JP2001245068A - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JP2001245068A JP2000053096A JP2000053096A JP2001245068A JP 2001245068 A JP2001245068 A JP 2001245068A JP 2000053096 A JP2000053096 A JP 2000053096A JP 2000053096 A JP2000053096 A JP 2000053096A JP 2001245068 A JP2001245068 A JP 2001245068A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信者番号通知を利用してセンタ側装置と通
信するとき、ターミナルアダプタから発信者番号通知の
ために送出される信号以外の異なる信号を受信した場
合、センタ側装置に異常を知らせる。 【解決手段】 ターミナルアダプタ12から送出される
プレリンガー信号を受信すべく待機しているときにリン
ガー信号を受信したとき、あるいはプレリンガー信号を
受信した後、発信者番号信号を受信すべく待機している
ときにこの信号を受信できない場合、端末網制御装置7
からセンタ側装置に発呼して、上記事象が発生したこと
を通知する。センタ側装置では、これを確認すると、タ
ーミナルアダプタ12の設定変更を行う等の対応を取
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN等のデジ
タル回線、あるいはアナログ回線またはPBXに接続さ
れた回線を利用してセンタ側装置とリンクされ、LPガ
ス、都市ガス、電気および水道等のメータやセンサ等の
接点機器が接続され、センタ側装置との間でノーリンギ
ングによるデータ伝送を行う通信システムにおける端末
網制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の端末網制御装置(以下、NCUと
称す)が適用されたノーリンギング通信システムでは、
図1に示すように、ホスト装置1とセンタ側網制御装置
(以下、C−NCUと称す)2とからなるセンサ側装置
と需要家に設置された端末側装置とが電話回線網を介し
て接続される。電話回線網は、センタ側交換機3とノー
リンギングトランクを備えた端末側交換機4とが中継線
5により接続されて構成され、各交換機3,4に電話回
線6を介してセンタ側装置および端末側装置がそれぞれ
接続されている。端末側装置は、NCU7にメータ8お
よび宅内電話機9がそれぞれ接続されている。
【0003】また、ISDN等のデジタル回線を使用す
る場合、図2に示すように、センタ側装置では、ホスト
装置1に接続されたC−NCU2を接続機器であるター
ミナルアダプタ(以下、TAと称す)10に接続する。
端末側装置では、デジタルサービスユニット(以下、D
SUと称す)11にTA12を接続し、TA12のアナ
ログポートにNCU7を接続する。
【0004】なお、接続機器としては、DSUとTAと
が一体になったもの、ルータと呼ばれるTAの機能を有
するものがある。また、NCU7には、メータ8以外に
センサ等の接点機器が接続されたり、NCU7に接続さ
れる端末機器として、電話機9の他にファクシミリ装置
が接続される。
【0005】そして、センタ側装置から需要家のメータ
8の検針値を読みとる場合、センタ側装置はセンタ側の
TA10を介して需要家に発信する。需要家では、TA
12にあらかじめ発信者番号の通知をするように設定し
ておく。NCU7は、TA12が出すプレリンガー信号
によって電話機9が鳴動しないように回線12aを電話
機9から切り離しておき、プレリンガー信号を受信し
て、これに続く発信者番号がNCU7にあらかじめ設定
された番号であれば、発信者番号信号を受信した後のオ
ンフック後にくるリンガー信号を検知し、オフフックし
てセンタ側装置と通信を行う。もし、あらかじめ設定さ
れた番号でなければ、電話機9のリンガーを鳴らすよう
に回線12aを電話機側に接続するように切り替える。
このようにして、ISDN回線において電話機9のベル
を鳴らさずに通信が可能となる。なお、アナログ回線で
は、発信者番号信号は交換機4から送出されるので、上
記と同じように発信者番号に基づくノーリンギング通信
が行える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の発信者
番号通知の機能を使って自動検針するとき、発信者番号
を通知するように需要家がTAの設定をした後でこの設
定を変更したり、誤ってリセットしたり、TAを交換し
たりした場合、センタ側装置からの検針ができなくな
る、あるいは電話機に電話がかからなく、さらにセンタ
側装置で問題が発生したことを検知できないという問題
があった。
【0007】本発明は、上記に鑑み、端末側において発
信者番号通知の機能が変更等によって初期設定とは異な
る状態になったときに、センタ側装置が容易に対応でき
