JP3489367B2 - 伝送端末器及び自動検針装置 - Google Patents
伝送端末器及び自動検針装置Info
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- JP3489367B2 JP3489367B2 JP01137597A JP1137597A JP3489367B2 JP 3489367 B2 JP3489367 B2 JP 3489367B2 JP 01137597 A JP01137597 A JP 01137597A JP 1137597 A JP1137597 A JP 1137597A JP 3489367 B2 JP3489367 B2 JP 3489367B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ノーリンギング
(無鳴動)サービス対応のファクシミリが接続されるこ
とのある電話回線を用いてデータ伝送を行う伝送端末器
及び自動検針装置に関するものである。
(無鳴動)サービス対応のファクシミリが接続されるこ
とのある電話回線を用いてデータ伝送を行う伝送端末器
及び自動検針装置に関するものである。
【0002】
従来例1.まず、この発明の理解を容易にするために従
来のファクシミリ通信について解説する。以下説明する
ファクシミリ通信は、ITU−T:T.30(国際電気
通信連合)に基づくものである。はじめに、ノーリンギ
ングサービスを利用しないファクシミリ通信の概要につ
いて、ファクシミリAからファクシミリBへ通信する場
合を説明する。図10は、ノーリンギングサービスを利
用しないファクシミリ通信を説明するフローチャートで
ある。図中、Sは各ステップを示す。
来のファクシミリ通信について解説する。以下説明する
ファクシミリ通信は、ITU−T:T.30(国際電気
通信連合)に基づくものである。はじめに、ノーリンギ
ングサービスを利用しないファクシミリ通信の概要につ
いて、ファクシミリAからファクシミリBへ通信する場
合を説明する。図10は、ノーリンギングサービスを利
用しないファクシミリ通信を説明するフローチャートで
ある。図中、Sは各ステップを示す。
【0003】ファクシミリA(図示せず)はダイヤルト
ーンを検出した(S41)のち、ファクシミリB(図示
せず)へダイヤルを行い(S42)、通常の電話通話と
同様にしてファクシミリBへ接続する。ここで、ダイヤ
ルトーンの検出は、ファクシミリA自身が通話可能であ
るかを確認するために実行するステップである。ファク
シミリAは、ファクシミリBとの接続後、ファクシミリ
選択信号(以下CNGと称す)を送出する(S43)。
その後、ファクシミリBからの被呼局識別信号(応答信
号であり、以下CEDと称す)の受信を検出する(S4
4)。ここで、CNGとは、非音声端末であることを知
らせるために伝送路に送出される信号であり、1100
Hzで500msオン−3秒オフの周期信号である。C
EDとは、被呼局が非音声端末であること示す信号で、
2100Hzのトーンが2.6秒以上4.0秒以下の間
連続する信号である。S44でファクシミリAがファク
シミリBからCEDを受取ると、ファクシミリBに対し
てファクシミリデータの通信をする(S45)。S44
で、CEDが検出されないときは、タイムアウト時間ま
で所定時間毎にS43を繰返す(S46)。S46でC
EDがタイムアウト時間まで検出されないときは、回線
の接続を切断する(S47)。
ーンを検出した(S41)のち、ファクシミリB(図示
せず)へダイヤルを行い(S42)、通常の電話通話と
同様にしてファクシミリBへ接続する。ここで、ダイヤ
ルトーンの検出は、ファクシミリA自身が通話可能であ
るかを確認するために実行するステップである。ファク
シミリAは、ファクシミリBとの接続後、ファクシミリ
選択信号(以下CNGと称す)を送出する(S43)。
その後、ファクシミリBからの被呼局識別信号(応答信
号であり、以下CEDと称す)の受信を検出する(S4
4)。ここで、CNGとは、非音声端末であることを知
らせるために伝送路に送出される信号であり、1100
Hzで500msオン−3秒オフの周期信号である。C
EDとは、被呼局が非音声端末であること示す信号で、
2100Hzのトーンが2.6秒以上4.0秒以下の間
連続する信号である。S44でファクシミリAがファク
シミリBからCEDを受取ると、ファクシミリBに対し
てファクシミリデータの通信をする(S45)。S44
で、CEDが検出されないときは、タイムアウト時間ま
で所定時間毎にS43を繰返す(S46)。S46でC
EDがタイムアウト時間まで検出されないときは、回線
の接続を切断する(S47)。
【0004】ついで、ノーリンギングサービスを利用す
るファクシミリ通信の概要について、ファクシミリ通信
網サービス装置からファクシミリ網対応ファクシミリへ
通信する場合を説明する。図11は、ノーリンギングサ
ービスを利用するファクシミリ通信を説明する説明図で
ある。ファクシミリ呼出し信号(1300Hz 2.2
秒以上)102が、ファクシミリ通信網サービス装置1
00からファクシミリ通信網サービスファクシミリ10
1に対して送られる。ファクシミリ101が呼出信号1
02を受信し、ファクシミリ通信網サービス装置100
からの呼出であることを認識した後、直流回路を閉結1
03する。例えば、ファクシミリ101は、1300H
zの信号を4秒間継続受信したとき呼出を認識する構成
としておく。その後、ファクシミリ101は、被呼局確
認信号(2100Hz 2.6秒以上)104をファク
シミリ通信網サービス装置100へ送信する。ファクシ
ミリ通信網サービス装置100は、ファクシミリ101
からの応答を被呼局確認信号104により確認した後、
ファクシミリデータの通信105を行い、通信が終了し
たのち直流回路を開放106する。例えば、ファクシミ
リ通信網サービス装置100は、2100Hzの信号が
3.5秒継続したとき応答を認識する構成としておく。
なお、呼出信号102、被呼局確認信号104は電圧の
変動率が小さいので、呼出信号102、被呼局確認信号
104によって、電話器(図示せず)が鳴動することは
ない。
るファクシミリ通信の概要について、ファクシミリ通信
網サービス装置からファクシミリ網対応ファクシミリへ
通信する場合を説明する。図11は、ノーリンギングサ
ービスを利用するファクシミリ通信を説明する説明図で
ある。ファクシミリ呼出し信号(1300Hz 2.2
秒以上)102が、ファクシミリ通信網サービス装置1
00からファクシミリ通信網サービスファクシミリ10
1に対して送られる。ファクシミリ101が呼出信号1
02を受信し、ファクシミリ通信網サービス装置100
からの呼出であることを認識した後、直流回路を閉結1
03する。例えば、ファクシミリ101は、1300H
zの信号を4秒間継続受信したとき呼出を認識する構成
としておく。その後、ファクシミリ101は、被呼局確
認信号(2100Hz 2.6秒以上)104をファク
シミリ通信網サービス装置100へ送信する。ファクシ
ミリ通信網サービス装置100は、ファクシミリ101
からの応答を被呼局確認信号104により確認した後、
ファクシミリデータの通信105を行い、通信が終了し
たのち直流回路を開放106する。例えば、ファクシミ
リ通信網サービス装置100は、2100Hzの信号が
3.5秒継続したとき応答を認識する構成としておく。
なお、呼出信号102、被呼局確認信号104は電圧の
変動率が小さいので、呼出信号102、被呼局確認信号
104によって、電話器(図示せず)が鳴動することは
ない。
【0005】従来例2.図12は、電話回線を用いて電
気、ガス、水道等の自動検針をする従来の自動検針シス
テムの概略構成図である。図12において、1は自動検
針センタ装置、2は電話回線が接続された交換機、3は
電話器、4は伝送端末器であり、自動検針センタ装置1
からの呼び出し検針指令に対して電気、ガス、水道等の
検針メータ5からの検針値を伝送信号に変換して返信す
る。4aは伝送端末器4内のモデム部、4bは制御部で
ある。このような電話回線を利用する自動検針システム
の伝送端末器4は、電話回線の有効利用と工事の簡略化
からこの場所へ既に配線されている既存の電話器に併設
され使用することが多い。一般に電気、ガス、水道等の
自動検針に用いられる伝送端末器4は、着信専用でNT
Tのノーリンギングサービスを利用しており、自動検針
センタ装置1からの検針指令を受ければ、検針メータ5
の検針値を伝送信号にして返送するという機能を持って
いる。ノーリンギングサービスを利用することで、自動
検針センタ装置1の検針指令の着信では電話器3のベル
は鳴らなようになっている。
気、ガス、水道等の自動検針をする従来の自動検針シス
テムの概略構成図である。図12において、1は自動検
針センタ装置、2は電話回線が接続された交換機、3は
電話器、4は伝送端末器であり、自動検針センタ装置1
からの呼び出し検針指令に対して電気、ガス、水道等の
検針メータ5からの検針値を伝送信号に変換して返信す
る。4aは伝送端末器4内のモデム部、4bは制御部で
ある。このような電話回線を利用する自動検針システム
の伝送端末器4は、電話回線の有効利用と工事の簡略化
からこの場所へ既に配線されている既存の電話器に併設
され使用することが多い。一般に電気、ガス、水道等の
自動検針に用いられる伝送端末器4は、着信専用でNT
Tのノーリンギングサービスを利用しており、自動検針
センタ装置1からの検針指令を受ければ、検針メータ5
の検針値を伝送信号にして返送するという機能を持って
いる。ノーリンギングサービスを利用することで、自動
検針センタ装置1の検針指令の着信では電話器3のベル
は鳴らなようになっている。
【0006】図13は、例えば特開平4−313942
号公報に示された従来の伝送端末器のノーリンギングサ
ービスを利用した伝送手順である。図13において、ス
テップS1は交換機2に接続された電話回線からの着信
時に変化する電話回線の極性反転検出シーケンスであ
り、ステップS2はノーリンギング通信の前に送られる
ノーリンギング呼出し信号受信シーケンスであり、ステ
ップS3は自端末呼出しかどうかを判定する自端末呼出
し検出シーケンスであり、ステップS4はデータ伝送を
行うノーリンギング通信シーケンスであり、ステップS
