JP3486233B2 - 走査光学系 - Google Patents

走査光学系

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JP3486233B2
JP3486233B2 JP22656194A JP22656194A JP3486233B2 JP 3486233 B2 JP3486233 B2 JP 3486233B2 JP 22656194 A JP22656194 A JP 22656194A JP 22656194 A JP22656194 A JP 22656194A JP 3486233 B2 JP3486233 B2 JP 3486233B2
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哲也 中村
悟 立原
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ペンタックス株式会社
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/22Telecentric objectives or lens systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/04Reversed telephoto objectives

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、光走査システムに使用される走
査光学系に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】半導体レーザは、モード
ホッピング等により発振波長が変化するという性質があ
る。このため光走査システムの光源として半導体レーザ
を使用する場合には、その波長の変化を考慮して、光学
系の色収差の補正を要する場合がある。例えば、高分子
液晶セルに直接レーザ光により描画する場合のように、
特に高精細の描画が要求される場合には、この波長変化
が問題となる。
【0003】一方、高精細を達成するためには、光学系
によって作られる結像スポットの径を小さくする必要が
あり、そのためには光学系のFナンバーを小さくしなけ
ればならない。また、描画面が光軸方向に前後する場合
や描画面の平坦性が悪い場合において、軸外光によって
作られる結像スポットの位置がずれないテレセントリッ
ク性も近年要求されてきている。
【0004】すなわち、半導体レーザを使用して高精細
描画を達成しようとすると、Fナンバーを小さくすると
ともに、色収差の補正も考慮しなければならない。これ
に、テレセントリック性を考慮すると、設計上の困難さ
が倍加する。
【0005】従来、このような色収差の補正されたfθ
レンズ系に関し、いくつかの出願がなされている。例え
ば、特開昭56−125309号では632.8nmと
1064nmの2波長について色収差の補正されたfθ
レンズ系が、また特開平5−80251号では780n
mから890nmの波長範囲で色収差の補正されたfθ
レンズ系が開示されている。
【0006】しかし、前者は、レンズ構成枚数が7枚と
多いにもかかわらず、Fナンバーが12程度と大きく、
また色収差を補正するために、一部のレンズに超低分散
性の硝材を用いており、高価なものになっている。一
方、後者は、Fナンバーが6と小さく、高価な硝材も用
いていないが、レンズ構成枚数が8枚と多く、また走査
角度が±14度程度である。
【0007】また、単にFナンバーの小さいfθレンズ
系については、特開昭60−123815号、特開平2
−93511号などで、Fナンバー5.5ないし8程
度、構成枚数5枚ないし6枚のレンズ系が開示されてい
るが、いずれも色収差に関しては考慮がなされておら
ず、発振波長の安定したガスレーザには使用できても、
半導体レーザには適さない。
【0008】
【発明の目的】本発明は、少ない構成枚数で、すなわち
安いコストで、Fナンバーが小さく、かつ広い走査角度
を有する、色収差の少ないテレセントリックなfθレン
ズ系を提供することを目的とする。
【0009】
【発明の概要】本発明の走査光学系は、1枚の負レンズ
と1枚の正レンズからなり、全体として負のパワーを持
つ第1レンズ群と;1枚の負レンズと2枚の正レンズか
らなり、全体として正のパワーを持つ第2レンズ群と;
からなり、以下の条件式(1)及び(2)を満足する
とを特徴としている。(1)ν nI <40、ν pI >40 (2)ν nII <35、ν pII >40 但し、 ν nI :第1レンズ群中の負レンズのアッベ数、 ν pI :第1レンズ群中の正レンズのアッベ数、 ν nII :第2レンズ群中の負レンズのアッベ数、 ν pII :第2レンズ群中の正レンズのアッベ数の平均
値、 である。
