JP3492510B2 - コンクリート製セグメント及びその製造方法並びにコンクリート製セグメントの接合構造 - Google Patents

コンクリート製セグメント及びその製造方法並びにコンクリート製セグメントの接合構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル等の構築
に用いられるコンクリート製セグメント及びその製造方
法並びコンクリート製セグメントの接合構造。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、先に、図6ないし図
9に示す六角形セグメントを開発した(特願平8−23
8258号。) この六角形セグメントは、金具本体41aの外端に頭部
41bが形成された接合金具41をH型鋼42のウエブ
42aに固定して2つの傾斜接合面Ka、Kbの角部に
設ける一方、側部接合面Ga、Gbを形成して設けられ
た溝型鋼43のウエブ43aに上記接合金具41の頭部
41bが嵌め込まれる嵌合部43bを設け、1枚目の六
角形セグメントS1 の1つの傾斜接合面Kbに2枚目の
六角形セグメントS2 の1つの傾斜接合面Kaを突き合
わせて1枚目の六角形セグメントS1 の嵌合部43bに
2枚目の六角形セグメントS2 の接合金具41の頭部4
1bを嵌め込んで相互に接合し、また3枚目の六角形セ
グメントS3 を、その側部接合面Gaを1枚目の六角形
セグメントS1 の側部接合面Gbに突き合わせるととも
に、2枚目の六角形セグメントS2 の上記接合金具41
の頭部41bに側部接合面Gaの嵌合部43bを嵌合さ
せ、また1つの傾斜接合面Kaを2枚目の六角形セグメ
ントS2 の他の傾斜接合面Kbに突き合わせて、六角形
セグメントS1 、S2 、S3 どうしを互いに接合するこ
とができるようになっている。なお、六角形セグメント
は、図7と図8のように、側面視において円弧状に湾曲
している。
【0003】この新しい六角形セグメントによれば強い
接合力が得られ、例えば、六角形セグメントで構築され
たトンネルが水路であっても、その中心から外方に向う
水圧に充分に耐えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、様々な角度か
ら強度等の実験を行ったところ、コンクリート製セグメ
ントの場合、接合金具41の付け根部分や、溝型鋼43
の露出端部分のセグメントの角部が、接合金具41等に
加えられた衝撃等によって欠損しやすく、また、セグメ
ントどうしの接合状態において止水性に劣る場合がある
ことがことが判明した。
【0005】本発明は、接合金具に隣接したセグメント
の角部が欠損しにくく、また良好な止水性を得ることが
できる、コンクリート製セグメント及びその製造方法並
びにコンクリート製セグメントの接合構造を提供するこ
とを目的にする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載のコンクリート製セグメントは、右
と左の側部接合面に右側部用接合金具と左側部用接合金
具がそれぞれ設けられ、端部接合面のほぼ中央に他の2
枚のセグメントの右側部用接合金具及び左側部用接合金
具と協働して3枚のセグメントどうしを接合する端部用
接合金具が設けられたコンクリート製セグメントにおい
て、上記接合金具に隣接したセグメントの1以上の角部
に弾性部材をその一部分をセグメントの外方に膨出させ
て埋設した構成とした。
【0007】上記の手段では、接合金具に衝撃が加えら
れることがあっても、弾性部材がその接合金具からセグ
メントに伝わる衝撃を吸収する。また、セグメントの外
方に膨出された弾性部材の一部分は、例えば、セグメン
トどうしを接合する際にそれらの接合面どうしが大きい
力で直接当接するのを防いで衝撃を緩和するとともに、
セグメントどうしの接合状態においてセグメント間に圧
縮されて止水性を高める。
【0008】 上記の発明は、六角形セグメントや四角
形セグメントに適用することができる(請求項2、請求
項3)。また、頭部が形成された端部用接合金具と、該
端部用接合金具の頭部に嵌合される嵌合部がそれぞれ形
成された右側部用接合金具及び左側部用接合金具を使用
したり(請求項4)、埋設本体と結合具からなり、埋設
本体には、結合具の挿入部を挿入させる挿入スリットと
結合具の一方の嵌入部を嵌入させる嵌合孔とが形成され