5は併設電話への着信信号検出シーケンスであり、ステ
ップS6は併設電話への着信信号の終了シーケンスであ
り、ステップS7は通話が終了した後に電話回線の交換
機からの電話回線の極性復旧検出シーケンスであり、ス
テップS8は通電方向の反転シーケンスである。
号公報に示された従来の伝送端末器のノーリンギングサ
ービスを利用した伝送手順である。図13において、ス
テップS1は交換機2に接続された電話回線からの着信
時に変化する電話回線の極性反転検出シーケンスであ
り、ステップS2はノーリンギング通信の前に送られる
ノーリンギング呼出し信号受信シーケンスであり、ステ
ップS3は自端末呼出しかどうかを判定する自端末呼出
し検出シーケンスであり、ステップS4はデータ伝送を
行うノーリンギング通信シーケンスであり、ステップS
5は併設電話への着信信号検出シーケンスであり、ステ
ップS6は併設電話への着信信号の終了シーケンスであ
り、ステップS7は通話が終了した後に電話回線の交換
機からの電話回線の極性復旧検出シーケンスであり、ス
テップS8は通電方向の反転シーケンスである。
【0007】自動検針センタ装置1から接続要求が電話
回線を通じて着信すると、併設されている電話器3のベ
ルを鳴らさないように、電話回線の極性が緩やかに反転
し、ノーリンギング呼出し信号が到来する。伝送端末器
4は極性反転を検出したら(ステップS1)、ノーリン
ギング呼出し信号を検出し(ステップS2)、自端末の
着信と判定(ステップS3)したらノーリンギング通信
を開始する(ステップS4)。
回線を通じて着信すると、併設されている電話器3のベ
ルを鳴らさないように、電話回線の極性が緩やかに反転
し、ノーリンギング呼出し信号が到来する。伝送端末器
4は極性反転を検出したら(ステップS1)、ノーリン
ギング呼出し信号を検出し(ステップS2)、自端末の
着信と判定(ステップS3)したらノーリンギング通信
を開始する(ステップS4)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近、さらに電話器に
無鳴動着信(ノーリンギング通信)のファクシミリ網サ
ービスに対応したファクシミリ6が併設される場合があ
り、1本の電話回線に電話器3、伝送端末器4、ファク
シミリ6が接続されることがある。ファクシミリ6はフ
ァクシミリ網サービスからの無鳴動着信信号(1300
Hz)が所定時間(2.2秒)以上の継続したことを検
知して受信動作に入る。また、伝送端末器4も通信規約
から無鳴動着信信号(1300Hz)と同じ周波数を通
信に使用しているため、伝送端末器4から返信伝送時間
が長くなると(2.2秒以上)併設されたファクシミリ
が誤動作する。また、これを避けるため伝送端末器4か
らの返信伝送時間を短くすると通信手順が複雑化し、全
体の通信時間が長くなるとういう問題あった。
無鳴動着信(ノーリンギング通信)のファクシミリ網サ
ービスに対応したファクシミリ6が併設される場合があ
り、1本の電話回線に電話器3、伝送端末器4、ファク
シミリ6が接続されることがある。ファクシミリ6はフ
ァクシミリ網サービスからの無鳴動着信信号(1300
Hz)が所定時間(2.2秒)以上の継続したことを検
知して受信動作に入る。また、伝送端末器4も通信規約
から無鳴動着信信号(1300Hz)と同じ周波数を通
信に使用しているため、伝送端末器4から返信伝送時間
が長くなると(2.2秒以上)併設されたファクシミリ
が誤動作する。また、これを避けるため伝送端末器4か
らの返信伝送時間を短くすると通信手順が複雑化し、全
体の通信時間が長くなるとういう問題あった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を自動的
に解消するためになされたもので、1本の電話回線に伝
送端末器とノーリンギングサービス対応のファクシミリ
とが併設されている場合に、ファクシミリが接続されて
いることを自動的に認識して伝送時間を短くしてファク
シミリの誤動作を防止し、ファクシミリが併設されてい
ない場合は、効率的な伝送を行い通信時間を短く済ませ
る伝送端末器及び自動検針装置を提供することを目的と
する。
に解消するためになされたもので、1本の電話回線に伝
送端末器とノーリンギングサービス対応のファクシミリ
とが併設されている場合に、ファクシミリが接続されて
いることを自動的に認識して伝送時間を短くしてファク
シミリの誤動作を防止し、ファクシミリが併設されてい
ない場合は、効率的な伝送を行い通信時間を短く済ませ
る伝送端末器及び自動検針装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る伝送端末
器は、電話回線に接続され、ファクシミリの伝送周波数
近傍の周波数でデータ送信する伝送端末器において、上
記電話回線から入力された信号に基づいてファクシミリ
が該電話回線に接続されているか否かを認識し、上記フ
ァクシミリが上記電話回線に接続されていないとき、出
力データを一括して送信し、上記ファクシミリが上記電
話回線に接続されているとき、ファクシミリがノーリン
ギングサービス対応のファクシミリ信号として認識する
時間よりも短い送信時間に上記出力データを分割して送
信し、上記接続認識部での認識に基づいて、上記一括送
信部及び上記分割送信部のいずれか一方の送信部を選択
するものである。また、分割送信部が出力データを送信
する送信時間は、2.2秒よりも短いものである。
器は、電話回線に接続され、ファクシミリの伝送周波数
近傍の周波数でデータ送信する伝送端末器において、上
記電話回線から入力された信号に基づいてファクシミリ
が該電話回線に接続されているか否かを認識し、上記フ
ァクシミリが上記電話回線に接続されていないとき、出
力データを一括して送信し、上記ファクシミリが上記電
話回線に接続されているとき、ファクシミリがノーリン
ギングサービス対応のファクシミリ信号として認識する
時間よりも短い送信時間に上記出力データを分割して送
信し、上記接続認識部での認識に基づいて、上記一括送
信部及び上記分割送信部のいずれか一方の送信部を選択
するものである。また、分割送信部が出力データを送信
する送信時間は、2.2秒よりも短いものである。
【0011】また、接続認識部は、入力信号がノーリン
ギングサービス対応のファクシミリ呼出信号であるか否
かを認識し、上記入力信号がノーリンギングサービス対
応でないファクシミリ呼出信号であるか否かを認識し、
これらのファクシミリ呼出の認識で、ファクシミリが電
話回線に接続されていることを認識するものである。
ギングサービス対応のファクシミリ呼出信号であるか否
かを認識し、上記入力信号がノーリンギングサービス対
応でないファクシミリ呼出信号であるか否かを認識し、
これらのファクシミリ呼出の認識で、ファクシミリが電
話回線に接続されていることを認識するものである。
【0012】また、接続認識部は、入力信号がノーリン
ギングサービス対応のファクシミリ応答信号であるか否
かを認識し、上記入力信号がノーリンギングサービス対
応でないファクシミリ応答信号であるか否かを認識し、
これらのファクシミリ応答の認識で、ファクシミリが電
話回線に接続されていることを認識するものである。
ギングサービス対応のファクシミリ応答信号であるか否
かを認識し、上記入力信号がノーリンギングサービス対
応でないファクシミリ応答信号であるか否かを認識し、
これらのファクシミリ応答の認識で、ファクシミリが電
話回線に接続されていることを認識するものである。
【0013】また、接続認識部は、ノーリンギングサー
ビス対応の呼出信号及び応答信号の周波数範囲を通過さ
せ、通過した信号の継続時間を検出し、検出された継続
時間と所定時間とを比較し、上記継続時間が上記所定時
間以上のとき、ファクシミリが電話回線に接続されてい
ることを認識するものである。
ビス対応の呼出信号及び応答信号の周波数範囲を通過さ
せ、通過した信号の継続時間を検出し、検出された継続
時間と所定時間とを比較し、上記継続時間が上記所定時
間以上のとき、ファクシミリが電話回線に接続されてい
ることを認識するものである。
【0014】さらにまた、この発明に係る自動検針装置
は、電話回線に接続された自動検針センタ装置と、交換
器を介して上記電話回線と異なる局番の電話回線に接続
され、上記自動検針センタ装置からの検針指令に応じて
検針データを該自動センタ装置に送信する伝送端末器
と、この伝送端末器に接続され、該伝送端末器に検針値
を出力する検針メータとを備えた自動検針装置におい
て、上記伝送端末器は、ファクシミリの伝送周波数近傍
の周波数でデータ送信する伝送端末器であって、接続さ
れた電話回線から入力された信号に基づいてファクシミ
リが該電話回線に接続されているか否かを認識する接続
認識部と、上記ファクシミリが該電話回線に接続されて
いないときは検針データを一括して送信する一括送信部
と、上記ファクシミリが該電話回線に接続されていると
きはノーリンギングサービス対応のファクシミリがファ
クシミリ信号として認識する時間よりも短い送信時間に
上記検針データを分割して送信する分割送信部と、上記
接続認識部での認識に基づいて、上記一括送信部及び上
記分割送信部のいずれか一方の送信部を選択する選択部
とを有するものである。
は、電話回線に接続された自動検針センタ装置と、交換
器を介して上記電話回線と異なる局番の電話回線に接続
され、上記自動検針センタ装置からの検針指令に応じて
検針データを該自動センタ装置に送信する伝送端末器
と、この伝送端末器に接続され、該伝送端末器に検針値
を出力する検針メータとを備えた自動検針装置におい
て、上記伝送端末器は、ファクシミリの伝送周波数近傍
の周波数でデータ送信する伝送端末器であって、接続さ
れた電話回線から入力された信号に基づいてファクシミ
リが該電話回線に接続されているか否かを認識する接続
認識部と、上記ファクシミリが該電話回線に接続されて
いないときは検針データを一括して送信する一括送信部
と、上記ファクシミリが該電話回線に接続されていると
きはノーリンギングサービス対応のファクシミリがファ
クシミリ信号として認識する時間よりも短い送信時間に
上記検針データを分割して送信する分割送信部と、上記
接続認識部での認識に基づいて、上記一括送信部及び上
記分割送信部のいずれか一方の送信部を選択する選択部
とを有するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。図1
はこの発明の実施の形態1に係る自動検針装置の概略構
成図である。図1において、10は自動検針センタ装
置、20は交換機、21、25は電話回線、30は電話
器、40はファクシミリの伝送周波数近傍の周波数で伝
送する伝送端末器であり、自動検針センタ装置10から
の呼び出し検針指令CSに対して電気、ガス、水道等の
検針メータ60からの検針値を出力データTSに変換し
て返信する。なお、ファクシミリ70及び伝送端末器4
0の伝送周波数は、ITU−T:V.23により決めら
れ、それらの周波数帯域は一致又はその一部が共通す
る。
はこの発明の実施の形態1に係る自動検針装置の概略構
成図である。図1において、10は自動検針センタ装
置、20は交換機、21、25は電話回線、30は電話
器、40はファクシミリの伝送周波数近傍の周波数で伝
送する伝送端末器であり、自動検針センタ装置10から
の呼び出し検針指令CSに対して電気、ガス、水道等の
検針メータ60からの検針値を出力データTSに変換し
て返信する。なお、ファクシミリ70及び伝送端末器4
0の伝送周波数は、ITU−T:V.23により決めら
れ、それらの周波数帯域は一致又はその一部が共通す
る。
【0016】41は伝送端末器40内のモデム部、42
は少なくともノーリンギングサービス対応のファクシミ
リ呼出信号、応答信号、ノーリンギングサービス対応で
ないファクシミリ呼出信号、応答信号のいずれか1つの
信号に基づいて、電話回線25にファクシミリ70が接
続されているか否かを認識する接続認識部、43は一括
送信と分割送信とのいずれか一方を選択する選択部、4
5は出力データKJを一括送信処理する一括送信部、4
6はノーリンギングサービス対応のファクシミリがノー
リンギングサービス対応のファクシミリ信号として認識
するよりも短い時間Tnに出力データKJを分割して送
信処理する分割送信部、47は一括送信部45及び分割
送信部46を有する送信部である。ここで、ノーリンギ
ングサービス対応のファクシミリ信号とは、ノーリンギ
ングサービス対応のファクシミリ呼出信号及びファクシ
ミリ応答信号である。言うまでもないが、ノーリンギン
グサービス対応のファクシミリは、通常、ノーリンギン
グサービス対応でないファクシミリとも通信できる。さ
らに、ノーリンギングサービス対応でないファクシミリ
は上述した構成となっているので、伝送端末装置40か
らの送信データに対して応答しないことも言うまでもな
い。
は少なくともノーリンギングサービス対応のファクシミ
リ呼出信号、応答信号、ノーリンギングサービス対応で
ないファクシミリ呼出信号、応答信号のいずれか1つの
信号に基づいて、電話回線25にファクシミリ70が接
続されているか否かを認識する接続認識部、43は一括
送信と分割送信とのいずれか一方を選択する選択部、4
5は出力データKJを一括送信処理する一括送信部、4
6はノーリンギングサービス対応のファクシミリがノー
リンギングサービス対応のファクシミリ信号として認識
するよりも短い時間Tnに出力データKJを分割して送
信処理する分割送信部、47は一括送信部45及び分割
送信部46を有する送信部である。ここで、ノーリンギ
ングサービス対応のファクシミリ信号とは、ノーリンギ
ングサービス対応のファクシミリ呼出信号及びファクシ
ミリ応答信号である。言うまでもないが、ノーリンギン
グサービス対応のファクシミリは、通常、ノーリンギン
グサービス対応でないファクシミリとも通信できる。さ
らに、ノーリンギングサービス対応でないファクシミリ
は上述した構成となっているので、伝送端末装置40か
らの送信データに対して応答しないことも言うまでもな
い。
【0017】48は呼出指令CSに応じて検針指令JS
を検針メータ60に出力し、検針メータ60から検針値
が信号化された伝送信号KDを受取り、この信号KDを
出力データKJとして送信部47に出力する受信処理部
である。70は電話回線25に接続されたファクシミ
リ、71は電話回線22に接続されファクシミリ通信網
サービスを利用するファクシミリ、72は電話回線23
に接続されファクシミリ通信網サービスを利用しないフ
ァクシミリ、73は電話回線24に接続されたファクシ
ミリ通信網サービス装置であり、交換機20に接続され
たファクシミリ71とファクシミリ通信網サービス対応
のファクシミリとの間の送受信制御を行う。
を検針メータ60に出力し、検針メータ60から検針値
が信号化された伝送信号KDを受取り、この信号KDを
出力データKJとして送信部47に出力する受信処理部
である。70は電話回線25に接続されたファクシミ
リ、71は電話回線22に接続されファクシミリ通信網
サービスを利用するファクシミリ、72は電話回線23
に接続されファクシミリ通信網サービスを利用しないフ
ァクシミリ、73は電話回線24に接続されたファクシ
ミリ通信網サービス装置であり、交換機20に接続され
たファクシミリ71とファクシミリ通信網サービス対応
のファクシミリとの間の送受信制御を行う。
【0018】次に動作について説明する。自動検針セン
タ装置10は、定期的に例えば一週間毎に、検針メータ
60の検針値を自動的に取得するために、伝送端末器4
0に対して呼び出し検針指令CSを出力する。この検針
指令CSの周波数は例えば1300Hzである。検針指
令CSを受取った伝送端末器40は、モデム部41で検
針指令CSを接続認識部42及び受信処理部48が処理
できる復調信号MSに復調する。なお、検針指令CS
は、通常、上述の時間Tnに比較して十分短いので、検
針指令CSによりファクシミリ70がノーリンギングサ
ービス対応であっても反応することはない。仮に、検針
指令CSが時間Tn以上となるときは、検針指令CSを
時間Tnよりも短い時間になるように分割して送信す
る。復調信号MSを受取った受信処理部48は、検針メ
ータ60に対して、検針指令JSを出力する。検針メー
タ60は、検針指令JSに応じた検針値を信号化した伝
送信号KDを出力する。受信処理部48は、伝送信号K
Dに応じた出力データKJを、送信部47に出力する。
送信部47は、後述するようにして、出力データKJを
一括して送信するか、又は分割して送信するかを選択
し、出力データKSを出力する。モデム部41は出力デ
ータKSを変調し、出力データTSを自動検針センタ装
置10へ出力する。この出力データTSの周波数は例え
ば1300Hzである。このようにして、自動検針セン
タ装置10は、定期的に伝送端末器40から検針メータ
60の検針値を取得することができる。
タ装置10は、定期的に例えば一週間毎に、検針メータ
60の検針値を自動的に取得するために、伝送端末器4
0に対して呼び出し検針指令CSを出力する。この検針
指令CSの周波数は例えば1300Hzである。検針指
令CSを受取った伝送端末器40は、モデム部41で検
針指令CSを接続認識部42及び受信処理部48が処理
できる復調信号MSに復調する。なお、検針指令CS
は、通常、上述の時間Tnに比較して十分短いので、検
針指令CSによりファクシミリ70がノーリンギングサ
ービス対応であっても反応することはない。仮に、検針
指令CSが時間Tn以上となるときは、検針指令CSを
時間Tnよりも短い時間になるように分割して送信す
る。復調信号MSを受取った受信処理部48は、検針メ
ータ60に対して、検針指令JSを出力する。検針メー
タ60は、検針指令JSに応じた検針値を信号化した伝
送信号KDを出力する。受信処理部48は、伝送信号K
Dに応じた出力データKJを、送信部47に出力する。
送信部47は、後述するようにして、出力データKJを
一括して送信するか、又は分割して送信するかを選択
し、出力データKSを出力する。モデム部41は出力デ
ータKSを変調し、出力データTSを自動検針センタ装
置10へ出力する。この出力データTSの周波数は例え
ば1300Hzである。このようにして、自動検針セン
タ装置10は、定期的に伝送端末器40から検針メータ
60の検針値を取得することができる。
【0019】ついで、送信部47で出力データKJを一
括して送信するか、又は分割して送信するかを選択する
動作について図2を用いて説明する。図2はこの発明の
実施の形態1に係るファクシミリの接続を認識するフロ
ーチャートである。モデム部41は、電話回線25から
入力された信号を復調し、復調信号MSを接続認識部4
2に出力する(S20)。接続認識部42は、復調信号
MSがファクシミリ用の信号であるか否かを判断し(S
21)、電話回線25にファクシミリ70が接続されて
いることを認識した(S22)とき、認識信号SSを選
択部43に出力する。選択部43は、認識信号SSを受
取ったとき、分割送信を選択するように送信部47に対
し選択信号SDを出力する。このとき、図示しない処理
部により伝送端末器40は、自動検針センタ装置10に
対して、電話回線25にファクシミリ70が接続されて
いることを送信により認識させる。即ち、自動検針セン
タ装置10からポ−リングされたとき、ファクシミリ7
0が接続されている併設情報を通知する(S23)。送
信部47は、認識信号SDを受取ったとき、初期設定の
送信状態である一括送信部45による送信から分割送信
部46による送信に切換える(S24)。
括して送信するか、又は分割して送信するかを選択する
動作について図2を用いて説明する。図2はこの発明の
実施の形態1に係るファクシミリの接続を認識するフロ
ーチャートである。モデム部41は、電話回線25から
入力された信号を復調し、復調信号MSを接続認識部4
2に出力する(S20)。接続認識部42は、復調信号
MSがファクシミリ用の信号であるか否かを判断し(S
21)、電話回線25にファクシミリ70が接続されて
いることを認識した(S22)とき、認識信号SSを選
択部43に出力する。選択部43は、認識信号SSを受
取ったとき、分割送信を選択するように送信部47に対
し選択信号SDを出力する。このとき、図示しない処理
部により伝送端末器40は、自動検針センタ装置10に
対して、電話回線25にファクシミリ70が接続されて
いることを送信により認識させる。即ち、自動検針セン
タ装置10からポ−リングされたとき、ファクシミリ7
0が接続されている併設情報を通知する(S23)。送
信部47は、認識信号SDを受取ったとき、初期設定の
