JP3493519B2 - 輻流環状熱交換器 - Google Patents

輻流環状熱交換器

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JP3493519B2 JP2000591373A JP2000591373A JP3493519B2 JP 3493519 B2 JP3493519 B2 JP 3493519B2 JP 2000591373 A JP2000591373 A JP 2000591373A JP 2000591373 A JP2000591373 A JP 2000591373A JP 3493519 B2 JP3493519 B2 JP 3493519B2
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    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
    • F28F3/04Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D9/0012Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the apparatus having an annular form

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明は、熱交換器に関し、特に、自動車及びその他の
エンジン及びトランスミッション(変速機)の用例にお
いて油フィルタと別個に又はそれと連携して用いること
ができるいわゆる「ドーナツ」型の油冷却器に関する。
【0002】発明の背景 従来、油冷却器は、ハウジング又はキャニスター内に複
数のプレート対を積重することによって作られている。
キャニスターは、通常、エンジン冷却剤(通常は冷却
水)をキャニスター内へ流入させてプレート対の周りを
通して循環させキャニスターから流出させるための入口
管継手と出口管継手を有している。プレート対自体は、
入口開口と出口開口を有し、それらの入口開口と出口開
口は、油がすべてのプレート対を同時に貫通通流するよ
うに、通常、整列してマニホールドを形成する構成とさ
れている。これらのマニホールドは、キャニスターの外
部に配置された油供給源及び油戻し導管に連通する。こ
のような油冷却器の1例が、1988年2月16日に公
開された日本国実用新案願公開公報第63−23579
号に開示されている。
【0003】油冷却器が油フィルタと連携して用いられ
る場合は、プレート対は、通常、環体の形とされ、油
は、環体の中心に挿通され、油フィルタに接続された導
管によって油冷却器の上方又は下方に配置された油フィ
ルタへ出し入れされる。油は、フィルタを通った後油冷
却器に通されるか、反対に、油冷却器に通された後フィ
ルタに通される。そのような油冷却器の例は、米国特許
第4,967,835号及び米国特許第5,406,9
10号に開示されている。
【0004】1991年5月14日付で発行された東洋
ラジエータ(株)の米国特許第5,014,775号に
は、エンジンに使用される自動車オイルのための油冷却
器が開示されている。この油冷却器は、複数組の環状プ
レートから成るコアを有する。プレートは、それぞれ対
として組合わされ、各対にフィン部材又は乱流創生部材
が設けられている。これらのプレート対の積重体全体が
油冷却器のケーシング内に収容されている。冷却水は、
各プレートの中間区域に形成された2つの比較的大きい
冷却水穴を通してプレート対の積重体に流出入する。こ
れらの2つの冷却水穴は、仕切凸条の両側に配置され、
穴の周りにボスが形成されている。冷却水は各対のプレ
ートの間を円周方向に流れ、一方、油は、背中合わせの
プレート対の間に形成された外側流路を通ってプレート
積重体の中心の開口からプレート積重体の外円周へ半径
方向に流れる。1991年6月5日発行のヨーロッパ特
許第0430752号にも、プレート対の積重体から形
成された、エンジンオイルの冷却に適する周方向流れ型
熱交換器が開示されている。プレート対の積重体は、中
心通路を画定し、入口から出口への総体的に円形の流体
流路を形成する。対向した各プレートは、断面でみて波
形形状であり、中心通路にまで延長する複数の互いに対
向した谷を画定する。各プレートのこれらの谷の少くと
も幾つかは、円形流路に対して斜めに配置されている。
各対の一方のプレートの谷の頂縁が他方のプレートの谷
の頂縁と十文字状に交差するように配置されている。こ
れらの互いに交差する谷によって、この熱交換器は、熱
交換作用を高めるための流れ増進を達成する。1987
年1月21日に公開されたヨーロッパ特許願第0208
957号にも、エンジン潤滑油のための冷却器が開示さ
れている。この冷却器は、各々上側プレートとした側プ
レートから成るモジュールによって形成された金属プレ
ートの積重体から成る。各プレートは、三辺が直線で一
端が円弧状のいわゆる舌片形であり、一端の両側コーナ
ーに近接して第1円形開口と第2円形開口を有し、軸方
向に整列した中心円形開口を有している。これらの円形
開口の周りには環状フランジが形成されており、各プレ
ートはそれらのフランジを介して互いに結合されてい
る。又、各プレートの中心開口の周りに複数のほぼC字
形の円周凸条が形成されている。この熱交換器では、水
即ち冷却剤は、円周方向にも、かつ、ジグザグ状にも流
れる。一方、油は、熱交換器内を軸方向に整列した開口
を通って軸方向に流れ、かつ、ジグザグ状にも流れる。
【0005】しかしながら、これらの従来技術の冷却器
の1つの欠点は、格別に効率的な冷却器ではないという
ことである。又、冷却器の油側の圧力降下が高いという
欠点もある。
【0006】発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、従来技術の上述した欠点を克服するこ
とである。
【0007】発明の概要 本発明の熱交換器は、圧力降下が比較的小さく、非常に
能率的である。本発明の熱交換器の構成では、第1熱交
換流体がリング状プレート対を通って周方向に流れ、第
2熱交換流体の全部が第1熱交換流体に対して横断方向