端部用接合金具と、互いに向き合わされた状態で、上
記結合具の挿入部を挿入させる挿入段部と結合具の他方
の嵌入部を嵌入させる嵌合部とがそれぞれ形成された右
側部用接合金具及び左側部用接合金具を使用したりする
ことができる(請求項5)。
【0009】請求項6記載のコンクリート製セグメント
の製造方法は、請求項1ないし5のいずれか1つに記載
のコンクリート製セグメントの製造方法であり、セグメ
ントの型枠内の所定箇所に弾性部材を装着する工程と、
上記型枠内に生コンクリートを打設してその生コンクリ
ートで上記弾性部材を型枠の内面に押し付け、その状態
を保ったまま生コンクリートを固化させてコンクリート
中に弾性部材を埋設する工程とを具備した構成とした。
【0010】この手段においては、型枠内でコンクリー
トが固化したのちに型枠を脱型すると、それまで型枠の
内面に押し付けられていた弾性部材の一部分がセグメン
トから外方に所定量膨出することになる。したがって、
弾性部材の衝撃吸収性能と止水性能が高まる。また、セ
グメントに対する弾性部材の取付けが容易で手間がかか
らない。
【0011】請求項7記載のコンクリート製セグメント
の接合構造は、請求項1ないし5のいずれか1つに記載
のほぼ同一形状の3枚のセグメントを、1枚目のセグメ
ントの1つの端部接合面の一部に2枚目のセグメントの
1つの端部接合面の一部を当接させ、3枚目のセグメン
トの1つの側部接合面を1枚目のセグメントの1つの側
部接合面に当接させるとともに、1つの端部接合面の一
部を2枚目のセグメントの上記端部接合面の残りの一部
に当接させて設け、弾性部材をセグメントの間に圧縮し
た状態で端部用接合金具と右側部用接合金具及び左側部
用接合金具の協働によって3枚のセグメントを互いに接
合した構成とした。
【0012】上記の手段では、セグメントの間に圧縮さ
れた弾性部材がセグメントの接合面に密着してその部分
を液密に保つ。また弾性部材は、セグメントどうしの当
接操作時の衝撃を緩和する。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照に
して説明する。図1ないし図5は本発明の実施の形態を
示すもので、符号SaとSbは正面形状が六角形のコン
クリート製セグメントである。コンクリート製セグメン
トSaは、右(図1で下側)と左の側部接合面Gb、G
aに右側部用接合金具1と左側部用接合金具2をそれぞ
れ備え、傾斜接合面(端部接合面)Ka、Kbの角部に
端部用接合金具3を備えている。
【0014】右側部用接合金具1と左側部用接合金具2
は、外面(図1で、接合金具1の場合は上側の面、接合
金具2の場合は下側の面)に嵌合部1a、2aを有す
る。また、端部用接合金具3は、右側部用接合金具1と
左側部用接合金具2の嵌合部1a、2aが嵌合される頭
部3aを先端に有し、その中心線をセグメントSaの中
心線に一致させて設けられている。
【0015】そして、接合金具1、2、3に隣接したセ
グメントの角部には、硬質ゴムやこれに類する材料で製
作された弾性部材6、7、8がその一部分6a、7a、
8aをセグメントの外方に膨出させて埋設されている。
【0016】他のコンクリート製セグメントSbは、右
(図2で上側)と左の側部接合面Gb、Gaに右側部用
接合金具11と左側部用接合金具12をそれぞれ備え、
傾斜接合面(端部接合面)Ka、Kbの角部に端部用接
合金具13を備えている。
【0017】 右側部用接合金具11と左側部用接合金
具12は、外面(図2で、接合金具11の場合は上側の
面、接合金具12の場合は下側の面)に、互いに向き合
わされた状態で、結合具15の他方の嵌入部15aを嵌
入させる嵌合部11a、12aと結合具15の挿入部1
5bを挿入させる挿入段部11b、12bとをそれぞれ
有する。また端部用接合金具13は、埋設本体と結合具
15からなり、埋設本体は、結合具15の一方の嵌入部
15cを嵌入させる嵌合孔13aと結合具15の挿入部
15bと挿入させる挿入スリット13bを有し、その中
心線をセグメントSbの中心線に一致させて設けられて
いる。
【0018】そして、接合金具11、12、13に隣接
したセグメントの角部には、セグメントSaと同様に、
硬質ゴムやこれに類する材料で製作された弾性部材1
6、17、18がその一部分16a、17a、18aを
セグメントの外方に膨出させて埋設されている。
【0019】なお、図1と図2においては、コンクリー