送信状態である一括送信部45による送信から分割送信
部46による送信に切換える(S24)。
【0020】以上のように構成したので、ファクシミリ
70が電話回線25に接続されていることを自動的に認
識し、その後、出力データを分割することにより送信時
間を短くするので、伝送端末器40からの送信データに
よりファクシミリ70がノーリンギングサービス対応か
否かであるかを問わず電話回線25に接続されていると
き該ファクシミリ70の誤動作を防止することができ、
かつ、ファクシミリ70が併設されていない場合は、一
括送信による送信を行うので通信時間を短く済ませ効率
的な通信をすることができる。また、従来と同様の一括
送信部45に加えて、分割送信部46を備えているの
で、一括送信部45が故障したとき、分割送信部46を
用いて送信する構成とすることができ、一括送信部45
のバックアップ用として別個の送信部を新たに設けるこ
となく安全性の高い伝送端末器40とすることができ
る。
70が電話回線25に接続されていることを自動的に認
識し、その後、出力データを分割することにより送信時
間を短くするので、伝送端末器40からの送信データに
よりファクシミリ70がノーリンギングサービス対応か
否かであるかを問わず電話回線25に接続されていると
き該ファクシミリ70の誤動作を防止することができ、
かつ、ファクシミリ70が併設されていない場合は、一
括送信による送信を行うので通信時間を短く済ませ効率
的な通信をすることができる。また、従来と同様の一括
送信部45に加えて、分割送信部46を備えているの
で、一括送信部45が故障したとき、分割送信部46を
用いて送信する構成とすることができ、一括送信部45
のバックアップ用として別個の送信部を新たに設けるこ
となく安全性の高い伝送端末器40とすることができ
る。
【0021】なお、送信部47として初期設定が一括送
信部45により一括送信するものについて説明したが、
初期設定が分割送信部46により分割送信するものであ
ってもよい。また、伝送端末器40は電子回路によって
構成してもよいが、伝送端末器40のモデム部41及び
受信処理部48のインターフェース部以外をプログラム
により実行する構成としてもよい。さらにまた、上述の
説明では、分割送信部46として、ノーリンギングサー
ビス対応のファクシミリがノーリンギングサービス対応
のファクシミリ呼出信号として認識するよりも短い時間
Tnに出力データKJを分割して送信処理するものにつ
いて説明した。さらに、この時間Tnについて詳説すれ
ば、時間Tnは2.2秒とし、分割する時間を2.0又
は2.1秒とすることが伝送量の観点から好ましい。な
ぜなら、ITU−Tの規格によれば、ノーリンギングサ
ービス対応のファクシミリがノーリンギングサービス対
応のファクシミリ呼出信号として認識に要する時間が
2.2秒、また、ファクシミリ応答信号として認識に要
する時間が2.6秒だからである。これらのことは、以
下の実施の形態においても同様である。
信部45により一括送信するものについて説明したが、
初期設定が分割送信部46により分割送信するものであ
ってもよい。また、伝送端末器40は電子回路によって
構成してもよいが、伝送端末器40のモデム部41及び
受信処理部48のインターフェース部以外をプログラム
により実行する構成としてもよい。さらにまた、上述の
説明では、分割送信部46として、ノーリンギングサー
ビス対応のファクシミリがノーリンギングサービス対応
のファクシミリ呼出信号として認識するよりも短い時間
Tnに出力データKJを分割して送信処理するものにつ
いて説明した。さらに、この時間Tnについて詳説すれ
ば、時間Tnは2.2秒とし、分割する時間を2.0又
は2.1秒とすることが伝送量の観点から好ましい。な
ぜなら、ITU−Tの規格によれば、ノーリンギングサ
ービス対応のファクシミリがノーリンギングサービス対
応のファクシミリ呼出信号として認識に要する時間が
2.2秒、また、ファクシミリ応答信号として認識に要
する時間が2.6秒だからである。これらのことは、以
下の実施の形態においても同様である。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、実施の形態1の実施例1について説明
する。実施例1では、特に、自動検針センタ装置10と
伝送端末器40との通信に関して説明する。図3は実施
の形態1の実施例1に係る自動検針センタ装置及び端末
器の動作を示すフローチャート、図4は実施の形態1の
実施例1に係る分割送信を示すフローチャートである。
なお、図3、4中破線は自動検針センタ装置10と伝送
端末器40との信号のやり取りを示す。
する。実施例1では、特に、自動検針センタ装置10と
伝送端末器40との通信に関して説明する。図3は実施
の形態1の実施例1に係る自動検針センタ装置及び端末
器の動作を示すフローチャート、図4は実施の形態1の
実施例1に係る分割送信を示すフローチャートである。
なお、図3、4中破線は自動検針センタ装置10と伝送
端末器40との信号のやり取りを示す。
【0023】図3を用いて、自動検針センタ装置10が
伝送端末器40と通信を行い検針メータ60の検針値を
収集する場合を説明する。まず、自動検針センタ装置1
0が、公衆回線網を通じて伝送端末器40を呼び出すた
めの発信動作を行なう(S31)。伝送端末器40は、
極性反転及び呼出信号の着信があるかを検出する(S4
1)。この信号を伝送端末器40が検出したとき、自動
検針センタ装置10からの呼出指令であると判断し、応
答信号を送信する。応答信号を受取った自動検針センタ
装置10は、起動指令を行なう(S32)。起動指令を
受取った伝送端末器40は、ファクシミリ70が併設さ
れているかを判別し(S43)、ファクシミリ併設情報
(併設有り)又は(併設無し)を送信する(S44、S
45)。
伝送端末器40と通信を行い検針メータ60の検針値を
収集する場合を説明する。まず、自動検針センタ装置1
0が、公衆回線網を通じて伝送端末器40を呼び出すた
めの発信動作を行なう(S31)。伝送端末器40は、
極性反転及び呼出信号の着信があるかを検出する(S4
1)。この信号を伝送端末器40が検出したとき、自動
検針センタ装置10からの呼出指令であると判断し、応
答信号を送信する。応答信号を受取った自動検針センタ
装置10は、起動指令を行なう(S32)。起動指令を
受取った伝送端末器40は、ファクシミリ70が併設さ
れているかを判別し(S43)、ファクシミリ併設情報
(併設有り)又は(併設無し)を送信する(S44、S
45)。
【0024】ファクシミリ併設情報を受取った自動検針
センタ装置10は、伝送端末器40にファクシミリ70
が併設されているか否かを検出する(S34)。そし
て、伝送端末器40にファクシミリ70が併設されてい
るときには、伝送端末器40は分割送信を行い(S4
6)、自動検針センタ装置10は分割受信を行う(S3
5)。一方、伝送端末器40にファクシミリ70が併設
されていないときには、伝送端末器40は一括送信を行
い(S47)、自動検針センタ装置10は分割受信を行
う(S36)。
センタ装置10は、伝送端末器40にファクシミリ70
が併設されているか否かを検出する(S34)。そし
て、伝送端末器40にファクシミリ70が併設されてい
るときには、伝送端末器40は分割送信を行い(S4
6)、自動検針センタ装置10は分割受信を行う(S3
5)。一方、伝送端末器40にファクシミリ70が併設
されていないときには、伝送端末器40は一括送信を行
い(S47)、自動検針センタ装置10は分割受信を行
う(S36)。
【0025】ついで、図4を用いて分割送信の手順につ
いて説明する。自動検針センタ装置10は、伝送端末器
40に対して第1番目の検針指令を送信する(S7
1)。伝送端末器40は、第1番目の検針指令が受信さ
れたか否かを検出する(S81)。受信確認がされたと
き、伝送端末器40は、検針メータ60から収集した検
針値、又は蓄積していた検針値が2.0秒以下で送信可
能か否かを判断し(S82)、2.0秒単位で送信でき
るように送信データを分割複数化する(S83)。その
後、第1番目の検針値を自動検針センタ装置10に送信
する(S84)。第1番目の検針値を受信した(S7
2)のち、自動検針センタ装置10は第2番目の検針指
令を送信する(S73)。
いて説明する。自動検針センタ装置10は、伝送端末器
40に対して第1番目の検針指令を送信する(S7
1)。伝送端末器40は、第1番目の検針指令が受信さ
れたか否かを検出する(S81)。受信確認がされたと
き、伝送端末器40は、検針メータ60から収集した検
針値、又は蓄積していた検針値が2.0秒以下で送信可
能か否かを判断し(S82)、2.0秒単位で送信でき
るように送信データを分割複数化する(S83)。その
後、第1番目の検針値を自動検針センタ装置10に送信
する(S84)。第1番目の検針値を受信した(S7
2)のち、自動検針センタ装置10は第2番目の検針指
令を送信する(S73)。
【0026】第2番目の検針指令を受信した(S85)
のち、伝送端末器40は第2番目の検針値があるか否か
を検出する(S86)。即ち、上述の収集又は蓄積した
検針値が少なければ、第1番目の検針値で全データを送
信したことになり第2番目の送信データは存在しない。
そして、送信データが存在しないときには、自動検針セ
ンタ装置10へ終了信号を出力する(S87)。一方、
送信データが存在するときは、自動検針センタ装置10
へ2.0秒単位の第2番目の検針値を出力する(S8
8)。
のち、伝送端末器40は第2番目の検針値があるか否か
を検出する(S86)。即ち、上述の収集又は蓄積した
検針値が少なければ、第1番目の検針値で全データを送
信したことになり第2番目の送信データは存在しない。
そして、送信データが存在しないときには、自動検針セ
ンタ装置10へ終了信号を出力する(S87)。一方、
送信データが存在するときは、自動検針センタ装置10
へ2.0秒単位の第2番目の検針値を出力する(S8
8)。
【0027】自動検針センタ装置10は、第2の検針指
令を出力したのち、終了信号を受信するか否かを検出す
る(S74)。S74において、終了信号が検出された
ときは送受信処理を終了する、一方、終了信号が検出さ
れないときは第2番目の検針値を受信し(S75)第1
