JP3491615B2 - 電動四輪車の車体構造 - Google Patents

電動四輪車の車体構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動車椅子(ティ
ラーハンドルタイプなど)で四輪構造の電動四輪車の車
体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】足腰の弱った人が移動するときには電動
車椅子が利用され、またゴルフ場内での人の移動にはゴ
ルフキャリーが利用されており、一般にこれらの車両は
バッテリーを電源とする電動車両である。この種の電動
車両の例を図8(斜視図)および図9(平面図)に示
す。
【0003】図8の車両は、前後輪a,bが二輪づつあ
り前二輪aをティラーハンドルcで操舵する構造になっ
ていて、車体の後半部のシート(座席)d下にはバッテ
リーeが搭載される。このバッテリーeを電源に後輪b
は図示しないモータで駆動される。また、車体の前半部
は、搭乗した乗員が足を乗せる平坦なフロアgになって
いる。なお、前輪aの上方を覆うフェンダーhは前記フ
ロアgの前部に位置し、このフェンダーhに乗員が一
時、足を乗せる場合がある。
【0004】ここで、前記のような電動四輪車では、前
輪aと後輪bのトレッドが同じかそれに近いものが多
い。したがって、図9に示す車両のように前輪aと後輪
bのトレッドt1,t2がほぼ同じであって、車両側面
部のボディラインは直線的なものがあり、特にフロアg
の側縁部は直線になっていた。また、車両によっては平
面視で台形のボディラインのものもあるが、これでもフ
ロアgの側縁部は直線に沿ったものになっている。
【0005】従来の電動車椅子などの電動四輪車におい
ては、JIS(日本工業規格)T9203で定める形式
の認可を受けるためには、トレッド(特に後輪)につい
て幅1200mmのクランク路を切り返しなしで通過す
る必要があるため、最大700mmの車両幅が取れなか
った。つまり、従来の車両では車両幅が広いものである
と上記のクランク路を通過できなくなりJISの形式認
定がとれなかったものであり、この形式認定の取得のた
めには車両幅を600mm程度にしているのが通常であ
る。
【0006】また、上記JISでは最大長BL1を最長
1200mm以下にしなければならない。これを超える
車両もあったが、当然この種の車両では、上記のJIS
の形式認可を取得することが不可能であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電動車両においては、上記のように車両最大幅が6
00mm程度であり、耐転倒性に劣っていた。これに対
して、従来の最大幅が700mmに近い電動車両では、
前記JISのクランク路(幅1200mm)を通過でき
ずJISの形式認可を受けることができないという問題
点があった。さらに、トレッド幅が十分でないとハンド
ル切れ角を大きく取って最高速での旋回時に後輪の内側
が浮いてしまう恐れもあり、走行安定性に不充分なもの
であった。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、旋回性と耐転倒性に優れ、J
ISの形式認可を取得し得る電動四輪車の車体構造を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため次の構成を有する。請求項1の発明は、左右
一対の前輪および後輪を支持すると共に、一人の乗員が
着座する単座シートと、前記単座シート下方前方の乗員
足載せフロアと、前記フロアの前方に設けたハンドルの
操作により操舵軸を回転させて操舵軸下端のタイロッド
を介して前輪を左右に揺動させる操舵装置を支持するフ
レーム構造を備えた電動四輪車であって、車両の直進時
におけるタイヤ外側面部が平面視でフロントフェンダー
の車体外周縁部から外側に突出するとともに、前記左右
の前輪の略中央部の上方位置に前輪操舵用のハンドルが
設けられ、このハンドルの下方の前部車体には前記前輪
を覆って上方に突出するほぼ弧状に形成された左右のフ
ロントフェンダーの間にフロントレッグシールドが立設
されていることを特徴とする電動四輪車の車体構造であ
る。請求項2の発明は、車両平面視で車両の直進状態に
おける前輪のタイヤ前部がフロントフェンダーの外周縁
部から前方に突出すると共に、前輪が最大に操舵された
車両最小旋回半径走行時状態における外側前輪のタイヤ
外側面が前記フロントフェンダーの外周縁部よりも外側
に突出するように、フロントフェンダーの前端部を側部
から前方に向かって幅狭になるように形成したことを特
徴とする請求項1に記載の電動四輪車の車体構造であ
る。
【0010】 本発明においては、車両が旋回する際
に、最も外側に前輪が位置するので踏ん張りが効き最大
速度旋回時に耐転倒性が向上するので、安定性よく旋回
できる。また、最も外側に面する部分が弾性体からなる
タイヤになるので、クランクを抜けようとして最小旋回
半径走行する際に、万一路肩に接触しても軟らかいタ
イヤになり、車両が衝撃を受けることがなく、フロント
フェンダーなどの車体前部が衝撃を受けることが無く、
フロントフェンダーなどの車体に傷などが生じることが
ない。また、直進時におけるタイヤ外側面部が平面視で
フロントフェンダーの車体外周縁部から外側に突出して
いるので、走行時に車体前部が外部に接触することがな
く保護できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の1実施形態
に係る電動車両の車体構造の全体説明図(前面部の籠は
省略している)、図2は側面図、図3は平面図、図4フ
レームおよびステアリングを説明する平面図、図5は電
動車両の旋回時の動作説明図、図6は図5の操舵説明
図、図7は電動車両の他の実施形態の側面図である。
【0012】図1〜図3に示すように、実施の形態の電
動車両は、前輪10,10および後輪12,12が共に
二輪であって、車体は主に前部のフロントボディAと後
部のリアボディBとからなる。リアボディBには、乗員
が一人で単座シート14に着席して運転するものであ
る。
【0013】また、電動四輪車の車体前部には、左右の
前輪10,10のほぼ中央部の上方位置に前輪10,1
0操舵用のハンドル(ティラーハンドルタイプ)16が
設けられており、このハンドル16の下方のフロントボ
ディAには、フロントレッグシールド18が立設してい
る。また、前記フロントボディAの車体左右方向側部に
は、前記前輪10,10を覆って上方に突出するほぼ弧
状にフロントフェンダー20,20がそれぞれ設けられ
ており、前記フロントレッグシールド18の下部は左右
のフロントフェンダー20,20の間に位置する。フロ
ントレッグシールド18のフロントフェンダー20,2
0に隣接する下部左右には前方かつ内側に向けて抉り込
み(18a)が形成されていて、フロントフェンダー2
0上部が広く解放されるようになっている。
【0014】フロントボディAにおいてフロントレッグ
シールド18の後面側から後方の車体中央部には足載せ
部である平坦なフロア22が形成されており、このフロ
ア22はフロントフェンダー20,20の間の位置に前
方に向けて抉り込んで(符号22aで示す)広く形成さ
れている。なお、フロア22の側縁部はフロントフェン
ダー20、20から後方につらなって山脈上に上方に突
出している部分22bが形成されている。この突出部分
22bにより乗員はフロア22上から足が外方にずれて
しまうのを抑止できる。
【0015】リアボディBはフロア22から後方に位置
して、全体がほぼ矩形であり、前部にバッテリーとモー
タ駆動部24を収納するケース構造体26になってい
る。ケース構造体26の前部には着脱可能にバッテリー
収納部のカバー体26aが設けられ、かつ、該構造体2
6の後部の車体左右方向側部には、後輪12,12を覆
うリアフェンダー28が突出しかつ滑らかに連続して設
けられる。前記ケース構造体26上部には、乗員が腰を
掛ける前記シート14が固定あるいは回動可能に取り付
けられている。
【0016】前記電動四輪車のフロントボディAおよび
リアボディB内には車体への応力を支持するフレームが
設けられる。このフレームにおいては、図2、図3の破
線に示すように、車体前部に幅狭のUの字形状部のフロ
ントフレーム32が、また、中央部には幅広のUの字形
状のメインフレーム34が設けられている。それらフレ
ーム32および34は互いに溶接で固定される。さら
に、メインフレーム34の後部には後方に向けてリアフ
レーム36が延びる。
【0017】フロントフレーム32は、フロントボディ