に各プレート対の間を流れる。
【0008】本発明の一側面によれば、対面関係(面対
面)で合わされたリング状プレートの複数の積重された
プレート対から成る熱交換器が提供される。各プレート
は、外周フランジと、一部分が該外周フランジと共通の
平面内に位置する環状の内周側ボスと、該外周フランジ
と内周側ボスの間に位置する中間区域を有する。各合わ
せプレート対(「正対プレート対」又は単に「正対対」
又は単に「プレート対」と称する)において外周フラン
ジ及び内周側ボスは、結合される。各プレートの中間区
域は、合わせプレート間に内側流路を形成するように互
いに離隔した部分を有する。各プレートの中間区域は、
外周フランジと内周側ボスの間に位置する、互いに離隔
した中間セクションを有する。これらの中間セクション
は、入口開口と出口開口を画定し、背中合わせのプレー
ト対の間で中間セクション同士が結合され、それぞれの
入口開口同士及び出口開口同士が連通して第1熱交換流
体のための入口マニホールド及び出口マニホールドを画
定するように配置されており、それによって、第1熱交
換流体を入口マニホールドから前記内側流路を周方向に
通して出口マニホールドへ通流させる。背中合わせプレ
ート対の間で隣接する中間区域同士は、それらの間に外
側流路を画定する。又、ヘッダーが設けられ、このヘッ
ダーは、第2熱交換流体を通流させるための流体ポート
を含み、第2熱交換流体を前記外側流路を通して横断方
向に強制的に通流させる。
【0009】本発明の上記目的は、独立請求項に記載さ
れた特徴の組合わせによって達成される。各従属請求項
は、本発明の別の有利な実施形態に向けられている。本
発明の上記目的及び利点及びその他の特徴は、添付図を
参照して以下に記述する本発明の実施形態の説明から一
層明らかになろう。
【0010】好ましい実施形態の説明 まず図1を参照すると、本発明による熱交換器/油フィ
ルタ組合せ体の好ましい実施形態が、総体的に参照符号
10で示されている。本発明では、油だけでなく他の任
意の流体を用いることができる。熱交換器/油フィルタ
組合わせ体(以下、単に「組合わせユニット」とも称す
る)10は、油フィルタ14と本発明の好ましい実施形
態による熱交換器16とを収容したハウジング12を含
む。油フィルタ14は、慣用のものであり、それ自体は
本発明の一部を構成するものではない。油フィルタ14
は、図1のものでは環状タイプであり、油は、ハウジン
グ12の内部からフィルタ壁を内方へ貫通して中心の軸
方向チャンバー15へ流れ、パイプ又は導管18を通っ
て流下して組合せユニット10から流出する。ただし、
油の流れ方向を逆にすることもでき、その場合は、油
は、導管18を通って流入し、フィルタを半径方向外方
へ貫通してハウジング12内へ流れる。図1に示された
実施形態では、油は、ハウジング12からフィルタを内
方へ貫通し、導管18を通って流出する構成とすること
が好ましい。熱交換器16は、以下に詳述するが、図1
にみられるように、ハウジング12は、フィルタ14を
通す油の流れ方向によっては、油を熱交換器16内へ通
すための複数の開口20を有する底部プレート19を含
む構成とする。又、底部プレート19には、冷却剤を熱
交換器16内へ導入し、熱交換器16から排出するため
の導管22と24が接続される。
【0011】次に、図2〜6を参照して説明すると、熱
交換器16は、対面関係(面対面)で合わされた環状又
はリング状プレート32の複数の積重されたプレート対
30から成る。(ここで、面対面即ち、内側面同士で合
わされたプレート32の対30を「正対プレート対」又
は「正対対」又は単に「プレート対」と称し、正対対3
0の1つのプレート32とそれに隣接する正対対30の
1つのプレート32との対を「背中合わせのプレート
対」又は「背中合わせ対」と称する。)図4〜6に明示
されているように、各プレート32は、外周フランジ3
4と、一部分37が外周フランジ34と共通の平面内に
位置する環状の内周側ボス36と、外周フランジ34と
内周側ボス36の間に位置する中間区域39を有する。
中間区域39には、内周側ボス36と外周フランジ34
の間に延長する複数のリブ38と溝40が交互に形成さ
れている。リブ38及び溝40は、流れ増進手段を構成
するものであり、プレート対30を構成するそれぞれの
プレートのリブと溝が互いに交差して各プレート対のプ
レート間に波形の内側流路42を形成するように、斜め
に配置され、らせん状曲線又はインボリュート曲線の形
とされている。同様にして、隣接する背中合わせのプレ
ート対のリブ38と溝40が互いに交差して正対プレー
ト対30と正対プレート対30の間に波形の外側流路4
4を形成する。
【0012】外周フランジ34には、熱交換器16の組
立工程において各プレート32を正しく整列させるため
の位置ぎめ切欠き45を随意選択として形成することが
できる。このような位置ぎめ切欠きは、所望に応じて本
発明のどの実施形態においても用いることができる。
【0013】各プレート32は、外周フランジ34と内
周側ボス36の間に位置する、互いに離隔した中間セク
ション46を有する。これらの中間セクション又はボス
46は、入口開口48と出口開口50を画定し、背中合
わせのプレート対の間でそれぞれのプレートの入口開口
48同士及び出口開口50同士がそれれらの周縁におい
て結合されて連通しエンジン冷却剤のような第1熱交換
流体のための入口マニホールド52及び出口マニホール
ド54(図3参照)を画定するように配置されており、
それによって、第1熱交換流体を入口マニホールド52
から各プレート対の内側流路42を周方向に通して出口
マニホールドへ通流させる。背中合わせプレート対の間
で隣接する中間区域39同士は、それらの間に外側流路
44を画定する。又、熱交換器16は、頂部閉鎖プレー
ト56と底部閉鎖プレート58を有する。底部閉鎖プレ
ート58は、それぞれ入口マニホールド52と出口マニ
ホールド54と整合する開口62と64を有する。導管
22,24(図1参照)は、ハウジングの底部プレート
19を貫通してそれぞれ開口62と64に連通する。
【0014】リブ38及び溝40は、所定の高さを有
し、中間セクション又はボス46は、図4にみられるよ
