JP3491319B2 - 蛍光化合物 - Google Patents

蛍光化合物

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JP3491319B2
JP3491319B2 JP03101894A JP3101894A JP3491319B2 JP 3491319 B2 JP3491319 B2 JP 3491319B2 JP 03101894 A JP03101894 A JP 03101894A JP 3101894 A JP3101894 A JP 3101894A JP 3491319 B2 JP3491319 B2 JP 3491319B2
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正純 内野
勇昇 泉澤
内田  学
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
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  • Luminescent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な蛍光化合物及びそ
の製造方法に関するもので、詳しくは蛍光塗料、エレク
トロルミネッセンス(以下EL)素子の発光材料等に有
用な新規な蛍光化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】有機化合物の高い蛍光効率
に着目し、有機化合物のEL性能を利用した素子の研究
は古くから行われている。例えば、W.Helfris
h,W.G.Schneiderらはアントラセン結晶
を用い、青色発光を得ている(J.Chem.Phy
s.,44,2902(1966))。また、Vinc
ettやBarlowらは、縮合多環系化合物を真空蒸
着法により発光素子の製作を行っている(Thin S
olid Films,99,171(1982))。
しかしいずれも発光強度、発光効率は低いものしか得ら
れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、EL
発光物質として有効に機能し、発光強度および発光効率
の高いEL素子を構成することができる新規な蛍光化合
物を提供することである。
【0004】
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは発光効率の
高い新規な蛍光化合物、特にEL発光物質として有効に
機能する新規な化合物を開発すべく鋭意研究を重ねた。
その結果、縮合環基と芳香族アミノ基を1分子内に有
し、これら両基がアルキル基で分離されている構造の化
合物が、EL素子の発光層として有用であることを知
り、本発明を完成した。即ち、本発明は、下記[1]お
よび[2]の構成を有する。
【0011】[1] 一般式(I)、(II)および(II
I)のいずれかで表される蛍光化合物。
【0012】一般式(I)、(II)および(III)におい
て、X、X およびX は下記の縮合環基のいずれかで
あり、
【0013】Y、Y およびY は、下記の芳香族アミ
ノ基のいずれかであり、
【0014】Zは下記の基のいずれかであり、nは1〜
5の整数である。
【0015】[2] [1]項に記載の化合物を発光材
料とする電界発光素子。
【0016】
【0017】本発明の構成と効果について以下に詳述す
る。一般式(I)〜(III)においてX、X または
で示される縮合環基は、下記の[化10]〜[化20]
のいずれかである
【0018】
【0019】一般式(I)〜(III)においてY、Y
たはY で示される芳香族アミノ基は、下記の[化2
1]〜[化26]のいずれかである。
【0020】一般式(I)〜(III)においてZで示され
る基は、下記の[化27]〜[化32]のいずれかであ
る。 そして、nは1〜5の整数である。
【0021】上述した本発明の新規な蛍光化合物は、以
下の2つ方法で製造することができる。すなわち、
[化33]、[化34]、[化35]で表される多環縮
合化合物(式中、X、X、X、Zおよびnは前記と
同じであり、Aはフッ素、塩素、臭素、よう素、トシル
オキシ基、メシルオキシ基、トリフルオロメトキシ基を
