JP3493545B2 - 椅 子 - Google Patents
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Description
な人が、椅子から立ちあがる時などに、その補助をすべ
く座を昇降させることができる椅子に関し、特に座を最
も低くした場合には座椅子として好適に使用できる椅子
に関する。
姿勢から立ち上がる際の動作に支障がある場合が多い。
特に座椅子などのように座が床近くに位置するようなも
のでは、このことが顕著となる一方、着座時にも同様の
問題が生じる場合もある。そこで、近時、座を自動昇降
可能な構成とし、座を昇降動作させることにより、使用
者の起立動作、あるいは着座動作を補助するようにした
椅子が開発されている。このような座の昇降機能は、老
人等を車椅子やベッドに移し替えるときにも好適に作用
する。
昇降機構としては、ボールねじを電動モータによって回
転させ座に止着したナットを上下動させることにより座
を昇降させるねじ送り方式のものや、減速機付電動モー
タの出力軸と座とを一本のベルトにより連結し、モータ
の回転によりベルトを巻き取りあるいは繰出すことで座
を昇降させるベルトドライブ方式のものが知られてい
る。
子は主として介護用のものであることから、誰でもが入
手し易いように安価に提供できること、及び高い安全性
を有することが特に望まれる。ところが上述した2種の
昇降機構のうち、前者のものは、ボールねじとナットの
組み合わせからなるねじ送り機構がかなり高価であるこ
とから、価格的な問題点が大きい。一方、後者のものは
ベルトが切れたときなどに、座が突然落下したりショッ
ク感を生じるといった不具合がある。
一挙に解決すべくなされたものであって、基本的にはベ
ルトドライブ方式を採用してその価格的な利点を活かし
つつ、ベルト部材を複数設けることにより、ベルト部材
の切断等による不具合を解消することを主たる目的とし
ている。
は、最低位置と最高位置との間で昇降可能に設けられた
座と、モータ等の回転駆動源と、この回転駆動源と連動
回転する巻取部材と、この巻取部材及び座間に設けられ
該座を吊り下げるように支持し得る複数のベルト部材と
を具備し、巻取部材を回転させ該巻取部材に前記ベルト
部材を巻取らせまたは繰出させることにより、座を昇降
させるとともに、複数のベルト部材を、動力伝達ベルト
部材と補助ベルト部材とから構成し、これらベルト部材
に作用する負荷に差異を設け、主として前記動力伝達ベ
ルト部材によって、または前記動力伝達ベルト部材のみ
によって、座を吊り下げ支持させていることを特徴とす
る。
らかの原因でベルト部材の一本が切断あるいは切断に近
いような破損を引き起こした場合であっても、残りのベ
ルト部材により座を支持することができ、座の落下や切
断等によるショック感の発生を防止できる。また、基本
的にはベルトドライブ方式であるので、ねじ送り方式の
ような価格的な問題点を生じることもない。
分散作用させると、極めて可能性が小さいながらも、す
べてのベルト部材がほぼ同時に切断等を引き起こす場合
がある。しかし、本実施形態に係る椅子では、複数のベ
ルト部材を、動力伝達ベルト部材と補助ベルト部材とか
ら構成し、主として前記動力伝達ベルト部材によって、
または前記動力伝達ベルト部材のみによって、座を吊り
下げ支持させているので、このような可能性をほとんど
なくすことができる。
ック機構を設けることなく、座をその位置に保持させ、
かつ回転駆動源の回転を好適に減速して巻取部材に伝達
するためには、回転駆動源の出力軸をウォームギヤを介
して巻取部材に連結することが好ましい。
低位置が、座椅子として使用することが可能な高さに設
定されているものが挙げられる。
床面との間で足や物品を挟むような不具合を確実に回避
するには、座の下面に、上向きの力を受圧した場合に作
動し、座の降下動作を強制停止させる非常停止機構を設
けているものが好ましい。
ための操作手段を設ける好適な部位としては、肘掛けが
好ましく、特に左右いずれの半身が不自由な使用者にも
好適に対応するには、座の両側方にそれぞれ肘掛けを設
けるとともに、前記操作手段を、前記左右肘掛けのいず
れかに選択的に取付け可能に構成しているものが望まし
い。
適な実施態様としては、回転駆動源が電動モータであ