うに、リブ38の高さと少くとも同じ高さ又は深さ、好
ましくは同じ高さ又は深さを有し、それによって、プレ
ート対30が図6に明示されているように背中合わせに
重ね合わされたとき、隣接するプレートのリブ38同士
が接触するとともに、隣接する中間セクション46の外
側表面同士も接触するようになされている。ただし、正
対プレート対30の内側面の隣接するリブ38同士は互
いに僅かに離隔されるように、環状の内周側ボス36と
外周フランジ34の高さは、図6にみられるように、リ
ブ38及び溝40の高さより高くされている。この構成
により、プレート対30内を流れる冷却剤(通常は冷却
水)の、即ち水側の圧力降下を小さくする。
【0015】各プレートの2つの中間セクション46は
互いに近接して配置されているので、内周側ボス36か
ら2つの中間セクション46の間を通って外周フランジ
34にまで延長する半径方向のリブ66(図4及び5参
照)が形成される。半径方向のリブ66は、内周側ボス
36及び外周フランジ34と同一平面内にあり、従っ
て、それらと同じ高さを有しており、2枚のプレートを
合わせてプレート対30を形成したとき、対応する半径
方向のリブ66同士が係合して入口開口48から出口開
口50へのバイパス流れを防止する。半径方向のリブ6
6は、又、各プレート対の外側即ち油側に半径方向の溝
を形成する。これらの半径方向の溝は、中間ボス46の
周り及び近傍におけるプレート対間の半径方向又は横断
方向の流れを増進する。
【0016】環状内周側ボス36には、内周フランジ6
8が形成されている。内周フランジ68は、中間セクシ
ョン又はボス46と共通の平面内に位置する合わせフラ
ンジ部分69を有し、それによって、背中合わせプレー
ト対の内周フランジ68同士が結合されて内周側ボス3
6と協同してヘッダー70(図6参照)を形成するよう
になされている。ヘッダー70は、底部閉鎖プレート5
8の入口開口71に流入する冷却剤の全部を背中合わせ
のプレート対間の外側流路44を通して横断方向又は半
径方向に通流させる働きをする。
【0017】内周側ボス36は、その周方向に間隔を置
いて形成された複数の孔72を有する。プレート対30
が積重されると、これらの孔72が上下に整合し、流体
をヘッダー70へ供給するための流体ポートを形成す
る。
【0018】図7は、図6と同様の垂直断面図である
が、本発明の別の実施形態による熱交換器79を示す。
この熱交換器79は、図6の実施形態と同様の積重プレ
ート対を有しているが、図6の内周ヘッダー70が省除
されている。図7〜25に示される変型実施形態おい
て、図1〜6の実施形態の構成部品に対応する改変部品
は同じ参照番号に’を付して示されている。図7の実施
形態では、内周側ボス36’は、流体をプレート対間の
外側流路44内へ、そして外側流路44から流すための
環状スロット80だけを残すように切り詰められてい
る。この実施形態では、それぞれの熱交換流体の全部を
プレート対間を通して横断方向又は半径方向に流すため
のヘッダー76を形成するために外周フランジ34’を
囲包する最外縁フランジ74が設けられている。又、こ
の実施形態では、内周側ボス36’及び外周フランジ3
4’は、リブ及び溝の高さに等しい高さを有しており、
内側流路42’内の隣接するリブ38同士が図1〜6の
実施形態とは異なり離隔されていない。ただし、内側流
路42’内の隣接するリブ38同士が図1〜6の実施形
態と同様に離隔される構成としてもよく、反対に、図1
〜6の実施形態において、所望ならば、内側流路42内
の隣接するリブ38同士が図7の実施形態のように離隔
されてない構成とすることもできる。
【0019】図8は、頂部閉鎖プレート56及び底部閉
鎖プレート58とそれらのプレートに密封係合させた導
管18とによってヘッダー82が形成されるようにした
変型実施形態の熱交換器801を示す。この実施形態で
は、内周側ボス36’にも、外周フランジ34にも、ヘ
ッダーを形成するための追加のフランジが形成されてい
ない。底部閉鎖プレート58には、流体をヘッダー82
の内外へ通すための流体ポート84が形成されている。
【0020】次に、図9及び10を参照すると、本発明
によるリング状プレートの変型実施形態が示されてい
る。このリング状プレート85は、図4、5のプレート
32に類似しているが、リブ38及び溝40に代えて、
流れ増進手段として中間区域39に複数の互いに離隔し
たディンプル87,89が形成されている点で異なる。
ディンプル87は、外側流路44内へ突出し、ディンプ
ル89は内側流路42内へ突出している。ディンプル8
7,89は、所定の高さを有し、ディンプル87の場合
は、中間セクション又はボス46の高さに等しい高さで
あることが好ましいが、ディンプル87のうちの幾つか
又は全部が中間ボス46の高さより低い高さを有するも
のとしてもよい。図9及び10から分かるように、この
実施形態では、ボス46は、中間区域39から外周フラ
ンジ34及び内周側ボス36の突出方向とは反対の方向
に突出している。
【0021】所望ならば、プレート85には、図6に示
される内周フランジ68及びヘッダー70に加えて、又
はそれらに代えて、プレートの外周にヘッダー76(図
7参照)を画定するために図7の実施形態のフランジ7
4のような最外縁フランジを形成してもよい。
【0022】ディンプル87,89は、それぞれ周方向
の列としてほぼ等間隔に配列されているが、プレート対
の内部及びプレート対間において特定のながれ作用を得
るためにいろいろな向きに配列してもよく、又、不等間
隔に配置してもよい。
【0023】図11は、図1の組合せユニット10と同
様なユニットであるが、図12〜14に詳細に示される
ような熱交換器28を用いた、本発明の別の好ましい実
施形態による熱交換器/フィルタ組合せ体91を示す。
熱交換器28の頂部閉鎖プレート56’は、フィルタ1
4を収容するハウジング12’の底壁であり、フィルタ
14の交換を可能にするために着脱自在の蓋93が設け
られている。
【0024】図12〜14を参照して説明すると、この
熱交換器28は、図2〜6の熱交換器16の変型である
とみなすことができる。この熱交換器28においては、
各プレート32’は、半径方向に拡張された(幅広にさ
れた)外周フランジ34’を有しており、外周フランジ