るようにする端末網制御装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、デジタル、アナログ等の通信回線を通じて発信者
番号通知のために送出される信号を検出し、センタ側装
置からの発信であるときノーリンギングでセンタ側装置
との間でデータ伝送を行い、センタ側装置からの発信で
ないとき電話機等の端末機器を通信回線に接続するよう
になっているとき、発信者番号通知のために送出される
信号を受信すべく待機しているときに異なる信号を受信
した場合、あるいは信号を受信できない場合に、この事
象をセンタ側装置に通知するものである。ここで、発信
者番号通知のために送出される信号とは、所定のシーケ
ンスで送出されるプレリンガー信号、発信者番号信号で
ある。
【0009】具体的には、プレリンガー信号を受信すべ
く待機しているときにリンガー信号を受信した場合、あ
るいはプレリンガー信号を受信した後、次にくる発信者
番号信号を受信すべく待機しているときに発信者番号信
号を受信できない場合であり、所定のシーケンスで送出
される信号とは異なり、異常であると判断して、いずれ
かの事象が発生した場合にセンタ側装置に通知して、対
応を図ろうとするものである。
【0010】上記のことが起こる原因としては、デジタ
ル回線の場合には、TA等の接続機器が通信回線中に介
装され、この接続機器が発信者番号通知を行うように設
定されていないか、あるいは間違って設定されたことが
考えられる。また、アナログ回線の場合には、交換機か
ら発信者番号通知のための信号が送出されるので、交換
機の異常が考えられる。さらに、ノイズ等によるNCU
の一時的な誤動作による場合もあり得る。
【0011】しかしながら、いずれの場合でも、所定の
シーケンスで信号を受信できなくなるので、センタ側装
置に通知することによって何らかの対応が取られる。例
えば接続機器の設定変更を行う、交換機の異常が解消す
るまでセンタ側装置からの発呼を休止する、時間をおい
て再度接続動作を試みるといった対策を講ずればよい。
一方、端末側装置では、センタ側装置への通知や電話機
等の端末機器を回線に接続されるように切り替えるとい
った、そのときの状況に応じた最善の動作をすることに
なる。
【0012】また、端末側装置において、設定が間違っ
ていることに気づく場合もあり、設定変更した結果、セ
ンタ側装置以外からの呼び出しによって正常に信号を受
信できることを確認したとき、センタ側装置に正常な状
態に戻ったことを通知すればよい。
【0013】このような事象は続けて起こることが多
く、その都度センタ側装置に通知しておれば混乱を来す
ので、事象が複数回連続して起こったときにセンタ側装
置に通知すればよい。したがって、通知する前にノイズ
等の影響がなくなって、異常が解消し、正常な状態に戻
る場合があり、このような場合に有用である。また、セ
ンタ側装置に通知したときにフラグを立てることによ
り、以後同じ事象が起こってもフラグがある限り、通知
が再度行われることを防止できる。このフラグは、正常
な状態に戻れば、消去される。
【0014】そして、この事象をセンタ側装置に通知し
たとき、回線が復旧している状態である待機時には通信
回線から切り離されていた電話機等の端末機器を通信回
線に接続するように切り替えれば、センタ側装置からの
呼び出しには応じられないが、端末機器を使用すること
はできる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の端末網
制御装置(NCU)が適用された第1実施形態の通信シ
ステムを説明する。通信システムの全体構成は図2に示
したものと同じであり、NCU7とC−NCU2とがそ
れぞれ接続機器としてのTA10,12を介してISD
N等のデジタル回線網で結ばれている。
【0016】ここで、電話がかかってきたときの端末側
のTA12から送出される通常のリンガー信号のタイミ
ングチャートを図3に示す。1sec間信号が送出され
て、この間に電話機9が鳴動し、2sec間の休止後、
再び信号が送出され、オフフックされるまでこれが繰り
返される。また、TA12に発信者番号を通知する機能
が設定されている場合、TA12から送出される信号の
タイミングチャートを図4に示す。まず、0.5sec
のプレリンガー信号が0.5sec間隔で複数回送出さ
れ、その後一定時間以内に発信者番号を含むデータ信号
(以下、発信者番号信号と称す)が送出され、上記と同
じリンガー信号が送出される。
【0017】NCU7は、図5に示すように、TA12
のアナログ端子にアナログ回線12aを介して接続され
る回線インターフェース20と、電話機9、ファクシミ
リ装置等の端末機器が接続される端末機器インターフェ
ース21と、メータ8、センサ等が接続されるメータイ
ンターフェース22と、リンガー信号を検出するリンガ
ー検出回路23と、電話機9を回線12aに対して接続
したり切り離したりするリレーを有する切り替え回路2
4と、これらを制御するマイクロコンピュータ(マイコ
ン)からなる制御回路25と、データを記憶するメモリ
26とを備えている。なお、27は電池等の電源であ
り、さらに回線のオフフックを検出するオフフック検出
回路も備えている。
【0018】そして、制御回路25は、回線が復旧して
いる状態(オンフック)のとき電話機9を回線から切り
離しておくように切り替え回路24を制御している。こ
こで、TA12に着信があったとき、TA12から送出
された信号をリンガー検出回路23が検出する。リンガ
ー検出回路23では、信号の幅と間隔を計測してリンガ
ー信号か否かを判別している。検出された信号の長さが
プレリンガー信号に相当するものであれば、ループを形
成して回線をオフフックし、TA12から続いて送出さ
れる発信者番号信号を受信する。しかし、図6に示すよ
うに、検出された信号がプレリンガー信号でないとき、
例えば400ms以下、700ms以上であれば、リン
ガー信号がきたと判断される。すると、切り替え回路2
4のリレーが駆動されて、電話機9が回線に接続するよ
うに回路が切り替えられ、その信号を電話機9に送って
鳴動させる。
【0019】ところで、TA12は発信者番号を通知す
るように設定されているはずであるにもかかわらず、リ
ンガー信号が送出されたということは、需要家等によっ
て設定変更が適切に行われなったものと考えられる。そ
こで、NCU7では、このような事象が発生した場合、
回線が使用されていない状態を確認すれば、この事象を
センタ側装置に端末側からの発呼により通知する。発呼
は、あらかじめNCU7のメモリ26に設定されている
センタ側装置の電話番号に対して行う。
【0020】これによって、センタ側装置では、端末側
装置におけるTA12の設定変更があったか、あるいは
設定が適切になされていないことを認識でき、これに応
じた対応を即座に講じることができる。すなわち、担当
者が需要家のところまで出向き、TA12の再設定を行
う。
【0021】上記のように、NCU7はプレリンガー信
号を受信すべく待機しているときにリンガー信号がきた
場合、直ちにセンタ側装置に端末発呼して通知するが、
この場合、NCU7の誤認識あるいはTA12への配線
変更により発生した一時的な現象の場合もあり得る。そ
こで、待機しているときにプレリンガー信号の代わりに
リンガー信号がきた回数をNCU7に内蔵されたカウン
タによってカウントして、決められた回数に達したとき
にセンタ側装置ヘ端末発呼して通知する。図7にこのと
きのフローチャートを示す。なお、カウント回数が規定
回数に達する前に、一時的な現象が解消してプレリンガ
ー信号がきたときは、以降通常の動作が行われる。
【0022】したがって、複数回リンガー信号を検出し
たときにセンタ側装置に通知を行うので、外部からの電
話によるリンガー信号がきたときには、回線が電話機9
に接続されているので、電話機9にリンガー信号を送っ
て鳴動させることができ、センタ側装置からの発呼でな
いときの動作に対しても対応することができる。
【0023】(第2実施形態)本実施形態では、第1実
施形態と同様に信号を受信したときに、これをプレリン
ガー信号と認識してオフフックした後、続いて一定時
間、例えば6sec以内に発信者番号信号が送出される
が、この信号を受信できない場合の対応に関するもので
ある。すなわち、発信者番号信号を受信すべく待機して
いるとき、一定時間内にこの信号を受信できなかった場
合、NCU7は、リンガー信号をプレリンガー信号と誤
認識したと判断し、回線が使用されていない状態を確認
して、この事象をセンタ側装置に端末側からの発呼によ
り通知する。
【0024】例えば、TA12の設定が変更されて、発
信者番号通知機能が停止され、なりわけ機能が設定され
たとき、リンガー信号とプレリンガー信号との判別がつ
きにくい状態になることがあり、このような場合に対応
可能となる。これによって、センタ側装置では、端末側
装置におけるTA12の設定変更があったことを認識で
き、これに応じた対応を即座に講じることができる。す
なわち、担当者が需要家のところまで出向き、TA12
の再設定を促す。
【0025】上記のように、NCU7は発信者番号信号
を受信すべく待機しているにもかかわらず受信できない
場合、直ちにセンタ側装置に端末発呼して通知するが、
この場合、ノイズの影響等によってTA12の設定が正
しいにもかかわらず認識できない場合もあり得る。そこ
で、NCU7に内蔵されたカウンタによって、発信者番
号信号を受信できないエラー回数をカウントして、決め
られた回数に達したときにセンタ側装置ヘ端末発呼して
通知する。図8にこのときのフローチャートを示す。な
お、カウント回数が規定回数に達する前に、ノイズ等の
影響がなくなって、発信者番号信号を受信できれば、以
降通常の動作が行われる。
【0026】したがって、複数回エラーを検出したとき
にセンタ側装置に通知を行うので、ノイズ等による読み
込みミスで生じた一時的な現象を排除でき、センタ側装
置に余計な負担をかけることを防げる。
【0027】ここで、TA12からのプレリンガー信号
を受信したにもかかわらず、発信者番号信号を受信でき
ないのは、TA12からの信号がプレリンガー信号では
ないからである。この場合、需要家が設定したリンガー
信号であると判断し、切り替え回路24のリレーを作動
させて、回線を電話機側に切り替えて、電話機9に信号
が送られるようにしておく。
【0028】これによって、NCU7はセンタ側装置か
らの発呼に対して応答することはできないが、電話機9
は回線に常時接続された状態となるので、少なくとも電
話機9は使用することができる。この間に、TA12の
設定を変更すればよく、NCU7の最低限の機能は確保
できる。
【0029】(第3実施形態)本実施形態では、上記の
各実施形態における事象が発生したという情報をセンタ
側装置に通知した後、同じ事象が発生するたびにセンタ
側装置に再度通知しないように、NCU7では、メモリ
26内に、送信したというフラグを持たせる。これによ
って、センタ側装置への通知は最初の1回だけとなる。
【0030】センタ側装置は、この情報を受け取ったと
き、需要家に対し確認を行い、TA12の再設定を行
う。その後、センタ側装置から端末側に対し発呼して、
NCU7がプレリンガー信号および発信者番号信号を受
信したとき、センタ側装置とNCU7との間で通信が行
われることにより、状態が正常に戻ったと確認できる。
その後、メモリ26内のフラグを消去する。
【0031】これにより、センタ側装置からの確認が行
われるまでフラグは保持されるので、端末側装置では何
回も発呼することがなくなり、不要な発呼を減らすこと
によって、電池の消費を減らすことができる。一方、セ
ンタ側装置では、端末側装置と情報の一致を図れるの
で、常に端末側装置の状況を把握することができる。
【0032】あるいは、センタ側装置で上記事象の確認
を行った後、担当者が需要家のところまで出向き、TA
12の再設定を行う。そして、設定器をNCU7のメー
タインターフェース等に接続して、NCU7の設定の再
確認を実施する。設定が正しいことが確認されれば、メ
モリ26内のフラグを消去する。
【0033】この場合、実際の現場において状態が正常
に戻ったことを確認することができ、その場でフラグの
消去がなされるので、フラグの消し忘れ等のミスが生じ
るおそれがなくなり、迅速に正常な状態への復帰を図れ
る。
【0034】また、NCU7はセンタ側装置に通知した
後、メモリ26内にフラグを持たせる。このときNCU
7は、動作を停止するのではなく動作を継続するように
しておき、しかも正常にプレリンガー信号および発信者
番号信号を受信したとき、センタ側装置にこの旨を自動
的に通知するように機能させる。
【0035】これによって、センタ側装置で確認が行わ
れる前に、需要家がTA12の設定がおかしいことに気
づいて、設定を修正した場合、センタ側装置では異常で
あるという情報が入ってきているので、センタ側装置か
らは発呼しないが、センタ側装置以外の一般電話等とは
通信することができる。そのため、一般電話からの呼び
出しによって正常な信号を受信できれば、NCU7は正
常な状態に戻ったと確認できる。そこで、センタ側装置
に、正常な状態に戻った旨の通知を行い、フラグを消去
する。したがって、センタ側装置では、正常な状態に戻
ったことを確認するだけでよく、センタ側装置からアク
ションを起こす必要がなくなり、手間が省ける。
【0036】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。上記実
施形態では、センタ側装置と端末側装置とがデジタル回
線網で結ばれていたが、アナログ回線網やPBXを介し
て結ばれている通信システムにも適用できる。このと
き、交換機あるいはPBXからプレリンガー信号、発信
者番号信号、リンガー信号が一連の流れで送出されるの
で、TA等の接続機器は不要である。そして、交換機の
発信者番号通知の機能に異常を来した場合等に、このこ
とをセンタ側装置に通知して、対策を講じることができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、発信者番号通知を利用して通信を行うとき、発
信者番号通知のために送出される信号を正しく受信でき
ない場合、何らかの異常が発生したことになるので、こ
のことをセンタ側装置に通知することにより、センタ側
装置において端末側装置の状況を把握でき、これに対し
て容易かつ迅速に対応することができる。
【0038】したがって、センタ側装置からの呼び出し
に応答できないといった事態を即座に解消することがで
きるので、センタ側装置との間での通信を行うことがで
き、信頼性の高い通信システムを構築することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】アナログ回線を用いた通信システムの構成図
【図2】デジタル回線を用いた通信システムの構成図
【図3】リンガー信号のタイミングチャート
【図4】発信者番号通知のために送出される信号のタイ
ミングチャート
【図5】端末網制御装置の内部構成を示すブロック図
【図6】リンガー信号を受信したときのリレー切り替え
のタイミングを示す図
【図7】プレリンガー信号の受信待機時のフローチャー
【図8】発信者番号信号の受信待機時のフローチャート
【符号の説明】
1 ホスト装置 2 センタ側網制御装置(C−NCU) 3 交換機(LS) 4 交換機(LS) 6 電話回線 7 端末用網制御装置(NCU) 8 メータ 9 電話機 11 デジタルサービスユニット(DSU) 12 ターミナルアダプタ(TA) 24 切り替え回路 25 制御回路 26 メモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機等の端末機器が接続され、通信回
    線を通じて発信者番号通知のために送出される信号を検
    出し、センタ側装置からの発信であるとき前記端末機器
    を鳴動させることなく前記センタ側装置との間でデータ
    伝送を行い、前記センタ側装置からの発信でないとき前
    記端末機器を通信回線に接続する通信システムの端末網
    制御装置であって、 発信者番号通知のために送出される信号を受信すべく待
    機しているときに異なる信号を受信した場合、あるいは
    信号を受信できない場合に、この事象を前記センタ側装
    置に通知する手段を備えたことを特徴とする端末網制御
    装置。
  2. 【請求項2】 電話機等の端末機器が接続され、通信回
    線を通じて発信者番号通知のために送出される信号を検
    出し、センタ側装置からの発信であるとき前記端末機器
    を鳴動させることなく前記センタ側装置との間でデータ
    伝送を行い、前記センタ側装置からの発信でないとき前
    記端末機器を通信回線に接続する通信システムの端末網
    制御装置であって、 プレリンガー信号を受信すべく待機しているときにリン
    ガー信号を受信した場合、この事象を前記センタ側装置
    に通知する手段と、前記通信回線から切り離されていた
    前記端末機器を通信回線に接続するように切り替える手
    段とを備えたことを特徴とする端末網制御装置。
  3. 【請求項3】 リンガー信号を受信した場合が複数回連
    続したときにセンタ側装置に通知することを特徴とする
    請求項2記載の端末網制御装置。
  4. 【請求項4】 電話機等の端末機器が接続され、通信回
    線を通じて発信者番号通知のために送出される信号を検
    出し、センタ側装置からの発信であるとき前記端末機器
    を鳴動させることなく前記センタ側装置との間でデータ
    伝送を行い、前記センタ側装置からの発信でないとき前
    記端末機器を通信回線に接続する通信システムの端末網
    制御装置であって、 プレリンガー信号を受信した後、次にくる発信者番号信
    号を受信すべく待機しているときにこの信号を受信でき
    ない場合、この事象を前記センタ側装置に通知する手段
    を備えたことを特徴とする端末網制御装置。
  5. 【請求項5】 発信者番号信号を複数回連続して受信で
    きない場合にセンタ側装置に通知することを特徴とする
    請求項4記載の端末網制御装置。
  6. 【請求項6】 通信回線から切り離されていた端末機器
    を通信回線に接続するように切り替える手段を備え、セ
    ンタ側装置に通知後に前記端末機器は通信回線に接続さ
    れることを特徴とする請求項4または5記載の端末網制
    御装置。
  7. 【請求項7】 デジタル回線網に接続機器を介して接続
    され、センタ側装置との間で前記回線を使用してデータ
    伝送を行う通信システムの端末網制御装置であって、 前記接続機器から送出される信号を検出する手段と、検
    出した信号のシーケンスが所定のシーケンスであるか判
    別する手段と、異なるシーケンスである場合に異常であ
    ると判断して、この事象を前記センタ側装置に通知する
    手段とを備えたことを特徴とする端末網制御装置。
  8. 【請求項8】 接続機器から送出される信号は、ある一
    定間隔のプレリンガー信号に続いて一定時間内に送出さ
    れる発信者番号信号からなることを特徴とする請求項7
    記載の端末網制御装置。
  9. 【請求項9】 事象が解消するまでセンタ側装置に通知
    したというフラグを保持しておくことを特徴とする請求
    項1〜8のいずれかに記載の端末網制御装置。
  10. 【請求項10】 センタ側装置に通知後、正常に信号を
    受信したときに前記センタ側装置にこの旨を通知する手
    段を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに
    記載の端末網制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017046070A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 シャープ株式会社 通信装置およびその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017046070A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 シャープ株式会社 通信装置およびその制御方法

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