JP3485708B2 - 分版用データ処理装置及び方法と製版処理装置及び方法 - Google Patents

分版用データ処理装置及び方法と製版処理装置及び方法

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JP3485708B2
JP3485708B2 JP01286996A JP1286996A JP3485708B2 JP 3485708 B2 JP3485708 B2 JP 3485708B2 JP 01286996 A JP01286996 A JP 01286996A JP 1286996 A JP1286996 A JP 1286996A JP 3485708 B2 JP3485708 B2 JP 3485708B2
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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  • Color, Gradation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば製版機(プ
リンタ、ワープロ、専用製版機など)により孔版原紙
(以下、マスタという)に製版を行う際の分版用データ
処理装置及び方法と製版処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば孔版印刷による多色の印刷を行う
場合、オペレータがパソコンなどの処理装置を操作して
画像データ(例えば線画、イラスト、イメージなどの図
形)をスキャナの読み取りや画面上で作成し、この画像
データを画面上に表示させた状態で、キーボードやマウ
スなどの入力装置をさらに操作して画像データを各色毎
に分離して分版処理し、色の数と同数の製版処理を行な
ってマスタ版を制作することが一般的に考えられる。
【0003】例えば図19(a)に示すように、印刷の
原画となる画像データが7色(黄色、灰色、黄緑色、青
色、水色、緑色、茶色)で形成される場合を例にとって
説明する。まず、オペレータは、入力装置を操作して印
刷の元になる画像データを読み出して画面上に表示させ
る。次に、画像データを表示させた状態で入力装置を操
作し、単一の色の図形のみを残して他の色の図形を消去
する作業を各色毎に行う。これにより、画像データが7
つの図形に色分けされ分版処理される(同図(b)〜
(h)参照)。この分版処理後、各色毎に色分けされた
7つの図形を個々にマスタに製版処理を施して色の数と
同数のマスタ版を制作する。
【0004】そして、上記のように制作された7つの各
マスタ版に対し、指定された色のインクを載せ、順次前
の印刷に次のマスタ版を合わせながら色の数だけマスタ
版の交換を繰り返して印刷処理を行う。
【0005】ここで、色の数と同数のマスタ版を制作す
るのは、仮に、色の数より少数のマスタ版にすると、同
一版に異色のインクが存在し、その異色のインク同志が
接触又は接近した場合、印刷時の押圧によりインクが混
合されるのを防ぐためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た処理方法では、多色の印刷において色数が増すと、こ
れに伴ってマスタ版の版数、印刷回数、位置合わせも増
えて作業が繁雑となり、オペレータにかかる負担が大き
く、分版処理から印刷処理までの一連の処理時間も長く
なるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであり、マスタの版数を必要最小限に減少さ
せて繁雑な作業及びオペレータにかかる負担を大幅に軽
減でき、全体の処理時間の短縮を図ることができる分版
用データ処理装置及び方法と製版処理装置及び方法を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る請求項1の分版用データ処理装置は、
画像領域内に異なる色の図形が複数形成された画像デー
タを分版処理するための分版処理モードによる分版処理
時に前記画像データにおける各図形の輪郭を前記画像領
域の走査により抽出する輪郭抽出手段8と、該輪郭抽出
手段によって抽出された各図形毎に、当該図形の周囲に
接触又は接近して異なる色の図形が有るか否かを検出す
る接触・接近検出手段9と、該接触・接近検出手段の検
出によって得られるデータに基づいて相互に接触又は接
近していない色の図形同志を1つのグループとしてグル
ープ分けし、これらのグループから全ての色の図形を網
羅するグループ同志を組合わせるグループ化制御手段1
0とを備えたことを特徴としている。
【0009】請求項2の分版用データ処理方法は、画像
領域内に異なる色の図形が複数形成された画像データを
分版処理するための分版処理モードによる分版処理時に
前記画像データにおける各図形の輪郭を前記画像領域の
走査により抽出するステップと、抽出された各図形毎
に、当該図形の周囲に接触又は接近して異なる色の図形
が有るか否かを検出するステップと、この検出結果に基
づいて相互に接触又は接近していない色の図形同志を1
つのグループとしてグループ分けするステップと、これ
らのグループから全ての色の図形を網羅するグループ同
