JP3492770B2 - 車両機器制御装置 - Google Patents

車両機器制御装置

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JP3492770B2 JP18566794A JP18566794A JP3492770B2 JP 3492770 B2 JP3492770 B2 JP 3492770B2 JP 18566794 A JP18566794 A JP 18566794A JP 18566794 A JP18566794 A JP 18566794A JP 3492770 B2 JP3492770 B2 JP 3492770B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステアリング及び自動
変速機用シフトレバーの操作を禁止若しくは解除する機
能を備えた車両機器制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両においては、送信機に対
する操作により例えばドアロック機構を施錠若しくは解
錠する機能を備えたものが供されている。このものは、
受信機能を供えた制御装置を車両に設け、その制御装置
により送信機からの送信信号を受信するようになってい
る。この制御装置は、送信機から受信した識別コード
(IDコード)が予め登録されている識別コードと一致
したときは、受信内容に応じてドアロック機構を施錠若
しくは解錠する。
【0003】ところで、上述したような送信機を用いて
エンジンを始動することが考えられている。このような
構成によれば、キーによりイグニッションスイッチをオ
ンする機械式のものと違って、イグニッションキーに対
する不正を防止してセキュリティを高めることができ
る。また、車両を駐車したときはステアリングの操作も
同時に禁止するように構成すれば、セキュリティを一層
向上することができる。
【0004】一方、電気的制御により自動車の安全性を
高める構成として、自動変速機用シフトレバーの操作を
禁止若しくは解除するものがある。このものは、自動変
速機用シフトレバーがパーキングポジションに操作され
たときはシフトレバーをロックすると共に、所定のシフ
トロック解除操作が行われたときはパーキングポジショ
ンからのシフトレバーの操作を許可するようになってい
る。
【0005】図3は、上記各機能を備えた制御装置の一
例を示している。この図3において、制御装置1は、受
信回路2が受信した図示しない送信機からの受信信号が
エンジンの始動を示していたときにエンジン始動の禁止
条件を検出するインターロック検出回路3が非検出状態
であったときは、エンジン始動回路4によりエンジンを
始動する。また、制御装置1は、送信機からの受信信号
がドアロック若しくはドアアンロックを示していたとき
は、それに応じてドアロック機構5を制御する。この場
合、制御装置1は、エンジンの始動状態でドアロック機
構5が解錠されていることを検出するアンロックホール
ド検出スイッチ6がオンしたときは、乗員が乗車すると
判断してステアリングロックソレノイド7に対する通電
を停止する。このステアリングロックソレノイド7は、
非通電状態でステアリングの操作を禁止し、通電状態で
ステアリングの操作を許可するので、ドアロック機構5
が解除されたときはステアリングの操作が可能となる。
従って、送信機に対する操作によりエンジンを始動する
と共に、エンジンの始動状態で送信機によりドアを解錠
したときのみステアリングの操作を許可することができ
るので、セキュリティを向上することができる。
【0006】一方、シフトロックECU8は、図示しな
い自動変速機用シフトレバーの操作位置を検出するため
のシフトポジション検出スイッチ9がパーキングポジシ
ョンを示していたときは、シフトロックソレノイド10
に対する通電を停止する。このシフトロックソレノイド
10は、非通電状態でシフトレバーの操作を禁止し、通
電状態でシフトレバーの操作を許可するので、シフトレ
バーがパーキングポジションに操作されたときはシフト
レバーの操作は禁止される。この場合、シフトレバーを
パーキングポジションから移動操作するには、フットブ
レーキを操作するのが一般的である。
【0007】ところで、シフトロックECU8がフット
ブレーキに対する操作によりシフトレバーの操作を許可
するような構成では、乗員が車内で送信機に対する操作
によりエンジンを始動してからドアロック機構を解錠す
ることなくフットブレーキを操作した場合には、図4に