番目の検針値と合成し、第3の検針指令を出力する(図
示せず)。以下、上述と同様にして(S89、S7
6)、伝送端末器40は、最後に送るべき第n番目の検
針値を送信し(図示せず)、第n+1番目の検針指令を
受信し(図示せず)、その後、第n+1番目の検針指令
に対する応答として、終了信号を自動検針センタ装置1
0に送信する(S91)。
令を出力したのち、終了信号を受信するか否かを検出す
る(S74)。S74において、終了信号が検出された
ときは送受信処理を終了する、一方、終了信号が検出さ
れないときは第2番目の検針値を受信し(S75)第1
番目の検針値と合成し、第3の検針指令を出力する(図
示せず)。以下、上述と同様にして(S89、S7
6)、伝送端末器40は、最後に送るべき第n番目の検
針値を送信し(図示せず)、第n+1番目の検針指令を
受信し(図示せず)、その後、第n+1番目の検針指令
に対する応答として、終了信号を自動検針センタ装置1
0に送信する(S91)。
【0028】上述のように構成したので、自動検針セン
タ装置10は検針値を収集する毎に、伝送端末器40の
ファクシミリ併設を確認することができ、分割して送信
する送信データにファクシミリ併設情報を付加する必要
がなく、1単位の送信データで検針値データを多く送信
することができ、伝送効率が良くなる。さらに、予め自
動検針センタ装置10が伝送端末器40のファクシミリ
併設情報を記憶しておく必要が無いので、自動検針セン
タ装置10の記憶容量を少なくすることができる。
タ装置10は検針値を収集する毎に、伝送端末器40の
ファクシミリ併設を確認することができ、分割して送信
する送信データにファクシミリ併設情報を付加する必要
がなく、1単位の送信データで検針値データを多く送信
することができ、伝送効率が良くなる。さらに、予め自
動検針センタ装置10が伝送端末器40のファクシミリ
併設情報を記憶しておく必要が無いので、自動検針セン
タ装置10の記憶容量を少なくすることができる。
【0029】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2について説明する。図5はこの発明の実施の形態2
に係る伝送端末器の接続認識部を示す構成図である。図
5において、42Aは、復調信号MSがノーリンギング
サービス対応のファクシミリ呼出信号であるか否かを認
識する第1の呼出認識部、42Bは復調信号MSがノー
リンギングサービス対応でないファクシミリ呼出信号で
あるか否かを認識する第2の呼出認識部である。その他
の構成については、実施の形態1と同様であるのでその
説明を省略する。
態2について説明する。図5はこの発明の実施の形態2
に係る伝送端末器の接続認識部を示す構成図である。図
5において、42Aは、復調信号MSがノーリンギング
サービス対応のファクシミリ呼出信号であるか否かを認
識する第1の呼出認識部、42Bは復調信号MSがノー
リンギングサービス対応でないファクシミリ呼出信号で
あるか否かを認識する第2の呼出認識部である。その他
の構成については、実施の形態1と同様であるのでその
説明を省略する。
【0030】次に動作について説明する。復調信号MS
が接続認識部42に入力されたとき、第1、第2の呼出
認識部42A、42Bは復調信号MSがファクシミリ呼
出信号であるかを否かを判断し、ファクシミリ呼出信号
と認識されたとき認識信号SSを出力する。具体的に
は、上述したように、ノーリンギングサービス対応のフ
ァクシミリ呼出信号は、1300Hzの信号が2.2秒
以上継続するので、第1の呼出認識部42Aは、復調信
号MSが1300Hzの信号が2.2秒以上継続するか
を検知する構成とすればよい。例えば、1200Hz〜
1400Hzを通過させるフィルタ(図示せず)からの
出力が3秒間継続するか否かを検知するように構成す
る。また、上述したように、ノーリンギングサービス対
応でないファクシミリ呼出信号(CNG)は、1100
Hzで500msオン−3秒オフの周期信号であるの
で、第2の認識部42Bは、該周期信号を検知する構成
とすればよい。例えば、1000Hz〜1200Hzを
通過させるフィルタ(図示せず)からの出力が所定の周
期であるか否かを検知するように構成する。
が接続認識部42に入力されたとき、第1、第2の呼出
認識部42A、42Bは復調信号MSがファクシミリ呼
出信号であるかを否かを判断し、ファクシミリ呼出信号
と認識されたとき認識信号SSを出力する。具体的に
は、上述したように、ノーリンギングサービス対応のフ
ァクシミリ呼出信号は、1300Hzの信号が2.2秒
以上継続するので、第1の呼出認識部42Aは、復調信
号MSが1300Hzの信号が2.2秒以上継続するか
を検知する構成とすればよい。例えば、1200Hz〜
1400Hzを通過させるフィルタ(図示せず)からの
出力が3秒間継続するか否かを検知するように構成す
る。また、上述したように、ノーリンギングサービス対
応でないファクシミリ呼出信号(CNG)は、1100
Hzで500msオン−3秒オフの周期信号であるの
で、第2の認識部42Bは、該周期信号を検知する構成
とすればよい。例えば、1000Hz〜1200Hzを
通過させるフィルタ(図示せず)からの出力が所定の周
期であるか否かを検知するように構成する。
【0031】上述のように構成したので、伝送端末器4
0はファクシミリ70がノーリンギングサービス対応か
否かに関わらずファクシミリ70の併設を認識すること
ができる。さらに、ファクシミリ呼出信号に基づいてフ
ァクシミリ70の併設を認識するので、接続認識部42
を単純に構成できるとともに、認識を短時間ですること
ができる。
0はファクシミリ70がノーリンギングサービス対応か
否かに関わらずファクシミリ70の併設を認識すること
ができる。さらに、ファクシミリ呼出信号に基づいてフ
ァクシミリ70の併設を認識するので、接続認識部42
を単純に構成できるとともに、認識を短時間ですること
ができる。
【0032】実施例1.以下、実施の形態2の実施例1
について説明する。図6は実施の形態2の実施例1に係
る伝送端末器の一部構成を示すブロック図である。実施
例1では、特に、第2の呼出認識部42Bの構成につい
て説明する。図6において、42aは1100Hzの信
号を通過させるバイパスフィルタ、42bは増幅器、4
2cは整流器、42dは積分器、42eはコンパレー
タ、42fはシフトレジスタ、42gはサンプリングパ
ルス発生回路、42hはタイミング比較回路、43aは
フリップフロップ、43bはセレクタ、45Aは一括送
信プログラム、46Aは分割送信プログラムである。
について説明する。図6は実施の形態2の実施例1に係
る伝送端末器の一部構成を示すブロック図である。実施
例1では、特に、第2の呼出認識部42Bの構成につい
て説明する。図6において、42aは1100Hzの信
号を通過させるバイパスフィルタ、42bは増幅器、4
2cは整流器、42dは積分器、42eはコンパレー
タ、42fはシフトレジスタ、42gはサンプリングパ
ルス発生回路、42hはタイミング比較回路、43aは
フリップフロップ、43bはセレクタ、45Aは一括送
信プログラム、46Aは分割送信プログラムである。
【0033】次に動作について説明する。フィルタ42
aは、入力信号のうち周波数が1100Hz(許容値を
50Hz即ち1050Hz〜1150Hzとする)の信
号を出力し、この信号を増幅器42bは増幅し、この増
幅された信号を直流信号とするため整流器42cで整流
し、コンパレータ42eで信号の有無を「H」又は
「L」の電気信号に変換するために、積分器42dで1
100Hz成分を除去する。シフトレジスタ42fは、
サンプリングパルス発生器42gから入力されるクロッ
クにより入力端子Dよりコンパレータ42eの出力信号
を取り込み、Q1・・・・Q9までシフトして出力する。
タイミング比較回路42hは、周期信号パターンを記憶
しており、シフトレジスタ42fの出力と一致したと
き、一致を示す信号をフリップフロップ43aのS端子
に入力する。フリップフロップ43aのQ端子には、S
端子からの一致信号をラッチし出力する端子である。セ
レクタ43bは、フリップフロップ43aのQ端子の出
力により一括送信プログラム45Aと分割送信プログラ
ム46Aとのいずれか一方を選択する。
aは、入力信号のうち周波数が1100Hz(許容値を
50Hz即ち1050Hz〜1150Hzとする)の信
号を出力し、この信号を増幅器42bは増幅し、この増
幅された信号を直流信号とするため整流器42cで整流
し、コンパレータ42eで信号の有無を「H」又は
「L」の電気信号に変換するために、積分器42dで1
100Hz成分を除去する。シフトレジスタ42fは、
サンプリングパルス発生器42gから入力されるクロッ
クにより入力端子Dよりコンパレータ42eの出力信号
を取り込み、Q1・・・・Q9までシフトして出力する。
タイミング比較回路42hは、周期信号パターンを記憶
しており、シフトレジスタ42fの出力と一致したと
き、一致を示す信号をフリップフロップ43aのS端子
に入力する。フリップフロップ43aのQ端子には、S
端子からの一致信号をラッチし出力する端子である。セ
レクタ43bは、フリップフロップ43aのQ端子の出
力により一括送信プログラム45Aと分割送信プログラ
ム46Aとのいずれか一方を選択する。
【0034】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3について説明する。図7はこの発明の実施の形態3
に係る伝送端末器の接続認識部を示す構成図である。図
7において、42Cは、復調信号MSがノーリンギング
サービス対応のファクシミリ応答信号であるか否かを認
識する第1の応答認識部、42Dは復調信号MSがノー
リンギングサービス対応でないファクシミリ応答信号で
あるか否かを認識する第2の応答認識部である。その他
の構成については、実施の形態2と同様であるのでその
説明を省略する。
態3について説明する。図7はこの発明の実施の形態3
に係る伝送端末器の接続認識部を示す構成図である。図
7において、42Cは、復調信号MSがノーリンギング
サービス対応のファクシミリ応答信号であるか否かを認
識する第1の応答認識部、42Dは復調信号MSがノー
リンギングサービス対応でないファクシミリ応答信号で
