JP3495530B2 - 符号誤り訂正デコーダ及びアドレス発生回路 - Google Patents

符号誤り訂正デコーダ及びアドレス発生回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Dis
k)やDVD(Digital Video Disk)等の高密度記録媒体か
ら読み出されるデジタルデータに対して符号誤りを訂正
する符号誤り訂正デコーダ及び、この装置に用いて好適
なアドレス発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルオーディオに用いられるCDを
データの読み出し専用メモリ(ROM)として活用する
CD−ROMシステムにおいては、ディスクから読み出
されるデータの信頼性を高めるため、読み出されたデー
タに対して符号誤りの訂正処理が二重に施される。これ
らの訂正処理は、オーディオシステムと共通のデジタル
信号処理部で1回目を実行し、CD−ROMシステム専
用に設けられるCD−ROMデコーダで2回目を実行す
るように構成される。
【0003】図8は、CD−ROMシステムの構成を示
すブロック図で、図9は、記録媒体であるディスクに記
録されたデータの構成を示す図である。ディスクに記録
されるデータは、ユーザーデータ符号に加えて、その符
号の誤りを検出/訂正するためのパリティ符号を含み、
ユーザーデータ符号とパリティ符号とが交互に配置され
る。例えば、図9に示すように、データを各ライン毎に
一定のワード数単位で配置したとき、所定方向の符号系
列に付加される複数のパリティが各ブロックの最終ライ
ン側の数ラインに付加される。
【0004】ピックアップ部1は、記録媒体であるディ
スクに照射される光の反射光を受け、その光の強弱を電
圧値の変化として取り出す。ピックアップ制御部2は、
ピックアップ部1がディスクに記憶されたデータを正し
い順序で読み出すことができるように、ディスクに対す
るピックアップ部1の読み取り位置を制御する。ディス
クの再生では、ピックアップ部1で読み取られるトラッ
クの線速度を一定に保つようにするため、ピックアップ
制御部2によるピックアップ部1の位置の制御に合わせ
て、ディスクを所定の速度で回転駆動するようにサーボ
制御が行われる。
【0005】アナログ信号処理部3は、ピックアップ部
1から出力される電圧値の変化を読み取り、波形整形し
てEFM(Eight to Fourteen Modulation)信号を再生す
る。このアナログ信号処理部3では、EFM信号に対し
て位相ロックループが構成され、ディスクの回転駆動制
御に用いる基準信号が生成される。デジタル信号処理部
4は、アナログ信号処理部3から入力されるEFM信号
に対してEFM復調を施し、さらにCIRC(Cross-Int
erleave Reed-Solomon Code)復号を施してCD−ROM
データを生成する。CD−ROMシステムにおいては、
データをディスクに記録する際に、8ビットのデータが
所定の規則に従って14ビットに変換(EFM変調)さ
れており、このデジタル信号処理部4によるEFM復調
では、1ワードが14ビットから8ビットに復調され
る。そして、CIRC復号においては、復調データに対
してリードソロモン符号に基づいた符号誤りの訂正処理
が行われる。このCIRC復号によって第1回目の符号
誤りの訂正処理は完了する。
【0006】CD−ROMデコーダ5は、デジタル信号
処理部4から入力されるCD−ROMデータに対して、
再度符号誤りの訂正処理を行い、所定の訂正処理が完了
したCD−ROMデータをホストコンピュータへ出力す
る。このCD−ROMデコーダ5における訂正処理で
は、パリティ符号を構成するECC(Error CorrectingC
ode)及びEDC(Error Detecting Code)に基づいて符号
の誤りの訂正/検出処理が行われる。通常、ECC及び
EDCは、1ブロック分のCD−ROMデータに対して
付加されており、CD−ROMデコーダ5では、デジタ
ル信号処理部4から入力されるCD−ROMデータが1
ブロック分確保されるまでバッファRAM6に一時的に
記憶させるようにしている。バッファRAM6は、CD
−ROMデコーダ6に入力されるCD−ROMデータを
1ブロック単位で一時的に記憶する。このバッファRA
M6では、CD−ROMデコーダ5が、CD−ROMデ
ータの入力、訂正及び出力を並列に処理するため、少な
くとも3ブロック分のCD−ROMデータが記憶され
る。即ち、あるブロックのCD−ROMデータに対して
CD−ROMデコーダ5が誤り訂正の処理を行っている
とき、バッファRAM6では、次の訂正処理に備えて入
力されるCD−ROMデータと誤り訂正を終えてホスト
コンピュータへの転送を待つCD−ROMデータとをそ
れぞれ1ブロック分記憶できるようにしている。
【0007】制御マイコン7は、ROM及びRAMを内
蔵した、いわゆるワンチップマイコンで構成され、RO
Mに記憶された制御プログラムに従ってCD−ROMデ
コーダ5及び他の各部の動作を制御する。同時に、制御
マイコン7は、ホストコンピュータから入力されるコマ
ンドデータあるいはデジタル信号処理部4から入力され
るサブコードデータを一旦内蔵のRAMに記憶する。こ
れにより制御マイコン7は、ホストコンピュータからの
指示に応答して各部の動作を制御し、CD−ROMデコ
ーダ5からホストコンピュータへ所望のCD−ROMデ
ータを出力させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】CD−ROMデコーダ
5では、CD−ROMデータに対する符号誤りの訂正処
理に加えて、デジタル信号処理部4からのCD−ROM
データの入力及びホストコンピュータへのCD−ROM
データの出力が並列して行われる。そして、CD−RO
Mデコーダ5からバッファRAM6へのアクセスは、入
力時ではCD−ROMデータの入力順に対応し、出力時
ではホストコンピュータからの指示に対応する。また、
符号誤りの訂正処理では、CD−ROMデコーダ5から
バッファRAM6に対してユーザーデータとパリティと
に区別してアクセスされる。
【0009】このようなCD−ROMデコーダ5からバ
ッファRAM6へのアクセスは、それぞれの処理毎に、
互いに1ブロック分ずれたアドレスに対して行われ、そ
れぞれのタイミングが時分割で制御される。このため、
バッファRAM6の書き込みアドレス及び読み出しアド
レスを指定するアドレス信号の発生は複雑になる。アド