【0010】
【0011】本発明の走査光学系は、さらに、次の条件
式(3)から(5)を満足することが好ましい。 (3)−4.50<fI /f<−1.20 (4)0.60<fII/f<1.45 (5)0.40<HH/f<1.75 但し、fI :第1レンズ群の焦点距離、fII:第2レン
ズ群の焦点距離、f:レンズ全系の焦点距離、HH:第
1レンズ群と第2レンズ群の主点間隔、である。
【0012】本発明の走査光学系は、さらに次の条件式
(6)、(7)及び(8)を満足することが好ましい。 (6)−1.00<R11/L<−0.45 (7)0.70<R42/R51<1.40 (8)npII >1.65 但し、R11:第1レンズの光源側の面の曲率半径、L:
入射瞳から第1レンズまでの距離、R42:第4レンズの
像側の面の曲率半径、R51:第5レンズの光源側の面の
曲率半径、npII :第2レンズ群中の正レンズの屈折率
の平均値、である。
【0013】
【発明の実施例】本発明の走査光学系(fθレンズ系)
において、第1レンズ群は、1枚の負レンズと1枚の正
レンズからなり、全体として負のパワーを持つレンズ群
で構成されている。第1レンズ群に負のパワーを持たせ
ることは、正のパワーを持つ第2レンズへの光束の入射
高さを高くし、レンズ全体に大きな負の歪曲収差を与
え、fθ性を達成するのに有効である。また、ペッツバ
ール和の増大を打ち消すように作用し、像面湾曲を補正
している。更に、色収差、特に倍率色収差を補正するた
め、各レンズ群内で色収差の補正が行われるようにレン
ズ構成を配慮している。そのために、各群において最低
1枚ずつの正レンズ、負レンズが必要となるが、できる
限り低コストで本願の目的を達成するために、この第1
レンズ群は、1枚の負レンズと1枚の正レンズから構成
されている。
【0014】第2レンズ群は、1枚の負レンズと、2枚
の正レンズからなり、全体として、正のパワーを持つレ
ンズ群で構成されている。全体として正のパワーを持つ
本レンズ系では、その正のパワーを第2レンズ群で受け
持っている。Fナンバーを7程度と小さくするために
は、球面収差、コマ収差を十分に補正する必要があるた
め、正レンズが2枚以上必要である。また、低コストで
実現するために、この第2レンズ群は、1枚の負レンズ
と2枚の正レンズで構成されている。
【0015】色収差を高度に補正するためには、条件式
(1)及び(2)を満足させるのがよい。前述のレンズ
構成をとり、これらの条件を満足することにより、色収
差及び他の諸収差の高度な補正が可能となる。条件式
(1)を外れると、第1レンズ群内での高度な色収差の
補正が困難となり、条件式(2)を外れると、第2レン
ズ群内での高度な色収差の補正が困難となり、レンズ系
全体での色収差の補正レベルが低下し、画質の劣化を招
く。
【0016】条件式(3)は、第1レンズ群のパワーに
関する。本発明の走査光学系はレンズ系全体では、正の
パワーを持つため球面収差はアンダーになりがちである
が、第1レンズ群に負のパワーを与えることにより、オ
ーバーの球面収差を発生させ、レンズ全系での収差のバ
ランスを取ることができる。条件式(3)の下限を越え
るとパワーが弱くなりすぎて、以上の効果が発揮されな
い。また、上限を越えると、パワーが強くなりすぎて、
高次の収差が発生する。特に、高次の球面収差により波
面収差のRMS値が大きくなってしまう欠点、及び高次
の非点収差により像面全体での結像性能のバランスが取
れなくなる欠点が生じ、好ましくない。
【0017】条件式(4)は、第2レンズ群のパワーに
関する。第2レンズ群は、正のパワーを持ち、レンズ系
全体を正のレンズ系としている。条件式(4)の下限を
越えると、パワーが強くなりすぎて、球面収差がアンダ
ーになりすぎるとともに、非点収差が増大し、像面全体
での結像性能のバランスを取ることが困難になる。ま
た、上限を越えると、パワーが弱くなりすぎて、fθ性
を得るのに必要な負の歪曲収差が十分に生じず、fθレ
ンズとしての基本的仕様を満たすことができない。
【0018】条件式(5)は、第1レンズと第2レンズ
群の主点間隔に関する。fθ性を実現するための適切な
歪曲収差量をレンズ系に付与するためには、この主点間
隔が適切な範囲内にある必要がある。下限を越えると、
第2レンズ群での軸外光線の高さが低くなり過ぎ、その
結果、負の歪曲収差の発生量が小さ過ぎて、必要なfθ
性を実現できない。逆に、上限を越えると、第2レンズ
群での軸外光線の高さが高くなりすぎ、負の歪曲収差が
大きくなりすぎて、好ましくない。
【0019】条件式(6)は、第1レンズ群の光源側の
面の曲率半径R11と、入射瞳から第1レンズの第1面ま
での距離Lとの比率に関する。レンズ全系において高次
の収差成分が残らないようにするためには、第1レンズ
で発生する高次の収差を補正しておくことが望ましい。
