JP3488932B2 - 無段変速機の変速比制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速比制御装置

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JP3488932B2
JP3488932B2 JP24909694A JP24909694A JP3488932B2 JP 3488932 B2 JP3488932 B2 JP 3488932B2 JP 24909694 A JP24909694 A JP 24909694A JP 24909694 A JP24909694 A JP 24909694A JP 3488932 B2 JP3488932 B2 JP 3488932B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変速比制御弁を外部か
らの指令により駆動制御する変速比制御アクチュエータ
を有する無段変速機の変速比制御装置、特に、アクチュ
エータ脱調対策技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無段変速機の変速比制御装置とし
ては、特開昭61−74953号公報(特公平5−45
39号公報)に記載のものが知られている。
【0003】この従来出典には、無段変速機構の最大減
速位置に設けた最大減速位置検出器と、該最大減速位置
検出器の検出信号に基づき変速制御手段の制御原点を補
正する補正手段とを備えた装置が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置にあっては、最大減速位置検出器により検出され
る実変速比とステップモータ位置とにずれがあることで
脱調を検出するものであるため、比較検出経路に無段変
速機構やサーボピストン(液圧アクチュエータ)が含ま
れることになり、主に無段変速機構への外乱入力時や無
段変速機構故障時等を原因とする脱調が検出されること
になり、確実にステップモータの脱調を検出することが
できない。
【0005】また、仮にステップモータの脱調が検出さ
れても、脱調検出時に制御原点が補正されるだけである
ため、ステップモータ脱調が駆動力不足(変速比制御弁
等のフリクション増加や経時劣化によるモータ駆動力低
下)を原因として発生している場合でもステップモータ
を脱調状態から正常な状態へ回復させることができない
し、その後、ステップモータ脱調が繰り返し発生するこ
とになり、制御原点の補正が頻繁に行なわれることにな
る。
【0006】本発明は、上記課題に着目してなされたも
ので、第1の目的とするところは、変速比制御弁を外部
からの指令により駆動制御する変速比制御アクチュエー
タを有する無段変速機の変速比制御装置において、駆動
力不足による変速比制御アクチュエータの脱調時、確実
な脱調検出と脱調状態からの回復により正常な変速比制
御を確保することにある。
【0007】第2の目的とするところは、第1の目的に
加え、駆動力不足による変速比制御アクチュエータの脱
調時検出精度を高めることにある。
【0008】第3の目的とするところは、第1,第2の
目的に加え、変速制御量精度よりも変速制御応答性が要
求される時に応答性を確保することにある。
【0009】第4の目的とするところは、第1〜第3の
目的に加え、使っている変速比制御アクチュエータによ
る駆動制御限界をドライバや乗員に知らせることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため第1の発明の無段変速機の変速比制御装置では、
図1のクレーム対応図に示すように、無段変速機aの変
速比を変更する液圧アクチュエータbへ供給する制御液
圧を作り出す変速比制御弁cと、前記変速比制御弁cの
変速比指令部材dを変速比制御手段eからの指令により
駆動制御する変速比制御アクチュエータfと、前記変速
比制御弁cに設置し、該変速比制御弁cの変速比指令部
材dの特定の位置を検出する変速比指令位置検出手段g
と、前記変速比指令位置検出手段gにより特定の位置が
検出された時、変速比制御アクチュエータfへの駆動制
御指令が特定の位置に対応する指令ではない場合、アク
チュエータ脱調であると検出するアクチュエータ脱調検
出手段hと、アクチュエータ脱調検出時、変速比制御ア
クチュエータfの駆動速度を低下させるアクチュエータ
駆動速度設定手段iと、を備えていることを特徴とす
る。
【0011】上記第2の目的を達成するため第2の発明
の無段変速機の変速比制御装置では、図1のクレーム対
応図に示すように、無段変速機aの変速比を変更する液
圧アクチュエータbへ供給する制御液圧を作り出す変速
比制御弁cと、前記変速比制御弁cの変速比指令部材d
