JP3485618B2 - ポンプ流量制御用圧力発生装置 - Google Patents

ポンプ流量制御用圧力発生装置

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JP3485618B2
JP3485618B2 JP01686294A JP1686294A JP3485618B2 JP 3485618 B2 JP3485618 B2 JP 3485618B2 JP 01686294 A JP01686294 A JP 01686294A JP 1686294 A JP1686294 A JP 1686294A JP 3485618 B2 JP3485618 B2 JP 3485618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネガティブ制御油圧回
路において、ポンプ流量を制御するための圧力発生装置
に係り、特にオリフィスにおいて発生する騒音を低減さ
せるよう構成した圧力発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ネガティブ制御油圧回路におけ
るポンプ流量の制御方法は公知である。図2は、この種
のネガティブ制御油圧回路の構成例を示すものである。
図2について簡単に説明すると、ポンプ10を含む油圧
回路において、ポンプ吐出ライン12上の制御弁14と
タンク16に接続されるタンクライン15との間に圧力
発生装置18を設け、この圧力発生装置18内のオリフ
ィス20を介して発生する制御圧力を、信号ライン22
を介して制御器10aへ印加することにより、ポンプ1
0の吐出流量をネガティブ制御するよう構成したもので
ある。
【0003】なお、ここで前記圧力発生装置18につき
更に簡単に説明すると、図4に示すように、圧力発生装
置18は、ポンプ吐出ライン12とタンクライン15と
にそれぞれ連通する通路部13、17を設けたケーシン
グ24を備え、このケーシング24の内部にスリーブ2
5を介して、前記各通路部13、17に対しポペット3
6を配置する。このポペット36の頭部側は、その端面
に凹部28を設けると共に、前記ポンプ吐出ライン12
と連通する通路部13に対し、バルブシート部26に対
接する構造とし、この通路部13側を前部圧力室として
形成する。また、前記ポペット36の後部側は、前記前
部圧力室13と小穴30を介して連通する後部圧力室3
2を形成する。そして、前記後部圧力室32側にはスプ
リング34を設けて、前記ポペット36を頭部側へ弾力
付勢するよう構成する。
【0004】そこで、前記オリフィス20は、ポペット
36の頭部に設けた前記凹部28の側面において、前部
圧力室13からタンクライン15に接続する通路部17
と連通するよう構成されている。これにより、前記オリ
フィス20を通過する圧油の流量に見合った圧力が、前
部圧力室13内に発生するよう構成されている。
【0005】従って、このような構成によれば、オリフ
ィス20に圧油の過大流量が通過して、前部圧力室13
内に必要以上の圧力が発生すると、ポペット36がスプ
リング34の弾力に抗して後退(図4において左行)
し、圧油がバルブシート部26を通ってタンクライン1
5へバイパスされる。
【0006】すなわち、圧力発生装置18は、絞り機能
部(オリフィス)20とリリーフ機能部21とを備えて
おり、その特性は、図5に示すように、通常絞り機能部
20の特性によってポンプ制御信号圧力を発生し、不測
の圧油の過大流量が通過した場合は、リリーフ機能部2
1が作用して制御圧力が過大上昇することなく、所定の
適正圧力内に保持して、制御器10aなどに対する悪影
響を防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記圧力発
生装置18においては、ポペット36の頭部における凹
部28の側面に設けた複数のオリフィス20が、前部圧
力室13とタンクライン15とを連通するよう形成され
ているため、圧油がこれらオリフィス20を通過する際
に高い絞り音を発生する。
【0008】このような装置より発生する騒音は、特に
近年において環境問題として重要視され、騒音低下の要
求が強くなっている中で、基準レベルより低く抑えるこ
とのできる改良された装置が強く要望されている。
【0009】そこで、本発明の目的は、オリフィスの形
状を調整可能な円環状に形成することにより、オリフィ
スから発生する騒音を有効に低減し得るポンプ流量制御