示すようにステアリングの操作が禁止された状態でシフ
トロックの操作が許可されてしまう条件が成立してしま
うことになり、走行不能な状態に陥ってしまう。
【0008】そこで、図4に示すような車両が走行不能
な状態に陥らないように、制御装置1は、ステアリング
の操作が禁止された状態ではシフトレバーの操作禁止状
態が解除されてしまうことを禁止することを指令するロ
ック解除禁止信号をシフトロックECU8に出力するよ
うにしている。つまり、制御装置1は、送信機に対する
操作によりエンジンを始動してからドアロック機構5を
解錠した状態でフットブレーキスイッチ11がオンした
ときは、ロック解錠禁止信号の出力を停止するようにな
っている。従って、シフトロックECU8は、ロック解
除禁止信号の入力状態ではシフトロックソレノイド10
に対する非通電状態を継続することによりシフトレバー
の操作禁止状態を継続すると共に、ロック解除禁止信号
の入力が断たれたときはシフトレバーロックソレノイド
10に通電してシフトレバーの操作を許可する。
【0009】上記構成によれば、シフトロックECU8
によりシフトレバーの操作が許可されるときは、制御装
置1によりステアリングの操作は許可されているので、
図4に示すような走行不能状態に陥ることを防止するこ
とができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のものでは、制御装置1からシフトロックECU
8に対してロック解除禁止信号を出力することにより、
ステアリングの操作が禁止された状態でシフトレバーの
操作が許可されてしまうことを防止する構成であるの
で、制御装置1若しくはシフトロックECU8の異常動
作、或いは電気的ノイズによりロック解除禁止信号が断
たれてしまったときは、ステアリングの操作が禁止され
た状態でシフトレバーの操作が許可されてしまう事態に
陥る虞が依然残されている。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電気的制御によりステアリング及び自
動変速機のシフトレバーの操作を禁止若しくは許可する
構成において、ステアリングの操作が禁止された状態で
シフトレバーの操作が許可されてしまうことを確実に防
止することができる車両機器制御装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の車両機器制御装
置は、通電状態に応じてステアリングの操作を許可する
ステアリングロック回路を設け、通電状態に応じて自動
変速機用シフトレバーの操作を許可するシフトロック回
路を設け、動作状態で前記ステアリングロック回路への
給電路を形成する第1の給電回路を設け、動作状態で前
記シフトロック回路への給電路を形成する第2の給電回
路を設け、ステアリングロック解除条件が成立したとき
は前記第1の給電回路を動作させる第1の制御回路を設
け、この第1の制御回路による前記第1の給電回路の動
作状態でシフトロック解除条件が成立したときは、前記
第2の給電回路を動作させる第2の制御回路を設けた上
で、前記第2の給電回路を、前記第1の給電回路により
形成される前記ステアリングロック回路への給電路を通
じて前記シフトロック回路への給電路を形成するように
接続したものである。
【0013】上記構成において、ステアリング操作の禁
止状態でオフするロック状態検出スイッチを設けると共
に、前記ロック状態検出スイッチを、前記第1の給電回
路により形成される前記シフトロック回路の通電路に直
列に接続するようにしてもよい。また、前記第1の制御
回路及び第2の制御回路をユニット化してもよい。
【0014】
【作用】請求項1記載の車両機器制御装置の場合、第1
の制御回路は、ステアリングロック解除条件が成立した
ときは第1の給電回路を動作させる。これにより、第1
の給電回路によりステアリングロック回路への給電路が
形成されるので、ステアリングロック回路は、通電状態
に応じてステアリングの操作を解除する。そして、第2
の制御回路は、第1の制御回路による第1の給電回路の
動作状態でシフトロック解除条件が成立したときは、第
2の給電回路を動作させる。これにより、第2の給電回
路によりシフトロック回路への給電路が形成されるの
で、シフトロック回路は、通電状態に応じてシフトレバ
ーの操作を許可する。このとき、ステアリングの操作は
許可されているので、シフトレバーの操作により車両を
発進することができる。
【0015】さて、第2の制御回路が異常動作したとき
は、第1の給電回路によるステアリングロック回路への
給電路が形成されていない状態で第2の給電回路により
シフトロック回路への給電路が誤って形成されることが
ある。この場合、第2の給電回路は、第1の給電回路に
より形成されるステアリングロック回路への給電路を通
じてシフトロック回路への給電路を形成するように接続
されているので、第1の給電回路によりステアリングロ
ック回路への給電路が形成されないときは、第2の給電
回路によりシフトロック回路への給電路が形成されるこ
とはない。従って、第2の制御回路が誤って第2の給電
回路を動作するにしても、ステアリングの操作が解除さ
れていない状態でシフトレバーの操作が解除されてしま
うことを防止することができる。
【0016】請求項2記載の車両機器制御装置の場合、
第1の制御回路による第1の給電回路に対する動作によ
りステアリングロック回路への給電路が形成されるにも
かかわらず、ステアリング操作の禁止状態が継続したと
きは、ロック状態検出スイッチはオフしている。これに
より、シフトロック回路の通電路は開放しているので、
第の制御回路による第2の給電回路に対する動作により
シフトロック回路への給電路が誤って形成されるにして
も、ステアリングの操作禁止状態でシフトレバーの操作
が許可されてしまうことを防止することができる。
【0017】請求項3記載の車載機器制御装置の場合、
第1の制御回路及び第2の制御回路をユニット化するよ
うにしたので、両者の間の信号の授受を廃止して耐ノイ
ズ特性を向上することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して説明する。図1は全体の電気的構成を概略的に示
している。この図1において、制御装置21は、受信回
路22が受信した図示しない送信機からの受信信号がエ
ンジンの始動を示していたときにエンジン始動の禁止条
件を検出するインターロック検出回路23が非検出状態
であったときは、エンジン始動回路24によりエンジン
を始動する。また、制御装置21は、送信機からの受信
信号がドアロック若しくはドアアンロックを示していた
ときは、それに応じてドアロック機構25を制御する。
上記、制御装置21は、エンジンを始動したときは走行
許可信号をロックコントロールECU26に出力する。
【0019】ロックコントロールECU26は第1の制
御回路及び第2の制御回路がユニット化されたマイクロ
コンピュータ27を主体として構成されている。このマ
イクロコンピュータ27は、ドアロック機構25が解錠
されたことを検出するアンロックホールド検出スイッチ
28、フットブレーキが操作されたことを検出するフッ
トブレーキスイッチ29及び自動変速機用シフトレバー
の操作位置を検出するためのシフトポジション検出スイ
ッチ30の検出状態に基づいて第1の給電回路としての
第1のリレー31及び第2の給電回路としての第2のリ
レー32を適宜動作するようになっている。
【0020】ここで、第1のリレー31の常開接点の一
端には給電端子が接続され、他端にはステアリングロッ
ク回路としてのステアリングロックソレノイド33が接
続されている。このステアリングロックソレノイド33
は通電に応じて移動するアクチュエータ35を備えてい
る。このアクチュエータ35は、ステアリングロックソ
レノイド33の非通電状態でステアリングの操作を禁止
するロック位置に移動すると共に、通電状態でステアリ
ングの操作を許可するアンロック位置に移動するように
なっている。
【0021】また、第2のリレー32の常開接点の一端
は第1のリレー31の常開接点の他端と接続され、他端
はシフトロック回路としてのシフトロックソレノイド3
4と接続されている。このシフトロックソレノイド34
は、非通電状態で自動変速機用シフトレバーの操作を禁
止し、通電状態でシフトレバーの操作を許可する。
【0022】ここで、シフトロックソレノイド34の通
電路にはアンロック検出スイッチ36が直列に接続され
ている。このアンロック検出スイッチ36は、アクチュ
エータ35がアンロック位置に移動しているときにオン
し、アクチュエータ35がロック位置に移動していると
きにオフするようになっている。
【0023】次に上記構成の作用について説明する。車
両を運転するときは、送信機を操作してエンジンの始動
を指令する。すると、制御装置21は、受信回路が受信
した受信信号がエンジンの始動を示していたときは、イ
ンターロック検出回路23の検出状態に基づいてエンジ
ンの始動が禁止されていないことを確認してからエンジ
ン始動回路24によりエンジンを始動する。このとき、
制御装置21は、ロックコントロールECU26に対し
て走行許可信号を出力する。この走行許可信号は、エン
ジンの始動が終了して自動車の走行が可能な状態となっ
たことを示している。続いて、送信機を操作してドアの
解錠を指令する。すると、制御装置21は、受信回路が
受信した受信信号がドアの解錠を示していたときはドア
ロック機構を解錠する。
【0024】図2は、ロックコントロールECU26の
マイクロコンピュータ27の動作を示している。この図
2において、マイクロコンピュータ27は、制御装置2
1から走行許可信号を入力した状態でドアロック機構2
5が解除されたことを検出するアンロックホールド検出
スイッチ28がオンしたときは(ステップS1,S
2)、第1のリレー31をオンする(ステップS3)。
すると、第1のリレーの常開接点がオンするので、その
常開接点を通じてステアリングロックソレノイド33に
給電される。これにより、ステアリングロックソレノイ
ド33によるステアリングの操作禁止状態が解除される
ので、送信機の操作によりエンジンを始動してからドア
を解錠したときは、ステアリングの操作が可能となる。
ここで、ステアリングロックソレノイド33の通電によ
りアクチュエータ35がアンロック位置に移動すると、
アンロック検出スイッチ36がオンする。
【0025】続いて、自動変速機用シフトレバーの操作
を可能とするためにフットブレーキを操作すると、フッ
トブレーキスイッチ29がオンするので、マイクロコン
ピュータ27は、第2のリレー32をオンする(ステッ
プS5)。このとき、第2のリレー32の常開接点の一
端は第1のリレー31の常開接点を通じて給電されてい
ると共にアンロック検出スイッチ36がオンしているの
で、第2のリレー32の常開接点を通じてシフトロック
ソレノイド34に給電される。この結果、シフトロック
ソレノイド34は通電されるので、シフトロックソレノ
イド34によるシフトレバーの操作禁止状態が解除され
る。従って、エンジンを始動した状態でドアを閉鎖し、
さらにブレーキを操作したときは、シフトレバーの操作
禁止状態が解除されるので、シフトレバーをパーキング
ポジションから移動操作して自動車を発進させることが
できる。
【0026】この場合、フットブレーキの操作を中断し
たときは、フットブレーキスイッチ29がオフするの
で、マイクロコンピュータ27は、第2のリレー32を
オフする(ステップS6)。これにより、シフトロック
ソレノイド34に対する給電が断たれてシフトレバーの
操作が禁止される。
【0027】そして、自動車を停止してシフトレバーを
パーキングポジションに操作すると、マイクロコンピュ
ータ27は、第1及び第2のリレー31,32をオフす
るので(ステップS8)、ステアリングロックソレノイ
ド33及びシフトロックソレノイド34への給電が断た
れ、以てステアリング及びシフトレバーの操作が禁止さ
れる。
【0028】さて、上述したようにロックコントロール
ECU26は、第1のリレー31のオン状態で第2のリ
レー32をオンするようにプログラムされているが、異
常動作したときは第1のリレー31のオフ状態で第2の
リレー32をオンすることがある。
【0029】しかしながら、第2のリレー32の常開接
点は第1のリレー31の常開接点のオン状態で給電され
るように接続されているので、第1のリレー31のオフ
状態で第2のリレー32がオンされる事態を生じるにし
ても、第2のリレー32の常開接点を通じてシフトロッ
クソレノイド34に給電されることはない。従って、制
御装置が誤動作したときは、ステアリングの操作が禁止
されているにもかかわらずシフトレバーの操作禁止状態
が解除されてしまう虞がある従来例のものと違って、ス
テアリングロックソレノイド33によるステアリングの
操作禁止状態でシフトロックソレノイドによるシフトレ
バーの操作禁止状態が誤って解除されてしまうことはな
いので、ステアリングの操作禁止状態で自動車を発進さ
せてしまうことを確実に防止することができる。
【0030】また、シフトロックソレノイド34の通電
路にステアリングの操作が許可されたときにオンするア
ンロック検出スイッチ36を直列に接続するようにした
ので、第1のリレー31をオフすることによりステアリ
ングロックソレノイド33への給電を断ったにもかかわ
らずアクチュエータ35がロック位置に継続して位置す
ることによりステアリングの操作が禁止されていた場合
であっても、アンロック検出スイッチ36によりシフト
ロックソレノイド34の通電路を断つことができる。従
って、ステアリングの操作禁止状態ではシフトレバーの