レス信号の発生が複雑になると、アドレス発生回路の回
路規模が大きくなると共に、アクセス速度の高速化が困
難になるという問題が生じる。
【0010】これらの問題は、CD−ROMシステムに
限らず、高密度記録媒体であるDVDをROMとして利
用するDVD−ROMシステムにおいても同様に発生す
る。CDの約7倍の記憶容量を有するDVDにおいて
は、その再生速度をCD以上に高速化することが望まれ
ており、デコーダの動作速度を向上することが重要な課
題となっている。
【0011】そこで本発明は、データの転送速度の高速
化に有利な符号誤り訂正デコーダを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の符号誤り訂正デ
コーダは、上述の課題を解決するために成されたもの
で、その特徴とするところは、任意の情報を表すユーザ
ーデータ符号とこのユーザーデータ符号に対応付けられ
たパリティ符号とを含む入力信号に対し、所定の符号量
単位でまとめられた1ブロック毎に符号誤りの訂正処理
を施す符号誤り訂正デコーダにおいて、上記入力信号の
ユーザーデータ符号を1ブロック単位で適数ブロック分
記憶する第1のバッファメモリと、上記入力信号のパリ
ティ符号を1ブロック単位で少なくとも2ブロック分記
憶する第2のバッファメモリと、上記入力信号を取り込
み、ユーザーデータ符号を上記第1のバッファメモリの
連続するアドレスに順次記憶させ、パリティ符号を上記
第2のバッファメモリの連続するアドレスに順次記憶さ
せる入力制御回路と、上記第1及び第2のバッファメモ
リからユーザーデータ符号及びパリティ符号をそれぞれ
読み出し、パリティ符号に基づいてユーザーデータ符号
の符号誤りを訂正した後、上記第1及び第2のバッファ
メモリのユーザーデータ符号及びパリティ符号を書き換
える誤り訂正回路と、符号誤りが訂正されて上記第1の
バッファメモリに記憶されたユーザーデータ符号を読み
出して出力する出力制御回路と、を備えたことにある。
【0013】本発明によれば、ユーザーデータ符号を記
憶する第1のバッファメモリとパリティ符号を記憶する
第2のバッファメモリとが独立に設けられ、入力信号の
ユーザーデータ符号とパリティ符号とがそれぞれ別々に
記憶される。第1のバッファメモリには、連続するアド
レスにユーザーデータのみが記憶されるため、ユーザー
データ符号のみを転送出力するための読み出しを高速で
行うことができ、結果的に、ユーザーデータ符号の転送
速度を向上することができる。
【0014】さらに、本発明のアドレス発生回路の特徴
とするところは、ユーザーデータ符号及びパリティ符号
を含み、所定のワード数で1ラインを構成すると共に所
定のライン数で1ブロックを構成する入力信号をユーザ
ーデータ符号とパリティ符号とに区別してバッファメモ
リに記憶する際に、バッファメモリのアドレスを指定す
るアドレス信号を発生するアドレス発生回路において、
上記入力信号が1ワード入力される毎にカウントされ、
1ライン分のワード数に対応する数をカウントする毎に
リセットされるワードカウンタと、このワードカウンタ
がリセットされる毎にカウントされ、1ブロック分のラ
イン数をカウントする毎にリセットされるラインカウン
タと、上記ワードカウンタのカウント値がユーザーデー
タ符号の入力に対応する範囲にある第1の符号期間を検
出する第1のデコーダと、上記ラインカウンタのカウン
ト値がユーザーデータ符号の入力に対応する範囲にある
第2の符号期間を検出する第2のデコーダと、上記第1
及び第2のデコーダがそれぞれ第1及び第2の符号期間
を検出している間に、上記バッファメモリに対して上記
入力信号を記憶するアドレスを指定する第1のアドレス
信号を発生する第1のアドレス発生器と、この第1のア
ドレス発生器の動作期間を除く期間に上記バッファメモ
リに対して上記入力信号を記憶するアドレスを指定する
第2のアドレス信号を発生する第2のアドレス発生器
と、を備えたことにある。
【0015】本発明によれば、入力信号でユーザーデー
タ符号のある期間を検出する第1及び第2のデコーダの
出力に応答し、ユーザーデータ符号を記憶するアドレス
を指定する第1のアドレス発生する第1のアドレス発生
器またはパリティ符号を記憶するアドレスを指定する第
2のアドレスを発生する第2のアドレス発生器が選択的
に動作する。第1及び第2のアドレス発生器は、それぞ
れ連続するアドレスを順に指定するアドレス信号を断続
的に発生する。第1及び第2のアドレス発生器から出力
される第1及び第2のアドレス信号に応答し、入力信号
をバッファメモリに書き込むと、ユーザーデータ符号と
パリティ符号とが別々に記憶される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を説明するにあ
たり、先ず、CD−ROMデコーダの基本的な構成及び
その動作について説明する。図5は、一般的なCD−R
OMデコーダの構成を示すブロック図であり、図6は、
バッファRAMの利用状態を説明する図、図7は、CD
−ROMデコーダで処理されるデータの流れを説明する
図である。
【0017】CD−ROMデコーダは、入力制御回路1
1、エラー訂正回路12、出力制御回路13、ラッチ回
路14a、14b、14c、加算回路15a、15b、
アドレス選択回路16及びバッファ回路17a、17b
より構成される。このCD−ROMデコーダは、図8の
CD−ROMデコーダ5に対応するものであり、バッフ
ァRAM20が接続される。
【0018】入力制御回路11は、アドレス信号WAを
発生するアドレス発生回路11aを含み、入力されるC
D−ROMデータをバッファリングしてバッファRAM
20の所定のアドレスに記憶させるように書き込み用の
バッファ回路17aへ出力する。この入力制御回路11
では、1ブロック毎に入力されるCD−ROMデータの
各ブロックの先頭に付加された同期信号が取り出され、
この同期信号に基づいて各部の動作タイミングを同期さ
せる基準クロックが生成される。通常、CD−ROMデ
ータは、同期信号のパターンと同一のパターンがブロッ
クの途中で発生しないようにするため、同期信号を除い
た部分がスクランブル処理されている。そこで、入力制
御回路11では、スクランブル処理されてたCD−RO
Mデータに対してディスクランブル処理が施され、入力
されるCD−ROMデータがスクランブル前の状態に復
元される。アドレス発生回路11aは、基準クロックに
基づいて動作し、バッファRAM20に対してCD−R
OMデータの書き込みアドレスを指定するアドレス信号