用圧力発生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係るポンプ流量制御用圧力発生装置は、ポ
ンプ吐出ライン及びタンクラインにそれぞれ連通する通
路部を設けたケーシングと、同ケーシングの前記通路部
に配置され前記ケーシングに設けたバルブシート部に対
接する頭部を有するポペットと、前記ケーシング内で前
記ポペットの頭部側に形成され前記ポンプ吐出ラインに
連通する前部圧力室と、前記ケーシング内で前記ポペッ
トの後部側に形成され前記前部圧力室に連通する後部圧
力室と、同後部圧力室に配置され前記ポペットをその頭
部側へ弾力付勢せしめるスプリングと、前記ポペットの
中心軸部に挿通配置され、前記前部圧力室と後部圧力室
との間を連通するとともに、前記前部圧力室に臨み、前
記ポペットの頭部側端部との間で円環状のオリフィスを
形成する頭部側端部を有する絞り圧力調整部材と、前記
オリフィスの絞り量を調整するべく、前記絞り圧力調整
部材を前記ポペットに対し軸方向に相対移動せしめる軸
方向位置調整手段とを備え、前記ポンプ吐出ラインとタ
ンクラインとを前記円環状のオリフィスを介して連通し
ポンプ流量をネガティブ制御するよう構成したことを特
徴とする。
【0011】 その場合、前記軸方向位置調整手段は、
前記ポペットの後部側端部に形成された内周ねじ部と、
前記絞り圧力調整部材の一部として前記後部圧力室側端
部に形成され、前記内周ねじ部と螺合するねじ部を形成
したねじ軸とを有するよう構成することができる。
【0012】 また、その場合、前記ポペットの頭部中
央に前記絞り圧力調整部材の外周部より径大の開口凹部
を設けると共に、同ポペットの開口凹部の側面に前記タ
ンクラインと連通する連通穴を設け、前記絞り圧力調整
部材の頭部側端部に円錐状フランジを突設して前記ポペ
ットの開口端部に円環状のオリフィスが形成されるよう
構成することができる。
【0013】 さらにまた、前記ポペットの頭部中央に
絞り圧力調整部材の外周部より径大の開口凹部を設ける
と共に、同ポペットの前記開口凹部側面にタンクライン
と連通する連通穴を設け、さらに前記ポペットの開口凹
部に続く開口端縁部を径小に構成し、前記絞り圧力調整
部材の頭部側端部の先端部との間において円環状のオリ
フィスが形成されるよう構成することができる。
【0014】 また、その場合、前記前部圧力室側に臨
む前記ポペット頭部の受圧面積を、前記後部圧力室側に
臨むポペット後部の受圧面積より大きく設定し、前部圧
力室にポンプの制御器と連通する信号ラインを設けて、
前部圧力室内の圧力が所定圧力以上に昇圧した際に、前
記バルブシート部の密閉を解除して前部圧力室内の圧力
をタンクラインへバイパスするよう構成することができ
る。
【0015】
【作用】本発明におけるポンプ流量制御用圧力発生装置
によれば、ポペットの中心軸部に、その頭部において円
環状のオリフィスを形成するための絞り圧力調整部材
を、ポペットに対しその軸方向位置を調整可能に挿通配
置すること、すなわち例えばポペットの頭部中央に絞り
圧力調整部材の外周部より径大の開口を設けると共に、
このポペットの開口部にタンクラインと連通する連通穴
を設け、前記絞り圧力調整部材の先端に円錐状フランジ
を突設して前記ポペットの開口端部において円環状のオ
リフィスを形成することにより、ポンプ吐出ラインとタ
ンクラインとを前記円環状のオリフィスを介して連通し
ポンプ流量をネガティブ制御するよう構成し、円滑な絞
り機能を発揮させて、オリフィスにおいて発生する騒音
を有効に低減することができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明に係るポンプ流量制御用圧力発
生装置の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
【0017】先ず、騒音の発生原因につき説明すると、
圧油の過大流量がオリフィスを通過する際に出口側に生
ずる渦により騒音が発生し、この騒音の大きさは渦の大
きさに比例して大きくなることが通説となっている。
【0018】そこで、図4に示すようなポペット頭部の
周囲に形成される複数の小孔からなるオリフィスの場
合、このオリフィスを通過する圧油の流量を変えずに、
オリフィスの径を小さくすると同時にオリフィスの数を
増加させると、個々のオリフィスでの発生音が小さくな
り、これらを合わせた全体の音は元の音より小さくなる
ということが知られている。従って、このような知見に
基づいて、オリフィスの径を極小にすると同時にオリフ
ィスの数を極限に増大すると、前記と同様の効果が得ら
れることが確認され、その後鋭意研究の結果、従来のオ
リフィスの形状を円環状隙間に形成することにより、前
記課題を解決することができ、本発明を完成するに至っ
た。
【0019】図1は、本発明に係る流量制御用圧力発生
装置の一実施例を示すものであり、この流量制御用圧力
発生装置は、基本的に、図2に示すように、ポンプ吐出
ライン12上の制御弁14とタンクライン15との間に
設けられ、絞り機能部(オリフィス)とリリーフ機能部
とをそれぞれ備えている。なお、図1において、説明の
便宜上、図4に示す従来技術の構成と同一の構成部分に
ついては、同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0020】すなわち、図1に示す本発明の流量制御用
圧力発生装置40は、ポンプ吐出ライン12とタンクラ
イン15とにそれぞれ連通する通路部52、53を設け
たケーシング24を備え、このケーシング24の内部に
スリーブ25を介して、前記各通路部52、53に対し
ポペット42を配置する。このポペット42の頭部側
は、前記ポンプ吐出ライン12と連通する通路部52に
対し、バルブシート部26に対接する構造とし、この通
路部52側を前部圧力室として形成する。また前記ポペ
ット42の後部側は、前記前部圧力室52と連通する後
部圧力室32を形成する。そして、前記後部圧力室32
側にはスプリング34を設けて、前記ポペット42を頭
部側へ弾力付勢するよう構成する。なお、参照符号27
は、後部圧力室32を形成するスリーブ25の端部を密
閉するための閉栓具を示す。
【0021】 しかるに、本実施例においては、前記ポ
ペット42の中心軸部に貫通孔48を設け、この貫通孔
48に絞り圧力調整部材50を挿通配置する。この場
合、前記ポペット42の頭部において、前部圧力室52
臨む部分には、前記絞り圧力調整部材50の外周部よ
り径大の開口凹部43を設けると共に、このポペット4
2の開口凹部43の側面にタンクライン15と接続する
通路部53に連通する連通穴46を設ける。
【0022】 一方、前記絞り圧力調整部材50は、前
記ポペット42の頭部側において、その中心部を通る小
孔64を設けて前部圧力室52と後部圧力室32とを相
互に連通するよう構成する。そして、前記絞り圧力調整
部材50の頭部側先端には、円錐状フランジ54を突設
する。この円錐状フランジ54は、ポペット42の開口
凹部43側を円錐面56とし、この円錐面56およびそ
の外周縁部と、前記ポペット42の開口凹部43との間
に形成される空隙部44に、絞り作用を有する円環状の
オリフィス58を形成する。また、前記絞り圧力調整部
材50の反対側端部には、ねじ部60を有するねじ軸が
形成され、前記ポペット42の後端部内周に形成したね
じ部と螺合させてある。従って、前記ねじ軸を回動する
ことにより、前記円錐状フランジ54はポペット42の
頭部先端に対し軸方向に相対移動可能となり、その結果
として、前記オリフィス58の絞り量を調整できるよう
になっている。なお、前記ねじ軸の軸方向を所定位置に
固定するためにナット61が設けられている。ここで前
記ねじ部60及びポペット42の後端部内周に形成した
ねじ部は本発明における軸方向位置調整手段を構成す
る。
【0023】なお、図示例においては、前記絞り圧力調
整部材50に設けた小孔64により、前部圧力室52と
後部圧力室32とを相互に連通するためには、前記小孔
64に連通する直交孔65を設け、この直交孔65を前
記絞り圧力調整部材50の外周とポペット42の貫通穴
48との間に形成される空間部62に連通し、さらにこ
の空間部62をポペット42の後端部に設けた直交孔6
6を介して後部圧力室32に連通するよう構成されてい
る。
【0024】このように、前部圧力室52と後部圧力室
32とは、絞り圧力調整部材50を介して連通するよう
に構成されるが、この場合においてサージ圧の発生が前
部圧力室52から後部圧力室32へ伝播する問題がなけ
れば、絞り圧力調整部材50に穿設される軸方向の小孔
64を、軸方向にそのまま延長させて、後部圧力室32
に直接連通するように構成することも可能である。
【0025】この場合、前記スプリング34により付勢
されるポペット42は、前記バルブシート部26により
形成される頭部の受圧面積を、後部圧力室32側の受圧
面積より大径に形成する。従って、前部圧力室52の圧
力が所定圧に昇圧した際には、バルブシート部26の密
閉が解除されて、前部圧力室52の圧力は、タンクライ
ン15にバイパスされ、同時に前部圧力室52内の圧力
は、この圧力室52に設けられている信号ライン22を
介してポンプの制御器10a(図2)に伝達される。こ
の場合、前記のバイパス作用により、信号ライン22に
は圧油の過大圧力が作用しないように、リリーフ機能を
有するよう構成されている。これにより、安定した流量
制御を達成し得ると共に、制御機器などに対する悪影響
も防止することができる。
【0026】このように構成された本実施例のポペット
42は、円環状に形成されるオリフィス58により、ポ
ンプの制御器10aに連通する信号ライン22を設けた
前部圧力室52に、所要の制御信号圧力を発生させると
共に、前記オリフィス58を流過した圧油の流量は、空
隙部44および連通孔46を介してタンクライン15へ
排出することにより、円滑な絞り機能が発揮される。
【0027】 図3は、本発明に係るポンプ流量制御用
圧力発生装置の別の実施例を示すものである。すなわ
ち、図3に示す実施例は、ポペット42の先端部分の拡
大断面を示すもので、前記図1に示す実施例において、
ポペット42の頭部の前部圧力室52に臨む部分に設け
た、絞り圧力調整部材50の外周部より径大の開口凹部
43について、その開口端縁部68を径小に形成したも
のである。
【0028】そして、このように構成されたポペット4
2の貫通穴48内には、丸棒状に形成した絞り圧力調整
部材50を挿通し、この圧力調整部材50の先端部を、
前記径小の開口端縁部68に接近配置することにより、
このポペット42の開口凹部43および開口端縁部68
と、前記圧力調整部材50の先端部との間に形成される
空隙部44に、絞り作用を有する円環状のオリフィス5
8を形成することができる。
【0029】このように構成した本実施例においても、
前記実施例と全く同様に、オリフィス58の絞り量の調
整を行うことができると共に、動作機能を発揮させるこ
とができる。
【0030】前述した実施例から明らかなように、本発
明によれば、オリフィス58を円環状に形成することに
より、オリフィス部分において発生する絞り音を、3d
b(デシベル)以下に低減し得ることが実験の結果から
も確認された。
【0031】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るポン
プ流量制御用圧力発生装置によれば、ポンプ吐出ライン
及びタンクラインにそれぞれ連通する通路部を設けたケ
ーシングと、同ケーシングの前記通路部に配置され前記
ケーシングに設けたバルブシート部に対接する頭部を有
するポペットと、前記ケーシング内で前記ポペットの頭
部側に形成され前記ポンプ吐出ラインに連通する前部圧
力室と、前記ケーシング内で前記ポペットの後部側に形
成され前記前部圧力室に連通する後部圧力室と、同後部
圧力室に配置され前記ポペットをその頭部側へ弾力付勢
せしめるスプリングと、前記ポペットの中心軸部に挿通
配置され、前記前部圧力室と後部圧力室との間を連通す
るとともに、前記前部圧力室に臨み、前記ポペットの頭
部側端部との間で円環状のオリフィスを形成する頭部側
端部を有する絞り圧力調整部材と、前記オリフィスの絞
り量を調整するべく、前記絞り圧力調整部材を前記ポペ
ットに対し軸方向に相対移動せしめる軸方向位置調整手
段とを備え、前記ポンプ吐出ラインとタンクラインとを
前記円環状のオリフィスを介して連通しポンプ流量をネ
ガティブ制御するよう構成することにより、オリフィス
において生じる絞り音を効果的に低減させて、この種の
装置より発生する騒音を基準レベルより低く抑えること
ができ、環境問題の改善に大きく寄与することができる
等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポンプ流量制御用圧力発生装置の
一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明に係るポンプ流量制御用圧力発生装置を
適用してネガティブ制御を行う油圧回路の系統図であ
る。
【図3】本発明に係るポンプ流量制御用圧力発生装置の
別の実施例を示す要部断面図である。
【図4】従来のポンプ流量制御用圧力発生装置の構成を
示す断面図である。
【図5】ポンプ流量制御用圧力発生装置により得られる
圧力−流量特性を示す特性線図である。
【符号の説明】
10 ポンプ 10a ポンプの制御器 12 ポンプ吐出ライン 13 前部圧力室(通路部) 14 制御弁 15 タンクライン 16 タンク 17 通路部 18 圧力発生装置 20 オリフィス(絞り機能部) 21 リリーフ機能部 22 信号ライン 24 ケーシング 25 スリーブ 26 バルブシート部 27 閉栓具 28 凹部 30 小穴 32 後部圧力室 34 スプリング 36 ポペット 40 ポンプ流量制御用圧力発生装置 42 ポペット 43 開口凹部 44 空隙部 46 連通穴 48 貫通穴 50 絞り圧力調整部材 52 前部圧力室(通路部) 53 通路部 54 フランジ 56 円錐面 58 オリフィス 60 ねじ部 61 ナット 62 空間部 64 小孔 65、66 直交孔 68 開口端縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 11/00 - 11/22 F16K 17/00 - 17/168 F04B 49/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ吐出ライン及びタンクラインにそ
    れぞれ連通する通路部を設けたケーシングと、 同ケーシングの前記通路部に配置され前記ケーシングに
    設けたバルブシート部に対接する頭部を有するポペット
    と、 前記ケーシング内で前記ポペットの頭部側に形成され前
    記ポンプ吐出ラインに連通する前部圧力室と、 前記ケーシング内で前記ポペットの後部側に形成され前
    記前部圧力室に連通する後部圧力室と、 同後部圧力室に配置され前記ポペットをその頭部側へ弾
    力付勢せしめるスプリングと、 前記ポペットの中心軸部に挿通配置され、前記前部圧力
    室と後部圧力室との間を連通するとともに、前記前部圧
    力室に臨み、前記ポペットの頭部側端部との間で円環状
    のオリフィスを形成する頭部側端部を有する絞り圧力調
    整部材と、 前記オリフィスの絞り量を調整するべく、前記絞り圧力
    調整部材を前記ポペットに対し軸方向に相対移動せしめ
    る軸方向位置調整手段とを備え、 前記ポンプ吐出ラインとタンクラインとを前記円環状の
    オリフィスを介して連通しポンプ流量をネガティブ制御
    するよう構成したことを特徴とするポンプ流量制御用圧
    力発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記軸方向位置調整
    手段は、 前記ポペットの後部側端部に形成された内周ねじ部と、 前記絞り圧力調整部材の一部として前記後部圧力室側端
    部に形成され、前記内周ねじ部と螺合するねじ部を形成
    したねじ軸部と、 を有することを特徴とするポンプ流量制御用圧力発生装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2において、前記ポペット
    の頭部中央に前記絞り圧力調整部材の外周部より径大の
    開口凹部を設けると共に、同ポペットの開口凹部の側面
    に前記タンクラインと連通する連通穴を設け、前記絞り
    圧力調整部材の頭部側端部に円錐状フランジを突設して
    前記ポペットの開口端部に円環状のオリフィスが形成さ
    れるようにしたことを特徴とするポンプ流量制御用圧力
    発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3において、前記ポペット
    の頭部中央に絞り圧力調整部材の外周部より径大の開口
    凹部を設けると共に、同ポペットの前記開口凹部側面に
    タンクラインと連通する連通穴を設け、さらに前記ポペ
    ットの開口凹部に続く開口端縁部を径小に構成し、前記
    絞り圧力調整部材の頭部側端部の先端部との間において
    円環状のオリフィスが形成されるようにしたことを特徴
    とするポンプ流量制御用圧力発生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4において、前記前部圧力
    室側に臨む前記ポペット頭部の受圧面積を、前記後部圧
    力室側に臨むポペット後部の受圧面積より大きく設定
    し、前部圧力室にポンプの制御器と連通する信号ライン
    を設けて、前部圧力室内の圧力が所定圧力以上に昇圧し
    た際に、前記バルブシート部の密閉を解除して前部圧力
    室内の圧力をタンクラインへバイパスすることを特徴と
    するポンプ流量制御用圧力発生装置。
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