34’に、合わせフランジ部分75を有する最外縁フラ
ンジ74が形成されている。合わせフランジ部分75
は、中間セクション46と共通の平面に位置し、それに
よって、背中合わせのプレート対30’の最外縁フラン
ジ74同士が結合されると、外周フランジ34’と協同
してヘッダー76を形成するようになされている。外周
フランジ34’に複数の孔77が形成されており、それ
らの孔77は、積重されたプレート対において上下に整
列し、背中合わせのプレート対30’間を流れる流体を
受容するための流体ポートを形成する。ただし、流体の
流れ方向は、所望ならば、ヘッダー76から流体を供給
して熱交換器28の中心に向けて半径方向内方へ流すよ
うに逆転することもできる。
【0025】図12に明示されているように、頂部閉鎖
プレート56’には、孔77と連通してヘッダー76の
一部を形成し、ハウジング12’の内部にも連通する複
数の開口78が形成されている。この熱交換器28は、
2つのヘッダー70と76を有しており、それらのヘッ
ダーのための流体ポートを形成する整列した孔を備えて
いる。
【0026】図15は、プレート32’の変型であり、
平面でみて長方形としたプレート95を示す。外周フラ
ンジ34”も長方形であり、内周側ボス36は円形又は
環状として示されているが、これも、所望ならば、長方
形とすることができる。ただし、本発明を説明する便宜
上、この長方形のプレート95も、やはり、環状又はリ
ング状の範囲に入ると考えることができ、入口開口48
から出口開口50に至る流体の流れも、やはり、周方向
であるとみなすことができ、内周側の孔72から外周側
の孔77への流れも、やはり、各正対プレート対内の周
方向の流れに対して半径方向又は横断方向であるとみな
すことができる。
【0027】図16は、プレート95と組み合わせて用
いるための頂部プレートの変型例を示す。この頂部閉鎖
プレート56’は、半径方向又は横断方向の流体の流れ
分布を均一にするためにいろいろにサイズを変えた複数
の周縁開口97を有する。コーナーに位置する開口97
は、長方形のプレート95,56’で製造された熱交換
器の各コーナーへの流れを増大させるために特に大きく
されている。あるいは別法として、異なるサイズの孔9
7を用いる代わりに、均一なサイズの開口97を用いて
それらの開口の間隔を長方形のプレートの周囲位置によ
って密にしたり広くしたりすることによって所望の流れ
分布を得るようにすることもできる。これらの孔サイズ
又は形状の変更は、所望ならば、図15のコアプレート
(熱交換器のコア即ち本体部分のプレート)95の孔7
7に関連させて決めてもよい。
【0028】図17は、本発明による熱交換器を形成す
るのに用いられるプレートの更に他の実施形態を示す。
このプレート99は、図9及び10に示されたリング状
プレート85と同様に、図1〜6に示されたリブ38及
び溝40に代わる流れ増進手段を有するが、図9及び1
0に示されたディンプルとも異なるタイプの流れ増進手
段を有する。即ち、図17の実施形態では、流れ増進手
段としてエキスパンデッドメタルから成る乱流創生部材
101が用いられる。もちろん、乱流創生部材101
は、エキスパンデッドメタル以外の、例えばプラスチッ
クメッシュのような他の材料で形成することもできる。
図17は、プレート対の外側即ち油側からみたプレート
99の透視図である。正対プレート対の各プレート99
の中間区域39は、乱流創生部材101の内側(図17
では乱流創生部材101の下)に位置しており、やは
り、正対プレート対内に内側流路を形成するように互い
に離隔されている。乱流創生部材101は、任意のタイ
プの乱流創生部材であってよく、それが特定の方向に異
なる流れ抵抗を有するものである場合は、プレート対間
の半径方向又は横断方向の均一な流れを維持するように
その乱流創生部材に合わせて孔72及び77の配列又は
サイズを変えることができる。又、この乱流創生部材1
01は、図17に示されるように外側流路に用いられる
乱流創生部材101に加えて、又は、それに代えて、プ
レート対の内部の内側流路内に用いることもできる。
【0029】図18及び19は、図11、12に示され
た熱交換器28の変型である熱交換器28’を示す。熱
交換器28’では、導管18に螺着される慣用のスピン
オンタイプ(回して取り付けることができるタイプ)の
油フィルタ107を受容するための環状のフィルタ受座
103が頂部閉鎖プレート56に取り付けられている。
フィルタ受座103は、ヘッダー76又は開口78から
流出してくる流体をフィルタの入口開口109へ送るた
めの複数の内周側開口105を有している。
【0030】図20は、環状の内周側ボス36’と外周
フランジ34’を中間セクション又はボス46及び内周
フランジ68の両方に対してリブ38及び溝40の高さ
と同じ高さとした場合のプレート32’の内側面即ち水
側面を示す。この実施形態においてプレート対内の圧力
降下を小さくしたい場合は、各正対対のプレート32’
の間にスペーサ86を用いることができる。スペーサ8
6は、正対対のプレートの外周フランジ34’と34’
の間に位置する外周環状部分88と、正対対のプレート
の内周側ボス36’と36’の間に位置する内周環状部
分90を有する。内周環状部分90は、内周側ボス3
6’の孔72に対応する複数の孔92を有する。従っ
て、このタイプのプレートを用いて熱交換器を製造する
場合、その製造工程中、スペーサ86をプレート32’
に対して回動することによって、孔72を通る流れを調
節するために又は所定の流量を設定するために孔92を
弁として機能させることができる。
【0031】図22及び23は、図20のプレート3
2’と類似しているが、外周フランジ34’に隣接して
プレート対内に位置する周縁バイパス溝96を有する変
型プレート94を示す。バイパス溝96は、中間セクシ
ョン46の1つの近傍に位置しそれと連通する第1端部
分98からプレート94の周囲の半分を僅かに越える長
さに亘って第2端部分100にまで延長し、2枚のプレ
ート94が対面関係に合わされると、両プレートの端部
分100が互いにオーバーラップし(部分的に重な
り)、両プレートのバイパス溝96が協同してプレート
