JP3488289B2 - ハイパーメディア文書通信装置 - Google Patents

ハイパーメディア文書通信装置

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JP3488289B2
JP3488289B2 JP24831694A JP24831694A JP3488289B2 JP 3488289 B2 JP3488289 B2 JP 3488289B2 JP 24831694 A JP24831694 A JP 24831694A JP 24831694 A JP24831694 A JP 24831694A JP 3488289 B2 JP3488289 B2 JP 3488289B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はハイパーメディア文書
通信装置に関し、特に、ユーザが端末のディスプレイ上
に表示されているシーン中のボタンを選択すると、その
選択の都度、ボタンが保持するリンクが指す他のシーン
をサーバが端末側に送ることによって端末側にそのシー
ンが表示される、MHEGに基づく双方向(インタラク
ティブ)のハイパーメディア文書通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハイパーメディア文書通信装置の
システム構成の概念図を図7に示す。図において、1は
ハイパー文書表示端末、2はハイパー文書を蓄積するハ
イパー文書サーバ、3は該ハイパー文書表示端末1とハ
イパー文書サーバ2とを結ぶ通信回線である。ハイパー
文書表示端末1は、ハイパー文書サーバ2にアクセスし
て、ハイパー文書をシーン単位で表示する。
【0003】ハイパー文書は、関連して出力される1つ
の「場面」であるシーンの集合で構成されており、例え
ば、図8に示されているように、複数のシーンと、これ
らを結ぶリンクと、全体の管理情報等を保持するディス
クリプタとから、主に構成されている。また、シーン1
は、図9の符号4に示されているように、コンポジット
オブェクト5と、実際の表示情報(メディアデータ)を
伴う複数のキャスト6を含む。該キャスト6は、文字情
報、画像情報、映像情報、音情報等であり、このキャス
トの中には、ユーザと関係を結ぶためのボタンが含まれ
ている。また、前記シーン内には一個または複数個のリ
ンクが含まれており、ユーザが表示画面上でこのボタン
を押す、あるいはポインティング装置をクリックする等
してオンにすると、このボタンに関連するリンクで結ば
れたシーンは、ハイパー文書サーバ2からハイパー文書
表示端末1に転送され、表示される。
【0004】例えば、ハイパー文書表示端末1に表示さ
れた文字情報の中に、「図1」というボタンが含まれて
いた場合、ユーザが「図1」というボタンを押すと、図
1のシーンがハイパー文書サーバ2から読み出され、こ
れをハイパー文書表示端末1に表示させることができ
る。あるいは、前記文字情報の中に、引用文献のボタン
が含まれていた場合、ユーザが画面上でこのボタンを押
すと、この引用文献のシーンがハイパー文書サーバ2か
ら読み出され、これをハイパー文書表示端末1に表示さ
せることができる。
【0005】従来の方式は、前記のように、シーンに含
まれるボタンを選択することにより、他のシーンが“ワ
ンバイワン”で送られていた。一般に、ハイパー文書は
マルチメディア情報、例えば動画やカラー画像等を含む
マルチメディア文書であり、この情報量の多いハイパー
文書をボタンがオンされる度にハイパー文書サーバ2か
らハイパー文書表示端末1に転送していたのでは、時間
がかかり過ぎ、応答速度が遅くなるという問題があっ
た。また、予め、文書に含まれる情報を全て送っておく
のでは、通信回線を使用するコストも大きくなるという
問題があった。
【0006】そこで、特開平6−110926号公報で
は、シーンにリンクされたシーンに次表示予測情報、あ
るいは優先順位を付け、該次表示予測情報により指示さ
れたシーンあるいは優先順位の高いシーンを先読みして
おき、該シーンのボタンが押された時に高速で表示する
と共に、先読みしたシーンのデータを一時記憶するため
のメモリ消費を低減した技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た公報に開示された技術では、前記次表示予測情報、あ
るいは優先順位の付け方について、現在表示している情
報の続きの方が、目次や索引よりも読み出される場合が
多いので、該続きのリンクを次表示予測情報としたり、
その優先順位を高くするといった開示しかされていな
い。したがって、該公報に記された次表示予測情報、あ
るいは優先順位の付け方では、効果的に先読みができる
という信頼性が乏しいという問題があった。また、シス
テムの設計者あるいはユーザが各シーンに対して次表示
予測情報あるいは優先順位を付加しなければならず、作
業が面倒であるという問題があった。
【0008】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、効果的に先読みをすることができる、応答
性の良好なハイパーメディア文書通信装置を提供するこ
とにある。また、他の目的は、システムの設計者やユー
ザの手を借りることなく、自動的に先読みのシーンを決
定できるハイパーメディア文書通信装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、関連して出力される複数のシーンの集合
体で構成されたハイパー文書を蓄積するハイパー文書サ
ーバと、該ハイパー文書サーバから読み出されたシーン
を表示するハイパー文書表示端末とを備えたハイパーメ
ディア文書通信装置において、前記ハイパー文書のリン
クの使用頻度を更新して記憶する使用頻度更新記憶手段
と、該使用頻度から求められたリンクの選択確率 i
と、表示要求されたシーンからの距離 e とから、該表
示要求されたシーンとの関連度 i を、下記の (1) 式か
求め、該関連度 i の高いシーンを、前記集合体を形
成している複数のシーンの中から選択するシーン選択手
段と、前記選択された関連度の高いシーンを、事前に、
前記ハイパー文書表示端末に転送する事前転送手段とを
具備したことを特徴とするハイパーメディア文書通信装
置。
【数2】
【0010】
【作用】この発明によれば、ユーザからハイパー文書の
表示要求があると、即座に、該表示要求されたシーン
と、該シーンとリンクで結ばれた各シーンとの間で、関
連度の計算がなされる。そして、自動的かつ統計的に、
関連度が高いシーンが選択され、ハイパー文書表示端末
に事前転送される。この結果、応答性の良好なハイパー
メディア文書通信装置を提供することができる。
【0011】また、ハイパー文書のリンクの使用頻度は
自動的に更新して記憶されるので、前記関連度が高いシ
ーンを求める処理を完全に自動化することができ、シス
テムの設計者やユーザの手を借りることなく、自動的に
先読みのシーンを決定できるハイパーメディア文書通信
装置を提供することができる。
【0012】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施例の構成の概要を示す
ブロック図である。図において、1はユーザによって操
作されることのできるハイパー文書表示端末、2はハイ
パー文書サーバである。ハイパー文書表示端末1はプレ
ーヤ(表示部等)1a、ボタン/リンク履歴更新部1b
およびエンコード/デコード通信部1cを有している。
また、ハイパー文書サーバ2は、通信部2a、事前転送
シーン判断部2bおよび磁気ディスク等からなる文書蓄
積部2cを有している。
【0013】まず、本発明の原理を説明する。図2はシ
ーンSのリンク構造の一例を示すものであり、シーンS
0は現在読み出されているシーンであり、(S1j)すな
わち、S11、S12、…、S1nは、それぞれ、リンクL1
1、L12、…、L1nで関係付けられた一次のシーンであ
る。また、(S2k)すなわち、S21、…、S2mは前記一
次のシーンS11、S12、…、S1nとリンクL21、L22、
…、L2mで関係付けられた二次のシーン、(Sij)はi
次のシーンである。なお、本発明の前提として、前記リ
ンクあるいはディスクリプタ(図9参照)と呼ばれる管
理フィールドに、該リンクが過去に何回選択されたかを
表す履歴情報Kijが保持されているものとする。
【0014】そこで、本発明は、まず現在読み出されて
いるシーンS0に対して、リンクL1j(j=1〜n)が
実際に選択された回数をK1jとした時、一次のシーンS
1jが選択される確率P1jを次の式から求める。
【0015】
【数2】 次に、前記シーンS0から前記一次のシーンS11、S1
2、…、S1nまでの距離、該シーンS0から前記二次の
シーンS21、…、S2mまでの距離を定義する。例えば、
シーンS0から一次のシーンS11、S12、…、S1nまで
の距離を「1」、シーンS0から二次のシーンS21、
…、S2mまでの距離を「2」、シーンS0からi次のシ
ーンSij距離を「i」と定義する。すなわち、シーンS
0からシーンSijに至るリンク数を、そのシーンまでの
距離Le と定義する。
【0016】上記のようにして、確率P1jと距離Le を
求めた所で、一次のシーン(S1j)の各々、二次のシー
ン(S2j)の各々、…、i次のシーン(Sij)の各々が
事前転送すべきシーンであるか否かを判断するための関
連度値Vijを下式により求める。
【0017】
【数3】 ここで、上記の式の右辺のПPijは、Pi1×Pi2×…×
Pijを意味し、exp(−Le /a)は、シーンS0に
対して遠距離にあるもの程S0との関連が薄いため、関
連度を低くするための係数である。実際には、前記のV
ijの計算を、シーンS0に対する距離が小さいシーンか
ら順次行う。そして、Vijが予め定められたしきい値V
thより大きい場合、これを事前転送候補シーンと決定す
る。
【0018】以上の関連度値Vijを、シーンS0に接続
された一次、二次、…、i次のシーンに対して求め、該
関連度値Vijと前記しきい値Vthとを比較し、該しきい
値Vthより大きい関連度値Vijをもつシーンを、事前転
送候補シーンと判断するようにしたのが本発明の原理で
ある。例えば、図3に示したシーンSijの関連度値Vij
を求めると、S0からSijまでの距離Le を3とする
と、該関連度値Vijは下記のようになる。 Vij=P1×P2×P3×exp(−3/a) なお、実際には、事前転送候補にならないシーンとリン
クで結合された下位のシーンの関連度値Vijは必ず前記
しきい値Vthより小さくなるので、これらのシーンに対
する関連度値Vijの計算は省略することができる。ま
た、シーンS0からシーンSijに対して複数のパスがあ
る場合には、距離の短い方の計算を先にする。また、パ
スにループが生じた場合には、そこで計算を打ち切る。
【0019】次に、前記事前転送候補を決定する事前転
送シーン判断部2b(図1参照)の動作を、図4、図5
のフローチャートを参照して詳細に説明する。なお、必
要に応じて図2を参照することにする。まず、ステップ
S1ではプレイの要求のあったシーンをS0とする。ス
テップS2では、シーンS0からリンクが張られている
各シーンS1jを計算対象シーンリストSLに登録する。
ステップS3では、ステップS2で登録されたシーンの
個数をJとする。ステップS4では、このシーンの個数
が0であるか否かが判断され、この判断が肯定の時には
処理を終了する。一方、この判断が否定の時には、ステ
ップS5に進んで、前記距離Leを「1」と置く。ステ
ップS6では、前記シーンS0から、計算対象シーンリ
ストSL内の各シーンへのリンクの選択確率P1jを計算
する。この計算は、前記(2) 式により行われる。
【0020】次に、ステップS7にてj=1と置かれ、
ステップS8で、前記計算対象シーンリストSL内のシ
ーンS11に対して、関連度値V11が前記(3) 式にて計算
される。ステップS9では、求められた関連度値V11が
予め設定されたしきい値Vth以上であるか否かの判断が
なされる。この判断が肯定の場合にはステップS10に
進んで、シーンS11を事前転送候補シーンリストXLに
登録する。ステップS11に進むと、シーンS11からリ
ンクの張られている各シーンS2kを、次回の計算対象シ
ーンリストNSLに登録する。そして、ステップS12
に進み、jが1だけインクリメントされる。なお、前記
ステップS9の判断が否定の時には、ステップS12に
進み、シーンS11を事前転送候補シーンリストXLに登
録しないようにする。
【0021】ステップS13では、jが前記登録個数J
より大きくなったか否かの判断がなされ、この判断が否
定の時には、ステップS8に戻って、次のシーンS12に
対して関連度値V12を計算する。以下、前記と同様の動
作を繰返し、シーンS1Jの処理が終了し、ステップS1
3の判断が肯定になると、図5のステップS14に進
む。以上の処理により、一次のシーンS1jに対する処理
が終了したことになる。
【0022】次に、ステップS14では、前記ステップ
S11で登録された次回計算対象シーンリストNSLの
シーンS2kの個数Kが求められる。ステップS15で
は、K=0が成立するか否かの判断がなされ、この判断
が肯定の時には、処理を終了する。一方、否定の時に
は、ステップS16に進み、前記距離Le=2と置かれ
る。ステップS17では、前記シーンS1jから、シーン
S2kへのリンクの選択確率が前記(2) 式により求められ
る。ステップS18では、k=1と置かれ、ステップS
19で、シーンS21に対して、前記(3) 式により関連度
値V21が求められる。
【0023】そして、ステップS20にて、該関連度値
V21が前記しきい値Vth以上であるか否かの判断がなさ
れる。この判断が肯定の時には、ステップS21に進ん
で、シーンS21を事前転送候補リストXLに登録する。
次いでステップS22に進み、シーンS21からリンクの
張られている各シーンS3mを次回の計算対象シーンリス
トNSLに登録する。ステップS23に進むと、kが1
インクリメントされる。なお、前記ステップS20の判
断が否定の時には、ステップS21、S22の処理は省
略し、ステップS23に進む。
【0024】以下、前記ステップS19〜S23の処理
が、ステップS24の判断が肯定になるまで、続行され
る。このステップS24の判断が肯定になると、二次の
シーンS2kに対する処理が終了したことになる。次に、
ステップS25において、前記ステップS22で登録さ
れたシーンS3mの登録数Mが求められ、ステップS26
でM=0であれば、処理を終了する。一方、M=0でな
ければ、処理を続行する。前記の一連の処理は、次回の
計算対象シーンリストNSLに登録されるシーンの数が
0個になるまで続けても良いし、予め何次のシーンまで
処理すると決めておいて、そのシーンまで処理が進んだ
ら一連の処理を強制的に終了するようにしても良い。ま
た、前記しきい値を適当に選択することにより、事前転
送候補シーンの数を調整することができることは勿論で
ある。
【0025】以上の動作により、プレイ要求のあったシ
ーンS0からリンクを張られている一次、二次、…のシ
ーンであって、関連度値Vijがしきい値Vth以上のシー
ンを自動的に、かつ精度良く選択することができる。ま
た、シーンS0に関連度の高い一次、二次、…のシーン
を、ハイパー文書サーバ2からハイパー文書表示端末1
(図7参照)に事前転送することができるので、ハイパ
ー文書表示端末1のメモリの使用効率を高めることがで
きると共に、ユーザがボタン操作をして関連するシーン
をアクセスした場合、その呼び出し速度を向上すること
ができる。
【0026】図6は、前記図4、図5のフローチャート
に従って、具体的に事前転送シーンの候補を求めた一例
である。この例では、前記しきい値Vthは、0.11と
設定されている。また、図示されているように、プレイ
要求のあった基準シーン1に3個のボタン11、12、
13があり、それぞれのリンクの使用頻度が30回、2
0回、10回となっている。この時、一次のシーン11
に対する選択確率は30/60となり、a=2とした時
の距離による減衰係数は0.61(=exp(−1/
2))となり、関連度値は0.31(=選択係数×減衰
係数)となる。この関連度値はしきい値0.11より大
きいから事前転送候補のシーンとなる。一方、シーン1
3の関連度値は0.10となり、前記しきい値0.11
より小さいから、事前転送候補のシーンとならない。
【0027】同様の処理が事前転送候補のシーン11、
12とリンクで接続された二次のシーン21、22、2
3に対しても行われ、関連度値が前記しきい値Vthを越
えたシーン22と23が事前転送候補のシーンとなる。
以上の説明から明らかなように、図6の例では、シーン
11、12、22および23が事前転送候補のシーンと
なり、ハイパー文書サーバ2からハイパー文書表示端末
1へ事前転送されることになる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、統計的に、関連度が高いシーンを選択するこ
とができるので、その選択の精度が良好であるという効
果がある。また、精度良く選択されたシーンをハイパー
文書表示端末に事前転送することができるので、応答性
の良好なハイパーメディア文書通信装置を提供すること
ができる。
【0029】また、ハイパー文書のリンクの使用頻度は
自動的に更新して記憶されるので、前記関連度が高いシ
ーンを求める処理を完全に自動化することができ、シス
テムの設計者やユーザの手を借りることなく、自動的に
先読みのシーンを決定できるハイパーメディア文書通信
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のハイパーメディア文書通信装置の概
略の構成を示すシステムブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例のシーン関連度値を求める
処理の説明図である。
【図3】 図2の一部を取り出した図である。
【図4】 本発明の一実施例の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図5】 図4の続きのフローチャートである。
【図6】 本発明の一具体例を説明する図である。
【図7】 従来のハイパーメディア文書通信装置の概念
図である。
【図8】 ハイパーメディア文書のリンク構造の説明図
である。
【図9】 ハイパーメディア文書の概念図である。
【符号の説明】
1…ハイパー文書表示端末、2…ハイパー文書サーバ、
3…通信回線、1a…プレーヤ部、1b…表示部、1c
…ボタン/リンク履歴更新部、1d…エンコード/デコ
ード通信部、2a…通信部、2b…事前転送シーン判断
部、2c…文書蓄積部2c。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 G06F 13/00 G06F 17/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 関連して出力される複数のシーンの集合
    体で構成されたハイパー文書を蓄積するハイパー文書サ
    ーバと、該ハイパー文書サーバから読み出されたシーン
    を表示するハイパー文書表示端末とを備えたハイパーメ
    ディア文書通信装置において、 前記ハイパー文書のリンクの使用頻度を更新して記憶す
    る使用頻度更新記憶手段と、 該使用頻度から求められたリンクの選択確率 iと、表
    示要求されたシーンからの距離 e とから、該表示要求
    されたシーンとの関連度 i を、下記の (1) 式から
    め、該関連度 i の高いシーンを、前記集合体を形成し
    ている複数のシーンの中から選択するシーン選択手段
    と、 前記選択された関連度の高いシーンを、事前に、前記ハ
    イパー文書表示端末に転送する事前転送手段とを具備し
    たことを特徴とするハイパーメディア文書通信装置。 【数1】
  2. 【請求項2】 請求項1のハイパーメディア文書通信装
    置において、予め定められた大きさのしきい値を有し、
    前記関連度Vi が該しきい値を越えるとき、事前転送シ
    ーンとして選択するようにしたことを特徴とするハイパ
    ーメディア文書通信装置。
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