JP3488359B2 - Dab信号受信方法及びdab受信機 - Google Patents

Dab信号受信方法及びdab受信機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDAB信号受信方法
及びDAB受信機に係わり、特に、DAB信号周波数
(アンサンブル周波数)として割り当てられた多数の周
波数のうち幾つかの周波数が実際に使用され、大半が使
用されていない場合に適用して好適なDAB信号受信方
法及びDAB受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、デジタル・オーディオはその優れ
た特性と使いやすさが一般に認められ、急速に普及して
きている。このような背景から、オーディオ放送のデジ
タル化の動きが活発になってきており、デジタルオーデ
ィオ放送DAB(DigitalAudio Broadcasting)が欧州で
実現化されつつある。
【0003】図5はDABシステムにおいて採用される
モードIIのDAB放送信号(アンサンブル)フレーム構
造であり、1フレーム長は24msであり、2シンボルの
同期部SYNCと、3シンボルの高速情報チャネル部F
IC(Fast InformationChannel)と、72シンボルのデ
ータフィールド部DFLを備えている。同期部SYNC
は、フレームの開始点を認識するために使用するヌルシ
ンボルと位相基準シンボルPRSを含んでいる。高速情
報チャネル部FICには、時間/日付データ、サービス
(番組)の配列データ、サービスの名称(ラベル)、サ
ービス識別コードSId(Service Identification Cod
e)、プログラムタイプPTY等の情報が挿入されて、末
尾に誤り訂正用のCRCが付加されている。データフィ
ールド部DFLは72個のデータフィールドに区分さ
れ、それぞれのデータフィールドに所定のサービスのオ
ーディオデータが挿入されており、1つの放送局から同
時に6乃至8サービスのオーディオデータを送信できる
ようになっている。どのデータフィールドにどのサービ
スが対応するかは、高速情報チャネル部FICに含まれ
るサービスの配列データで指定される。なお、図3では
1.5GHz帯を使用する衛星放送用のモードIIのフレーム構
成を示したが、50MHz〜250MHzの周波数帯を使うモードI
のフレーム構造もほぼ同様の構成を備え、1フレーム長
は96msになっている。
【0004】図6はDAB送信機の構成図であり、1a
〜1mはアナログオーディオ信号(各サービスの音声信
号)をMPEGオーディオデータに高能率符号化するデ
ータ圧縮部である。2a〜2mは伝送路符号化部であ
り、誤り/検出訂正符号を付加するもの、3は多重化部
であり、サービス配列データに従って各伝送路符号化部
2a〜2mの出力データを所定のデータフィールド(シ
ンボル)にマッピングして時分割多重するものである。
4はインターリーブ/OFDM変調部であり、IDFT
(離散フーリエ逆変換)によりOFDM(Orthogonal
FrequencyDivision Mutiplex)変調を行い、又、所定の
形式に従ってシンボル内の多重信号の順番を再配置する
ことによってインターリーブを行う。すなわち、OFD
M変調部は、各シンボル(位相基準シンボル、データシ
ンボル)を2ビットづつN組に分け、各組の第1データ
を実数部、第2データを虚数部として差動符号化し、差
動符号の実数部、虚数部を順次フーリエ逆変換部に入力
してIDFT処理することによりベースバンドの変調波
を出力する。5はインターリーブ/OFDM変調部より
出力される実数部、虚数部をアナログ信号に変換してR
F信号で直交変調する直交変調部である。すなわち、直
交変調部6は、実数部、虚数部をアナログ信号に変換
し、それぞれに周波数fcのcos波、sin波を乗算し、乗
算結果を合成して直交変換する。6は直交変調部の出力
信号を電力増幅してアンテナに入力する送信増幅器であ
る。
【0005】図7はDAB受信機の構成図である。11
はアンテナ、12は所望のDAB放送信号波を受信し、
直交復調してベースバンドアナログ信号を出力するDA
B用RF信号復調部、13はベースバンドアナログ信号
を所定サンプリング周波数でデジタルデータに変換する
AD変換器、14はFFT復調処理、差動復号処理等を
行って高能率符号データ(MPEGオーディオデータ)
を復元/出力する伝送路復号化回路、15はMPEGオ
ーディオデータを元のPCMオーディオデータに復号す
るオーディオ復号化部、16はPCMオーディオデータ
をアナログオーディオ信号に変換するDAコンバータ、
17は受信機全体を制御する制御部、18は表示部18
