JP3493729B2 - ディジタルビデオおよびオーディオ信号記録/再生装置および方法 - Google Patents

ディジタルビデオおよびオーディオ信号記録/再生装置および方法

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JP3493729B2
JP3493729B2 JP14124094A JP14124094A JP3493729B2 JP 3493729 B2 JP3493729 B2 JP 3493729B2 JP 14124094 A JP14124094 A JP 14124094A JP 14124094 A JP14124094 A JP 14124094A JP 3493729 B2 JP3493729 B2 JP 3493729B2
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタルビデオお
よびオーディオ信号記録/再生装置および方法、より具
体的には、ディジタルオーディオ信号と付随する制御用
データに関する。
【0002】
【従来の技術】既に、一部公表されている民生用デジタ
ルVCR(ビデオカセットテープレコーダ)フォーマッ
トでは、HD(高解像度)ビデオとSD(標準解像度)
ビデオとのそれぞれに関して、ディジタルオーディオ信
号の記録/再生フォーマットが規定されている。すなわ
ち、SD信号では、2チャンネルモードおよび4チャン
ネルモードが用意され、HD信号では、4チャンネルモ
ードおよび8チャンネルモードが用意されている。
【0003】すなわち、オーディオモードとしては、4
8kHz、44.1kHz、32kHzのサンプリング周波数
で、16ビットリニア量子化と、32kHz、12ビット
ノンリニア量子化との二つのモードが規定される。デー
タ量は、(2:1)の関係にある。さらに、業務用とし
て20ビットモードが用意されている。
【0004】5トラックのオーディオデータの格納エリ
アの容量は、1ビデオフレームのオーディオ信号をディ
ジタル化したものを格納可能なものである。つまり、5
トラック(60Hz方式)、6トラック(50Hz方式)当
り、16ビットモードで1チャンネル分のディジタルオ
ーディオ信号、12ビットモードで2チャンネル分のデ
ィジタルオーディオ信号を格納できる容量である。ま
た、HD信号の1ビデオフレームは、20トラックとし
て記録される。従って、HD信号を記録する時に、16
ビットモードでは、4チャンネルのオーディオ信号を記
録することができる。
【0005】複数チャンネルのオーディオデータの並び
順(各チャンネルに格納されているオーディオデータ)
を識別するために、AUDIO MODEと称されるモ
ード信号が使用され、また、前側の5トラックに記録さ
れたオーディオ信号と後側の5トラックに記録されたオ
ーディオ信号とを同時に出力するかどうかのPAと称さ
れるペアフラグが使用される。この発明は、これらのA
UDIO MODEおよびPAに関する改良である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、HDフ
ォーマットでは、トラック数が10から20へ2倍とな
るために、例えばHD4チャンネルモードによって、3
/1ステレオ信号(L、R、C、S)を記録した場合、
5トラック毎に記録されたチャンネルの二つ(LとR、
CとS)を同時に鳴らすかどうかという判断の他に、さ
らに前側10トラック、後側10トラックに記録された
オーディオ信号同士を同時に鳴らすかどうかの判断(あ
るいは規定)が必要となる。その結果、ペアフラグの記
録方法がSDフォーマットと同様のものでは、対応しき
れない問題が生じる。
【0007】また、AUDIO MODEに関して、先
に提案されているものは、SD4チャンネルモードにお
いて、モノラル信号を記録した場合は、M−(−は無効
データを表す)とされ、2ヵ国語放送等の独立した二つ
のモノラル信号を記録した場合には、M1M2とされ
る。HD8チャンネルモードでも、同様に、M−、M1
M2のAUDIO MODEを区別して記録している。
このようにすると、モードの組合せがSD信号の時と比
べて大幅に増加する。その結果、それらの組合せを認
識、処理するためのソフトウェアあるいはハードウエア
が複雑となる問題があった。
【0008】 従って、この発明の一つの目的は、HD
4チャンネルで記録された場合においても、再生時にペ
アフラグを参照するのみで、どのトラックに記録された
オーディオ信号を同時に鳴らすのかを判断が可能とされ
たディジタルビデオおよびオーディオ信号記録/再生装
および方法を提供することにある。
【0009】 この発明の他の目的は、HD8チャンネ
ルの記録時に、モノラル信号記録時のAUDIO MO
DEの組合わせが増大することを防止することができ、
ソフトウェアおよびハードウェアの簡略化が可能とされ
たディジタルビデオおよびオーディオ信号記録/再生装
および方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ディジタルビデオ信号とともに、複数チャンネルの
ディジタルオーディオ信号を記録再生するようにした記
録/再生装置において、ディジタルオーディオ信号を、
各チャンネルのオーディオデータおよびそれらのオーデ
ィオモード等の付随データの格納エリアが独立に設けら
れたフォーマットに変換するための手段と、付随データ
の格納エリアに対して、同時に出力されるオーディオ信
号を識別するためのペアフラグと、ディジタルオーディ
オデータの並び順を示すモード信号とをチャンネル毎に
挿入するための手段とからなり、1ビデオフレームと関
連するディジタルオーディオデータが記録されるエリア
が4チャンネルのモードでは、前側の2チャンネルと後
側の2チャンネルとのそれぞれにおいて、同一のペアフ
ラグおよびモード信号を記録することを特徴とするディ
ジタルビデオおよびオーディオ信号記録/再生装置であ
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、ディジタルビデ
オ信号とともに、複数チャンネルのディジタルオーディ
オ信号を記録再生するようにした記録/再生装置におい
て、ディジタルオーディオ信号を、各チャンネルのオー
ディオデータおよびそれらのオーディオモード等の付随
データの格納エリアが独立に設けられたフォーマットに
変換するための手段と、付随データの格納エリアに対し
て、同時に出力されるオーディオ信号を識別するための
ペアフラグと、ディジタルオーディオデータの並び順を
示すモード信号とをチャンネル毎に挿入するための手段
とからなり、1ビデオフレームと関連するディジタルオ
ーディオデータが記録されるエリアが8チャンネルで、
各チャンネルを同時に出力する8チャンネル一括モード
では、常に8チャンネルの全てがペアであることを示す
ペアフラグを記録することを特徴とするディジタルビデ
オおよびオーディオ信号記録/再生装置である。
【0012】
【作用】4チャンネルのオーディオ信号例えば3/1ス
テレオ信号(L、R、C、S)を記録する時に、前側の
2チャンネル(LR)と後側の2チャンネル(CS)と
のそれぞれにおいて、二つのチャンネルのペアフラグお
よびAUDIO MODEを同一としている。これによ
って、前側の2チャンネル(LR)と後側の2チャンネ
ル(CS)とがペアであることを指示することができ
る。
【0013】8チャンネルのオーディオ信号であって、
同時に8チャンネルを出力するような信号例えば5/2
ステレオ信号+超低音信号を記録する時に、各チャンネ
ルのAUDIO MODEを全て同一とする。それによ
って、これらの8チャンネルがペアであることが指示さ
れる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の好適なる一実施例を図面を
参照して説明する。以下の実施例は、この発明を、ディ
ジタルビデオ信号を圧縮して記録/再生するディジタル
VCR(ビデオカセットテープレコーダ)に適用したも
のである。但し、この発明は、テープ以外の光ディスク
等の記録媒体を使用する記録再生装置に対しても適用可
能なものである。この一実施例は、複数チャンネルのオ
ーディオ信号の再生時に同時に鳴らすかどうかを指示す
るペアフラグの改良に関するものである。
【0015】最初にディジタルVCRの一例について説
明する。この例では、コンポジットディジタルカラービ
デオ信号が輝度信号Y、色差信号R−YおよびB−Yに
分離され、DCT変換と可変長符号を用いた高能率符号
を用いた高能率圧縮方式により圧縮され、回転ヘッドに
より磁気テープに記録される。記録方式としては、SD
方式(525ライン/60Hz、625ライン/50H
z)とHD方式(1125ライン/60Hz、1250
ライン/50Hz)とが設定できる。
【0016】SD方式の場合には、1フレーム当たりの
トラック数が10トラック(525ライン/60Hzの
場合)、または12トラック(525ライン/60Hz
の場合)、HD方式の場合には、1フレーム当たりのト
ラック数がSD方式の倍、つまり、20トラック(11
25ライン/60Hzの場合)、または24トラック
(1250ライン/50Hzの場合)である。
【0017】このようなディジタルVCRにおいて、デ
ータ管理が容易で、ディジタルVCRを汎用性のある記
録再生装置として利用可能とするためのシステムとし
て、本願出願人は、先にApplication ID
なるシステムを提案している。このシステムを用いる
と、ビデオの予備データVAUX(Video Auxiliary da
ta) 、オーディオの予備データAAUX(Audio Auxili
ary data)やサブコード、およびMIC(Memory In Ca
ssette) と呼ばれるメモリを有するメモリ付カセットの
管理が容易となる。そして、パックを用いて、オーディ
オデータのアフターレコーディングやビデオデータのイ
ンサートおよびVブランキング期間に重畳されているデ
ータ(放送局の運用信号や医療用信号等)を記録してい
る。
【0018】まず、このApplication ID
システムに関して説明する。この発明が適用されたディ
ジタルVCRのテープでは、図1Aに示すように、テー
プ上に斜めトラックが形成される。1フレーム当たりの
トラック数は、上述のように、SD方式で10トラック
と12トラック、HD方式で20トラックと24トラッ
クである。図1Bは、ディジタルVCRに用いられるテ
ープの1本のトラックを示す。トラック入口側には、I
TI(Insert and Track Information)なるアフターレ
コーディングを確実に行うためのタイミングブロックが
設けられる。これは、それ以降のエリアに書かれたデー
タをアフターレコーディングして書き直す場合に、その
エリアの位置決めを正確にするために設けられるもので
ある。
【0019】どのようなディジタル信号記録再生応用装
置においても、特定エリアのデータの書き換えは必須な
ので、このトラック入口側のITIエリアは必ず存在す
ることになる。つまり、ITIなるエリアに短いシンク
長のシンクブロックを多数個書いておき、その中にトラ
ック入口側から順にそのシンク番号を振っておく。アフ
ターレコーディングをしようとする時、このITIエリ
アのシンクブロックのどれかを検出できれば、そこに書
いてある番号から現在のトラック上の位置が正確に判断
できる。それに基づいて、アフターレコーディングのエ
リアを確定することができる。一般的に、トラック入口
側は、メカ精度等の関係からヘッドの当たりが取り難く
不安定である。そのために、シンク長を短くして多数個
のシンクブロックを書いておくことにより、検出確率を
高くしている。
【0020】このITIエリアは、図2に示すように、
プリアンブル、SSA、TIAおよびポストアンブルの
4つの部分からなる。1400ビットのプリアンブル
は、ディジタル信号再生のPLLのランインの働き等を
する。SSA(Start Sync block Area )は、この機能
のために用いられるものであり、1ブロック30ビット
で構成され、61ブロックある。その後ろにTIA(Tr
ack Information Area)がある。これは、3ブロック9
0ビットで構成される。TIAは、トラック全体に関わ
る情報を格納するエリアであって、この中におおもとの
Application IDであるAPT(Applicat
ion ID of a Track )3ビット、トラックピッチを表す
SP/LP1ビット、リザーブ1ビット、それにサーボ
システムの基準フレームを示すPF(Pilot Frame )1
ビットの計6ビットが格納される。最後にマージンを稼
ぐためのポストアンブル280ビットがある。
【0021】また上述の装置において、本願出願人は先
に記録媒体の収納されるカセットにメモリICの設けら
れた回路基板を搭載して、このカセットが装置に装着さ
れるとこのメモリICに書き込まれたデータを読み出し
て記録再生の補助を行うようにすることを提案した(特
願平4−165444号、特願平4−287875
号)。本願ではこれをMICと呼ぶことにする。
【0022】MICには、テープ長、テープ厚、テープ
種類等のテープ自体の情報と共に、TOC(Table Of C
ontents )情報、インデックス情報、文字情報、再生制
御情報、タイマー記録情報等を記憶しておくことができ
る。MICを有するカセットテープをディジタルVCR
に接続すると、例えばMICに記憶されたデータが読み
出され、所定のプログラムにスキップしたり、プログラ
ムの再生順を設定したり、所定のプログラムの場面を指
定して静止画(フォト)を再生したり、タイマー予約で
記録したりすることが可能となる。
【0023】Application IDは、上述の
TIAエリアのAPTだけでなく、このMICの中にも
APM(Application ID of MIC )として、アドレス0
の上位3ビットに格納されている。Applicati
on IDの定義は、Application IDは
データ構造を規定する、としている。要するに、App
lication IDはその応用例を決めるIDでは
なく、単にそのエリアのデータ構造を決定しているだけ
である。従って、以下の意味付けがなされる。 APT・・・トラック上のデータ構造を決める。 APM・・・MICのデータ構造を決める。 APTの値により、トラック上のデータ構造が規定され
る。
【0024】つまり、ITIエリア以降のトラックが、
図3のようにいくつかのエリアに分割され、それらのト
ラック上の位置、シンクブロック構成、エラーからデー
タを保護するためのECC構成等のデータ構造が一義に
決まる。さらに各エリアには、それぞれそのエリアのデ
ータ構造を決めるApplication IDが存在
する。その意味付けは単純に以下のようになる。 エリアnのApplication ID・・・エリア
nのデータ構造を決める。
【0025】Application IDは、図4の
ような階層構造を持つ。おおもとのApplicati
on IDであるAPTによりトラック上のエリアが規
定され、その各エリアにさらにAP1〜APnが規定さ
れる。エリアの数は、APTにより定義される。図4で
は二階層で記されているが、必要に応じてさらにその下
に階層を形成してもよい。MIC内のApplicat
ion IDであるAPMは一階層のみである。その値
は、ディジタルVCRによりその機器のAPTと同じ値
が書き込まれる。
【0026】ところで、このApplication
IDシステムにより、家庭用のディジタルVCRを、そ
のカセット、メカニズム、サーボシステム、ITIエリ
アの生成検出回路等をそのまま流用して、全く別の商品
郡、例えばデータストリーマーやマルチトラック・ディ
ジタルオーディオテープレコーダーのようなものを作る
ことも可能である。また1つのエリアが決まってもその
中味をさらに、そのエリアのApplication
IDで定義できるので、あるApplication
IDの値の時はそこはビデオデータ、別の値の時はビデ
オ・オーディオデータ、またはコンピューターデータと
いうように非常に広範なデータ設定を行うことが可能に
なる。
【0027】次にAPT=000の時の様子を図5Aに
示す。この図に示されるように、トラック上にエリア
1、エリア2、エリア3が規定される。そしてそれらの
トラック上の位置、シンクブロック構成、エラーからデ
ータを保護するためのECC構成、それに各エリアを保
証するためのギャップや重ね書きを保証するためのオー
バーライトマージンが決まる。さらに各エリアには、そ
れぞれそのエリアのデータ構造を決めるApplica
tion IDが存在する。その意味付けは単純に以下
のようになる。 AP1・・・エリア1のデータ構造を決める。 AP2・・・エリア2のデータ構造を決める。 AP3・・・エリア3のデータ構造を決める。
【0028】そしてこの各エリアのApplicati
on IDが、000の時を以下のように定義する。 AP1=000・・CVCRのオーディオ、AAUXの
データ構造を採る AP2=000・・CVCRのビデオ、VAUXのデー
タ構造を採る AP3=000・・CVCRのサブコード、IDのデー
タ構造を採る ここで CVCR:家庭用ディジタル画像音声信号記録再生装置 AAUX:オーディオ予備データ VAUX:ビデオ予備データ と定義する。すなわち家庭用のディジタルVCRを実現
するときは、図5Bに示すように、 APT、AP1、AP2、AP3=000 となる。当然、APMも000の値を採る。
【0029】APT=000の時には、AAUX、VA
UX、サブコードおよびMICの各エリアは、すべて共
通のパック構造で記述される。図6に示すように、1つ
のパックは5バイト(PC0〜PC4)で構成され、先
頭の1バイトがヘッダ、残りの4バイトがデータであ
る。パックとは、データグループの最小単位のことで、
関連するデータを集めて1つのパックが構成される。
【0030】ヘッダ8ビットは、上位4ビット、下位4
ビットに分かれ、階層構造を形成する。図7のように、
上位4ビットを上位ヘッダ、下位4ビットを下位ヘッダ
として二階層とされ、さらにデータのビットアサインに
よりその下の階層まで拡張することができる。この階層
化により、パックの内容は明確に系統だてられ、その拡
張も容易となる。そしてこの上位ヘッダ、下位ヘッダに
よる256の空間は、パックヘッダ表として、その各パ
ックの内容と共に準備される。これを用いて、上述の各
エリアが記述される。パック構造は5バイトの固定長を
基本とするが、例外としてMIC内に文字データを記述
する時のみ、可変長のパック構造を用いる。これは限ら
れたバッファメモリを有効利用するためである。
【0031】図8Aは、ヘッダのバイトPC0が(50
h)とされる、AAUXソースパックのデータ配置を示
す。パックのデータ構造としては、ヘッダに対応して多
数存在するが、図8Aに示すパックは、この発明と関連
が強いものである。バイトPC1内の各ビットは、以下
のように規定される。 LF(1ビット):ビデオサンプリング周波数とオーデ
ィオサンプリング周波数とがロックしているかどうかを
指示する。 AFSIZE(6ビット):1ビデオフレーム内のオー
ディオフレームの大きさ(オーディオサンプル数)を指
示する。
【0032】バイトPC2内の各ビットの定義は、下記
のものである。 CH(3ビット):オーディオチャンネルモード(図8
B)を指示する。ここて、この3ビットが(011)で
ある、lumped 8ch オーディオモードは、8
チャンネル全てを再生するモードである。 PA(1ビット):2チャンネルを同時に出力するか、
または各チャンネルを独立に出力するかを指示するペア
フラグである。CH=011の場合は、必ずPA=0
(同時に出力することを意味する)とする。 AUDIO MODE(4ビット):記録されているオ
ーディオデータの並び順を示す。この定義について、図
9に示す。
【0033】図9中の各チャンネルは、下記のものを意
味する。 L:ステレオの左チャンネル R:ステレオの右チャンネル M1,M2:モノラル信号 C:3あるいは4チャンネルステレオの中央チャンネル S:4チャンネルステレオ(3−1システム)のサラウ
ンドチャンネル LF:4チャンネルステレオ(2−2システム)の左前
方チャンネル RF:4チャンネルステレオ(2−2システム)の右前
方チャンネル LB:4チャンネルステレオ(2−2システム)の左後
方チャンネル RB:4チャンネルステレオ(2−2システム)の右後
方チャンネル ?:区別不能 −:情報なし
【0034】4チャンネルオーディオモードあるいは8
チャンネルオーディオモードにおける、AUDIO M
ODE(4ビット)が(0001)の場合では、モノラ
ル信号M1がチャンネルA/チャンネルCとして記録さ
れる。AUDIO MODE(4ビット)が(001
0)の場合では、2チャンネルオーディオモードでは、
CH1/CH2として、モノラル信号Mが記録され、4
チャンネルオーディオモードおよび8チャンネルオーデ
ィオモードでは、CHA/CHCとして、モノラル信号
M1が記録され、CHB/CHDとして、モノラル信号
M2が記録される。このモノラル信号M1およびM2を
記録するモードを2カ国語放送の記録のために使用でき
る。
【0035】バイトPC3内の各ビットの定義は、下記
のものである。 MIX(1ビット):各成分を合成した合成オーディオ
データの有無を指示する。MIXが`0' の時、合成オー
ディオデータが存在することを意味し、これが`1' の
時、合成オーディオデータが存在しないことを意味す
る。MIXは、CH=011の場合のみ有効である。C
H≠011の場合には、MIX=1とするものとされて
いる。 ML(1ビット):MLは、多言語フラグであり、ML
=0は、多言語で記録されていることを意味し、ML=
1は、多言語で記録されていないことを意味する。 50/60(1ビット):ビデオ信号のフレーム周波数
を区別する。 STYPE(5ビット):ビデオ信号がSDかHDかを
指示する。
【0036】バイトPC4内の各ビットの定義は、下記
のものである。 EF(1ビット):エンファシスの有無を示す。 TC(1ビット):時定数を指示する。 SMP(3ビット):サンプリング周波数を指示する。 QU(3ビット):量子化ビット数を表す。
【0037】オーディオとビデオの各エリアは、それぞ
れオーディオセクタ、ビデオセクタと呼ばれる。図10
にオーディオセクタの構成を示す。なお、オーディオセ
クタは、プリアンブル、データ部およびポストアンブル
からなる。プリアンブルは、500ビットで構成され、
ランアップ400ビット、2つのプリシンクブロックか
らなる。ランアップは、PLLの引き込みのためのラン
アップパターンとして用いられ、プリシンクは、オーデ
ィオシンクブロックの前検出として用いられる。データ
部は、10500ビットからなる。後ろのポストアンブ
ルは、550ビットで構成され、1つのポストシンクブ
ロック、ガードエリア500ビットからなる。ポストシ
ンクは、そのIDのシンク番号によりこのオーディオセ
クタの終了を確認させるものであり、ガードエリアは、
アフターレコーディングしてもオーディオセクタがその
後ろのビデオセクタに食い込まないようガードするため
のものである。
【0038】プリシンク、ポストシンクの各ブロック
は、図11Aおよび図11Bに示すように、どちらも6
バイトで構成される。プリシンクの6バイト目には、S
P/LPの判別バイトがある。FFhでSP、00hで
LPを表す。ポストシンクの6バイト目は、ダミーデー
タとしてFFhを格納する。SP/LPの識別バイト
は、前述のTIAエリアにもSP/LPフラグとして存
在するが、これはその保護用である。TIAエリアの値
が読み取れれば、それを採用し、もし読み取り不可なら
このエリアの値を採用する。プリシンク、ポストシンク
の各6バイトは、24−25変換(24ビットのデータ
を25ビットに変換して記録する変調方式)を施してか
ら記録されるので、総ビット長は、 プリシンク 6×2×8×25÷24=100ビット ポストシンク 6×1×8×25÷24= 50ビット となる。
【0039】オーディオシンクブロックは、図12のよ
うに、90バイトで1シンクブロックが構成される。前
半の5バイトは、プリシンク、ポストシンクと同様の構
成とされる。データ部は77バイトで、水平パリティC
1(8バイト)と垂直パリティC2(5シンクブロッ
ク)により保護されている。オーディオシンクブロック
は、1トラック当たり14シンクブロックからなり、こ
れに24−25変換を施してから記録するので、総ビッ
ト長は、 90×14×8×25÷24=10500ビット となる。データ部の前半5バイトは、AAUX用で、こ
れで1パックが構成され、1トラック当たり9パック用
意される。図12の0から8までの番号は、トラック内
のパック番号を表す。
【0040】図13は、そのAAUXの部分を抜きだし
て、トラック方向に記述した図である。1ビデオフレー
ムは、525ライン/60Hzシステムの場合に10ト
ラックで、625ライン/50Hzシステムの場合に1
2トラックで構成される。オーディオやサブコードもこ
の1ビデオフレームに従って記録再生される。図13に
おいて、50から55までの数字は、パックヘッダの値
を示す。上述し、図8に示すパックヘッダが(50h)
のパックもこの図13中に示されている。
【0041】図13からも分かるように、10トラック
内のAAUXとして、同じパックを10回書いている。
この部分をメインエリアと称する。ここには、上述した
ように、オーディオ信号を再生するために必要なサンプ
リング周波数、量子化ビット数等の必須項目が主として
格納される。なお、データ保護のために多数回書かれ
る。これにより、テープトランスポートにありがちな横
方向の傷や片チャンネルクロッグ等が発生した場合で
も、メインエリアのデータを再現できる。
【0042】それ以外の残りのパックは、すべて順番に
つなげてオプショナルエリアとして用いられる。図13
でa、b、c、d、e、f、g、h、……のように、矢
印の方向にメインエリアのパックを抜かしてつなげてい
く。1ビデオフレームで、オプショナルエリアは30パ
ック(525ライン/60Hz)、または36パック
(625ライン/50Hz)用意される。このエリア
は、文字どおりオプションなので、各ディジタルVCR
毎に、パックヘッダ表のなかから自由にパックを選んで
記述してよい。
【0043】図14は、ビデオセクタの構成を示す。プ
リアンブルおよびポストアンブルの構成は、図10に示
されるオーディオセクタと同様である。ただし、ポスト
アンブルのガードエリアのビット数は、オーディオセク
タのそれと比べて多くなっている。ビデオセクタ内に1
49個含まれるビデオシンクブロックは、図15のよう
にオーディオと同じ90バイトで1シンクブロックが構
成される。
【0044】シンクブロックの先頭の5バイトは、プリ
シンク、ポストシンク、オーディオシンクと同様の構成
である。データ部は77バイトで、図16のように水平
パリティC1(8バイト)と垂直パリティC2(11シ
ンクブロック)により保護されている。図16の上部2
シンクブロックとC2パリティの直前の1シンクブロッ
クはVAUX専用のシンクで、77バイトのデータはV
AUXデータとして用いられる。VAUX専用シンクと
C2シンク以外は、DCT(離散コサイン変換)を用い
て圧縮されたビデオ信号のビデオデータが格納される。
ビデオデータは、24−25変換を施してから記録する
ので、ビデオセクタの総ビット長は、 90×149×8×25÷24=111750ビット である。
【0045】図16は、ビデオセクタの149シンクブ
ロックを縦に並べたものである。図16において、中央
部の135シンクブロックが、ビデオ信号の格納エリア
である。図中、BUF0からBUF26は、それぞれバ
ッファリングユニットを示している。1バッファリング
ユニットは、5シンクブロックで構成され、1トラック
に27個のバッファリングユニットが含まれる。また、
1ビデオフレーム、10トラックでは、270バッファ
リングユニット存在する。つまり、1フレームの画像デ
ータのうち、画像として有効なエリアを抜き出し、そこ
をサンプリングしたディジタルデータを実画像の様々な
部分からシャッフリングして集め270個のグループが
形成される。その1グループが、1バッファリングユニ
ットである。
【0046】1バッファリングユニット毎に、DCT変
換、量子化、可変長符号化等によってデータ圧縮を試
み、発生する符号化データが目標データ量以下かどうか
が評価される。そして、発生データ量が目標値以下とな
るような量子化ステップが決定され、決定された量子化
ステップを用いて実際の符号化がなされる。そして、発
生した符号化データが1バッファリングユニット、5シ
ンクに詰め込まれる。
【0047】さらに、図17は、サブコードセクタの構
成を示す。サブコードセクタのプリアンブル、ポストア
ンブルには、オーディオセクタやビデオセクタと異なり
プリシンクおよびポストシンクが存在しない。また他の
セクタよりも、その長さが長くなっている。これは、サ
ブコードセクタがインデックス打ち込みなど頻繁に書き
換える用途に用いられ、また、トラック最後尾にあるた
めトラック前半のずれが全部加算された形でそのしわ寄
せがくるためである。サブコードシンクブロックは、図
18のように高々12バイトしかない。前半の5バイト
は、プリシンク、ポストシンク、オーディオシンク、ビ
デオシンクと同様の構成である。続く5バイトはデータ
部で、これらによってパックが構成される。
【0048】水平パリティC1は、2バイトであり、こ
れがデータ部を保護している。また、オーディオデータ
およびビデオデータのようにC1、C2によるいわゆる
積符号構成は、サブコードでは、採用されていない。こ
れは、サブコードが主として高速サーチ用のものであ
り、C1パリティと共にC2パリティまで再生できるこ
とが少ないからである。また、200倍程度まで高速サ
ーチするために、シンク長も12バイトと短くしてあ
る。サブコードシンクブロックは、1トラック当り12
シンクブロックあり、これに24−25変換を施してか
ら記録するので、サブコードセクタの総ビット長は、 12×12×8×25÷24=1200ビット である。
【0049】次に、上述のようなデータ構造でもって、
ビデオ、オーディオおよびサブコードを記録/再生する
ための構成について、図19、図20および図21を参
照して説明する。このディジタルVCRでは、コンポジ
ットカラービデオ信号がディジタル輝度信号Y、色差信
号R−YおよびB−Yに分離され、DCT変換と可変長
符号を用いた高能率符号化方式により圧縮されて記録さ
れる。
【0050】図19において、アンテナ1でテレビジョ
ン電波信号が受信される。アンテナ1で受信された信号
がチューナー部2に供給される。チューナー部2で、こ
のテレビジョン信号からNTSC方式やPAL方式等の
コンポジットカラービデオ信号とオーディオ信号が復調
される。2カ国語放送のような多言語放送の場合では、
チューナ部2が各言語のオーディオ信号を独立に出力さ
れる。このチューナー部2からのコンポジットビデオ信
号がスイッチ3aに供給され、オーディオ信号がスイッ
チ3bに供給される。
【0051】また、外部ビデオ入力端子4にアナログコ
ンポジットビデオカラービデオ信号が供給される。この
外部ビデオ入力端子4からのコンポジットビデオ信号が
スイッチ3aに供給される。外部オーディオ入力端子5
にアナログオーディオ信号が供給される。このアナログ
オーディオ信号がスイッチ3bに供給される。
【0052】スイッチ3aで、チューナー部2からのコ
ンポジットビデオ信号と外部ビデオ入力端子4からのコ
ンポジットビデオ信号とが選択される。スイッチ3aの
出力がY/C分離回路6に供給されると共に、同期分離
回路11に供給される。Y/C分離回路6で、コンポジ
ットビデオ信号から、輝度信号(Y)と色差信号(R−
Y、B−Y)とが分離される。
【0053】Y/C分離回路6からの輝度信号(Y)お
よび色差信号(R−Y、B−Y)は、ローパスフィルタ
7a、7b、7cを介してA/D変換器8a、8b、8
cに供給される。ローパスフィルタ7a、7b、7c
は、折り返し歪みを除去するために、入力信号を帯域制
限する。ローパスフィルタ7a、7b、7cの遮断周波
数は、例えば輝度信号(Y、サンプリング周波数13.
5MHz(4のレート))に対して5.75MHz、色
差信号(R−Y、B−Y)に対しては、サンプリング周
波数6.75MHz(2のレート)で2.75MHz、
サンプリング周波数3.375MHz(1のレート)で
1.45MHzに設定される。
【0054】同期分離回路11で、垂直同期信号(Vシ
ンク)と、水平同期信号(Hシンク)とが抽出される。
同期分離回路11からの垂直同期信号(Vシンク)およ
び水平同期信号(Hシンク)は、PLL(Phase Locked
Loop )回路12に供給される。このPLL回路12
で、入力ビデオ信号にロックした基本サンプリング周波
数13.5MHzのクロックが形成される。なお、この
13.5MHzのサンプリング周波数は、上述のように
4のレートと呼ばれる。
【0055】この基本サンプリング周波数13.5MH
zのクロックがA/D変換器8aに供給される。また、
この基本サンプリング周波数13.5MHzのクロック
は分周器13に供給され、分周器13で基本サンプリン
グ周波数の1/4の周波数のクロックが形成される。こ
の基本サンプリング周波数の1/4の周波数のクロック
(1のレート)がA/D変換器8bおよび8cに供給さ
れる。
【0056】A/D変換器8a、8b、8cからのディ
ジタルコンポーネントビデオ信号Y、R−Y、B−Y
は、ブロックキング回路9に供給される。ブロッキング
回路9で、実画面上のデータが8サンプル×8ラインの
ブロックとなるように処理される。ブロッキング回路9
の出力がシャッフリング回路10に供給され、シャッフ
リングされる。シャッフリングは、ヘッドのクロッグや
テープの横傷等でテープ上に記録したデータが集中的に
失われるのを回避するために行われる。同時に、シャッ
フリング回路10では、輝度信号および色差信号を後段
で処理し易いように、並べ替えを行う。
【0057】シャッフリング回路10の出力がデータ圧
縮符号化部14に供給される。データ圧縮符号化部14
は、DCT変換等を用いた圧縮回路、符号化結果の発生
データ量を見積もる見積器、その判別結果を基に決定さ
れた量子化ステップによって最終的に量子化する量子化
器等からなる。こうして圧縮されたビデオデータは、フ
レーミング回路15で、所定のシンクブロック中に所定
の規則に従って詰め込まれる。フレーミング回路15の
出力が合成回路16に供給される。
【0058】一方、スイッチ3bで、チューナー部2か
らのオーディオ信号と外部オーディオ信号入力端子5か
らのオーディオ信号とが選択される。スイッチ3bの出
力がA/D変換器21に供給される。A/D変換器21
で、アナログオーディオ信号がディジタル化される。こ
のようにして得られたディジタルオーディオ信号は、シ
ャッフリング回路22に供給される。シャッフリング回
路22で、ディジタルオーディオデータがシャッフリン
グされる。このシャッフリング回路22の出力がフレー
ミング回路23に供給される。フレーミング回路23
で、このオーディオデータがオーディオのシンクブロッ
ク内に詰め込まれる。フレーミング回路23の出力が合
成回路24に供給される。
【0059】モード処理マイコン34は、マンマシンイ
ンターフェースを分担するマイコンであり、テレビジョ
ン画像のフィールド周波数60Hz又は50Hzに同期
して動作している。信号処理マイコン20は、よりマシ
ンに近い側で動作させるので、例えばドラムの回転数9
000rpmおよび150Hzに同期して動作してい
る。
【0060】モード処理マイコン34で、ビデオ予備デ
ータVAUX、オーディオ予備データAAUX、サブコ
ードの各パックデータが生成され、「タイトルエンド」
パック等に含まれる絶対トラック番号が信号処理マイコ
ン20で生成される。サブコード内に格納するTTC
(タイムタイトルコード)も、この信号処理マイコン2
0で生成される。
【0061】信号処理マイコン20で生成されたビデオ
予備データVAUXは、VAUX回路17を介して、合
成回路16に供給される。合成回路16で、フレーミン
グ回路15の出力に、ビデオ予備データVAUXが合成
される。また、信号処理マイコン20で発生されたオー
ディオ予備データAAUXは、AAUX回路19を介し
て、合成回路24に供給される。合成回路24で、フレ
ーミング回路23の出力に、オーディオ予備データAA
UXが合成される。合成回路16および24の出力がス
イッチ26に供給される。
【0062】また、信号処理マイコン20の出力に基づ
き、サブコード回路18で、ID部のデータSIDとA
P3、それにサブコードパックデータSDATAが生成
され、これらがスイッチ26に供給される。また、シン
ク発生回路25で、AV(オーディオ/ビデオ)の各I
D部と、プリシンクおよびポストシンクがそれぞれ生成
され、これがスイッチ26に供給される。また、回路2
5でAP1、AP2が生成され、これが所定のID部に
挿入される。スイッチ26により、回路25の出力と、
ADATA、VDATA、SID、SDATAとが所定
のタイミングで切り替えられる。
【0063】スイッチ回路26の出力がエラー訂正符号
生成回路27に供給される。エラー訂正符号生成回路2
7で、所定のパリティが付加される。エラー訂正符号生
成回路27の出力が乱数化回路29に供給される。乱数
化回路29で、記録データに偏りが出ないように乱数化
が行われる。乱数化回路29の出力が24/25変換回
路30に供給され、24ビットのデータが25ビットに
変換される。これにより、磁気記録再生時に問題となる
直流分が取り除かれる。ここで、更に図示せずもディジ
タル記録に適したPRIV(パーシャルレスポンス、ク
ラス4)のコーディング処理(1/1−D2 )も合わせ
て行われる。
【0064】24/25変換回路30の出力が合成回路
31に供給される。合成回路31で、24/25変換回
路30の出力に、オーディオ/ビデオ、サブコードのシ
ンクパターンが合成される。合成回路31の出力がスイ
ッチ32に供給される。
【0065】また、VCR全体のモード管理を行うモー
ド処理マイコン34から、APT、SP/LP、PFの
各データが出力され、これがITI回路33に供給され
る。ITI回路33からは、ITIセクタのデータが発
生される。スイッチ32は、これらのデータとアンブル
パターンを、タイミングを見て切り替えている。
【0066】スイッチ32により切り替えられたデータ
は、更に、スイッチ35により、ヘッドの切り替えタイ
ミングに応じて切り替えられる。スイッチ35の出力が
ヘッドアンプ36a、36bにより増幅され、ヘッド3
7a、37bに供給される。スイッチ40は、VCR本
体の外部スイッチで、記録、再生等を指示するスイッチ
群である。この中には、SP/LPの記録モードを設定
するスイッチがあり、その結果は、メカ制御マイコン2
8や信号処理マイコン20に指示される。
【0067】このように、この発明が適用されたディジ
タルVCRでは、ディジタル輝度信号(Y)、色差信号
(R−Y、B−Y)が圧縮されてビデオセクタに記録さ
れ、ディジタルオーディオ信号がオーディオセクタに記
録される。また、VAUX、AAUXが記録できる。V
AUXのデータおよびAAUXのデータは、パック構造
で記録される。
【0068】モード処理マイコン34内のAAUXパッ
クデータ生成部を図20に示す。まず、この生成部は、
メインエリア用とオプショナルエリア用とに分かれる。
回路201は、メインエリア用データ収集生成回路であ
る。ディジタルバスやチューナから図のようなデータを
受け取るとともに、内部でメインエリア生成用データ群
を発生する。これをメインパックのビットバイト構造に
組立て、スイッチ202によりパックヘッダを付加し、
スイッチ206を介してPS変換回路208へ入力す
る。
【0069】オプショナルエリア用データ収集回路20
3には、例えばチューナからテレビ番組のタイトルの他
に、ディジタルオーディオPCM放送のようなものから
来る音楽番組のタイトルが入力される。また、チューナ
からは、いわゆるAモード、Bモードのディジタルオー
ディオ信号のように、そのサンプリング周波数、量子化
ビット数などが決まっているものもある。さらに、AA
UXのClosedCaptionパック(55h)を
作るためには、チューナから垂直ブランキング期間内の
Closed Caption信号をもらい、デコーダ
210によりオーディオ情報を抽出する必要がある。こ
れを(50h)および(51h)の番号の各パックに格
納する。
【0070】どのパックをオプショナルエリアに記録す
るかはVCRが個々に決める。そのパックヘッダを設定
回路204により設定し、スイッチ205により付加
し、スイッチ206を介してPS変換回路208へ入力
する。これらのタイミングは、タイミング調整回路20
7により行なう。PS変換回路208は、マイコン内に
あるシリアルI/Oである。また、回路201〜207
は、実際にはマイコンプログラムである。
【0071】このように生成されたAAUXデータは、
PS変換回路208によりシリアルデータに変換し、マ
ンコン間の通信プロトコルに従って信号処理マイコン2
0へ送る。ここで、パラレルデータに戻され、バッファ
に格納される。そして、AAUX回路19からの指示に
より順に読出され、所定のタイミングで合成回路24に
渡される。
【0072】次に、ディジタルVCRの再生側の構成に
ついて図21および図22を参照して説明する。図21
において、ヘッド101a、101bから得られる信号
は、ヘッドアンプ102a、102bで増幅され、スイ
ッチ103で切り替えられる。スイッチ103の出力が
イコライザ回路104に供給される。記録時にテープと
磁気ヘッドとの電磁変換特性を向上させるため、所謂エ
ンファシス処理(例えばパーシャルレスポンス、クラス
4)を行っているが、イコライザ回路104はその逆処
理を行うものである。
【0073】イコライザ回路104の出力がA/D変換
器106に供給されると共に、クロック抽出回路105
に供給される。クロック抽出回路105によりクロック
成分が抽出される。この抽出クロックで、イコライザ回
路104の出力がA/D変換器106を用いてディジタ
ル化される。こうして得られた1ビットデータがFIF
O107に書き込まれる。
【0074】FIFO107の出力がシンクパターン検
出回路108に供給される。シンクパターン検出回路1
08には、スイッチ109を介して、各エリアのシンク
パターンが供給される。スイッチ109は、タイミング
回路113で切り替えられる。シンクパターン検出回路
108は、所謂フライホイール構成となっており、一度
シンクパターンを検出すると、それから所定のシンクブ
ロック長後に再び同じシンクパターンが来るかどうかを
みている。これが例えば3回以上正しければ真とみなす
ような構成にして、誤検出を防いでいる。
【0075】こうしてシンクパターンが検出されると、
FIFO107の各段の出力からどの部分を抜き出せば
一つのシンクブロックが取り出せるか、そのシフト量が
決定されるので、それを基にスイッチ110により必要
なビットがシンクブロック確定ラッチ111に取り込ま
れる。これにより、取り込んだシンク番号が抽出回路1
12で取り出され、タイミング回路113に入力され
る。この読み込んだシンク番号により、トラック上のど
の位置にヘッドが存在するのかが分かるので、それによ
り、スイッチ109やスイッチ114が切り替えられ
る。
【0076】スイッチ114は、ITIセクタの時に下
側に切り替えられる。分離回路115によりITIシン
クパターンが分離され、ITIデコーダ116に供給さ
れる。ITIのエリアは、コーディングして記録してあ
るので、それをデコードすることにより、APT、SP
/LP、PFの各データを取り出せる。これは、セット
外部の操作キー118が接続されている、セット全体の
動作モード等を決めるモード処理マイコン117に与え
られる。モード処理マイコン117は、メカ制御マイコ
ン128や信号処理マイコン151と連携して、セット
全体のシステムコントロールを行う。
【0077】A/Vセクタやサブコードセクタの時に
は、スイッチ114は上側に切り替えられている。分離
回路122により各セクタのシンクパターンを抜き出し
た後、24/25逆変換回路123を通して、更に逆乱
数化回路124に供給し、元のデータ列に戻される。こ
うして取り出されるデータがエラー訂正回路125に供
給される。
【0078】エラー訂正回路125では、エラーデータ
の検出、訂正が行われる。訂正不能なデータには、エラ
ーフラグを付けて出力される。各データは、スイッチ1
26により切り替えられる。
【0079】回路127は、A/VセクタのID部と、
プリシンク、ポストシンクの各シンクを担当するもの
で、ここで、シンク番号、トラック番号それにプリシン
ク、ポストシンクの各シンクに格納されていたSP/L
Pの各信号が抜き出される。これらは、タイミング回路
113に与えられ各種タイミングを作り出す。
【0080】更に、回路127でAP1、AP2が抜き
出され、それがモード処理マイコンに渡され、フォーマ
ットがチェックされる。AP1、AP2=000の時に
は、それぞれ、エリア2が画像データエリアとして定義
され、通常どうり動作されるが、それ以外の時には、警
告処理等のウォーニング動作が行われる。
【0081】SP/LPについては、ITIから得られ
たものと比較検討がモード処理マイコン117で行われ
る。ITIエリアには、その中のTIAエリアに3回S
P/LP情報が書かれており、それだけで多数決処理等
により信頼性が高められている。プリシンクは、オーデ
ィオおよびビデオにそれぞれ2シンクづつあり,計4箇
所SP/LP情報が書かれている。ここにも、そこだけ
で多数決が取られ、信頼性が高められる。そして、最終
的に両者が一致しない場合には、ITIエリアのものを
優先して採用する。
【0082】ビデオセクタからの再生データは、図22
のスイッチ129によりビデオデータとVAUXデータ
に切り分けられる。ビデオデータは、エラーフラグと共
にデフレーミング回路130に供給される。デフレーミ
ング回路130は、フレーミングの逆変換をするところ
である。
【0083】画像データは、データ逆圧縮符号化部(圧
縮符号の復号部)に供給される。つまり、逆量子化回路
131、逆圧縮回路132を通して、圧縮前のデータに
戻される。次にデシャッフリング回路133およびデブ
ロッキング回路134により、データが元の画像空間配
置に戻される。
【0084】デシャッフリング以降は、輝度信号(Y)
と色差信号(R−Y、B−Y)の3系統に分けて処理が
行われる。そして、D/A変換器135a、135b、
135cにより、アナログ信号に戻される。この時、発
振回路139と分周器140で分周した出力が用いられ
る。つまり、輝度信号(Y)は13.5MHz、色差信
号R−Y、B−Yは6.75MHz又は3.375MH
zが用いられる。
【0085】こうして得られた信号は、Y/C合成回路
136で合成され、同期信号発生回路141の同期信号
出力と合成回路137にてさらに合成される。そして、
コンポジットアナログビデオ信号として出力端子142
から出力される。
【0086】オーディオセクタからの再生データは、ス
イッチ143によりオーディオデータとAAUXデータ
に切り分けられる。オーディオデータは、次のデシャッ
フリング回路145で元の時間軸上に戻される。この
時、必要に応じて、エラーフラグを基にオーディオデー
タの補間処理が行われる。この信号は、D/A変換器1
46に供給され、アナログオーディオ信号に戻される。
そして、画像データとリップシンク等のタイミングを取
りながら、出力端子147から出力される。
【0087】スイッチ129および143により切り分
けられたVAUX、AAUXの各データは、VAUX回
路148、AAUX回路150に供給されて、エラーフ
ラグを参照しながら、多数回書き時の多数決処理等の前
処理が行われる。サブコードセクタのID部とデータ部
は、サブコード回路149に供給される。ここでも、エ
ラーフラグを参照しながら多数決処理等の前処理が行わ
れる。その後、信号処理マイコン151に供給され、最
終的な読み取り動作が行われる。
【0088】図23は、AAUXのパックデータの再生
回路150を示す。まず、スイッチ143を介されたA
AUX用データをライト側コントローラ302により制
御されるスイッチ301によって、所定のタイミング
で、メインエリア用、オプショナルエリア用に振り分け
る。
【0089】メインエリア用のパックデータは、パック
ヘッダ検出回路303によりそのヘッダを読み取ってス
イッチ304を切り換える。そして、エラーでない時に
のみデータがメインエリア用メモリ305に書込まれ
る。このメモリ305は、9ビット構成とされており、
8ビットのデータと1ビットのエラーフラグとが格納さ
れる。
【0090】メインエリア用メモリ305の初期設定と
しては、1ビデオフレーム毎にその内容を全て`1' (情
報無しを意味する)にしておく。そして、エラーであれ
ば、何もせず、エラーでなければそのデータを書込むと
ともに、エラーフラグとして`0' を書込む。メインエリ
アには、同じパックが10回、12回書かれているの
で、1ビデオフレーム終了時点で、エラーフラグが`1'
のデータが最終的にエラーと認識される。一方、オプシ
ョナルエリアは、基本的に1回書きであるので、エラー
フラグをそのままデータとともにオプショナルエリア用
のFIFO308に書込む。メモリ305およびFIF
O308の内容がリード側タイミングコントローラ30
9で制御されるスイッチ306、307を介して信号処
理マイコン151へ送られる。
【0091】信号処理マイコン151では、送られてき
たパックデータとエラーフラグから解析を行ない、メイ
ンエリアのデータおよびオプショナルエリアのデータの
それぞれについてのエラー対策を行なう。そして、P/
S変換によって、シリアルデータにデータが変換され、
モード処理マイコン117へ送られる。モード処理マイ
コン117では、パラレルデータへ戻され、パックデー
タの分解とその解析がなされる。
【0092】次に、上述のディジタルVCRのディジタ
ルオーディオ信号の記録フォーマットとペアフラグPA
の使用例について説明する。まず、オーディオモードと
しては、48kHz、44.1kHz、32kHzのサンプリ
ング周波数で、16ビットリニア量子化と、32kHz、
12ビットノンリニア量子化との二つのモードが規定さ
れる。データ量は、(2:1)の関係にある。さらに、
業務用として20ビットモードが用意されている。
【0093】図12のように1トラック当り9シンクブ
ロックのオーディオデータを格納するエリアがあり、こ
のエリアに対して、 72×9=648バイト 格納できる。5トラックでは、 648×5=3240バイト 格納できる。この容量は、1ビデオフレームのオーディ
オ信号をディジタル化したものを格納可能なものであ
る。つまり、5トラック(60Hz方式)、6トラック
(50Hz方式)当り、16ビットモードで1チャンネル
分のディジタルオーディオ信号、12ビットモードで2
チャンネル分のディジタルオーディオ信号を格納できる
容量である。以下の説明では、5トラックを例に説明す
る。
【0094】図24Aは、HD記録VCRのオーディオ
トラックの模式図である。四角1つが5トラック分の量
のオーディオデータを格納できる容量を表している。H
D記録フォーマットでは、20トラックが1ビデオフレ
ームであるので、四角が4個形成される。16ビットモ
ードでは、この四角1つ当り1チャンネル分のデータ量
と対応するので、計4チャンネル(CH1、CH2、C
H3、CH4)のオーディオデータをそれぞれ入れるこ
とができる。12ビットモードでは、5トラック当り2
チャンネル分入るので、計8チャンネル(CH1〜CH
8)の格納エリアが生じる。
【0095】SD記録VCRでは、図24Bに示すよう
に、1ビデオフレームが10トラックであるために、H
D記録VCRと比して、記録可能なオーディオデータ
は、半分のチャンネル数となる。2チャンネルの記録が
できるSDオーディオフォーマットをSD2chと称
し、4チャンネルの記録ができるSDオーディオフォー
マットをSD4chと称し、4チャンネルの記録ができ
るHDオーディオフォーマットをHD4chと称し、8
チャンネルの記録ができるHDオーディオフォーマット
をHD8chと称する。さらに、図示を省略するが、業
務用20ビットモードでは、HD記録で3チャンネル分
のディジタルオーディオ信号、SD記録で1チャンネル
分のディジタルオーディオ信号を記録できる。
【0096】ここで、実際にディジタルオーディオ信号
をテープ上に記録する場合、テープ上の連続する20ト
ラックの先頭から5トラック毎に図24Aに示すよう
に、各チャンネルのディジタルオーディオ信号を順番に
記録することができる。これは、一つの記録方法であっ
て、複数チャンネルのデータを5トラック内あるいは1
トラック内に混在して記録することも可能である。さら
に、上述のように、各チャンネル内で、オーディオデー
タのシャッフリングが行なわれる。これらの処理は、テ
ープ上の傷、ヘッドのクロッグ等により生じるエラーの
影響を低減することを目的としてなされる。この発明に
とって必要なことは、所定量のディジタルオーディオ信
号を、チャンネル毎に独立して記録できるエリアが記録
フォーマット中に存在することである。
【0097】次に、AUDIO MODEおよびPAの
使用方法の例を示す。図25は、SD2chおよびSD
4chの場合の例を示す。図25Aは、ステレオ2チャ
ンネルのオーディオデータが記録される場合のPAおよ
びAUDIO MODEを示す。PA=0によって、2
チャンネルを同時に出力することが指示される。前半5
トラックおよび後半5トラックに対してそれぞれ独立の
AUDIO MODEが記録される。図25Bは、異な
る内容(例えば2カ国語)のモノラル信号が記録された
例である。前半5トラックおよび後半5トラックに対し
てそれぞれ独立のAUDIO MODEが記録される
が、PA=1によって、2チャンネルを独立に再生する
ことが指示される。
【0098】図25Cは、SD4chモードで3/1ス
テレオ信号を記録した例である。Cで表すものは、セン
タースピーカに対するオーディオチャンネルであり、R
がリアを意味し、視聴者の耳の後方に配置されるスピー
カに対するチャンネルである。Sがサイドを意味し、視
聴者の耳の横あるいは斜め後方に配置される方のスピー
カに対するチャンネルである。SD2chモードと同様
に、前半および後半の5トラックにそれぞれ独立のAU
DIO MODE(LR、CS)が記録される。5トラ
ック内に二つのチャンネルの信号が記録されるために、
AUDIO MODEの規定の意味が2chモードと異
なっている。
【0099】図25Dは、独立した二つのステレオオー
ディオ信号(LR、L´R´)を記録する例である。こ
の場合も、前半および後半の5トラックにそれぞれ独立
のAUDIO MODE(LR、LR)が記録される。
LRおよびL´R´を同時に鳴らすことはないために、
PA=1が記録される。
【0100】次に、図26を参照してHD4chモード
およびHD8chモードについて説明する。図26A
は、HD4chモードによって、3/1ステレオ信号を
記録した例である。SDフォーマットと全く同様に5ト
ラックずつ独立のAUDIOMODE(L、R、C、
S)を記録すると、ペアフラグPAは、SDフォーマッ
トにおけるものと同様に、5トラックずつ記録されたオ
ーディオ信号(この場合では、LとR、CとS)を同時
に鳴らすことを意味する。つまり、ペアフラグは、4チ
ャンネルのオーディオ信号の全てを同時に鳴らすことを
表現することができない。
【0101】図26Bは、独立の2チャンネルステレオ
信号(LRおよびL´R´)をHD4chフォーマット
で記録した例である。図26Aと同様に、ペアフラグP
Aが全て0となり、このペアフラグPAを参照しても、
前側(10トラック)および後側(10トラック)に記
録されているオーディオ信号が独立のものか、同時に出
力すべきものかを判断できない問題がある。
【0102】この発明は、かかるHDフォーマットでオ
ーディオ信号を記録した時の問題点を解決するものであ
る。すなわち、図27Aに示すように、前側2チャンネ
ル(1チャンネルが5トラック)に、SD4chモード
に用いるLRのAUDIOMODEを記録し、後側2チ
ャンネルに、CSのAUDIO MODEを記録する。
つまり、図25CのSD4chモードと同様にAUDI
O MODEを記録する。これによって、ペアフラグを
用いることなく、前側2チャンネルおよび後側2チャン
ネルをそれぞれペアとして指示することができる。そし
て、再生時には、前側2チャンネル(LR)と後側2チ
ャンネル(CS)のオーディオ信号を同時に鳴らすため
に、各チャンネルのPAを0とする。このように、1チ
ャンネル単位では、前側のチャンネルのAUDIO M
ODEおよびPAと同じものが後側のチャンネルに記録
される。
【0103】図27Bは、独立した二つのステレオ信号
(LR、L´R´)をHD4chモードで記録する場合
に対して、この発明を適用した例である。上述と同様の
規則でAUDIO MODEおよびPAを記録する。但
し、再生時に、前側2チャンネルの信号と後側2チャン
ネルの信号とを同時に鳴らさないので、各チャンネルの
PAが1とされる。
【0104】図28Aは、二つの独立した3/1ステレ
オ信号をHD8chモードで記録した例である。先に提
案されている方法では、この場合のAUDIO MOD
Eおよびペアフラグの記録方法は、SD4chモードと
全く同様としている。LRのペアとCSのペアとは、再
生時に同時に鳴らすために、ペアフラグが0とされる。
しかしながら、前側の4チャンネルと後側の4チャンネ
ルとがペアであるかどうかを表現することができない問
題がある。
【0105】そこで、8チャンネルのオーディオ信号を
全て同時に出力する場合では、図28Bに示すように、
lumped 8chモード(一括8チャンネルモードを意味す
る)を用いる。lumped 8chモードでは、常に20トラッ
ク全体に記録されたオーディオ信号を同時に扱うため、
各チャンネルのPAとして、0を記録する。また、この
lumped 8chモードでは、図29に示すように、AUDI
O MODEの一つに対して各オーディオ信号の記録順
序(チャンネルアロケーション)を規定し,各チャンネ
ルに同一のAUDIO MODEを記録する。なお、図
29において、WOは、超低音のチャンネルを意味し、
影をつけた空きチャンネルには、MIX=0の場合で
は、各チャンネルの成分を合成したミックス信号
MIX 、RMIX が存在する。
【0106】図30および図31は、この発明の一実施
例におけるAUDIO MODEおよびPAの記録方法
をまとめて示す。図30Aは、SD2chモードの場合
を示し、図30Bは、SD4chモードの場合を示す。
これらは、図25と対応し、先に提案されているVCR
におけるこれらの制御データの記録と同様である。
【0107】図31Aは、HD4chモードの場合を示
す。これは、前側の2チャンネルのそれぞれに同一のA
UDIO MODEが記録され、後側の2チャンネルの
それぞれに同一のAUDIO MODEが記録される。
これによって、前側の2チャンネルと後側の2チャンネ
ルとがペアであることが指示できる。
【0108】図31Bは、HD8chモードの場合を示
す。これは、5トラック毎にAUDIO MODEが記
録され、前側の5トラックと後側の5トラックのペアか
どうかがペアフラグで指示される。但し、前側の10ト
ラック(4チャンネル)と後側の10トラック(4チャ
ンネル)とがペアであるかどうかを表現できない。この
図31Bは、先に提案されているVCRにおけるこれら
の制御データの記録と同様である。
【0109】図31Cは、HD lumped 8 ch モードの
場合を示す。このモードでは、各チャンネルのペアフラ
グが全てPA=1とされ、AUDIO MODEが全て
同一とされる。AUDIO MODEによって、各オー
ディオ信号のチャンネルアロケーションが指示される。
【0110】上述のように、AUDIO MODEおよ
びPAを記録するために、マイコンでなされる処理を図
32に示す。ステップ401では、ビデオ信号がSD
か、HDかが調べられる。これは、STYPEを調べれ
ば分かる。SD信号であれば、AUDIO MODEが
5トラック毎に独立に記録され、PAが前側の5トラッ
クと後側の5トラックの関係に応じて記録される(ステ
ップ402)。
【0111】ビデオ信号がSD信号でないときには、ス
テップ403において、HDビデオ信号かどうかが調べ
られる。そうでなければ、処理は、終了する。HDビデ
オ信号のときには、CHを見て、4chモードかどうか
が調べられる(ステップ404)。そうであれば、前側
の2チャンネルおよび後側の2チャンネルにそれぞれ同
一のAUDIO MODEを記録し、PAは、前側およ
び後側の10トラックずつのペアに応じたものとする
(ステップ405)。
【0112】4chモードでない時には、ステップ40
6において、CHから8チャンネルオーディオかどうか
が調べられる。8チャンネルオーディオの場合では、ス
テップ407において、5トラック毎に独立のAUDI
O MODEが記録され、前側の前半5トラックと後半
5トラックのペアの関係、並びに後側の前半5トラック
と後半5トラックのペアの関係を示すPAが記録され
る。
【0113】ステップ406において、8チャンネルオ
ーディオでない場合では、ステップ408において、 l
umped 8 ch モードかどうかが調べられる。そうでない
場合には、処理が終了する。 lumped 8 ch モードで
は、20トラック全てに同一のAUDIO MODEを
記録し、20トラック全体をペアとするPAを記録す
る。
【0114】上述の一実施例のように、AUDIO M
ODEおよびペアフラグPAを記録することによって、
SDフォーマットを何ら変更することなく、HDフォー
マットに適用することができる。また、SDフォーマッ
トと同様に、HDフォーマットにおいても、ペアフラグ
を参照するだけで、再生時にどのトラックに記録された
オーディオ信号を同時に鳴らせばよいのかを判断するこ
とができる。
【0115】次に、モノラル信号を記録する時のAUD
IO MODEの改良に関する、この発明の他の実施例
について説明する。上述した図9に示されるように、H
D8chモードでは、M−と、M1M2のAUDIO
MODEを独立のものとして規定している。このAUD
IO MODEを独立のものして記録する場合(HD8
chモード)について先ず説明する。
【0116】8chオーディオの記録方法としては、
(4ch記録×2)、(4ch記録+2ch×2)、
(2ch記録×4)の3通りの方法が可能である。ここ
で、4ch記録とは、3/1ステレオオーディオ(LR
CS)等のように、4個のオーディオ信号を同時に記録
することを意味し、2ch記録とは、ステレオオーディ
オ(LR)、モノラルオーディオ(M−、M1M2)の
ように、2個のオーディオ信号を同時に記録することを
意味している。
【0117】最終的に8個のオーディオ信号を全て記録
し終えた場合のモードの組合せを図33および図34に
示す。これらの図中の組合せには、通常考えられないA
UDIO MODEの組合せ(M−C−、CSCS等)
は含まれていない。また、4ch記録は、隣接するチャ
ンネルに記録するものとし、そのときのチャンネル割当
順序(チャンネルアロケーション)は、1通りとしてい
る。さらに、CH2、CH3にまたがる4ch記録は、
認めていない。これらの制約によって、いたずらにモー
ドの組合せが増えることをあらかじめ防止している。
【0118】8個のオーディオ信号を同時に記録するこ
とは想定していないので、各組合せは、アフレコ等の操
作を経て形成されることになるが、その過程において考
えられるモードのくみあわけの数を各組合せの横に示し
ている。詳細は、図35に示す。図33の(4ch記録
×2)の合計の組合せは、3×16=48存在し、(4
ch記録+2ch記録×2)の合計の組合せは、63×
4×2=504存在する。この×2は、前側の10トラ
ックと後側の10トラックの入れ替えを表している。図
34の(2ch記録×4)の合計の組合せは、405×
3=1215存在する。従って、8chモードのAUD
IO MODEの組合せの総合計は、 48+504+1215=1767(通り) である。
【0119】このように、先に提案されているVCRフ
ォーマットにおけるAUDIO MODEの組合せ数
が、特に、HD8chモードにおいて頗る多くなり、そ
れらの組合せの全てを認識、処理するためのマイコンの
プログラム、回路構成が複雑となる問題が生じる。この
発明の他の実施例は、かかる問題点を解決するものであ
って、AUDIO MODEの組合せ数を減少させるも
のである。このために、他の実施例は、M−とM1M2
のAUDIO MODEをMMに統一するものである。
【0120】図36および図37は、この発明の他の実
施例におけるAUDIO MODEの組合せを示すもの
である。図36は、(4ch記録×2)と(4ch記録
+2ch記録×2)とを示し、図37は、(2ch記録
×4)を示す。これらの図と上述の図33および図34
とを比較すると、モノラル信号の記録がMMに統一され
ている結果、AUDIO MODEの組合せ数を大幅に
減少させることができる。
【0121】すなわち、(4ch記録×2)の組合せ数
が48で、(4ch記録+2ch記録×2)の組合せ数
が7×16×2=224(通り)である。この×2は、
前側10トラックと後側10トラックの入れ替えを表し
ている。また、(2ch記録×4)の組合せ数が15×
16=240となる。従って、AUDIO MODEの
総組合せ数は、 48+224+240=512(通り) である。このように、AUDIO MODEの組合せを
大幅に減少させることができる。
【0122】図38は、この発明の他の実施例における
再生時の処理を示すフローチャートである。この処理
は、モード処理マイコンが各チャンネルについて行な
う。先ず、ステップ501において、AUDIO MO
DEがLRかが決定される。そうであれば、前側(L)
および後側(R)の信号が同時に出力される(ステップ
502)。
【0123】AUDIO MODEがLRでないなら
ば、処理がステップ503に移る。このステップ503
では、AUDIO MODEがMMかどうかが決定され
る。そうでなければ、すなわち、(−−)のときには、
処理が終了する。そうであれば、すなわち、(M1M
2、M−、あるいはMM)ならば、前側に記録されてい
るモノラルオーディオ信号のみが再生される(ステップ
504)。次のステップ505では、オーディオチャン
ネルを選択するためのスイッチが切り換えられたかどう
かが調べられる。そうでなければ、処理が終了する。ス
イッチが切り換えられたならば、後側に記録されている
モノラルオーディオ信号のみが再生される。このように
して、MMにAUDIO MODEを統一しても、記録
されているオーディオ信号を支障なく再生することがで
きる。
【0124】以上述べたように、この発明の他の実施例
では、AUDIO MODEのモード数を大幅に少なく
することができ、マイコンの処理プログラム、回路構成
をより簡略化することができる。
【0125】
【発明の効果】この発明により、HD4chモードにお
いて、SD4chモードで規定されるAUDIO MO
DEを前側の2チャンネルおよび後側の2チャンネルの
単位で記録することによって、再生時にどのチャンネル
のオーディオ信号を同時に出力するべきかを判断するこ
とが可能となる。また、一括HD8chモードでは、全
てのチャンネルのAUDIO MODEを同一とするこ
とによって、一括8chモードを認識することができ
る。
【0126】また、この発明は、モノラル信号に関する
AUDIO MODEを一つのコードに統一することに
よって、モードの組合せ数を大幅に少なくすることがで
き、モード識別のためのマイコンの処理プログラム、回
路構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープのトラックフォーマットを示す略線図で
ある。
【図2】テープのトラックフォーマットを示す略線図で
ある。
【図3】テープのトラックフォーマットを示す略線図で
ある。
【図4】アプリケーションIDの階層構造を示す略線図
である。
【図5】テープのトラックフォーマットを示す略線図で
ある。
【図6】パックの構造を示す略線図である。
【図7】ヘッダの階層構造を示す略線図である。
【図8】パックの一例のデータ構成を示す略線図であ
る。
【図9】パック内のデータの定義を示す略線図である。
【図10】テープのトラックフォーマットを示す略線図
である。
【図11】プリシンクおよびポストシンクの構成を示す
略線図である。
【図12】テープのトラックフォーマットを示す略線図
である。
【図13】テープのトラックフォーマットを示す略線図
である。
【図14】テープのトラックフォーマットを示す略線図
である。
【図15】テープのトラックフォーマットを示す略線図
である。
【図16】テープのトラックフォーマットを示す略線図
である。
【図17】テープのトラックフォーマットを示す略線図
である。
【図18】テープのトラックフォーマットを示す略線図
である。
【図19】ディジタルVCRの記録系を示すブロック図
である。
【図20】オーディオ補助データの生成のための構成を
示すブロック図である。
【図21】ディジタルVCRの再生系の一部を示すブロ
ック図である。
【図22】ディジタルVCRの再生系の他の一部を示す
ブロック図である。
【図23】再生されたオーディオ補助データを処理する
回路のブロック図である。
【図24】ディジタルVCRにおけるディジタルオーデ
ィオ信号の記録フォーマットを示す略線図である。
【図25】SDフォーマットにおけるペアフラグおよび
AUDIO MODEの使用例のいくつかを示す略線図
である。
【図26】HDフォーマットにおけるペアフラグおよび
AUDIO MODEの使用例のいくつかを示す略線図
である。
【図27】HDフォーマットに対して適用されたこの発
明の一実施例におけるペアフラグおよびAUDIO M
ODEの使用例のいくつかを示す略線図である。
【図28】HDフォーマットの8chモードに対して適
用されたこの発明の一実施例におけるペアフラグおよび
AUDIO MODEの使用例を示す略線図である。
【図29】一括8chモードにおけるAUDIO MO
DEによるチャンネル割当てを示す略線図である。
【図30】SDフォーマットにおけるペアフラグおよび
AUDIO MODEを説明するための略線図である。
【図31】この発明の一実施例におけるペアフラグおよ
びAUDIO MODEを説明するための略線図であ
る。
【図32】ペアフラグおよびAUDIO MODEを記
録するためのマイコンの処理の一例のフローチャートで
ある。
【図33】AUDIO MODEの組合せ数を求めるた
めの略線図である。
【図34】AUDIO MODEの組合せ数を求めるた
めの略線図である。
【図35】AUDIO MODEの組合せ数を求めるた
めの略線図である。
【図36】この発明の他の実施例におけるAUDIO
MODEの組合せ数を求めるための略線図である。
【図37】この発明の他の実施例におけるAUDIO
MODEの組合せ数を求めるための略線図である。
【図38】この発明の他の実施例における再生時のマイ
コンの処理の一例のフローチャートである。
【符号の説明】
20 信号処理マイコン 25 シンク発生回路 27 エラー訂正符号生成回路 28、128 メカ制御マイコン 34、117 モード処理マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−166509(JP,A) 特開 平5−144176(JP,A) 特開 平5−242598(JP,A) 特開 平5−37892(JP,A) 特開 平5−30472(JP,A) 特開 平5−300111(JP,A) 特開 平5−20798(JP,A) 特開 平4−285767(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 H04N 5/91

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルビデオ信号とともに、複数チ
    ャンネルのディジタルオーディオ信号を記録再生するよ
    うにした記録/再生装置において、 上記ディジタルオーディオ信号を、各チャンネルのオー
    ディオデータおよびそれらのオーディオモード等の付随
    データの格納エリアが独立に設けられたフォーマットに
    変換するための手段と、 上記付随データの格納エリアに対して、同時に出力され
    るオーディオ信号を識別するためのペアフラグと、ディ
    ジタルオーディオデータの並び順を示すモード信号とを
    チャンネル毎に挿入するための手段とからなり、 1ビデオフレームと関連するディジタルオーディオデー
    タが記録されるエリアが4チャンネルのモードでは、前
    側の2チャンネルと後側の2チャンネルとのそれぞれに
    おいて、同一の上記ペアフラグおよび上記モード信号を
    記録することを特徴とするディジタルビデオおよびオー
    ディオ信号記録/再生装置。
  2. 【請求項2】 ディジタルビデオ信号とともに、複数チ
    ャンネルのディジタルオーディオ信号を記録再生するよ
    うにした記録/再生装置において、 上記ディジタルオーディオ信号を、各チャンネルのオー
    ディオデータおよびそれらのオーディオモード等の付随
    データの格納エリアが独立に設けられたフォーマットに
    変換するための手段と、 上記付随データの格納エリアに対して、同時に出力され
    るオーディオ信号を識別するためのペアフラグと、ディ
    ジタルオーディオデータの並び順を示すモード信号とを
    チャンネル毎に挿入するための手段とからなり、 1ビデオフレームと関連するディジタルオーディオデー
    タが記録されるエリアが8チャンネルで、各チャンネル
    を同時に出力する8チャンネル一括モードでは、常に上
    記8チャンネルの全てがペアであることを示す上記ペア
    フラグを記録することを特徴とするディジタルビデオお
    よびオーディオ信号記録/再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のディジタルビデオおよ
    びオーディオ信号記録/再生装置において、 上記8チャンネル一括モードの場合のチャンネル割当て
    順序をモード信号が一義的に指示することを特徴とする
    装置。
  4. 【請求項4】 ディジタルビデオ信号とともに、複数チ
    ャンネルのディジタルオーディオ信号を記録再生するよ
    うにした記録/再生方法において、 上記ディジタルオーディオ信号を、各チャンネルのオー
    ディオデータおよびそれらのオーディオモード等の付随
    データの格納エリアが独立に設けられたフォーマットに
    変換するためのステップと、 上記付随データの格納エリアに対して、同時に出力され
    るオーディオ信号を識別するためのペアフラグと、ディ
    ジタルオーディオデータの並び順を示すモード信号とを
    チャンネル毎に挿入するためのステップとからなり、 1ビデオフレームと関連するディジタルオーディオデー
    タが記録されるエリアが4チャンネルのモードでは、前
    側の2チャンネルと後側の2チャンネルとのそれぞれに
    おいて、同一の上記ペアフラグおよび上記モード信号を
    記録するステップを含むことを特徴とするディジタルビ
    デオおよびオーディオ信号記録/再生方法。
  5. 【請求項5】 ディジタルビデオ信号とともに、複数チ
    ャンネルのディジタルオーディオ信号を記録再生するよ
    うにした記録/再生方法において、 上記ディジタルオーディオ信号を、各チャンネルのオー
    ディオデータおよびそれらのオーディオモード等の付随
    データの格納エリアが独立に設けられたフォーマットに
    変換するためのステップと、 上記付随データの格納エリアに対して、同時に出力され
    るオーディオ信号を識別するためのペアフラグと、ディ
    ジタルオーディオデータの並び順を示すモード信号とを
    チャンネル毎に挿入するためのステップとからなり、 1ビデオフレームと関連するディジタルオーディオデー
    タが記録されるエリアが8チャ ンネルで、各チャンネル
    を同時に出力する8チャンネル一括モードでは、常に上
    記8チャンネルの全てがペアであることを示す上記ペア
    フラグを記録するステップを含むことを特徴とするディ
    ジタルビデオおよびオーディオ信号記録/再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のディジタルビデオおよ
    びオーディオ信号記録/再生方法において、 上記8チャンネル一括モードの場合のチャンネル割当て
    順序をモード信号が一義的に指示するステップを含むこ
    とを特徴とする方法。
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