対の全周に亘って一方の中間セクション46から他方の
中間セクション46にまで延長する半分の高さの溝を形
成するようになされている。このようなバイパス溝96
は、所望に応じて、プレート対内の内部圧力降下を小さ
くするために用いられる。
【0032】図24は、図23のプレート94と類似し
ているが、2つの中間セクション46の間に延長する少
くとも1つのバイパス溝104を有する変型プレート1
02を示す。実際には、これらのバイパス溝104は、
互いにオーバーラップし交差するので、中間セクション
46と46の間に数個の、半分の高さのチャンネルが延
在することになる。やはり、これらのバイパスチャンネ
ルも、プレート対内の内部圧力降下を小さくするための
ものである。所望ならば、バイパス溝104をバイパス
溝96に代えて用いることもできる。
【0033】図25は、図24のプレート102の変型
であるプレート102’を示す。プレート102’で
は、バイパス溝104に、両中間セクション46間の流
体のバイパス流量を制御又は所定値に設定するための流
れ制限凹み106が形成されている。
【0034】以上、本発明の幾つかの好ましい実施形態
を説明したが、上述した構造にはいろいろな家異変を加
えることができることを理解されたい。例えば、入口開
口及び出口開口を画定する中間ボス46は、環状の内周
側ボス36を全周に亘って同じ幅にすることができるよ
うに図4に示される小さくすることができる。その場
合、孔72を内周側ボス36の全周に亘って形成するこ
とができる。任意の数のプレート対を用いていろいろな
熱交換器を製造することができ、特定の望ましい性能を
達成するために上述したいろいろな実施形態のプレート
対を混ぜ合わせ、適合させることができる。各プレート
に形成された開口によって画定されるいろいろな流体マ
ニホールドを閉鎖するために頂部及び底部閉鎖プレート
以外の他の手段を用いることができるある種の用例にお
いては、頂部及び底部閉鎖プレートを省除することがで
きる。例えば、閉鎖手段として、プレート対を形成する
ために用いられるプレートと同様な端部プレートを用い
ることができる。その場合、端部プレートに入口開口、
出口開口及びいろいろな孔をパンチ加工する必要はな
い。又、リブ、溝及びディンプルに関しても、所望に応
じて他の形態を用いることができる。
【0035】上述の各実施形態は油冷却器として使用さ
れるものとして説明されたが、本発明の熱交換器は、燃
料、トランスミッション流体、操舵用油圧流体、冷媒等
のその他のエンジン流体を、更にはエンジン冷却剤自体
でさえも冷却又は加熱するために用いることができるこ
とも理解されたい。そのような流体は、プレート対間に
通してもよく、あるいは、プレート対内を通してもよ
く、本発明の熱交換器は、流体を冷却することも加熱す
るもできる。更に、本発明の熱交換器は、自動車工業以
外の用例にも用いることができる。
【0036】以上、本発明を実施形態に関連して説明し
たが、本発明は、ここに例示した実施形態の構造及び形
状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可
能であり、いろいろな変更及び改変を加えることができ
ることを理解されたい。 [図面の簡単な説明]
【図1】図1は、本発明の好ましい一実施形態を用いた
熱交換器/油フィルタ組合わせ体の第1実施形態の概略
垂直断面図である。
【図2】図2は、図1の実施形態の熱交換器の一部破除
された拡大透視図である。
【図3】図3は、図2と同様の図であるが、図2の熱交
換器の下側からみた図である。
【図4】図4は、図2及び3に示された熱交換器のプレ
ート対を形成するのに用いられるプレートの1つの内側
面を示す拡大透視図である。
【図5】図5は、図4に示されたプレートの平面図であ
る。
【図6】図6は、図5の線6−6に沿ってみた拡大断面
図であり、図4及び5のプレートの上下に積重された追
加のプレートをも示す。
【図7】図7は、図6と同様の垂直断面図であるが、プ
レート対の外周縁にプレートヘッダーを形成する変型実
施形態を示す。
【図8】図8は、図1の下左隅の拡大断面図であり、本
発明による熱交換器の更に別の実施形態を示す。
【図9】図9は、図4と同様の透視図であるが、本発明
による熱交換器を形成するのに用いられるプレートの別
の好ましい実施形態を示す。
【図10】図10は、図9に示されたプレートの平面図
である。
【図11】図11は、図1と同様の概略垂直断面図であ
るが、本発明の別の実施形態を用いた熱交換器/油フィ
ルタ組合わせ体の別の好ましい実施形態を示す。
【図12】図12は、図11の実施形態の熱交換器の一
部破除された拡大透視図である。
【図13】図13は、図4と同様の図であるが、図12
の熱交換器を製造するのに用いられるプレートの1つの
内側面を示す。
【図14】図14は、図13の線14−14に沿ってみ
た垂直断面図であり、図13のプレートの上下に積重さ
れた追加のプレートをも示す。
【図15】図15は、本発明による熱交換器を製造する
のに用いられるリング状熱交換器プレートの別の好まし
い実施形態の平面図である。
【図16】図16は、図15に示されたプレートを用い
て熱交換器を製造するために用いられる頂部又は底部プ
レートの平面図である。
【図17】図17は、図4及び9と同様の透視図である
が、本発明による熱交換器を製造するのに乱流創生部材
と組合わせて用いられるプレートの別の実施形態を示
す。
【図18】図18は、図1及び11と同様の断面図であ
るが、熱交換器兼フィルタを製造するために慣用の油フ
ィルタと組合わせて用いられる熱交換器の別の好ましい
実施形態を示す。
【図19】図19は、図18に示された熱交換器の一部
破除された拡大透視図である。
【図20】図20は、本発明による熱交換器を製造する
のに用いられるプレートの別の実施形態の平面図であ
る。
【図21】図21は、図20のプレートと共に随意選択
として用いることができるスペーサの平面図である。
【図22】図22は、本発明による熱交換器を製造する
のに用いられるプレートの別の実施形態の内側を示す透
視図である。
【図23】図23は、図14に示されたプレートの平面
図である。
【図24】図24は、本発明による熱交換器を製造する