示す)と[化36]で表される芳香族アミン化合物(式
中、Y、Y およびは前記と同じである)をカップ
リングさせることによって得る方法(方法1)と、
[化37]、[化38]、[化39]の多環縮合系カル
ボン酸誘導体(式中、X、X、X およびZは前記と
同じであり、m=n−1を示す)と[化36]で表され
る芳香族アミン化合物(式中、Y、YおよびYは前
記と同じである)をカップリングさせ、得られたアミド
化合物を還元することによって得る方法(方法2)のい
づれかで目的の芳香族化合物を得ることができる。方法
1で用いられる溶媒としては炭化水素、エーテル類、非
プロトン性極性溶媒が良好である。具体的には、デカ
ン;トリデカン;ベンゼン;トルエン;キシレン;1,
4−ジオキサン;テトラヒドロフラン;ジエチルエーテ
ル;N,N−ジメチルホルムアミド;ジメチルスルホキ
シド等が挙げられる。なかでもキシレン、ジメチルスル
ホキシドが好適である。また、用いられる塩基として
は、炭酸カリウム、カリウムt−ブトキシド、水酸化カ
リウム、水素化ナトリウム、トリアルキルアミン等が挙
げられる。反応温度は、用いる原材料の種類や他の条件
によって異なり、一義的に定める事はできないが、通常
は、室温〜約200℃まで広範囲に選択する事ができる
が、好ましくは室温〜150℃の範囲である。方法2の
アミド化合物は、カルボン酸ハロゲン化物を用いる方法
や縮合剤用いる方法など広く知られている各種の方法に
より高収率で得ることができる。還元反応は、ボラン、
水素化リチウムアルミニウム、水素化ホウ素ナトリウム
等反応条件により最適な還元剤が選択される。特に、
H.C.Braun(J.Chem.Educ.,3
8,173(1961))によるジボランは副反応が少
ないという点で好適である。ここで用いられる反応溶媒
としては、テトラヒドロフラン;ジメチルグリオキザル
等のエーテル類が好ましく、また、反応温度は、用いる
原材料の種類や他の条件によって異なり、一義的に定め
る事はできないが、通常は、約−20〜約100℃まで
広範囲に選択する事ができる。
【0022】
【0023】このようにして得られた本発明の蛍光化合
物は、低電圧で高輝度の発光が可能なEL素子として有
効に利用できるものである。この本発明の蛍光化合物
は、発光機能を持つ縮合環基と、電荷注入輸送機能を持
つ芳香族アミノ基を1分子内に有し、これら両基をアル
キル基で分離する事によって両機能を効率良く発生させ
得る化合物であり、EL素子の発光層として有用であ
る。
【0024】本発明の化合物は、EL素子における発光
層として有効である。この発光層は、例えば蒸着法、ス
ピンコート法、キャスト法等の公知の方法によって、一
般式(I)〜(III) の化合物を薄膜化する事により形成
することができるが、特に分子堆積膜とすることが好ま
しい。ここで分子堆積膜とは、該化合物の気相状態から
沈着され形成された薄膜や、該化合物の溶液状態叉は液
相状態から固体化され形成された膜のことであり、例え
ば、蒸着膜などを示すが、通常この分子堆積膜はLB法
により形成された薄膜(分子累積膜)とは区別すること
ができる。また、該発光層は、特開昭59−19439
3号公報などに開示されているように、樹脂などの結着
剤と該化合物とを、溶剤に溶かして溶液とした後、これ
をスピンコート法などにより薄膜化し、形成することが
できる。このようにして形成された発光層の膜厚につい
ては特に制限はなく、適宜状況に応じて選ぶことができ
るが、通常5nmないし5000nmの範囲で選定され
る。
【0025】本発明の化合物を用いたEL素子の構成
は、各種の態様があるが、基本的には一対の電極(陽極
と陰極)間に、前記発光層を挟持した構成とし、これに
必要に応じて、正孔注入層や電子注入層を介在させれば
よい。具体的には(1)陽極/発光層/陰極、(2)陽
極/正孔注入層/発光層/陰極、(3)陽極/発光層/
電子注入層/陰極、(4)陽極/正孔注入層/発光層/
電子注入層/陰極などの構成を挙げることができる。該
正孔注入層や電子注入層は、必ずしも必要ではないが、
これらの層があると発光性能が一段と向上する。また、
前記構成の素子においては、いずれも基板に支持されて
いることが好ましく、該基板に付いては特に制限はな
く、従来EL素子に慣用されているもの、例えばガラ
ス、透明プラスチック、石英などから成るものを用いる