志を組合わせるステップとを含むことを特徴としてい
る。
【0010】請求項3の製版処理装置は、画像領域内に
異なる色の図形が複数形成された画像データを分版処理
するための分版処理モードと該分版処理モードによる分
版処理時に得られるデータに基づいて製版処理するため
の製版処理モードの何れかを選択する選択手段4と、該
選択手段で選択された分版処理モードによる分版処理時
に前記画像データにおける各図形の輪郭を前記画像領域
の走査により抽出する輪郭抽出手段8と、該輪郭抽出手
段によって抽出された各図形毎に、当該図形の周囲に接
触又は接近して異なる色の図形が有るか否かを検出する
接触・接近検出手段9と、該接触・接近検出手段の検出
によって得られるデータに基づいて相互に接触又は接近
していない色の図形同志を1つのグループとしてグルー
プ分けし、これらのグループから全ての色の図形を網羅
するグループ同志を組合わせるグループ化制御手段10
と、前記選択手段で選択された製版処理モードによる製
版処理時に前記グループ化制御手段における1つのグル
ープ同志の組合わせについて各グループ別に製版する製
版手段3とを備えたことを特徴としている。
【0011】請求項4の製版処理方法は、画像領域内に
異なる色の図形が複数形成された画像データを分版処理
するための分版処理モードを選択するステップと、該分
版処理モードによる分版処理時に前記画像データにおけ
る各図形の輪郭を前記画像領域の走査により抽出するス
テップと、抽出された各図形毎に、当該図形の周囲に接
触又は接近して異なる色の図形が有るか否かを検出する
ステップと、この検出結果に基づいて相互に接触又は接
近していない色の図形同志を1つのグループとしてグル
ープ分けするステップと、これらのグループから全ての
色の図形を網羅するグループ同志を組合わせるステップ
と、前記分版処理モードによる分版処理時のデータに基
づいて製版処理するための製版処理モードを選択したと
きに、前記組合わせにおける1つのグループ同志の組合
わせについて各グループ別に製版するステップとを含む
ことを特徴としている。
【0012】請求項3の製版処理装置において、グルー
プ化制御手段10は、全ての色の図形を網羅するグルー
プ同志の組合わせが複数有るときに、各組合わせにおけ
るグループ内での図形間の距離の最も短いもの同志の距
離を比較し、該距離が最も長いグループ同志の組合わせ
を選択する構成とされるのが好ましい。
【0013】請求項4の製版処理方法において、全ての
色の図形を網羅するグループ同志の組合わせが複数有る
ときには、各組合わせにおけるグループ内での図形間の
距離の最も短いもの同志の距離を比較し、該距離が最も
長いグループ同志の組合わせを選択する。
【0014】請求項3の製版処理装置において、輪郭抽
出手段8の輪郭抽出結果に基づいて図形数を判別すると
ともに、輪郭抽出された図形内の色データに基づいて画
像領域内の図形の色数を判別する判別手段11c,11
dを備えた構成としてもよい。
【0015】請求項4の製版処理方法において、輪郭抽
出結果に基づいて図形数を判別するとともに、輪郭抽出
された図形内の色データに基づいて画像領域内の図形の
色数を判別するようにしてもよい。
【0016】請求項3の製版処理装置において、画像領
域の走査による各画素の色データに基づいて地色の有無
を識別する地色識別手段8fを備えた構成としてもよ
い。
【0017】請求項4の製版処理方法において、画像領
域の走査による各図形の輪郭抽出時の各画素の色データ
に基づいて地色の有無を識別するようにしてもよい。
【0018】請求項9の製版処理装置において、製版手
段3は、前記地色識別手段により画像領域内に同一濃度
の色(白色を除く)による地色が有ると識別されたとき
に、図形の製版とは別に地色部分の製版を行う構成とし
てもよい。
【0019】請求項10の製版処理方法において、画像
領域内に同一濃度の色(白色を除く)による地色が有る
と識別されたときに、図形の製版とは別に地色部分の製
版を行うようにしてもよい。
【0020】本発明によれば、画像データに異なる色の
図形が複数存在する場合、異なる色の図形間の印刷位置
が一定の距離以上離れていれば、これらの異なる色の図
形を一まとめにして分版処理でき、これら異なる色によ
る複数の図形を1つの版内に製版してマスタ版の版数を
必要最小限まで減少させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の製版処理装置の全
体構成を示す図、図2は同製版処理装置のブロック図、
図3(a)〜(c)は同製版処理装置の分版処理前後の
画像データを示す図である。
【0022】なお、この実施の形態において、分版用デ
ータの元になる画像データとしては、図3(a)に示す
ように、画像領域の地色(背景色)が白色で、7色(
黄色、灰色、黄緑色、緑色、青色、水色、
茶色)の図形が画像領域内に形成されている場合を一例
としている。
【0023】図1に示すように、製版処理装置1は、パ
ソコンなどのコンピュータで構成される処理装置2と、
この処理装置2にケーブルを介して電気的に接続される
製版装置3とによって概略構成されている。
【0024】図2に示すように、処理装置2は、手動入
力部4、画像データファイル部5、表示部6、処理・制
御部7を備えている。