り、この電動モータを、その出力軸が略鉛直となるよう
に配置しているものが挙げられる。
説明する。本実施例に係る椅子は、図1〜図5に示すよ
うに、支持体10と、この支持体10に最低位置と最高
位置との間で昇降可能に支持された背座部1と、この支
持体10に支持され背座部1を昇降駆動するための駆動
機構9とを具備するもので、最低位置においては座椅子
として用いることができるように設定したものである。
を支持するとともにその昇降動作を案内する支持案内部
101と、電動モータ2等を含む駆動機構9を支持する
駆動機構支持部102とを具備する。この支持体10の
構成要素について詳述すると、ベース103は、前後に
延びる左右一対の丸パイプ131を、それらの後端近傍
間に横架された横架材132によって連結してなるもの
で、この丸パイプ131が床面に接して椅子全体を支持
する役割を果たす。
する横架材132の左右各端部から上斜め後方に延びる
ように設けたそれぞれが円柱状をなす一対の案内部材1
11と、この案内部材111に上下動可能に外嵌しその
前端を背座部1に止着された取付具112と、各案内部
材111の上端部間を連結する補強材113とを具備す
る。取付具112は、各案内部材111に対し一対が上
下に設けられており、各取付具112は、図示しない一
対のローラを内蔵してこれらローラによって案内部材1
11を前後から挟みこませてなる。また、本実施例では
前記補強材113の上面に椅子を移動させる時などに用
いられる取手114を取り付けている。
すように、前記横架材132の後端に、後方に延びるよ
うに取り付けられた水平支持板121と、左右に離間さ
せてこの水平支持板121から立設した一対の立設板1
22とを具備する。また、水平支持板121の後端部に
は一対のローラ123がそれぞれ左右に突出するように
取り付けてある。これらローラ123は下端が丸パイプ
131の下端と同一高さ、または若干上方に位置するよ
うにしてあり、椅子を後に傾けることにより、このロー
ラ123のみを床面に接させて、椅子を移動させ得るよ
うに構成している。
1Bと、座1Aと、これら背1B及び座1Aを支持する
背座支持体1Cとを一体的に具備する。背座支持体1C
は、側面視略L字形をなす一対のパイプ状支持部材1C
1を左右に離間させるように横架材1C4、1C5、1
C6で連結してなるもので、支持部材1C1の起立部分
1C3において主として背1Bを支持し、水平部分1C
2において主として座1Aを支持する。横架材1C4、
1C5、1C6は、支持部材1C1における起立部分1
C3の上端部間、起立部分1C3の下端部間、及び水平
部分1C2の前端部間の3個所にそれぞれ配置されてお
り、前端部間に配置されたもの1C6は、左右の支持部
材1C1を屈曲させてこれらと一体に形成したものであ
る。起立部分1C3と水平部分1C2とのなす角度は、
ベース103を構成する丸パイプ131と支持案内部1
01を構成する案内部材111とのなす角度に略一致さ
せてあり、各支持部材1C1は各案内部材111の前方
にそれぞれ位置するように、それらの左右離間距離は案
内部材111の左右離間距離に略一致させてある。そし
て、この支持部材1C1における起立部分1C3の上部
及び下部に、案内部材111に外嵌させた前記取付具1
12の前端が溶接等によって取り付けられている。
めのカバーである。駆動機構9は、図6、図7に示すよ
うに、回転駆動源たる電動モータ2と、巻取部材3と、
この巻取部材3と電動モータ2とを連動回転可能に連結
する連動機構5と、巻取部材3及び背座部1を連結する
2本のベルト部材41、42とを具備する。
軸21側の端面に取り付けたブラケット板22を、駆動
機構支持部102を構成する立設板122の上端間に跨
るように配置しねじ止めすることによって、出力軸21
が鉛直下方に延出するような姿勢で固定してある。巻取
部材3は、立設板122間に横架され回転可能に支持さ
れた巻取軸31と、この巻取軸31に等間隔で取り付け
られた円盤状をなす3つのベルト止め金具32(2つは
大径で1つは小径)とからなる。そして巻取軸31にお
ける各ベルト止め金具32間に各ベルト部材41、42
の一端部が止着され、巻取軸31の回転でベルト部材4
1、42が巻き取られ又は繰出されるように構成してあ