ことができる。
【0026】このEL素子における陽極としては、仕事
関数の大きい(4eV以上)金属、合金、電気伝導性化
合物及びこれらの混合物を電極物質とするものが好まし
く用いられる。このような電極物質の具体例としてはA
uなどの金属、CuI、ITO、SnO2 、ZnOなど
の誘電性透明材料が挙げられる。該陽極は、これらの電
極物質を蒸着やスパッタリングなどの方法により、薄膜
を形成させることにより作製することができる。この電
極より発光を取り出す場合には、透過率を10%より大
きくすることが望ましく、また、電極としてのシート抵
抗は数百Ω/mm以下が好ましい。さらに膜厚は材料に
もよるが、通常10nmないし1μm、好ましくは10
〜200nmの範で選ばれる。
【0027】一方、陰極としては、仕事関数の小さい
(4eV以下)金属、合金、電気伝導性化合物及びこれ
らの混合物を電極物質とするものが用いられる。このよ
うな電極物質の具体例としては、ナトリウム、ナトリウ
ム−カリウム合金、マグネシウム、リチウム、マグネシ
ウム/銅混合物、Al/AlO2 、インジウムなどが挙
げられる。該陰極は、これらの電極物質を蒸着やスパッ
タリングなどの方法により、薄膜を形成させることによ
り、作製することができる。また、電極としてのシート
抵抗は数百Ω/mm以下が好ましく、膜厚は通常10n
mないし1μm、好ましくは50〜200nmの範囲で
選ばれる。なお、このEL素子においては、該陽極叉は
陰極のいずれか一方が透明叉は半透明であることが、発
光を透過するため、発光の取出し効率がよく好都合であ
る。本発明の化合物を用いるEL素子の構成は、前記し
たように、各種の態様があり、前記(2)叉は(4)の
構成のEL素子における正孔注入層(正孔注入輸送層)
は、正孔伝達化合物からなる層であって、陽極より注入
された正孔を発光層に伝達する機能を有し、この正孔注
入層を陽極と発光層との間に介在させることにより、よ
り低い電界で多くの正孔が発光層に注入され、その上、
発光層に陰極叉は電子注入層より注入された電子は、発
光層と正孔注入層の界面に存在する電子の障壁により、
この発光層内の界面付近に蓄積され発光効率が向上する
など、発光性能の優れた素子となる。
【0028】前記正孔注入層に用いられる正孔伝達化合
物は、電界を与えられた2個の電極間に配置されて陽極
から正孔が注入された場合、該正孔を適切に発光層へ伝
達しうる化合物であって、例えば、104 〜106 V/
cmの電界印加時に、少なくとも10-6cm2 /V・秒
の正孔移動度をもつものが好適である。このような正孔
伝達化合物については、前記の好ましい性質を有する物
であれば特に制限はなく、従来、光導電材料において、
正孔の電荷輸送材料として慣用されているものやEL素
子の正孔注入層に使用される公知のものの中から任意の
ものを選択して用いることができる。
【0029】該電荷輸送材料としては、例えばトリアゾ
ール誘導体(米国特許第3,112,197号明細書な
どに記載のもの)、オキサジアゾール誘導体(米国特許
第3,189,447号明細書などに記載のもの)、イ
ミダゾール誘導体(特公昭37−16096号公報など
に記載のもの)、ポリアリールアルカン誘導体(米国特
許第3,615,402号明細書、同3,820,98
9号明細書、同3,542,544号明細書、特公昭4
5−555号公報、同51−10983号公報、特開昭
51−93224号公報、同55−17105号公報、
同56−4148号公報、同55−108667号公
報、同55−156953号公報、同56−36656
号公報などに記載のもの)、ピラゾリン誘導体及びピラ
ゾロン誘導体(米国特許第3,180,729号明細
書、同4,278,746号明細書、特開昭55−88
064号公報、同55−88065号公報、同49−1
05537号公報、同55−51086号公報、同56
−80051号公報、同56−88141号公報、同5
7−45545号公報、同54−112637号公報、
同55−74546号公報などに記載のもの)、フェニ
レンジアミン誘導体(米国特許第3,615,404号
明細書、特公昭51−10105号公報、同46−37
12号公報、同47−25336号公報、特開昭54−
53435号公報、同54−110536号公報、同5
4−119925号公報などに記載のもの)、アリール
アミン誘導体(米国特許第3,567,450号明細
書、同3,180,703号明細書、同3,240,5
97号明細書、同3,658,520号明細書、同4,
232,103号明細書、同4,175,961号明細
書、同4,012,376号明細書、特公昭49−35
702号公報、同39−27577号公報、特開昭55
−144250号公報、同56−119132号公報同
56−22437号公報、西独特許第1,110,51
8号明細書などに記載のもの)、アミノ置換カルコン誘
導体(米国特許第3,526,501号明細書などに記
載のもの)、オキサゾール誘導体(米国特許第3,25
7,203号明細書などに記載のもの)、スチリルアン
トラセン誘導体(特開昭56−46234号公報などに
記載のもの)、フルオレノン誘導体(特開昭54−11
0837号公報などに記載のもの)、ヒドラゾン誘導体
(米国特許第3,717,462号明細書、特開昭54
−59143号公報、同55−52063号公報、同5
5−52064号公報、同55−46760号公報、同
55−85495号公報、同57−11350号公報、
同57−148749号公報などに記載されているも
の)、スチルベン誘導体(特開昭61−210363号
公報、同61−228451号公報、同61−1464
2号公報、同61−72255号公報、同62−476
46号公報、同62−36674号公報、同62−10
652号公報、同62−30255号公報、同60−9
3445号公報、同60−94462号公報、同60−
174749号公報、同60−175052号公報に記
載のもの)などを挙げることができる。
【0030】これらの化合物を正孔伝達化合物として使
用することができるが、次に示すポリフィリン化合物
(特開昭63−295695号公報などに記載のもの)
及び芳香族第三級アミン化合物及びスチリルアミン化合
物(米国特許第4,127,412号明細書、特開昭5
3−27033号公報、同54−58445号公報、同
54−149634号公報、同54−64299号公
報、同55−79450号公報、同55−144250
号公報、同56−119132号公報、同61−295
558号公報、同61−98353号公報、同63−2
95695号公報などに記載のもの)、特に該芳香族第
三級アミン化合物を用いることが好ましい。
【0031】該ポリフィリン化合物の代表例としては、
ポリフィリン;5,10,15,20−テトラフェニル
−21H,23H−ポリフィリン銅(II);5,10,
15,20−テトラフェニル−21H,23H−ポリフ
ィリン亜鉛(II);5,10,15,20−テトラキス
(ペンタフルオロフェニル)−21H,23H−ポリフ
ィリン;シリコンフタロシアニンオキシド;アルミニウ
ムフタロシアニンクロリド;フタロシアニン(無金
属);ジリチウムフタロシアニン;銅テトラメチルフタ
ロシアニン;銅フタロシアニン;クロムフタロシアニ
ン;亜鉛フタロシアニン;鉛フタロシアニン;チタニウ
ムフタロシアニンオキシド;マグネシウムフタロシアニ
ン;銅オクタメチルフタロシアニン;などが挙げられ
る。
【0032】また上記芳香族第三級アミン化合物及びス
チリルアミン化合物の代表例としては、N,N,N’,
N’−テトラフェニル−4,4’−ジアミノビフェニ
ル;N,N’−ジフェニル−N,N’−ジ(3−メチル
フェニル)−4,4’−ジアミノビフェニル(TP
D);2,2−ビス(4−ジ−p−トリルアミノフェニ
ル)プロパン;1,1−ビス(4−ジ−p−トリルアミ
ノフェニル)シクロヘキサン;N,N,N’,N’−テ
トラ−p−トリル−4,4’−ジアミノビフェニル;
1,1−ビス(4−ジ−p−トリルアミノフェニル)−
4−フェニルシクロヘキサン;ビス(4−ジメチルアミ
ノ−2−メチルフェニル)フェニルメタン;N,N’−
ジフェニル−N,N’−ジ(4−メチキシフェニル)−
4,4’−ジアミノビフェニル;N,N’−テトラフェ
ニル−4,4’−ジアミノビフェニルエーテル;4,
4’−ビス(ジフェニルアミノ)クオードリフェニル;
N,N,N−トリ(p−トリル)アミン;4−(ジ−p
−トリルアミン)−4’−[4(ジ−p−トリルアミ
ン)スチリル]スチルベン;4−N,N−ジフェニルア
ミノ−(2−ジフェニルビニル)ベンゼン;3−メトキ
シ−4’−N,N−ジフェニルアミノスチルベン;N−
フェニルカルバゾールなどが挙げられる。
【0033】上記EL素子における該正孔注入層は、こ
れらの正孔伝達化合物一種叉は二種以上からなる一層で
構成されてもよいし、あるいは、前記層とは別種の化合
物からなる正孔注入層を積層したものであってもよい。
一方、前記(3)叉は(4)の構成のEL素子における
電子注入層(電子注入輸送層)は、電子伝達化合物から
なるものであって、陰極より注入された電子を発光層に
伝達する機能を有している。このような電子伝達化合物
について特に制限はなく、従来公知の化合物の中から任
意のものを選択して用いる事ができる。
【0034】該電子伝達化合物の好ましい例としては、
【0035】[化40] [化41] などのニトロ置換フルオレノン誘導体、[化42] などのチオピランオキシド誘導体、[化43] などのジフェニルキノン誘導体[「ポリマー・プレプリ
ント(PolymerPreprints),ジャパ
ン」第37巻,第9号,第681ページ(1988
年)]などに記載のもの、あるいは[化44] [化45]
【0036】などの化合物[「ジャーナル・オブ・アプ
ライド・フィジックス(J.Apply.Phy
s.)」第27巻,第269ページ(1988年)など
に記載のもの]や、アントラキノジメタン誘導体(特開
昭57−149259号公報、同58−55450号公
報、同61−225151号公報、同61−23375
0号公報、同63−104061号公報などに記載のも
の)、フルオレニリデンメタン誘導体(特開昭60−6
9657号公報、同61−143764号公報、同61
−148159号公報などに記載のもの)、アントロン
誘導体(特開昭61−225151号公報、同61−2
33750号公報などに記載のもの)、(特開昭59−
194393号公報に記載されている2,5−ビス
(5,7−ジ−t−ペンチル−2−ベンゾキサゾリル)
−1,3,4−チアジアゾール、4,4−ビス(5,7
−ジ−t−ペンチル−2−ベンゾキサゾリル)スチルベ
ン、2,5−ビス(5,7−ジ−t−ペンチル−2−ベ
ンゾキサゾリル)チオフェン、2,2’−(p−フェニ
レンジビニレン)−ビスベンゾチアゾール、4,4’−
ビス(2−ベンゾキサゾリル)ビフェニル、2,5−ビ
ス[5−(α,α’−ジメチルベンジル)−2−ベンゾ
キサゾリル]チオフェン、4,4−ビス[5,7−ジ−
(2−メチル−2−ブチル)−2−ベンゾキサゾイル)
スチルベン、2,5−ビス[5,7−ジ−(2−メチル
−2−ブチル)−2−ベンゾキサゾイル)−3,4−ジ
フェニルチオフェン、2−{2−[4−(2−ベンゾイ
ミダゾリル)フェニル]ビニル}ベンゾイミダゾール、
5−メチル−2−{2−[4−(5−メチル−2−ベン
ゾキサゾリル)フェニル]ビニル}ベンゾキサゾール、
2,5−ビス(5−メチル−2−ベンゾキサゾリル)チ
オフェン、2−[2−(4−カルボキシフェニル)ビニ
ル]ベンゾイミダゾール、2−[2−(4−クロロフェ
ニル)ビニル]ナフト[1,2−d]オキサゾールおよ
び8−キノリノールおよび誘導体の金属錯体、テレビジ
ョン学会誌,Vol.44,598(1990)および
特開平4−363894号公報の記載されているオキサ
ジアゾール系化合物などを挙げることができる。
【0037】次に、本発明の化合物を用いたEL素子を
作製する好適な方法の例を各構成の素子それぞれについ
て説明する。前記の陽極/発光層/陰極からなるEL素
子の作製法について説明すると、まず適当な基板上に、
所望の電極物質、例えば陽極用物質からなる薄膜を、1
μm以下、好ましくは10〜200nmの範囲の膜厚に
なるように、蒸着やスパッタリングなどの方法により形
成させ、陽極を作製したのち、この上に発光材料である
一般式(I)で表される化合物の薄膜を形成させ、発光
層を設ける。該発光材料の薄膜化の方法としては、例え
ば、スピンコート法、キャスト法、蒸着法などがある
が、均質な膜が得られやすく、かつピンホールが生成し
にくいなどの点から、蒸着法が好ましい。
【0038】該発光材料の薄膜化に、この蒸着法を採用
する場合、その蒸着条件は、使用する発光層に用いる有
機化合物の種類、分子累積膜の目的とする結晶構造、会
合構造などにより異なるが、一般にボート加熱温度50
〜400℃、真空度10-7〜10-3Pa、蒸着速度0.
01〜50nm/sec、基板温度−50〜+300
℃、膜厚5nmないし5μmの範囲で適宜選ぶ事が望ま
しい。次にこの発光層の形成後、その上に陰極用物質か
らなる薄膜を、1μm以下、例えば蒸着やスパッタリン
グ等の方法により形成させ、陰極を設けることにより、
所望のEL素子が得られる。なお、このEL素子の作製
においては、作製順序を逆にして、陰極、発光層、陽極
の順に作製することも可能である。
【0039】次に、陽極/正孔注入層/発光層/陰極か
らなるEL素子の作製法について説明すると、まず、陽
極を前記のEL素子の場合と同様にして形成した後、そ
の上に、正孔伝達化合物からなる薄膜を蒸着法などによ
り形成し、正孔注入層を設ける。この際の蒸着条件は、
前記発光材料の薄膜形成の蒸着条件に準じれば良い。次
に、この正孔注入層の上に、順次発光層及び陰極を、前
記EL素子の作製の場合と同様にして設けることによ
り、所望のEL素子が得られる。なお、このEL素子の
作製においても、作製順序を逆にして、陰極、発光層、
正孔注入層、陽極の順に作製することも可能である。ま
た、陽極/発光層/電子注入層/陰極からなるEL素子
の作製法について説明すると、まず、陽極を前記のEL
素子の場合と同様にして形成した後、その上に、前記の
蒸着条件に準じ発光材料からなる薄膜を形成し、発光層
を設ける。次に、この発光層の上に、電子伝達化合物か
らなる薄膜を蒸着法等により形成し、電子注入層を設
け、ついでこの上に、陰極を前記EL素子の作製の場合
と同様にして設けることにより、所望のEL素子が得ら
れる。なお、このEL素子の作製においても、作製順序
を逆にして、陰極、電子注入層、発光層、陽極の順に作
製することも可能である。さらに、陽極/正孔注入層/
発光層/電子注入層/陰極からなるEL素子の作製法に
ついて説明すると、前記のEL素子の場合と同様にし
て、陽極、正孔注入層、発光層、電子注入層、陰極を順
次設けることにより所望のEL素子が得られる。なお、
このEL素子の作製においても、作製順序を逆にして、
陰極、発光層、正孔注入層、陽極の順に作製することも
可能である。
【0040】このようにして得られたEL素子に、直流
電圧を印加する場合には、陽極を+、陰極を−の極性と
して電圧5〜40V程度を印加すると、発光が透明叉は
半透明の電極側より観測できる。また、逆の極性で電圧
を印加しても電流は流れずに発光は全く生じない。さら
に、交流電圧を印加する場合には、陽極が+、陰極が−
の状態になったときのみ発光する。なお印加する交流の
波形は任意でよい。
【0041】次に、該EL素子の発光メカニズムについ
て、陽極/正孔注入輸送層/発光層/陰極の構成の場合
を例に上げて説明する。前記陽極を+、陰極を−の極性
として電圧を印加すると、該陽極より正孔注入層内に電
界により注入される。この注入された正孔は、該正孔注
入輸送層内を発光層との界面に向けて輸送され、この界
面から発光機能が発現される領域(例えば発光層)に注
入叉は輸送される。一方、電子は、陰極から発光層内に
電界により注入され、さらに輸送され、正孔のいる領
域、すなわち、発光機能が発現される領域で正孔と再結
合する(この意味で、前記領域は再結合領域といっても
よい)。この再結合が行われると、分子、その会合体ま
たは結晶などの励起状態が形成され、これが光に変換さ
れる。なお、再結合領域は、正孔注入輸送層と発光層と
の界面でもよいし、発光層と陰極との界面でもよく、あ
るいは両界面より離れた発光層中央部であってもよい。
これは使用する化合物の種類、その会合や結晶構造によ
り変わる。
【0042】
【実施例】次に本発明を実施例及び応用例に基づいて更
に詳しく説明する。 実施例1 2−(9−アンスリルメチル)−プロパン−1、3−ジ
(9−カルバゾール)の合成 2−(9−アンスリルメチル)−1、3−ジクロロプロ
パン3.6g(0.010mol)及びカルバゾール
5.0g(0.030mol)をトルエン50ml中に
懸濁させ、5時間加熱還流した。反応液を70℃まで冷
却した後沈澱をろ去した。ろ液をエバポレートした後ア
セトンで洗浄し、カラムクロマトグラフィ(シリカゲ
ル、溶媒ヘプタン−トルエン)にて精製し、黄色結晶
2.5g(収率44%)を得た。この化合物のクロロホ
ルム中での蛍光極大は434nmであった。また、1
−NMRのケミカルシフトは以下の通りである。1 H−NMR(CDCl3 ) δ=8.54ppm(1
H,d)、8.39ppm(1H,s)、8.08pp
m(4H,m)、7.98(1H,d)、7.52(3
H,m)、7.36ppm(1H,t)、7.19pp
m(8H,m)、7.07(2H,q)、6.75pp
m(2H,d)、4.30(4H,m)、3.68(2
H,m)、3.58(1H,m)
【0043】実施例2 1、3−ジ(9−アンスリル)−2−(9−カルバゾリ
ルメチル)−プロパンの合成 1、3−ジ(9−アンスリル)−プロパン−2−カルボ
ン酸2.2g(0.005mol)を塩化チオニル10
ml(0.14mol)に溶解し、室温で12時間撹拌
した。過剰の塩化チオニルを減圧留去し、トルエンに溶
解した後、この溶液をカルバゾールカリウム塩4.1g
(0.020mol)をトルエン100mlに懸濁した
溶液中に滴下した。反応液を1時間還流した後、放冷
し、沈澱をろ取した。この沈澱を水洗した後トルエンで
再結晶し、黄色結晶2.5gを得た。得られた化合物
2.4g(0.004mol)をテトラヒドロフラン
(THF)100mlに懸濁させ、氷冷下1Mボラン−
THF溶液20ml(0.02mol)を滴下した。氷
冷下1時間撹拌した後1時間還流した。放冷後、6規定
塩酸5mlを滴下してボランを分解し、そのあとTHF
を留去した。残さに水酸化ナトリウムを加え、強アルカ
リ性にした後トルエンを加えて抽出した。トルエン層を
水洗した後、硫酸マグネシウムで脱水し、エバポレータ
ーで濃縮した。カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、
ヘキサン−トルエン)で精製した後、トルエンで再結晶
し、黄色結晶0.46g(収率16%)を得た。この化
合物のクロロホルム中での蛍光極大は421nmであっ
た。
【0044】実施例3 1、1−ジ(9−アンスリルメチル)−プロパン−3−
(9−カルバゾール)の合成 実施例1で用いた2−(9−アンスリルメチル)−1、
3−ジクロロプロパンを1、1−ジ(9−アンスリルメ
チル)−3−クロロプロパンに代えて、実施例1に準じ
る方法で合成した。
【0045】実施例4 3、3−ジ(9−アンスリルメチル)−ペンタン−1、
5−ジ(9−カルバゾール)の合成 実施例1で用いた2−(9−アンスリルメチル)−1、
3−ジクロロプロパンを3、3−ジ(9−アンスリルメ
チル)−1、5−ジクロロプロパンに代えて、実施例1
に準じる方法で合成した。
【0046】実施例5 3−(9−アンスリルメチル)−3−エチル−ペンタン
−1、5−ジ(9−カルバゾール)の合成 実施例1で用いた2−(9−アンスリルメチル)−1、
3−ジクロロプロパンを3−(9−アンスリルメチル)
−3−エチル−1、5−ジクロロプロパンに代えて、実
施例1に準じる方法で合成した。
【0047】実施例6 1、1−ジ(9−アンスリルメチル)−ペンタン−5−
(9−カルバゾール)の合成 実施例1で用いた2−(9−アンスリルメチル)−1、
3−ジクロロプロパンを3−(9−アンスリルメチル)
−3−エチル−1、5−ジクロロプロパンに代えて、実
施例1に準じる方法で合成した。
【0048】実施例7 2−(9−アンスリルメチル)−プロパン−1、3−ジ
(9−フェノキサジン)の合成 実施例2の1、3−ジ(9−アンスリル)−プロパン−
2−カルボン酸とカルバゾールカリウム塩をそれぞれ2
−(9−アンスリル)エチル−1、1−ジカルボン酸と
フェノキサジンに代えて、実施例2に準じる方法で合成
した。
【0049】実施例8 2−(9−アンスリルメチル)−プロパン−1、3−ジ
(9−フェノチアジン)の合成 実施例2の1、3−ジ(9−アンスリル)−プロパン−
2−カルボン酸とカルバゾールカリウム塩をそれぞれ2
−(9−アンスリル)エチル−1、1−ジカルボン酸と
フェノチジンに代えて、実施例2に準じる方法で合成し
た。
【0050】実施例9 2−(1−ピレニルメチル)−プロパン−1、3−ジ
(9−カルバゾール)の合成 実施例1で用いた2−(9−アンスリルメチル)−1、
3−ジクロロプロパンを2−(1−ピレニルメチル)−
1、3−ジクロロプロパンに代えて、実施例1に準じる
方法で合成した。
【0051】応用例1 25mm×75mm×1.1mmのガラス基板上にIT
Oを蒸着法にて50nmの厚さで製膜したもの(東京三
容真空(株)製)を透明支持基板とした。この透明支持
基板を市販の蒸着装置(真空機工(株)製)の基板ホル
ダーに固定し、石英製のるつぼにTPDを入れ、また別
のるつぼに実施例1で得られた化合物をいれて真空槽を
1×10 4Paまで減圧した。その後TPD入りの前記
るつぼを加熱し、TPDを蒸着速度0.1〜0.2nm
/秒で透明支持基板上に蒸着して、膜厚50nmの正孔
注入層を製膜させた。次いで、これを真空槽より取り出
す事なく、正孔注入層の上に、もう一つのるつぼより実
施例1で得られた化合物を発光層として50nm蒸着し
た。蒸着速度は0.1〜0.2nm/秒であった。これ
を真空槽より取り出し、上記発光層の上にアルミニウム
製のマスクを設置し、再び基板ホルダーに固定した。次
に、グラファイト製のるつぼにマグネシウムを入れ、ま
た別のるつぼに銀を装着した。その後真空槽を2×10
-4Paまで減圧してから、マグネシウムを1.2〜2.
