JP3493754B2 - 通信パラメータの判別方法及び判別装置 - Google Patents
通信パラメータの判別方法及び判別装置Info
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Description
機器間でデータ通信を行なう際に、送受信ボーレートを
整合させるのに利用される通信パラメータの判別方法及
び判別装置に関する。
行なう際には、その送信ボーレートと受信ボーレートは
基より、送信データのデータ長・パリティビットの有無
等の送信パラメータと受信側における受信データの読取
りパラメータとを整合させる必要がある。
トデータと奇数パリティビットからなるパラメータ構成
の送信データを19200bps(ボーレート)で送信
した場合には、受信側において、同19200bpsで
受信すると共に、その受信データを同8ビットデータと
奇数パリティビットからなるパラメータ構成として読取
る必要のあるもので、従来、前記送受信ボーレートやデ
ータパラメータは、送信側及び受信側において予め合わ
せた機器でデータ通信を行なっていた。
来のように、データ通信を行なう際に、その送受信ボー
レートとデータパラメータとを予め合わせた機器を使用
したのでは、その他の情報機器との間で自在にデータ通
信を行なうことができず、通信可能範囲が大幅に制限さ
れる問題がある。
もので、送受信ボーレートやデータパラメータが予め合
わされた機器でなくても、送信側における通信パラメー
タを受信側にて自動的に判別しデータ通信を行なうこと
が可能になる通信パラメータの判別方法及び判別装置を
提供することを目的とする。
る通信パラメータの判別方法は、送信側で複数種類のボ
ーレートのうち1つが指定されてその指定ボーレートで
特定コードが送信される場合に受信側でその送信ボーレ
ートを判別する判別方法であって、受信側は、複数種類
のボーレートで送られたそれぞれの特定コードを前記複
数種類のボーレートの中の最大ボーレートで受信した場
合の各読取り結果データを予め用意し、送信側から送信
された特定コードを前記最大ボーレートで読取り、この
特定コードの読取り結果データと前記予め用意された読
取り結果データとを比較して送信ボーレートを判別する
ようにしたことを特徴とする。
別装置は、送信側で複数種類のボーレートのうち1つが
指定されてその指定ボーレートで特定コードが送信され
る場合に受信側でその送信ボーレートを判別する判別装
置であって、複数種類のボーレートで送られたそれぞれ
の特定コードを前記複数種類のボーレートの中の最大ボ
ーレートで受信した場合の各読取り結果データを各種の
ボーレートに対応させて予め記憶する記憶手段と、送信
側から送信された特定コードを前記最大ボーレートで読
取る読取り手段と、この読取り手段により読取られた特
定コードの読取り結果データと前記記憶手段に予め記憶
された読取り結果データとを比較して送信ボーレートを
判別するボーレート判別手段と、この判別手段により判
別された送信ボーレートに対応して受信ボーレートを設
定するボーレート設定手段と、を具備したことを特徴と
する。
受信側において、複数種類のボーレートで送られたそれ
ぞれの特定コードを複数種類の中の最大のボーレートで
受信した場合の各読取り結果データが予め用意され、送
信された特定コードが最大のボーレートで読取られ、こ
の読取られた特定コードの読取り結果データと前記予め
用意された読取り結果データとが比較されることで送信
ボーレートが判別されるようになる。
は、複数種類のボーレートで送られたそれぞれの特定コ
ードを複数種類の中の最大ボーレートで受信した場合の
各読取り結果データが各種のボーレートに対応させて予
め記憶され、読取り手段により最大ボーレートで読取ら
れた特定コードの読取り結果データと前記予め記憶され
た読取り結果データとが比較されることで送信ボーレー
トが判別され、この判別された送信ボーレートに対応し
て受信ボーレートが設定されてデータ通信が行なえるこ
とになる。
する。図1は本発明の通信パラメータの判別方法を実施
した送信機器及び受信機器の構成を示すブロック図であ
る。
れ、このCPU12により生成される送信データはレジ
スタ13に書込まれる。このレジスタ13に書込まれた
送信データは、信号変換回路14を介して受信機器21
に送信されるもので、この信号変換回路14から前記送
信データを送信する際の送信ボーレート及びデータ長,
パリティモード等のデータパラメータは、前記CPU1
2により送信パラメータ設定部15に対し予め指定され
る。
200bps,9600bps,4800bps,24
00bps,1200bpsの中から1つが指定され、
また、データ長は、8ビット又は7ビットの何れかに指
定され、パリティモードは奇数パリティ(odd)又は
偶数パリティ(even)又はノンパリティ(non)
の何れかに指定される。
れ、このCPU22により、受信パラメータ設定部23
に対し、受信回路24における受信ボーレート及び受信
データの読取りデータ長,パリティモード等のデータパ
ラメータが設定される。
期において19200bpsに設定され、また、読取り
データ長は、8ビットに、パリティモードはノンパリテ
ィ(non)にそれぞれ初期設定される。
メータ設定部23にて初期設定された所定のボーレート
(19200bps)で受信された受信データは、前記
初期設定された所定の読取りデータ長(8ビット)で読
取られてレジスタ25に書込まれ前記CPU22で読出
される。また、9ビット目がノンパリティ(non)と
して受信され、ストップビットに対応する“1”データ
であればN(エラー無し)信号、“0”データであれば
F(フレームエラー)信号として前記CPU22に出力
される。
M26が接続される。テーブルROM26には、前記送
信機器11から複数種類のボーレート(19200bp
s,9600bps,4800bps,2400bp
s,1200bps)で送られたそれぞれの特定コード
を、受信機器21において所定のボーレート(1920
0bps)で受信した場合の各読取り結果データが各種
のボーレートに対応させたボーレート判別テーブルとし
て予め記憶されると共に、前記送信機器11から複数種
類のパラメータ(「8ビット,ノンパリティ」「8ビッ
ト,奇数パリティ」「8ビット,偶数パリティ」「7ビ
ット,ノンパリティ」「7ビット,奇数パリティ」「7
ビット,偶数パリティ」)で送られたそれぞれの特定コ
ードを、受信機器21において所定のパラメータ(8ビ
ット,ノンパリティ)で読取った場合の読取り結果デー
タが各種のパラメータに対応させたパラメータ判別テー
ブルとして予め記憶される。
ート(19200bps)で受信された特定コードの受
信データを所定のパラメータ(8ビット,ノンパリテ
ィ)で読取り、その読取り結果データが前記テーブルR
OM26内のボーレート判別テーブル及びパラメータ判
別テーブルそれぞれにおけるどの読取り結果データと一
致するか判断され、送信機器11側の設定ボーレート及
びパラメータ構成が判別される。
における受信ボーレート及び読取りパラメータが、前記
テーブルROM26内のボーレート判別テーブル及びパ
ラメータ判別テーブルを用いて判別された送信側と同じ
ボーレートとパラメータに変更設定される。
施した送信機器11から送信される特定コードの送信状
態を示すタイミングチャートである。送信機器11から
送信される特定コードは、キャリッジリターンコード
(CR:“0D”)を第1コード、ラインフィードコー
ド(LF:“0A”)を第2コードとして構成され、第
1コードCRと第2コードLFとは10msecの間隔
をおいて送信され、また、該第2コードLFの送信後は
100msecの間隔をおいて再び第1コードCR及び
第2コードLFが繰返し送信される。
送信は、受信機器21において、送信側ボーレートとそ
のデータパラメータが判別確認されるまで繰返される。
図3は前記通信パラメータの判別方法を実施した送信機
器11から8ビットデータとして送信される特定コード
の構成を示す図であり、同図(A)は第1コードCRの
構成を示す図、同図(B)は第2コードLFの構成を示
す図である。
「00001101」及び第2コードLF“0A”「0
0001010」は、何れもそのビット順序を逆にして
送信されるもので、つまり、第1コードCR“0D”は
「10110000」と送信され、また、第2コードL
F“0A”は「01010000」と送信される。
トデータとして送信される場合には、それぞれその
“0”の部分が3ビットで構成されるので、第1コード
CR“0D”は「1011000」と送信され、また、
第2コードLF“0A”は「0101000」と送信さ
れる。
第1コードCR及び第2コードLFには、何れもその先
頭に1ビットのスタートビットSTART“0”が、ま
た、終りに2ビットのストップビットSTOP“11”
が付加される。
施した受信機器21のテーブルROM26に予め記憶さ
れるテーブルデータの内容を示す図であり、同図(A)
はボーレート判別テーブルの内容を示す図、同図(B)
はパラメータ判別テーブルの内容を示す図である。
第1コードCR“0D”を各ボーレート(19200b
ps,9600bps,4800bps,2400bp
s,1200bps)で送信し、受信側で所定のボーレ
ート(19200bps)且つ所定のパラメータ(8ビ
ット,ノンパリティ)で受信した場合の読取り結果デー
タが、その8ビット分の読取りデータとノンパリティに
よるストップビットの判断データとして各送信ボーレー
トに対応付けて予め記憶される。
送信された第1コードCR“0D”は、受信機器21に
おいて19200bpsの8ビット,ノンパリティで受
信読取りした際に、その8ビット分がデータ“00”と
して読取られ、ストップビットがF(フレームエラー)
として判断されることを示している。
コードCR“0D”及び第2コードLF“0A”を、送
信側が各パラメータ(「8ビット,ノンパリティ」「8
ビット,奇数パリティ」「8ビット,偶数パリティ」
「7ビット,ノンパリティ」「7ビット,奇数パリテ
ィ」「7ビット,偶数パリティ」)で送信し、受信側が
所定のパラメータ(8ビット,ノンパリティ)で受信し
た場合の読取り結果データが、前記第1コードCR“0
D”及び第2コードLF“0A”それぞれについてスト
ップビットによるフレームエラーの判断データと共に対
応付けて予め記憶される。
別方法を実施した送信機器及び受信機器の動作について
説明する。図5は前記通信パラメータの判別方法を実施
した送信機器11及び受信機器21における通信処理を
示すフローチャートである。
PU12により、送信パラメータ設定部15に対し、送
信ボーレートが19200bps,9600bps,4
800bps,2400bps,1200bpsの中の
1つに設定され、また、送信データ長が8ビット又は7
ビットの何れかに設定され、パリティモードが奇数パリ
ティ(odd)又は偶数パリティ(even)又はノン
パリティ(non)の何れかに設定される(ステップT
1)。
より、受信パラメータ設定部23に対し、受信ボーレー
トが19200bpsに初期設定され、また、受信読取
りデータ長が8ビットに初期設定され、パリティモード
がノンパリティ(non)に初期設定される(ステップ
R1)。
し第1コードCR“0D”及び第2コードLF“0A”
が順番に書込まれ、その第1及び第2コードCR,LF
が書込まれる度に、図2のタイミングで、信号変換回路
14により、前記送信パラメータ設定部15に設定され
た送信ボーレート及びデータパラメータに従って送信さ
れる(ステップT2)。
いて19200bpsで受信され8ビット,ノンパリテ
ィとして読取られた第1コードCR“0D”の受信デー
タは、その8ビット分がレジスタ25に書込まれてCP
U22に取出され、また、9ビット目のストップビット
によるフレームエラーの判断データF又はNがCPU2
2に出力される(ステップR2)。
4及びレジスタ25を介して読取られた第1コードCR
“0D”の読取り結果データとテーブルROM26のボ
ーレート判別テーブルに予め記憶されている読取り結果
データとが比較され、送信側におけるボーレートが判別
されるもので、これにより、前記受信パラメータ設定部
23において既に19200bpsに初期設定されてい
る受信ボーレートが、前記CPU22にて判別された送
信ボーレートと一致するボーレートに変更設定される
(ステップR3)。
レートが送信機器11側の送信ボーレートに合わされた
後、該送信機器11から再び第1コードCR“0D”及
び第2コードLF“0A”が、順次、予め設定された送
信ボーレート及びデータパラメータに従って送信される
(ステップT3)。
いて前記送信側に一致したボーレートで受信され8ビッ
ト,ノンパリティとして読取られた第1コードCR“0
D”及び第2コードLF“0A”の受信データは、それ
ぞれその8ビット分が順次レジスタ25に書込まれてC
PU22に取出され、また、各9ビット目のストップビ
ットの判断データF又はNが順次CPU22に出力され
る(ステップR4)。
4及びレジスタ25を介して読取られた第1コードCR
“0D”及び第2コードLF“0A”の読取り結果デー
タとテーブルROM26のパラメータ判別テーブルに予
め記憶されている読取り結果データとが比較され、送信
側におけるデータパラメータの構成が判別されるもの
で、これにより、前記受信パラメータ設定部23におい
て既に8ビット,ノンパリティに初期設定されている読
取りデータ長及びパリティモードが、前記CPU22に
て判別された送信側におけるデータパラメータの構成と
一致する読取りデータ長及びパリティモードに変更設定
される(ステップR5)。
レート及びその読取りパラメータが送信機器11側の送
信ボーレート及びデータパラメータに合わされた後、該
送信機器11から再び第1コードCR“0D”及び第2
コードLF“0A”が、順次、予め設定された送信ボー
レート及びデータパラメータに従って送信される(ステ
ップT4)。
いて前記送信側に一致したボーレート及びデータパラメ
ータで受信されて読取られた第1コードCR“0D”及
び第2コードLF“0A”の受信データはCPU22に
取出され、正規の第1コードCR“0D”及び第2コー
ドLF“0A”に一致するか判断される(ステップR
6,R7)。
れてそのCPU22に読取られたコードデータが正規の
第1コードCR“0D”及び第2コードLF“0A”に
一致すると判断され、該受信機器21における受信ボー
レート及び読取りパラメータが送信機器11側のボーレ
ート及びデータパラメータと正しく整合されたことが確
認されると、その整合確認信号が出力される(ステップ
R7→R8)。
信号が送信機器11において受信されると、実データの
送信処理及びその受信処理が開始される(ステップT5
→T6,R9)。
確認信号が出力されないため、送信側は第1,第2コー
ドの送信を続行し(ステップT5→T2)、受信側も整
合動作を繰返すようになる(ステップR7→R2)。
る。図6は前記通信パラメータの判別方法を実施した受
信機器21におけるボーレート判別処理を説明するため
のタイミングチャートである。
定された場合、このボーレートで送信された第1コード
CR“0D”が受信機器21において初期設定されてい
る19200bpsで受信されると、スタートビットの
立ち下がり判定後、前記1200bpsで送信された第
1コードCR“0D”は、その16分の1のタイミング
で受信サンプリングされるので、実際には送信コードデ
ータのスタートビットの範囲内でのみサンプリングさ
れ、8ビット分のデータは“00”として、ストップビ
ットの判断データはストップビット“1”の検出がない
ためフレームエラーの“F”としてCPU22に読取ら
れる。
ト判別テーブル「図4(A)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“00”“F”と一致することが判
断され、送信ボーレートは1200bpsであることが
判別される。
送信された第1コードCR“0D”が受信機器21にお
いて初期設定されている19200bpsで受信される
と、スタートビットの立ち下がり判定後、前記2400
bpsで送信された第1コードCR“0D”は、その8
分の1のタイミングで受信サンプリングされるので、実
際には送信コードデータのスタートビットから第1ビッ
トの範囲内のみでサンプリングされ、8ビット分のデー
タは“80”、ストップビットの判断データはストップ
ビット“1”の検出があるためフレームエラー無しの
“N”としてCPU22に読取られる。
ト判別テーブル「図4(A)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“80”“N”と一致することが判
断され、送信ボーレートは2400bpsであることが
判別される。
ングタイミングが多少縮んだ場合には8ビット目も
“0”として読取られ、CPU22には“00”“N”
として読取られることになるので、この場合も前記ボー
レート判別テーブル「図4(A)参照」に従って送信ボ
ーレートは2400bpsであると判別されるようにし
ている。
リングタイミングが多少延びた場合には7ビット目も
“1”として読取られ、CPU22には“C0”“N”
として読取られることになるので、この場合も前記ボー
レート判別テーブル「図4(A)参照」に従って送信ボ
ーレートは2400bpsであると判別されるようにす
る。
送信された第1コードCR“0D”が受信機器21にお
いて初期設定されている19200bpsで受信される
と、スタートビットの立ち下がり判定後、前記4800
bpsで送信された第1コードCR“0D”は、その4
分の1のタイミングで受信サンプリングされるので、実
際には送信コードデータのスタートビットから第2ビッ
トの範囲内で8ビット分のデータは“78”、ストップ
ビットの判断データは“F”としてCPU22に読取ら
れる。
ト判別テーブル「図4(A)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“78”“F”と一致することが判
断され、送信ボーレートは4800bpsであることが
判別される。
送信された第1コードCR“0D”が受信機器21にお
いて初期設定されている19200bpsで受信される
と、スタートビットの立ち下がり判定後、前記9600
bpsで送信された第1コードCR“0D”は、その2
分の1のタイミングで受信サンプリングされるので、実
際には送信コードデータのスタートビットから第4ビッ
トの範囲内で8ビット分のデータは“E6”、ストップ
ビットの判断データは“N”としてCPU22に読取ら
れる。
ト判別テーブル「図4(A)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“E6”“N”と一致することが判
断され、送信ボーレートは9600bpsであることが
判別される。
で送信された第1コードCR“0D”が受信機器21に
おいて初期設定されている19200bpsで受信され
ると、スタートビットの立ち下がり判定後、前記192
00bpsで送信された第1コードCR“0D”は、同
一のタイミングで受信サンプリングされるので、8ビッ
ト分のデータは“0D”、ストップビットの判断データ
は“N”としてCPU22に読取られる。
ト判別テーブル「図4(A)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“0D”“N”と一致することが判
断され、送信ボーレートは19200bpsであること
が判別される。
ングタイミングが多少縮んだ場合には9ビット目のスト
ップビットも“0”として読取られ、CPU22には
“0D”“F”として読取られるので、この場合も前記
ボーレート判別テーブル「図4(A)参照」に従って送
信ボーレートは19200bpsであると判別される。
リングタイミングが多少延びた場合、あるいは送信デー
タ長が7ビット構成に設定されている場合には8ビット
目が“1”として読取られ、CPU22には“8D”
“N”として読取られるので、この場合も前記ボーレー
ト判別テーブル「図4(A)参照」に従って送信ボーレ
ートは18200bpsであると判別される。
パラメータの判別について説明する。図7は前記通信パ
ラメータの判別方法を実施した受信機器21において8
ビット,奇数パリティの特定コードデータを受信した場
合のパラメータ判別処理を説明するためのタイミングチ
ャートである。
パリティのパラメータ構成を設定している場合、送信さ
れた第1コードCR“0D”及び第2コードLF“0
A”が受信機器21において初期設定されている読取り
パラメータ(8ビット,ノンパリティ)で受信読取りさ
れると、第1コードCR“0D”は、その奇数パリティ
が“0”として付加された9ビット目においてストップ
ビットが検出されずフレームエラーとされ、“0D”
“F”としてCPU22に読取られると共に、第2コー
ドLF“0A”は、その奇数パリティが“1”として付
加された9ビット目においてストップビットが検出され
フレームエラー無しとされ、“0A”“N”としてCP
U22に読取られる。
タ判別テーブル「図4(B)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“0D”“F”“0A”“N”と一
致することが判断され、送信パラメータは8ビット,奇
数パリティであることが判別される。
施した受信機器21において8ビット,偶数パリティの
特定コードデータを受信した場合のパラメータ判別処理
を説明するためのタイミングチャートである。
数パリティのパラメータ構成として送信された第1コー
ドCR“0D”及び第2コードLF“0A”が受信機器
21において初期設定されている読取りパラメータ(8
ビット,ノンパリティ)で受信読取りされると、第1コ
ードCR“0D”は、その偶数パリティが“1”として
付加された9ビット目においてストップビットのエラー
無しとされ、“0D”“N”としてCPU22に読取ら
れると共に、第2コードLF“0A”は、その偶数パリ
ティが“0”として付加された9ビット目においてスト
ップビットのエラーとされ、“0A”“F”としてCP
U22に読取られる。
タ判別テーブル「図4(B)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“0D”“N”“0A”“F”と一
致することが判断され、送信パラメータは8ビット,偶
数パリティであることが判別される。
リティのパラメータ構成として送信された第1コードC
R“0D”及び第2コードLF“0A”が受信機器21
において初期設定されている読取りパラメータ(8ビッ
ト,ノンパリティ)で受信読取りされると、該第1コー
ドCR“0D”及び第2コードLF“0A”は、何れも
ストップビットのエラー無しとされ、そのまま“0D”
“N”“0A”“N”としてCPU22に読取られる。
タ判別テーブル「図4(B)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“0D”“N”“0A”“N”と一
致することが判断され、送信パラメータは8ビット,ノ
ンパリティであることが判別される。
施した受信機器21において7ビット,ノンパリティの
特定コードデータを受信した場合のパラメータ判別処理
を説明するためのタイミングチャートである。
ンパリティのパラメータ構成として送信された第1コー
ドCR“0D”及び第2コードLF“0A”が受信機器
21において初期設定されている読取りパラメータ(8
ビット,ノンパリティ)で受信読取りされると、第1コ
ードCR“0D”は、その第1ストップビット“1”が
8ビット目として読取られるので、“8D”“N”とし
てCPU22に読取られると共に、第2コードLF“0
A”も、その第1ストップビット“1”が8ビット目と
して読取られるので、“8A”“N”としてCPU22
に読取られる。
タ判別テーブル「図4(B)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“8D”“N”“8A”“N”と一
致することが判断され、送信パラメータは7ビット,ノ
ンパリティであることが判別される。
実施した受信機器21において7ビット,奇数パリティ
の特定コードデータを受信した場合のパラメータ判別処
理を説明するためのタイミングチャートである。
数パリティのパラメータ構成として送信された第1コー
ドCR“0D”及び第2コードLF“0A”が受信機器
21において初期設定されている読取りパラメータ(8
ビット,ノンパリティ)で受信読取りされると、第1コ
ードCR“0D”は、その奇数パリティとして付加され
た8ビット目が“0”として読取られるので、“0D”
“N”としてCPU22に読取られると共に、第2コー
ドLF“0A”は、その奇数パリティとして付加された
8ビット目が“1”として読取られるので、“8A”
“N”としてCPU22に読取られる。
タ判別テーブル「図4(B)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“0D”“N”“8A”“N”と一
致することが判断され、送信パラメータは7ビット,奇
数パリティであることが判別される。
実施した受信機器21において7ビット,偶数パリティ
の特定コードデータを受信した場合のパラメータ判別処
理を説明するためのタイミングチャートである。
数パリティのパラメータ構成として送信された第1コー
ドCR“0D”及び第2コードLF“0A”が受信機器
21において初期設定されている読取りパラメータ(8
ビット,ノンパリティ)で受信読取りされると、第1コ
ードCR“0D”は、その偶数パリティとして付加され
た8ビット目が“1”として読取られるので、“8D”
“N”としてCPU22に読取られると共に、第2コー
ドLF“0A”は、その偶数パリティとして付加された
8ビット目が“0”として読取られるので、“0A”
“N”としてCPU22に読取られる。
タ判別テーブル「図4(B)参照」に予め記憶されてい
る読取り結果データ“8D”“N”“0A”“N”と一
致することが判断され、送信パラメータは7ビット,偶
数パリティであることが判別される。
判別方法を実施した送信機器及び受信機器によれば、複
数種類のボーレート(19200bps,9600bp
s,4800bps,2400bps,1200bp
s)で送られたそれぞれの第1コードCR“0D”を所
定のボーレート(19200bps)で受信した場合の
各読取り結果データを各種のボーレートに対応させてボ
ーレート判別テーブルとして受信機器21のテーブルR
OM26に予め記憶させ、受信回路24により前記19
200bpsで読取った第1コードCR“0D”の読取
り結果データと前記ボーレート判別テーブルに予め記憶
された読取り結果データとを比較して送信ボーレートを
判別し、この判別した送信ボーレートに対応して受信パ
ラメータ設定部23における受信ボーレートを設定する
ので、送信ボーレートが如何なるボーレートであって
も、そのボーレートを受信機器21側で自動的に判別設
定でき、送信ボーレートの規格が異なる様々な情報機器
とのデータ通信を円滑に行なうことができる。
法を実施した送信機器及び受信機器によれば、複数種類
のパラメータ(「8ビット,ノンパリティ」「8ビッ
ト,奇数パリティ」「8ビット,偶数パリティ」「7ビ
ット,ノンパリティ」「7ビット,奇数パリティ」「7
ビット,偶数パリティ」)で送られたそれぞれの第1及
び第2コードCR“0D”,LF“0A”を所定のパラ
メータ(8ビット,ノンパリ)で読取った場合の読取り
結果データを各種のパラメータに対応させてパラメータ
判別テーブルとして受信機器21のテーブルROM26
に予め記憶させ、受信回路24により前記8ビット,ノ
ンパリティで読取った第1及び第2コードCR“0
D”,LF“0A”の読取り結果データと前記パラメー
タ判別テーブルに予め記憶された読取り結果データとを
比較して送信パラメータを判別し、この判別した送信パ
ラメータに対応して受信パラメータ設定部23における
受信パラメータを設定するので、送信パラメータが如何
なるデータパラメータであっても、そのデータパラメー
タを受信機器21側で自動的に判別設定でき、送信パラ
メータの規格が異なる様々な情報機器とのデータ通信を
円滑に行なうことができる。
おいて、複数種類のボーレートで送られたそれぞれの特
定コードを複数種類の中の最大のボーレートで受信した
場合の各読取り結果データが予め用意され、送信された
特定コードが最大のボーレートで読取られ、この読取ら
れた特定コードの読取り結果データと前記予め用意され
た読取り結果データとが比較されることで送信ボーレー
トが判別されるようになる。したがって、送受信ボーレ
ートが予め合わされた機器でなくても、送信側における
送信ボーレートを受信側にて自動的に判別しデータ通信
を行なうことが可能になる。
係わる送信機器及び受信機器の構成を示すブロック図。
機器から送信される特定コードの送信状態を示すタイミ
ングチャート。
機器から8ビットデータとして送信される特定コードの
構成を示す図であり、同図(A)は第1コードCRの構
成を示す図、同図(B)は第2コードLFの構成を示す
図。
機器のテーブルROMに予め記憶されるテーブルデータ
の内容を示す図であり、同図(A)はボーレート判別テ
ーブルの内容を示す図、同図(B)はパラメータ判別テ
ーブルの内容を示す図。
機器及び受信機器における通信処理を示すフローチャー
ト。
機器におけるボーレート判別処理を説明するためのタイ
ミングチャート。
機器において8ビット,奇数パリティの特定コードデー
タを受信した場合のパラメータ判別処理を説明するため
のタイミングチャート。
機器において8ビット,偶数パリティの特定コードデー
タを受信した場合のパラメータ判別処理を説明するため
のタイミングチャート。
機器において7ビット,ノンパリティの特定コードデー
タを受信した場合のパラメータ判別処理を説明するため
のタイミングチャート。
信機器において7ビット,奇数パリティの特定コードデ
ータを受信した場合のパラメータ判別処理を説明するた
めのタイミングチャート。
信機器において7ビット,偶数パリティの特定コードデ
ータを受信した場合のパラメータ判別処理を説明するた
めのタイミングチャート。
ジスタ、14…信号変換回路、15…送信パラメータ設
定部、21…受信機器、22…受信側CPU、23…受
信パラメータ設定部、24…受信回路、25…受信側レ
ジスタ、26…テーブルROM、CR“0D”…第1コ
ード、LF“0A”…第2コード。
Claims (2)
- 【請求項1】 送信側で複数種類のボーレートのうち1
つが指定されてその指定ボーレートで特定コードが送信
される場合に受信側でその送信ボーレートを判別する判
別方法であって、 受信側は、複数種類のボーレートで送られたそれぞれの
特定コードを前記複数種類のボーレートの中の最大ボー
レートで受信した場合の各読取り結果データを予め用意
し、送信側から送信された 特定コードを前記最大ボーレート
で読取り、この特定コードの読取り結果データと前記予
め用意された読取り結果データとを比較して送信ボーレ
ートを判別するようにした、 ことを特徴とする通信パラメータの判別方法。 - 【請求項2】 送信側で複数種類のボーレートのうち1
つが指定されてその指定ボーレートで特定コードが送信
される場合に受信側でその送信ボーレートを判別する判
別装置であって、 複数種類のボーレートで送られたそれぞれの特定コード
を前記複数種類のボーレートの中の最大ボーレートで受
信した場合の各読取り結果データを各種のボーレートに
対応させて予め記憶する記憶手段と、送信側から送信 された特定コードを前記最大ボーレート
で読取る読取り手段と、 この読取り手段により読取られた特定コードの読取り結
果データと前記記憶手段に予め記憶された読取り結果デ
ータとを比較して送信ボーレートを判別するボーレート
判別手段と、 この判別手段により判別された送信ボーレートに対応し
て受信ボーレートを設定するボーレート設定手段と、 を具備したことを特徴とする通信パラメータの判別装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25542194A JP3493754B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 通信パラメータの判別方法及び判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25542194A JP3493754B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 通信パラメータの判別方法及び判別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08125712A JPH08125712A (ja) | 1996-05-17 |
JP3493754B2 true JP3493754B2 (ja) | 2004-02-03 |
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ID=17278535
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JP25542194A Expired - Fee Related JP3493754B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 通信パラメータの判別方法及び判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3493754B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113810154A (zh) * | 2020-06-17 | 2021-12-17 | 国网信息通信产业集团有限公司 | 一种串口通信自适应方法、装置和远程通信模块 |
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JP2010124268A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Sony Corp | データ通信装置、および通信制御方法、並びにプログラム |
JP5670775B2 (ja) * | 2011-02-07 | 2015-02-18 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | シリアル通信回路、シリアル通信制御方法および半導体集積回路装置 |
JP7251324B2 (ja) * | 2019-05-31 | 2023-04-04 | 株式会社富士通ゼネラル | 通信装置、ボーレート自動設定方法及び通信システム |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25542194A patent/JP3493754B2/ja not_active Expired - Fee Related
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