抱きながら、各階
層の操作画面(11,18,23)へ進んで行くことになる。した
がって、ユーザの頭に音響用メカにおける道筋が残り、
その道筋との関連によりこれからの操作の方向性が容易
に推測され、ツリー構造の操作画面(11,18,23)を円滑に
移行できる。
【0010】活動空間(12)内の各地点で人が見るものと
して各階層の操作画面(11,18,23)に表示される風景は、
好ましくは、例えば陰影処理や遠近法処理等によりユー
ザが三次元的に見るように、立体的に表現された風景と
する。これにより、ユーザは、次々と切替える操作画面
(11,18,23)の展開を、一層、自分が所定の活動空間内へ
入り込んで、移動しているイメージと結び付け、操作履
歴の記憶、各操作アイコンの機能及び位置の記憶が深ま
り、操作の円滑性が向上する。
【0011】この発明のツリー構造操作画面式操作装置
(10)によれば、操作画面(18)の風景には、その操作画面
(18,23)とは別の操作画面(11,18,23)の対応地点(14a,c)
へ向かう風景部分が含まれており(図3及び図4)、そ
の風景部分の方へ移動するようなユーザ操作(アイコン
22,23,24のタッチ)があると、その風景部分に対応の
操作画面(18,23)へ移行するようになっている。
【0012】「操作画面(18)の風景には、その操作画面
(18)とは別の操作画面(11,18,23)の対応地点(14a,c)へ
向かう風景部分が含まれており」の「別の操作画面(11,
18,23)の対応地点(14a,c)」とは、例えば、現在の操作
画面(18)に対して1個下位や1個上位の操作画面(11,2
3)の対応地点や、現在の操作画面(18)に対して同一階層
の他の操作画面(18)の対応地点(14a,c)である。現在の
操作画面(18)に対して1個下位の操作画面(23)の対応地
点へ向かう風景は、例えば、現在表示されている操作画
面(18)の奥の方に配置される。また、現在表示されてい
る操作画面(18)と同階層の他の操作画面(18)の対応地点
(14a,c)へ向かう風景部分は、例えば、現在表示されて
いる操作画面(18)の左右に配置される。現在表示されて
いる操作画面(18)と同階層の他の操作画面(18)の対応地
点(14a,c)へ向かう風景部分は、左右1個ずつには限定
されず、左右2個ずつや(図4)、左右の個数が別々で
あってもよい。
【0013】こうして、各操作画面(18)には、その対応
地点(14b)を示す風景に含めて、これから移動して行こ
うとする別の対応地点(14a,c)へ向かうような風景部分
が含まれており、操作画面(11,18,23)のツリー構造内で
ユーザを適切な操作画面(11,18,23)へ誘導することがで
きる。
【0014】この発明のツリー構造操作画面式操作装置
(10)によれば、操作画面(11,18,23)を切替えるときは、
切替前及び後の操作画面(18)の対応地点(14b,a,c)をそ
れぞれ移動元及び移動先として移動元の対応地点(14b)
から移動先の対応地点(14a,c)へ人が移動するときの風
景の変化を動画で表示しつつ(図6)、切替えられる。
【0015】操作画面(11,18,23)の切替時の動画表示
は、上位から下位の階層の操作画面(11→18,18→23)の
切替、下位から上位の階層の操作画面(23→18,18→11)
の切替、及び同階層の操作画面(18→18)への切替を含
む。この「含む」は、全部の切替について操作画面(11,
18,23)の切替時の動画表示を行わなければならないと言
う意味ではなく、所定の切替時についてのみ操作画面(1
1,18,23)の切替時の動画表示を適宜、採用してよいとい
う意味である。
【0016】各操作画面(11,18,23)を人の移動空間の地
点に対応させるだけでなく、移動元の地点から移動先の
地点へ人が移動するときの風景を動画を挟みつつ、操作
画面(11,18,23)が切替えられるので、ユーザは自ら活動
空間(12)内を移動しつつ、活動空間(12)内の各対応地点
(14a-d)の操作画面(11,18,23)を操作しているような実
感を強く持つことができ、ユーザ操作を円滑化できる。
【0017】この発明のツリー構造操作画面式操作装置
(10)によれば、活動空間(12)は、複数の部屋(14a-d)を
備える建築物(12)とされ、各部屋(14a-d)を対応地点(14
a-d)に対応させている。
【0018】人は建築物(12)内を動き回る活動を行うこ