【0025】手動入力部4は、例えばキーボード、マウ
スなどによって構成され、手入力により処理・制御部7
に対する指示、選択を行っている。具体的には、分版処
理の対象となる画像データを画像データファイル部5か
ら読み出すための指示、読み出した画像データを自動的
に分版処理するための分版処理モードの選択、表示され
た画像データにおける図形の色指定、後述する領域図形
を書込む際の領域指定、製版装置3により製版処理する
ための製版処理モードの選択、製版時の版数指定などを
行なっている。
【0026】画像データファイル部5には、編集すべき
印刷の原画となる画像データが格納されている。この画
像データは、例えば線画、イラスト、イメージなどの図
形であり、手動入力部4の操作による画面上での作成や
不図示のスキャナ(イメージスキャナ、TVスキャナな
ど)の読み取りによって得られる。画像データは、R
(赤)G(緑)B(青)の各ビットの状態に応じて色の
濃度を示す色データが各画素毎に与えられている。ここ
で、RGBの各ビット数は、予め決められた同一ビット
数(例えば8ビット)に設定されており、このビット数
によって色数が決定付けられる。又、画像データファイ
ル部5には、処理・制御部7で処理された図形の編集結
果を示すデータが記憶される。
【0027】表示部6は、編集すべき画像データの表
示、分版処理モード時に処理・制御部7で実行された処
理の過程、結果などの各種表示を行っている。
【0028】処理・制御部7は、手動入力部4による分
版処理モード選択時の画像データファイル部5との間の
データのやり取り、表示部6へのデータの出力、分版処
理の他、手動入力部4による製版処理モード選択時の製
版装置3へのデータの出力などを行っている。図2に示
すように、処理・制御部7は、輪郭抽出手段8、接触・
接近検出手段9、グループ化制御手段10、図形・色情
報管理手段11、入出力制御手段12を備えている。
【0029】図4に示すように、輪郭抽出手段8は、走
査手段8a、色データ判別手段8b、輪郭画素検出手段
8c、境界アドレス記憶手段8d、輪郭判別手段8eを
備えている。
【0030】走査手段8aは、編集すべき画像データが
表示された表示部6の画像領域を主走査、副走査してい
る。
【0031】色データ判別手段8bは、走査手段8aに
よる画像領域の走査に伴い、各画素毎に与えられている
色データを認識し、異なる色データが検出されたか否か
を判別している。
【0032】輪郭画素検出手段8cは、色データ判別手
段8bにより異なる色データが検出されたときに、その
画素のアドレスを追跡開始点(図6のP)とし、図7に
示すように、その追跡開始点Pの周囲8つの画素に追跡
開始点Pと同じ濃度の色データが有るか否かを検索して
いる。
【0033】境界アドレス記憶手段8dは、色データ判
別手段8bにより異なる色データが検出された画素のア
ドレスを境界アドレスとして各追跡開始点P毎に記憶し
ている。
【0034】輪郭判別手段8eは、境界アドレス記憶手
段8dに記憶された1つの追跡開始点Pにおける境界ア
ドレスにより結ばれた閉領域を1つの輪郭として判別し
ている。
【0035】地色識別手段8fは、画像領域の左上端か
ら所定領域について走査手段8aによる走査を行い、各
画素毎に与えられている色データから地色の有無を識別
している。すなわち、上記所定領域内の走査の間に白色
の色データが継続するときには「地色無し」と識別し、
白色以外の色による同一濃度の色データが継続するとき
には「地色有り」と識別する。
【0036】上記輪郭抽出手段8では、図5のフローチ
ャート図に示す手順に従って輪郭抽出動作を実行し、表
示部6に表示された編集すべき画像データにおける各色
の図形の輪郭を抽出している。このとき得られるデータ
は、図形・色情報管理手段11、及び入出力制御手段1
2を介して画像データファイル部5に記憶される。
【0037】さらに説明すると、輪郭抽出手段8は、図
6に示すように、印刷の元になる画像データが表示され
た画像領域Eの左上端から主走査して各画素の色データ
を調べる(SP1)。そして、最初から色データが存在
し、上記画面走査中に同一色の色データ(白色以外)が
所定領域内で継続すれば(SP2−YES)、地色有り
と認識される(SP3)。この地色データは、図形・色
情報管理手段11に記憶される。
【0038】画面の走査に伴って異なる色データが検出
されると(SP4−YES)、その色データが与えられ
た画素のアドレスを追跡開始点Pとする(SP5)。そ
して、追跡開始点Pを着目画素Dとし、図7に示すよう
に、着目画素Dの周囲8つの画素について、着目画素D
と同じ色データが有るか否かを検索する。着目画素Dと
同じ色データの画素が検索されると、その画素のアドレ
スを境界アドレスとして図形・色情報管理手段11に記
憶するとともに、その画素を次の着目画素Dとする(S
P6)。その際の境界アドレスは、画像データファイル
部5にも記憶される。
【0039】ここで、着目画素Dの周囲8つの画素を検
索し、着目画素Dの周囲に同じ色データが存在せず、次
の画素のアドレスに移行できなければ(SP7−N
O)、SP4の動作に戻る。
【0040】着目画素と同じ色データの画素が検索され
て次の画素のアドレスに移行できれば(SP7−YE