条件式(6)を満足することによって、第1レンズで発
生する収差を第1面、第2面の両面で適切に分担するこ
とができる。条件式(6)の上限、下限を越えても、ど
ちらか1面に収差の発生が偏り、高次の収差成分が残留
してしまう。
【0020】条件式(7)は、第4レンズの像側の面の
曲率半径R42と第5レンズの光源側の面の曲率半径R51
との比率に関する。第4レンズと第5レンズが貼り合わ
せでない場合、第4レンズの像側の面での屈折角が大き
くなり、高次の収差が発生する。高次の収差成分が残ら
ないようにするためには、第4レンズの像側の面で発生
した収差を第5レンズの光源側の面ですぐに補正する必
要がある。条件式(7)を満たすことによって、第4レ
ンズの像側の面で発生した収差を第5レンズの光源側の
面で補正することができる。条件式(7)の上限、下限
のいずれを越えても、どちらか1面に収差の発生が偏
り、高次の収差成分が残留してしまう。この高次収差の
残留成分をより少なくし、結像性能をよりあげるには、
さらに、0.80<R42/R51<1.20とすることが
好ましい。なお、この両面では、高次収差の発生量が大
きいため、製造誤差による収差の変化感度が大きい。製
造上の安定性を求める場合には、この2面を貼り合わせ
とすることが望ましい。
【0021】条件式(8)は、第2レンズ群中の正レン
ズの屈折率の平均値に関する。像面全体にわたって、良
好で均一な結像性能を保つためには、像面湾曲と非点収
差を高度に補正する必要がある。レンズ全系でのペッツ
バール和を小さく保ち、像面湾曲を高度に補正するため
には、前記正レンズの屈折率を全体として高く設定する
ことが必要である。条件式(8)を外れると、ペッツバ
ール和を小さくできないか、あるいは、ペッツバール和
を小さくする他の手段として、各レンズのパワー、特に
第1レンズ群中の負レンズのパワーを強くする必要が生
じるが、そうすると色収差がオーバーとなり、また、球
面収差、非点収差の高次成分が発生して、良好で小さい
結像スポットが得られなくなる。
【0022】次に具体的な数値実施例を示す。次の実施
例1ないし6では、その第1レンズ群I はいずれも、光
源側から負レンズ(第1レンズ)11と正レンズ(第2
レンズ)12からなっている。第2レンズ群IIは、実施
例1と2では、正レンズ(第3レンズ)21、負レンズ
(第4レンズ)22及び正レンズ(第5レンズ)23か
らなり、実施例3ないし6では、正レンズ(第3レン
ズ)21、正レンズ(第4レンズ)24及び負レンズ
(第5レンズ)25からなっている。Eは入射瞳を示
す。
【0023】[実施例1]図1は、本発明の第1の実施
例のレンズ構成図である。貼り合わせレンズは含まれて
いない。このレンズ系の具体的数値データを表1に示
し、諸収差を図2に示す。諸収差図中、SAは球面収
差、SCは正弦条件、785nm、770nm、800nm
は、それぞれの波長における、球面収差によって示され
る色収差と倍率色収差、Sはサジタル、Mはメリディオ
ナルを示している。
【0024】表および図面中、FNO はF ナンバー、f は
焦点距離、ωは半画角、fBはバックフォーカス、Rはレ
ンズ各面の曲率半径、Dはレンズ厚もしくはレンズ間
隔、N(785)は785nm の波長の光に対する屈折率、Ndはd
線に対する屈折率、νd はd線に対するアッベ数を示
す。
【0025】
【表1】FNO=1:7.0 f=90.35 ω=14.0 ゜ fB=93.40 入射瞳位置;第1レンズの第1面の前方45.00 面 No. R D N(785) Nd νd 1 -36.023 4.20 1.62779 1.63980 34.5 2 335.217 4.64 - - - 3 -208.515 20.00 1.77575 1.78650 50.0 4 -54.089 0.20 - - - 5 88.862 11.77 1.71991 1.72916 54.7 6 -229.815 17.75 - - - 7 576.360 6.00 1.82448 1.84666 23.8 8 54.667 3.31 - - - 9 64.481 11.26 1.74506 1.75500 52.3 10 -686.945 - - - -
【0026】[実施例2]図3は、本発明の走査光学系
の実施例2のレンズ構成図である。第2レンズ群II中の
第4レンズ22と第5レンズ23は貼り合わせレンズで
ある。このレンズ系の具体的数値データを表2に示し、
その諸収差を図4に示す。
【0027】