のに用いられるプレートの更に別の実施形態の平面図で
ある。
【図25】図25は、本発明による熱交換器を形成する
のに用いられるプレートの更に別の実施形態の平面図で
ある。
【符号の説明】
10 熱交換器/油フィルタ組合わせ体、組合せユニッ
ト 12 ハウジング 14 フィルタ、油フィルタ 15 軸方向チャンバー 16 熱交換器 18 導管 19 底部プレート 20 開口 22 導管 28 熱交換器 30 プレート対 32 リング状プレート 34,34” 外周フランジ 36 内周側ボス 38 リブ 39 中間区域 40 溝 42 内側流路 44 外側流路 46 中間ボス 48 入口開口 50 出口開口 52 入口マニホールド 54 出口マニホールド 56 頂部閉鎖プレート 58 底部閉鎖プレート 62 開口 66 リブ 68 内周フランジ 69 フランジ部分 70 ヘッダー 71 入口開口 72 孔 74 最外縁フランジ 75 フランジ部分 76 ヘッダー 77 孔 78 開口 79 熱交換器 80 環状スロット 82 ヘッダー 84 流体ポート 85 リング状プレート 86 スペーサ 87,89 ディンプル 88 外周環状部分 90 内周環状部分 91 熱交換器/フィルタ組合せ体 92 孔 93 蓋 94 プレート 95 プレート 96 周縁バイパス溝 97 周縁開口、孔 98 端部分 99 プレート 100 端部分 101 乱流創生部材 102 プレート 103 フィルタ受座 104 バイパス溝 105 内周側開口 107 油フィルタ 109 入口開口 801 熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウー,アラン,ケイ. カナダ オンタリオ州 エヌ2ピイ 1 ゼット4,キッチェナー,オールド キ ャリジ ドライブ 120,アパートメン ト 504 (72)発明者 エヴァンス,ブルース,エル. カナダ オンタリオ州 エル7エル 3 シー4,バーリントン,ランドルフ シ ーアール 5421 (72)発明者 ヴァン ヘルデン,ヘンリ,ピー.,テ ィ. アメリカ合衆国 ミシガン州 48025 ビヴァリーヒルズ,マリムーア 30 700 (56)参考文献 特開 昭62−614(JP,A) 実開 平5−96766(JP,U) 米国特許3743011(US,A) 米国特許5014775(US,A) 国際公開98/44305(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28F 3/08 311 F28F 3/04

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対面関係で合わされたリング状プレート
    (32)の複数の積重された合わせプレート対(30)
    から成る熱交換器であって、 前記各プレートは、外周フランジ(34)と、内周フラ
    ンジ(68)と、該外周フランジ(34)と内周フラン
    ジ(68)の間に位置する中間区域(39)を有し、該
    各合わせプレート対(30)において該外周フランジ
    (34)同士が結合されており、該各プレートの中間区
    域(39)は、該合わせプレート間に内側流路(42)
    を形成するように互いに離隔した部分を有しており、 前記各プレートの中間区域(39)は、前記外周フラン
    ジ(34)と内周フランジ(68)の間に位置し、互い
    に離隔した入口開口(48)と出口開口(50)を画定
    する中間セクション(46)を有し、これらの中間セク
    ション(46)は、背中合わせのプレート対の間で該中
    間セクション(46)同士が結合され、それぞれの入口
    開口(48)同士及び出口開口(50)同士が連通して
    第1熱交換流体のための入口マニホールド(52)及び
    出口マニホールド(54)を画定するように配置されて
    おり、それによって、該第1熱交換流体を前記入口マニ
    ホールド(52)から前記内側流路(42)を周方向に
    通して前記出口マニホールド(54)へ通流させ、か
    つ、該背中合わせプレート対の間で隣接する前記中間区
    域(39)同士は、それらの間に外側流路(44)を画
    定するように配置されており、 第2熱交換流体を通すための流体ポートを含み、該第2
    熱交換流体を前記外側流路(44)を通して半径方向に
    強制的に通流させるヘッダーが設けられており、 前記各プレートは、一部分が前記外周フランジ(34)
    と共通の平面内に位置する環状の内周側ボス(36)を
    有し、前記内周フランジ(68)は該内周側ボス(3
    6)に形成されており、前記流体ポートは、該内周側ボ
    ス(36)に形成された複数の孔(72)によって画定
    され、前記外側流路(44)は、背中合わせプレート対
    の内周側ボス(36)と外周フランジ(34)の間に延
    長しており、各プレートの前記中間区域(39)は、該
    プレートの外周フランジ(34)と内周側ボス(36)
    の間に位置し、各合わせプレート対(30)の内周側ボ
    ス(36)同士が結合され、各背中合わせのプレート対
    の内周フランジ(68)同士が結合され、該内周側ボス
    (36)と協同して前記ヘッダーを形成していることを
    特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記内側流路(42)と外側流路(4
    4)のうちの一方に配置された流れ増進手段(38,4
    0,87,89,101)を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記流れ増進手段は、前記中間区域(3
    9)に前記内周側ボス(36)と前記外周フランジ(3
    4)の間に延長するように形成された複数の交互のリブ
    (38)と溝(40)から成り、該リブ及び溝は、各プ
    レート対を構成するそれぞれのプレート(32)のリブ
    及び溝が互いに交差して各プレート対のプレート間に波
    形の内側流路(42)を形成し、かつ、隣接する背中合
    わせのプレート対のプレートのリブ及び溝が互いに交差
    してプレート対とプレート対の間に波形の外側流路(4
    4)を形成するするように、斜めに配置されていること
    を特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記流れ増進手段は、前記内側流路(4
    2)と外側流路(44)の少くとも一方の流路内に突出
    するように前記中間区域(39)に形成された複数の互
    いに離隔したディンプル(87,89)から成ることを
    特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記流れ増進手段は、前記内側流路(4
    2)と外側流路(44)の少くとも一方の流路内に位置
    する乱流創生部材(101)から成ることを特徴とする
    請求項2に記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記リブ(38)及び溝(40)は、所
    定の高さを有し、前記中間セクション(46)は、該リ
    ブ及び溝の所定の高さと少くとも同じ高さを有している
    ことを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】 前記各プレートの前記内周側ボス(3
    6)及び外周フランジ(34)は、前記リブ(38)及
    び溝(40)の高さに等しい高さを有していることを特
    徴とする請求項6に記載の熱交換器。
  8. 【請求項8】 前記各プレートの前記内周側ボス(3
    6)及び外周フランジ(34)は、前記リブ(38)及
    び溝(40)の高さより高い高さを有していることを特
    徴とする請求項6に記載の熱交換器。
  9. 【請求項9】 前記各プレート対のプレートの間にスペ
    ーサ(86)が介設されており、該スペーサ(86)
    は、該対のプレートの外周フランジ(34,34)の間
    に位置する外周縁部分(88)と、該対のプレートの内
    周側ボス(36,36’)の間に位置する内周縁部分
    (90)を有することを特徴とする請求項7に記載の熱
    交換器。
  10. 【請求項10】 前記各プレートの前記互いに離隔した
    中間セクション(46)は、互いに近接して位置してい
    ることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載
    の熱交換器。
  11. 【請求項11】 前記各プレートの前記互いに離隔した
    中間セクション(46)の間に前記共通の平面内で前記
    内周側ボス(36)から前記外周フランジ(34)にま
    で延長した半径方向のリブ(66)を含むことを特徴と
    する請求項10に記載の熱交換器。
  12. 【請求項12】 前記各プレートの前記中間区域(3
    9)には、前記プレート対の内部で前記外周フランジ
    (34’)に隣接して位置し、各プレート(94)の周
    囲の半分を僅かに越える長さに亘って延長した周縁バイ
    パス溝(96)が形成されていることを特徴とする請求
    項10又は11に記載の熱交換器。
  13. 【請求項13】 前記各プレートは、前記互いに離隔し
    た中間セクション(46)の間に延長した少くとも1つ
    のバイパスリブと溝(104)を含むことを特徴とする
    請求項10に記載の熱交換器。
  14. 【請求項14】 前記バイパスリブと溝(104)に
    は、所定のバイパス流れを創生するための流れ制限凹み
    (106)が形成されていることを特徴とする請求項1
    3に記載の熱交換器。
  15. 【請求項15】 前記ディンプル(87,89)は、前
    記内側流路(42)内へ突出したディンプルと、前記外
    側流路(44)内へ突出したディンプルを含むことを特
    徴とする請求項4に記載の熱交換器。
  16. 【請求項16】 前記ディンプル(87,89)は、所
    定の高さを有し、前記中間セクション(46)は、該デ
    ィンプルの高さと少くとも同じ高さを有していることを
    特徴とする請求項15に記載の熱交換器。
  17. 【請求項17】 前記乱流創生部材(101)は、前記
    外側流路(44)内に配置されていることを特徴とする
    請求項5に記載の熱交換器。
  18. 【請求項18】 前記乱流創生部材(101)は、所定
    の高さを有し、前記中間セクション(46)は、該乱流
    創生部材の高さの半分に等しい高さを有していることを
    特徴とする請求項17に記載の熱交換器。
  19. 【請求項19】 前記内周フランジ(68)は、前記中
    間セクション(46)と共通の平面内に位置する合わせ
    フランジ部分(69)を有し、背中合わせプレート対の
    プレートの前記内周側ボス(36)に形成された前記孔
    (72)が互いに軸方向に整列していることを特徴とす
    る請求項6、16又は18に記載の熱交換器。
  20. 【請求項20】 前記各プレートの前記外周フランジ
    (34)に最外縁フランジ(74)が形成されており、
    該最外縁フランジは、前記中間セクション(46)と共
    通の平面内に位置する合わせフランジ部分を有し、背中
    合わせプレート対のプレートの該最外縁フランジ(7
    4)同士が結合されて前記外周フランジ(34)と協同
    して追加のヘッダーを形成し、該各プレートの外周フラ
    ンジに形成された孔が整列することによって追加の流体
    ポートが形成されていることを特徴とする請求項6、1
    6、18又は19に記載の熱交換器。
  21. 【請求項21】 前記積重されたプレート対(30)を
    弛く囲包するハウジング(12)と、該ハウジング内に
    収容されており、入口と出口を有する油フィルタ(1
    4)と、該ハウジングを貫通して挿通されており、前記
    油フィルタの入口と出口の一方に連通した導管(18)
    とを含み、該油フィルタの入口と出口の他方は該ハウジ
    ングの内部に連通しており、該ハウジング(12)は、
    前記ヘッダーのポートに連通する油ポートを画定し、油
    を該油ポートとハウジングの内部の間に通すことを特徴
    とする請求項1又は19に記載の熱交換器。
  22. 【請求項22】 入口と出口を画定するハウジング(1
    2,12’)を有し、前記積重プレート対に取り付けら
    れたフィルタ(14)を含み、該フィルタの入口と出口
    の一方が前記ポートに連通していることを特徴とする請
    求項19に記載の熱交換器。
  23. 【請求項23】 前記各プレートは、長方形であること
    を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の熱
    交換器。
  24. 【請求項24】 対面関係で合わされたリング状プレー
    ト(32)の複数の積重された合わせプレート対(3
    0)から成る熱交換器であって、 前記各プレートは、外周フランジ(34’)と、内周フ
    ランジ(68)と、該外周フランジ(34’)と内周フ
    ランジ(68)の間に位置する中間区域(39)を有
    し、該各合わせプレート対(30)において該外周フラ
    ンジ(34’)同士が結合されており、該各プレートの
    中間区域(39)は、該合わせプレート間に内側流路
    (42)を形成するように互いに離隔した部分を有して
    おり、 前記各プレートの中間区域(39)は、前記外周フラン
    ジ(34’)と内周フランジ(68)の間に位置し、互
    いに離隔した入口開口(48)と出口開口(50)を画
    定する中間セクション(46)を有し、これらの中間セ
    クション(46)は、背中合わせのプレート対の間で該
    中間セクション(46)同士が結合され、それぞれの入
    口開口(48)同士及び出口開口(50)同士が連通し
    て第1熱交換流体のための入口マニホールド(52)及
    び出口マニホールド(54)を画定するように配置され
    ており、それによって、該第1熱交換流体を前記入口マ
    ニホールド(52)から前記内側流路(42)を周方向
    に通して前記出口マニホールド(54)へ通流させ、か
    つ、該背中合わせプレート対の間で隣接する前記中間区
    域(39)同士は、それらの間に外側流路(44)を画
    定するように配置されており、 第2熱交換流体を通すための流体ポートを含み、該第2
    熱交換流体を前記外側流路(44)を通して半径方向に
    強制的に通流させるヘッダーが設けられており、 前記各プレートは、一部分が前記外周フランジ(3
    4’)と共通の平面内に位置する環状の内周側ボス(3
    6’)を有し、前記各プレートの前記中間区域(39)
    は、該プレートの外周フランジ(34’)と内周側ボス
    (36’)の間に位置し、前記ヘッダーは、前記外周フ
    ランジ(34’)と最外縁フランジ(74)によって形
    成されており、前記流体ポートは、各背中合わせプレー
    ト対のプレートの互いに結合された最外縁フランジ(7
    4)に形成された複数の孔(72)によって画定され、
    前記外側流路(44)は、背中合わせプレート対の内周
    側ボス(36’)と外周フランジ(34’)の間に延長
    していることを特徴とする熱交換器。
  25. 【請求項25】 前記内側流路(42)と外側流路(4
    4)のうちの一方に配置された流れ増進手段(38,4
    0,87,89,101)を含むことを特徴とする請求
    項24に記載の熱交換器。
  26. 【請求項26】 前記流れ増進手段は、前記中間区域
    (39)に前記内周側ボス(36’)と前記外周フラン
    ジ(34’)の間に延長するように形成された複数の交
    互のリブ(38)と溝(40)から成り、該リブ及び溝
    は、各プレート対を構成するそれぞれのプレート(3
    2)のリブ及び溝が互いに交差して各プレート対のプレ
    ート間に波形の内側流路(42)を形成し、かつ、隣接
    する背中合わせのプレート対のプレートのリブ及び溝が
    互いに交差してプレート対とプレート対の間に波形の外
    側流路(44)を形成するするように、斜めに配置され
    ていることを特徴とする請求項25に記載の熱交換器。
  27. 【請求項27】 前記流れ増進手段は、前記内側流路
    (42)と外側流路(44)の少くとも一方の流路内に
    突出するように前記中間区域(39)に形成された複数
    の互いに離隔したディンプル(87,89)から成るこ
    とを特徴とする請求項25に記載の熱交換器。
  28. 【請求項28】 前記流れ増進手段は、前記内側流路
    (42)と外側流路(44)の少くとも一方の流路内に
    位置する乱流創生部材(101)から成ることを特徴と
    する請求項25に記載の熱交換器。
  29. 【請求項29】 前記リブ(38)及び溝(40)は、
    所定の高さを有し、前記中間セクション(46)は、該
    リブ及び溝の所定の高さと少くとも同じ高さを有してい
    ることを特徴とする請求項26に記載の熱交換器。
  30. 【請求項30】 前記各プレートの前記内周側ボス(3
    6’)及び外周フランジ(34’)は、前記リブ(3
    8)及び溝(40)の高さに等しい高さを有しているこ
    とを特徴とする請求項29に記載の熱交換器。
  31. 【請求項31】 前記各プレートの前記互いに離隔した
    中間セクション(46)は、互いに近接して位置してい
    ることを特徴とする請求項24〜30のいずれか1項に
    記載の熱交換器。
  32. 【請求項32】 前記各プレートの前記互いに離隔した
    中間セクション(46)の間に前記共通の平面内で前記
    内周側ボス(36’)から前記外周フランジ(34’)
    にまで延長した半径方向のリブ(66)を含むことを特
    徴とする請求項31に記載の熱交換器。
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