WAを発生する。このアドレス発生回路11aは、図6
に示すように、バッファRAM20の記憶領域の全ての
アドレスを所定の順序で繰り返し指定するようにしてア
ドレス信号WAを発生する。これにより、入力制御回路
11に入力されるCD−ROMデータは、バッファRA
M20の所定のアドレスに入力順序に従って順次記憶さ
れる。
【0019】エラー訂正回路12は、アドレス信号CA
を発生するアドレス発生回路12aを含み、バッファR
AM20の所定のアドレスに記憶されたCD−ROMデ
ータを読み出して符号誤りの訂正処理及び検出処理を行
う。そして、符号誤りを訂正したCD−ROMデータを
再びバッファRAM20の同一アドレスに書き込む。例
えば、CD−ROMデータのパリティ符号を構成するE
CC及びEDCに基づいてCD−ROMデータに対して
符号誤りの訂正処理及び検出処理を施し、処理されたC
D−ROMデータについてバッファRAM20の記憶内
容を書き換えるように構成される。アドレス発生回路1
2aは、基準クロックに従って動作し、バッファRAM
20に対してCD−ROMデータの読み出しアドレスま
たは書き込みアドレスを指定するアドレス信号CAを発
生する。このアドレス発生回路12aは、図6に示すよ
うに、バッファRAM20の記憶領域の内、1ブロック
分のCD−ROMデータが記憶される範囲を指定するよ
うにしてアドレス信号CAを発生する。これにより、バ
ッファRAM20の特定領域に記憶された1ブロック分
のCD−ROMデータに対して、符号誤りの訂正処理及
び検出処理が施される。
【0020】出力制御回路13は、アドレス発生回路1
3a及びアドレススキップ回路13bを含み、バッファ
RAM20に記憶されたCD−ROMデータをホストコ
ンピュータからの指示に応答して読み出し用のバッファ
回路17bへ読み出す。バッファRAM20には、ユー
ザーデータ符号及びパリティ符号を含むCD−ROMデ
ータが記憶されているが、この内、ホストコンピュータ
で要求されるのは、ユーザーデータ符号のみであり、各
ブロック毎のCD−ROMデータは、ユーザーデータ符
号のみが出力制御回路13によって読み出される。アド
レス発生回路13aは、エラー訂正回路12のアドレス
発生回路12aと同様に、基準クロックに従って動作
し、バッファRAM20に対してCD−ROMデータの
読み出しアドレスを指定するアドレス信号RAを発生す
る。このアドレス発生回路13aは、図6に示すよう
に、バッファRAM20の記憶領域の内、1ブロック分
のCD−ROMデータが記憶される範囲を指定するよう
にしてアドレス信号RAを発生する。アドレススキップ
回路13bは、アドレス回路13aで生成されるアドレ
ス信号RAを受け取り、CD−ROMデータのパリティ
符号が記憶されたバッファRAM20のアドレスをスキ
ップさせるようにアドレス発生回路13aに指示を与え
る。即ち、図9に示すように、CD−ROMデータはユ
ーザーデータ符号とパリティ符号とが所定の規則で配列
されており、ホストコンピュータ側で必要とされるユー
ザーデータ符号のみを読み出すため、バッファRAM2
0に対してパリティ符号が記憶されたアドレスを跳ばし
てユーザーデータ符号が記憶されたアドレスのみを連続
して指定できるようにしている。これにより、出力制御
回路13は、バッファRAM20に記憶されたエラー訂
正済みのCD−ROMデータの内、ホストコンピュータ
側から要求があったユーザーデータを読み出して出力さ
せる。
【0021】ラッチ回路14a、14b、14cは、入
力制御回路11のアドレス発生回路11aに接続され、
アドレス発生回路11aから出力されるアドレス信号W
Aから、1ブロック毎に記憶されるCD−ROMデータ
の各ブロックの先頭に対応するアドレスをラッチする。
各ラッチ回路14a、14b、14cは、直列に接続さ
れ、それぞれラッチした先頭アドレスを1ブロック分の
処理が進む毎に次段へシフトする。これにより、1段目
のラッチ回路14aには、現在入力されつつあるブロッ
クの先頭のCD−ROMデータが記憶されるバッファR
AM20の先頭アドレスWAh0が保持される。そして、
2段目のラッチ回路14bには、1ブロック先に入力さ
れてエラー訂正処理が施されているブロックの先頭のC
D−ROMデータが記憶されたバッファRAM20の先
頭アドレスWAh1が保持される。さらに、3段目のラッ
チ回路14cには、2ブロック先に入力されて出力を待
つブロックの先頭のCD−ROMデータが記憶されたバ
ッファRAM20の先頭アドレスWAh2が保持される。
【0022】第1の加算回路15aは、エラー訂正回路
12のアドレス発生回路12aに接続され、アドレス発
生回路12aから出力されるアドレス信号CAに、2段
目のラッチ回路14bに保持された先頭アドレスWAh1
を加算する。第2の加算回路15bは、出力制御回路1
3のアドレススキップ回路13bに接続され、アドレス
発生回路13aからアドレススキップ回路13bを通し
て出力されるアドレス信号RAに、3段目のラッチ回路
14cに保持された先頭アドレスWAh2を加算する。エ
ラー訂正回路12のアドレス発生回路12aから出力さ
れるアドレス信号CA及び出力制御回路13のアドレス
発生回路13aから出力されるアドレス信号RAは、バ
ッファRAM20の記憶領域を1ブロックに対応する範
囲で指定する。そこで、各加算回路15a、15bにお
いて、各アドレス信号CA、RAにそれぞれ先頭アドレ
スWAh1、WAh2を加算することにより、バッファRA
M20の記憶領域の全体をアクセスできるようにしてい
る。
【0023】アドレス選択回路16は、入力制御回路1
1のアドレス発生回路11a及び各加算回路15a、1
5bに接続され、アドレス発生回路11aから出力され
るアドレス信号WA、または各加算回路15a、15b
の各加算出力の何れか1つを選択してバッファRAM2
0に供給する。このアドレス選択回路16は、各部の動
作を制御する制御マイコン(図示せず)の指示に応答し
て動作するものであり、各部の動作タイミングに対応し
て選択制御される。通常、入力制御回路11、エラー訂
正回路12及び出力制御回路13は、図7に示すよう
に、それぞれ並列に動作しており、各部からバッファR
AM20へのアクセスは、1ワード単位の時分割で割り
当てられる。
【0024】第1のバッファ回路17aは、FIFO(F
irst-in First-out)バッファであり、バッファRAM2
0に対して書き込み用に設けられ、入力制御回路11か