【表2】FNO=1:7.0 f=90.13 ω=14.0 ゜ fB=97.76 入射瞳位置;第1レンズの第1面の前方45.00 面 No. R D N(785) Nd νd 1 -35.727 4.20 1.62779 1.63980 34.5 2 -2831.999 5.78 - - - 3 -137.955 20.00 1.77575 1.78650 50.0 4 -55.348 0.20 - - - 5 152.221 10.47 1.71991 1.72916 54.7 6 -152.221 10.53 - - - 7 149.718 6.20 1.78532 1.80518 25.4 8 44.966 19.05 1.71991 1.72916 54.7 9 241.090 - - - -
【0028】[実施例3]図5は、本発明の走査光学系
の実施例3のレンズ構成図である。第2レンズ群II中の
第4レンズ24と第5レンズ25は貼り合わせレンズで
ある。このレンズ系の具体的数値データを表3に示し、
その諸収差を図6に示す。
【0029】
【表3】FNO=1:7.0 f=90.07 ω=14.0 ゜ fB=90.72 入射瞳位置;第1レンズの第1面の前方49.72 面 No. R D N(785) Nd νd 1 -33.011 4.30 1.62779 1.63980 34.5 2 -386.497 4.13 - - - 3 -118.335 19.61 1.77575 1.78650 50.0 4 -53.702 0.20 - - - 5 228.768 11.32 1.71991 1.72916 54.7 6 -104.891 14.35 - - - 7 116.926 20.00 1.71991 1.72916 54.7 8 -83.766 6.10 1.82448 1.84666 23.8 9 173.815 - - - -
【0030】[実施例4]図7は、本発明の走査光学系
の実施例4のレンズ構成図である。貼合せレンズは含ま
れていない。この実施例の具体的数値データを表4に示
し、その諸収差を図8に示す。
【0031】
【表4】FNO=1:7.0 f=90.20 ω=14.0 ゜ fB=99.36 入射瞳位置;第1レンズの第1面の前方50.70 面 No. R D N(785) Nd νd 1 -30.775 4.40 1.62779 1.63980 34.5 2 -616.636 4.02 - - - 3 -145.465 14.29 1.77575 1.78650 50.0 4 -48.919 0.20 - - - 5 292.076 20.00 1.71991 1.72916 54.7 6 -93.966 0.20 - - - 7 111.819 11.92 1.71991 1.72916 54.7 8 -136.863 2.50 - - - 9 -125.642 6.20 1.82448 1.84666 23.8 10 155.176 - - - -
【0032】[実施例5]図9は、本発明の走査光学系
の実施例5のレンズ構成図である。第2レンズ群II中の
第4レンズ24と第5レンズ25は貼り合わせレンズで
ある。このレンズ系の具体的数値データを表5に示し、
その諸収差を図10に示す。
【0033】
【表5】FNO=1:7.0 f=90.04 ω=14.0 ゜ fB=96.41 入射瞳位置;第1レンズの第1面の前方46.07 面 No. R D N(785) Nd νd 1 -33.156 4.20 1.60563 1.61659 36.6 2 323.282 4.55 - - - 3 -126.739 8.55 1.76185 1.77250 49.6 4 -48.269 7.09 - - - 5 246.218 25.00 1.73292 1.74400 44.8 6 -73.663 0.20 - - - 7 83.158 17.14 1.66944 1.67790 55.3 8 -71.625 6.20 1.74382 1.76182 26.6 9 86.712 - - - -
【0034】[実施例6]図11は、本発明の走査光学
系の実施例6のレンズ構成図である。第2レンズ群II中
の第4レンズ24と第5レンズ25は貼り合わせレンズ
である。このレンズ系の具体的数値データを表6に示
し、その諸収差を図12に示す。
【0035】
【表6】FNO=1:7.0 f=90.56 ω=14.0 ゜ fB=98.35 入射瞳位置;第1レンズの第1面の前方45.00 面 No. R D N(785) Nd νd 1 -33.649 4.40 1.61450 1.62588 35.7 2 476.429 4.22 - - - 3 -127.295 8.18 1.77397 1.78590 44.2 4 -47.833 14.62 - - - 5 288.735 18.45 1.73292 1.74400 44.8 6 -77.306 0.20 - - - 7 83.276 16.90 1.68225 1.69100 54.8 8 -75.000 6.20 1.76561 1.78472 25.7 9 90.653 - - - -
【0036】次に、実施例1ないし6の各条件式に対応