を変速比制御手段eからの指令により駆動制御する変速
比制御アクチュエータfと、前記変速比制御弁cに設置
し、該変速比制御弁cの変速比指令部材dの特定の位置
を検出する変速比指令位置検出手段gと、前記変速比指
令位置検出手段gにより特定の位置が検出された時、変
速比制御アクチュエータfへの駆動制御指令が特定の位
置に対応する指令ではない場合の頻度を計測し、その頻
度がしきい値を超えた時にアクチュエータ脱調であると
検出するアクチュエータ脱調検出手段hと、アクチュエ
ータ脱調検出時、変速比制御アクチュエータfの駆動速
度を低下させるアクチュエータ駆動速度設定手段iと、
を備えていることを特徴とする。
【0012】上記第3の目的を達成するため第3の発明
の無段変速機の変速比制御装置では、図1のクレーム対
応図に示すように、請求項1または請求項2記載の無段
変速機の変速比制御装置において、高変速速度が要求さ
れる変速時かどうかを判断する高変速速度要求時判断手
段jを設け、前記アクチュエータ駆動速度設定手段i
を、アクチュエータ脱調検出時であっても高変速速度要
求時には、変速比制御アクチュエータfの駆動速度を変
更前もしくは初期の駆動速度にする手段であることを特
徴とする。
【0013】上記第4の目的を達成するため第4の発明
の無段変速機の変速比制御装置では、図1のクレーム対
応図に示すように、請求項1乃至請求項3記載の無段変
速機の変速比制御装置において、前記アクチュエータ駆
動速度設定手段iにより脱調の検出毎に駆動速度を低下
させることで設定された駆動速度が、変速比制御アクチ
ュエータfの下限駆動速度に達したら警報を発する警報
手段kを設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】第1の発明の作用を説明する。
【0015】発進時等で、変速比制御弁cに設置した
速比指令位置検出手段gにより変速比指令部材dの特定
の位置が検出された時、アクチュエータ脱調検出手段h
において、変速比制御アクチュエータfへの駆動制御指
令が特定の位置に対応する指令ではない場合、アクチュ
エータ脱調であると検出され、アクチュエータ駆動速度
設定手段iにおいて、変速比制御アクチュエータfの駆
動速度が低下させられる。
【0016】このように、脱調検出手法が、変速比制御
弁cの変速比指令部材dの特定の位置検出と、特定の位
置検出時の変速比制御アクチュエータfへの駆動制御指
令との比較によるものであるため、比較検出経路に無段
変速機aや液圧アクチュエータbが含まれず、確実に変
速比制御アクチュエータfの脱調を検出することができ
る。
【0017】そして、アクチュエータ脱調であると検出
されると、変速比制御アクチュエータfの駆動速度が低
下させられるため、駆動速度の低下量に応じてアクチュ
エータ駆動力が増す。
【0018】よって、変速比制御弁cのフリクション増
加や経時劣化による駆動力低下等の駆動力不足を原因と
する変速比制御アクチュエータfの脱調時、アクチュエ
ータ駆動力の増大によりアクチュエータ脱調状態から徐
々に回復することになり、その後、正常な変速比制御が
確保される。
【0019】第2の発明の作用を説明する。
【0020】アクチュエータ脱調を検出するにあたっ
て、第2の発明のアクチュエータ脱調検出手段hにおい
ては、変速比指令位置検出手段gにより特定の位置が検
出された時、変速比制御アクチュエータfへの駆動制御
指令が特定の位置に対応する指令ではない場合の頻度が
計測され、その頻度がしきい値を超えた時にアクチュエ
ータ脱調であると検出される。
【0021】よって、頻度を条件に含むことで偶発的原
因にてアクチュエータ脱調であるとの誤検出が防止され
るし、駆動力不足による変速比制御アクチュエータfの
脱調時には、駆動力不足の状態が解消されない限り検出
値と指令値のずれが発生することで、駆動力不足による
変速比制御アクチュエータfの脱調検出精度が高められ
る。
【0022】第3の発明の作用を説明する。
【0023】走行時、高変速速度要求時判断手段jにお
いて、高変速速度が要求される変速時かどうかを判断さ
れ、アクチュエータ駆動速度設定手段iにおいて、アク
チュエータ脱調検出時であっても高変速速度要求時に
は、変速比制御アクチュエータfの駆動速度が変更前も
しくは初期の駆動速度に設定される。
【0024】例えば、それまでにアクチュエータ脱調が
複数回検出され、検出毎に変速比制御アクチュエータf
の駆動速度が低下させられることで、アクチュエータ駆
動速度が低速度に設定されている場合、エンジンブレー
キセレクト操作時等で高変速速度が要求される時、変速
比の変化速度が遅くなり、所望のエンジンブレーキ効果
を得ることができなくなる。
【0025】これに対し、変速比の制御精度より応答性