ら入力されるCD−ROMデータを一時的に格納する。
第2のバッファ回路17bは、第1のバッファ回路17
aと同様にFIFOバッファであり、バッファRAM2
0に対して読み出し用に設けられ、出力制御回路13の
指示でバッファRAM20から読み出されるCD−RO
Mデータを一時的に格納する。これらのバッファ回路1
7a、17bは、CD−ROMデコーダとバッファRA
M20との間でデータの受け渡しを行うものであり、バ
ッファRAM20へのCD−ROMデータの書き込みタ
イミングの整合、ホストコンピュータ側へのCD−RO
Mデータの転送タイミングの整合を図るように構成され
る。
【0025】このようなCD−ROMデコーダでは、エ
ラー訂正回路12のアドレス発生回路12aと出力制御
回路13のアドレス発生回路13aとで、1ブロック分
のCD−ROMデータに対応してアドレスを指定するよ
うにアドレス信号を生成すればよくなる。従って、アド
レス発生回路12a、13aの構成は、バッファRAM
20の記憶領域の全てをアクセスするようにしてアドレ
ス発生回路を構成する場合に比べて簡略化される。
【0026】続いて、上述のCD−ROMデコーダを発
展させた本発明のCD−ROMデコーダについて説明す
る。このCD−ROMデコーダでは、アドレス発生回路
がさらに簡略化されている。図1は、本発明の符号誤り
訂正デコーダとしてのCD−ROMデコーダの構成を示
すブロック図であり、図2は、バッファRAMの利用状
態を説明する図である。本発明のCD−ROMデコーダ
は、図5に示すCD−ROMデコーダと比較して、バッ
ファRAMに対するアドレスの指定をさらに簡略化し、
動作速度の高速化を可能にしている。
【0027】CD−ROMデコーダは、入力制御回路2
1、エラー訂正回路22、出力制御回路23、ラッチ回
路24a、24b、24c、25a、25b、加算回路
26a、26b、26c、アドレス選択回路27a、2
7b及びバッファ回路28a、28b、28cより構成
される。このCD−ROMデコーダは、図9のCD−R
OMデコーダ5に対応するものであり、バッファRAM
30及びサブバッファRAM29が接続される。
【0028】入力制御回路21は、バッファRAM30
に対するアドレス信号WADを発生するアドレス発生回
路21a及びサブバッファRAM29に対するアドレス
信号WAPを発生するアドレス発生回路21bを含み、
入力されるCD−ROMデータをバッファリングする。
そして、CD−ROMデータのユーザーデータ符号をバ
ッファRAM30の所定のアドレスに記憶させるように
バッファ回路28aへ出力すると共に、パリティ符号を
サブバッファRAM29の所定のアドレスに記憶させる
ようにバッファ回路28cへ出力する。この入力制御回
路21でのCD−ROMデータの取り扱いは、図5のC
D−ROMデコーダの入力制御回路11と同一である。
第1のアドレス発生回路21aは、基準クロックに従っ
て動作し、バッファRAM30に対してCD−ROMデ
ータのユーザーデータ符号の書き込みアドレスを指定す
るアドレス信号WADを発生する。このアドレス発生回
路21aは、図2に示すように、バッファRAM30の
記憶領域の全てのアドレスを所定の順序で繰り返し指定
するようにしてアドレス信号WADを発生する。第2の
アドレス発生回路21bは、基準クロックに基づいて動
作し、サブバッファRAM29に対してCD−ROMデ
ータのパリティ符号の書き込みアドレスを指定するアド
レス信号WAPを発生する。このアドレス発生回路21
bは、図2に示すように、サブバッファRAM29の記
憶領域の全てのアドレスを所定の順序で繰り返し指定す
るようにしてアドレス信号WAPを発生する。これによ
り、入力制御回路21に取り込まれたCD−ROMデー
タは、それぞれ入力順序に従って、ユーザーデータ符号
がバッファRAM30の所定アドレスに順次記憶され、
パリティ符号がサブバッファRAM29の所定アドレス
に順次記憶される。
【0029】エラー訂正回路22は、バッファRAM3
0に対するアドレス信号CADを発生するアドレス発生
回路22a及びサブバッファRAM29に対するアドレ
ス信号CAPを発生するアドレス発生回路21bを含
み、バッファRAM30に記憶されたCD−ROMデー
タに対して符号誤りの訂正処理及び検出処理を施す。即
ち、バッファRAM30の所定のアドレスに記憶された
ユーザーデータ符号とサブバッファRAM29に記憶さ
れたパリティ符号とをそれぞれ読み出し、パリティに基
づいて各データの符号誤りを訂正する。そして、符号誤
りを訂正したユーザーデータ符号及びパリティ符号を再
びバッファRAM30またはサブバッファRAM29の
同一アドレスに書き込む。例えば、CD−ROMデータ
のパリティ符号を構成するECC及びEDCに基づいて
データの符号誤りの訂正処理及び検出処理を行い、訂正
されたデータについてバッファRAM30またはサブバ
ッファRAM29の記憶内容を書き換えるように構成さ
れる。第1のアドレス発生回路22aは、基準クロック
に従って動作し、バッファRAM30に対してユーザー
データ符号の読み出しアドレスまたは書き込みアドレス
を指定するアドレス信号CADを発生する。このアドレ
ス発生回路22aは、図2に示すように、バッファRA
M30の記憶領域の内、1ブロック分のユーザーデータ
符号が記憶される範囲を指定するようにしてアドレス信
号CADを発生する。第2のアドレス発生回路22b
は、第1のアドレス発生回路22aと同様に、基準クロ
ックに従って動作し、サブバッファRAM29に対して
パリティ符号の読み出しアドレスまたは書き込みアドレ
スを指定するアドレス信号CAPを発生する。このアド
レス発生回路22bは、図2に示すように、サブバッフ
ァRAM29の記憶領域の内、1ブロック分のパリティ
符号が記憶される範囲を指定するようにしてアドレス信
号CAPを発生する。これにより、バッファRAM30
及びサブバッファRAM29の特定領域にそれぞれ記憶
された1ブロック分のCD−ROMデータに対し、符号
誤りの訂正処理及び検出処理が施される。
【0030】出力制御回路23は、バッファRAM30
に対してアドレス信号RADを発生するアドレス発生回
路23aを含み、バッファRAM30に記憶されたCD
−ROMデータをホストコンピュータからの指示に応答
して選択的に読み出し用のバッファ回路28bへ読み出
す。バッファRAM30には、入力制御部21へ入力さ
れたCD−ROMデータの内、ユーザーデータ符号のみ
が記憶されており、各ブロック単位で全てのユーザーデ