する値を表7に示す。
【表7】 条件式(1) 条件式(1) 条件式(2) 条件式(2) 条件式(3) νnI νpI νnII νpIII /f 実施例1 34.5 50.0 23.8 53.5 -3.15 実施例2 34.5 50.0 25.4 54.7 -2.79 実施例3 34.5 50.0 23.8 54.7 -2.45 実施例4 34.5 50.0 23.8 54.7 -2.66 実施例5 36.6 49.6 26.6 50.1 -1.58 実施例6 35.7 44.2 25.7 49.8 -1.78 条件式(4) 条件式(5) 条件式(6) 条件式(7) 条件式(8) fII/f HH/f R11/L R42/R51pII 実施例1 1.08 1.32 -0.80 0.85 1.73 実施例2 1.04 1.16 -0.79 1.00 1.72 実施例3 0.98 0.95 -0.66 1.00 1.72 実施例4 0.98 0.91 -0.61 1.00 1.72 実施例5 0.82 0.53 -0.72 1.09 1.70 実施例6 0.86 0.60 -0.75 1.00 1.71
【0037】表7から明かなように、実施例1ないし実
施例6の数値は、いずれも条件式(1)ないし(8)を
満足している。また、本発明の走査光学系は、諸収差図
に示すように、色収差が補正され、他の収差も比較的よ
く補正されている。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、少ない構成枚数で、F
ナンバーが小さく、かつ広い走査角度を有する、色収差
の少ない走査光学系が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による走査光学系の第1の実施例を示す
レンズ構成図である。
【図2】図1のレンズ系の諸収差図である。
【図3】本発明による走査光学系の第2の実施例を示す
レンズ構成図である。
【図4】図3のレンズ系の諸収差図である。
【図5】本発明による走査光学系の第3の実施例を示す
レンズ構成図である。
【図6】図5のレンズ系の諸収差図である。
【図7】本発明による走査光学系の第4の実施例を示す
レンズ構成図である。
【図8】図7のレンズ系の諸収差図である。
【図9】本発明による走査光学系の第5の実施例を示す
レンズ構成図である。
【図10】図9のレンズ系の諸収差図である。
【図11】本発明による走査光学系の第6の実施例を示
すレンズ構成図である。
【図12】図11のレンズ系の諸収差図である。
【符号の説明】
I 第1レンズ群 II 第2レンズ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 13/00 G02B 26/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の負レンズと1枚の正レンズからな
    り、全体として負のパワーを持つ第1レンズ群と; 1枚の負レンズと2枚の正レンズからなり、全体として
    正のパワーを持つ第2レンズ群と;からなり、以下の条件式(1)及び(2)を満足する ことを特徴と
    する走査光学系。(1)ν nI <40、ν pI >40 (2)ν nII <35、ν pII >40 但し、 ν nI :第1レンズ群中の負レンズのアッベ数、 ν pI :第1レンズ群中の正レンズのアッベ数、 ν nII :第2レンズ群中の負レンズのアッベ数、 ν pII :第2レンズ群中の正レンズのアッベ数の平均
    値。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の走査光学系において、
    らに、以下の条件式(3)、(4)及び(5)を満足す
    る走査光学系。 (3)−4.50<f /f<−1.20 (4)0.60<fII/f<1.45 (5)0.40<HH/f<1.75但し、 f:第1レンズ群の焦点距離、 fII:第2レンズ群の焦点距離、 f:レンズ全系の焦点距離、 HH:第1レンズ群と第2レンズ群の主点間隔。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の走査光学系において、
    らに以下の条件式(6)、(7)及び(8)を満足する
    走査光学系。 (6)−1.00<R11/L<−0.45 (7)0.70<R42/R51<1.40 (8)npII>1.65 但し、 R11:第1レンズの光源側の面の曲率半径、 L:入射瞳から第1レンズまでの距離、 R42:第4レンズの像側の面の曲率半径、 R51:第5レンズの光源側の面の曲率半径、 npII:第2レンズ群中の正レンズの屈折率の平均
    値。
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