a、操作部18bを備えた操作/表示部である。50MHz
〜250MHzのモードIのDAB用RF信号復調部12は、
図示するようにチューナ部12a及び直交復調部12b
で構成されるが、モードII, IIIでは1.5GHz帯を用いて
いるためダウンコンバータが必要である。チューナ部1
2aはDAB信号電波を受信してIF信号に変換するも
ので、フロントエンド12a-1と、所望のDAB放送周波
数に応じた局部発振周波数信号を出力するPLL回路
(局部発振回路)12a-2で構成されている。直交復調部
12bはアナログIF信号よりベースバンド信号のI
(t),Q(t)を再生して出力する。
【0006】伝送路復号化回路14は、FFT差動復調
部14a、選択復号化部14b、デインターリーブ部1
4c等を備えている。FFT差動復調部14aはADコ
ンバータ13から出力されるデジタルデータI(m),Q
(m)にFFT処理、差動復号処理を施してインターリー
ブされた送信データを復調する。デインターリーブ14
cはFFT差動復調部の出力データからインターリーブ
を解いて元のデータ列に戻し、選択復号化部14bはデ
インターリーブされたデータに誤り検出訂正処理を施
し、高速情報チャネル部FICの内容を制御部17に入
力する。制御部17は高速情報チャネル部FICに含ま
れるサービス配列データに基づいてユーザが指定したサ
ービス(番組)のシンボル位置を検出し、選択復号化部
14bに通知する。選択復号化部14bは通知されたシ
ンボルの復号データ(MPEGオーディオデータ)をオ
ーディオ復号化部15に出力する。オーディオ復号化部
15は入力されたMPEGオーディオデータを元のPC
Mオーディオデータに変換して出力する。又、制御部1
7は高速情報チャネルFICに含まれるラベル(番組
名)をユーザの要求に応じて適宜、操作部に送って表示
する。
【0007】図8は従来のシーク選局の処理フローであ
り、図9はシーク選局動作説明図である。図9に示すよ
うにDAB信号(アンサンブル)周波数は一定の間隔Δ
fでDAB放送局に割り当てられるようになっている。
しかし、現在のところ、DAB放送局が少ないため使用
周波数は少ない。図では、A局とI局が周波数fca,f
ciを使用し、周波数fcb〜fchは使用されていないもの
とする。A局のDAB放送を受信している際に、操作部
18b上のシークキーが操作されると、制御部17は現
受信周波数fcaよりΔf大きい隣接局周波数fcbを受信
周波数とみなし、PLL回路を該周波数に応じた局部発
振周波数で発振させる(ステップ101)。ついで、図
示しない受信電界強度検出部で受信電界強度Eを測定し
(ステップ102)、該受信電界強度Eが設定レベルE
s以上かチェックする(ステップ103)。E≧Esであ
れば、図示しない同期回路により同期制御を行い、その
出力信号SYNを参照して同期がとれたかチェックし
(ステップ104,105)、同期OKであれば、シー
ク選局を終了する。しかし、ステップ103において受
信電界強度Eが設定レベルEs以下(E<Es)であり、
あるいは、ステップ105において同期がNGの場合に
は、ステップ101に戻り、制御部17は現受信周波数
fcbよりΔf大きい隣接局周波数fccを受信周波数とみ
なして以降の処理を繰り返す。そして、最終的に周波数
fciのI局のDAB放送信号を受信してシークを終了す
る。すなわち、8回の同調動作を行ってはじめてシーク
が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、現在の
ところ、DAB放送局が少ないため使用周波数が少な
い。このため、選局に際して同調動作の回数が多くな
り、シーク時間が長くなり、シーク選局操作後に音が出
るまでに相当の時間がかかる問題がある。従って、本発
明の目的は、選局における同調動作の回数を少なくで
き、選局時間を短縮できるDAB信号受信方法及びDA
B受信機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、受信電界強度が設定値以上のDAB信号を受信する
DAB受信機の受信方法において、DAB信号の隣接周
波数帯域の境界周波数を受信信号周波数として受信する
ステップ、その時の受信電界強度が設定値以下の場合に
は、前記隣接する各周波数帯域内にDAB信号が存在し
ないと判定するステップ、受信電界強度が設定値以上の
場合には、隣接する帯域の一方の帯域に存在するDAB
信号を受信するステップを有するDAB信号受信方法に
より達成される。
【0010】また、上記課題は本発明によれば、受信電
界強度が設定値以上のDAB信号を受信するDAB受信
機の受信方法において、DAB信号の受信が指示された
