JP3495187B2 - モールディングの端末加工方法 - Google Patents

モールディングの端末加工方法

Info

Publication number
JP3495187B2
JP3495187B2 JP14834996A JP14834996A JP3495187B2 JP 3495187 B2 JP3495187 B2 JP 3495187B2 JP 14834996 A JP14834996 A JP 14834996A JP 14834996 A JP14834996 A JP 14834996A JP 3495187 B2 JP3495187 B2 JP 3495187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
terminal portion
molten resin
terminal
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14834996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09300377A (ja
Inventor
幸一 村口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoac Corp filed Critical Inoac Corp
Priority to JP14834996A priority Critical patent/JP3495187B2/ja
Publication of JPH09300377A publication Critical patent/JPH09300377A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3495187B2 publication Critical patent/JP3495187B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モールディン
グ、特には自動車の保護・装飾用モールディングの端末
加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図6に示すように、自動車Aの
車体側面のドアパネルには、ドアの開閉に伴う他物体と
の接触から車体を保護するとともに、車体側面の装飾を
兼ねて合成樹脂製の棒状または帯状のモールディングM
1, M2が貼着される。このモールディングには、軟質
塩化ビニル樹脂などの長尺押出成形品からなる一定断面
形状のモール素材を所定長さに切断したものが用いられ
る。図の符号M1は前側ドアDfに貼着された前側モー
ルディング、M2は後側ドアDrに貼着された後ろ側モ
ールディングである。
【0003】前記モールディングの端末部は、ドア開閉
時における端末部同士の干渉防止、あるいは意匠上の観
点から所定の曲面形状とされる。例えば、図6の符号7
で示す部分の断面を示す図7および後側モールディング
M2の端末部を示す図8からよくわかるように、後側モ
ールディングM2の前部端末部M2fは、後側ドアDr
の解放時に前側ドアDfとの干渉を避けるために、該端
末部M2fを端部側薄肉部91と厚み徐変部92を介し
て本体側一般部93に至るいわゆる背切り状に形成され
ている。
【0004】このような一定断面形状のモール素材の端
末部を所定の端末形状に形成する手段として、図9およ
び図10に示すようなモール素材端末部の熱プレス成形
が提案されている。すなわち、図9の(9A)のように
押出成形等によって連続的に成形された一定断面形状を
有するモール素材60は、まず、その端末部61の裏面
62が、同図の(9B)のように部分的に切除される。
この切除は、後記する熱プレス成形時にモール素材60
の端末部の表面変形性が高まるように行われる。符号6
3は切除跡部、64は切除されたモール素材部分であ
る。
【0005】前記切除後のモール素材60は、図10の
(10A)のように端末部61の裏面62側からヒータ
等の加熱手段70によって端末部61が加熱軟化され
て、プレス成形型の一方を構成する固定型71の端末成
形部72内に導入される。そして、加熱軟化したモール
素材60の端末部61は、図10の(10B)ないし
(10D)のように、前記端末成形部72内に導入され
た後、プレス成形型の他方を構成する可動型73が型閉
めされて所定形状の端末部66にプレス成形される。