ータ符号がバッファ回路28bへ読み出される。アドレ
ス発生回路23aは、エラー訂正回路22のアドレス発
生回路22aと同様に、基準クロックに従って動作し、
バッファRAM30に対してユーザーデータ符号の読み
出しアドレスを指定するアドレス信号RADを発生す
る。このアドレス発生回路23aは、図2に示すよう
に、バッファRAM30の記憶領域の内、1ブロック分
のユーザーデータ符号が記憶される範囲を指定するよう
にしてアドレス信号RADを発生する。これにより、出
力制御回路23は、ホストコンピュータ側の要求に応答
してバッファRAM30に記憶されたエラー訂正済みの
ユーザーデータ符号を読み出して出力させる。
【0031】ラッチ回路24a、24b、24cは、入
力制御回路21のアドレス発生回路21aに接続され、
アドレス発生回路21aから出力されるアドレス信号W
ADから、1ブロック毎に記憶されるユーザーデータの
各ブロックの先頭に対応するアドレスをラッチする。各
ラッチ回路24a、24b、24cは、直列に接続さ
れ、それぞれラッチした先頭アドレスを1ブロック分の
処理が完了する毎に次段へシフトする。これにより、1
段目のラッチ回路24aには、現在入力されつつあるブ
ロックの先頭のユーザーデータ符号が記憶されるバッフ
ァRAM30の先頭アドレスWADh0が保持される。そ
して、2段目のラッチ回路24bには、1ブロック先に
入力されてエラー訂正処理が施されているブロックの先
頭のユーザーデータ符号が記憶された先頭アドレスWA
Dh1が保持される。さらに、3段目のラッチ回路24c
には、2ブロック先に入力されて出力を待つブロックの
先頭のユーザーデータ符号が記憶された先頭アドレスW
ADh2が保持される。ラッチ回路25a、25bは、入
力制御回路21のアドレス発生回路21bに接続され、
アドレス発生回路21bから出力されるアドレス信号W
APから、1ブロック毎に記憶されるパリティ符号の各
ブロックの先頭に対応するアドレスをラッチする。各ラ
ッチ回路25a、25bは、直列に接続され、それぞれ
ラッチした先頭アドレスを1ブロック分の処理が完了す
る毎に次段へシフトする。これにより、1段目のラッチ
回路25aには、現在入力されつつあるブロックの先頭
のパリティ符号が記憶されるサブバッファRAM29の
先頭アドレスWAPh0が保持される。そして、2段目の
ラッチ回路25bには、1ブロック先に入力されてエラ
ー訂正処理が施されているブロックの先頭のパリティ符
号が記憶されたサブバッファRAM29の先頭アドレス
WAPh1が保持される。
【0032】第1の加算回路26aは、エラー訂正回路
22のアドレス発生回路22aに接続され、アドレス発
生回路22aから出力されるアドレス信号CADに、2
段目のラッチ回路24bに保持された先頭アドレスWA
Dh1を加算する。第2の加算回路26bは、出力制御正
回路23のアドレス発生回路23aに接続され、アドレ
ス発生回路22bから出力されるアドレス信号RAD
に、3段目のラッチ回路24cに保持された先頭アドレ
スWADh2を加算する。エラー訂正回路22のアドレス
発生回路22aから出力されるアドレス信号CAD及び
出力制御回路23のアドレス発生回路23aから出力さ
れるアドレス信号RADは、バッファRAM30の記憶
領域を1ブロックに対応する範囲で指定する。そこで、
各加算回路26a、26bにおいて、各アドレス信号C
AD、RADにそれぞれ先頭アドレスWADh1、WAD
h2を加算することにより、バッファRAM30の記憶領
域の全体をアクセスできるようにしている。第3の加算
回路26cは、エラー訂正回路22のアドレス発生回路
22bに接続され、アドレス発生回路22bから出力さ
れるアドレス信号CAPに、2段目のラッチ回路25b
に保持された先頭アドレスWAPh1を加算する。エラー
訂正回路23のアドレス発生回路22bから出力される
アドレス信号CAPについても、アドレス信号CADと
同様に、サブバッファRAM29の記憶領域を1ブロッ
クに対応する範囲で指定する。そこで、加算回路26c
において、アドレス発生回路22bから出力されるアド
レス信号CAPに先頭アドレスWAPh1を加算すること
により、サブバッファRAM29の記憶領域の全体をア
クセスできるようにしている。
【0033】第1のアドレス選択回路27aは、入力制
御回路21のアドレス発生回路21a及び各加算回路2
6a、26bに接続され、アドレス信号WADまたは各
加算回路26a、26bの各加算出力の何れか1つを選
択してバッファRAM30に供給する。第2のアドレス
選択回路27bは、入力制御回路21のアドレス発生回
路21b及び加算回路26cに接続され、アドレス信号
WAPまたは加算回路26cの加算出力の何れか一方を
選択してサブバッファRAM29に供給する。これらの
アドレス選択回路27a、27bは、各部の動作を制御
する制御マイコン(図示せず)の指示に応答して動作す
るものであり、各部の動作タイミングに対応して選択制
御される。
【0034】第1のバッファ回路28aは、FIFO(F
irst-in First-out)バッファであり、バッファRAM3
0に対して書き込み用に設けられ、入力制御回路21か
ら入力されるユーザーデータを一時的に格納する。第2
のバッファ回路28bは、第1のバッファ回路28aと
同様にFIFOバッファであり、バッファRAM30に
対して読み出し用に設けられ、出力制御回路23の指示
でバッファRAM30から読み出されるユーザーデータ
を一時的に格納する。第3のバッファ回路28cは、サ
ブバッファRAM29に対して書き込み用に設けられ、
入力制御回路21から入力されるパリティを一時的に保
持する。これにより、ユーザーデータ符号のバッファR
AM30への書き込みタイミングの整合、ホストコンピ
ュータ側への転送タイミングの整合が図られると共に、
パリティ符号のサブバッファRAM29への書き込みタ
イミングの整合が図られる。
【0035】ここで、ブロック単位で連続して入力され
るCD−ROMデータに対して符号誤りの訂正処理を施
す場合について、図2を参照しながら、バッファRAM
30及びサブバッファRAM29に対するアクセス動作
を考える。n番目のブロックのCD−ROMデータに対
してエラー訂正回路22が符号誤りの訂正処理を実行し
ているとき、入力制御回路21は、次のn+1番目のブ
ロックのCD−ROMデータを取り込んでバッファRA
M30及びサブバッファRAM29に書き込んでいる。
また、出力制御回路23は、すでに符号誤りの訂正処理
を終えてバッファRAM30及びサブバッファRAM2
9に記憶された1つ前のn−1番目のブロックのCD−
ROMデータを読み出している。尚、n番目のブロック
のCD−ROMデータは、1ブロック期間前に入力制御
回路21に取り込まれてバッファRAM30及びサブバ
ッファRAMに記憶されている。
【0036】入力制御回路21は、入力されるCD−R
OMデータのユーザーデータ符号をアドレス信号WAD
に従ってバッファRAM30に書き込み、パリティ符号
をアドレス信号WAPに従ってサブバッファRAM30
に書き込む。バッファRAM30に対するアドレス信号
WADは、記憶領域の全てのアドレスを順に指定するも
のであり、入力されるユーザーデータ符号がバッファR
AM30の記憶領域に1ブロックずつ並べられて記憶さ
れる。同様に、サブバッファRAM29に対応するアド
レス信号WAPも記憶領域の全てのアドレスを順に指定
するものであり、入力されるパリティ符号はサブバッフ
ァRAM29の記憶領域に1ブロックずつ並んで記憶さ
れる。
【0037】エラー訂正回路22は、バッファRAM3
0のアドレスWADh1を先頭に記憶される1ブロック分
のユーザーデータ符号をアクセスし、同時に、サブバッ
ファRAM29のアドレスWAPh1を先頭に記憶される
1ブロック分のパリティ符号をアクセスする。このよう
に、バッファRAM30に対してアドレスWADh1から
アクセスが始まり、サブバッファRAM29に対してア
ドレスWAPh1からアクセスが始まるようにするため、
1ブロック分のアドレスを指定するアドレス信号CA
D、CAPに先頭アドレスWADh1、WAPh1が加算さ
れる。この先頭アドレスWADh1、WAPh1について
は、1ブロック前に入力制御回路21からユーザーデー
タ符号及びパリティ符号がバッファRAM30及びサブ
バッファRAM29に書き込まれる際、ラッチ回路24
a、25aによりラッチされたものである。
【0038】読み出し制御回路23は、バッファRAM
30のアドレスWADh2を先頭に記憶される1ブロック
分のユーザーデータ符号を読み出す。このときにも、バ
ッファRAM30に対してアドレスWADh2からアクセ
スが始まるようにするため、1ブロック分のアドレスを
指定するアドレス信号RADに先頭アドレスWADh2が
加算される。この先頭アドレスWADh2については、2
ブロック前に入力制御回路21からユーザーデータ符号
がバッファRAM30に書き込まれる際、ラッチ回路2
4aによりラッチされたものである。尚、パリティ符号
については、ホストコンピュータ側へ転送する必要がな
いため、エラー訂正回路22による所定の処理が完了し
た時点で不要となる。
【0039】このように、バッファRAM30及びサブ
バッファRAM29に対しては、記憶領域全体をアクセ
スするアドレス信号WAD、WAPと1ブロック分の範
囲をアクセスするアドレス信号CAD、CAP、RAD
との組み合わせによりアクセスされる。ここで、バッフ
ァRAM30及びサブバッファRAM29の容量は、少
なくとも、ユーザーデータ符号の3ブロック分及びパリ
ティ符号の2ブロック分だけ必要である。バッファRA
M30は、その容量が大きくなるため、CD−ROMデ
コーダとワンチップ化することは困難であるが、サブバ
ッファRAM29については、その容量を小さくできる
ため、CD−ROMデコーダとのワンチップ化が可能で
ある。サブバッファRAM29を入力制御回路21、エ
ラー訂正回路22、出力制御回路23及びバッファRA
M30を除くその他の構成部分とワンチップ化すれば、
CD−ROMデコーダとサブバッファRAM29とを回
路基板上で接続する必要がなくなる。
【0040】以上の実施の形態においては、記録媒体と
してCDを用いるCD−ROMシステムを例示したが、
その他の記録媒体、例えば、光磁気ディスクや磁気テー
プ等を用いるシステムにも採用することができる。とこ
ろで、上述のCD−ROMシステムに限らず、各種の記
録媒体を用いる記録システムにおいては、データに付さ
れるパリティの種別を区別し、それぞれ種別毎にまとめ
られて配置される場合がある。例えば、2種類の符号系
列に対してそれぞれパリティを付加する積符号を用いる
ときには、図4に示すように、1ブロック分のデータを
各ライン毎に一定のワード数単位で配置したとき、ライ
ン方向の符号系列に付加されるインナーパリティが各ラ
インの後半部分に付加される。そして、インナーパリテ
ィの符号系列と交差する方向の符号系列に付加されるア
ウターパリティが最終ライン側の数ラインに付加され
る。このような符号配列のデータに対して、ユーザーデ
ータ符号とパリティ符号とを区別してバッファRAM3
0及びサブバッファRAM29に記憶させるには、各ア
ドレスの指定が複雑になる。
【0041】図3は、各種の符号配列のデータに対して
アドレスを指定できるようにした本発明のアドレス発生
回路の構成を示すブロック図である。即ち、本発明のア
ドレス発生回路では、各種の符号配列のデータに対し
て、ユーザーデータ符号とパリティ符号とを区別しなが
ら、バッファRAM30とサブバッファRAM29とに
記憶できるようにしてアドレスを指定できるようにして
いる。
【0042】ここで、CD−ROMデータは、図4に示
すように、ユーザーデータ符号とパリティ符号とが交互
に配列されるものであり、CD−ROMデータが1ワー
ド単位で1ラインにW0からW2まで配列され、1ライ
ン単位で1ブロックにL0からL2まで配列されるもの
とする。そして、各ラインのW0からW1までがユーザ
ーデータ符号、W1からW2までがパリティ符号にそれ
ぞれ割り当てられ、1ブロック内のL0からL1までが
ユーザーデータ符号とパリティ符号との混在ライン、L
1からL2までがパリティ符号のみのラインにそれぞれ
割り当てられる。
【0043】アドレス発生回路は、ワードカウンタ3
1、ラインカウンタ32、ワードデコーダ33a、33
b、ラインデコーダ34a、34b、セレクタ35、メ
インアドレス発生器36及びサブアドレス発生器37よ
り構成される。このアドレス発生回路は、図1に示すC
D−ROMデコーダの入力制御回路21の2つのアドレ
ス発生回路21a、21bとして用いられる。
【0044】ワードカウンタ31は、CD−ROMデー
タの入力に同期したワードカウント信号に応答してCD
−ROMデータのワード数をカウントし、そのカウント
値をワードデコーダ33a、33bに供給する。ライン
カウンタ32は、ワードカウンタ31が1ライン分のワ
ード数をカウントする毎に立ち上げられるラインカウン