が要求される時に限って、アクチュエータ駆動速度を変
更前もしくは初期の駆動速度に戻すことで、応答性要求
に応えることができる。
【0026】第4の発明の作用を説明する。
【0027】アクチュエータ駆動速度設定手段iにより
脱調の検出毎に駆動速度を低下させることで設定された
駆動速度が、変速比制御アクチュエータfの下限駆動速
度に達したら警報手段kにより警報が発せられる。
【0028】よって、使っている変速比制御アクチュエ
ータfによる駆動制御限界を警報によりドライバや乗員
に知らせることができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0030】(第1実施例)まず、構成を説明する。
【0031】図2は第1,第2,第4の発明に対応する
第1実施例のトロイダル無段変速機の変速比制御装置が
適用された制御系システム図である。
【0032】図2において、1は入力ディスク、2は出
力ディスク、3はパワーローラ、4はローラ支持部材、
5はサーボピストン(液圧アクチュエータbに相当)、
6は変速比制御弁(変速比制御弁cに相当)、7は変速
フィードバック機構、8は変速比指令スリーブ(変速比
指令部材dに相当)、9はステップモータ(変速比制御
アクチュエータfに相当)、10は変速スプール、11
はライン圧油路、12はハイ側油路、13はロー側油
路、14はプリセスカム、15はレバー、16はCVT
コントロールユニット、17はロースイッチ(変速比指
令位置検出手段gに相当)、18は出力軸回転数セン
サ、19は入力軸回転数センサ、20は機関回転数セン
サ、21はスロットル開度センサ、22はインヒビター
スイッチ、23は警報ランプ(警報手段)である。尚、
1〜4の構成要素は、トロイダル無段変速機(無段変速
機aに相当)の無段変速機構を構成する。
【0033】前記パワーローラ3は、同軸上に配置され
た入力ディスク1と出力ディスク2の両者に接して配置
される。
【0034】前記ローラ支持部材4は、前記パワーロー
ラ3を回転自在に支持すると共に、軸方向の変位により
ディスク中心軸に対しパワーローラ回転軸をオフセット
させる。
【0035】前記サーボピストン5は、ピストン5aに
て画成されたハイ側油室5bとロー側油室5cを有し、
前記ローラ支持部材4に対し変速比を変える時に軸方向
のオフセット変位を与える。
【0036】前記変速比制御弁6は、ステップモータ9
により駆動される変速比指令スリーブ8と、該変速比指
令スリーブ8に内挿され、変速フィードバック機構7に
より駆動される変速スプール10を有して構成される。
また、変速比制御弁6には、ライン圧油路11,ハイ側
油路12,ロー側油路13が接続される。
【0037】前記変速フィードバック機構7は、前記ロ
ーラ支持部材4に連動するプリセスカム14と、プリセ
スカム14の運動を変速スプール10に伝達するレバー
15とを有して構成される。
【0038】前記ステップモータ9は、ピニオン&ラッ
クを介して変速比指令スリーブ8と駆動連結されてい
て、CVTコントロールユニット16からの指令により
駆動される。
【0039】前記CVTコントロールユニット16に
は、ロースイッチ17,出力軸回転数センサ18,入力
軸回転数センサ19,機関回転数センサ20,スロット
ル開度センサ21,インヒビタースイッチ22等からセ
ンサ信号やスイッチ信号が入力される。また、CVTコ
ントロールユニット16からは、ステップモータ9への
駆動指令以外に、警報ランプ23に対して点灯指令が出
力される。
【0040】前記ロースイッチ17は、オンオフの接触
スイッチであり、変速比指令スリーブ8の位置がLOW
位置(最大変速比位置)にある時にスイッチオンとな
る。
【0041】次に、作用を説明する。
【0042】[変速作用]トロイダル無段変速機での変
速作用について、図2に基づき簡単に説明する。まず、
トロイダル無段変速機は、パワーローラ3を傾転させる
ことにより入出力ディスク1,2との接触径を変え、変
速比を変える。
【0043】このパワーローラ3の傾転は、ステップモ
ータ9を回転させ、変速比指令スリーブ8を変位させる
と、ライン圧が両油室5b,5cの一方に導かれ、他方
から作動油が排出される。これによりピストン5aが差
圧によりストロークし、パワーローラ3の回転中心軸が
両ディスク1,2の回転中心軸からオフセットする。こ
のオフセットによりパワーローラ3に傾転力が発生し、
傾転角が変化する。
【0044】このパワーローラ3の傾転運動及びオフセ
ット量は、プリセスカム14及びレバー15を介して変
速スプール10に伝達され、ステップモータ9により変
位する変速比指令スリーブ8との釣り合い位置にて変速
スプール10が静止するフィードバック動作を行なう。
【0045】このフィードバック動作により変速比が目
標変速比に近くなると、サーボピストン5での差圧が小
さくなり、これに伴いオフセット量が小さくなり、変速
速度が遅くなってゆき、目標変速比に一致する時点でオ
フセット量がゼロとなって変速を終了する。
【0046】[CVT制御作動処理]CVTコントロー
ルユニット16で行なわれるCVT制御作動処理につい
て図3〜図9に基づいて説明する。
【0047】図3は10msec毎に信号計測部と信号
出力部で行なわれる処理を示すフローチャートである。
【0048】ステップ200では、スロットル開度TV
Oと機関回転数Neと入力軸回転数Ntと出力軸回転数
Noとロースイッチ信号Sloが計測される。
【0049】ステップ201では、出力軸回転数Noと
係数Aから車速Vspが計算される。
【0050】ステップ202では、図7の処理で得られ
たステップモータ出力ステップ数ASTEPが出力され
る。
【0051】図4は10msec毎に変速制御部で行な
われる変速制御処理作動のメインルーチンを示すフロー
チャートで、以下、各ステップについて説明する。
【0052】ステップ210では、車速Vspが設定車
速Vsthより大きいかどうかが判断される。
【0053】ステップ211では、Vsp>Vsthの走
行時には、図5のフローチャートにしたがって変速制御
が行なわれる。
【0054】ステップ212では、ロースイッチフラグ
F1が立っているかどうか、つまり、F1=1かどうか
が判断される。
【0055】ステップ213では、ロースイッチ信号S
loがSlo=1かどうか、つまり、ロースイッチ17がO
Nに入ったかどうかが判断される。
【0056】ステップ214では、ロースイッチフラグ
F1がF1=1にセットされる。
【0057】ステップ215では、ステップモータ出力
ステップ数ASTEPがロー位置ステップ数LOWST
Pと一致しているかどうかが判断される。
【0058】尚、ステップ213〜ステップ215は、
第1の発明のアクチュエータ脱調検出手段hに相当す
る。
【0059】ステップ216では、ASTEP≠LOW
STP0である時、ステップモータ出力ステップ数AS
TEPがロー位置ステップ数LOWSTPとされ(図
8)、脱調検出に基づく位置補正が行なわれる。
【0060】ステップ217では、ステップモータ脱調
検出回数Nをカウントしておき、この回数Nが単位時間
あたりの発生許容回数No以上かどうかが判断される。
【0061】尚、ステップ213〜ステップ217は、
第2の発明のアクチュエータ脱調検出手段hに相当す
る。
【0062】ステップ218では、N≧Noである時、
脱調フラグF2がF2=1にセットされる。
【0063】ステップ219では、目標ステップ数DS
RSTPをDSRSTP=0とし、ロースイッチフラグ
F1をF1=0とする。
【0064】ステップ220では、図7に示すフローチ
ャートにしたがってステップモータ制御が行なわれる。
【0065】図5は図4のステップ211で行なわれる
変速制御作動の流れを示すフローチャートであり、以
下、各ステップについて説明する(変速比制御手段eに
相当)。
【0066】ステップ230では、検出されるスロット
ル開度TVO及び車速Vspと、図6(イ) に示す目標回
転マップを用い、目標入力軸回転数TNtが決定され
る。
【0067】ステップ231では、決定された目標入力
軸回転数TNtと車速Vspにより目標変速比RTOが
算出される。
【0068】ステップ232では、算出された目標変速
比RTOと、図6(ロ) に示すステップテーブルマップを
用いて変速ステップ数FSTPが決められる。
【0069】ステップ233では、ステップモータ出力
ステップ数ASTEPがロー位置ステップ数LOWST
Pを超えているかどうかが判断される。
【0070】ステップ234では、ASTEP≦LOW
STPである時、目標ステップ数DSRSTPがロー位
置ステップ数LOWSTPとされる。
【0071】ステップ235では、ASTEP>LOW
STPである時、目標ステップ数DSRSTPが(LO
WSTP+FSTP)とされる。
【0072】ステップ236では、図7に示すフローチ
ャートにしたがってステップモータ制御が行なわれる。
【0073】図7は10msec毎にステップモータ制
御部で行なわれるステップモータ制御処理作動の流れを
示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明
する。
【0074】ステップ240では、脱調フラグF2がF
2=1かどうかが判断される。
【0075】ステップ241では、F2=1である時、
変化ステップ値DSTPが今までの変化ステップ値DS
TPからステップ値減少量ΔDSTPを差し引いて設定
される。尚、変化ステップ値DSTPとしては、例え
ば、図10に示すように、高駆動速度側に初期値が設定
されている。
【0076】尚、ステップ240,ステップ241は、
アクチュエータ駆動速度設定手段iに相当する。
【0077】ステップ242では、脱調フラグF2がF
2=0にリセットされる。
【0078】ステップ243では、ステップモータ出力
ステップ数ASTPが目標ステップ数DSRSTPを超
えているかどうかが判断される。
【0079】ステップ244では、前回のステップモー
タ出力ステップ数ASTPに変化ステップ値DSTPを
加えた値が今回のステップモータ出力ステップ数AST
Pとされる。
【0080】ステップ245では、ステップモータ出力
ステップ数ASTPが目標ステップ数DSRSTPを超
えているかどうかが判断される。
【0081】ステップ246では、ASTP>DSRS
TPである時、ステップモータ出力ステップ数ASTP
が目標ステップ数DSRSTPとされる。
【0082】ステップ247では、前回のステップモー
タ出力ステップ数ASTPに変化ステップ値DSTPを
引いた値が今回のステップモータ出力ステップ数AST
Pとされる。
【0083】ステップ248では、ステップモータ出力
ステップ数ASTPが目標ステップ数DSRSTP未満
かどうかが判断される。
【0084】尚、目標ステップ数DSRSTPとして、
例えば、マックス値の100で与えられた時、図8に示
すように、ステップモータ出力ステップ数ASTPは変
化ステップ値DSTPで設定された速度で目標ステップ
数DSRSTPに近づく。
【0085】図9は変化ステップ値DSTPの大きさを
監視している警報ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0086】ステップ250では、変化ステップ値DS
TPが下限変化ステップ値DSTPlimit 以下かどうか
が判断される。
【0087】ステップ251では、DSTP≦DSTP
limit であるとの判断時、警報ランプ23に対して点灯
指令が出力される。
【0088】[ステップモータ脱調検出作用]発進時等
で、変速比制御弁6の変速比指令スリーブ8のLOW位
置を検出するロースイッチ17によりLOW位置が検出
された時、図4のフローチャートで、ステップ210→
ステップ212→ステップ213→ステップ214→ス
テップ215へと進む流れとなり、ステップ215では
ステップモータ9への駆動制御指令であるステップモー
タ出力ステップ数ASTEPが変速比指令スリーブ8の
LOW位置に対応するロー位置ステップ数LOWSTP
と一致していない場合には、ステップモータ脱調である
と検出され、ステップ216移行へ進む。
【0089】このように、脱調検出手法が、変速比制御
弁6の変速比指令スリーブ8のLOW位置検出と、LO
W位置検出時のモータ駆動制御指令であるステップモー
タ出力ステップ数ASTEPとの比較によるものである
ため、比較検出経路にトロイダル無段変速機構やサーボ
ピストン5が含まれず、変速比制御弁6のフリクション
増加や経時劣化によるモータ駆動力低下等を原因とする
ステップモータ9の脱調を確実に検出することができ
る。
【0090】加えて、ステップモータ脱調を検出するに
あたって、ステップ217では、ステップモータ脱調検
出回数Nをカウントしておき、この回数Nが単位時間あ
たりの発生許容回数No以上かどうかが判断され、ステ
ップ218では、N≧Noである時、脱調フラグF2を
F2=1にセットするようにしている。すなわち、ステ
ップ215の条件を満足しない脱調検出時の発生頻度が
計測され、その頻度がしきい値である発生許容回数No
以上となった時にステップモータ脱調であると検出され
る。
【0091】よって、脱調検出にステップ217での発
生頻度条件に含むことで、偶発的原因にてステップモー
タ脱調であるとの誤検出が防止されるし、また、上記の
ように駆動力不足を原因とするステップモータ脱調時に
は、駆動力不足の状態が解消されない限りステップ21
5の検出値と指令値との一致条件を満足しない状態が繰
り返し発生することが予測されることで、脱調検出にず
れ発生頻度条件を加えることで、駆動力不足によるステ
ップモータ脱調検出精度が高められる。
【0092】[脱調時のステップモータ駆動速度設定作
用]図4のフローチャートのステップ218にて脱調フ
ラグF2がF2=1にセットされる、つまり、ステップ
モータ脱調であると検出されると、図7のフローチャー
トでステップ240→ステップ241へと進む流れとな
り、ステップ241では、変化ステップ値DSTPが今
までの変化ステップ値DSTPからステップ値減少量Δ
DSTPを差し引いて設定される。すなわち、制御周期
毎に変化させる出力ステップ数が小さくさせられるた
め、ステップモータ9の駆動速度が低下することにな
る。
【0093】よって、図10に示すステップモータの駆
動速度−駆動力特性から明らかなように、モータ駆動速
度の低下量に応じてモータ駆動力が増し、変速比制御弁
6のフリクション増加や経時劣化によるモータ駆動力低
下等の駆動力不足を原因とするステップモータ脱調時、
モータ駆動力の増大により脱調状態から徐々に回復する
ことになり、その後、正常な変速比制御が確保される。
【0094】尚、モータ駆動力の増大により脱調から回
復し、その後の長期の使用により、再び経時劣化等によ
り駆動力が不足して脱調が検出された場合には、低下さ
せたモータ駆動速度からさらに駆動速度を低下させるこ
とになる。これにより、ステップモータ9の寿命を大幅
に延長することができる。
【0095】次に、効果を説明する。
【0096】(1)ロースイッチ17による変速比制御
弁6の変速比指令スリーブ8のLOW位置検出時にモー
タ駆動制御指令であるステップモータ出力ステップ数A
STEPがロー位置ステップ数LOWSTPと一致しな
い時にステップモータ脱調であると検出し、モータ駆動
速度を低下させるモータ駆動速度制御を行なう装置とし
たため、駆動力不足によるステップモータ9の脱調時、
確実な脱調検出と脱調状態からの回復により正常な変速
比制御を確保することができる。
【0097】(2)ステップモータ脱調を検出するにあ
たって、カウントされるステップモータ脱調検出回数N
が単位時間あたりの発生許容回数No以上である時、脱
調フラグF2を立てる装置としたため、駆動力不足によ
るステップモータ9の脱調時検出精度を高めることがで
きる。
【0098】(3)変化ステップ値DSTPが下限変化
ステップ値DSTPlimit に達した場合には警報ランプ
23を点灯する装置としたため、使っているステップモ
ータ9による駆動制御限界をドライバや乗員に知らせる
ことができる。
【0099】(第2実施例)この第2実施例は、第1,
第3の発明に対応する例で、制御システムのハードとし
ては、第1実施例装置の図2に示す制御システムと同様
であるので、図示並びに説明を省略する。
【0100】次に、作用を説明する。
【0101】図11は図4のステップ211で行なわれ
る変速制御作動の流れを示す第2実施例のフローチャー
トであり、以下、各ステップについて説明する。
【0102】ステップ327では、Dレンジ(ドライブ
レンジ)からSレンジ(スポーツレンジの略称で、有段
自動変速機の2レンジに相当)へのセレクト時かどうか
が判断される。
【0103】ステップ328では、D→Sレンジセレク
ト時、エンブレフラグF3がF3=1にセットされる。
【0104】ステップ329では、D→Sレンジセレク
ト以外の時、エンブレフラグF3がF3=0にセットさ
れる。
【0105】尚、ステップ327〜ステップ329は、
高変速速度要求時判断手段jに相当する。
【0106】ステップ330〜ステップ336は、図5
のステップ230〜ステップ236にそれぞれ対応す
る。
【0107】図12は10msec毎に第2実施例のス
テップモータ制御部で行なわれるステップモータ制御処
理作動の流れを示すフローチャートで、以下、各ステッ
プについて説明する。
【0108】ステップ339では、エンブレフラグF3
がF3=1かどうかと脱調フラグF2がF2=1かどう
かが判断される。
【0109】ステップ340では、F3=0でF2=1
である時、変化ステップ値DSTPが今までの変化ステ
ップ値DSTPからステップ値減少量ΔDSTPを差し
引いて設定される。
【0110】ステップ341では、脱調フラグF2がF
2=0にリセットされる。
【0111】ステップ342では、F3=1(F2=0
またはF2=1)である時、変化ステップ値DSTPが
高駆動速度の初期値DSTP=2に設定される。
【0112】尚、ステップ339〜ステップ342は、
第3の発明のアクチュエータ駆動速度設定手段iに相当
する。
【0113】ステップ343〜ステップ346は、図7
のステップ243〜ステップ246にそれぞれ対応す
る。
【0114】[D→Sレンジセレクト時]走行時、ドラ
イバがエンジンブレーキを要求してDレンジからSレン
ジへとセレクト操作を行なうと、図11のフローチャー
トで、ステップ327からステップ328へ進み、エン
ブレフラグF3が立てられる。
【0115】そして、このエンブレフラグF3がF3=
1となると、図12のフローチャートで、ステップ33
9からステップ342へと進み、ステップ342では、
脱調時であるかどうかにかかわらず変化ステップ値DS
TPが高駆動速度の初期値DSTP=2に設定される。
【0116】例えば、それまでにステップモータ脱調が
複数回検出され、検出毎にステップモータ9の駆動速度
が低下させられている場合、エンジンブレーキを要求し
てDレンジからSレンジへとセレクト操作してもその時
に設定されている低駆動速度によりステップモータ9が
駆動されることで、変速比の変化速度が遅くなり、所望
のエンジンブレーキ効果を得ることができない。
【0117】これに対し、変速比の制御精度より応答性
が要求されるDレンジからSレンジへとセレクト操作時
に限って、ステップモータ9の駆動速度を初期の駆動速
度に戻すことで、変速応答要求に応えることができ、ド
ライバの要求するエンジンブレーキ効果を確保すること
ができる。
【0118】次に、効果を説明する。
【0119】第2実施例装置にあっては、第1実施例装
置の(1)の効果に下記の効果が加えられる。
【0120】(4)DレンジからSレンジへとセレクト
操作時に限って、ステップモータ9の駆動速度を初期の
駆動速度に戻す装置としたため、変速制御量精度よりも
変速制御応答性が要求される時に応答性を確保すること
ができる。
【0121】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0122】例えば、実施例では、トロイダル無段変速
機への適用例を示したが、Vベルト無段変速機等へも適
用できる。
【0123】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明にあっては、
変速比制御弁を外部からの指令により駆動制御する変速
比制御アクチュエータを有する無段変速機の変速比制御
装置において、変速比制御弁に設置した変速比指令位置
検出手段により変速比指令部材の特定の位置が検出され
た時、変速比制御アクチュエータへの駆動制御指令が特
定の位置に対応する指令ではない場合、アクチュエータ
脱調であると検出するアクチュエータ脱調検出手段と、
アクチュエータ脱調検出時、変速比制御アクチュエータ
の駆動速度を低下させるアクチュエータ駆動速度設定手
段とを設けた装置としたため、駆動力不足による変速比
制御アクチュエータの脱調時、確実な脱調検出と脱調状
態からの回復により正常な変速比制御を確保することが
できるという効果が得られる。
【0124】請求項2記載の第2の発明にあっては、
速比制御弁を外部からの指令により駆動制御する変速比
制御アクチュエータを有する無段変速機の変速比制御装
置において、変速比制御弁に設置された変速比指令位置
検出手段により変速比指令部材の特定の位置が検出され
た時、変速比制御アクチュエータへの駆動制御指令が特
定の位置に対応する指令ではない場合の頻度を計測し、
その頻度がしきい値を超えた時にアクチュエータ脱調で
あると検出するアクチュエータ脱調検出手段と、アクチ
ュエータ脱調検出時、変速比制御アクチュエータの駆動
速度を低下させるアクチュエータ駆動速度設定手段とを
設けた装置としたため、駆動力不足による変速比制御ア
クチュエータの脱調時、確実な脱調検出と脱調状態から
の回復により正常な変速比制御を確保することができる
という効果に加え、駆動力不足による変速比制御アクチ
ュエータの脱調時検出精度を高めることができるという
効果が得られる。
【0125】請求項記載の第3の発明にあっては、請
求項1または請求項2記載の無段変速機の変速比制御装
置において、高変速速度が要求される変速時かどうかを
判断する高変速速度要求時判断手段を設け、アクチュエ
ータ駆動速度設定手段を、アクチュエータ脱調検出時で
あっても高変速速度要求時には、変速比制御アクチュエ
ータの駆動速度を変更前もしくは初期の駆動速度にする
手段としたため、上記効果に加え、変速制御量精度より
も変速制御応答性が要求される時に応答性を確保するこ
とができるという効果が得られる。
【0126】請求項4記載の第4の発明にあっては、請
求項1乃至請求項3記載の無段変速機の変速比制御装置
において、アクチュエータ駆動速度設定手段により脱調
の検出毎に駆動速度を低下させることで設定された駆動
速度が、変速比制御アクチュエータの下限駆動速度に達
したら警報を発する警報手段を設けたため、上記効果に
加え、使っている変速比制御アクチュエータによる駆動
制御限界をドライバや乗員に知らせることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無段変速機の変速比制御装置を示すク
レーム対応図である。
【図2】第1実施例の無段変速機の変速比制御装置を示
す全体システム図である。
【図3】第1実施例装置のCVTコントロールユニット
の信号計測部,信号出力部での処理を示すフローチャー
トである。
【図4】第1実施例装置のCVTコントロールユニット
の変速制御部で行なわれる変速制御作動処理の流れを示
すフローチャートである。
【図5】第1実施例装置のCVTコントロールユニット
の変速制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】変速制御で用いられる目標回転マップ(イ) と、
変速比をステップ数に変換するステップテーブルマップ
(ロ) である。
【図7】第1実施例装置のCVTコントロールユニット
のステップモータ制御部で行なわれるステップモータ制
御作動の流れを示すフローチャートである。
【図8】第1実施例装置のステップモータ制御における
目標ステップ数とステップモータ出力ステップ数との関
係を示すタイムチャートである。
【図9】第1実施例装置でCVTコントロールユニット
の警報ルーチンを示すフローチャートである。
【図10】ステップモータの駆動速度と駆動力との関係
特性図である。
【図11】第2実施例装置のCVTコントロールユニッ
トの変速制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図12】第2実施例装置のCVTコントロールユニッ
トのステップモータ制御部で行なわれるステップモータ
制御作動の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
a 無段変速機 b 液圧アクチュエータ c 変速比制御弁 d 変速比指令部材 e 変速比制御手段 f 変速比制御アクチュエータ g 変速比指令位置検出手段 h アクチュエータ脱調検出手段 i アクチュエータ駆動速度設定手段 j 高変速速度要求時判断手段 k 警報手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無段変速機の変速比を変更する液圧アク
    チュエータへ供給する制御液圧を作り出す変速比制御弁
    と、 前記変速比制御弁の変速比指令部材を変速比制御手段か
    らの指令により駆動制御する変速比制御アクチュエータ
    と、前記変速比制御弁に設置し、該 変速比制御弁の変速比指
    令部材の特定の位置を検出する変速比指令位置検出手段
    と、 前記変速比指令位置検出手段により特定の位置が検出さ
    れた時、変速比制御アクチュエータへの駆動制御指令が
    特定の位置に対応する指令ではない場合、アクチュエー
    タ脱調であると検出するアクチュエータ脱調検出手段
    と、 アクチュエータ脱調検出時、変速比制御アクチュエータ
    の駆動速度を低下させるアクチュエータ駆動速度設定手
    段と、 を備えていることを特徴とする無段変速機の変速比制御
    装置。
  2. 【請求項2】 無段変速機の変速比を変更する液圧アク
    チュエータへ供給する制御液圧を作り出す変速比制御弁
    と、 前記変速比制御弁の変速比指令部材を変速比制御手段か
    らの指令により駆動制御する変速比制御アクチュエータ
    と、 前記変速制御弁に設置し、該変速比制御弁の変速比指令
    部材の特定の位置を検出する変速比指令位置検出手段
    と、 前記 変速比指令位置検出手段により特定の位置が検出さ
    れた時、変速比制御アクチュエータへの駆動制御指令が
    特定の位置に対応する指令ではない場合の頻度を計測
    し、その頻度がしきい値を超えた時にアクチュエータ脱
    調であると検出するアクチュエータ脱調検出手段と、 アクチュエータ脱調検出時、変速比制御アクチュエータ
    の駆動速度を低下させるアクチュエータ駆動速度設定手
    段と、 を備えている ことを特徴とする無段変速機の変速比制御
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の無段変速
    機の変速比制御装置において、 高変速速度が要求される変速時かどうかを判断する高変
    速速度要求時判断手段を設け、前記アクチュエータ駆動
    速度設定手段を、アクチュエータ脱調検出時であっても
    高変速速度要求時には、変速比制御アクチュエータの駆
    動速度を変更前もしくは初期の駆動速度にする手段であ
    ることを特徴とする無段変速機の変速比制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載の無段変速機
    の変速比制御装置において、 前記アクチュエータ駆動速度設定手段により脱調の検出
    毎に駆動速度を低下させることで設定された駆動速度
    が、変速比制御アクチュエータの下限駆動速度に達した
    ら警報を発する警報手段を設けたことを特徴とする無段
    変速機の変速比制御装置。
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