【0006】プレス成形されたモール素材60の端末部
66に生じたはみ出し部分(バリ)67は、同図の(1
0E)および(10F)のように、脱型後トリミングカ
ットされる。図9の(9C)は、このようにして端末加
工されたモールディングの端末部の斜視図である。符号
65は、前記プレスにより所定形状とされた部分であ
る。
【0007】しかし、前記の端末加工方法にあっては、
プレスによってモール素材の端末部66の切除跡部63
がモール素材60の裏面側へ押されて変形し、本体側一
般部(非切除部)の裏面と密着あるいは溶着して端末部
66を所定形状にするため、前記切除量が多いと、前記
プレス後に端末部66表面にヒケが発生したり、前記切
除跡部63と本体側一般部(非切除部)裏面との間に隙
間ができたりする。逆に切除量が少ないと、プレス後に
端末部66が反ったりして外観不良を生じ易くなる。前
記不具合を防ぐには、端末部裏面の切除量を厳しく管理
する必要があり、切除装置が大がかりになって高価とな
る問題のみならず、頻繁に切除量をチェックしなければ
ならない問題がある。
【0008】さらに、モール素材の端末部66の加熱軟
化は、該端末部66表面の変色(特にはメタリック色の
場合の変色)を防ぐため、あるいは本体一般部との間の
表面状態変化を防ぐため等から端末部66を完全に溶融
させるものではなく、しかも端末部66外面からの加熱
によってなされるため、端末部66の内部まで均一に軟
化しない。したがって、前記端末部はプレス時に切除跡
部が本体一般部と溶着しないことがあり、それによって
も端末部を一定形状に成形できないことがあった。
【0009】また、図11および図12にに示すよう
に、端末部81の取付け面側を除去した帯片82を成形
型83内の空洞部84に封入し、その空洞部84下側か
ら熱可塑性材料85を空洞部84内に射出して充填する
方法も提案されている(特公平7−119025号)。
しかし、この方法にあっては、熱可塑性樹脂材料85が
高圧で成形型の空洞部84内に射出されるため、その熱
可塑性樹脂材料85が空洞部84内の帯片端末部81裏
面に局部的に勢いよくぶつかることになり、その反対側
の端末部81表面に色ムラが発生することがある。特に
その現象は、前記帯片82がメタリック色の場合に生じ
易く、さらに前記熱可塑性樹脂材料85の射出前に帯片
82を予熱する場合に一層顕著となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記の点に鑑みなされたもので、モール素材の端末部裏面
の切除量のバラツキに影響を受けず、しかも端末部表面
の外観を損なうことなく、簡単かつ安価に端末部を所定
形状にできる加工方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、一定断面形
状を有するモール素材の端末部裏面を部分的に切除して
当該端末部を加熱軟化し、該端末部をプレス成形型で所
定形状にプレス成形するに際し、あらかじめ前記端末部
裏面の切除跡部と対向するプレス成形型の型面に、溶融
樹脂の逃がし凹部を設けておいて、前記加熱軟化後、前
記端末部裏面の切除跡部に溶融樹脂を乗せ、次いで前記
端末部をプレス成形して前記溶融樹脂を端末部裏面に埋
設することを特徴とするモールディングの端末加工方法
に係る。また、前記プレス成形型の逃がし凹部の型面を
その周囲の型面よりもモール素材側へ突出させておくの
が好ましい。
【0012】この発明によれば、前記端末部裏面の切除
跡部に溶融樹脂を乗せて当該端末部をプレス成形し、前
記溶融樹脂を端末部裏面に埋設するため、あらかじめ前
記切除量が大の方(切除し過ぎ側)に最も大きくバラツ
ク際を想定して、前記端末部裏面の切除跡部に乗せる溶
融樹脂の量を設定しておけば、端末部裏面の切除し過ぎ
によってプレス成形時に端末部裏面の切除跡部に生じる
隙間を溶融樹脂が満たすことができるので、ヒケのない
外観を有するモールディング端末部が得られる。
【0013】また、あらかじめ前記切除量が設定基準値
よりも少ない方(切除不足側)に最も大きくバラツク際
を想定して、前記型面の溶融樹脂逃がし凹部の大きさを
設定しておけば、前記切除量が少ないことによってプレ
ス成形時に余分となる溶融樹脂を型面の溶融樹脂逃がし
凹部に収容できる。したがって、モール素材端末部裏面
の切除跡部に余分な溶融樹脂が埋設されないため、前記
プレス成形後に反りを生じない外観の良好なモールディ
ング端末部が得られる。しかも、前記溶融樹脂は流動し
易いため、余分な量が前記溶融樹脂逃がし凹部に速やか
に収容されて前記切除跡部に残ることがない。
【0014】さらに、前記プレス成形時に溶融樹脂をモ
ール素材の端末部裏面に埋設するため、その溶融樹脂の
溶着性によって前記モール素材端末部の切除跡部が本体
一般部に確実に溶着し、その溶着不良によるモール端末
部の成形不良を生じることがない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明によるモールディン
グ端末加工方法の一例に関し、切除工程時を示す断面
図、図2は同実施例における加熱軟化工程時を示す断面
図、図3は同実施例における溶融樹脂を乗せる工程を示
す断面図、図4は同実施例におけるプレス成形工程時を
示す断面図、図5は同実施例におけるバリ除去工程時を
示す断面図である。
【0016】この発明のモールディング端末加工方法に
おいては、まず図1に示すように押出成形等によって連
続的に成形された一定断面形状を有するモール素材10
の端末部11の裏面12が部分的に所定量切除され、端
末部11裏面に切除跡部13が形成される。この切除跡
部13は、例えば、前記した図9の(9B)の符号63
で示したようなモール素材の表面形状に沿った溝形状の
もので、加工される端末部の表面形状に応じて切除する
形状および大きさ等が決定される。
【0017】前記端末部裏面が切除されたモール素材1
0は、図2のように前記端末部11の裏面12側からヒ
ータ等の加熱手段20によって当該端末部11が加熱軟
化され、プレス成形型の固定型21の端末成形部23内
に切除跡部13を上向きにして導入される。前記固定型
21の端末成形部23の型面は、モールディングの端末
部の表面形状に応じた形状になっている。
【0018】前記加熱軟化したモール素材10は、図3
に示すように、端末部11裏面の切除跡部13に、溶融
樹脂14が押出装置等を用いる滴下あるいは垂れ流し等
によって所定量乗せられる。この溶融樹脂14はモール
素材10に対して溶着性を有するものとされ、モール素
材10と同一あるいは同種または相溶性のある熱可塑性
樹脂からなるものが好適である。例えば、モール素材1
0が軟質塩化ビニル樹脂からなる場合には、溶融樹脂1
4も軟質塩化ビニル樹脂とする等である。この溶融樹脂
14の量は、前記切除量のバラツキを見越して決定され
る。例えば、前記切除が設定基準値よりも大の方(切除
し過ぎ側)に最大0.1cm3 バラツクと想定される場
合には、後記の溶融樹脂埋設量の基準値(通常は前記切
除量の基準値において、溶融樹脂なしでプレス成形した
場合にできる空洞部の体積と同じ)を1.5cm3 とす
ると、前記バラツキ0.1cm3 に溶融樹脂埋設量の基
準値1.5cm3 を加えた1.6cm3 が端末部11裏
面に乗せられる溶融樹脂量とされる。なお、溶融樹脂の
埋設量は、モール素材10の端末部の寸法等によって異
なる。また、溶融樹脂14を切除跡部13に乗せるのに
用いる装置は、押出装置に限らず、適宜のものとされ
る。
【0019】次いで、前記溶融樹脂14が端末部11裏
面の切除跡部13に乗ったモール素材10の端末部11
は、図4のように、前記プレス成形型の固定型21に対
して可動型22を型閉めすることによってプレス成形さ
れる。このプレス成形によって、前記モール素材端末部
11裏面の切除跡部13が固定型21側へ押されて変形
するとともに、前記溶融樹脂14の一部がモール素材1
0端末部11の裏面に埋設されて、前記切除跡部13と
本体一般部15とが溶着し、正しくプレス成形型の型面
形状に賦形される。
【0020】前記モール素材10端末部11の切除跡部
13と対向する可動型22の型面24には溶融樹脂逃が
し凹部25が穴状に形成されている。この溶融樹脂逃が
し凹部25は、モール素材10の端末部11裏面に埋設
されなかった余剰の溶融樹脂を収容してモール素材端末
部11を正確にプレス成形できるようにするためのもの
で、特には前記モール素材10端末部11裏面の切除量
のバラツキによる前記溶融樹脂14の余剰量変化を吸収
するものである。すなわち、この溶融樹脂逃がし凹部2
5の大きさは、前記切除が基準値よりも少ない方(切除
不足側)に最もバラツク際に、モール素材10の端末部
11裏面で余剰となる溶融樹脂を収容できる大きさとさ
れる。例えば、切除不足側へのバラツキを0.07cm
3 とすると、前記切除し過ぎ側へのバラツキ分(0.1
cm3 )も考慮して、モール素材端末部11の切除跡部
13へ乗せられる溶融樹脂量は、0.1+1.5=1.