時、DAB信号の隣接周波数帯域の境界周波数を受信周
波数として信号を受信するステップ、その時の受信電界
強度と設定値を比較するステップ、受信電界強度が設定
値以下の場合、前記隣接する周波数帯域にDAB信号が
存在しないと判定するステップ、以後、受信電界強度が
設定値以上になるまで、次の互いに隣接する新たな周波
数帯域の境界周波数を受信周波数として信号を受信する
ステップ、受信電界強度が設定値以上となった時、隣接
帯域の一方の帯域内に存在するDAB信号を受信するス
テップを有するDAB信号受信方法により達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
(a)DAB受信機の構成 図1は本発明のDAB受信機の構成図である。11はア
ンテナ、12は所望のDAB放送信号波を受信し、IF
信号を直交復調してベースバンドアナログ信号I(t),
Q(t)を出力するDAB用RF信号復調部、13はベー
スバンドアナログ信号を所定サンプリング周波数でデジ
タルデータI(m),Q(m)に変換するAD変換器、14は
FFT復調処理、差動復号処理等を行って高能率符号デ
ータ(MPEGオーディオデータ)を復元/出力する伝
送路復号化回路、15はMPEGオーディオデータを元
のPCMオーディオデータに復号するオーディオ復号化
部、16はPCMオーディオデータをアナログオーディ
オ信号に変換するDAコンバータ、17は受信機全体を
制御する制御部、18は操作/表示部であり、表示部1
8a、操作部18bを備え、操作部には選局用のアップ
シークキーUSK、ダウンシークキーDSKが設けられ
ている。19は受信電界強度検出部(RSSI:Receiv
e Signal Strength Indicator)であり、IF信号あるい
はベースバンド信号より受信電界強度Eを検出して制御
部17に入力する。
【0012】モードIのDAB用RF信号復調部12
は、図示するようにチューナ部12a及び直交復調部1
2bで構成されるが、モードII, IIIでは1.5GHz帯を用
いているためダウンコンバータが必要である。チューナ
部12aはDAB信号電波を受信してIF信号に変換す
るもので、フロントエンド12a-1と、所望のDAB放送
周波数に応じた局部発振周波数信号を出力するPLL回
路(局部発振回路)12a-2で構成されている。直交復調
部12bはアナログIF信号よりベースバンド信号I
(t)、Q(t)を出力する。
【0013】伝送路復号化回路14は、FFT差動復調
部14a、選択復号化部14b、デインターリーブ部1
4c、同期用プロセッサ14dを備えている。FFT差
動復調部14aはADコンバータ13から出力されるデ
ジタルデータI(m),Q(m)にFFT処理、差動復号処理
を施してインターリーブされた送信データを復調する。
デインターリーブ14cはFFT差動復調部の出力デー
タからインターリーブを解いて元のデータ列に戻し、選
択復号化部14bはデインターリーブされたデータに誤
り検出訂正処理を施し、高速情報チャネル部FICの内
容を制御部17に入力する。制御部17は高速情報チャ
ネル部FICに含まれるサービス配列データに基づいて
ユーザが指定したサービス(番組)のシンボル位置を検
出し、選択復号化部14bに通知する。選択復号化部1
4bは通知されたシンボルの復号データ(MPEGオー
ディオデータ)をオーディオ復号化部15に出力する。
又、オーディオ復号化部15は入力されたMPEGオー
ディオデータを元のPCMオーディオデータに変換して
出力する。又、制御部17は高速情報チャネルFICに
含まれるラベル(番組名)をユーザの要求に応じて適
宜、操作部に送って表示する。
【0014】同期プロセッサ14dは、ヌルシンボル検
出後に同期シンボルのFFT処理を行い、入力信号の周
波数オフセットを計算し、AFC信号を直交復調部12
bに送り、基準周波数を調整する。又、同期プロセッサ
14dは同期シンボルのFFT結果と、オリジナルな同
期シンボルとの相関(ずれ量)を求め、その結果を逆F
FT処理し、伝送路のインパルス応答CIR(channel I
mpulse Response)を出力する。フロントエンド12a−
1はCIR信号に基づいて受信機の基準クロック発生
器、すなわち、電圧制御水晶発振器の発振周波数を送信
器の送信周波数に同期させる。又、同期用プロセッサは
同期が不可能な場合(ヌルシンボルの検出不能等)には
ハイレベルの信号SYNを制御部17に入力する。
【0015】(b)選局制御 図2は本発明のシークによる選局制御の処理フロー、図
3は境界周波数の説明図である。アップシークキーUS
K(ダウンシークキーDSKでもよい)を操作してシー