S)、その画素のアドレスを境界アドレスとして図形・
色情報管理手段及び画像データファイル部5に記憶し
(SP8)、図7に示す着目画素Dの周囲8つの画素の
検索を行う。この動作は、追跡開始点Pに戻るまで繰り
返される。そして、追跡開始点Pに戻ると(SP9−Y
ES)、主走査、又は副走査のアドレスをインクリメン
トして画面を走査し(SP10)、SP4の動作に戻
る。
【0041】SP4において、異なった色データが検出
されなければ、主走査、又は副走査のアドレスをインク
リメントして画面を走査する(SP11)。そして、画
像領域Eの右下端まで走査されて画像領域Eが終われば
(SP12−YES)、輪郭抽出を終了する。もし、画
像領域Eが終わりでなければ(SP12−NO)、SP
4の動作に戻る。
【0042】なお、図7の例では、着目画素Dの周囲8
つの画素の検索の際、着目画素Dと同じ色データの画素
が複数存在する場合には、着目画素Dの左下、下、右
下、右、右上、上、左上、左の順に優先順位が設定され
ている。
【0043】図8に示すように、接触・接近検出手段9
は、輪郭追跡手段9a、座標記憶手段9b、領域図形書
込手段9c、接触・接近判別手段9dを備えている。
【0044】輪郭追跡手段9aは、境界アドレス記憶手
段8dに記憶された各追跡開始点P毎の境界アドレスに
基づいて表示部6に表示された画像領域内の図形の輪郭
を追跡している。
【0045】座標記憶手段9bは、輪郭追跡手段9aに
よって検出された図形を製版元となる基本図形Fとし、
そのX,Y座標を記憶している。
【0046】図9に示すように、領域図形書込手段9c
は、輪郭追跡手段9aの追跡により得られる基本図形F
の周囲(輪郭より所定幅h=例えば2mm外側の位置)
に領域図形Sを描く書込み処理を行っている。
【0047】接触・接近判別手段9dは、領域図形書込
手段9cによる領域図形Sの書込みに伴い、そのX,Y
座標が他の基本図形Fと接触又は接近しているか否かを
判別している。図9の例では、基本図形F2の一部が基
本図形F1に接近している例を示している。
【0048】上記接触・接近検出手段9では、図10の
フローチャート図に示す手順に従って接触・接近検出動
作を実行し、輪郭抽出手段8で抽出された各色の図形毎
に他の色の図形との接触又は接近状態を検出している。
この検出によって得られる接触・接近データは、図形・
色情報管理手段11、及び入出力制御手段12を介して
画像データファイル部5に記憶される。
【0049】さらに説明すると、接触・接近検出手段9
では、図形・色情報管理手段11に記憶された境界アド
レスに基づいて各色の図形毎に輪郭を追跡し、この追跡
により得られる輪郭を製版元となる基本図形Fとし、そ
のX,Y座標(輪郭座標)を記憶する(SP21)。次
に、各基本図形Fの回り(例えば輪郭の2mm外側の位
置)に領域図形Sを描く(SP22)。この領域図形S
を描きながら周囲の座標をチェックし、X、Yの座標が
他の基本図形Fと接触しているか否かを調べる(SP2
3)。図3の例では、と、と、と、と
、とがそれぞれ接触している旨の接触・接近デー
タが得られる。そして、どの基本図形F(〜)同志
が接触又は接近しているかを示す接触・接近データを図
形・色情報管理手段11及び画像データファイル部5に
記憶する(SP24)。
【0050】図11に示すように、グループ化制御手段
10は、接触・接近グループ分け手段10a、グループ
組合わせ検索手段10b、重複グループ削減手段10
c、同一版組合わせ選択手段10dを備えている。
【0051】接触・接近グループ分け手段10aは、接
触・接近データに基づいて各色の図形毎にその色の図形
と接触又は接近しない色の図形を組合わせてグループ分
けをしている。
【0052】グループ組合わせ検索手段10bは、接触
・接近グループ分け手段10aでグループ分けされたグ
ループ毎に同一版可能な色の図形の組合わせを検索して
いる。具体的には、例えば各色の図形を番号付けしてお
き(図3の例では、黄色の図形を、灰色の図形を、
黄緑色の図形を、緑色の図形を、青色の図形を、
水色の図形を、茶色の図形をに番号付けされてい
る)、各グループ毎に中心となる色の図形から番号の小
さい図形を順に検索し、中心となる色の図形を含めて1
つのグループの中に可能な限り最大数の色の図形が含ま
れる組合わせを検索している。
【0053】重複グループ削減手段10cは、グループ
組合わせ検索手段10bで検索されたグループの中で重
複するグループを削除している。
【0054】同一版組合わせ選択手段10dは、重複グ
ループ削減手段10cの処理後に残ったグループの組合
わせ毎にグループ内での図形間の距離を検出し、最も距
離の長いグループの組合わせを最適なグループの組合わ
せによる分版データとして選択している。
【0055】上記グループ化制御手段10では、図12
〜15のフローチャート図に示す手順に従ってグループ
化動作(処理A〜C)を実行している。これにより、他
の色の図形と所定の距離以上離れて同一のマスタ版に製
版可能な色の図形同志を組合わせてグループ化し、最終
的に同一版可能なグループの組合わせを1つ選択してい
る。
【0056】処理Aでは、各色毎の図形の追跡動作によ
り得られる接触・接近データに基づいて第一次グループ
分けを行う(SP30)。