あるか否かを認識する第2の応答認識部である。その他
の構成については、実施の形態2と同様であるのでその
説明を省略する。
【0035】次に動作について説明する。復調信号MS
が接続認識部42に入力されたとき、第1、第2の応答
認識部42C、42Dは復調信号MSがファクシミリ応
答信号であるかを否かを判断し、ファクシミリ応答信号
と認識されたとき認識信号SSを出力する。具体的に
は、上述したように、ノーリンギングサービス対応のフ
ァクシミリ応答信号は、2100Hzの信号が2.6秒
以上継続するので、第1の応答認識部42Cは、復調信
号MSが2100Hzで2.6秒以上継続するかを検知
する構成とすればよい。例えば、1900Hz〜250
0Hzを通過させるフィルタ(図示せず)からの出力が
3秒間継続するか否かを検知するように構成する。ま
た、上述したように、ノーリンギングサービス対応でな
いファクシミリ応答信号(CED)は、2100Hzの
トーンが2.6秒以上4.0秒以下継続する信号である
ので、第2の認識部42Dは、復調信号MSが2100
Hzで2.6秒以上継続するかを検知する構成とすれば
よい。例えば、2000Hz〜2200Hzを通過させ
るフィルタ(図示せず)からの出力が3.5秒間継続す
るか否かを検知するように構成する。
が接続認識部42に入力されたとき、第1、第2の応答
認識部42C、42Dは復調信号MSがファクシミリ応
答信号であるかを否かを判断し、ファクシミリ応答信号
と認識されたとき認識信号SSを出力する。具体的に
は、上述したように、ノーリンギングサービス対応のフ
ァクシミリ応答信号は、2100Hzの信号が2.6秒
以上継続するので、第1の応答認識部42Cは、復調信
号MSが2100Hzで2.6秒以上継続するかを検知
する構成とすればよい。例えば、1900Hz〜250
0Hzを通過させるフィルタ(図示せず)からの出力が
3秒間継続するか否かを検知するように構成する。ま
た、上述したように、ノーリンギングサービス対応でな
いファクシミリ応答信号(CED)は、2100Hzの
トーンが2.6秒以上4.0秒以下継続する信号である
ので、第2の認識部42Dは、復調信号MSが2100
Hzで2.6秒以上継続するかを検知する構成とすれば
よい。例えば、2000Hz〜2200Hzを通過させ
るフィルタ(図示せず)からの出力が3.5秒間継続す
るか否かを検知するように構成する。
【0036】上述のように構成したので、伝送端末器4
0はファクシミリ70がノーリンギングサービス対応か
否かに関わらずファクシミリ70の併設を認識すること
ができる。さらに、ファクシミリ応答信号に基づいてフ
ァクシミリ70の併設を認識するので、接続認識部42
を単純に構成できるとともに、認識を短時間ですること
ができる。また、応答信号に基づいてファクシミリ70
の併設を認識するので、ファクシミリ70が電話回線2
5に接続されておらず、間違い電話で電話回線25に送
られたファクシミリ呼出信号によってファクシミリ70
が併設されていると誤認識することがない。さらに、フ
ァクシミリ応答信号はノーリンギングサービス対応か否
かに関わらず同様の信号であるので、第1の応答認識部
42Cを1つだけとすることもできる。このときには、
応答認識部42Cは1つのみでよいのでさらに単純に構
成することができる。
0はファクシミリ70がノーリンギングサービス対応か
否かに関わらずファクシミリ70の併設を認識すること
ができる。さらに、ファクシミリ応答信号に基づいてフ
ァクシミリ70の併設を認識するので、接続認識部42
を単純に構成できるとともに、認識を短時間ですること
ができる。また、応答信号に基づいてファクシミリ70
の併設を認識するので、ファクシミリ70が電話回線2
5に接続されておらず、間違い電話で電話回線25に送
られたファクシミリ呼出信号によってファクシミリ70
が併設されていると誤認識することがない。さらに、フ
ァクシミリ応答信号はノーリンギングサービス対応か否
かに関わらず同様の信号であるので、第1の応答認識部
42Cを1つだけとすることもできる。このときには、
応答認識部42Cは1つのみでよいのでさらに単純に構
成することができる。
【0037】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4について説明する。図8はこの発明の実施の形態4
に係る伝送端末器の接続認識部を示す構成図である。図
8において、42Eは応答認識部であり、その構成は実
施の形態3で説明した第1の応答認識部42C又は第2
の応答認識部42Dと同様である。42Gは、第1の呼
出認識部42Aから認識信号NS1を受信したのち、所
定時間内に応答認識部42Eから認識信号NS3を受信
したとき、認識信号SSを出力する第1の接続確認部、
42Hは、第2の呼出認識部42Bから認識信号NS2
を受信したのち、所定時間内に応答認識部42Eから認
識信号NS3を受信したとき、認識信号SSを出力する
第2の接続確認部である。その他の構成については、実
施の形態3と同様であるのでその説明を省略する。
態4について説明する。図8はこの発明の実施の形態4
に係る伝送端末器の接続認識部を示す構成図である。図
8において、42Eは応答認識部であり、その構成は実
施の形態3で説明した第1の応答認識部42C又は第2
の応答認識部42Dと同様である。42Gは、第1の呼
出認識部42Aから認識信号NS1を受信したのち、所
定時間内に応答認識部42Eから認識信号NS3を受信
したとき、認識信号SSを出力する第1の接続確認部、
42Hは、第2の呼出認識部42Bから認識信号NS2
を受信したのち、所定時間内に応答認識部42Eから認
識信号NS3を受信したとき、認識信号SSを出力する
第2の接続確認部である。その他の構成については、実
施の形態3と同様であるのでその説明を省略する。
【0038】次に動作について、復調信号MSが接続認
識部42に入力されたとき、第1、第2の呼出認識部4
2A、42B、応答認識部42Eは、復調信号MSがフ
ァクシミリファクシミリ呼出信号、応答信号であるかを
否かを判断する。ここで、ファクシミリ71から(又は
ファクシミリ通信網サービス装置73から)ファクシミ
リ70に、ノーリンギングサービスを利用したファクシ
ミリ通信をする場合について説明する。このとき、第1
の呼出認識部42Aは、復調信号MSがファクシミリ呼
出信号であることを認識し、認識信号NS1を出力す
る。その後、ファクシミリ70がノーリンギングサービ
スに対応したファクシミリ応答信号を出力すると、復調
信号MSを入力した応答認識部42Eは、応答信号であ
ることを認識し、認識信号N3を出力する。第1の接続
確認部42Gは、確認信号NS1を受信してから所定の
時間内に確認信号NS3の受信が確認されたとき、認識
信号SSを出力する。したがって、ファクシミリ70が
電話回線25に接続されていないときは、認識信号SS
は出力されない。なお、第2の接続確認部42Hの動作
は、第1の接続確認部42Gの動作とほぼ同様であるの
でその説明を省略する。
識部42に入力されたとき、第1、第2の呼出認識部4
2A、42B、応答認識部42Eは、復調信号MSがフ
ァクシミリファクシミリ呼出信号、応答信号であるかを
否かを判断する。ここで、ファクシミリ71から(又は
ファクシミリ通信網サービス装置73から)ファクシミ
リ70に、ノーリンギングサービスを利用したファクシ
ミリ通信をする場合について説明する。このとき、第1
の呼出認識部42Aは、復調信号MSがファクシミリ呼
出信号であることを認識し、認識信号NS1を出力す
る。その後、ファクシミリ70がノーリンギングサービ
スに対応したファクシミリ応答信号を出力すると、復調
信号MSを入力した応答認識部42Eは、応答信号であ
ることを認識し、認識信号N3を出力する。第1の接続
確認部42Gは、確認信号NS1を受信してから所定の
時間内に確認信号NS3の受信が確認されたとき、認識
信号SSを出力する。したがって、ファクシミリ70が
電話回線25に接続されていないときは、認識信号SS
は出力されない。なお、第2の接続確認部42Hの動作
は、第1の接続確認部42Gの動作とほぼ同様であるの
でその説明を省略する。
【0039】上述のように構成したので、伝送端末器4
0はファクシミリ70がノーリンギングサービス対応か
否かに関わらずファクシミリ70の併設を認識すること
ができる。さらに、第1の接続確認部42Gは、確認信
号NS1の受信後所定の時間内に確認信号NS3を受信
したとき、認識信号SSを出力するので、確実にファク
シミリ70の電話回線25への接続を認識することがで
きるとともに、間違い電話に対する対策もすることがで
きる。同様に、第2の接続確認部42Hは、確認信号N
S2の受信後所定の時間内に確認信号NS3を受信した
とき、認識信号SSを出力するので、確実にファクシミ
リ70の電話回線25への接続を認識することができる
とともに、間違い電話に対する対策もすることができ
る。
0はファクシミリ70がノーリンギングサービス対応か
否かに関わらずファクシミリ70の併設を認識すること
ができる。さらに、第1の接続確認部42Gは、確認信
号NS1の受信後所定の時間内に確認信号NS3を受信
したとき、認識信号SSを出力するので、確実にファク
シミリ70の電話回線25への接続を認識することがで
きるとともに、間違い電話に対する対策もすることがで
きる。同様に、第2の接続確認部42Hは、確認信号N
S2の受信後所定の時間内に確認信号NS3を受信した
とき、認識信号SSを出力するので、確実にファクシミ
リ70の電話回線25への接続を認識することができる
とともに、間違い電話に対する対策もすることができ
る。
【0040】実施の形態5.以下この発明の実施の形態
5について説明する。図9はこの発明の実施の形態5に
係る伝送端末器の接続認識部を示す構成図である。図9
において、42Iは、ノーリンギングサービス対応の呼
出信号及び応答信号の周波数範囲を通過させるフィルタ
部であり、例えば、1000Hz〜2500Hzの信号
を通過させるフィルタである。42Jはフィルタ部42
Iからの入力NS4の継続時間を検出する継続時間検出
部、42kは継続時間検出部42Jで検出された時間T
mと所定時間Ts、例えば3秒とを比較する比較部であ
る。その他の構成については、実施の形態1と同様であ
るのでその説明を省略する。
5について説明する。図9はこの発明の実施の形態5に
係る伝送端末器の接続認識部を示す構成図である。図9
において、42Iは、ノーリンギングサービス対応の呼
出信号及び応答信号の周波数範囲を通過させるフィルタ
部であり、例えば、1000Hz〜2500Hzの信号
を通過させるフィルタである。42Jはフィルタ部42
Iからの入力NS4の継続時間を検出する継続時間検出
部、42kは継続時間検出部42Jで検出された時間T
mと所定時間Ts、例えば3秒とを比較する比較部であ
る。その他の構成については、実施の形態1と同様であ
るのでその説明を省略する。
【0041】次に動作について説明する。復調信号MS
を入力すると、フィルタ部42Iを通過したフィルタ信
号NS4が継続時間検出部42Jと比較部42Kとに出
力される。継続時間検出部42Jは、フィルタ信号NS
4の継続時間を継続信号NS5として比較部42Kに出
力する。比較部42Kは、フィルタ信号NS4を受信し
てから継続信号NS5を受信したまでの時間Tmと所定
の時間Tsを比較し、時間Tmが所定の時間Ts以上の
とき認識信号SSを出力する。以上のように構成したの
で、フィルタ部42Iを1つ設けるだけで、ノーリンギ
ングサービス対応の呼出信号及び応答信号を認識するこ
とができ、接続認識部42を単純に構成できる。
を入力すると、フィルタ部42Iを通過したフィルタ信
号NS4が継続時間検出部42Jと比較部42Kとに出
力される。継続時間検出部42Jは、フィルタ信号NS
4の継続時間を継続信号NS5として比較部42Kに出
力する。比較部42Kは、フィルタ信号NS4を受信し
てから継続信号NS5を受信したまでの時間Tmと所定
の時間Tsを比較し、時間Tmが所定の時間Ts以上の
とき認識信号SSを出力する。以上のように構成したの
で、フィルタ部42Iを1つ設けるだけで、ノーリンギ
ングサービス対応の呼出信号及び応答信号を認識するこ
とができ、接続認識部42を単純に構成できる。
【0042】なお、上述の実施の形態1〜5において、
接続認識部42に所定の時間、例えば一年間ファクシミ
リ70の接続が認識されないとき、選択部43に対して
一括送信を選択するような指令SP(図示しない)を出
力する非接続確認部(図示しない)を設けてもよい。こ
のように構成することで、一度ファクシミリ70の併設
が認識され、分割送信が選択されていたが、その後ファ
クシミリ70が取外されたこと、及び前回のファクシミ
リ70の併設の認識がノイズ等による誤りであったこと
は、所定の時間後に自動的に解消され、効率のよい伝送
をすることができる。さらに、上述の非接続認識部を、
ファクシミリ70が所定の時間ノーリンギングサービス
対応のファクシミリでないと認識したとき、選択部43
に対して一括送信を選択するような指令SPを出力する
構成としてもよく、このとき上述と同様の効果がある。
接続認識部42に所定の時間、例えば一年間ファクシミ
リ70の接続が認識されないとき、選択部43に対して
一括送信を選択するような指令SP(図示しない)を出
力する非接続確認部(図示しない)を設けてもよい。こ
のように構成することで、一度ファクシミリ70の併設
が認識され、分割送信が選択されていたが、その後ファ
クシミリ70が取外されたこと、及び前回のファクシミ
リ70の併設の認識がノイズ等による誤りであったこと
は、所定の時間後に自動的に解消され、効率のよい伝送
をすることができる。さらに、上述の非接続認識部を、
ファクシミリ70が所定の時間ノーリンギングサービス
対応のファクシミリでないと認識したとき、選択部43
に対して一括送信を選択するような指令SPを出力する
構成としてもよく、このとき上述と同様の効果がある。
【0043】
【発明の効果】この発明に係る伝送端末器は、電話回線
に接続され、ファクシミリの伝送周波数近傍の周波数で
データ送信する伝送端末器において、上記電話回線から
入力された信号に基づいてファクシミリが該電話回線に
接続されているか否かを認識し、上記ファクシミリが上
記電話回線に接続されていないとき、出力データを一括
して送信し、上記ファクシミリが上記電話回線に接続さ
れているとき、ファクシミリがノーリンギングサービス
対応のファクシミリ信号として認識する時間よりも短い
送信時間に上記出力データを分割して送信し、上記接続
認識部での認識に基づいて、上記一括送信部及び上記分
割送信部のいずれか一方の送信部を選択するので、上記
ファクシミリが上記電話回線に接続されていることを自
動的に認識し、伝送時間を短くし、上記ファクシミリの
誤動作を防止することができ、かつ、上記ファクシミリ
が上記電話回線に接続されていない場合は、効率的な伝
送を行うことができ通信時間を短く済ませることがき
る。
に接続され、ファクシミリの伝送周波数近傍の周波数で
データ送信する伝送端末器において、上記電話回線から
入力された信号に基づいてファクシミリが該電話回線に
接続されているか否かを認識し、上記ファクシミリが上
記電話回線に接続されていないとき、出力データを一括
して送信し、上記ファクシミリが上記電話回線に接続さ
れているとき、ファクシミリがノーリンギングサービス
対応のファクシミリ信号として認識する時間よりも短い
送信時間に上記出力データを分割して送信し、上記接続
認識部での認識に基づいて、上記一括送信部及び上記分
割送信部のいずれか一方の送信部を選択するので、上記
ファクシミリが上記電話回線に接続されていることを自
動的に認識し、伝送時間を短くし、上記ファクシミリの
誤動作を防止することができ、かつ、上記ファクシミリ
が上記電話回線に接続されていない場合は、効率的な伝
送を行うことができ通信時間を短く済ませることがき
る。
【0044】また、分割送信部が出力データを送信する
送信時間は、2.2秒よりも短いので、伝送端末器の出
力によりファクシミリが誤動作することはない。
送信時間は、2.2秒よりも短いので、伝送端末器の出
力によりファクシミリが誤動作することはない。
【0045】また、接続認識部は、入力信号がノーリン
ギングサービス対応のファクシミリ呼出信号であるか否
かを認識し、上記入力信号がノーリンギングサービス対
応でないファクシミリ呼出信号であるか否かを認識し、
これらのファクシミリ呼出の認識で、ファクシミリが電
話回線に接続されていることを認識するので、認識を短
時間ですることができるとともに、ノーリンギングサー
ビス対応か否かに関わらず上記ファクシミリの併設を認
識することができる。
ギングサービス対応のファクシミリ呼出信号であるか否
かを認識し、上記入力信号がノーリンギングサービス対
応でないファクシミリ呼出信号であるか否かを認識し、
これらのファクシミリ呼出の認識で、ファクシミリが電
話回線に接続されていることを認識するので、認識を短
時間ですることができるとともに、ノーリンギングサー
ビス対応か否かに関わらず上記ファクシミリの併設を認
識することができる。
【0046】また、接続認識部は、入力信号がノーリン
ギングサービス対応のファクシミリ応答信号であるか否
かを認識し、上記入力信号がノーリンギングサービス対
応でないファクシミリ応答信号であるか否かを認識し、
これらのファクシミリ応答の認識で、ファクシミリが電
話回線に接続されていることを認識するので、ノーリン
ギングサービス対応か否かに関わらず上記ファクシミリ
の併設を認識することができ、かつ、間違い電話で上記
電話回線に送られたファクシミリ呼出信号によってファ
クシミリが併設されていると誤認識することがない。
ギングサービス対応のファクシミリ応答信号であるか否
かを認識し、上記入力信号がノーリンギングサービス対
応でないファクシミリ応答信号であるか否かを認識し、
これらのファクシミリ応答の認識で、ファクシミリが電
話回線に接続されていることを認識するので、ノーリン
ギングサービス対応か否かに関わらず上記ファクシミリ
の併設を認識することができ、かつ、間違い電話で上記
電話回線に送られたファクシミリ呼出信号によってファ
クシミリが併設されていると誤認識することがない。
【0047】また、接続認識部は、ノーリンギングサー
ビス対応の呼出信号及び応答信号の周波数範囲を通過さ
せ、通過した信号の継続時間を検出し、検出された継続
時間と所定時間とを比較し、上記継続時間が上記所定時
間以上のとき、ファクシミリが電話回線に接続されてい
ることを認識するので、ノーリンギングサービス対応の
呼出信号及び応答信号を認識することができ、単純に構
成できる。
ビス対応の呼出信号及び応答信号の周波数範囲を通過さ
せ、通過した信号の継続時間を検出し、検出された継続
時間と所定時間とを比較し、上記継続時間が上記所定時
間以上のとき、ファクシミリが電話回線に接続されてい
ることを認識するので、ノーリンギングサービス対応の
呼出信号及び応答信号を認識することができ、単純に構
成できる。
【0048】さらにまた、この発明に係る自動検針装置
は、電話回線に接続された自動検針センタ装置と、交換
器を介して上記電話回線と異なる局番の電話回線に接続
され、上記自動検針センタ装置からの検針指令に応じて
検針データを該自動センタ装置に送信する伝送端末器
と、この伝送端末器に接続され、該伝送端末器に検針値
を出力する検針メータとを備えた自動検針装置におい
て、上記伝送端末器は、ファクシミリの伝送周波数近傍
の周波数でデータ送信する伝送端末器であって、接続さ
れた電話回線から入力された信号に基づいてファクシミ
リが該電話回線に接続されているか否かを認識する接続
認識部と、上記ファクシミリが該電話回線に接続されて
いないときは検針データを一括して送信する一括送信部
と、上記ファクシミリが該電話回線に接続されていると
きはノーリンギングサービス対応のファクシミリがファ
クシミリ信号として認識する時間よりも短い送信時間に
上記検針データを分割して送信する分割送信部と、上記
接続認識部での認識に基づいて、上記一括送信部及び上
記分割送信部のいずれか一方の送信部を選択する選択部
とを有するので、上記ファクシミリが上記電話回線に接
続されていることを自動的に認識し、伝送時間を短く
し、上記ファクシミリの誤動作を防止することができ、
かつ、上記ファクシミリが上記電話回線に接続されてい
ない場合は、効率的な伝送を行うことができ通信時間を
短く済ませることがき、信頼性が高く伝送効率のよい自
動検針装置を提供できる。
は、電話回線に接続された自動検針センタ装置と、交換
器を介して上記電話回線と異なる局番の電話回線に接続
され、上記自動検針センタ装置からの検針指令に応じて
検針データを該自動センタ装置に送信する伝送端末器
と、この伝送端末器に接続され、該伝送端末器に検針値
を出力する検針メータとを備えた自動検針装置におい
て、上記伝送端末器は、ファクシミリの伝送周波数近傍
の周波数でデータ送信する伝送端末器であって、接続さ
れた電話回線から入力された信号に基づいてファクシミ
リが該電話回線に接続されているか否かを認識する接続
認識部と、上記ファクシミリが該電話回線に接続されて
いないときは検針データを一括して送信する一括送信部
と、上記ファクシミリが該電話回線に接続されていると
きはノーリンギングサービス対応のファクシミリがファ
クシミリ信号として認識する時間よりも短い送信時間に
上記検針データを分割して送信する分割送信部と、上記
接続認識部での認識に基づいて、上記一括送信部及び上
記分割送信部のいずれか一方の送信部を選択する選択部
とを有するので、上記ファクシミリが上記電話回線に接
続されていることを自動的に認識し、伝送時間を短く
し、上記ファクシミリの誤動作を防止することができ、
かつ、上記ファクシミリが上記電話回線に接続されてい
ない場合は、効率的な伝送を行うことができ通信時間を
短く済ませることがき、信頼性が高く伝送効率のよい自
動検針装置を提供できる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る自動検針装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るファクシミリ
の接続を認識するフローチャートである。
の接続を認識するフローチャートである。
【図3】 実施の形態1の実施例1に係る自動検針セン
タ装置及び端末器の動作を示すフローチャートである。
タ装置及び端末器の動作を示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態1の実施例1に係る分割送信を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る伝送端末器の
接続認識部を示す構成図である。
接続認識部を示す構成図である。
【図6】 実施の形態2の実施例1に係る伝送端末器の
一部構成を示すブロック図である。
一部構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る伝送端末器の
接続認識部を示す構成図である。
接続認識部を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係る伝送端末器の
接続認識部を示す構成図である。
接続認識部を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態5に係る伝送端末器の
接続認識部を示す構成図である。
接続認識部を示す構成図である。
【図10】 従来のノーリンギングサービスを利用しな
いファクシミリ通信を説明するフローチャートである。
いファクシミリ通信を説明するフローチャートである。
【図11】 従来のノーリンギングサービスを利用する
ファクシミリ通信を説明する説明図である。
ファクシミリ通信を説明する説明図である。
【図12】 従来の電話回線を用いて電気、ガス、水道
等の自動検針をする従来の自動検針システムの概略構成
図である。
等の自動検針をする従来の自動検針システムの概略構成
図である。
【図13】 従来の伝送端末器のノーリンギングサービ
スを利用した伝送手順である。
スを利用した伝送手順である。
10 自動検針センタ装置 20 交換機
21〜25 電話回線 30 電話
40 伝送端末器 41 モデム部
42 接続認識部 42A 第1の呼出認識
部 42B 第2の呼出認識部 42C 第1の応答認識
部 42D 第2の応答認識部 42E 応答認識部 42G 第1の接続確認部 42H 第2の接続確認
部 42I フィルタ部 42J 継続時間検出部 42K 比較部 43 選択部 45 一括送信部 46 分割送信部 47 送信部 48 受信処理部 60 検針メータ 70〜72 ファクシミ
リ 73 ファクシミリ通信網サービス装置
部 42B 第2の呼出認識部 42C 第1の応答認識
部 42D 第2の応答認識部 42E 応答認識部 42G 第1の接続確認部 42H 第2の接続確認
部 42I フィルタ部 42J 継続時間検出部 42K 比較部 43 選択部 45 一括送信部 46 分割送信部 47 送信部 48 受信処理部 60 検針メータ 70〜72 ファクシミ
リ 73 ファクシミリ通信網サービス装置
Claims (6)
- 【請求項1】 電話回線に接続され、ファクシミリの伝
送周波数近傍の周波数でデータ送信する伝送端末器にお
いて、 上記電話回線から入力された信号に基づいてファクシミ
リが該電話回線に接続されているか否かを認識する接続
認識部と、 上記ファクシミリが上記電話回線に接続されていないと
き、出力データを一括して送信する一括送信部と、 上記ファクシミリが上記電話回線に接続されていると
き、ファクシミリがノーリンギングサービス対応のファ
クシミリ信号として認識する時間よりも短い送信時間に
上記出力データを分割して送信する分割送信部と、 上記接続認識部での認識に基づいて、上記一括送信部及
び上記分割送信部のいずれか一方の送信部を選択する選
択部とを備えたことを特徴とする伝送端末器。 - 【請求項2】 分割送信部が出力データを送信する送信
時間は、2.2秒よりも短いことを特徴とする請求項1
記載の伝送端末器。 - 【請求項3】 接続認識部は、入力信号がノーリンギン
グサービス対応のファクシミリ呼出信号であるか否かを
認識する第1の呼出認識部と、上記入力信号がノーリン
ギングサービス対応でないファクシミリ呼出信号である
か否かを認識する第2の呼出認識部とを有し、これらの
呼出認識部によるファクシミリ呼出の認識で、ファクシ
ミリが電話回線に接続されていることを認識することを
特徴とする請求項1又は2記載の伝送端末器。 - 【請求項4】 接続認識部は、入力信号がノーリンギン
グサービス対応のファクシミリ応答信号であるか否かを
認識する第1の応答認識部と、上記入力信号がノーリン
ギングサービス対応でないファクシミリ応答信号である
か否かを認識する第2の応答認識部とを有し、これらの
応答認識部によるファクシミリ応答の認識で、ファクシ
ミリが電話回線に接続されていることを認識することを
特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の伝送端末
器。 - 【請求項5】 接続認識部は、ノーリンギングサービス
対応の呼出信号及び応答信号の周波数範囲を通過させる
フィルタ部と、このフィルタ部を通過した信号の継続時
間を検出する継続時間検出部と、この検出部で検出され
た継続時間と所定時間とを比較する比較部とを有し、上
記継続時間が上記所定時間以上のとき、ファクシミリが
電話回線に接続されていることを認識することを特徴と
する請求項1又は2記載の伝送端末器。 - 【請求項6】 電話回線に接続された自動検針センタ装
置と、交換器を介して上記電話回線と異なる局番の電話
回線に接続され、上記自動検針センタ装置からの検針指
令に応じて検針データを該自動センタ装置に送信する伝
送端末器と、この伝送端末器に接続され、該伝送端末器
に検針値を出力する検針メータとを備えた自動検針装置
において、上記伝送端末器は、ファクシミリの伝送周波
数近傍の周波数でデータ送信する伝送端末器であって、
接続された電話回線から入力された信号に基づいてファ
クシミリが該電話回線に接続されているか否かを認識す
る接続認識部と、上記ファクシミリが該電話回線に接続
されていないときは検針データを一括して送信する一括
送信部と、上記ファクシミリが該電話回線に接続されて
いるときはノーリンギングサービス対応のファクシミリ
がファクシミリ信号として認識する時間よりも短い送信
時間に上記検針データを分割して送信する分割送信部
と、上記接続認識部での認識に基づいて、上記一括送信
部及び上記分割送信部のいずれか一方の送信部を選択す
る選択部とを有することを特徴とする自動検針装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01137597A JP3489367B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 伝送端末器及び自動検針装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01137597A JP3489367B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 伝送端末器及び自動検針装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10210175A JPH10210175A (ja) | 1998-08-07 |
JP3489367B2 true JP3489367B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=11776279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01137597A Expired - Fee Related JP3489367B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 伝送端末器及び自動検針装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3489367B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP01137597A patent/JP3489367B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10210175A (ja) | 1998-08-07 |
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