ト信号に応答してCD−ROMデータのライン数をカウ
ントし、そのカウント値をラインデコーダ34a、34
bに供給する。第1のワードデコーダ33aは、ワード
カウンタ31のカウント値がW2に対応する値に達した
ときに出力を立ち上げ、ワードカウンタ31をリセット
すると共に、ラインカウント信号としてラインカウンタ
32をカウントアップさせる。これにより、ワードカウ
ンタ31は、CD−ROMデータのワード数をW0から
W2の間で繰り返しカウントする。第2のワードデコー
ダ33bは、ワードカウンタ31のカウント値がW0か
らW1までに対応する値となる間に出力を立ち上げ、各
ライン期間でCD−ROMデータのユーザーデータ符号
の期間を指定する。第1のラインデコーダ34aは、ラ
インカウンタ32のカウント値がL2に対応する値に達
したときに出力を立ち上げ、ラインカウンタ32をリセ
ットする。これにより、ラインカウンタ32は、CD−
ROMデータのライン数をL0からL2の間で繰り返し
カウントする。尚、ラインデコーダ34aのデコード出
力は、CD−ROMデータのブロック数をカウントする
ためのブロックカウント信号として用いられる。第2の
ラインデコーダ34bは、ラインカウンタ32のカウン
ト値がL0からL1までに対応する値となる間に出力を
立ち上げ、1ブロック期間内でCD−ROMデータのユ
ーザーデータ符号の期間を指定する。
【0045】セレクタ35は、ワードデコーダ33b及
びラインデコーダ34bのデコード出力を受け、各デコ
ード出力に応答してワードカウント信号をメインアドレ
ス発生器36またはサブアドレス発生器37の何れか一
方に選択的に供給する。即ち、各デコード出力が共にユ
ーザーデータ符号の期間を示している(出力が立ち上が
っている)間は、ワードカウント信号をメインアドレス
発生器36へ供給し、メインアドレス発生器36からバ
ッファRAM30に対応するアドレス信号WADを発生
させる。そして、各デコード出力の何れか一方あるいは
両方がパリティ符号の期間を示している(出力が立ち下
がっている)間は、ワードカウント信号をサブアドレス
発生器37へ供給し、サブアドレス発生器37からサブ
バッファRAM29に対応するアドレス信号WAPを発
生させるように構成される。このセレクタ35は、例え
ば、各デコーダ33b、34bのデコード出力の論理積
を得る論理ゲート35a、この論理ゲート35aの出力
の立ち上がりに応じてワードカウント信号を通過させる
論理ゲート35b、及び、論理ゲート35aの出力の立
ち下がりに応じてワードカウント信号を通過させる論理
ゲート35cより構成される。
【0046】メインアドレス発生回路36は、セレクタ
35から供給されるワードカウント信号に応答してカウ
ント動作するカウンタを含み、バッファRAM30の記
憶領域の全てのアドレスを所定の順序で指定するアドレ
ス信号WADを発生する。また、メインアドレス発生回
路36は、バッファRAM30の記憶領域を繰り返しア
クセスさせるようにしてアドレス信号を発生するもので
あり、アドレスが最終アドレスまで達すると、次に第1
アドレスに戻ってアドレスの発生を繰り返す。これによ
り、図4に示すように、CD−ROMデータのユーザー
データ符号が、バッファRAM30の記憶領域に所定の
アドレス順序で書き込まれ、バッファRAM30の記憶
領域が最終アドレスまで満杯になったときには、アクセ
スが第1アドレスに戻されて新たなユーザーデータ符号
が上書きされる。バッファRAM30については、CD
−ROMデコーダの処理において保持しておく必要のあ
るユーザーデータ符号を十分に格納できる容量を有して
いる。従って、入力制御回路21からのユーザーデータ
符号の書き込みが最終アドレスに達する時点では、第1
アドレスに記憶された古いユーザーデータ符号は不要に
なっており、新たなユーザーデータ符号を上書きでき
る。
【0047】サブアドレス発生回路37は、セレクタ3
5から供給されるワードカウント信号に応答してカウン
ト動作するカウンタを含み、サブバッファRAM29の
記憶領域の全てのアドレスを所定の順序で指定するアド
レス信号WAPを発生する。このサブアドレス発生回路
37についても、メインアドレス発生回路36と同様
に、サブバッファRAM29の記憶領域を繰り返しアク
セスさせるようにしてアドレス信号を発生する。これに
より、CD−ROMデータのパリティ符号は、サブバッ
ファRAM29の記憶領域に所定のアドレス順序で書き
込まれ、サブバッファRAM29の記憶領域が最終アド
レスまで満杯になったときには、アクセスが第1アドレ
スに戻されて新たなパリティ符号が上書きされる。サブ
バッファRAM29については、CD−ROMデコーダ
の処理において保持しておく必要のあるパリティ符号を
十分に格納できる容量を有している。従って、入力制御
回路21からのパリティ符号の書き込みが最終アドレス
に達する時点では、第1アドレスに記憶された古いパリ
ティ符号は不要になっており、新たなパリティ符号を上
書きできる。
【0048】このようなアドレス発生回路によれば、図
4の符号配列に限らず、ユーザーデータ符号とパリティ
符号とが交互に繰り返されるような各種のデータに対し
て、ユーザーデータ符号とパリティ符号とを振り分ける
ようにしてアドレス信号を発生させることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明の符号誤り訂正デコーダによれ
ば、CD−ROMデータの符号誤りの訂正処理またはホ
ストコンピュータへの転送の際にバッファRAMに対す
るアドレスの指定が簡略化される。従って、バッファR
AMに対してアドレスを指定するアドレス信号を発生す
るアドレス発生回路を簡略化することができ、回路規模
の縮小が可能になる。また、バッファRAMからCD−
ROMデータを読み出してホストコンピュータへ転送す
る際には、CD−ROMデータ(ユーザーデータ符号)
がバッファRAMの連続するアドレスに記憶されている
ため、読み出し効率を向上でき、結果的に転送速度の高
速化が望める。
【0050】また、容量が小さいサブバッファRAM
は、CD−ROMデコーダに内蔵させることも可能であ
る。サブバッファRAMをCD−ROMデコーダに内蔵
させれば、CD−ROMデコーダに接続する記憶装置を
従来通り1つにすることができ、装置のコストの増加を
抑えることができる。本発明のアドレス発生回路によれ
ば、CD−ROMデータの入力のタイミングに同期しな
がら、ユーザーデータ符号とパリティ符号とが振り分け