操作を一層確実に禁止することができる。
【0031】また、ロックコントロールECU26は、
ステアリングロックソレノイド33及びシフトロックソ
レノイド34の両者に対して通電制御するようにユニッ
ト化されているので、ステアリングロックソレノイド及
びシフトロックソレノイドを独立に制御する制御回路間
で信号を授受する従来例のものと違って、電気的ノイズ
による誤動作を防止することができる。
【0032】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、次のように変形または拡張できる。送信機から
の指令によりドアが解除されたときはエンジンの始動に
かかわらずステアリングの操作を解除するようにしても
よい。第1及び第2のリレー31,32に代えて、無接
点スイッチを設けるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の車両機器制御装置によれば、以下の効果を奏する。請
求項1記載のものによれば、シフトロック状態を解除す
るシフトロック回路に通電するための第2の給電回路
を、第1の給電回路により形成されるステアリングロッ
ク回路への給電路を通じてシフトロック回路への給電路
を形成するように接続するようにしたので、ステアリン
グの操作が解除されていない状態でシフトレバーの操作
が解除されてしまうことを防止することができる。
【0034】請求項2記載の車両機器制御装置によれ
ば、ステアリング操作の禁止状態でオフするロック状態
検出スイッチを、ステアリングロック回路により形成す
るようにしたので、シフトロック回路への給電路が誤っ
て形成されるにしても、シフトレバーの操作が許可され
てしまうことを防止することができる。
【0035】請求項3記載の車両機器制御装置によれ
ば、第1の制御回路及び第2の制御回路をユニット化す
るようにしたので、両者の間の信号の授受を廃止して耐
ノイズ特性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成の概略図
【図2】マイクロコンピュータの動作を示すフローチャ
ート
【図3】従来例を示す図1相当図
【図4】送信機に対する操作による各機器の状態を示す
【符号の説明】
26はロックコントロールECU、27はマイクロコン
ピュータ(第1の制御回路、第2の制御回路)、31は
第1のリレー(第1の給電回路)、32は第2のリレー
(第2の給電回路)、33はステアリングロックソレノ
イド(ステアリングロック回路)、34はシフトロック
ソレノイド(シフトロック回路)、36はアンロック検
出スイッチである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/00 - 25/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電状態に応じてステアリングの操作を
    許可するステアリングロック回路と、 通電状態に応じて自動変速機用シフトレバーの操作を許
    可するシフトロック回路と、 動作状態で前記ステアリングロック回路への給電路を形
    成する第1の給電回路と、 動作状態で前記シフトロック回路への給電路を形成する
    第2の給電回路と、 ステアリングロック解除条件が成立したときは前記第1
    の給電回路を動作させる第1の制御回路と、 この第1の制御回路による前記第1の給電回路の動作状
    態でシフトロック解除条件が成立したときは、前記第2
    の給電回路を動作させる第2の制御回路とを備え、 前記第2の給電回路は、前記第1の給電回路により形成
    される前記ステアリングロック回路への給電路を通じて
    前記シフトロック回路への給電路を形成するように接続
    されていることを特徴とする車両機器制御装置。
  2. 【請求項2】 ステアリング操作の禁止状態でオフする
    ロック状態検出スイッチを設け、 前記ロック状態検出スイッチは、前記第1の給電回路に
    より形成される前記シフトロック回路の通電路に直列に
    接続されていることを特徴とする請求項1記載の車両機
    器制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の制御回路及び第2の制御回路
    はユニット化されていることを特徴とする請求項1記載
    の車両機器制御装置。
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