A前部、前輪10,10、操舵軸60、前輪指向機構6
4、フロントサスペンションなどを支持している。すな
わち、図4に示すように、フロントサスペンションとし
て、フロントフレーム32の前部と後部との下側面部に
は、前方視で上開きのUの字形状の前輪支持フレーム体
74fと74rがフロントフレーム32の両腕部をつな
いで溶接固定されている。そして、その支持フレーム体
74fと74rの下端部には、左右サスペンションアー
ム76の基端部の揺動軸76aを揺動自在に軸支する連
結部78aと、各フレーム体74fおよび74rに架け
渡され曲がった帯板材からなる支持プレート部78b
と、該プレート部78bの前方部に設けられて操舵軸6
0の下端部を回動支持する操舵軸支部78cとが設けら
れたサスペションアームブラケット78が溶接により取
付け固定される。
【0018】また、前記サスペンションアーム76は左
右のそれぞれの基端部に揺動軸76aが2カ所づつあり
先端部が一か所の二股形状になっている。前記サスペン
ションアーム76の先端部には、前輪10,10を回動
自在にかつ左右に揺動可能に軸支する前輪ブラケット7
6bが設けられる。
【0019】前輪指向機構64では、前記タイロッド連
結プレート82に前記サスペンションアーム76先端部
の前輪ブラケット76bをタイロッド80で連結してお
り、乗員のハンドル16の操作により操舵軸60が回転
し、これにより、前記タイロッド連結プレート82が揺
動するとタイロッド80を介して前輪ブラケット76b
が前輪10,10を左右に揺動する。したがって、ハン
ドル16の操舵方向に応じて左右の前輪10,10を左
右または前方に指向させることができ、乗員の所望方向
に電動車両を向けることができる。
【0020】サスペンションアーム76の前輪ブラケッ
ト76b近傍とフェンダー支持フレーム38中央部との
間にはコイルスプリングなどからなるクッションユニッ
ト76cが介装されて、乗り心地および走行安定性の向
上を図っている。
【0021】ここで、フロントフェンダー20の裏面部
には、そのフロントフェンダー20への荷重を支持する
フェンダー支持フレーム38が配設されている。該支持
フレーム38は、フロントフレーム32とメインフレー
ム34とに溶接固定される。すなわち、図2〜図4に示
すように、前記支持フレーム38は、前部38a、中央
部38bおよび後部38cからなる。そして、その支持
フレーム38の前端部38a1がフロントフレーム32
の側面部に溶接固定されて前部38aが上方に延びかつ
前記フェンダー20と接する位置からフロントフェンダ
ー20の下面部に沿って後方に延びる。さらに中央部3
8bで左右方向外側に向けて曲がって前記フェンダー2
0の外側端部に至り、後部38cはその外側端部付近か
らやや内側に向けて曲がって、後端部38c1がメイン
フレーム34の肩部34aに溶接固定される。
【0022】図2に示すように、前記フェンダー支持フ
レーム38は側面視で全体が下開きのCの字形状を呈し
ており、その上部が側面視で前記フェンダー20の裏面
に沿っている。また、前記支持フレームの前部38aの
上部途中には、フロントサスペンションのクッションユ
ニットの支持部40が形成される。また、前記支持フレ
ーム中央部38bから後部38cにかけては平面視でL
の字形状を呈して曲がり、前記フェンダー20上面の足
乗せ面部20fに広く対応する形状に形成されている。
【0023】また、メインフレーム34は、ハンドル1
6の下方部であって、フロア22下面部において車体幅
にほぼ沿って左右に広がり、後端部にはさらにリアフレ
ーム36が固定されて後方に延びる。メイフレーム34
のUの字形状で挟まれる部分であってフロア22の下方
に位置する部分には、底板34bが溶接固定される。
【0024】前記のように前輪10,10のフロントフ
ェンダー20表面部に足乗せ面部20fを設け、フロン
トフェンダー10の足乗せ面部20fに対応する裏面部
に荷重支持用のフェンダー支持フレーム38を設けて、
前記フロントフェンダー20の支持剛性が上がってい
る。
【0025】また、図3で平面視するように車体ほぼ中
央部であってフロントボディAの後部のフロア22があ
る。そして、フロントボディAにおいてフロア22を有
する車体中央部は、側縁部が車体前後に比較して抉り込
まれるように凹んでいる(凹部42が形成される)。
【0026】ここで、図5、図6は、電動車両が幅12
00mmの左曲がりのクランク路をハンドル16を一杯
に切った状態で旋回しながら通過している状態を示して
おり、クランク路外側縁をCL1で、内側縁をCL2で
示している。なお、電動車両は一対の前輪10,10お
よび一対の後輪12、12を有し、前輪10,10およ
び後輪12,12はホイール外周部に空気入りのゴムか
らなるタイヤが嵌合しているものである。
【0027】図5に示すように、前輪10,10は前記
前輪指向機構64によりハンドル16の操舵に応じて左
右または前方に指向させることができる。なお、図5に
は、外側前輪10の外側面部10s外縁と内側後輪12
外側面部12s外縁との軌跡を符号SL1とSL2とで
示している。
【0028】また、ハンドル16の操舵により車両旋回
時の実用最小旋回半径(実用最小回転半径)は、前輪1
0,10外側のタイヤ外側面部である。すなわち、前記
電動車両が最もハンドル16を切って、前輪10,10
が左右のいずれかに一杯に指向している状態で(図5、
図6では左に指向)旋回しているときに、平面視で前輪
10,10外側のタイヤ外側面部10sが平面視で最も
電動車両の外側に位置する。そして、該最小旋回半径時
に該外側タイヤ10の外側面部10sが平面視でフロン
トフェンダー(車体)20の外周縁部20sよりも外側
に突出している。つまり、他の最小旋回半径時には、車
両の他の部分よりも必ず前輪10が外側に位置するもの
である。
【0029】 したがって、車両が旋回する際に、最も
外側に前輪10,10が位置するので踏ん張りが効き最
大速度旋回時における耐転倒性が向上するので、安定性
よく旋回できる。また、旋回時に最も外側に面する部分
が弾性体からなるタイヤになるので、クランクCL1,
CL2を抜けようとして最小旋回半径で走行した状態
で、万一路肩に接触するなどしても柔らかいタイヤが接
触するので、車両が衝撃を受けることがなく、フロント
フェンダー20などの車体に傷などが生じることがな
い。
【0030】また、前輪10s,10sおよび後輪1
2,12は、車両の直進時におけるタイヤ外側面部が平
面視で車体外周縁部から外側に突出している。したがっ
て、直進走行時にもフロトフェンダー20やリアフェン
ダー28などの車体外周縁部20s,28sから突出し
ているので、走行時に車体前部および後部のいずれも外
部に接触を受けることがなく保護ができる。
【0031】さらに、前記電動車両は車体前後方向長さ
が1200〜950mmになっている。そして、後輪ト
レッドが700〜400mmである。図5に示すように
車両を旋回して幅1200mmのクランク路CL1,C
L2を通過するのに、前輪10,10のタイヤ外側面部
10sおよび後輪12,12の内側のもののタイヤ外側
面部12sがいずれもクランク路CL1,CL2内を通
過可能に、前輪10,10および後輪12,12のトレ
ッドが構成されている。この場合、前輪10,10の操
舵角が外側面部10sとクランク路CL1の外側周縁と
の間に余裕L1があり、また、後輪12,12の内側面
部12sとクランク路CL2の内側周縁との間に余裕が
ある。
【0032】各部の具体的な間隔の例を説明する。図5
において、例えば余裕L1は約96mmである。また、
旋回中心Oから前輪10内側(操舵角45°)のタイヤ
中心までの距離L2は約1050mmであり、前輪10
外側面部10sまでの距離L3が約1560mmであ
る。また、中心Oから後輪12の内側のものの後輪外側
面部12sまでの距離L4が約685mmであり、後輪
12,12のタイヤトレッド(タイヤ中心間距離)が6
10mmである。
【0033】なお、本発明の電動車両の他の実施形態を
図7に示す。図1〜図6と同様部分には同一符号を付し
ている。図7の電動四輪車は、前記図1〜図6に示した
ものと同様の電動四輪車に、さらにゴルフバッグなどの
荷物を積載するゴルフキャリアー44を車体後部に後方
に突出して設けたものである。このゴルフキャリアー4
4は下部板部44aと上部包持部44bとをパイプから
なるフレーム体44cからなるものである。このキャリ
アー44の車体への取付け構造においては、リアフレー
ム36を延長して左右のバックステー46を繋いで下部
取付けフレーム48を取り付ける。リアフレーム36上
部に側面視三角形形状のキャリアーサポート50を固定
する。このサポート50から上部に向けてリアボディB
のカバーを突き抜けてパイプ状のサポート52が立設す
る。
【0034】前記キャリアー44はその下部がバックス
テー48に締着され、また、その上部から出る上部取付
けフレーム44dが前記サポート52の上部に嵌入し
て、車体にキャリアー44が取り付けられる。なお、そ
の他の構成・作用は上記の図1〜図6の実施形態と同様
のため同一の番号を付してその説明を省略する。
【0035】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、次の
効果を奏する。本発明においては、車両が旋回する際
に、最も外側に前輪が位置するので踏ん張りが効き最大
速度旋回時に耐転倒性が向上するので、安定性よく旋回
できる。また、最も外側に面する部分が弾性体からなる
タイヤになるので、クランクを抜けようとして最小旋回
半径走行する際に、万一路肩に接触しても軟らかいタ
イヤになり、車両が衝撃を受けることがなく、フロント
フェンダーなどの車体前部が衝撃を受けることが無く、
フロントフェンダーなどの車体に傷などが生じることが
ない。直進走行時にもタイヤ前部がフロントフェンダー
から突出しているので、走行時に車体前部が外部に接触
することがなく保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る電動車両の車体構造
の全体説明図である。
【図2】図1の車両の側面図である。
【図3】図1の車両の平面図である。
【図4】図1の車両のフレームおよびステアリングを説
明する平面図である。
【図5】図1の電動車両の旋回時の動作説明図である。
【図6】図5の操舵説明図である。
【図7】電動車両の他の実施形態の側面図である。
【図8】従来の電動車両の説明図である。
【図9】図8の電動車両の平面図である。
【符号の説明】
10,10 前輪 10s 前輪外側面部 12,12 後輪 12s 後輪外側面部 14 シート 20 フロントフェンダー 20s フロントフェンダー外周縁 28 リアフェンダー 28s リアフェンダー外周縁
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62D 7/08 B62D 7/08 Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/16 A61G 5/04 A63B 55/08 B62D 7/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の前輪および後輪を支持すると
    共に、一人の乗員が着座する単座シートと、前記単座シ
    ート下方前方の乗員足載せフロアと、前記フロアの前方
    に設けたハンドルの操作により操舵軸を回転させて操舵
    軸下端のタイロッドを介して前輪を左右に揺動させる操
    舵装置を支持するフレーム構造を備えた電動四輪車であ
    って、 車両の直進時におけるタイヤ外側面部が平面視でフロン
    トフェンダーの車体外周縁部から外側に突出するととも
    に、前記左右の前輪の略中央部の上方位置に前輪操舵用
    のハンドルが設けられ、このハンドルの下方の前部車体
    には前記前輪を覆って上方に突出するほぼ弧状に形成さ
    れた左右のフロントフェンダーの間にフロントレッグシ
    ールドが立設されていることを特徴とする電動四輪車の
    車体構造。
  2. 【請求項2】 車両平面視で車両の直進状態における
    輪のタイヤ前部がフロントフェンダーの外周縁部から前
    方に突出すると共に、前輪が最大に操舵された車両最小
    旋回半径走行時状態における外側前輪のタイヤ外側面が
    前記フロントフェンダーの外周縁部よりも外側に突出す
    るように、フロントフェンダーの前端部を側部から前方
    に向かって幅狭になるように形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の電動四輪車の車体構造。
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