【0057】さらに説明すると、この処理Aでは、図1
3に示すように、各色の図形について、その色に接触又
は接近しない他の色をチェックしてグループ分けする。
図3の場合、全色数は7であり、〜の各色の図面毎
に色の組合わせをチェックする(SP31〜SP3
2)。この際、同色の図形が複数有る場合には、1色と
して図形をそれぞれチェックする。又、同色同志の接触
・接近は無視し、1つの図形として取り扱う。そして、
この処理Aにより、〜の各色の図形に関して以下に
示すグループ1〜7にグループ分けされる。
【0058】その結果、と接触又は接近しない色の組
合わせ…グループ1、と接触又は接近し
ない色の組合わせ…グループ2、と接触
又は接近しない色の組合わせ…グループ3、
と接触又は接近しない色の組合わせ…グル
ープ4、と接触又は接近しない色の組合わせ
…グループ5、と接触又は接近しない色の組合わせ
…グループ6、と接触又は接近しない色
の組合わせ…グループ7にグループ分けさ
れる。
【0059】処理Bでは、処理Aで分けられた各グルー
プ1〜7について、各グループ1〜7毎に各色相互間に
おける接触又は接近のチェックし、同一版可能な色の組
合わせにグループ分けする(SP40)。
【0060】さらに説明すると、この処理Bでは、図1
4に示すように、各グループにおいて中心となる色の図
形から番号の小さい図形を順にチェックし、中心となる
色の図形を含めて1つのグループの中に可能な限り最大
数の図形が含まれる組合わせを検索する。図3の場合、
全グループ数は7であり、グループ1〜7において中心
となる色〜の各色の図形毎に同一版可能な組合わせ
をチェックする(SP41〜SP43)。
【0061】その結果、グループ1の場合、中心となる
色の図形から番号の小さい色の図形を順にチェックす
ると(→→→→)、同一版可能な色の組合わ
せは、、、、、、
になる。同様にグループ2の場合は、、
、、、、となる。以下グルー
プ3〜7についても同一版可能な色の組合わせが検索さ
れる。これにより、各グループ1〜7毎に最小限の組合
わせを検索することができる。
【0062】処理Cでは、処理Bで残ったグループから
全ての色の図形を網羅する最小数のグループを組合わ
せ、最適なグループの組合わせを1つ選択して分版デー
タとする(SP50)。
【0063】さらに説明すると、この処理Cでは、図1
5に示すように、まず、処理Bで得られる各グループ毎
の色の組合わせにおいて、重複する色の組合わせを削除
する(SP51)。この結果、、、
、、、、、が同一
版可能なグループとして残る。
【0064】次に、残ったグループから全ての色の図形
を網羅する最小数のグループを組合わせる(SP5
2)。この結果、+、+
の2種類のグループの組合わせができる。
【0065】SP52において、グループの組合わせが
複数有る場合には、グループの組合わせ毎にグループ内
での図形間の距離の最も短いものを検出し、この距離が
最も長いグループの組合わせを分版データとして選択す
る(SP53)。図3の例では、+の2
つのグループ内で図形間の距離が最も短い間の距離
よりも、+の2つのグループ内で図形間
の距離が最も短い間の距離の方が長いので、
+の組合わせが分版データとして選択される。
【0066】図16に示すように、図形・色情報管理手
段11は、データ記憶手段11a、カウント手段11
b、図形数判別手段11c、色数判別手段11dを備え
ている。
【0067】データ記憶手段11aは、輪郭抽出手段8
からの輪郭データ、接触・接近検出手段9からの接触・
接近データ、グループ化制御手段10からの分版データ
を記憶している。これらのデータは、入出力制御手段1
2を介して画像データファイル部5にも記憶される。
【0068】カウント手段11bは、輪郭抽出手段8か
らの追跡開始点Pをカウントしている。図形数判別手段
11cは、カウント手段11bによってカウントされた
追跡開始点Pの数を閉領域の数、すなわち、図形数とし
て判別している。色数判別手段11dは、各追跡開始点
Pによる閉領域内の色データを検出し、この色データの
種類に基づいて同一色の有無及び色数を判別している。
そして、図形数データ及び色数データ(同一色の図形の
組合わせデータを含む)は、データ記憶手段11aに記
憶されるとともに、入出力制御手段12を介して画像デ
ータファイル部5にも記憶される。
【0069】さらに説明すると、上記図形・色情報管理
手段11では、図17に示す図形数・色数チェック動作
を実行して図形数、色数を判別している。
【0070】この図形数・色数チェック動作では、ま
ず、輪郭抽出より追跡開始点Pをカウントする(SP6
1)。図3の例では、追跡開始点Pのカウント数が7な
ので、図形数は7となる。次に、各追跡開始点Pの画素
のアドレスから色データを読み出す(SP62)。図3
の例では、黄色、灰色、黄緑色、緑色、青
色、水色、茶色の色データが各図形より読み出され
る。
【0071】ここで、それぞれの図形に同色が有れば
(SP63−YES)、同色を1つの色として合計の色
数を検出する(SP64)。そして、同色同志の図形の
組合わせを記憶する(SP65)。もし、それぞれの図
形に同色が無ければ(SP63−NO)、そのまま図形
数が色数となる(SP66)。図3の例では、それぞれ
の図形に同色が無いので、色数は7となる。
【0072】なお、上記図形・色情報管理手段11で得
られる図形数データ、色数データは、入出力制御手段1
2を介して画像データファイル部5に記憶される。
【0073】入出力制御手段12は、製版装置3、手動
入力部4、画像データファイル部5、表示部6、輪郭抽
出手段8、接触・接近検出手段9、グループ化制御手段
10、図形・色情報管理手段11の相互間におけるデー
タの入出力及びシーケンスを制御している。
【0074】製版装置3は、例えばプリンタ、ワープ
ロ、専用製版機などで構成され、手動入力部4による製
版処理モード選択時に、処理・制御部7の制御によって
画像データファイル部5から転送される製版データに基
づいてマスタに感熱穿孔を施して製版している。なお、
製版データは、分版データ、図形数データ、色数デー
タ、輪郭データ、接触・接近データ、画像領域データな
どで構成される。
【0075】次に、上記のように構成された製版処理装
置による分版、製版処理の全体動作を図18に示すフロ
ーチャート図に従って説明する。
【0076】手動入力部4により分版処理モードが選択
されると、画像データファイル部5から印刷の元になる
画像データが読み出される。そして、表示部6に画像デ
ータを表示させた状態で図5に示す輪郭抽出動作を実行
し、各色の図形毎に輪郭を抽出する(SP71)。
【0077】輪郭抽出動作が終了すると、輪郭抽出結果
に基づいて各色毎の図形を確認し、図形数、色数を認識
する(SP72)。図3の例では、図形数及び色数は何
れも7となる。
【0078】図形数、色数が認識されると、図10に示
す接触・接近追跡動作を実行し、から順に輪郭追跡し
て各色の図形の輪郭の周囲に異なる色が有るか否かをチ
ェックする(SP73)。
【0079】各色の図形毎の接触・接近追跡動作が終了
すると、図12〜15に示すグループ化動作を実行し、
接触・接近データに基づいて相互に接触又は接近してい
ない色同志をグループ化し(SP74)、同一版可能で
最適なグループの組合わせを1つ選択する。図3の例で
は、+の組合わせが選択される。これに
より、分版処理が終了する。
【0080】分版処理が終了し、手動入力部4により製
版処理モードが選択されると、輪郭抽出動作での認識に
より地色が無ければ(SP75−NO)、そのまま分版
処理によって選択されたグループの組合わせのデータに
基づいてグループ別に製版を行う(SP76)。図3の
例では、地色が白色なので、による製版と
による2版の製版を行う。これに対し、地色が有れば
(SP75−YES)、地色による製版を行った後(S
P77)、分版処理によって選択されたグループの組合
わせのデータに基づいてグループ別に製版を行う(SP
76)。
【0081】したがって、上記実施の形態によれば、画
像データが表示されている状態で分版処理モードを選択
すれば、その後の処理に関しては一切オペレータが関与
することなく自動的に画像データを分版処理することが
できる。又、分版処理後に製版処理モードを選択するこ
とにより、分版処理モード時のデータに基づいて自動的
にマスタ版を制作することができる。
【0082】そして、1つの画像領域E内に異なる色の
図形が複数存在しても、異なる色の図形間が一定以上の
距離(印刷時にインクが混合されない距離)を確保でき
る図形同志を組合わせて分版処理できる。これにより、
接触又は接近していない色同志による複数色の図形を同
一のマスタ版に製版してマスタ版の版数を必要最小限に
減らすことができる。その結果、印刷回数、印刷時のマ
スタ版の位置合わせも減り、オペレータにかかる作業負
担を大幅に軽減でき、分版から印刷に要する全体の処理
時間の短縮が図れる。
【0083】グループ化制御手段10は、分版処理時に
おいて、全ての色の図形を網羅するグループ同志の組合
わせが複数有るときに、各組合わせにおけるグループ内
での図形間の距離の最も短いもの同志の距離を比較し、
この距離が最も長いグループ同志の組合わせを選択す
る。したがって、マスタ版を制作するのに最適なグルー
プ同志の組合わせを1組だけ選択して分版処理すること
ができる。そして、この分版処理により選択された組合
わせの各グループ毎にマスタ版を制作して印刷を行う
際、マスタ版の多少のずれにも余裕をもって対処でき、
他の色のインクとの混合も防ぐことができる。
【0084】図形・色情報管理手段11における図形数
判別手段11cは、輪郭抽出手段8の輪郭抽出結果に基
く追跡開始点Pのカウントにより図形数を判別する。
又、色数判別手段11dは、輪郭抽出された図形内の追
跡開始点Pの色データに基づいて図形の色数を判別す
る。したがって、画像領域E内に同一色の図形が複数存
在する場合には、これらの図形を一まとめにして分版処
理することができる。
【0085】輪郭抽出手段8における地色識別手段8f
は、画像領域E内の図形の背景となる地色の有無を認識
し、白色を除く同一濃度の色が連続して地色が有ると識
別されたときには、この地色の製版を各図形の製版と別
けて行うことができる。
【0086】
【発明の効果】本発明に係る請求項1の分版用データ処
理装置及び請求項2の分版用データ処理方法によれば、
画像データが表示されている状態で分版処理モードを選
択すれば、その後の処理に関しては一切オペレータが関
与することなく自動的に画像データを分版処理すること
ができる。そして、1つの画像領域内に色の異なる図形
が複数存在しても、異なる色の図形間の距離が一定以上
確保できる図形同志を組合わせて分版処理することがで
きる。
【0087】又、請求項3の製版処理装置及び請求項4
の製版処理方法によれば、分版処理後に製版処理モード
を選択することにより、分版処理モード時のデータに基
づいて自動的にマスタ版を制作することができる。しか
も、分版処理されたデータに基づいて、接触又は接近し
ていない色同志による複数色の図形を同一のマスタ版に
製版してマスタ版の版数を必要最小限に減らすことがで
きる。これに伴って印刷回数、印刷時のマスタ版の位置
合わせも減らすことができるので、オペレータにかかる
作業負担を大幅に軽減でき、全体の処理時間が短縮化さ
れる。
【0088】請求項5の製版処理装置及び請求項6の製
版処理方法によれば、分版処理時において、全ての色の
図形を網羅するグループ同志の組合わせが複数有るとき
には、各組合わせにおけるグループ内での図形間の距離
の最も短いもの同志の距離を比較し、この距離が最も長
いグループ同志の組合わせを選択する。したがって、マ
スタ版を制作するのに最適なグループ同志の組合わせを
1組だけ選択して分版処理することができる。そして、
この分版処理により選択された組合わせの各グループ毎
にマスタ版を制作して印刷を行う際、マスタ版の多少の
ずれにも余裕をもって対処でき、他の色のインクとの混
合も防ぐことができる。
【0089】請求項7の製版処理装置及び請求項8の製
版処理方法によれば、輪郭抽出結果に基づいて図形数を
判別するとともに、輪郭抽出された図形内の色データに
基づいて画像領域内の図形の色数を判別するので、画像
領域内に同一色の図形が複数存在する場合には、これら
の図形を一まとめにして分版処理できる。
【0090】請求項9の製版処理装置及び請求項10の
製版処理方法によれば、画像領域内の図形の背景となる
地色の有無を認識することができる。そして、請求項1
1の製版処理装置及び請求項12の製版処理方法によれ
ば、同一濃度の色による地色が有ると識別されたときに
限って、この地色の製版を各図形の製版と別に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製版処理装置の全体構成を示す図
【図2】同製版処理装置のブロック図
【図3】(a)〜(c)同製版処理装置による分版処理
前後の画像データを示す図
【図4】同製版処理装置における輪郭抽出手段の機能ブ
ロック図
【図5】同製版処理装置における輪郭抽出動作のフロー
チャート図
【図6】同製版処理装置における輪郭抽出動作の説明図
【図7】同製版処理装置における輪郭抽出動作時の輪郭
画素検出動作の説明図
【図8】同製版処理装置における接触・接近検出手段の
機能ブロック図
【図9】同製版処理装置による接触・接近検出動作の説
明図
【図10】同製版処理装置による接触・接近検出動作の
フローチャート図
【図11】同製版処理装置におけるグループ化制御手段
の機能ブロック図
【図12】同製版処理装置によるグループ化動作のフロ
ーチャート図
【図13】同製版処理装置によるグループ化動作の処理
Aのフローチャート図
【図14】同製版処理装置によるグループ化動作の処理
Bのフローチャート図
【図15】同製版処理装置によるグループ化動作の処理
Cのフローチャート図
【図16】同製版処理装置における図形・色情報管理手
段の機能ブロック図
【図17】同製版処理装置による図形数・色数チェック
動作のフローチャート図
【図18】同製版処理装置による分版、製版処理動作を
示すフローチャート図
【図19】(a)〜(h)一般的な分版処理前後の画像
データを示す図
【符号の説明】
1…製版処理装置、2…処理装置、3…製版装置、4…
手動入力部、5…画像データファイル部、6…表示部、
7…処理・制御部、8…輪郭抽出手段、8a…走査手
段、8b…色データ判別手段、8c…輪郭画素検出手
段、8d…境界アドレス記憶手段、8e…輪郭判別手
段、9…接触接近検出手段、9a…輪郭追跡手段、9b
…座標記憶手段、9c…領域図形書込手段、9d…接触
・接近判別手段、10…グループ化制御手段、10a…
接触・接近グループ分け手段、10b…グループ組合わ
せ検索手段、10c…重複グループ削減手段、10d…
同一版組合わせ選択手段、11…図形・色情報管理手
段、11a…データ記憶手段、11b…カウント手段、
11c…図形数判別手段、11d…色数判別手段、12
…入出力制御手段。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像領域内に異なる色の図形が複数形成
    された画像データを分版処理するための分版処理モード
    による分版処理時に前記画像データにおける各図形の輪
    郭を前記画像領域の走査により抽出する輪郭抽出手段
    と、 該輪郭抽出手段によって抽出された各図形毎に、当該図
    形の周囲に接触又は接近して異なる色の図形が有るか否
    かを検出する接触・接近検出手段と、 該接触・接近検出手段の検出によって得られるデータに
    基づいて相互に接触又は接近していない色の図形同志を
    1つのグループとしてグループ分けし、これらのグルー
    プから全ての色の図形を網羅するグループ同志を組合わ
    せるグループ化制御手段とを備えたことを特徴とする分
    版用データ処理装置。
  2. 【請求項2】 画像領域内に異なる色の図形が複数形成
    された画像データを分版処理するための分版処理モード
    による分版処理時に前記画像データにおける各図形の輪
    郭を前記画像領域の走査により抽出するステップと、 抽出された各図形毎に、当該図形の周囲に接触又は接近
    して異なる色の図形が有るか否かを検出するステップ
    と、 この検出結果に基づいて相互に接触又は接近していない
    色の図形同志を1つのグループとしてグループ分けする
    ステップと、 これらのグループから全ての色の図形を網羅するグルー
    プ同志を組合わせるステップとを含むことを特徴とする
    分版用データ処理方法。
  3. 【請求項3】 画像領域内に異なる色の図形が複数形成
    された画像データを分版処理するための分版処理モード
    と該分版処理モードによる分版処理時に得られるデータ
    に基づいて製版処理するための製版処理モードの何れか
    を選択する選択手段と、 該選択手段で選択された分版処理モードによる分版処理
    時に前記画像データにおける各図形の輪郭を前記画像領
    域の走査により抽出する輪郭抽出手段と、 該輪郭抽出手段によって抽出された各図形毎に、当該図
    形の周囲に接触又は接近して異なる色の図形が有るか否
    かを検出する接触・接近検出手段と、 該接触・接近検出手段の検出によって得られるデータに
    基づいて相互に接触又は接近していない色の図形同志を
    1つのグループとしてグループ分けし、これらのグルー
    プから全ての色の図形を網羅するグループ同志を組合わ
    せるグループ化制御手段と、 前記選択手段で選択された製版処理モードによる製版処
    理時に前記グループ化制御手段における1つのグループ
    同志の組合わせについて各グループ別に製版する製版手
    段とを備えたことを特徴とする製版処理装置。
  4. 【請求項4】 画像領域内に異なる色の図形が複数形成
    された画像データを分版処理するための分版処理モード
    を選択するステップと、 該分版処理モードによる分版処理時に前記画像データに
    おける各図形の輪郭を前記画像領域の走査により抽出す
    るステップと、 抽出された各図形毎に、当該図形の周囲に接触又は接近
    して異なる色の図形が有るか否かを検出するステップ
    と、 この検出結果に基づいて相互に接触又は接近していない
    色の図形同志を1つのグループとしてグループ分けする
    ステップと、 これらのグループから全ての色の図形を網羅するグルー
    プ同志を組合わせるステップと、 前記分版処理モードによる分版処理時のデータに基づい
    て製版処理するための製版処理モードを選択したとき
    に、前記組合わせにおける1つのグループ同志の組合わ
    せについて各グループ別に製版するステップとを含むこ
    とを特徴とする製版処理方法。
  5. 【請求項5】 前記グループ化制御手段は、全ての色の
    図形を網羅するグループ同志の組合わせが複数有るとき
    に、各組合わせにおけるグループ内での図形間の距離の
    最も短いもの同志の距離を比較し、該距離が最も長いグ
    ループ同志の組合わせを選択する請求項3記載の製版処
    理装置。
  6. 【請求項6】 全ての色の図形を網羅するグループ同志
    の組合わせが複数有るときには、各組合わせにおけるグ
    ループ内での図形間の距離の最も短いもの同志の距離を
    比較し、該距離が最も長いグループ同志の組合わせを選
    択する請求項4記載の製版処理方法。
  7. 【請求項7】 前記輪郭抽出手段の輪郭抽出結果に基づ
    いて図形数を判別するとともに、輪郭抽出された図形内
    の色データに基づいて画像領域内の図形の色数を判別す
    る判別手段を備えた請求項3記載の製版処理装置。
  8. 【請求項8】 輪郭抽出結果に基づいて図形数を判別す
    るとともに、輪郭抽出された図形内の色データに基づい
    て画像領域内の図形の色数を判別する請求項4記載の製
    版処理方法。
  9. 【請求項9】 画像領域の走査による各画素の色データ
    に基づいて地色の有無を識別する地色識別手段を備えた
    請求項3記載の製版処理装置。
  10. 【請求項10】 画像領域の走査による各画素の色デー
    タに基づいて地色の有無を識別する請求項4記載の製版
    処理方法。
  11. 【請求項11】 前記製版手段は、前記地色識別手段に
    より画像領域内に同一濃度の色による地色が有ると識別
    されたときに、図形の製版とは別に地色部分の製版を行
    う請求項9記載の製版処理装置。
  12. 【請求項12】 画像領域内に同一濃度の色による地色
    が有ると識別されたときに、図形の製版とは別に地色部
    分の製版を行う請求項10記載の製版処理方法。
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