クによる選局が指示されると、制御部17は現受信周波
数をfc0とし、また、i=1とする(ステップ20
1)。ついで、DAB信号の隣接周波数帯域FBi(=
FB1),FB(i+1)(=FB2)の境界周波数fcを次式 fc=[fci+fc(i+1)]/2 =[fc1+fc2]/2 により求め、該境界周波数fcを受信周波数と(ステッ
プ202)。図3は現受信周波数 fc0と境界周波数f
cの関係説明図であり、fci,fc(i+1)は隣接周波数帯
域FB1,FB2の中心周波数である。しかる後、受信電
界強度Eを測定し、該受信電界強度Eと設定レベルEs1
を比較する(ステップ203,204)。
【0016】受信電界強度Eが設定レベルEs1より小さ
ければ(E<Es1)、着目している2つの隣接帯域FB
1,FB2の中心周波数fci,fc(i+1)はDAB信号周波
数として実際に使用されていない。従って、iを2増加
し(i+2→i、ステップ205)、ステップ202以
降の処理を繰り返す。これにより、次の新たな隣接帯域
FB3,FB4の境界周波数 fc=[fc3+fc4]/2 を受信周波数として上記と同様の処理を繰り返す。一
方、ステップ204において、受信電界強度Eが設定レ
ベルEs1より大きければ(E≧Es1)、着目している2
つの隣接帯域FBi,FB(i+1)の少なくとも一方の中
心周波数fci,fc(i+1)はDAB信号(アンサンブル)
として使用されている可能性が高い。そこで、まず、中
心周波数fciを受信周波数として信号を受信する(ステ
ップ206)。
【0017】しかる後、受信電界強度Eを測定し、該受
信電界強度Eと第2の設定レベルEs2の大小を比較する
(ステップ207,208)。尚、Es2>Es1となるよ
うに設定してある。E≧Es2であれば、同期用プロセッ
サ14dにより同期制御を行い、その出力信号SYNを
参照して同期がとれたかチェックし(ステップ209,
210)、同期OKであれば、シーク選局を終了する。
しかし、ステップ208において受信電界強度Eが設定
レベルEs2以下(E<Es2)であり、あるいは、ステッ
プ210において同期がNGの場合には、中心周波数f
c(i+1)を受信周波数として信号を受信する(ステップ2
11)。しかる後、受信電界強度Eを測定し、該受信電
界強度Eと第2の設定レベルEs2の大小を比較する(ス
テップ212,213)。E≧Es2であれば、同期用プ
ロセッサ14dによる同期制御により同期がとれたかチ
ェックし(ステップ214,215)、同期OKであれ
ば、シーク選局を終了する。
【0018】しかし、ステップ213において受信電界
強度Eが設定レベルEs2以下(E<Es2)であり、ある
いは、ステップ215において同期がNGの場合には、
受信状態が悪い、あるいは、fci,fc(i+1)はDAB信
号周波数として実際に使用されていないものとして、ス
テップ205以降の処理を繰り返す。以上のように、本
発明によれば、一度の同調動作で2つの隣接帯域の中心
周波数がDAB信号周波数として使用されているかどう
かを判定できるため、同調動作の回数を少なくしてDA
B信号を受信することができる。
【0019】図4は本発明と従来のシーク選局動作説明
図であり、A局とI局が周波数fca,fciをDAB信号
周波数としてそれぞれ使用し、周波数fcb〜fchはDA
B信号周波数として実際に使用されていないものとす
る。また、現在A局のDAB信号を受信中であるとす
る。かかる状態においてアップシークが要求されると、
図9で説明したように、従来の選局制御では8回の同調
動作を行ってはじめてシークが完了する。これに対し
て、本発明によれば、図示するように6回の同調動作で
シークが完了し、選局時間を短縮できる。以上、本発明
を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載
した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発
明はこれらを排除するものではない。
【0020】
【発明の効果】以上本発明によれば、隣接周波数帯域の
境界周波数を受信周波数として信号を受信し、その時の
受信電界強度が設定値以下の場合には、前記隣接周波数
帯域にDAB信号が存在しないと判定するようにしたか
ら、一度の同調動作で2つの隣接帯域の中心周波数がD
AB信号周波数として使用されているかどうかを認識で
きるため、同調動作の回数を少なくしてDAB信号を受
信することができる。
【0021】本発明によれば、DAB信号の受信が指示
された時、隣接周波数帯域の境界周波数を受信周波数と
して信号を受信し、その時の受信電界強度と設定値を比
較し、受信電界強度が設定値以下の場合、前記隣接周波
数帯域にDAB信号が存在しないと判定し、以後、受信
電界強度が設定値以上になるまで、次の新たな隣接周波
数帯域の境界周波数を受信周波数として信号を受信し、
受信電界強度が設定値以上となった時、隣接する2つの
帯域の一方の帯域内に存在するDAB信号を受信するよ
うにしたから、選局における同調動作の回数を少なくで
き、選局時間を短縮することができ、DAB受信機の性
能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDAB受信機の構成図である。
【図2】本発明のDAB局の選局処理フローである。
【図3】境界周波数の説明図である。
【図4】本発明の選局動作説明図である。
【図5】DAB放送信号のフレーム構造説明図である。
【図6】DAB送信機の構成図である。
【図7】従来のDAB受信機の構成図である。
【図8】従来のシーク選局の処理フローである。
【図9】従来の選局動作説明図である。
【符号の説明】
12・・DAB用RF信号復調部 14・・伝送路復号化回路 14d・・同期用プロセッサ 17・・制御部 19・・受信電界強度検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/06 H04B 1/16 H04B 1/26 H03J 7/00 - 7/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信電界強度が設定値以上のDAB信号
    を受信するDAB受信機のDAB信号受信方法におい
    て、 DAB信号の隣接周波数帯域の境界周波数を受信周波数
    とし、その時の受信電界強度が設定値以下の場合には、
    前記隣接する各周波数帯域内にDAB信号が存在しない
    と判定し、 受信電界強度が設定値以上の場合には、隣接する帯域の
    一方の帯域に存在するDAB信号を受信する ことを特徴とするDAB受信機のDAB信号受信方法。
  2. 【請求項2】 一定周波数間隔で割り当てられた所定D
    AB信号周波数の信号であって、受信電界強度が設定値
    以上の信号をDAB信号として受信するDAB受信機の
    DAB信号受信方法において、 DAB信号の受信が指示された時、DAB信号の隣接周
    波数帯域の境界周波数を受信周波数とし、その時の受信
    電界強度と設定値を比較し、 受信電界強度が設定値以下の場合、前記隣接する周波数
    帯域内にDAB信号が存在しないと判定し、 以後、受信電界強度が設定値以上になるまで、次の互い
    に隣接する新たな周波数帯域の境界周波数を受信周波数
    として信号を受信し、 受信電界強度が設定値以上となった時、隣接帯域の一方
    の帯域内に存在するDAB信号を受信する、 ことを特徴とするDAB受信機のDAB信号受信方法。
  3. 【請求項3】 受信電界強度が設定値以上のDAB信号
    を受信するDAB受信機において、DAB信号の隣接周波数帯域の境界周波数を受信信号周
    波数として受信する手段、 前記境界周波数を受信信号周波数として受信した時の受
    信電界強度が設定値以下の場合には、前記隣接する各周
    波数帯域内にDAB信号が存在しないと判定する手段、 前記受信電界強度が設定値以上の場合には前記隣接する
    周波数帯域内にDAB信号が存在すると判定し、該隣接
    する帯域の一方の帯域に存在するDAB信号を受信する
    制御部、 とを有することを特徴とするDAB受信機。
  4. 【請求項4】 一定周波数間隔で割り当てられた所定D
    AB信号周波数の信号であって、受信電界強度が設定値
    以上の信号をDAB信号として受信するDAB受信機に
    おいて、DAB信号の受信が指示された時、DAB信号の隣接周
    波数帯域の境界周波数を受信周波数として受信する手
    段、 前記境界周波数を受信信号周波数として受信した時の受
    信電界強度と設定値を比較する手段、 受信電界強度が設定値以下の場合、前記隣接する周波数
    帯域内にDAB信号が存在しないと判定する手段、 隣接する周波数帯域内にDAB信号が存在しないとき、
    以後、受信電界強度が設定値以上になるまで、次の互い
    に隣接する新たな周波数帯域の境界周波数を受信周波数
    として信号を受信し、受信電界強度が設定値以上となっ
    た時、隣接帯域の一方の帯域内に存在するDAB信号を
    受信する制御部、 とを有することを特徴とするDAB受信機。
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