JP3494780B2 - 自動車用トランスファの潤滑構造 - Google Patents

自動車用トランスファの潤滑構造

Info

Publication number
JP3494780B2
JP3494780B2 JP29353295A JP29353295A JP3494780B2 JP 3494780 B2 JP3494780 B2 JP 3494780B2 JP 29353295 A JP29353295 A JP 29353295A JP 29353295 A JP29353295 A JP 29353295A JP 3494780 B2 JP3494780 B2 JP 3494780B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
chamber
oil
output shaft
extension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29353295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09109712A (ja
Inventor
宏次 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP29353295A priority Critical patent/JP3494780B2/ja
Publication of JPH09109712A publication Critical patent/JPH09109712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3494780B2 publication Critical patent/JP3494780B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスファケー
スのケース本体の下部に、軸受により出力軸を支承さ
せ、この出力軸に従動鎖車を支持させた自動車用トラン
スファにおいて、上記軸受の潤滑構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上記自動車用トランスファの潤滑構造に
は、従来、実開平6‐22652号公報で示されるもの
がある。
【0003】これによれば、エンジンと、前、後車輪と
の間に介設されるトランスファは、トランスファケース
を有している。このトランスファケースの上部に前後方
向に延びる入力軸が配設され、この入力軸を介して駆動
鎖車が上記トランスファケースに回転自在に支承され、
上記入力軸には後輪側が連結されている。また、同上ト
ランスファケースの下部に出力軸が配設され、この出力
軸を介して従動鎖車が同上トランスファケースに回転自
在に支承され、上記出力軸には前輪側が連結されてい
る。上記駆動鎖車と従動鎖車にチェーンが巻き掛けら
れ、変速装置を介しエンジンからの動力が上記入力軸に
伝達可能とされている。
【0004】上記トランスファケースの前面側の一部に
エクステンションケースが成形されると共に、このエク
ステンションケースの内部をその外部に貫通させる貫通
孔が形成され、上記出力軸の前端部がその軸方向で上記
エクステンションケースの内部を通過しかつ上記貫通孔
を貫通している。同上出力軸の前端部は上記貫通孔の内
周面にエクステンション軸受により支承され、上記第1
室の下部が油溜め部とされている。
【0005】そして、エンジンの動力が上記入力軸を介
して後輪に伝達されれば、後2輪の駆動状態が得られ、
これに加えて、上記エンジンの動力が上記入力軸、駆動
鎖車、チェーン、従動鎖車、および出力軸を介して前輪
に伝達されれば、前後4輪の駆動状態が得られるように
なっている。
【0006】上記の場合、前輪側から出力軸に与えられ
る負荷は、上記軸受を介してエクステンションケースで
支承され、これにより、上記負荷に対して出力軸の強度
が不足するということが防止される。
【0007】一方、上記油溜め部の油はチェーンにより
掻き上げられて、入、出力軸用の各軸受等が潤滑され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術では、トランスファケースの下部の油溜め部と、上
記エクステンションケースの内部とは、上記トランスフ
ァケースの下部に出力軸を支承させた軸受を通して連通
しているだけであり、このため、上記油溜め部から上記
エクステンションケースの内部へは油が流入しにくくな
っている。
【0009】よって、上記エクステンションケースに上
記出力軸を支承させているエクステンション軸受の潤滑
が不十分になるおそれがある。
【0010】しかも、近時は、4輪の駆動状態を取り続
けること(フルタイム)が多いため、従動鎖車の回転に
より生じるこの従動鎖車の周りの負圧によって、上記エ
クステンションケースの内部への油の流入が阻害される
ことがある。また、エンジンとトランスファの互いの配
設位置の関係等により、このトランスファが後下がりに
なることがあり、この場合にも、トランスファケースの
内部の油溜め部から、このトランスファケースの前面側
の一部に成形した上記エクステンションケースの内部へ
の油の流入が阻害され、これらにより、上記エクステン
ション軸受の潤滑が更に不十分になるおそれがある。
【0011】そこで、上記エクステンションケースの内
部に油を供給して上記軸受を潤滑させる油供給手段を設
けて、上記エクステンション軸受の潤滑を十分にさせる
ことが考えられる。しかし、上記した油供給手段を単に
設けると、上記エクステンション軸受を潤滑させるため
の構成が複雑になるという問題が生じてくる。
【0012】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、4輪の駆動状態がフルタイムである場合
や、トランスファケースが後下がりである場合でも、エ
クステンションケースに出力軸を支承させる軸受の潤滑
が、十分になされるようにすることを課題とする。
【0013】また、上記した十分な潤滑が、簡単な構成
で効果的に達成されるようにすることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の自動車用トランスファの潤滑構造は、次の如
くである。
【0015】なお、この「課題を解決するための手段」
の項において、下記した( )内の用語は、特許請求の
範囲の用語に対応するものである。
【0016】請求項1の発明によれば、トランスファケ
ース2のケース本体14がその内部を前後方向で第1室
17と第2室22に仕切る仕切壁16を有し、上記第1
室17の上部に前後方向に延びる後輪用出力軸(入力
軸)5を配設し、この後輪用出力軸(入力軸)5を介し
て駆動鎖車33を上記ケース本体14に回転自在に支承
させ、同上第1室17の下部に前輪用出力軸(出力軸)
6を配設し、この前輪用出力軸(出力軸)6を介して従
動鎖車34を同上ケース本体14に回転自在に支承さ
せ、上記駆動鎖車33と従動鎖車34にチェーン35を
巻き掛け、上記第2室22に変速装置10を設けて、こ
の変速装置10を介しエンジンからの動力を上記後輪用
出力軸(入力軸)5に伝達可能とし、上記第1室17を
形成するケース本体14の前面側の一部にエクステンシ
ョンケース14bを成形すると共に、このエクステンシ
ョンケース14bの内部14cをその外部に貫通させる
貫通孔14dを形成し、上記前輪用出力軸(出力軸)6
の前端部6aをその軸方向で上記エクステンションケー
ス14bの内部14cを通過させかつ上記貫通孔14d
を貫通させ、同上前輪用出力軸(出力軸)6の前端部6
aを上記貫通孔14dの内周面にエクステンション軸受
14eにより支承させ、上記第1室17の下部を油溜め
部36とし、上記第1室17の上下方向の中途部に油溜
めケース42を配設した場合において、上記油溜めケー
ス42の内部42aを上記エクステンションケース14
bの内部14cに連通させるバイパス油路40を設け
【0017】上記第1室17の内部における油溜めケー
ス42の外部をこの油溜めケース42の内部42aに連
通させる第1油導入口46を形成し同上油溜めケース
42の内部42aに対するバイパス油路40の開口40
aを同上油溜めケース42の内部42aの上部に形成し
たものである。
【0018】請求項2の発明によれば、トランスファケ
ース2のケース本体14がその内部を前後方向で第1室
17と第2室22に仕切る仕切壁16を有し、上記第1
室17の上部に前後方向に延びる後輪用出力軸(入力
軸)5を配設し、この後輪用出力軸(入力軸)5を介し
て駆動鎖車33を上記ケース本体14に回転自在に支承
させ、同上第1室17の下部に前輪用出力軸(出力軸)
6を配設し、この前輪用出力軸(出力軸)6を介して従
動鎖車34を同上ケース本体14に回転自在に支承さ
せ、上記駆動鎖車33と従動鎖車34にチェーン35を
巻き掛け、上記第2室22に変速装置10を設けて、こ
の変速装置10を介しエンジンからの動力を上記後輪用
出力軸(入力軸)5に伝達可能とし、上記第1室17を
形成するケース本体14の前面側の一部にエクステンシ
ョンケース14bを成形すると共に、このエクステンシ
ョンケース14bの内部14cをその外部に貫通させる
貫通孔14dを形成し、上記前輪用出力軸(出力軸)6
の前端部6aをその軸方向で上記エクステンションケー
ス14bの内部14cを通過させかつ上記貫通孔14d
を貫通させ、同上前輪用出力軸(出力軸)6の前端部6
aを上記貫通孔14dの内周面にエクステンション軸受
14eにより支承させ、上記第1室17の下部を油溜め
部36とし、上記第1室17の上下方向の中途部に油溜
めケース42を配設した場合において、上記油溜めケー
ス42の内部42aを上記エクステンションケース14
bの内部14cに連通させるバイパス油路40を設、
【0019】上記第2室22を同上油溜めケース42の
内部42aに連通させる第2油導入口38を形成し、同
上油溜めケース42の内部42aに対するバイパス油路
40の開口40aを同上油溜めケース42の内部42a
の上部に形成したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0021】図1と図2において、符号1は自動車のト
ランスファであり、図1中矢印Frは自動車の前方を示
している。また、下記する左右とは上記前方に向っての
方向をいうものとする。
【0022】符号2はこのトランスファ1の外殻を構成
するアルミ等の金属鋳造製のトランスファケースであ
る。このトランスファケース2の前部は、軸心が前後方
向に延びる駆動軸3を支承しており、この駆動軸3はエ
ンジンからの動力を入力して回転する。
【0023】上記駆動軸3の後方には、これと同軸上に
入力軸である後輪用出力軸5が上記トランスファケース
2の後部に支承され、この後輪用出力軸5の後端には自
在継手軸4により後輪側が連結されている。
【0024】左右方向で、上記駆動軸3の斜め下方に
は、この駆動軸3と平行に出力軸である前輪用出力軸6
が配設されている。この前輪用出力軸6は上記トランス
ファケース2の後部下端に前後一対の軸受7,7により
支承されている。この前輪用出力軸6の前端部6aには
スプラインが形成され、この前端部6aにはこの前端部
6aにスプライン嵌合した自在継手軸8により前輪側が
連結されている。
【0025】上記駆動軸3と後輪用出力軸5との間には
歯車式の変速装置10が介設されている。また、上記後
輪用出力軸5には2輪、4輪駆動用の駆動切換装置11
が設けられると共に、この駆動切換装置11に上記前輪
用出力軸6を連動連結するチェーン巻掛機構12が設け
られている。
【0026】上記トランスファケース2はケース本体1
4を有し、このケース本体14は外周壁15と、この外
周壁15内の前後中途部に設けられる仕切壁16とで構
成されている。
【0027】上記ケース本体14の内部のうち、上記仕
切壁16で仕切られた後部内が第1室17とされてい
る。上記第1室17を後外方に開放する開口18が上記
ケース本体14の後面側に形成されている。また、この
開口18を開閉自在に閉じるケースカバー20が設けら
れ、このケースカバー20は上記ケース本体14の開口
18の開口縁にボルト21によって着脱自在にねじ止め
されている。
【0028】上記ケース本体14の内部のうち、上記仕
切壁16で仕切られた前部内が第2室22とされてお
り、この第2室22に前記変速装置10が収容されてい
る。この変速装置10は、上記駆動軸3の下方に位置す
る変速軸23を有し、上記駆動軸3に固着された第1駆
動歯車25と、上記変速軸23に固着された第1減速歯
車26とが互いに噛合している。また、上記後輪用出力
軸5に遊転自在に支承された第2駆動歯車27と、同上
変速軸23に固着された第2減速歯車28とが互いに噛
合している。
【0029】30は変速切換装置で、この変速切換装置
30は上記後輪用出力軸5側に軸方向摺動自在にスプラ
イン嵌合する係合子31を有し、この係合子31の前後
移動で、この係合子31は第1駆動歯車25と第2駆動
歯車27のいずれかに選択的に係合可能となっている。
【0030】上記係合子31が図1の状態にあれば、駆
動軸3と共に回転する第1駆動歯車25に第1減速歯車
26、変速軸23、第2減速歯車28、および第2駆動
歯車27が連動するが、これらは遊転して、エンジンの
動力は後輪用出力軸5と前輪用出力軸6のいずれにも伝
達されない中立状態となる。
【0031】上記係合子31を前方に移動させて第1駆
動歯車25に係合させると、この第1駆動歯車25に係
合子31を介し後輪用出力軸5が直結され、この後輪用
出力軸5が高速回転する。
【0032】一方、係合子31を後方に移動させて第2
駆動歯車27と係合させると、第1駆動歯車25に第1
減速歯車26、変速軸23、第2減速歯車28、および
第2駆動歯車27を介し後輪用出力軸5が連結され、こ
の後輪用出力軸5が低速回転する。
【0033】前記チェーン巻掛機構12は前記第1室1
7で、後輪用出力軸5に遊転自在に支承される駆動鎖車
33と、前輪用出力軸6に固着される従動鎖車34と、
これら駆動鎖車33と従動鎖車34に巻き掛けられるチ
ェーン35とで構成されている。この場合、上記ケース
本体14の後部とケースカバー20とは左下がりの傾斜
方向に延びており、上記第1室17の上部に後輪用出力
軸5が駆動鎖車33と共に配設され、同上第1室17の
下部に前輪用出力軸6が従動鎖車34と共に配設されて
いる。
【0034】上記第1室17を形成するケース本体14
の後部の下端側は下方に膨出しており、この膨出部14
aの前面側の一部にエクステンションケース14bが一
体成形されている。このエクステンションケース14b
の内部14cをその前方の外部に貫通させる円形の貫通
孔14dが同上エクステンションケース14bに形成さ
れている。
【0035】上記貫通孔14dは上記前輪用出力軸6と
同軸上に位置している。上記前輪用出力軸6の前端部6
aはその軸方向で上記エクステンションケース14bの
内部14cを通過し、かつ、上記貫通孔14dを貫通
し、上記前端部6aには前記したように自在継手軸8を
介して前輪側が連結されている。上記前輪用出力軸6の
前端部6aは、上記貫通孔14dの内周面に対し、ブッ
シュであるエクステンション軸受14eによりその軸心
回りに回転自在に支承されている。
【0036】また、上記第1室17の下部は油溜め部3
6とされて、ここに潤滑用の油37が溜められている。
【0037】前記駆動切換装置11は、同上第1室17
で、後輪用出力軸5側に軸方向摺動自在にスプライン嵌
合する係合子39を有し、この係合子39の前後移動
で、この係合子39は上記駆動鎖車33に係脱可能とな
っている。
【0038】上記係合子39が図1の状態にあれば、係
合子39は駆動鎖車33から離脱しており、エンジンの
動力は前輪用出力軸6側には伝達されず、つまり、駆動
軸3から後輪用出力軸5に動力が伝えられたときには、
後輪のみの2輪駆動状態となる。
【0039】一方、上記係合子39を後方移動させて、
駆動鎖車33と係合させると、後輪用出力軸5に駆動鎖
車33、チェーン35、および従動鎖車34を介して前
輪用出力軸6が連結され、つまり、駆動軸3から後輪用
出力軸5に動力が伝えられたときには、前後輪による4
輪駆動状態となる。
【0040】図2と図3において、上記4輪駆動状態に
おいて、チェーン巻掛機構12は図中矢印Aの方向に回
転する。このため、チェーン35の下部が引張側35a
となって、駆動鎖車33に向い右上方に移動し、同上チ
ェーン35の上部が緩み側35bとなって、従動鎖車3
4に向い左下方に移動する。
【0041】そして、上記従動鎖車34と、チェーン3
5の引張側35aとが油溜め部36から油37を右上方
に掻き上げ、この油37はチェーン巻掛機構12、その
他の部品の潤滑に供される。また、この場合、油37は
掻き上げられるため、その油面は低下して、図2と図3
中、符号37aで示すところに変化する。
【0042】図1、図3から図5、および図7におい
て、上記ケースカバー20内部における下部20bの左
右幅寸法は、その上部20aよりも小さくされている。
【0043】このため、ケースカバー20の下部20b
の左右幅寸法を小さくした分、この幅方向において油溜
め部36の容量を小さくでき、従動鎖車34やチェーン
35による油37の撹拌抵抗が少なくされている。
【0044】また、上記の場合、ケースカバー20の下
部20bの幅寸法が小さくなって、このケースカバー2
0の剛性が低下する傾向になるが、このケースカバー2
0の上部20aは幅広とされていて、このケースカバー
20に所定の剛性が確保されている。
【0045】全図において、上記第1室17の上部を第
2室22に連通させる油送り出し孔41が上記仕切壁1
6の上部に形成されている。また、上記第2室22を第
1室17の下部に連通させる油戻し孔43が同上仕切壁
16に形成されている。
【0046】上記第1室17の上下方向の中途部におい
て、正面視(もしくは背面視)で、上記駆動鎖車33と
従動鎖車34の間、およびチェーン35の引張側35a
と緩み側35bとの間の空間に油溜めケース42が配設
されており、上記第1室17の実質容積が減少させられ
ている。
【0047】つまり、上記第1室17の内部の油面を所
定高さとするために第1室17の内部に溜められるべき
油37の量はある量に定められるが、上記油溜めケース
42を設けることにより、油面を所定高さとする場合に
おいて、上記油37の量が少なくて足りることとされて
いる。また、第1室17の内部に溜められるべき油37
の量が少なくされる分、主にチェーン35による油37
の撹拌抵抗が少なくなる。即ち、上記油溜めケース42
は、油量と撹拌抵抗の低減手段として働くこととなって
いる。
【0048】上記油溜めケース42は、上記仕切壁16
から後方に向って突出する正面視で矩形枠状の補強用第
1リブ44と、ケースカバー20の内面から前方に向っ
て突出する正面視で矩形枠状の補強用第2リブ45とを
有し、これら第1リブ44と第2リブ45は共に箱状を
なし、各突出端は互いに接合し、これにより、上記第
1、第2リブ44,45内にはほぼ閉じられた空間が形
成されている。
【0049】上記第2リブ45の上面板に切り欠き状の
第1油導入口46が形成され、この第1油導入口46
は、第1室17の内部における油溜めケース42の外部
をこの油溜めケース42の内部42aに連通させてい
る。この場合、第1リブ44の上面板にも第1油導入口
46を形成してもよい。
【0050】上記第2室22を上記油溜めケース42の
内部42aに連通させる円形の第2油導入口38が上記
仕切壁16に形成されている。
【0051】上記油溜めケース42の内部42aを上記
エクステンションケース14bの内部14cに連通させ
るバイパス油路40が上記ケース本体14の膨出部14
aの前面側に形成されている。上記油溜めケース42の
内部42aに対する上記バイパス油路40の開口40a
は上記油溜めケース42の内部42aの上部に形成され
ている。
【0052】特に、図1、2、8で示すように、上記バ
イパス油路40は次のように成形されている。即ち、ケ
ース本体14の膨出部14aの前面側を形成している壁
の内面(後面)に溝40bが形成されている。この溝4
0bは前記開口18と共に後方に向って全体的に開放さ
れており、これにより、ケース本体14の鋳造時におけ
る上記開口18と溝40bの型抜きが一体的に容易にで
きることとされている。
【0053】上記溝40bのうち、上記油溜めケース4
2の内部42aに開く開口40aから、上記エクステン
ションケース14bの内部14cに至る中途部を上記第
1室17側から開閉自在に閉じる板金製のカバー体40
cが設けられ、このカバー体40cは上記ケース本体1
4の膨出部14aの内面に締結具40dにより着脱自在
に取り付けられている。つまり、上記溝40b、カバー
体40c、および締結具40dによって、上記バイパス
油路40が形成されている。なお、理解を容易にするた
めに、上記カバー体40cは梨地模様で示してある。
【0054】そして、チェーン35で掻き上げられ、か
つ、その緩み側35bから滴下する油37は、上記第1
リブ44と第2リブ45の上面板により油送り出し孔4
1と第1油導入口46に案内され、上記油送り出し孔4
1から第2室22に供給され、かつ、上記第1油導入口
46から油溜めケース42の内部42aに供給されて、
ここに溜められる。
【0055】また、上記第2室22における油37も上
記第2油導入口38を通って油溜めケース42の内部4
2aに供給され、ここに溜められる。
【0056】上記油溜めケース42は前輪用出力軸6よ
りも上側に位置しているため、上記のように油溜めケー
ス42の内部に溜る油37は、上記バイパス油路40を
通って、上記前輪用出力軸6を通過させるエクステンシ
ョンケース14bの内部14cに円滑に流入する。
【0057】よって、4輪の駆動状態がフルタイムであ
る場合で、従動鎖車34の回転により、この従動鎖車3
4の周りが負圧になるとしても、また、トランスファ1
が後下がりであって、そのケース本体14の第1室17
の油溜め部36から、このケース本体14の前面側の一
部に成形した上記エクステンションケース14bの内部
14cに油37が流入しにくいとしても、上記エクステ
ンションケース14bに流入する油37により、前輪用
出力軸6を支承しているエクステンション軸受14eの
潤滑が十分になされることとなる。
【0058】また、上記油溜めケース42の内部に対す
るバイパス油路40の開口40aは上記油溜めケース4
2の内部42aの上部に形成されているため、油溜めケ
ース42の内部42aに溜った油37のうちの上澄みの
清んだ部分が上記バイパス油路40を通してエクステン
ション軸受14eに供給され、これにより、上記エクス
テンション軸受14eの潤滑が更に効果的に行われるこ
ととなっている。
【0059】上記油溜めケース42は上記油送り出し孔
41と第1リブ44の左方で、仕切壁16に突設される
補強用第3リブ47を有している。そして、この第3リ
ブ47により、上記第1リブ44の上面を通って油溜め
部36に戻ろうとする油37が停止させられて、油送り
出し孔41側に案内され、この油送り出し孔41を通っ
て第2室22に導かれる。そして、この油37は第2室
22で変速装置10等を潤滑する。
【0060】また、上記第3リブ47には切り欠き48
が形成されており、この切り欠き48は、上記第1リブ
44の上面を通って油溜め部36に戻ろうとする油37
の流動をある程度許容するようになっている。また、こ
の切り欠き48によって、油送り出し孔41側に案内し
ようとする油37の量を調整している。
【0061】図2、図5、および図6において、油戻し
孔43よりも油溜め部36側の第1室17の底面には補
強用第4リブ49が突設されている。この第4リブ49
は油溜め部36からチェーン35によって掻き上げられ
た油37が、油戻し孔43を通り、第2室22側に逆流
しようとすることを防止する。なお、上記油戻し孔43
と第4リブ49はなくてもよい。
【0062】図1、図2、および図6において、ケース
本体14の第1室17側の面には前輪用出力軸6の周り
に環状突起50が形成され、この環状突起50の上面に
切り欠き51が形成されている。
【0063】そして、上記切り欠き48を左方に通り抜
けた油37は、上記切り欠き51を通り、前輪用出力軸
6の支承用の軸受7を潤滑する。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。
【0065】請求項1の発明によれば、トランスファケ
ースのケース本体がその内部を前後方向で第1室と第2
室に仕切る仕切壁を有し、上記第1室の上部に前後方向
に延びる入力軸を配設し、この入力軸を介して駆動鎖車
を上記ケース本体に回転自在に支承させ、同上第1室の
下部に出力軸を配設し、この出力軸を介して従動鎖車を
同上ケース本体に回転自在に支承させ、上記駆動鎖車と
従動鎖車にチェーンを巻き掛け、上記第2室に変速装置
を設けて、この変速装置を介しエンジンからの動力を上
記入力軸に伝達可能とし、上記第1室を形成するケース
本体の前面側の一部にエクステンションケースを成形す
ると共に、このエクステンションケースの内部をその外
部に貫通させる貫通孔を形成し、上記出力軸の前端部を
その軸方向で上記エクステンションケースの内部を通過
させかつ上記貫通孔を貫通させ、同上出力軸の前端部を
上記貫通孔の内周面にエクステンション軸受により支承
させ、上記第1室の下部を油溜め部とし、上記第1室の
上下方向の中途部に油溜めケースを配設した自動車用ト
ランスファにおいて、上記油溜めケースの内部を上記エ
クステンションケースの内部に連通させるバイパス油路
を設けてある。
【0066】このため、上記出力軸よりも上側に位置す
る油溜めケースの内部に溜る油は、上記バイパス油路を
通って、上記出力軸を通過させるエクステンションケー
スの内部に円滑に流入する。
【0067】よって、4輪の駆動状態がフルタイムであ
る場合で、従動鎖車の回転により、この従動鎖車の周り
が負圧になるとしても、また、トランスファが後下がり
であって、そのケース本体の第1室の油溜め部から、こ
のケース本体の前面側の一部に成形した上記エクステン
ションケースの内部に油が流入しにくいとしても、上記
エクステンションケースに流入する油により、出力軸を
支承させるエクステンション軸受の潤滑が十分になされ
ることとなる。
【0068】ところで、上記第1室の内部に溜められた
油の油面が所定高さとなるよう、この第1室の内部には
ある量の油が供給されて溜められる。
【0069】この場合、上記第1室の内部には上記した
ように油溜めケースが設けられており、その容積分、上
記第1室の内部の油面を所定高さとする場合において、
上記油の量が少なくて足りることとされている。また、
第1室の内部に溜められるべき油の量が少なくされる
分、主にチェーンによる油の撹拌抵抗が少なくなる。即
ち、上記油溜めケースは、油量と撹拌抵抗の低減手段と
して働くこととなっている。
【0070】そして、上記低減手段として設けられた油
溜めケースが、前記したようにエクステンション軸受の
潤滑に利用されたため、別途の油供給手段を設けること
に比べて、上記エクステンション軸受の潤滑が簡単な構
成で達成される。
【0071】また、上記第1室の内部における油溜めケ
ースの外部をこの油溜めケースの内部に連通させる第1
油導入口を形成し、同上油溜めケースの内部に対するバ
イパス油路の開口を同上油溜めケースの内部の上部に形
成してある。
【0072】このため、上記第1室の内部でチェーンに
より掻き上げられた油が上記第1油導入口を通って油溜
めケースの内部に供給される
【0073】よって、上記油溜めケースの内部には十分
の油が溜められることから、これら油は上記バイパス油
路を通ってエクステンションケースの内部に十分に流入
し、よって、上記エクステンション軸受は効果的に潤滑
されることとなる。
【0074】また、上記油溜めケースの内部に対するバ
イパス油路の開口を上記油溜めケースの内部の上部に形
成してある。
【0075】このため、油溜めケースの内部に溜った油
のうちの上澄みの清んだ部分が上記バイパス油路を通し
てエクステンション軸受に供給される。
【0076】よって、上記エクステンション軸受の潤滑
が更に効果的に行われる。
【0077】請求項2の発明によれば、トランスファケ
ースのケース本体がその内部を前後方向で第1室と第2
室に仕切る仕切壁を有し、上記第1室の上部に前後方向
に延びる入力軸を配設し、この入力軸を介して駆動鎖車
を上記ケース本体に回転自在に支承させ、同上第1室の
下部に出力軸を配設し、この出力軸を介して従動鎖車を
同上ケース本体に回転自在に支承させ、上記駆動鎖車と
従動鎖車にチェーンを巻き掛け、上記第2室に変速装置
を設けて、この変速装置を介しエンジンからの動力を上
記入力軸に伝達可能とし、上記第1室を形成するケース
本体の前面側の一部にエクステンションケースを成形す
ると共に、このエクステンションケース の内部をその外
部に貫通させる貫通孔を形成し、上記出力軸の前端部を
その軸方向で上記エクステンションケースの内部を通過
させかつ上記貫通孔を貫通させ、同上出力軸の前端部を
上記貫通孔の内周面にエクステンション軸受により支承
させ、上記第1室の下部を油溜め部とし、上記第1室の
上下方向の中途部に油溜めケースを配設した自動車用ト
ランスファにおいて、上記油溜めケースの内部を上記エ
クステンションケースの内部に連通させるバイパス油路
を設けてある。
【0078】このため、上記出力軸よりも上側に位置す
る油溜めケースの内部に溜る油は、上記バイパス油路を
通って、上記出力軸を通過させるエクステンションケー
スの内部に円滑に流入する。
【0079】よって、4輪の駆動状態がフルタイムであ
る場合で、従動鎖車の回転により、この従動鎖車の周り
が負圧になるとしても、また、トランスファが後下がり
であって、そのケース本体の第1室の油溜め部から、こ
のケース本体の前面側の一部に成形した上記エクステン
ションケースの内部に油が流入しにくいとしても、上記
エクステンションケースに流入する油により、出力軸を
支承させるエクステンション軸受の潤滑が十分になされ
ることとなる
【0080】ところで、上記第1室の内部に溜められた
油の油面が所定高さとなるよう、この第1室の内部には
ある量の油が供給されて溜められる。
【0081】この場合、上記第1室の内部には上記した
ように油溜めケースが設けられており、その容積分、上
記第1室の内部の油面を所定高さとする場合において、
上記油の量が少なくて足りることとされている。また、
第1室の内部に溜められるべき油の量が少なくされる
分、主にチェーンによる油の撹拌抵抗が少なくなる。即
ち、上記油溜めケースは、油量と撹拌抵抗の低減手段と
して働くこととなっている。
【0082】そして、上記低減手段として設けられた油
溜めケースが、前記したようにエク ステンション軸受の
潤滑に利用されたため、別途の油供給手段を設けること
に比べて、上記エクステンション軸受の潤滑が簡単な構
成で達成される。
【0083】また、上記第2室を同上油溜めケースの内
部に連通させる第2油導入口を形成し、同上油溜めケー
スの内部に対するバイパス油路の開口を同上油溜めケー
スの内部の上部に形成してある。
【0084】このため、上記第2室における油が上記第
2油導入口を通って同上油溜めケースの内部に供給され
る。
【0085】よって、上記油溜めケースの内部には十分
の油が溜められることから、これら油は上記バイパス油
路を通ってエクステンションケースの内部に十分に流入
し、よって、上記エクステンション軸受は効果的に潤滑
されることとなる。
【0086】また、上記油溜めケースの内部に対するバ
イパス油路の開口を上記油溜めケースの内部の上部に形
成してある。
【0087】このため、油溜めケースの内部に溜った油
のうちの上澄みの清んだ部分が上記バイパス油路を通し
てエクステンション軸受に供給される。
【0088】よって、上記エクステンション軸受の潤滑
が更に効果的に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1‐1線矢視断面図である。
【図2】トランスファケースのケース本体の背面図であ
る。
【図3】図1の3‐3線矢視図である。
【図4】図2の4‐4線矢視断面図である。
【図5】図2の5‐5線矢視断面図である。
【図6】ケース本体の斜視図である。
【図7】ケースカバーの斜視図である。
【図8】バイパス油路の斜視展開図である。
【符号の説明】
1 トランスファ 2 トランスファケース 3 駆動軸 5 後輪用出力軸(入力軸) 6 前輪用出力軸(出力軸) 7 軸受 10 変速装置 11 駆動切換装置 12 チェーン巻掛機構 14 ケース本体 14a 膨出部 14b エクステンションケース 14c 内部 14d 貫通孔 14e エクステンション軸受 16 仕切壁 17 第1室 18 開口 20 ケースカバー 20a 上部 20b 下部 22 第2室 33 駆動鎖車 34 従動鎖車 35 チェーン 36 油溜め部 37 油 38 第2油導入口 40 バイパス油路 40a 開口 41 油送り出し孔 42 油溜めケース 42a 内部 43 油戻し孔 46 第1油導入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−258424(JP,A) 特開 平3−89061(JP,A) 特開 平7−217725(JP,A) 特開 昭62−258262(JP,A) 特開 昭63−120962(JP,A) 実開 平6−22652(JP,U) 実開 平7−5876(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 17/34 F16H 57/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスファケースのケース本体がその
    内部を前後方向で第1室と第2室に仕切る仕切壁を有
    し、上記第1室の上部に前後方向に延びる入力軸を配設
    し、この入力軸を介して駆動鎖車を上記ケース本体に回
    転自在に支承させ、同上第1室の下部に出力軸を配設
    し、この出力軸を介して従動鎖車を同上ケース本体に回
    転自在に支承させ、上記駆動鎖車と従動鎖車にチェーン
    を巻き掛け、上記第2室に変速装置を設けて、この変速
    装置を介しエンジンからの動力を上記入力軸に伝達可能
    とし、上記第1室を形成するケース本体の前面側の一部
    にエクステンションケースを成形すると共に、このエク
    ステンションケースの内部をその外部に貫通させる貫通
    孔を形成し、上記出力軸の前端部をその軸方向で上記エ
    クステンションケースの内部を通過させかつ上記貫通孔
    を貫通させ、同上出力軸の前端部を上記貫通孔の内周面
    にエクステンション軸受により支承させ、上記第1室の
    下部を油溜め部とし、上記第1室の上下方向の中途部に
    油溜めケースを配設した自動車用トランスファにおい
    て、 上記油溜めケースの内部を上記エクステンションケース
    の内部に連通させるバイパス油路を設け 上記 第1室の内部における油溜めケースの外部をこの油
    溜めケースの内部に連通させる第1油導入口を形成し
    上油溜めケースの内部に対するバイパス油路の開口を
    同上油溜めケースの内部の上部に形成した自動車用トラ
    ンスファの潤滑構造。
  2. 【請求項2】 トランスファケースのケース本体がその
    内部を前後方向で第1室と第2室に仕切る仕切壁を有
    し、上記第1室の上部に前後方向に延びる入力軸を配設
    し、この入力軸を介して駆動鎖車を上記ケース本体に回
    転自在に支承させ、同上第1室の下部に出力軸を配設
    し、この出力軸を介して従動鎖車を同上ケース本体に回
    転自在に支承させ、上記駆動鎖車と従動鎖車にチェーン
    を巻き掛け、上記第2室に変速装置を設けて、この変速
    装置を介しエンジンからの動力を上記入力軸に伝達可能
    とし、上記第1室を形成するケース本体の前面側の一部
    にエ クステンションケースを成形すると共に、このエク
    ステンションケースの内部をその外部に貫通させる貫通
    孔を形成し、上記出力軸の前端部をその軸方向で上記エ
    クステンションケースの内部を通過させかつ上記貫通孔
    を貫通させ、同上出力軸の前端部を上記貫通孔の内周面
    にエクステンション軸受により支承させ、上記第1室の
    下部を油溜め部とし、上記第1室の上下方向の中途部に
    油溜めケースを配設した自動車用トランスファにおい
    て、 上記油溜めケースの内部を上記エクステンションケース
    の内部に連通させるバイパス油路を設け、 上記第2室を同上油溜めケースの内部に連通させる第2
    油導入口を形成し、同上油溜めケースの内部に対するバ
    イパス油路の開口を同上油溜めケースの内部の上部に形
    成した自動車用トランスファの潤滑構造。
JP29353295A 1995-10-16 1995-10-16 自動車用トランスファの潤滑構造 Expired - Fee Related JP3494780B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29353295A JP3494780B2 (ja) 1995-10-16 1995-10-16 自動車用トランスファの潤滑構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29353295A JP3494780B2 (ja) 1995-10-16 1995-10-16 自動車用トランスファの潤滑構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09109712A JPH09109712A (ja) 1997-04-28
JP3494780B2 true JP3494780B2 (ja) 2004-02-09

Family

ID=17795966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29353295A Expired - Fee Related JP3494780B2 (ja) 1995-10-16 1995-10-16 自動車用トランスファの潤滑構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3494780B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016204519B4 (de) * 2016-03-18 2018-02-08 Magna powertrain gmbh & co kg Nasslaufendes Zugmittelgetriebe

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09109712A (ja) 1997-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4898654B2 (ja) 車両用動力伝達装置
US4244242A (en) Lubrication system for differential gear unit
JP4898653B2 (ja) 車両用動力伝達装置
US4261219A (en) Lubrication device for differential gear unit
US20180031097A1 (en) Transaxle
JP2002187446A (ja) 4輪駆動車の動力配分装置
JP3910251B2 (ja) 車両用変速装置の潤滑構造
JP7317127B2 (ja) 伝動装置
US4366724A (en) Transverse axle automatic transmission
JP4194304B2 (ja) 車両用変速機のハウジング
JP3494780B2 (ja) 自動車用トランスファの潤滑構造
US10914369B2 (en) Lubrication structure of power transmission device
JPH10138774A (ja) 自動車におけるトランスファのブリーザ装置
JP5597888B2 (ja) 車軸駆動装置
JP2577154Y2 (ja) 自動車用トランスファにおける軸受の潤滑構造
JP4226670B2 (ja) 自動変速機のサブオイルフィルタ配置構造
JP2585898Y2 (ja) 自動車用トランスファの潤滑構造
JP3162629B2 (ja) 自動車用動力伝達系の潤滑油流動規制装置
JP3442595B2 (ja) 自動車のトランスファにおける潤滑装置
CN113446386A (zh) 车辆用动力传递装置的润滑结构
JPH0571616A (ja) 歯車式変速機の潤滑装置
JP7286873B2 (ja) 電動駆動ユニット及びその製造方法
JP7267690B2 (ja) デファレンシャル装置
JP4258578B2 (ja) Hstを備えた車輌の伝動構造
JP6187066B2 (ja) 動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees