JP3492786B2 - 園芸用ベンチ - Google Patents

園芸用ベンチ

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JP3492786B2
JP3492786B2 JP26565894A JP26565894A JP3492786B2 JP 3492786 B2 JP3492786 B2 JP 3492786B2 JP 26565894 A JP26565894 A JP 26565894A JP 26565894 A JP26565894 A JP 26565894A JP 3492786 B2 JP3492786 B2 JP 3492786B2
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伸治 鈴木
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株式会社大仙
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】本発明は温室やビニールハウスに
おいて栽培される鉢植植物を載せる棚をスライド自在と
して栽培有効面積を高める園芸用ベンチに関するもので
ある。 【0001】 【従来の技術】従来、多数の鉢植え植物を載置させた棚
をスライド自在として栽培有効面積を高める園芸用ベン
チとしてはスライド方式、ムービング方式等が知られて
おり、栽培する植物の種類や出荷方法等に応じて適宜選
択されて構築されるものであるが、スライド方式とムー
ビング方式のいずれも簡単に変更できるものはなかった
く、変更に際しては改築費用がかかり栽培コストが上昇
する原因となるうえに施工期間が長く、温室やビニール
ハウスを有効に利用できないという問題があった。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題を解決し、スライド方式・ムービング方式への相互
変換が安価且つ簡単に行える園芸用ベンチを提供するこ
とにある。 【0003】 【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明の園芸用ベンチは、上端両側にレール受を高
さ調整自在に取付けた台脚の複数個を前後に隣接配置し
て前記レール受の内受部にレールを張架させ、該レール
にはガイド車輪によりレール端に設けたストッパ間でス
ライドする棚を支持させるとともに、前記レール受には
前後に隣接する台脚間を連繋するつなぎレールの外受部
を設けたことを特徴するものである。 【0004】 【作用】このような園芸用ベンチは、温室やビニールハ
ウス内に設置して棚上に鉢植植物を載せて栽培するもの
であるが、スライド方式として使用したいときは前後に
所定間隔をもって隣接された多数の台脚の上端両側に設
けられるレール受にレールを張架させ、該レールにガイ
ド車輪をもってストッパ間でスライドするよう棚を支持
し、且つ隣接する棚間に形成される一定の間隔が作業用
通路に拡大されるようにしておき、棚間の作業用通路を
通じて鉢植え植物の手入れを行い、栽培が完了した鉢植
え植物を順次棚から降ろして搬出すればよい。また、ム
ービング方式としたいときは、隣接する台脚の各レール
受に受けられるレールの両端のストッパを外し、対向す
るレール受の外受部間につなぎレールを支持させて隣接
する各台脚が通しレールにより連繋させ、レール上にガ
イドされる棚をスライドさせて棚間に作業用通路を形成
して該作業用通路を通じて鉢植植物の手入れを行う。そ
して、栽培が完了したら鉢植植物を棚毎通しレールに沿
って搬出して出荷すればよい。 【0005】 【実施例】次に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。1は前後に所定間隔をもって隣接される多
数の台脚であり、該台脚1の上端両側には断面樋状のレ
ール受2が高さ調整自在に取り付けられている。レール
受2は台脚1の前後に張架されるパイプ状のレール3を
受ける内受部4と、隣接する台脚間を連繋するつなぎレ
ール5を受ける外受部6とよりなり、このレール受け2
にはレール3の端部に位置するL型のストッパ7がボル
ト8により着脱自在に取り付けられている。 【0006】9は前記レール3にガイドされるガイド車
輪10により台脚1上にスライド自在に支持させた棚で
あり、該棚9はレール3の両端のストッパ7に当接する
ガイド車輪10によりストロークが規制されるもので、
前後のガイド車輪取付位置を狭めるとストロークは拡大
されるが、ホィールベースは小さくなり棚9が不安定に
なるため、隣接する棚間に一定の間隔(約300mm)
を予め形成して棚9をスライドさせた際に、必要な幅の
作業用通路が形成されるようにしている。 【0007】また、棚9の下面から垂設される両側のガ
イド車輪10は一側をレール3上に載置される単輪10
aとするとともに、他側をパイプ状のレール3を斜め上
方から抱持するクロス型の複輪10bとして棚9がレー
ル3より脱線することを防止している。なお、図におい
て11は台脚1の補強桁、12、13はレール受2の高
さ調整用のねじ杆及びナットである。 【0008】このように構成されたものは、スライド方
式として使用したい場合には、温室やビニールハウス内
に図5に示されるように、上端両側のレール受2にレー
ル3を張架させた多数の台脚1を前後に所要間隔をもっ
て隣接させて複数列を並列配置し、各台脚1のレール3
にスライド自在に支持される棚9を相互間に300mm
の間隔が空くよう隣接させて構築する。そして、棚9上
に載置された鉢植植物の手入れを行いたい場合は、図1
の状態にある最外側の棚9を300mmスライドさせて
隣接する2番目の棚9との間に約600mmの作業用通
路を形成してこの作業用通路から作業員が鉢植え植物の
手入れを行えばよく、最外側の棚9の鉢植え植物の手入
れが終わったら、作業員はその作業用通路を利用して後
側の隣接する2番目の棚9の鉢植え植物の手入れを行
う。 【0009】次に、3番目の棚9を2番目の棚側に30
0mmスライドさせれば、3番目と4番目の棚間に60
0mmの作業用通路が形成されるので、該作業用通路か
ら作業員は3番目と4番目の鉢植え植物の手入れを行う
ことができるもので、以後は前記同様の操作を順次繰り
返し行って全鉢植え植物の手入れを行えばよいものであ
る。そして生育が完了した棚9の鉢植え植物毎、作業用
通路を通じて降ろして出荷を行えばよいものである。 【0010】また、スライド方式からムービング方式に
変更したいときは、隣接する各台脚1のレール受2のス
トッパ7を外したうえ、レール受2の外受部6につなぎ
レール5を支持させて隣接する多数の各台脚1のレール
3と連繋される通しレールを台脚間に構築し、図6に示
されるように、中央に搬送通路が形成されるよう11個
を1ブロックとした多数の棚9を左右に並設させる。 【0011】そして、棚9の鉢植植物の手入れを行う場
合は、隙間なく密接されている多数の棚9を中央に向か
って押して1ブロックを600mm程移動させたうえ、
最外側の棚9を600mm引き戻せば、隣接する2番目
の棚9との間に600mmの作業用通路が形成されるの
で、その作業用通路に作業員が入って最外側の棚9の鉢
植え植物の手入れを行い。最外側の棚9の手入れが終わ
ったら、作業員はその作業用通路を利用して後側の隣接
する2番目の棚9の鉢植植物の手入れを行う。次に、
2、3番目の棚9を最外側の棚側にスライドさせれば、
3番目の棚9と4番目の棚9との間に600mmの作業
用通路が形成されるので、該作業用通路から作業員は3
番目と4番目の鉢植え植物の手入れを行えばよく、以後
は前記同様の操作を順次繰り返して行ってゆけばよいも
のである。そして、生育が完了後は棚9をレール3を通
じて中央の搬送通路へ順次移動させ、棚毎台車に積載し
て外部に送り出したうえ、棚を搬送コンテナとしてトラ
ック等に積載して出荷すればよい。 【0012】なお、実施例では棚9とガイド車輪10と
は一体とされているが、棚9とガイド車輪10が分離で
きる構造とすれば、棚9を搬送用コンテナとしてトラッ
クに積載する際、ガイド車輪10が積み込み時に邪魔に
なることがないうえに、荷積された棚が安定となること
がない。また、実施例にように前後の棚を棚間の作業用
通路で行っても、作業用通路の前方にある棚のみの手入
れを行ってもよく、要は最も能率よく作業ができるよう
に作業用通路を適宜空けて行えばよい。 【0013】 【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、台脚に張架されるレールをレール受の内受部に支持
させるとともに、台脚間を連繋するつなぎレールを外受
部に支持させるようにしたから、レール受の内受部にレ
ールを受けさせてスライド方式のベンチとしたり、隣接
する各台脚のレール受の外受部につなぎレールを受けさ
せることにより、多数の各台脚間を通しレールで一連に
連繋したムービング方式のベンチに簡単に切り換えるこ
とができ、スライド方式・ムービング方式への相互変換
が安価且つ簡単に行える利点がある。従って、本発明は
従来の問題点を解決した園芸用ベンチとして業界の発展
に寄与するところ極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示す一部切欠側面図である。 【図2】本発明の実施例を示す一部切欠正面図である。 【図3】本発明の実施例のレール受を示す側面図であ
る。 【図4】本発明の実施例のレール受を示す正面図であ
る。 【図5】棚をスライド方式に配置した実施例を示す平面
図である。 【図6】棚をムービング方式に配置した実施例を示す平
面図である。 【符号の説明】 1 台脚 2 レール受 3 レール 4 内受部 5 つなぎレール 6 外受部 7 ストッパ 9 棚 10 ガイド車輪

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上端両側にレール受(2)を高さ調整自在
    に取付けた台脚(1)の複数個を前後に隣接配置して前記
    レール受(2) の内受部(4) にレール(3) を張架させ、該
    レール(3) にはガイド車輪(10)によりレール端に設けた
    ストッパ(7)間でスライドする棚(9) を支持させるとと
    もに、前記レール受(2) には前後に隣接する台脚間を連
    繋するつなぎレール(5) の外受部(6) を設けたことを特
    徴する園芸用ベンチ。
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