られて別々に記憶される。この回路は、カウンタ及びデ
コーダの組み合わせであるため、複雑な回路構成を必要
としない。また、アドレス発生回路を構成する各デコー
ダの設定値を変更すれば、各種の符号配列のデータに容
易に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号誤り訂正デコーダとしてのCD−
ROMデコーダの構成を示すブロック図である。
【図2】バッファRAM及びサブバッファRAMの利用
状況を説明する図である。
【図3】本発明のアドレス発生回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】CD−ROMデータの構成とバッファRAM及
びサブバッファRAMへの書き込みの状態を説明する図
である。
【図5】基本的なCD−ROMデコーダの構成を示すブ
ロック図である。
【図6】バッファRAMの利用状況を説明する図であ
る。
【図7】CD−ROMデコーダで処理されるCD−RO
Mデータの流れを説明する図である。
【図8】従来のCD−ROMシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図9】CD−ROMデータの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ部 2 ピックアップ制御部 3 アナログ信号処理部 4 デジタル信号処理部 5 CD−ROMデコーダ 6、20、30 バッファRAM 7 制御マイコン 11、21 入力制御回路 11a、21a、21b アドレス発生回路 12、22 エラー訂正回路 12a、22a、22b アドレス発生回路 13、23 出力制御回路 13a、23a アドレス発生回路 14a〜14c、24a〜24c、25a、25b ラ
ッチ回路 15a、15b、26a〜26c 加算回路 16、27a、27b アドレス選択回路 17a、17b、28a〜28c バッファ回路 29 サブバッファRAM

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の情報を表すユーザーデータ符号と
    このユーザーデータ符号に対応付けられたパリティ符号
    とを含む入力信号に対し、所定の符号量単位でまとめら
    れた1ブロック毎に符号誤りの訂正処理を施す符号誤り
    訂正デコーダにおいて、上記入力信号のユーザーデータ
    符号を1ブロック単位で適数ブロック分記憶する第1の
    バッファメモリと、上記入力信号のパリティ符号を1ブ
    ロック単位で少なくとも2ブロック分記憶する第2のバ
    ッファメモリと、上記入力信号を取り込み、ユーザーデ
    ータ符号を上記第1のバッファメモリの連続するアドレ
    スに順次記憶させ、パリティ符号を上記第2のバッファ
    メモリの連続するアドレスに順次記憶させる入力制御回
    路と、上記第1及び第2のバッファメモリからユーザー
    データ符号及びパリティ符号をそれぞれ読み出し、パリ
    ティ符号に基づいてユーザーデータ符号の符号誤りを訂
    正した後、上記第1及び第2のバッファメモリのユーザ
    ーデータ符号及びパリティ符号を書き換える誤り訂正回
    路と、符号誤りが訂正されて上記第1のバッファメモリ
    に記憶されたユーザーデータ符号を読み出して出力する
    出力制御回路と、を備えたことを特徴とする符号誤り訂
    正デコーダ。
  2. 【請求項2】 上記入力制御回路は、上記入力信号のユ
    ーザーデータ符号の入力に従い、上記第1のバッファメ
    モリに対して書き込みアドレスを指定する第1のアドレ
    ス信号を発生する第1のアドレス発生回路と、上記入力
    信号のパリティ符号の入力に従い、上記第2のバッファ
    メモリに対して書き込みアドレスを指定する第2のアド
    レス信号を発生する第2のアドレス発生回路と、を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の符号誤り訂正デコ
    ーダ。
  3. 【請求項3】 上記入力信号の入力が1ブロック分完了
    する毎に、ユーザーデータ符号及びパリティ符号の各ブ
    ロックの先頭の符号が記憶されるタイミングで上記第1
    及び第2のアドレス信号をラッチするラッチ回路と、こ
    のラッチ回路にラッチされる先頭アドレスに1ブロック
    分のユーザーデータ符号及びパリティ符号に対応して繰
    り返し発生されるアドレスを加算する加算回路と、をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項2に記載の符号誤り
    訂正デコーダ。
  4. 【請求項4】 所定のワード数で1ラインを構成すると
    共に所定のライン数で1ブロックを構成すし、ユーザー
    データ符号及びパリティ符号を含む入力信号をユーザー
    データ符号とパリティ符号とに区別してバッファメモリ
    に記憶する際に、バッファメモリのアドレスを指定する
    アドレス信号を発生するアドレス発生回路において、上
    記入力信号が1ワード入力される毎にカウントされ、1
    ライン分のワード数に対応する数をカウントする毎にリ
    セットされるワードカウンタと、このワードカウンタが
    リセットされる毎にカウントされ、1ブロック分のライ
    ン数をカウントする毎にリセットされるラインカウンタ
    と、上記ワードカウンタのカウント値がユーザーデータ
    符号の入力に対応する範囲にある第1の符号期間を検出
    する第1のデコーダと、上記ラインカウンタのカウント
    値がユーザーデータ符号の入力に対応する範囲にある第
    2の符号期間を検出する第2のデコーダと、上記第1及
    び第2のデコーダがそれぞれ第1及び第2の符号期間を
    検出している間に、上記バッファメモリに対して上記入
    力信号を記憶するアドレスを指定する第1のアドレス信
    号を発生する第1のアドレス発生器と、この第1のアド
    レス発生器の動作期間を除く期間に上記バッファメモリ
    に対して上記入力信号を記憶するアドレスを指定する第
    2のアドレス信号を発生する第2のアドレス発生器と、
    を備えたことを特徴とするアドレス発生回路。
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