4nm/秒の蒸着速度で、同時にもう一方のるつぼから
銀を0.1〜0.2nm/秒の蒸着速度で蒸着した。上
記条件でマグネシウムと銀の混合金属電極を発光層の上
に200nm積層蒸着して対向電極とし、素子を形成し
た。ITO電極を陽極、マグネシウムと銀の混合電極を
陰極として、得られた素子に、直流電圧28Vを印加す
ると電流が100mA/cm2 程度流れ、Greeni
sh Yellow発光を得た。
【0052】応用例2 応用例1の発光層を実施例1で得られた化合物から実施
例2で得られた化合物に代えて、応用例1に準じる方法
で素子を作成した。得られた素子に、ITO電極を陽
極、マグネシウムと銀の混合電極を陰極として、直流電
圧32Vを印加すると、電流が100mA/cm2 程度
流れ、Greenish Blue発光を得た。
【0053】応用例3 25mm×75mm×1.1mmのガラス基板上にIT
Oを蒸着法にて100nmの厚さで製膜したもの(東京
三容真空(株)製)を透明支持基板とした。この透明支
持基板に、正孔注入輸送材料として、ポリ(N−ビニル
カルバゾール)0.5重量部、電子注入輸送材料とし
て、2−(4’−ターシャリー−ブチルフェニル)−5
−(4”−ビフェニル)−1,3,4−オキサジアゾー
ル0.5重量部、発光材料として実施例4の化合物を
0.01重量部を含む1,2−ジクロロエタン溶液か
ら、1000rpm、10secおよび6000rp
m、15secの逐次2段の回転数で発光層をスピンコ
ートして薄膜化した。次いで、蒸着装置(真空機工
(株)製)の基板ホルダーに固定して真空層を1×10
4Paまで減圧し、石英製のるつぼに入れたトリス(8
−ヒドキシキノリノ)アルミニウムを電子注入輸送層と
して20nm蒸着した。さらに、グラファイト製のるつ
ぼにマグネシウムを入れ、その後真空槽を2×10-4
aまで減圧してから、マグネシウムを5〜50nm/秒
の蒸着速度で、マグネシウム電極を発光層の上に200
nm積層蒸着して対向電極とし、素子を形成した。IT
O電極を陽極、マグネシウム電極を陰極として、得られ
た素子に、直流電圧を印加すると、100mA/cm2
の電流が流れ、Blueの発光が見られた。
【0054】応用例4 応用例3の発光材料を、実施例4で得られた化合物から
実施例8で得られた化合物に代えて、応用例3に準じる
方法で素子を作成した。得られた素子に、ITO電極を
陽極、マグネシウム電極を陰極として、直流電圧を印加
すると、110mA/cm2 の電流が流れ、Green
ish Yellowの発光が見られた。
【0055】応用例5 応用例3の発光材料を、実施例4で得られた化合物から
実施例9で得られた化合物に代えて、応用例3に準じる
方法で素子を作成した。得られた素子に、ITO電極を
陽極、マグネシウム電極を陰極として、直流電圧を印加
すると、80mA/cm2 の電流が流れ、Greeni
sh Blueの発光が見られた。
【0056】
【発明の効果】本発明の蛍光化合物は、発光機能を持つ
縮合環基と、電荷注入輸送機能を持つ芳香族アミノ基を
1分子内に有し、これら両基をアルキル基で分離する事
によって両機能を効率良く発生させ得る化合物であり、
EL素子の発光層として有用である。そして、低電圧で
高輝度の発光が可能なEL素子として有効に利用できる
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 Chemical Abstract s,vol.53,abs.no.12160 c−e Chemical Abstract s,vol.52,abs.no.9951 Australian Journa l of Chemistry, (1983),36(5),p.927−35 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 209/86 C07D 265/38 C07D 279/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)、(II)および(III)のい
    ずれかで表される蛍光化合物。 これらの式において、X、X およびX は下記の縮合
    環基のいずれかであり、 Y、Y およびY は、下記の芳香族アミノ基のいずれ
    かであり、 Zは下記の基のいずれかであり、nは1〜5の整数であ
    る。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の化合物を発光材料とす
    る電界発光素子。
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