ト製セグメントSa、Sbの一部分しかしめされていな
いが、全体構造は図6ないし図9の六角形セグメントと
基本的に同一である。
【0020】上記の構成とされたコンクリート製セグメ
ントSaは、図4に示すように、型枠20の所定箇所に
各弾性部材6、7、8を各接合金具1、2、3と一緒に
装着して準備し、その型枠20内に生コンクリートCを
流し込んで各弾性部材6、7、8を型枠20の内面に適
度な力で押し付け、その状態のまま生コンクリートCを
固化させて製造する。これにより各弾性部材6、7、8
は、生コンクリートCに埋設されてセグメントに一体に
固定される。なお、各弾性部材6、7、8がセグメント
の外方に膨出する部分6a、7a、8aを大きくしたい
場合には、型枠20の内面部に溝を設けて、ここに各弾
性部材6、7、8を嵌め込んだ後に生コンクリートCを
流し込む。
【0021】各接合金具1、2、3は、図1に2点鎖線
で示すように、それらに定着筋21や定着ピン22或い
は定着フック23の1種、場合によっては2種以上を溶
接等で取り付けておき、それらをコンクリート中に埋設
してセグメントに固定するのが普通であるが、H型鋼4
2(図6)や溝型鋼43或いは鉄筋(図示せず)に溶接
等で固定することもできる。
【0022】コンクリート製セグメントSbの製造方法
と接合金具11、12、13の取付け等はセグメントS
aと同一である。
【0023】3枚のセグメントSaの接合は、次のよう
にして行う。すなわち、1枚目のセグメントSa(図1
で右下のセグメント)の1つの傾斜接合面Kbに2枚目
のセグメントSa(図1で左のセグメント)の1つの傾
斜接合面Kaを当接させて1枚目のセグメントSaの接
合金具1の嵌合部1aに2枚目のセグメントSaの接合
金具3の頭部3aを嵌め入れて相互に接合し、また3枚
目のセグメントSa(図1で右上のセグメント)を、そ
の側部接合面Gaを1枚目のセグメントSaの側部接合
面Gbに当接させるとともに、2枚目のセグメントSa
の接合金具3の頭部3aに接合金具2の嵌合部2aを嵌
合させ、また1つの傾斜接合面Kaを2枚目のセグメン
トSaの他の傾斜接合面Kbに当接させて、3枚のセグ
メントSaどうしを互いに接合する。なお、図1で下が
坑口側、上が切羽側である。
【0024】各弾性部材6、7、8は、衝突等によって
接合金具1、2、3に加えられた衝撃を吸収する。した
がって、接合金具近傍のセグメントの衝撃による欠損が
緩和される。また、各弾性部材は、接合面Ka、Kb、
Ga、Gbどうしを当接させてセグメントSa、Sbを
接合する際に、相手側の接合面に接触して接合面どうし
が直接強い力でぶつかり合うのを防ぐので、この点でも
セグメントの欠損等が緩和される。また弾性部材6、
7、8は、3枚のセグメントSaの接合状態においてセ
グメントの間に圧縮され、その部分を液密にして止水性
を高める。
【0025】コンクリート製セグメントSbの場合は、
1枚目のセグメントSb(図2で右下のセグメント)の
1つの傾斜接合面Kbに2枚目のセグメントSb(図2
で左のセグメント)の1つの傾斜接合面Kaを突き合わ
せ、3枚目のセグメントSb(図2で右上のセグメン
ト)を、その側部接合面Gaを1枚目のセグメントSb
の側部接合面Gbに突き合わせるとともに、1つの傾斜
接合面Kaを2枚目のセグメントSbの他の傾斜接合面
Kbに突き合わせる。次いで、右側部用接合金具11と
左側部用接合金具12の互いに向き合わされた挿入段部
11b、12bの間と端部用接合金具13の挿入スリッ
ト13bとに結合具15の挿入部15bを構築トンネル
の内側から挿入して結合具15の嵌入部15a、15c
を右側部用接合金具11と左側部用接合金具12の互い
に向き合わされた嵌合部11a、12aの間と端部用接
合金具13の嵌合孔13aとにそれぞれ嵌入する。この
結合具15の嵌込み操作によって3枚のセグメントSb
が完全に接合される。
【0026】コンクリート製セグメントSbの弾性部材
16、17、18はコンクリート製セグメントSaの弾
性部材6、7、8と全く同様に機能する。弾性部材6、
7、8、16、17、18としては、HS硬度が60以
上の硬質天然ゴムが好ましいが、これに限られるもので
はない。
【0027】また符号Scは正面形状が四角形のコンク
リート製セグメントである。コンクリート製セグメント
Scは、右(図3で上側)と左の側部接合面Gb、Ga
に右側部用接合金具1と左側部用接合金具2をそれぞれ
備え、端部接合面Tの中央に端部用接合金具3を有す
る。このセグメントScの接合金具1、2、3の構造
は、前記セグメントSaの接合金具1、2、3と同一で
ある。
【0028】そして、接合金具1、2に隣接したセグメ
ントの角部には、セグメントSaの弾性部材6、7と同
一の弾性部材6、7がその一部分6a、7aをセグメン
トの外方に膨出させて埋設されている。
【0029】コンクリート製セグメントScの製造方法
と接合金具1、2、3の取付け等もセグメントSaと同
じである。また、3枚のセグメントScどうしの接合
は、端部接合面Tどうしを互いに当接させる以外は六角
形セグメントSaと同一である。端部用接合金具3の付
け根部分にセグメントSaと同様に弾性部材8を取り付
けることができる。また、セグメントSbの接合金具1
1、12、13を四角形セグメントに適用することもで
きる。
【0030】図の弾性部材6、7、8、16、17、1
8は、いずれも横断面形状が円形となっているが、図5
に示すような四角形や三角形、或いはそれ以外の他の形
状であってもよい。弾性部材8をリング状にすると、オ
ス型の接合金具3に嵌めつけて用いることができ、至便
である。弾性部材は、接合金具に隣接したセグメントの
すべての角部に設けずに、その一部分だけに設ける場合
もある。
【0031】接合金具1、2の嵌合部1a、2aと接合
金具3の頭部3aの形状は、互いに適合する形状であれ
ば他の形状であってもよい。接合金具11、12の嵌合
部11a、12aと結合具15の嵌入部15a、及び接
合金具13の嵌合孔13aと結合具15の嵌入部15c
の場合も同様であり、図の形状に限られるものではな
い。
【0032】図1と図2の六角形のセグメントSa、S
bは図6のセグメントと同様に、正六角形を互いに向き
合う2つの角部の突出し方向に長く伸ばした形状とさ
れ、また図3の四角形セグメントScは正四角形を一方
向に伸ばした長形状とされているが、基本的な形状が六
角形又は四角形であれば、上記以外の形状、例えば、側
部接合面Ga、Gbが正確に平行でないような六角形又
は四角形であってもよい。また、平板状で円弧状に湾曲
していなくてもよい。したがって、本発明のセグメント
Sa、Sb、Scは、トンネル覆工以外にも擁壁ブロッ
クや床板などとしても使用可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、接合金具に隣接したセグメントの角部が衝
撃等によって欠損しにくく、しかも止水性の良好なコン
クリート製セグメントを提供することができる。
【0034】また、請求項6記載の発明によれば、生コ
ンクリートの打設圧力を弾性部材の圧縮に有効に活用し
てその一部分を所定量外方に膨出させることができる。
したがって、弾性部材の衝撃吸収性能と止水性能が向上
する上、製造に手間がかからずコストを低減することが
できる。
【0035】また、請求項7記載の発明によれば、接合
金具に隣接したセグメントの角部が欠損しにくくて接合
作業を迅速かつ円滑に行うことができ、しかも止水性の
良好な接合構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンクリート製セグメントの接
合構造を示す断面図である。
【図2】 本発明に係る他のコンクリート製セグメント
の接合構造を示す断面図である。
【図3】 本発明に係る別のコンクリート製セグメント
の接合構造を示す断面図である。
【図4】 本発明に係るコンクリート製セグメントの製
造方法の説明図である。
【図5】 横断面形状の異なる弾性部材の外観図であ
る。
【図6】 H型鋼と溝型鋼を用いた六角形セグメントの
一部破断の平面図である。
【図7】 図6の(VII−VII)部分の断面図である。
【図8】 図6のセグメントの側面図である。
【図9】 図6の(IX−IX)部分の断面図である。
【符号の説明】
1、2、11、12 側部用接合金具 1a、2a、11a、12a 嵌合部 3、13 端部用接合金具 3a 頭部 6、7、8、16、17、18 弾性部材 6a、7a、8a、16a、17a、18a 一部分 11b、12b 挿入段部 13a 嵌合孔 13b 挿入スリット 15 結合具 15a、15c 嵌入部 15b 挿入部 20 型枠 Sa、Sb、Sc コンクリート製セグメント Ka、Kb 傾斜接合面(端部接合面) Ga、Gb 側部接合面 T 端部接合面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 染谷 洋樹 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石川島建材工業株式会社内 (72)発明者 橋口 彰夫 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石川島建材工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−4191(JP,A) 特開 昭63−14996(JP,A) 特開 平6−280486(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/04 E21D 11/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 右と左の側部接合面に右側部用接合金具
    と左側部用接合金具がそれぞれ設けられ、端部接合面の
    ほぼ中央に他の2枚のセグメントの右側部用接合金具及
    び左側部用接合金具と協働して3枚のセグメントどうし
    を接合する端部用接合金具が設けられたコンクリート製
    セグメントにおいて、 上記接合金具に隣接したセグメントの1以上の角部に弾
    性部材がその一部分をセグメントの外方に膨出させて埋
    設されたことを特徴とするコンクリート製セグメント。
  2. 【請求項2】 正面形状が六角形とされたことを特徴と
    する請求項1記載のコンクリート製セグメント。
  3. 【請求項3】 正面形状が四角形とされたことを特徴と
    する請求項1記載のコンクリート製セグメント。
  4. 【請求項4】 端部用接合金具に頭部が形成され、 右側部用接合金具と左側部用接合金具に端部用接合金具
    の頭部に嵌合される嵌合部がそれぞれ形成されたことを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のコ
    ンクリート製セグメント。
  5. 【請求項5】 端部用接合金具は埋設本体と結合具から
    なり、埋設本体には、結合具の挿入部を挿入させる挿入
    スリットと結合具の一方の嵌入部を嵌入させる嵌合孔と
    が形成され、 右側部用接合金具と左側部用接合金具に、互いに向き
    合わされた状態で、上記結合具の挿入部を挿入させる挿
    入段部と結合具の他方の嵌入部を嵌入させる嵌合部とが
    それぞれ形成されたことを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1つに記載のコンクリート製セグメント。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1つに記載
    のコンクリート製セグメントの製造方法であって、 セグメントの型枠内の所定箇所に弾性部材を装着する工
    程と、 上記型枠内に生コンクリートを打設してその生コンクリ
    ートで上記弾性部材を型枠の内面に押し付け、その状態
    を保ったまま生コンクリートを固化させてコンクリート
    中に弾性部材を埋設する工程とを具備したことを特徴と
    するコンクリート製セグメントの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれか1つに記載
    のほぼ同一形状の3枚のセグメントが、1枚目のセグメ
    ントの1つの端部接合面の一部に2枚目のセグメントの
    1つの端部接合面の一部を当接させ、3枚目のセグメン
    トの1つの側部接合面を1枚目のセグメントの1つの側
    部接合面に当接させるとともに、1つの端部接合面の一
    部を2枚目のセグメントの上記端部接合面の残りの一部
    に当接させて設けられ、弾性部材をセグメントの間に圧
    縮した状態で端部用接合金具と右側部用接合金具及び左
    側部用接合金具の協働によって3枚のセグメントが互い
    に接合されたことを特徴とするコンクリート製セグメン
    トの接合構造。
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