とはよくあるので、建築物(12)は人の活動空間(12)とし
てイメージし易い。したがって、建築物(12)を活動空間
(12)として採用することにより、ユーザによる操作画面
(11,18,23)の切替も円滑になる。
【0019】この発明のツリー構造操作画面式操作装置
(10)によれば、複数個の部屋(14a-d)は建築物(12)にお
いて円周上に配置されたものとし、同一円周上に配列さ
れた各部屋(14a-d)は、最上位の操作画面(11)の操作メ
ニューの各項目に対応している。
【0020】複数個の部屋(14a-d)は建築物(12)におい
て円周上に配置したことにより、建築物(12)の中央から
部屋(14a-d)を選択して入るイメージは、上位の操作画
面(11)において選択したメニュー項目に対応の下位の操
作画面(18)へ移行する操作と対応性が強く、ユーザ操作
を移動空間(12)の移動へ強く結びつけることができる。
【0021】この発明によれば、出力音の振幅スペクト
ラム又はパワースペクトラムを表示画面(24)に表示する
スペクトラムアナライザ(10)において、表示画面(24)を
極座標面とし、θ方向を、周波数にするとともに、複数
個の周波数バンドに区切り、各周波数バンドにおける各
時点の振幅の大きさを、極座標面の中心から+のr方向
へ移動するグラフィックパーツ(30)の単位時間当たりの
出現個数に対応させる。
【0022】周波数バンド幅はθ幅に対応する。各バン
ド幅における単位時間あたりのグラフィックパーツ(30)
の出現個数は、各バンドにおける出力音の振幅変化に、
細かく対応させることなく、振幅が所定未満で0、所定
値以上で所定数(≠0)とするような荒いものであって
もよい。
【0023】通常のスペクトラムアナライザは、x−y
座標のx軸を周波数、y軸を振幅としている。この場
合、振幅の振れ方向がy軸方向のみであり、また、振れ
範囲がy軸方向の一部に限られるのに対し、このスペク
トラムアナライザ(10)では、グラフィックパーツ(30)
が、表示画面(24)全体を使って、動くことになるので、
小さい表示画面(24)においても、全周波数にわたるバン
ド幅の振幅を表示できる。また、振幅をrの長さに対応
させる場合は、最大振幅の表示を確保するために、表示
画面(24)のr方向寸法をあまり小さくできない制約があ
るが、このスペクトラムアナライザ(10)では、極座標面
の中心から+のr方向へ移動するグラフィックパーツ(3
0)の単位時間当たりの出現個数に対応させたことによ
り、そのような制約を除去できる。
【0024】この発明によれば、出力音の振幅スペクト
ラム又はパワースペクトラムを表示画面(32)に表示する
スペクトラムアナライザ(10)において、周波数バンドに
対応する複数個の区画を、相互に重ならないように、表
示画面(32)に設定し、各区画では、全周方向へ分布して
グラフィックパーツ(33)が中心から第1の半径までの領
域内で半径方向へ絶えず移動するようになっており、第
1の半径は、各区画に対応する周波数バンドの振幅の大
きさに関係する。
【0025】周波数バンドに対応する複数個の区画は、
表示画面(32)全体にわたり分布するように、設定できる
ので、小さい表示画面(32)においても、全周波数にわた
るバンド幅の振幅を表示し易くなる。また、各バンド幅
における振幅が一次元的な長さでなく、第1の半径の円
のような面的に表示されるので、すなわち大きく表示で
きるので、小さい表示画面(32)であっても見易くなる。
【0026】この発明の音響メカ調整装置(10)によれ
ば、音響上の効果を発揮し手動操作により作動状態を調
整される音響用メカを画面(40)にグラフィック体(44)で
表示し、そのグラフィック体(44)に、ユーザに調整され
た作動状態に対応する運動を行わせる。
【0027】音響用メカとは少なくともウーハーを含
む。従来の例えばDBB(Digital Bass
Boost:ディジタルバスブースト)では、DBBの
レベルを文字表示(例:High,Mid,Low)す
るのみであり、DBBが何を意味するのか知らないユー
ザには何がどう働いて何をしているのか理解できないと
いう状態であった。この音響メカ調整装置(10)によれ
ば、例えばDBBにおいて、それが作動を制御するウー
ハー(=音響用メカ)がグラフィック体(44)でグラフィ
ック表示される。そして、DBBのレベルの増大に連れ
て、グラフィック体(44)の振れ幅が増大するように動画
表示されるので、DBBの名称及び機能についてよく分
からないユーザにも、何がどのように働いているのか簡
単に理解することができる。
【0028】この発明のSFCレベル調整装置(10)によ
れば、複数個のグラフィックパーツ(55)が出現場所(54)
から流れ方向に対して直角方向へ広がりつつ一定方向へ
流れていく動画を用意し、SFCの作動時では、SFC
の強さの増大につれて、出現場所(54)から出現するグラ
フィックパーツ(55)の単位時間当たりの個数を増大させ
る。
【0029】従来のSFCレベル調整装置は、SFC
(Sound Field Controller:サ
ウンジフィールドコントローラ)がどのレベルになって
いるかを文字表示(例:High,Mid,Low)さ
れているだけとなっている。これに対して、このSFC
レベル調整装置(10)では、SFCのレベルが高くなるに
連れて、多数のグラフィックパーツ(55)が出現して、広
がっていくので、SFCのレベルが実感できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は車載用カラー液晶式タ
ッチパネル装置10(図2)の操作画面のツリー構造を示
している。車載用カラー液晶式タッチパネル装置10は、
カーナビゲーション装置や車載用テレビとしての機能を
果たすだけでなく、車内のCDプレーヤ、MDプレー
ヤ、及びチューナ等の音響機器の操作装置としての機能
を果たす。操作画面のツリー構造において、第1階層と
してのルートでは、メニュー画面が表示され、メニュー
画面において、ユーザがこれから操作しようとする機器
が選択される。第2階層のメイン操作画面は、機器や機
能(例:全機器の一斉パワーオフ等)ごとに用意され、
対応機器に対して主要な指示を行えるようになってい
る。第3階層としての詳細操作画面では、第2階層のメ
イン操作画面からのユーザ選択により入るようになって
おり、さらに細かな指示(設定を含む。)の出せる機器
に対して、その細かな指示(設定を含む。)を行えるよ
うになっている。
【0031】図2は車載用カラー液晶式タッチパネル装
置10のメニュー画面11を示している。円形建築物12は、
中心の中央ホール13と、中央ホール13の外側に周方向へ
等角度間隔に設けられた複数個の部屋14a,14b,14c,1
4d,・・・とを有しており、中央ホール13から各部屋14
a,14b,14c,14d,・・・へ出入りするようになってい
る。図2のメニュー画面11の円形建築物12、後述の図3
等のメイン操作画面18の部屋内の様子、及び図4等の詳
細操作画面23の部屋内の様子は、いずれも、ユーザがそ
れらを三次元的に見るように、陰影処理や遠近法処理等
により立体的に表現されている。各部屋14a,14b,14
c,14d,・・・は、機器や機能に対応して割当てられて
おり、例えば、部屋14a,14b,14c,14dは、それぞれM
D、チューナ、CD、ALL_OFFに割当てられてい
て、それらの各アイコン15a,15b,15c,15dが付されて
いる。ユーザは、各アイコン15a,15b,15c,15d,・・
・を指でタッチすることにより、そのアイコン15a,15
b,15c,15d,・・・が選択されて、対応のメイン操作
画面18(図3)へ切替わる。
【0032】図3は図2のメニュー画面11の選択項目に
おいて例えばチューナが選択されたときのチューナのメ
イン操作画面18を示している。メイン操作画面18は、部
屋14b内を表しており、天井、床、左右及び奥の壁を遠
近法で表示している。図2の円形建築物12において、今
回選択されたチューナの部屋14bの周方向両隣の部屋14
a,14cはそれぞれMD及びCDであったが、その両隣に
あるMDの部屋14a及びCDの部屋14cが、図3の部屋14
bのそれぞれ左壁側及び右壁側にあるように、左壁及び
右壁には、MD及びCDのアイコン19,20が表示されて
いる。また、天井には、図2の円形建築物12のアイコン
21が表示され、床には、奥壁の先へ入ることを示すアイ
コン22、床の左右にはそれぞれ左側の部屋及び右側の部
屋へ移動するためのアイコン23,24が表示される。チュ
ーナのメイン操作画面18では、チューナの主要操作とし
て、AMとFMの切替、アップ又はダウンによる選局の
切替等が、対応のアイコンをタッチすることにより行え
るようになっている。アイコン21をタッチすることによ
りメニュー画面11へ戻る。また、アイコン22をタッチす
ることによりチューナについての詳細操作画面23(図
4)へ切替わり、さらに、設定等のさらに詳細な操作が
できるようになっている。
【0033】図2のメニュー画面11から図3のメイン操
作画面18へ切替わる際は、直ちに切替えず、間に動画を
挟む。この動画は、ユーザが選択した部屋へ入るときに
移動するユーザが見る風景変化とされる。すなわち、ユ
ーザは、円形建築物12を図1のメニュー画面11のように
眺められる視点が得られる地点に現在いるとして、その
地点からしだいに中央ホール13へ進むときに、ユーザが
眺めるような円形建築物12がズームアップされていく風
景が最初に流れ、次に、中央ホール13を経て例えば円形
建築物122へ入るときにとしたときに、ユーザが眺めそ
うな風景の流れが続く。
【0034】図4はチューナの詳細操作画面23を示して
いる。図3のメイン操作画面18において、ユーザが、奥
へ進むアイコン22をタッチすると、メイン操作画面18か
ら詳細操作画面23へ切替わるようになっている。メイン
操作画面18から詳細操作画面23への切替においても、図
3の奥壁がしだいにズームアップされて、奥壁を突き抜
けるように、動画表現が挟まれてもよい。詳細操作画面
23では、各プリセット番号へ放送局を割当てるプリセッ
ト等の設定が行える。チューナの詳細操作画面23におい
ても、チューナのメイン操作画面18と同じ機能をもつア
イコン21,23,24が存在する。ただし、アイコン25は、
チューナのメイン操作画面18のアイコン22とは反対に入
り口側の部屋へ戻る向きになっており、これにタッチす
ると、チューナのメイン操作画面18へ戻るようになって
いる。
【0035】図5はCDのメイン操作画面18を示してい
る。CDのメイン操作画面18を表示するためには、図2
のメニュー画面11においてCDを選択する以外に、図3
のチューナのメイン操作画面18においてアイコン24をタ
ッチする。図6は図3のチューナのメイン操作画面18に
おいてアイコン20をタッチしたときにCDのメイン操作
画面18が表示されるまでに挟まれる動画のコマ表現した
ものである。3コマで概略的に表現されているが、コマ
数は自由に選択できる。円形建築物12が回転して、右隣
の部屋14cへ移るような動画表示が行われる。図3にお
いてアイコン23を選択したときは、アイコン24のときと
は円形建築物12が逆方向へ回転して、左隣の部屋14aへ
移るような動画が表示される。
【0036】図7はチューナのメイン操作画面18の別の
例の概念図である。このメイン操作画面18では、チュー
ナの部屋14bに対して左右の部屋14a,14cだけでなく、
さらにその左隣及び右隣の部屋が何の機器に係る部屋か
が表示されるようになっている。ユーザは、この表示を
見つつ、アイコン23又は24を2回、タッチして、左の左
の部屋又は右の右の部屋14dへ移れるようになってい
る。
【0037】このように、ユーザは、車載用カラー液晶
式タッチパネル装置10のツリー構造の操作画面を次々と
切替えていくに当たり、各操作画面に立体的に表示され
る円形建築物12等の空間内をあたかも自分が移動してい
るような感覚で、切替えていくので、ユーザ操作が円滑
かつ能率的となる。これとは別の方式として次のものも
考えられる。すなわち、従来の操作画面表示方式では、
図12のように、画面切替に伴い、次の操作画面へ切替
わるだけであるが、単に次の操作画面へ移るだけでな
く、間に動画表現を挟む。例えば゛最初の操作画面にお
いてAのキーが選択されたときは、Aのキーをズームア
ップしつつ、ユーザがAのキーを突破したような動画を
作り、Aのキーを突破すると、次の操作画面(図12の
中央のコマ)が表示されるようにする。
【0038】図8は車載用カラー液晶式タッチパネル装
置10におけるスペクトラムアナライザ表示画面24を示
す。従来のスペクトラムアナライザ表示画面では、横軸
が周波数、縦軸が振幅又はパワー(電力)となってい
る。このスペクトラムアナライザ表示画面24では、スペ
クトラムアナライザ表示画面24の中心を極座標面の中心
とし、θ方向へ周波数にする。θ方向を等分割し、各区
分を周波数バンドに対応させる。そして、ループ状のグ
ラフィックパーツ30を中心から所定の頻度で出現させて
r方向へ所定の速度で流す(図8において、グラフィッ
クパーツ30近傍の矢印は実際に画面に表示されるものを
示すものではなく、あくまで、グラフィックパーツ30の
移動方向を説明のために示すものである。)。すなわ
ち、各周波数バンドにおける振幅が所定値未満では、そ
れに対応するθの区分てはグラフィックパーツ30は出現
させず、所定値以上では、それに対応するθの区分で
は、所定の頻度でグラフィックパーツ30が中心から出現
し、r方向へ所定の速度で流れ、スペクトラムアナライ
ザ表示画面24の外へ消え去るようになっている。ループ
状のグラフィックパーツ30は、あくまで例であり、種々
のグラフィックパーツを採用可能である。スペクトラム
アナライザ表示画面24のグラフィックパーツ30の動画
は、通常は、図5のCDのメイン操作画面18の上に重ね
て表示する。
【0039】図9は車載用カラー液晶式タッチパネル装
置10における別のスペクトラムアナライザ表示画面32を
示している。車載用カラー液晶式タッチパネル装置10の
画面は、相互に重ならない複数の領域34に区分される。
各領域34は、CD等の再生時にスピーカから出力される
音声についての振幅スペクトルの周波数バンドに対応付
けている。各領域34では、円形粒上のグラフィックパー
ツ33が各領域34の中心から所定半径内に出現し、渦巻き
を作りながら、半径方向へ運動する(図9において、各
グラフィックパーツ33から派生している渦巻き状矢印
は、実際に画面に表示されるものを示すものではなく、
あくまで、グラフィックパーツ33の渦巻き状移動を説明
のために示すものである。)。各周波数バンドにおける
振幅が所定値未満では、その周波数バンドに対応する領
域34ては、グラフィックパーツ33が領域34の中心から出
現し、この出現は、周方向へ等分布であり、出現した各
グラフィックパーツ33は各領域34の中心から第1の半径
まで渦を描きながら半径方向外側へ進み、第1の半径位
置に達すると、消える。各周波数バンドにおける振幅が
所定値以上では、その周波数バンドに対応する領域34て
は、グラフィックパーツ33が、第1の半径より大きい第
2の半径の円上に出現し、この出現は、第2の半径の円
の周方向へ等分布であり、各グラフィックパーツ33は第
2の半径の円周位置から中心まで渦を描きながら進み、
中心に達すると、消える。そして、グラフィックパーツ
33が出現したθ方向位置(各領域34をr−θの曲座標面
と定義して、θ方向の位置)では、そのグラフィックパ
ーツ33が消失するまで、次のグラフィックパーツ33は出
現しないようになっている。第1の半径内を移動するグ
ラフィックパーツ33と第2の半径内を移動するグラフィ
ックパーツ33との動画のコマ数は等しいので、半径の大
きい第2の半径内を移動するグラフィックパーツ33の方
が、高速で移動しているように見える。
【0040】図10は車載用カラー液晶式タッチパネル
装置10におけるDBB調整画面40を示している。DBB
のレベル設定としてHigh(高)、Mid(中)、L
ow(低)の3個があり、ユーザはそれらのレベル設定
キー41,42,43をタッチすることにより、対応のレベル
が設定されるようになっている。さらに、ウーハー表示
用グラフィック体44が表示され、ウーハー表示用グラフ
ィック体44は、振れ幅wで振動するように、動画表示さ
れる。この振れ幅wは、ユーザが設定したDBBのレベ
ルが高いとき程、増大し、DBBとは何かを知らないユ
ーザが操作したときも、ウーハー表示用グラフィック体
44を見て、DBBとはウーハーを働かせる機能に関し、
かつレベル設定キー41,42,43をタッチして、この機能
を調整することができることを認識する。
【0041】図11は車載用カラー液晶式タッチパネル
装置10のSFCレベル調整画面49を示している。SFC
(Sound Field Controller:サ
ウンジフィールドコントローラ)のレベル設定としてH
igh(高)、Mid(中)、Low(低)、OFF
(停止)の4個があり、ユーザはそれらのレベル設定キ
ー50,51,52をタッチすることにより、対応のレベルが
設定されるようになっている。SFCは、残響効果とも
言われ、レベルが高いう程、残響時間が長くなるよう
に、すなわち残響が長く持続するようになっている。S
FCレベル調整画面49には、さらに、箱穴54及び粒状グ
ラフィック体55が表示され、SFCがOFFに設定され
ているときは、箱穴54から粒状グラフィック体55が出現
しないが、SFCがHigh、Mid、Lowに設定さ
れているときは、粒状グラフィック体55が箱穴54から出
現して、箱穴54とは反対側の、すなわち図10では左側
の方へ、流れ方向に対して直角方向への広がりを増しつ
つ、流れ去るようになっている。そして、単位時間あた
りの粒状グラフィック体55の出現個数は、SFCのレベ
ルが高いとき程、増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載用カラー液晶式タッチパネル装置の操作画
面のツリー構造を示す図である。
【図2】車載用カラー液晶式タッチパネル装置のメニュ
ー画面を示す図である。
【図3】図2のメニュー画面の選択項目において例えば
チューナが選択されたときのチューナのメイン操作画面
を示す図である。
【図4】チューナの詳細操作画面を示す図である。
【図5】CDのメイン操作画面を示す図である。
【図6】図3のチューナのメイン操作画面においてアイ
コンをタッチしたときにCDのメイン操作画面が表示さ
れるまでに挟まれる動画のコマ表現したものである。
【図7】チューナのメイン操作画面の別の例の概念図で
ある。
【図8】車載用カラー液晶式タッチパネル装置における
スペクトラムアナライザ表示画面を示す図である。
【図9】車載用カラー液晶式タッチパネル装置における
別のスペクトラムアナライザ表示画面を示す図である。
【図10】車載用カラー液晶式タッチパネル装置におけ
るDBB調整画面を示す図である。
【図11】車載用カラー液晶式タッチパネル装置のSF
Cレベル調整画面49を示している。
【図12】従来の車載用カラー液晶式タッチパネル装置
における操作画面の切替を例示する図である。
【符号の説明】
10 車載用カラー液晶式タッチパネル装置(ツリー
構造操作画面式操作装置、スペクトラムアナライザ、音
響メカ調整装置、SFCレベル調整装置) 11 メニュー画面(操作画面) 12 円形建築物(活動空間建築物) 14a,14b,14c,14d 部屋(対応地点) 18 メイン操作画面(操作画面) 23 詳細操作画面(操作画面) 24 スペクトラムアナライザ表示画面(表示画面) 30 グラフィックパーツ(グラフィックパーツ) 32 スペクトラムアナライザ表示画面(グラフィッ
クパーツ) 33 グラフィックパーツ(グラフィックパーツ) 40 DBB調整画面(表示画面) 44 ウーハー表示用グラフィック体 49 SFCレベル調整画面(表示画面) 54 箱穴(出現場所) 55 粒状グラフィック体(グラフィックパーツ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−222033(JP,A) 特開 平9−6577(JP,A) 特開 昭61−20854(JP,A) 特開 平1−114109(JP,A) 特開 平8−222980(JP,A) 特開 平8−297145(JP,A) 国際公開97/000474(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 G01R 23/16 G01R 23/165 G11B 27/34 H03G 1/00 H03G 5/02 H04S 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力音の振幅スペクトラム又はパワース
    ペクトラムを表示画面(24)に表示するスペクトラムアナ
    ライザ(10)において、表示画面(24)を極座標面とし、θ
    方向を、周波数にするとともに、複数個の周波数バンド
    に区切り、各周波数バンドにおける各時点の振幅の大き
    さを、極座標面の中心から+のr方向へ移動するグラフ
    ィックパーツ(30)の単位時間当たりの出現個数に対応さ
    せることを特徴とするスペクトラムアナライザ。
  2. 【請求項2】 出力音の振幅スペクトラム又はパワース
    ペクトラムを表示画面(32)に表示するスペクトラムアナ
    ライザ(10)において、周波数バンドに対応する複数個の
    区画を、相互に重ならないように、表示画面(32)に設定
    し、各区画では、全周方向へ分布してグラフィックパー
    ツ(33)が中心から第1の半径までの領域内で半径方向へ
    絶えず移動するようになっており、第1の半径は、各区
    画に対応する周波数バンドの振幅の大きさに関係するこ
    とを特徴とするスペクトラムアナライザ。
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