6cm3 であるから、溶融樹脂逃がし凹部25の大きさ
は、0.07+1.6−1.5=0.17cm3 とされ
る。また、この例の溶融樹脂逃がし凹部25は、例えば
直径1.6mm、深さ10mmの穴とすると、9個設け
ればよいことになる。なお、前記各数値はあくまで一例
であって、この発明は前記数値の場合に限られるもので
はない。
【0021】また、この実施例の可動型22は、前記溶
融樹脂逃がし凹部25に形成されている型面26が、そ
の周囲の型面と比べて固定型21側へ所定量突出してい
る。この突出型面26は、前記溶融樹脂14をモール素
材10端末部11裏面の切除跡部13に確実に押しつ
け、該端末部11を確実にプレス成形できるようにする
とともに、前記溶融樹脂逃がし凹部25と対向するモー
ルディング端末部裏面を窪んだ形状にするためのもので
ある。この窪んだ形状とすることによって、前記プレス
成形時に可動型22の溶融樹脂逃がし凹部25に入り込
んでモールディング端末部裏面にピン状に形成された樹
脂を、その後除去した際にその除去残りがモールディン
グ裏面から突出しないようして、車体へのモールディン
グ取付時に邪魔にならないようにする。
【0022】さらに、前記可動型22と固定型21との
組み合わせ面におけるモール素材端末部11先端側に
は、前記プレス成形時にバリ42を収容するための空間
25aが可動型22側を凹部にすることによって形成さ
れている。なお、前記モール素材10端末部11の切除
跡部13と前記溶融樹脂14との接合力を高めるため、
前記切除跡部13にはプライマーを塗布しておいてもよ
い。
【0023】前記プレス成形後、前記可動型22を上昇
させてプレス成形型を開け、図5(A)に示す成形品4
0Aを取り出す。この成形品40Aには、前記プレス成
形時にプレス成形型のバリ収容空間25aへはみ出した
バリ42と前記溶融樹脂14が溶融樹脂逃がし凹部25
に入って硬化したピン状樹脂43が形成されている。そ
して、図5(B)のように前記バリ42とピン状樹脂4
3が除去されて、所望のモールディング40とされる。
その際、前記ピン状樹脂43の基部付近は、前記可動型
22の溶融樹脂逃がし凹部25周縁に形成された突出型
面26によって窪み45となっているため、ピン状樹脂
43の除去残り43aがあってもモールディング40の
端末部41裏面から突出せず、車体への取付を妨げるお
それがない。符号44は前記溶融樹脂14がモール素材
10の端末部裏面に埋設されて硬化した樹脂部、46は
端末部を示す。
【0024】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
加工方法によれば、一定断面形状を有するモール素材の
端末部裏面を部分的に切除して当該端末部を加熱軟化
し、該端末部をプレス成形型で所定形状にプレス成形す
るに際し、あらかじめ前記端末部裏面の切除跡部と対向
するプレス成形型の型面に、溶融樹脂の逃がし凹部を設
けておいて、前記加熱軟化後、前記端末部裏面の切除跡
部に溶融樹脂を乗せ、次いで前記端末部をプレス成形し
て前記溶融樹脂を端末部裏面に埋設するため、前記モー
ル素材の端末部裏面の切除量のバラツキに影響されるこ
となく、モールディングの端末を型面形状に賦形でき、
ヒケや反り等のない外観の良好な端末を容易に得ること
ができる。
【0025】また、この発明によれば、モール素材の端
末部裏面の切除管理を厳しく行う必要がなくなり、その
切除装置が大型および高価格となるのを防ぐことがで
き、さらにこまめに切除量をチャックする必要もなくな
るため、経済性および作業性の効果が大である。さら
に、この発明によれば、溶融樹脂を滴下や垂れ流し等に
よってモール素材端末部の切除跡部に乗せればよく、射
出により溶融樹脂を供給する場合のようにモール素材端
末部に局部的に高圧が加わることがなく、メタリック色
等からなるモールディングであっても色ムラを生じるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるモールディングの端末加工方法
の一例に関し、切除工程時を示す断面図である。
【図2】同実施例における加熱軟化工程時を示す断面図
である。
【図3】同実施例における溶融樹脂を乗せる工程を示す
断面図である。
【図4】同実施例におけるプレス成形工程を示す断面図
である。
【図5】同実施例におけるバリ除去工程を示す断面図で
ある。
【図6】モールディングが装着された自動車の側面図で
ある。
【図7】図6の7部分の拡大断面図である。
【図8】図7に示すモールディングの端末部の斜視図で
ある。
【図9】従来のモールディングの端末部の加工を示す斜
視図である。
【図10】従来のモールディングの端末部の加工工程を
示す断面図である。
【図11】従来の加工方法の他の例を示す断面図であ
る。
【図12】図11に示した加工方法における溶融樹脂の
射出時を示す断面図である。
【符号の説明】
10 モール素材 11 モール素材の端末部 12 モール素材の端末部の裏面 13 モール素材の端末部の切除跡部 14 溶融樹脂 21 プレス型の固定型 22 プレス型の可動型 25 プレス型の溶融樹脂逃がし凹部 26 プレス型の突出型面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−176144(JP,A) 特開 平7−39014(JP,A) 特開 平8−300474(JP,A) 特開 平8−300473(JP,A) 特開 平6−190861(JP,A) 特開 平6−92189(JP,A) 特公 平6−28880(JP,B2) 特公 平7−119025(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 43/18 B60R 13/04 B29C 69/00 B29D 31/00 B29C 45/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定断面形状を有するモール素材の端末
    部裏面を部分的に切除して当該端末部を加熱軟化し、該
    端末部をプレス成形型で所定形状にプレス成形するに際
    し、 あらかじめ前記端末部裏面の切除跡部と対向するプレス
    成形型の型面に、溶融樹脂の逃がし凹部を設けておい
    て、 前記加熱軟化後、前記端末部裏面の切除跡部に溶融樹脂
    を乗せ、次いで前記端末部をプレス成形して前記溶融樹
    脂を端末部裏面に埋設することを特徴とするモールディ
    ングの端末加工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、プレス成形型の逃が
    し凹部の型面をその周囲の型面よりもモール素材側へ突
    出させたことを特徴とするモールディングの端末加工方
    法。
JP14834996A 1996-05-17 1996-05-17 モールディングの端末加工方法 Expired - Fee Related JP3495187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14834996A JP3495187B2 (ja) 1996-05-17 1996-05-17 モールディングの端末加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14834996A JP3495187B2 (ja) 1996-05-17 1996-05-17 モールディングの端末加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09300377A JPH09300377A (ja) 1997-11-25
JP3495187B2 true JP3495187B2 (ja) 2004-02-09

Family

ID=15450783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14834996A Expired - Fee Related JP3495187B2 (ja) 1996-05-17 1996-05-17 モールディングの端末加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3495187B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09300377A (ja) 1997-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4845180B2 (ja) 射出成形用金型装置及び射出成形方法
US5429786A (en) Method of manufacturing resin member
US5919324A (en) Method of securing decorative insert to underlying plastic skin for trim panel
JP2019070650A (ja) 自動車用レーダーセンサのためのカバー
KR20180061599A (ko) 차량용 내장재 제조장치 및 방법
US6464917B1 (en) Process for manufacturing decorative interior trim for a vehicle
JP3495187B2 (ja) モールディングの端末加工方法
US6251333B1 (en) Method for manufacturing a film-covered article
US20040043683A1 (en) Method of manufacturing a trim part under low pressure operating conditions
JP4727306B2 (ja) モールディングの製造方法およびモールディング
CN111319570B (zh) 装饰模制部件
JP2003326559A (ja) 溝を有する樹脂製板状部品の製造方法、および成形装置
JP3805872B2 (ja) モールディングの成形方法
JP3207784B2 (ja) ディスク成形用金型
JPH08290441A (ja) 積層成形品およびその製造装置
JP2966314B2 (ja) モールディングの端末加工方法および装置
JP2003191298A (ja) 薄肉部を有する射出成形体の製造方法および金型
JP2023080443A (ja) 成形構造体および成形構造体の製造方法
JPH09225960A (ja) シートインサート成形用金型及び成形方法
KR20160123664A (ko) 표피재의 커팅이 가능한 자동차 내장재 성형장치
JP3865894B2 (ja) モールディングの成形方法
JPH0885142A (ja) 射出成形方法及び射出成形金型
JP2003245934A5 (ja)
JP3703226B2 (ja) モールディングの端末加工方法
JP2003191276A (ja) 薄肉部を有する射出成形体の製造方法および金型

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees