JP3485378B2 - 貸与作業機械の管理システム - Google Patents
貸与作業機械の管理システムInfo
- Publication number
- JP3485378B2 JP3485378B2 JP07187795A JP7187795A JP3485378B2 JP 3485378 B2 JP3485378 B2 JP 3485378B2 JP 07187795 A JP07187795 A JP 07187795A JP 7187795 A JP7187795 A JP 7187795A JP 3485378 B2 JP3485378 B2 JP 3485378B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work machine
- amount
- work
- lending
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 8
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 6
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 15
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 10
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業機械を貸与する場
合、貸与された作業機械の使用を管理する作業機械の管
理システムに関する。
合、貸与された作業機械の使用を管理する作業機械の管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル、油圧クレーン、ブルドー
ザ等の作業機械は、過酷な状況で使用する場合が多いの
で損耗が激しく、そのメンテナンスに費用がかかり、か
つ、1台当たりの価格が相当高価である。このため、作
業主は自分で作業機械を保有せず、必要時に作業機械保
有者からこれを借りて作業を行う場合が多い。この場
合、作業主は作業機械保有者にレンタル料金を支払うこ
とになる。
ザ等の作業機械は、過酷な状況で使用する場合が多いの
で損耗が激しく、そのメンテナンスに費用がかかり、か
つ、1台当たりの価格が相当高価である。このため、作
業主は自分で作業機械を保有せず、必要時に作業機械保
有者からこれを借りて作業を行う場合が多い。この場
合、作業主は作業機械保有者にレンタル料金を支払うこ
とになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、上記レンタル料
金は、作業機械を貸与する期間で定められる。ところ
で、当該期間が経過して返却された作業機械は、当該期
間中の使用状態によって損耗の度合いが大きく異なり、
たとえ貸与期間が短くても過酷な状況下での使用では損
耗がひどく、その後に大がかりなメンテナンスが必要と
なり、これに反して貸与期間が長くても作業状況が過酷
でなければ損耗は少なくメンテナンスも簡単に済ますこ
とができる。このように、レンタル料金を作業機械の貸
与期間で定める料金システムは、作業機械保有者にとっ
ても作業主にとっても極めて不合理である。
金は、作業機械を貸与する期間で定められる。ところ
で、当該期間が経過して返却された作業機械は、当該期
間中の使用状態によって損耗の度合いが大きく異なり、
たとえ貸与期間が短くても過酷な状況下での使用では損
耗がひどく、その後に大がかりなメンテナンスが必要と
なり、これに反して貸与期間が長くても作業状況が過酷
でなければ損耗は少なくメンテナンスも簡単に済ますこ
とができる。このように、レンタル料金を作業機械の貸
与期間で定める料金システムは、作業機械保有者にとっ
ても作業主にとっても極めて不合理である。
【0004】又、作業機械の保有者にとっては、返却さ
れた作業機械に対し次の貸与に備えて必要なメンテナン
スを行わなければならないが、上述のように貸与期間で
契約すると、返却された作業機械の損耗の程度が不明で
あるので、返却時に作業機械の損耗をチェックしてどの
程度のメンテナンスを行うかを決定しなければならず、
上記のチェックが終了してはじめて、これに要するメン
テナンス要員の割当てを行うことができ、かつ、メンテ
ナンス完了の時期が予想されることになる。このよう
に、従来の手段ではメンテナンスに要する期間が予測で
きないので、保有する作業機械が多数の場合、作業機械
の貸与を効率的に運営してゆくことは不可能であった。
れた作業機械に対し次の貸与に備えて必要なメンテナン
スを行わなければならないが、上述のように貸与期間で
契約すると、返却された作業機械の損耗の程度が不明で
あるので、返却時に作業機械の損耗をチェックしてどの
程度のメンテナンスを行うかを決定しなければならず、
上記のチェックが終了してはじめて、これに要するメン
テナンス要員の割当てを行うことができ、かつ、メンテ
ナンス完了の時期が予想されることになる。このよう
に、従来の手段ではメンテナンスに要する期間が予測で
きないので、保有する作業機械が多数の場合、作業機械
の貸与を効率的に運営してゆくことは不可能であった。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、合理的な料金システムおよび効率的な貸与
事業の運営を実施することができる貸与作業機械の管理
システムを提供することにある。
題を解決し、合理的な料金システムおよび効率的な貸与
事業の運営を実施することができる貸与作業機械の管理
システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、他に貸与して貸与料金を
得る貸与作業機械において、この作業機械に、当該作業
機械の動作量を検出するための動作量検出用センサと、
前記動作量の積算値が予め設定された設定値以上になっ
たか否かを判断する作業量判断手段と、前記作業機械の
通常の動作を制限する動作制限手段と、前記動作制限手
段が作動して所定時間経過後、前記動作量検出手段によ
り前記作業機械が操作されていることが検出されたと
き、当該作業機械を貸与する貸与側の管理部にこれを伝
送する報知手段とを設け、前記作業量判断手段で前記動
作量が前記設定値以上になったと判断されたときに前記
動作制限手段を作動させることができるように構成した
ことを特徴とする。請求項2に記載の発明は、他に貸与
して貸与料金を得る貸与作業機械において、この作業機
械に、当該作業機械の動作量を検出するための動作量検
出用センサと、前記動作量の積算値が予め設定された設
定値以上になったか否かを判断する作業量判断手段と、
前記作業機械を駆動するエンジンの燃料噴射量の最大値
及び最大回転数並びに前記作業機械を駆動する油圧ポン
プの最大流量及び最大馬力のうちの何れかを低下させて
前記作業機械の通常の動作を制限する動作制限手段とを
設け、前記作業量判断手段で前記動作量が前記設定値以
上になったと判断されたときに前記動作制限手段を作動
させることができるように構成したことを特徴とする。
め、請求項1に記載の発明は、他に貸与して貸与料金を
得る貸与作業機械において、この作業機械に、当該作業
機械の動作量を検出するための動作量検出用センサと、
前記動作量の積算値が予め設定された設定値以上になっ
たか否かを判断する作業量判断手段と、前記作業機械の
通常の動作を制限する動作制限手段と、前記動作制限手
段が作動して所定時間経過後、前記動作量検出手段によ
り前記作業機械が操作されていることが検出されたと
き、当該作業機械を貸与する貸与側の管理部にこれを伝
送する報知手段とを設け、前記作業量判断手段で前記動
作量が前記設定値以上になったと判断されたときに前記
動作制限手段を作動させることができるように構成した
ことを特徴とする。請求項2に記載の発明は、他に貸与
して貸与料金を得る貸与作業機械において、この作業機
械に、当該作業機械の動作量を検出するための動作量検
出用センサと、前記動作量の積算値が予め設定された設
定値以上になったか否かを判断する作業量判断手段と、
前記作業機械を駆動するエンジンの燃料噴射量の最大値
及び最大回転数並びに前記作業機械を駆動する油圧ポン
プの最大流量及び最大馬力のうちの何れかを低下させて
前記作業機械の通常の動作を制限する動作制限手段とを
設け、前記作業量判断手段で前記動作量が前記設定値以
上になったと判断されたときに前記動作制限手段を作動
させることができるように構成したことを特徴とする。
【0007】又、請求項3に記載の発明は、請求項1又
は請求項2に記載の発明において、前記作業量判断手段
で前記動作量が前記設定値以上になったと判断されたと
きその判断およびその判断の基礎となるデータを前記作
業機械を貸与する貸与側の管理部に伝送するデータ伝送
手段と、前記貸与側から前記動作制限手段に対してこれ
を作動させる指令を与える作動指令伝送手段とを設けた
ことを特徴とする。
は請求項2に記載の発明において、前記作業量判断手段
で前記動作量が前記設定値以上になったと判断されたと
きその判断およびその判断の基礎となるデータを前記作
業機械を貸与する貸与側の管理部に伝送するデータ伝送
手段と、前記貸与側から前記動作制限手段に対してこれ
を作動させる指令を与える作動指令伝送手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0008】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1又は請求項2に記載の発明において、前記作業機械の
異常を判断するために必要な物理量を検出する異常検出
用センサと、前記異常検出用センサの検出値に基づいて
前記作業機械の異常を判断する異常判断手段と、前記作
業量判断手段で前記動作量が前記設定値以上になったと
判断されたとき又は前記異常判断手段で異常が発生した
と判断されたとき当該判断およびその基礎となるデータ
を前記作業機械を貸与する貸与側の管理部に伝送するデ
ータ伝送手段と、前記貸与側から前記動作制限手段に対
してこれを作動させる指令を与える作動指令伝送手段と
を設けたことを特徴とする。
1又は請求項2に記載の発明において、前記作業機械の
異常を判断するために必要な物理量を検出する異常検出
用センサと、前記異常検出用センサの検出値に基づいて
前記作業機械の異常を判断する異常判断手段と、前記作
業量判断手段で前記動作量が前記設定値以上になったと
判断されたとき又は前記異常判断手段で異常が発生した
と判断されたとき当該判断およびその基礎となるデータ
を前記作業機械を貸与する貸与側の管理部に伝送するデ
ータ伝送手段と、前記貸与側から前記動作制限手段に対
してこれを作動させる指令を与える作動指令伝送手段と
を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明では、ある動作量、例え
ば操作レバーの操作量を用い、この動作量を積算した値
を作業量とし、作業機械保有者等の貸与側は、作業機械
を貸与するとき、作業主との間で予め作業量を定め、か
つ、この作業量に応じた当該作業機械についてのメンテ
ナンス計画を定めておき、定められた作業量以内では、
貸借契約に基づいて貸与した作業機械の作業量に応じた
レンタル料金の授受を行う。また、作業機械の作業量が
設定された作業量以上となったとき、返却時のメンテナ
ンスを考慮して、例えば、作業機械を駆動するエンジン
の最大燃料噴射量を所定の値に低下させる動作制限手段
を貸与側の管理部からの指令により又はこうした指令に
よらないで直接作動させ、作業機械の使用を実質的に抑
制することができるようにしている。そして、動作制限
手段が作動して所定時間経過した後、まだ作業機械が操
作されていることが動作量検出手段で検出された場合に
は、このことを貸与側の管理部へ報知手段で伝送して通
知し、必要な処置を採ることができるようにする。 請求
項2に記載の発明では、作業機械の作業量が設定された
作業量以上となったとき、作業機械を駆動するエンジン
の燃料噴射量の最大値及び最大回転数並びに前記作業機
械を駆動する油圧ポンプの最大流量及び最大馬力のうち
の何れかを低下させる動作制限手段を貸与側の管理部か
らの指令により又はこうした指令によらないで直接作動
させ、作業機械の使用を実質的に抑制することができる
ようにしている。
ば操作レバーの操作量を用い、この動作量を積算した値
を作業量とし、作業機械保有者等の貸与側は、作業機械
を貸与するとき、作業主との間で予め作業量を定め、か
つ、この作業量に応じた当該作業機械についてのメンテ
ナンス計画を定めておき、定められた作業量以内では、
貸借契約に基づいて貸与した作業機械の作業量に応じた
レンタル料金の授受を行う。また、作業機械の作業量が
設定された作業量以上となったとき、返却時のメンテナ
ンスを考慮して、例えば、作業機械を駆動するエンジン
の最大燃料噴射量を所定の値に低下させる動作制限手段
を貸与側の管理部からの指令により又はこうした指令に
よらないで直接作動させ、作業機械の使用を実質的に抑
制することができるようにしている。そして、動作制限
手段が作動して所定時間経過した後、まだ作業機械が操
作されていることが動作量検出手段で検出された場合に
は、このことを貸与側の管理部へ報知手段で伝送して通
知し、必要な処置を採ることができるようにする。 請求
項2に記載の発明では、作業機械の作業量が設定された
作業量以上となったとき、作業機械を駆動するエンジン
の燃料噴射量の最大値及び最大回転数並びに前記作業機
械を駆動する油圧ポンプの最大流量及び最大馬力のうち
の何れかを低下させる動作制限手段を貸与側の管理部か
らの指令により又はこうした指令によらないで直接作動
させ、作業機械の使用を実質的に抑制することができる
ようにしている。
【0010】請求項3に記載の発明では、以上のような
請求項1又は請求項2に記載の発明の作用を奏すること
に加えて、作業機械の作業量が設定された作業量以上と
なったと判断されたとき、その判断およびその判断の基
礎となるデータをデータ伝送手段で貸与側の管理部へ送
信し、当該管理部から動作制限手段を作動させる指令を
作動指令伝送手段で送信する。
請求項1又は請求項2に記載の発明の作用を奏すること
に加えて、作業機械の作業量が設定された作業量以上と
なったと判断されたとき、その判断およびその判断の基
礎となるデータをデータ伝送手段で貸与側の管理部へ送
信し、当該管理部から動作制限手段を作動させる指令を
作動指令伝送手段で送信する。
【0011】請求項4に記載の発明では、前記した請求
項1又は請求項2に記載の発明の作用を奏することに加
えて、異常判断手段で作業機械の異常の有無もチェック
し、作業機械の作業量が設定された作業量以上となった
と判断されたとき、又は、作業機械に異常が発生したと
判断されたとき、当該判断およびその基礎となるデータ
を前記作業機械を貸与側の管理部へデータ伝送手段で送
信し、当該管理部から動作制限手段を作動させる指令を
作動指令伝送手段で送信する。この発明では、異常が発
生した場合、無理に作業機械を駆動することによる作業
機械の損傷を防止する。
項1又は請求項2に記載の発明の作用を奏することに加
えて、異常判断手段で作業機械の異常の有無もチェック
し、作業機械の作業量が設定された作業量以上となった
と判断されたとき、又は、作業機械に異常が発生したと
判断されたとき、当該判断およびその基礎となるデータ
を前記作業機械を貸与側の管理部へデータ伝送手段で送
信し、当該管理部から動作制限手段を作動させる指令を
作動指令伝送手段で送信する。この発明では、異常が発
生した場合、無理に作業機械を駆動することによる作業
機械の損傷を防止する。
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る貸与作業機械の管理
システムのブロック図である。この図で、1はコントロ
ーラ、2は各種のセンサ、21はレバーセンサ、3は制
御部である。これらコントローラ1、各種のセンサ2、
レバーセンサ21、制御部3は、いずれも作業機械に備
えられている。作業機械として油圧ショベルを例にとる
と、コントローラ1はエンジンや油圧ポンプの駆動、そ
の他所定の制御を行う。各種のセンサ2は、油圧ショベ
ルの異常の有無を判断するために用いられる所定個所の
各種の物理量、例えば油圧ポンプの吐出圧、流量、エン
ジン冷却水の温度、油圧管路のフィルタの目詰まり、電
気配線の断線等を検出するセンサであり、検出値はアナ
ログ量又はON、OFF信号として出力される。レバー
センサ21は、油圧ショベルの各アクチュエータを操作
する各操作レバーのうち少なくとも一つが操作されたか
否かを検出してON、OFF信号で出力する。
する。図1は本発明の実施例に係る貸与作業機械の管理
システムのブロック図である。この図で、1はコントロ
ーラ、2は各種のセンサ、21はレバーセンサ、3は制
御部である。これらコントローラ1、各種のセンサ2、
レバーセンサ21、制御部3は、いずれも作業機械に備
えられている。作業機械として油圧ショベルを例にとる
と、コントローラ1はエンジンや油圧ポンプの駆動、そ
の他所定の制御を行う。各種のセンサ2は、油圧ショベ
ルの異常の有無を判断するために用いられる所定個所の
各種の物理量、例えば油圧ポンプの吐出圧、流量、エン
ジン冷却水の温度、油圧管路のフィルタの目詰まり、電
気配線の断線等を検出するセンサであり、検出値はアナ
ログ量又はON、OFF信号として出力される。レバー
センサ21は、油圧ショベルの各アクチュエータを操作
する各操作レバーのうち少なくとも一つが操作されたか
否かを検出してON、OFF信号で出力する。
【0014】制御部3は、A/D変換器31、入出力部
32、この制御部の制御の処理手順が格納されたROM
33、制御中の制御や演算結果を一時格納するRAM3
4、所定のデータ(後述)を格納する不揮発性メモリ3
5、設定値(後述)を格納する設定値メモリ36、外部
とのデータの授受を無線で行う無線通信制御部38、お
よびそのアンテナ39で構成されている。
32、この制御部の制御の処理手順が格納されたROM
33、制御中の制御や演算結果を一時格納するRAM3
4、所定のデータ(後述)を格納する不揮発性メモリ3
5、設定値(後述)を格納する設定値メモリ36、外部
とのデータの授受を無線で行う無線通信制御部38、お
よびそのアンテナ39で構成されている。
【0015】4は無線中継局、41はアンテナを示す。
5は作業機械保有会社(以後、レンタル会社という)で
あり、無線中継局4と電話回線6で接続される通信制御
部51、およびコンピュータを用いて保有する各作業機
械の所定の管理を行う管理部52を備えている。
5は作業機械保有会社(以後、レンタル会社という)で
あり、無線中継局4と電話回線6で接続される通信制御
部51、およびコンピュータを用いて保有する各作業機
械の所定の管理を行う管理部52を備えている。
【0016】次に、本実施例の動作を図2を参照して説
明する。図2は制御部3の動作を説明するフローチャー
トである。レンタル会社が作業主と作業機械(油圧ショ
ベル)の貸借契約を行う場合、従来のように貸借期間で
はなく、作業量に基づいて契約する。本実施例では、当
該作業量は操作レバーの操作時間の積算値とする。貸借
契約が整うと、契約された操作レバーの操作の積算値は
レンタル会社によって制御部3の設定値メモリ36に設
定値として入力される。なお、図示のように設定値メモ
リ36を別に設けずに、RAM34(バックアップされ
ている場合)や不揮発性メモリ35の特定のアドレスに
入力してもよい。このように設定値が入力された状態
で、油圧ショベルは作業現場へ移動し、所要の作業が開
始される。
明する。図2は制御部3の動作を説明するフローチャー
トである。レンタル会社が作業主と作業機械(油圧ショ
ベル)の貸借契約を行う場合、従来のように貸借期間で
はなく、作業量に基づいて契約する。本実施例では、当
該作業量は操作レバーの操作時間の積算値とする。貸借
契約が整うと、契約された操作レバーの操作の積算値は
レンタル会社によって制御部3の設定値メモリ36に設
定値として入力される。なお、図示のように設定値メモ
リ36を別に設けずに、RAM34(バックアップされ
ている場合)や不揮発性メモリ35の特定のアドレスに
入力してもよい。このように設定値が入力された状態
で、油圧ショベルは作業現場へ移動し、所要の作業が開
始される。
【0017】制御部3のMPU37はROM33の手順
に従い、先ず、各種センサ2およびレバーセンサ21か
らA/D変換器31および入出力部32を介して信号を
取り込み(図2に示す手順S11)、これらをRAM34
に格納する。なお、レバーセンサ21からの信号はO
N、OFF信号であり、操作レバーのうちの少なくとも
一つが操作されているときON信号、操作レバーがすべ
て中立位置にあるときOFF信号となる。次に、MPU
37は格納したレバー信号を取り出して前回までに取り
込んだON信号の回数に今回の信号(回数「1」)を加
算することにより、操作レバーが操作されている時間
(ON時間)の積算値を得る(手順S12)。得られた積
算値は、次の積算に使用するためRAM34へ格納され
る。
に従い、先ず、各種センサ2およびレバーセンサ21か
らA/D変換器31および入出力部32を介して信号を
取り込み(図2に示す手順S11)、これらをRAM34
に格納する。なお、レバーセンサ21からの信号はO
N、OFF信号であり、操作レバーのうちの少なくとも
一つが操作されているときON信号、操作レバーがすべ
て中立位置にあるときOFF信号となる。次に、MPU
37は格納したレバー信号を取り出して前回までに取り
込んだON信号の回数に今回の信号(回数「1」)を加
算することにより、操作レバーが操作されている時間
(ON時間)の積算値を得る(手順S12)。得られた積
算値は、次の積算に使用するためRAM34へ格納され
る。
【0018】次に、MPU37は油圧ショベルの異常を
判断するため、さきに格納した各種センサ2からの信号
を取り出して頻度分布処理や平滑化処理等の所要の演算
を行う(手順S13)。なお、頻度分布処理は、例えば圧
力を大きさで区分し、各圧力が何回生じたかを演算する
処理であり、平滑化は単位時間当たりの検出量の演算処
理である。これら演算処理の結果はRAM34へ格納さ
れる。MPU37はRAM34へ格納されたデータに基
づいて油圧ショベルに異常が発生しているか否かを判断
する(手順S14)。
判断するため、さきに格納した各種センサ2からの信号
を取り出して頻度分布処理や平滑化処理等の所要の演算
を行う(手順S13)。なお、頻度分布処理は、例えば圧
力を大きさで区分し、各圧力が何回生じたかを演算する
処理であり、平滑化は単位時間当たりの検出量の演算処
理である。これら演算処理の結果はRAM34へ格納さ
れる。MPU37はRAM34へ格納されたデータに基
づいて油圧ショベルに異常が発生しているか否かを判断
する(手順S14)。
【0019】MPU37は、異常がないと判断した場
合、レバー信号のON時間の積算値の設定値が設定値メ
モリ36に設定されているか否かをみる(手順S15)。
油圧ショベルの貸借契約時に作業量ではなく他の形態
(例えば従来のようにレンタル期間)で契約した場合に
は、設定値は設定されていないので、その場合には処理
を後述する手順S21へ移行し、最終的には採取した所要
のデータを不揮発性メモリ35へ格納して油圧ショベル
返却後のメンテナンス等の参考にする。設定値が設定さ
れている場合、MPU37は手順S12で得られたON時
間の積算値が設定値以上であるか否かを判断し(手順S
16)、設定値未満であれば処理を手順S11に戻す。
合、レバー信号のON時間の積算値の設定値が設定値メ
モリ36に設定されているか否かをみる(手順S15)。
油圧ショベルの貸借契約時に作業量ではなく他の形態
(例えば従来のようにレンタル期間)で契約した場合に
は、設定値は設定されていないので、その場合には処理
を後述する手順S21へ移行し、最終的には採取した所要
のデータを不揮発性メモリ35へ格納して油圧ショベル
返却後のメンテナンス等の参考にする。設定値が設定さ
れている場合、MPU37は手順S12で得られたON時
間の積算値が設定値以上であるか否かを判断し(手順S
16)、設定値未満であれば処理を手順S11に戻す。
【0020】手順S14の処理で油圧ショベルに異常があ
ると判断された場合、又は手順S16の処理で操作レバー
のON時間の積算値が設定値以上であると判断された場
合、MPU37はこれを管理側へ送信したか否かを判断
し(手順S17)、送信していなければ無線通信制御部3
8に指令を与えて、異常信号と異常のデータ、又は設定
値以上になったことを表す信号をレンタル会社5の管理
部52へ送信する(手順S18)。この送信は、無線通信
制御部38が、予め格納されているレンタル会社5の通
信制御部51の電話番号を自動ダイヤルし、回線が成立
したとき、データをアンテナ39、アンテナ41、無線
中継局4、電話回線6を介して通信制御部51へ送信す
ることにより行われる。次いで、管理部52からの返信
(指令)を待つ(手順S19)。
ると判断された場合、又は手順S16の処理で操作レバー
のON時間の積算値が設定値以上であると判断された場
合、MPU37はこれを管理側へ送信したか否かを判断
し(手順S17)、送信していなければ無線通信制御部3
8に指令を与えて、異常信号と異常のデータ、又は設定
値以上になったことを表す信号をレンタル会社5の管理
部52へ送信する(手順S18)。この送信は、無線通信
制御部38が、予め格納されているレンタル会社5の通
信制御部51の電話番号を自動ダイヤルし、回線が成立
したとき、データをアンテナ39、アンテナ41、無線
中継局4、電話回線6を介して通信制御部51へ送信す
ることにより行われる。次いで、管理部52からの返信
(指令)を待つ(手順S19)。
【0021】管理部52では、上記異常信号と異常デー
タ、又は設定値以上になったことを表す信号を受信する
と、油圧ショベルのそれ以上の使用を抑えるため、油圧
ショベルの動作を制限する指令信号を出力する。この指
令信号は、通信制御部51、電話回線6、無線中継局
4、アンテナ41、アンテナ39、無線通信制御部38
を介して制御部3へ送信され、手順S19でこの指令信号
を受信したMPU37は、入出力部32を介してコント
ローラ1へ動作制限指令を出力し(手順S20)、次い
で、エンジンが作動しているか否か判断する(手順
S21)。エンジンが作動状態にあれば、処理をスタート
へ戻し、エンジンが停止していればRAM34に格納さ
れている演算結果や各種データを不揮発性メモリ35へ
格納して処理を終了する。
タ、又は設定値以上になったことを表す信号を受信する
と、油圧ショベルのそれ以上の使用を抑えるため、油圧
ショベルの動作を制限する指令信号を出力する。この指
令信号は、通信制御部51、電話回線6、無線中継局
4、アンテナ41、アンテナ39、無線通信制御部38
を介して制御部3へ送信され、手順S19でこの指令信号
を受信したMPU37は、入出力部32を介してコント
ローラ1へ動作制限指令を出力し(手順S20)、次い
で、エンジンが作動しているか否か判断する(手順
S21)。エンジンが作動状態にあれば、処理をスタート
へ戻し、エンジンが停止していればRAM34に格納さ
れている演算結果や各種データを不揮発性メモリ35へ
格納して処理を終了する。
【0022】一方、手順S20で動作制限指令が出力さ
れ、コントローラ1にこの動作制限指令が入力される
と、コントローラ1は油圧ショベルに搭載されているエ
ンジンの燃料噴射量の最大値を低下させる。この動作制
限により、油圧ショベルは、オペレータが操作レバーを
操作して作業を実施しようとしても作業に必要な充分な
出力を得ることができず、実質的に作業を行うことがで
きなくなる。
れ、コントローラ1にこの動作制限指令が入力される
と、コントローラ1は油圧ショベルに搭載されているエ
ンジンの燃料噴射量の最大値を低下させる。この動作制
限により、油圧ショベルは、オペレータが操作レバーを
操作して作業を実施しようとしても作業に必要な充分な
出力を得ることができず、実質的に作業を行うことがで
きなくなる。
【0023】このように、本実施例では、貸与を、貸与
期間ではなく油圧ショベルの作業量で定めるようにした
ので、実際の作業量に応じた合理的なレンタル料金を決
定することができる。又、作業量が判明しているので、
返却後に必要なメンテナンスの概略を予測することがで
き、これにより、貸与事業を効率的に運営することがで
きる。さらに、契約作業量を超えると動作制限を行うよ
うにしたので、契約作業量以上の使用が抑えられ、予測
されるメンテナンスに大きな誤差を生じることはなく、
効率的な貸与事業の運営に支障を生じることはない。
期間ではなく油圧ショベルの作業量で定めるようにした
ので、実際の作業量に応じた合理的なレンタル料金を決
定することができる。又、作業量が判明しているので、
返却後に必要なメンテナンスの概略を予測することがで
き、これにより、貸与事業を効率的に運営することがで
きる。さらに、契約作業量を超えると動作制限を行うよ
うにしたので、契約作業量以上の使用が抑えられ、予測
されるメンテナンスに大きな誤差を生じることはなく、
効率的な貸与事業の運営に支障を生じることはない。
【0024】なお、上記実施例の説明では、油圧ショベ
ルを例示したが、油圧ショベル以外の作業機械にも適用
できるのは当然である。又、上記実施例の説明では、異
常時又はレバーのON時間が設定値以上のとき、これを
一旦管理部へ伝送し、管理部から指令を伝送して動作制
限を行う例について説明したが、管理部へ伝送せずに直
接コントローラへ信号を出力して動作制限を行うように
してもよい。又、異常が存在するか否かの判断は必ずし
も必要ではなく、これを省略することもできる。 さら
に、動作制限から一定時間経過後にも操作レバーが操作
されている場合には、これを管理部へ通報するように構
成することもでき、これにより、管理部で必要な処置、
例えば作業主に操作の中止を勧告したり、レンタル料金
を引き上げる等の処置を採ることができる。
ルを例示したが、油圧ショベル以外の作業機械にも適用
できるのは当然である。又、上記実施例の説明では、異
常時又はレバーのON時間が設定値以上のとき、これを
一旦管理部へ伝送し、管理部から指令を伝送して動作制
限を行う例について説明したが、管理部へ伝送せずに直
接コントローラへ信号を出力して動作制限を行うように
してもよい。又、異常が存在するか否かの判断は必ずし
も必要ではなく、これを省略することもできる。 さら
に、動作制限から一定時間経過後にも操作レバーが操作
されている場合には、これを管理部へ通報するように構
成することもでき、これにより、管理部で必要な処置、
例えば作業主に操作の中止を勧告したり、レンタル料金
を引き上げる等の処置を採ることができる。
【0025】又、上記実施例の説明では、作業量とし
て、操作レバーを操作した時間の積算値を用いる例につ
いて説明したが、これ以外にも次のような物理量を用い
ることができる。 (a)油圧ポンプの吐出圧を、図3に示す変換マップ
(例えば、図1に示すROM33に格納される)を用い
て作業量に変換し、単位時間当たりの作業量を求め、こ
の作業量を累計する。 (b)同様に、予め定められた変換マップを用いて、エ
ンジン回転数、油圧ポンプの流量、燃料消費量、(油圧
ポンプ吐出圧と流量の積)、(油圧ポンプ吐出圧と流量
とエンジン回転数との積)のうちのいずれかを作業量に
変換し、単位時間当たりの作業量を求め、この作業量を
累計する。 (c)油圧ポンプの吐出圧が一定値以上になった時間の
積算値を用いる。 (d)エンジンが動作している時間又は当該エンジンが
一定回転数以上の回転数になっているときの時間の積算
値を用いる。
て、操作レバーを操作した時間の積算値を用いる例につ
いて説明したが、これ以外にも次のような物理量を用い
ることができる。 (a)油圧ポンプの吐出圧を、図3に示す変換マップ
(例えば、図1に示すROM33に格納される)を用い
て作業量に変換し、単位時間当たりの作業量を求め、こ
の作業量を累計する。 (b)同様に、予め定められた変換マップを用いて、エ
ンジン回転数、油圧ポンプの流量、燃料消費量、(油圧
ポンプ吐出圧と流量の積)、(油圧ポンプ吐出圧と流量
とエンジン回転数との積)のうちのいずれかを作業量に
変換し、単位時間当たりの作業量を求め、この作業量を
累計する。 (c)油圧ポンプの吐出圧が一定値以上になった時間の
積算値を用いる。 (d)エンジンが動作している時間又は当該エンジンが
一定回転数以上の回転数になっているときの時間の積算
値を用いる。
【0026】(e)走行距離計を設けて走行距離を用い
る。
る。
【0027】(f)走行スイッチを設けて走行している
時間を累計する。
時間を累計する。
【0028】又、上記実施例の説明では、動作制限の例
としてエンジンの燃料噴射量の最大値を低下させる例に
ついて説明したが、これ以外にも、 (a)エンジンの最大回転数を低下させる手段 (b)油圧ポンプの最大流量を低下させる手段 (c)油圧ポンプの最大馬力を低く制限する手段 を用いることができる。
としてエンジンの燃料噴射量の最大値を低下させる例に
ついて説明したが、これ以外にも、 (a)エンジンの最大回転数を低下させる手段 (b)油圧ポンプの最大流量を低下させる手段 (c)油圧ポンプの最大馬力を低く制限する手段 を用いることができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、貸与を
貸与期間ではなく作業機械の作業量で定めるようにした
ので、実際の作業量に応じた合理的なレンタル料金を決
定することができる。又、作業量が判明しているので、
返却後に必要なメンテナンスの概略を予測することがで
き、これにより、貸与事業を効率的に運営することがで
きる。さらに、契約作業量を超えると動作制限を行うよ
うにしたので、契約作業量以上の使用が抑えられ、予測
されるメンテナンスに大きな誤差を生じることはなく、
効率的な運営に支障を生じることはない。
貸与期間ではなく作業機械の作業量で定めるようにした
ので、実際の作業量に応じた合理的なレンタル料金を決
定することができる。又、作業量が判明しているので、
返却後に必要なメンテナンスの概略を予測することがで
き、これにより、貸与事業を効率的に運営することがで
きる。さらに、契約作業量を超えると動作制限を行うよ
うにしたので、契約作業量以上の使用が抑えられ、予測
されるメンテナンスに大きな誤差を生じることはなく、
効率的な運営に支障を生じることはない。
【図1】本発明の実施例に係る貸与作業機械の管理シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図2】図1に示す装置の動作を説明するフローチャー
トである。
トである。
【図3】圧力を作業量に変換する変換マップを示す図で
ある。
ある。
1 コントロール
2 各種センサ
3 制御部
4 無線中継局
5 レンタル会社
6 電話回線
21 レバーセンサ
31 A/D変換器
32 入出力部
35 不揮発性メモリ
36 設定値メモリ
37 MPU
38 無線通信制御部
39、41 アンテナ
51 通信制御部
52 管理部
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平4−205591(JP,A)
特開 平3−255466(JP,A)
特開 昭59−96339(JP,A)
特開 昭59−172088(JP,A)
特開 平6−12546(JP,A)
実開 昭58−71866(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G07C 1/00 - 15/00
G06F 17/60
G06F 19/00
G07F 17/00 - 17/42
E02F 3/627 - 3/815
E02F 3/88 - 3/96
E02F 9/00 - 9/18
E02F 9/24 - 9/28
Claims (13)
- 【請求項1】 他に貸与して貸与料金を得る貸与作業機
械において、この作業機械に、当該作業機械の動作量を
検出するための動作量検出用センサと、前記動作量の積
算値が予め設定された設定値以上になったか否かを判断
する作業量判断手段と、前記作業機械の通常の動作を制
限する動作制限手段と、前記動作制限手段が作動して所
定時間経過後、前記動作量検出手段により前記作業機械
が操作されていることが検出されたとき、当該作業機械
を貸与する貸与側の管理部にこれを伝送する報知手段と
を設け、前記作業量判断手段で前記動作量が前記設定値
以上になったと判断されたときに前記動作制限手段を作
動させることができるように構成したことを特徴とする
貸与作業機械の管理システム。 - 【請求項2】 他に貸与して貸与料金を得る貸与作業機
械において、この作業機械に、当該作業機械の動作量を
検出するための動作量検出用センサと、前記動作量の積
算値が予め設定された設定値以上になったか否かを判断
する作業量判断手段と、前記作業機械を駆動するエンジ
ンの燃料噴射量の最大値及び最大回転数並びに前記作業
機械を駆動する油圧ポンプの最大流量及び最大馬力のう
ちの何れかを低下させて前記作業機械の通常の動作を制
限する動作制限手段とを設け、前記作業量判断手段で前
記動作量が前記設定値以上になったと判断されたときに
前記動作制限手段を作動させることができるように構成
したことを特徴とする貸与作業機械の管理システム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記作
業量判断手段で前記動作量が前記設定値以上になったと
判断されたときその判断およびその判断の基礎となるデ
ータを前記作業機械を貸与する貸与側の管理部に伝送す
るデータ伝送手段と、前記貸与側から前記動作制限手段
に対してこれを作動させる指令を与える作動指令伝送手
段とを設けたことを特徴とする貸与作業機械の管理シス
テム。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2において、前記作
業機械の異常を判断するために必要な物理量を検出する
異常検出用センサと、前記異常検出用センサの検出値に
基づいて前記作業機械の異常を判断する異常判断手段
と、前記作業量判断手段で前記動作量が前記設定値以上
になったと判断されたとき又は前記異常判断手段で異常
が発生したと判断されたとき当該判断およびその基礎と
なるデータを前記作業機械を貸与する貸与側の管理部に
伝送するデータ伝送手段と、前記貸与側から前記動作制
限手段に対してこれを作動させる指令を与える作動指令
伝送手段とを設けたことを特徴とする貸与作業機械の管
理システム。 - 【請求項5】 請求項1乃至4において、前記動作量
は、前記作業機械を操作する操作レバーの操作の有無で
あることを特徴とする貸与作業機械の管理システム。 - 【請求項6】 請求項1乃至4において、前記動作量
は、前記作業機械を駆動するエンジンの動作時間である
ことを特徴とする貸与作業機械の管理システム。 - 【請求項7】 請求項6において、前記エンジンの動作
時間は、当該エンジンの回転数が所定回転数以上となっ
ているときの時間であることを特徴とする貸与作業機械
の管理システム。 - 【請求項8】 請求項1乃至4において、前記動作量
は、前記作業機械を駆動する油の圧力に基づいて得られ
る量であることを特徴とする貸与作業機械の管理システ
ム。 - 【請求項9】 請求項1乃至4において、前記動作量
は、前記作業機械を駆動する油の流量に基づいて得られ
る量であることを特徴とする貸与作業機械の管理システ
ム。 - 【請求項10】 請求項1乃至4において、前記動作量
は、前記作業機械で使用される燃料消費量であることを
特徴とする貸与作業機械の管理システム。 - 【請求項11】 請求項1乃至4において、前記動作量
は、前記作業機械を駆動する油の圧力と流量の積に基づ
いて得られる量であることを特徴とする貸与作業機械の
管理システム。 - 【請求項12】 請求項1乃至4において、前記動作量
は、前記作業機械を駆動する油の圧力と流量とエンジン
の回転数の積に基づいて得られる量であることを特徴と
する貸与作業機械の管理システム。 - 【請求項13】 請求項1乃至4において、前記動作量
は、前記作業機械を駆動する油の圧力が一定値以上にな
ったときの時間であることを特徴とする貸与作業機械の
管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07187795A JP3485378B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 貸与作業機械の管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07187795A JP3485378B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 貸与作業機械の管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08273015A JPH08273015A (ja) | 1996-10-18 |
JP3485378B2 true JP3485378B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=13473195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07187795A Expired - Fee Related JP3485378B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 貸与作業機械の管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3485378B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1137836A (ja) | 1997-07-22 | 1999-02-12 | Tlv Co Ltd | 測定機器の使用制限装置 |
JPH11175136A (ja) * | 1997-12-17 | 1999-07-02 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 作業区域の騒音監視システム並びに騒音監視装置及び方法並びに作業区域騒音規制制御式建設機械 |
CN1606021A (zh) | 1998-08-31 | 2005-04-13 | 株式会社神户制钢所 | 建筑机械管理系统 |
JP2001227004A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-24 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業機械の稼働管理装置 |
EP1306767A4 (en) * | 2000-08-04 | 2005-05-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ADMINISTRATIVE SYSTEM AND DEVICE FOR MANAGING THE EXPIRATION DATE |
JP2002075820A (ja) * | 2000-08-24 | 2002-03-15 | Hitachi Ltd | 半導体製造装置の使用許諾システムおよび使用許諾方法 |
JP2002304584A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Olympus Optical Co Ltd | 機器貸し出しシステム |
US7200652B2 (en) * | 2001-07-16 | 2007-04-03 | International Business Machines Corporation | Method and system for providing automatic notification of end of lease of computers and their locations |
GB2380013A (en) * | 2001-09-21 | 2003-03-26 | Hewlett Packard Co | Automated Rental Procedure |
JP2016104925A (ja) * | 2013-03-08 | 2016-06-09 | 日立建機株式会社 | 作業機械の管理システム、クライアント端末およびサーバ |
CN104903928B (zh) | 2014-09-30 | 2021-06-18 | 株式会社小松制作所 | 工程机械及工程机械的工作状态管理系统 |
JP6470667B2 (ja) * | 2015-09-29 | 2019-02-13 | 株式会社クボタ | 作業機の動作システム |
DE112016004426T5 (de) * | 2015-09-29 | 2018-07-05 | Kubota Corporation | Verwaltungssystem für Arbeitsmaschine |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP07187795A patent/JP3485378B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08273015A (ja) | 1996-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3485378B2 (ja) | 貸与作業機械の管理システム | |
EP2966612B1 (en) | Management server for work machine and management method for work machine | |
JP4246039B2 (ja) | 建設機械の稼働情報管理装置 | |
JP4489258B2 (ja) | 建設機械の電子制御システム | |
KR101684820B1 (ko) | 건설 기계의 이상 정보 제어 장치 | |
US7289895B2 (en) | Electronic control systems for construction machine | |
US9587380B2 (en) | Display device of work vehicle and display method for the same | |
US20140288675A1 (en) | Diagnostic Processing System, Onboard Terminal System, and Server | |
JPH1124744A (ja) | 移動式作業機械管理システム及び管理方法並びに同管理システムのための移動式作業機械,ユーザ装置及び親装置 | |
CN104736773A (zh) | 作业机械和作业管理系统 | |
WO2007061499A1 (en) | Machine operational data collection and reporting system | |
US6917846B1 (en) | Apparatus and method of providing a work machine | |
JP2999658B2 (ja) | 移動作業機械の管理システム | |
AU2001263334A1 (en) | Apparatus and method of providing a work machine | |
JPH06330539A (ja) | 移動作業機械の管理システム | |
JP3655506B2 (ja) | 移動作業機械の管理システム | |
CN101232533B (zh) | 携带式电话及其对应型施工机械和数据收发方法 | |
JP2939104B2 (ja) | 移動作業機械のデータ収集システム | |
JP3615339B2 (ja) | 建設機械の稼働状態監視装置 | |
JPS6213223B2 (ja) | ||
JP4045027B2 (ja) | 建設機械の電子制御システム | |
JP2001011900A (ja) | 建設機械のデータ処理装置 | |
JPH10183690A (ja) | 作業機械の保守システム | |
JP2020016986A (ja) | 建設機械の異常管理システム | |
JP2003293399A (ja) | 移動式作業機械管理システム及び管理方法並びに同管理システムのための移動式作業機械,ユーザ装置及び親装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |