JP3493586B2 - セラミックスのメタライズ組成物 - Google Patents
セラミックスのメタライズ組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セラミックスと金属
とをろう付け接合するなどのためにセラミックスの表面
を金属化するメタライズ組成物に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より高純度のアルミナセラミック
ス,窒化珪素セラミックスなどを主成分とするセラミッ
クス同志あるいはこのようなセラミックスと金属とを、
金属ろう材料を用いて接合することなどを目的として、
Mo−Mn−SiO2系やCu−Ag−Ti系の組成物
を用いるメタライズ(金属化)方法が提案されて来た。
本発明者は、既に特許願昭63−215579号によっ
て、これらのセラミックスと適度に反応性を有し、金ろ
うなどの高温ろう材を用いてろう付処理を施すことが出
来るメタライズ組成物としてZrを9.0〜14.0重
量%含み、Yを3.5重量%以下、残部実質的にNiよ
りなる成分を提案している。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】その場合、SiO2相
を殆ど含まない高純度アルミナセラミックスなどをMo
−Mn−SiO2系組成物を用いて金属化する場合に
は、期待するほどの接合強度が得られない。又、Cu−
Ag−Ti系組成物は900℃程度と比較的融点が低い
ため、より高温の融点を有する金属ろう材を用いること
が出来ないなどの制約があった。Ni−Zr−Y系の組
成物の場合には、結合強度が充分でなかったために実用
にならなかった。 【0004】 【問題を解決するための手段】本発明はこれらの問題点
を解決し、より結合強度の高いメタライズ組成物を提供
するすることを目的としている。本発明のメタライズ組
成物はZrを9.0〜14.0重量%、Pdを0.1〜
12.0重量%含み、残部実質的にNi及び不可避的不
純物よりなることを特徴としている。これらのセラミッ
クスに対して、ジルコニウム、Zr、は少量でも濡れ性
を著しく向上させるので、溶融初期の段階でメタライズ
組成物が表面張力によって、塗布パターンよりも縮小し
てしまうのを妨げ、正確なパターンを溶着させるのに有
効であり、さらにメタライズ組成物が溶融状態に保持さ
れている間にセラミックスの表面でセラミクスの成分と
反応し酸化物、炭化物、窒化物などの各種のセラミック
スに応じて、Zrの酸化物、炭化物、窒化物を形成し、
メタライズ層を強固に結合させるのに有効である。但
し、Zrが多すぎる場合にはかえって過剰な反応を生じ
てセラミックスを劣化させたり、メタライズ層を酸化さ
せ易くし、金属ろう材の流れ性を低下させるのであまり
多量に含有させることはかえって不利となる。又、Zr
が少な過ぎる場合には、結合強度が弱くなり不利となる
ので、9.0〜14.0重量%(以下、重量%の重量を
省略)の範囲内で配合する必要がある。ZrはTiに比
較して、より活性なうえに、より低成分で、より低い融
点の共晶を形成することが出来るから、この1200℃
程度の温度で、例え多少メタライズ炉中の雰囲気が悪く
ても活性を維持することが出来るのでTiよりはるかに
有効である。又、このTiやV、Nb、Hfなど類似の
元素を4%以内の範囲で添加することも、本発明のメタ
ライズ組成物の特性にそれほど悪影響を与えないので可
能である。PdはZrと同様融点を低下させると同時に
セラミックスとの結合力を増大させ、さらにPdを含有
させない場合よりバラツキを少なくして信頼性を向上さ
せることが出来るので0.1%以上含有させる。しか
し、12.0%以上含有させる場合には、メタライズ層
の融点を上げメタライズ層の流動性を低下させて、緻密
なメタライズ層を形成させるのを妨げたりメタライズ層
を硬くしてろう付残留歪を吸収させにくくする。残部の
成分であるNiは本来、耐酸化性に優れ、Zrと融点の
低い共晶を形成して、濡れ性を改善することが出来るの
で、表而の平滑なメタライズ層を形成させるのに有効な
元素である。もちろん不可避的不純物とせてO、N、H
などのガス成分や、S、C、Si、Bなどの半金属を含
有することもある。又、Niと性質が類似しており広い
固溶範囲を有するFe、Co、Mn、Cr、Cuなどを
10%の範囲内で含有させることもメタライズ層の特性
にそれほど悪影響を与えないので可能である。本発明の
メタライズ組成物をセラミックスに溶着させるには、前
記組成の150メッシュ以下の合金あるいは混合した元
素金属の微粉末に適度な流動性とセラミックス表面への
付着力とを付与するために、粘結剤としてエチルセルロ
ース系、アクリル系などのビークルを混合してペースト
状とし、スクリーン印刷、刷毛、へらなどの塗り方によ
って、セラミックスの所定の面に塗布し、乾繰後、A
r、Ne、H2真空などの非酸化性雰囲気中で、120
0〜1300℃の温度範囲で5〜30分間保持し、溶融
あるいは半溶融状態にして、メタライズ層を形成させ
る。本発明のメタライズ組成物を溶着したアルミナ、窒
化珪素などのセラミックスのメタライズ表面上に、さら
に耐熱性に優れたNi、Co、Ag、Au、Rhなどを
メッキ処理し、メタライズ層中のZrが酸化されて、ろ
うの流れが妨げられるのを防ぎながら各種のろう材、例
えばパラジウムろう、金ろう、銅ろう、ニッケルろうな
どを用いて、金属部材にろう付することが出来る。本発
明によって、従来、製造困難とされていた高融点ろう材
を用いて、含SiO2ガラス粒界相の少ないセラミック
スと金属とのろう付接合体を造ることが出来る。特に高
純度アルミナとして99%以上の純度を有するセラミッ
クス部材とコバール合金、42%Ni−Fe合金などの
金属部材とを金−銅ろう、金−ニッケルろうなどを用い
て接合し、気密封止などを行なうのに最適であり、高温
で使用されるか腐食環境下で使用される各種の気密部品
を製造するのに実用することが出来る。 【0005】 【実施例1】Zr13.0%、Pd3.0%、残部Ni
よりなる本発明のメタライズ組成を200メッシュ以下
の微粉末の金属粉として混合して配合し、エチルセルロ
ース系のビークルを混入せてペースト状とし、厚み3.
0mm、外径25mm、内径8mmのドーナッツ状の9
9.5%のAl2O3セラミックスの表面に直径14.
5mmの円形パターンをスクリーン印刷して乾燥した後
H2炉で1250℃約10分間溶融焼付けてメタライズ
処理を施こした。その後Niメッキを厚さ0.005m
m程度施こした後、Ni29%、Co17%、残部Fe
よりなるコバール合金の直径14.0mm、厚さ0.5
mm円板をBAu−4の金−ニッケルろうを用いて真空
中970℃で炉中ろう付してリーク試験用試験片を作製
し、Heリークテストを実施した。その結果、リーク量
として1.2×10−9atm.cc/sec以下の良
好な測定値を得た。 【0006】 【実施例2】第1表に記截の如き各種の本発明のメタラ
イズ組成物を実施例1と同様な方法によって、厚さ5m
m、縦、横、各々20mm、純度99.5%のAl2O
3セラミックスの表面にメタライズ処理、Niメッキ処
理を施こした後、同表に記載の如く、金ろうを介して、
各々の寸法のコバール円筒物の一方の端面をろう付した
後、剪断試験を実施して同表に記載の如き結果を得た。
金ろうのろう付温度の1000℃程度で、コバール合金
はアルミナよりもはるかに大きく熱膨張した状態でろう
付される為にかなりの残留応力が残るので、測定値に若
干バラッキがある。しかし、BAu−1より融点の低く
耐食耐酸化性に優れたBAu−4の場合に、Pd含有量
のあまり多くない3〜5%程度の組成物では柔軟なメタ
ライズ層を形成することが出来るので比較的高い測低値
を安定して示しており、実用上有効である。 【0007】 【発明の効果】本発明によれば、セラミックスと金属と
を銀ろうなどよりもはるかに融点の高い金ろうを用いて
強固にろう付接合することが出来る。したがって、従
来、一般的に採用されて来た銀ろう付による場合より
も、耐熱性、耐酸化性、耐蝕性に優れた金ろう付による
接合部品を提供することが出来るので新しいセラミック
スの用途を拡大する創造的技術である。
とをろう付け接合するなどのためにセラミックスの表面
を金属化するメタライズ組成物に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より高純度のアルミナセラミック
ス,窒化珪素セラミックスなどを主成分とするセラミッ
クス同志あるいはこのようなセラミックスと金属とを、
金属ろう材料を用いて接合することなどを目的として、
Mo−Mn−SiO2系やCu−Ag−Ti系の組成物
を用いるメタライズ(金属化)方法が提案されて来た。
本発明者は、既に特許願昭63−215579号によっ
て、これらのセラミックスと適度に反応性を有し、金ろ
うなどの高温ろう材を用いてろう付処理を施すことが出
来るメタライズ組成物としてZrを9.0〜14.0重
量%含み、Yを3.5重量%以下、残部実質的にNiよ
りなる成分を提案している。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】その場合、SiO2相
を殆ど含まない高純度アルミナセラミックスなどをMo
−Mn−SiO2系組成物を用いて金属化する場合に
は、期待するほどの接合強度が得られない。又、Cu−
Ag−Ti系組成物は900℃程度と比較的融点が低い
ため、より高温の融点を有する金属ろう材を用いること
が出来ないなどの制約があった。Ni−Zr−Y系の組
成物の場合には、結合強度が充分でなかったために実用
にならなかった。 【0004】 【問題を解決するための手段】本発明はこれらの問題点
を解決し、より結合強度の高いメタライズ組成物を提供
するすることを目的としている。本発明のメタライズ組
成物はZrを9.0〜14.0重量%、Pdを0.1〜
12.0重量%含み、残部実質的にNi及び不可避的不
純物よりなることを特徴としている。これらのセラミッ
クスに対して、ジルコニウム、Zr、は少量でも濡れ性
を著しく向上させるので、溶融初期の段階でメタライズ
組成物が表面張力によって、塗布パターンよりも縮小し
てしまうのを妨げ、正確なパターンを溶着させるのに有
効であり、さらにメタライズ組成物が溶融状態に保持さ
れている間にセラミックスの表面でセラミクスの成分と
反応し酸化物、炭化物、窒化物などの各種のセラミック
スに応じて、Zrの酸化物、炭化物、窒化物を形成し、
メタライズ層を強固に結合させるのに有効である。但
し、Zrが多すぎる場合にはかえって過剰な反応を生じ
てセラミックスを劣化させたり、メタライズ層を酸化さ
せ易くし、金属ろう材の流れ性を低下させるのであまり
多量に含有させることはかえって不利となる。又、Zr
が少な過ぎる場合には、結合強度が弱くなり不利となる
ので、9.0〜14.0重量%(以下、重量%の重量を
省略)の範囲内で配合する必要がある。ZrはTiに比
較して、より活性なうえに、より低成分で、より低い融
点の共晶を形成することが出来るから、この1200℃
程度の温度で、例え多少メタライズ炉中の雰囲気が悪く
ても活性を維持することが出来るのでTiよりはるかに
有効である。又、このTiやV、Nb、Hfなど類似の
元素を4%以内の範囲で添加することも、本発明のメタ
ライズ組成物の特性にそれほど悪影響を与えないので可
能である。PdはZrと同様融点を低下させると同時に
セラミックスとの結合力を増大させ、さらにPdを含有
させない場合よりバラツキを少なくして信頼性を向上さ
せることが出来るので0.1%以上含有させる。しか
し、12.0%以上含有させる場合には、メタライズ層
の融点を上げメタライズ層の流動性を低下させて、緻密
なメタライズ層を形成させるのを妨げたりメタライズ層
を硬くしてろう付残留歪を吸収させにくくする。残部の
成分であるNiは本来、耐酸化性に優れ、Zrと融点の
低い共晶を形成して、濡れ性を改善することが出来るの
で、表而の平滑なメタライズ層を形成させるのに有効な
元素である。もちろん不可避的不純物とせてO、N、H
などのガス成分や、S、C、Si、Bなどの半金属を含
有することもある。又、Niと性質が類似しており広い
固溶範囲を有するFe、Co、Mn、Cr、Cuなどを
10%の範囲内で含有させることもメタライズ層の特性
にそれほど悪影響を与えないので可能である。本発明の
メタライズ組成物をセラミックスに溶着させるには、前
記組成の150メッシュ以下の合金あるいは混合した元
素金属の微粉末に適度な流動性とセラミックス表面への
付着力とを付与するために、粘結剤としてエチルセルロ
ース系、アクリル系などのビークルを混合してペースト
状とし、スクリーン印刷、刷毛、へらなどの塗り方によ
って、セラミックスの所定の面に塗布し、乾繰後、A
r、Ne、H2真空などの非酸化性雰囲気中で、120
0〜1300℃の温度範囲で5〜30分間保持し、溶融
あるいは半溶融状態にして、メタライズ層を形成させ
る。本発明のメタライズ組成物を溶着したアルミナ、窒
化珪素などのセラミックスのメタライズ表面上に、さら
に耐熱性に優れたNi、Co、Ag、Au、Rhなどを
メッキ処理し、メタライズ層中のZrが酸化されて、ろ
うの流れが妨げられるのを防ぎながら各種のろう材、例
えばパラジウムろう、金ろう、銅ろう、ニッケルろうな
どを用いて、金属部材にろう付することが出来る。本発
明によって、従来、製造困難とされていた高融点ろう材
を用いて、含SiO2ガラス粒界相の少ないセラミック
スと金属とのろう付接合体を造ることが出来る。特に高
純度アルミナとして99%以上の純度を有するセラミッ
クス部材とコバール合金、42%Ni−Fe合金などの
金属部材とを金−銅ろう、金−ニッケルろうなどを用い
て接合し、気密封止などを行なうのに最適であり、高温
で使用されるか腐食環境下で使用される各種の気密部品
を製造するのに実用することが出来る。 【0005】 【実施例1】Zr13.0%、Pd3.0%、残部Ni
よりなる本発明のメタライズ組成を200メッシュ以下
の微粉末の金属粉として混合して配合し、エチルセルロ
ース系のビークルを混入せてペースト状とし、厚み3.
0mm、外径25mm、内径8mmのドーナッツ状の9
9.5%のAl2O3セラミックスの表面に直径14.
5mmの円形パターンをスクリーン印刷して乾燥した後
H2炉で1250℃約10分間溶融焼付けてメタライズ
処理を施こした。その後Niメッキを厚さ0.005m
m程度施こした後、Ni29%、Co17%、残部Fe
よりなるコバール合金の直径14.0mm、厚さ0.5
mm円板をBAu−4の金−ニッケルろうを用いて真空
中970℃で炉中ろう付してリーク試験用試験片を作製
し、Heリークテストを実施した。その結果、リーク量
として1.2×10−9atm.cc/sec以下の良
好な測定値を得た。 【0006】 【実施例2】第1表に記截の如き各種の本発明のメタラ
イズ組成物を実施例1と同様な方法によって、厚さ5m
m、縦、横、各々20mm、純度99.5%のAl2O
3セラミックスの表面にメタライズ処理、Niメッキ処
理を施こした後、同表に記載の如く、金ろうを介して、
各々の寸法のコバール円筒物の一方の端面をろう付した
後、剪断試験を実施して同表に記載の如き結果を得た。
金ろうのろう付温度の1000℃程度で、コバール合金
はアルミナよりもはるかに大きく熱膨張した状態でろう
付される為にかなりの残留応力が残るので、測定値に若
干バラッキがある。しかし、BAu−1より融点の低く
耐食耐酸化性に優れたBAu−4の場合に、Pd含有量
のあまり多くない3〜5%程度の組成物では柔軟なメタ
ライズ層を形成することが出来るので比較的高い測低値
を安定して示しており、実用上有効である。 【0007】 【発明の効果】本発明によれば、セラミックスと金属と
を銀ろうなどよりもはるかに融点の高い金ろうを用いて
強固にろう付接合することが出来る。したがって、従
来、一般的に採用されて来た銀ろう付による場合より
も、耐熱性、耐酸化性、耐蝕性に優れた金ろう付による
接合部品を提供することが出来るので新しいセラミック
スの用途を拡大する創造的技術である。
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フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C04B 41/80 - 41/91
C04B 37/00 - 37/02
C22C 19/03
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 Zrを9.0〜14.0重量%、Pdを
0.1〜12.0重量%含み、残部実質的にNi及び不
可避的不純物よりなるこを特徴とするセラミックスのメ
タライズ組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11087293A JP3493586B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | セラミックスのメタライズ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11087293A JP3493586B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | セラミックスのメタライズ組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06287094A JPH06287094A (ja) | 1994-10-11 |
JP3493586B2 true JP3493586B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=14546847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11087293A Expired - Fee Related JP3493586B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | セラミックスのメタライズ組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3493586B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5762265B2 (ja) * | 2011-11-30 | 2015-08-12 | 京セラ株式会社 | セラミック体と金属体との接合体 |
-
1993
- 1993-04-01 JP JP11087293A patent/JP3493586B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06287094A (ja) | 1994-10-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |