JP3495016B2 - ティルト型スライドレール装置 - Google Patents

ティルト型スライドレール装置

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JP3495016B2
JP3495016B2 JP2001277027A JP2001277027A JP3495016B2 JP 3495016 B2 JP3495016 B2 JP 3495016B2 JP 2001277027 A JP2001277027 A JP 2001277027A JP 2001277027 A JP2001277027 A JP 2001277027A JP 3495016 B2 JP3495016 B2 JP 3495016B2
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holder plate
guide frame
rack
slide rail
rail device
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志朗 瀬川
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、ラックをキャビ
ネットに対して引出し可能にセットするのに使用される
スライドレール装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 作業員の身長には個人差があるため、
比較的背の低い作業員にとってはキャビネットの上位部
にセットされているラックは、作業員の目線付近にあ
る。そのため、スライドレールによってラックをキャビ
ネットから引き出しても、視界が大幅に狭く限定されて
いることになり、ラックに搭載されている機器の点検修
理等の作業に支障を生じる。そのため、踏み台を使用す
れば、身長差の問題は解決するが、踏み台では足元が不
安定なため、作業に没頭した作業員が踏み台を踏み外し
て転倒する事故も懸念される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、引き出したラックを斜め下向きに傾斜配置させ
ることができるため、高い所にセットされているラック
であっても十分に広い視界をもってアクセスすることが
でき、点検修理等の作業が簡単かつ能率良く安全に行な
えるスライドレール装置を提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のティルト型スライ
ドレール装置は、キャビネット1の前後方向に配置さ
れ、キャビネット1に水平に固着されるレール本体2
と、レール本体2にレール本体2の長さ方向にスライド
可能に嵌合されるスライダー3と、スライダー3の長さ
方向に沿ってスライダー3の外側面に固着されるガイド
フレーム4と、ガイドフレーム4にガイドフレーム4の
長さ方向に引き出し可能に嵌合され、ラック6が固着さ
れるホルダープレート5とからなり、バネ部材7によっ
てホルダープレート5をガイドフレーム4に向かって引
き付け付勢し、ホルダープレート5の基端部の下面側縁
部に位置決め切欠8を下向きに形成し、水平枢軸9を中
心にホルダープレート5をレール本体2に対して斜め下
向きに傾斜させたとき、位置決め切欠8をガイドフレー
ム4の下面壁部10の先端部10aに係合させるととも
に、ホルダープレート5の基端部の上面側縁部11をガ
イドフレーム4の先端部の上面壁部12に係合させるよ
うに設定する。 【0005】 【発明の作用】 このように構成されるスライドレール
装置を適用したキャビネットでは、図1から図4に示し
たように、ラック6がキャビネット1内に収納された状
態では、ガイドフレーム4はスライダー3を一緒にレー
ル本体2の最奥部までスライドしている。 【0006】ラック6を手前に引き出すと、ガイドフレ
ーム4はスライダー3を一緒にレール本体2の先端部側
にスライドし、図5と図6に示した位置に来る。キャビ
ネット1の中段や下段にセットしたラック6について
は、ラック6は当初引き出したままの水平位置に置か
れ、ラック6それ自体あるいはラック6に搭載した機器
に対する点検修理等の作業がなされる。 【0007】キャビネット1の上段側にセットされてお
り、作業員の目線と比べて高い所にあるラック6につい
ては、通常の引き出し位置から更に少し手前に引き出さ
れ、水平枢軸9を中心にホルダープレート5がレール本
体2に対して斜め下向き傾斜させられる。 【0008】このように斜め下向きに傾斜回転させたと
き、ホルダープレート5の基端部の下面側縁部の位置決
め切欠8がガイドフレーム4の下面壁部10の先端部1
0aに係合するとともに、ホルダープレート5の基端部
の上面側縁部11がガイドフレーム4の先端部の上面壁
部12に係合し、これらの係合状態がバネ部材7の引き
付け付勢によって維持されるため、ホルダープレート5
及びこれに固着されたラック6は、キャビネット1に対
して斜め下向きに傾斜配置された位置に安定に保持され
る。 【0009】ラック6が作業員の目線に対して下向きに
傾斜配置されるため、作業員には十分に広い視界が確保
されることになり、作業員は踏み台を使用することな
く、ラック6それ自体あるいはラック6に搭載した機器
に対する点検修理等の作業を安全におこなえる。 【0010】 【発明の実施の形態】 図示の実施例では、レール本体
2に対するスライダー3の移動を円滑に行なうため、公
知の手法にしたがってスライダー3の溝部3aとレール
本体2の溝部2aの間にベアリングボール13が収容さ
れている。レール本体2は、長さ方向に沿って一列に形
成した4個の透孔14を通るビスなどの固着具によっ
て。キャビネット1の側壁板15の内側面に固着され
る。スライダー3の外側面には溶接等によってガイドフ
レーム4が固着されている。 【0011】ガイドフレーム4はコ字状断面の型材によ
って構成され、ホルダープレート5はガイドフレーム4
の上面壁部12と下面壁部10によって水平移動するよ
う案内されている。ホルダープレート5の基端部の上面
側縁部11は先細り状にテーパー面に形成されている。
水平軸9はガイドフレーム4の側面壁部17に固着され
ており、ホルダープレート5の基端部に形成された水平
方向のスロット18に通されている。 【0012】位置決め切欠8は前記スロット18の中間
点付近の下方に形成されている。そのため、図8に示し
たように水平軸9がスロット17の基端部内面に当接す
るまでホルダープレート5を追加引出ししたとき、ホル
ダープレート5は水平軸9を中心に下向き回転できる余
裕が与えられるようになっている。ラック6は、ビスな
どの固着具19によってホルダープレート5に固着され
る。 【0013】ホルダープレート5をガイドフレーム4に
引き付けるバネ部材7は、引張コイルバネによって構成
されている。バネ部材7の一端フック部は、ガイドフレ
ーム4の側面壁部17に固着したバネ受けピン20に嵌
められ、他端フック部は、ホルダープレート5の基端の
バネ受け突起21に嵌められている。 【0014】 【発明の効果】 以上のように本発明のティルト型スラ
イドレール装置では、スライダー3の長さ方向に沿って
ガイドフレーム4を固着し、ガイドフレーム4にホルダ
ープレートを長さ方向に引き出し可能に嵌合し、バネ部
材7でホルダープレート5をガイドフレーム4に引き付
け付勢してあり、水平枢軸9を中心にホルダープレート
5をレール本体2に対して下向き傾斜させたとき、ホル
ダープレートの基端部の位置決め切欠8をガイドフレー
ム4の先端部の下面壁部9に係合させ、ホルダープレー
ト5の基端部の上面側縁部10をガイドフレーム4の先
端部の上面壁部11に係合させるようにしたので、ホル
ダープレート5に固着したラック6をキャビネット1に
対して斜め下向きに傾斜配置させることができるため、
作業員の身長に比較して高い所にセットされているラッ
ク6であっても、十分に広い視界をもって当該ラック6
にアクセスすることができ、ラック6それ自体あるいは
ラック6に搭載されている機器の点検修理等の作業を簡
単かつ能率良く安全に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例に係るティルト型スライド
レール装置の収納状態の背面図である。 【図2】 図1のスライドレール装置の収納状態におけ
る平面図である。 【図3】 図1のスライドレール装置の収納状態におけ
る正面図である。 【図4】 図1のスライドレール装置の左側面図であ
る。 【図5】 図1のスライドレール装置の通常の引き出し
状態における平面図である。 【図6】 図1のスライドレール装置の通常の引き出し
状態における正面図である。 【図7】 図1のスライドレール装置の通常の引き出し
位置から更に少し引き出した状態における平面図であ
る。 【図8】 図1のスライドレール装置の通常の引き出し
位置から更に少し引き出した状態における正面図であ
る。 【図9】 図1のスライドレール装置のホルダープレー
トを斜め下向きに傾斜配置した状態の正面図である。 【符号の説明】 1 キャビネット 2 レール本体 2a ボール用溝部 3 スライダー 3a ボール用溝部 4 ガイドフレーム 5 ホルダープレート 6 ラック 7 バネ部材 8 位置決め切欠 9 水平枢軸 10 ガイドフレームの下面壁部 10a 下面壁部の先端部 11 ホルダープレートの上面側縁部 12 ガイドフレームの上面壁部 13 ベアリングボール 14 レール本体の固着用透孔 15 キャビネットの側壁板 17 ガイドフレームの側面壁部 18 スロット 19 ラックの固着具 20 バネ受けピン 21 バネ受け突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 88/06 A47B 88/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 キャビネット1の前後方向に配置され、
    キャビネット1に水平に固着されるレール本体2と、レ
    ール本体2にレール本体2の長さ方向にスライド可能に
    嵌合されるスライダー3と、スライダー3の長さ方向に
    沿ってスライダー3の外側面に固着されるガイドフレー
    ム4と、ガイドフレーム4にガイドフレーム4の長さ方
    向に引き出し可能に嵌合され、ラック6が固着されるホ
    ルダープレート5とからなり、バネ部材7によってホル
    ダープレート5をガイドフレーム4に向かって引き付け
    付勢し、ホルダープレート5の基端部の下面側縁部に位
    置決め切欠8を下向きに形成し、水平枢軸9を中心にホ
    ルダープレート5をレール本体2に対して斜め下向きに
    傾斜させたとき、位置決め切欠8をガイドフレーム4の
    下面壁部10の先端部10aに係合させるとともに、ホ
    ルダープレート5の基端部の上面側縁部11をガイドフ
    レーム4の先端部の上面壁部12に係合させるようにし
    たティルト型スライドレール装置。
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