る。
巻取部材3に伝達する一方、巻取部材3の回転は電動モ
ータ2に伝達されないように構成してなるもので、この
構成により、電動モータ2を停止させれば巻取部材3が
回転不能にロックされるようにしている。具体的には、
この連動機構5は、ウォームホイール512とこれに噛
合するウォーム511とからなるウォームギヤ51を主
体として構成してあり、上述した機能に加えて、電動モ
ータ2の回転を減速して巻取部材3に伝達するようにし
ている。ウォーム511は、電動モータ2の出力軸21
にカップリングを介して直列連結されたウォーム支持軸
53に止着され、起立状態となっている。なお、図6、
図7中符号54はウォーム支持軸53を回転可能に支持
する軸受けである。ウォームホイール512は巻取軸3
1の一端部に止着されている。
耐荷重等において同等である動力伝達ベルト部材41と
補助ベルト部材42とを組み付けている。各ベルト部材
41、42は、それぞれ単独で、座1Aや着座者の重量
はもちろんのこと着座者の起立着席動作等で生じ得る衝
撃的な荷重をも支持できる程度のものを採用している。
そして、上述したように、各ベルト部材41、42の一
端を巻取軸31における各ベルト止め金具32間にそれ
ぞれ止着するとともに、そこから上方に延出させて、図
4、図5等に示すように、支持案内部101を構成する
補強材113の下面に設けた方向変換バー612によっ
て方向変換し、この方向変換バー612から下方に延出
させて、その他端を、背座支持体1Cを構成する横架材
1C5の中央部に設けたベルト取付ブラケット1C7に
それぞれ止着している。
力伝達ベルト部材41によって、または前記動力伝達ベ
ルト部材41のみによって、座1Aの吊り下げまたは昇
降に係る動力を伝達するように構成する一方、補助ベル
ト部材42は緩まない程度に張られるように構成してい
る。このためには、例えば、組立時に、まず動力伝達ベ
ルト部材41を組み付け、この動力伝達ベルト部材41
のみで背座部1を昇降させるようにした後、補助ベルト
部材42を、緩まない程度に張ればよい。また、動力伝
達ベルト部材41は、座1Aの左右方向の略中心にその
他端を止着されるように配置してあり、座1Aのバラン
スを好適に保たせることによって、昇降動作の円滑化を
図っている。
転・停止あるいは回転方向の操作、すなわち、座1Aの
上昇・降下・停止操作を行なうための操作手段たる操作
スイッチ83、動力伝達ベルト部材41の切断あるいは
切断に近いような破損を検知して電動モータ2の回転を
強制停止させる緊急停止機構6(図8にのみ示す)、及
び、座1Aの下面に設けられ上向きの力を受けた場合に
作動して座1Aの降下動作を強制停止させる非常停止機
構7を設けている。
に、座1Aの両側方にそれぞれ設けられた肘掛け81、
82のいずれかに選択的にかつ着脱可能に取り付け得る
ようにしたもので、取付状態では、肘掛け81、82の
先端から前方に突出するように設定している。また、こ
の操作スイッチ83は取り外した状態で出荷され、納入
時に使用者の好みに応じていずれかの肘掛け81、82
に取り付け得るようにしている。これは、例えば左利き
や右利きの人に対応するためだけでなく、左右いずれか
の半身が不自由な人に、極めて扱い易くするためであ
る。もちろん、価格的な問題がなければ、操作スイッチ
83を肘掛け81、82の両方に設けても構わない。な
お、各肘掛け81、82は、後端部を枢支させてあり、
水平となる使用位置から、起立する非使用位置の間で回
動可能に構成されている。
に、座1Aの昇降や、巻取・繰出によるベルト部材4
1、42の巻取半径の変化に拘わらず、この動力伝達ベ
ルト部材41の軌道に一定化部分Tを形成する軌道一定
化手段61と、突出方向に弾性付勢された検知体63を
有しこの検知体63の突没で出力信号の切換わるリミッ
トスイッチ62と、出力信号の切換わりで電動モータ2
を停止させる停止手段たる図示しない電気回路とを具備
するもので、前記一定化部分Tに前記検知体63を押圧
して没入させておき、動力伝達ベルト部材41の切断等
に起因する張力低下やたるみ(同図中想像線で示す)に
伴って検知体63が突出するように構成してある。軌道
一定化手段61は、上述した方向変換バー612と、巻
取部材3の上前方において立設板122間に横架した第
2方向変換バー611とにより構成されるもので、方向
変換バー611、612間に、一定化部分Tを形成す
る。このような構成により、高価な張力センサや複雑な
電子回路を用いることなく、簡単かつ安価に緊急停止機
構6を実現している。
示すように、座1Aの前端部下面、具体的には、背座支
持体1Cを構成する横架材のうち、前端部間に設けられ
たもの1C6の下面左右略全長に亘って、回動可能に設
けた板状の検知材71と、この検知材71の上方に設け
られ検知材71が上方に回動することにより接点が接触
し、異常信号を出力するように構成したリミットスイッ
チ72とからなる。なお、この検知材71は、座1Aが
最低位置にある状態では床に接触しないように設定され
ている。
作スイッチ83の操作により図9に示す最低位置から図
10に示す最高位置の間で昇降動作させることができ、
また、その間の任意の位置で電動モータ2を停止させる
ことで、背座部1をその位置で保持することができる。
なお、最低位置と最高位置の規制は、例えば図示しない
リミットスイッチ等の位置検知手段を設けて、この検知
手段からの信号で最低位置または最高位置を超えては背
座部1が移動しないように電動モータを強制停止させて
もよいし、あるいは機械的な方法(ストッパ等)で背座
部1を強制停止させてもよい。そしてこの背座部1の昇
降機能により、使用者、特に老人や体の不自由な人等の
起立動作あるいは着座動作や、老人等を車椅子やベッド
の移し替えるときの補助を好適に行なうことができる。
ば、動力伝達ベルト部材41に背座部1の支持のための
負荷の全部、あるいはほとんどを作用させる一方、補助
ベルト部材42を負荷が作用しない程度に張設し、これ
らベルト部材41、42に作用する負荷に大きな差異を
設けているので、各ベルト部材41、42が同時に切断
等を引き起こす可能性をほぼ0にできる。そして、大き
な負荷が作用し先に切断等が生じる可能性の高い動力伝
達ベルト部材41が、切断あるいは切断に近いような破
損を引き起こした場合に、補助ベルト部材42により背
座部1を支持することができ、座1Aの落下や切断等に
よるショック感の発生を確実に防止することができる。
また、基本的にはベルトドライブ方式であるので、ねじ
送り方式のような価格的な問題点を生じることもない。
具備しているので、電動モータ2を停止させるだけで、
特別のロック機構を設けることなく、座1Aをその位置
に保持することができ、かつ電動モータ2の回転を好適
に減速して巻取部材3に伝達することができる。そして
この構造によれば、緊急停止機構6や非常停止機構7
を、電動モータ2を強制停止しさえすればよい構成にで
きるため、これら緊急停止機構6や非常停止機構7の構
成簡単化にも寄与し得る。
41、42の切断等の不具合発生時に座1Aの昇降動作
を強制停止させているので、そのまま座1Aを昇降させ
続けることにより発生し得る重畳的な故障を回避するこ
とができるうえ、使用者に何らかの異常が生じたことを
認知させることができる。また、非常停止機構7により
床と座1Aとの間で足や物品を挟むような不具合を確実
に回避することができる。特に本実施例ではこの非常停
止機構7を構成する検知材71が座1Aの下面左右全長
に亘って設けられているので、足等を座1Aのいずれに
挟んでもそのことを確実に検知し、座1Aを非常停止さ
せることができる。
々の変形が可能である。例えば、ベルト部材は3本以上
でも構わないし、各ベルト部材に負荷を分散作用させて
もよい。また、連動機構の構成要素にウォームギヤ以外
の機構を用いても構わない。更にいえば、座のみを昇降
させ背は固定した椅子や、背を具備しない座のみの椅子
であっても上記実施例と同様の効果を奏し得る。また、
座椅子として用い得るようにしたものに限らず、座の最
低位置を実施例よりも上方に設定したものでも構わな
い。
施例に限定されるものでなく本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形が可能である。
化等の何らかの原因でベルト部材の一本が切断あるいは
切断に近いような破損を引き起こした場合であっても、
残りのベルト部材により座を支持することができ、座の
落下や切断等によるショック感の発生を防止できる。ま
た、基本的にはベルトドライブ方式であるので、ねじ送
り方式のような価格的な問題点を生じることもない。
作用させる構成とすると、極めて可能性が小さいながら
も、すべてのベルト部材がほぼ同時に切断等を引き起こ
す場合があるが、複数のベルト部材を、動力伝達ベルト
部材と補助ベルト部材とから構成し、これらベルト部材
に作用する負荷に差異を設け、主として前記動力伝達ベ
ルト部材によって、または前記動力伝達ベルト部材のみ
によって、座を吊り下げ支持させているので、上述した
可能性をほとんど0とすることができる。
て巻取部材に連結しておけば、回転駆動源を停止させる
だけで、特別のロック機構を設けることなく、座をその
位置に保持させることができるうえ、回転駆動源の回転
を好適に減速して巻取部材に伝達することができる。ま
た、構造の簡単化や低価格化にも寄与し得る。
とが可能な高さに設定されているものであれば、本発明
の効果を特に顕著に奏させ得る。座の下面に、上向きの
力を受圧した場合に作動し、座の降下動作を強制停止さ
せる非常停止機構を設けておけば、座が下降動作してい
る場合に、座の下面と床面との間で足や物品を挟むよう
な不具合を確実に回避することができ、安全性の向上を
図れる。また、この非常停止機構は、上述したウォーム
ギヤを具備するものを前提とすれば、専用のロック機構
等を設けることなく、回転駆動源を強制停止させること
によって簡単に実現することができる。
もに、前記操作手段を、前記左右肘掛けのいずれかに選
択的に取付け可能に構成しているものであれば、特に左
右いずれの半身が不自由な使用者にも好適に対応するこ
とができる。
す一部破断させた部分背面図。
す一部破断させた部分側面図。
式的部分側面図。
明図。
説明図。
Claims (5)
- 【請求項1】最低位置と最高位置との間で昇降可能に設
けられた座と、モータ等の回転駆動源と、この回転駆動
源と連動回転する巻取部材と、この巻取部材及び座間に
設けられ該座を吊り下げるように支持し得る複数のベル
ト部材とを具備し、巻取部材を回転させ該巻取部材に前
記ベルト部材を巻取らせまたは繰出させることにより、
座を昇降させるとともに、 複数のベルト部材を、動力伝達ベルト部材と補助ベルト
部材とから構成し、これらベルト部材に作用する負荷に
差異を設け、主として前記動力伝達ベルト部材によっ
て、または前記動力伝達ベルト部材のみによって、座を
吊り下げ支持させていることを特徴とする 椅子。 - 【請求項2】回転駆動源の出力軸を、ウォームギヤを介
して巻取部材に連結している請求項1記載の椅子。 - 【請求項3】座の最低位置が、座椅子として使用するこ
とが可能な高さに設定されている請求項1または2記載
の椅子。 - 【請求項4】座の下面に、上向きの力を受圧した場合に
作動し、座の降下動作を強制停止させる非常停止機構を
設けている請求項1、2または3記載の椅子。 - 【請求項5】座の両側方にそれぞれ肘掛けを設けるとと
もに、座の昇降あるいは停止等、座の作動操作のための
操作手段を、前記左右肘掛けのいずれかに選択的に取付
け可能に構成している請求項1、2、3または4記載の
椅子。
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013508011A (ja) * | 2009-10-14 | 2013-03-07 | コリア インスティチュート オブ インダストリアル テクノロジー | 昇降駆動モジュールがヒンジ結合された昇降椅子 |
Families Citing this family (2)
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1999
- 1999-04-16 JP JP11013899A patent/JP3493545B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013508011A (ja) * | 2009-10-14 | 2013-03-07 | コリア インスティチュート オブ インダストリアル テクノロジー | 昇降駆動モジュールがヒンジ結合された昇降椅子 |
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