JP3484975B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP3484975B2
JP3484975B2 JP10514498A JP10514498A JP3484975B2 JP 3484975 B2 JP3484975 B2 JP 3484975B2 JP 10514498 A JP10514498 A JP 10514498A JP 10514498 A JP10514498 A JP 10514498A JP 3484975 B2 JP3484975 B2 JP 3484975B2
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晶 祐福
大志 城戸
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16152Cap comprising a cavity for hosting the device, e.g. U-shaped cap
    • H01L2924/1616Cavity shape

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源を高周波
出力に変換して負荷へ供給する電源装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の電源装置の一例(特開平
8−223914号公報参照)を示し、負荷である無電
極放電灯1へ電源供給を行うものである。以下、図14
に示す電源装置について説明する。
【0003】無電極放電灯1は、不活性ガス、金属蒸気
の単体あるいは混合気体を放電ガスとして封入したガラ
スのような透光性材料よりなるバルブ1aを備え、バル
ブ1aの近傍に誘導コイル2を配置して構成される。バ
ルブ1aの形状や誘導コイル2の配置には種々のものが
提案されているが、ここではバルブ1aの外に誘導コイ
ル2が配置されているものとする。また、放電ガスは主
として紫外線を発生するように調整され、バルブ1aの
内周面には蛍光体が塗布されている。
【0004】図14に示す電源装置は、商用電源のよう
な交流電源ACを全波整流するダイオードブリッジより
なる整流回路DBと、整流回路DBの出力を所定の直流
電圧に変換して出力する第1の直流電源回路E1と、第
1の直流電源回路E1の出力を降圧して出力する第2の
直流電源回路E2と、第1のスイッチング素子(図示せ
ず)を具備し第1のスイッチング素子を高周波でオンオ
フすることにより第1の直流電源回路E1の出力を高周
波出力に変換して誘導コイル2へ供給する高周波回路7
と、水晶振動子を用いた発振回路5、第2のスイッチン
グ素子(図示せず)を含み発振回路5の出力を増幅する
プリアンプ6を具備し前記第2のスイッチング素子を高
周波でオンオフすることによって前記第1のスイッチン
グ素子を駆動する駆動回路8と、誘導コイル2と高周波
回路7との間に設けられ整流回路DB、第1の直流電源
回路E1、第2の直流電源回路E2、駆動回路8、高周波
回路7により構成される高周波電源回路3と誘導コイル
2とのインピーダンス整合をとるための整合回路4とを
備えている。
【0005】さらに説明すると、第1の直流電源回路E
1は、例えば昇圧チョッパ回路により構成され、第1の
コンデンサC1(第1の平滑コンデンサ)の両端に直流
出力電圧を発生する。また、第2の直流電源回路E
2は、例えば降圧チョッパ回路により構成され、第2の
コンデンサC2(第2の平滑コンデンサ)の両端に直流
出力電圧を発生する。
【0006】また、プリアンプ6は、例えばC級増幅回
路により構成されるが、E級増幅回路により構成しても
よく、高周波回路7は、例えばD級増幅回路により構成
されている。
【0007】また、整合回路4は、無電極放電灯1の点
灯安定時に効率良く高周波電力を伝達することができる
ように、無電極放電灯1の点灯安定時において高周波回
路7からみたインピーダンスが適正値になるように設計
されている。
【0008】この電源装置では、上記高周波電源回路3
から無電極放電灯1の誘導コイル2に数100kHzか
ら数MHzの高周波電流を流すと、バルブ1aの内部空
間に高周波電磁界が作用することにより高周波放電を生
じて紫外線が発生し、紫外線は蛍光体により可視光に変
換される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電源装
置において、高周波電源回路3の回路部品が実装された
プリント基板は金属製のシールドケース内に収納される
ことが一般的であるが、高周波電源回路3を一つのプリ
ント基板に実装する場合、駆動回路8及び高周波回路7
から発せられる高周波ノイズや、駆動回路8若しくは高
周波回路7と、第1の直流電源回路E1若しくは第2の
直流電源回路E2との相互干渉により、回路動作が不安
定になったり誤動作や故障が発生する恐れがある。ま
た、駆動回路8から発せられる高周波ノイズが高周波回
路7の電源ラインにのったり、逆に高周波回路7から発
せられる高周波ノイズが駆動回路8の電源ラインにのっ
たりして、回路動作が不安定になったり、回路の誤動作
や故障が発生する原因となる恐れもある。一方で、高周
波電源回路3の構成部品を複数のプリント基板に分けて
実装する場合には、部品点数が増えて装置が大型化して
しまうとともにコストが高くなり、しかも組立性が悪く
なるという問題がある。
【0010】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、低コストで動作信頼性の高い電源装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、第1のコンデンサの両端に直流
出力電圧を発生する第1の直流電源回路と、第2のコン
デンサの両端に直流出力電圧を発生する第2の直流電源
回路と、第1のスイッチング素子を具備し第1のスイッ
チング素子を高周波でオンオフすることによって前記第
1の直流電源回路の出力を高周波電力に変換して負荷へ
供給する高周波回路と、第2のスイッチング素子を具備
し第2のスイッチング素子を高周波でオンオフすること
によって前記第2の直流電源回路の出力を高周波電力に
変換して前記第1のスイッチング素子を駆動する駆動回
路と、前記各回路が実装される一つのプリント基板と、
前記第1の直流電源回路のうち前記第1のコンデンサを
除く回路部品及び前記第2の直流電源回路のうち前記第
2のコンデンサを除く回路部品と前記駆動回路及び前記
高周波回路とを空間的に分離するシールド板が配設され
前記プリント基板が収納されるシールドケースとを備え
た電源装置であって、前記シールド板の両側に存在する
前記プリント基板の第1の領域及び第2の領域をつなぐ
第3の領域の近傍に前記第1のコンデンサと前記第2の
コンデンサを配置し、前記第1のスイッチング素子と前
記第1のコンデンサとを両者間の距離が前記第1のスイ
ッチング素子と前記第2のコンデンサとの距離よりも短
くなるように配設して成ることを特徴とするものであ
り、前記各回路が一つのプリント基板上に実装されてい
ることにより、部品点数を削減することができて低コス
ト化を図ることができ、前記シールド板が配設されてい
ることにより、前記駆動回路若しくは前記高周波回路
と、前記第1の直流電源回路若しくは前記第2の直流電
源回路との相互干渉を防止することができ、しかも、前
記プリント基板の前記第3の領域の近傍に前記第1のコ
ンデンサ及び前記第2のコンデンサを配置することによ
り、前記シールド板が存在しない空間における漏洩ノイ
ズを低減することができ、また前記第1のスイッチング
素子と前記第1のコンデンサとの距離が前記第1のスイ
ッチング素子と前記第2のコンデンサとの距離よりも短
くなるように配設されていることにより、前記高周波回
路から発せられる高周波ノイズが前記駆動回路の電源ラ
インにのりにくくなるから、低コストで動作信頼性を高
くすることができる。
【0012】 請求項2の発明は、第1のコンデンサの
両端に直流出力電圧を発生する第1の直流電源回路と、
第2のコンデンサの両端に直流出力電圧を発生する第2
の直流電源回路と、第1のスイッチング素子を具備し第
1のスイッチング素子を高周波でオンオフすることによ
って前記第1の直流電源回路の出力を高周波電力に変換
して負荷へ供給する高周波回路と、第2のスイッチング
素子を具備し第2のスイッチング素子を高周波でオンオ
フすることによって前記第2の直流電源回路の出力を高
周波電力に変換して前記第1のスイッチング素子を駆動
する駆動回路と、前記各回路が実装される一つのプリン
ト基板と、前記第1の直流電源回路のうち前記第1のコ
ンデンサを除く回路部品及び前記第2の直流電源回路の
うち前記第2のコンデンサを除く回路部品と前記駆動回
路及び前記高周波回路とを空間的に分離するシールド板
が配設され前記プリント基板が収納されるシールドケー
スとを備えた電源装置であって、前記シールド板の両側
に存在する前記プリント基板の第1の領域及び第2の領
域をつなぐ第3の領域の近傍に前記第1のコンデンサと
前記第2のコンデンサを配置し、前記第2のスイッチン
グ素子と前記第2のコンデンサとを両者間の距離が前記
第2のスイッチング素子と前記第1のコンデンサとの距
離よりも短くなるように配設して成ることを特徴とする
ものであり、前記各回路が一つのプリント基板上に実装
されていることにより、部品点数を削減することができ
て低コスト化を図ることができ、前記シールド板が配設
されていることにより、前記駆動回路若しくは前記高周
波回路と、前記第1の直流電源回路若しくは前記第2の
直流電源回路との相互干渉を防止することができ、しか
も、前記プリント基板の前記第3の領域の近傍に前記第
1のコンデンサ及び前記第2のコンデンサを配置するこ
とにより、前記シールド板が存在しない空間における漏
洩ノイズを低減することができ、また前記第2のスイッ
チング素子と前記第2のコンデンサとの距離が前記第2
のスイッチング素子と前記第1のコンデンサとの距離よ
りも短くなるように配設されていることにより、前記駆
動回路から発せられる高周波ノイズが前記高周波回路の
電源ラインにのりにくくなるから、低コストで動作信頼
性を高くすることができる。
【0013】 請求項3の発明は、第1のコンデンサの
両端に直流出力電圧を発生する第1の直流電源回路と、
第2のコンデンサの両端に直流出力電圧を発生する第2
の直流電源回路と、第1のスイッチング素子を具備し第
1のスイッチング素子を高周波でオンオフすることによ
って前記第1の直流電源回路の出力を高周波電力に変換
して負荷へ供給する高周波回路と、第2のスイッチング
素子を具備し第2のスイッチング素子を高周波でオンオ
フすることによって前記第2の直流電源回路の出力を高
周波電力に変換して前記第1のスイッチング素子を駆動
する駆動回路と、前記各回路が実装される一つのプリン
ト基板と、前記第1の直流電源回路のうち前記第1のコ
ンデンサを除く回路部品及び前記第2の直流電源回路の
うち前記第2のコンデンサを除く回路部品と前記駆動回
路及び前記高周波回路とを空間的に分離するシールド板
が配設され前記プリント基板が収納されるシールドケー
スとを備えた電源装置であって、前記シールド板の両側
に存在する前記プリント基板の第1の領域及び第2の領
域をつなぐ第3の領域の近傍に前記第1のコンデンサと
前記第2のコンデンサを配置し、前記第1のスイッチン
グ素子と前記第1のコンデンサとを両者間の距離が前記
第1のスイッチング素子と前記第2のコンデンサとの距
離よりも短くなるように配設し、且つ、前記第2のスイ
ッチング素子と前記第2のコンデンサとを両者間の距離
が前記第2のスイッチング素子と前記第1のコンデンサ
との距離よりも短くなるように配設して成ることを特徴
とするものであり、前記各回路が一つのプリント基板上
に実装されていることにより、部品点数を削減すること
ができて低コスト化を図ることができ、前記シールド板
が配設されていることにより、前記駆動回路若しくは前
記高周波回路と、前記第1の直流電源回路若しくは前記
第2の直流電源回路との相互干渉を防止することがで
、しかも、前記プリント基板の前記第3の領域の近傍
に前記第1のコンデンサ及び前記第2のコンデンサを配
置することにより、前記シールド板が存在しない空間に
おける漏洩ノイズを低減することができ、また前記第1
のスイッチング素子と前記第1のコンデンサとの距離が
前記第1のスイッチング素子と前記第2のコンデンサと
の距離よりも短くなるように配設され、且つ、前記第2
のスイッチング素子と前記第2のコンデンサとの距離が
前記第2のスイッチング素子と前記第1のコンデンサと
の距離よりも短くなるように配設されていることによ
り、前記高周波回路から発せられる高周波ノイズが前記
駆動回路の電源ラインにのりにくくなり且つ前記駆動回
路から発せられる高周波ノイズが前記高周波回路の電源
ラインにのりにくくなるから、低コストで動作信頼性を
高くすることができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、前記プリント基板は、前記第1の直流
電源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路部品及
び前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコンデンサ
を除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回路とを
空間的に分離するように一つの切欠部が形成され、前記
シールド板は前記切欠部に対応するように配設されてい
るので、前記駆動回路若しくは前記高周波回路と、前記
第1の直流電源回路若しくは前記第2の直流電源回路と
の相互干渉をより確実に防止することができる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、前記プリント基板は、前記第1の直流
電源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路部品及
び前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコンデンサ
を除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回路とを
空間的に分離するように一対の切欠部が直線状に形成さ
れ、前記シールド板は前記各切欠部に対応するように配
設されているので、前記駆動回路若しくは前記高周波回
路と、前記第1の直流電源回路若しくは前記第2の直流
電源回路との相互干渉をより確実に防止することができ
る。
【0016】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、前記プリント基板は、前記第1の直流
電源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路部品及
び前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコンデンサ
を除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回路とを
空間的に分離するように表裏に貫通するスリット部が中
央部に形成され、前記シールド板は前記スリット部に対
応するように配設されているので、前記駆動回路若しく
は前記高周波回路と、前記第1の直流電源回路若しくは
前記第2の直流電源回路との相互干渉をより確実に防止
することができる。
【0017】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとは
前記スリット部を挟むように配設されているので、ノイ
ズの影響をさらに少なくすることができる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】 請求項の発明は、請求項1乃至請求項
の発明において、前記高周波回路がD級増幅回路より
なるので、前記第1のスイッチング素子が二つあること
によって前記第1のスイッチング素子それぞれのスイッ
チング損失を小さくすることができる。
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図3に本発明の電
源装置の一実施形態の回路図を示す。本実施形態の電源
装置は、無電極放電灯1へ高周波電力を供給するもので
あって、商用電源のような交流電源ACを全波整流する
ダイオードブリッジよりなる整流回路DBと、整流回路
DBの出力を所定の直流電圧に変換して出力する第1の
直流電源回路E1と、整流回路DBの出力を所定の直流
電圧に変換して出力する第2の直流電源回路E 2と、パ
ワーMOSFETよりなる第1のスイッチング素子Q1
を具備し第1のスイッチング素子Q1を高周波でオンオ
フすることにより第1の直流電源回路E1の出力を高周
波出力に変換して誘導コイル2へ供給する高周波回路7
と、水晶振動子Xを用いた発振回路5、MOSFETよ
りなる第2のスイッチング素子Q2を含み発振回路5の
出力を増幅するプリアンプ6を具備し前記第2のスイッ
チング素子Q2を高周波でオンオフすることによって前
記第1のスイッチング素子Q1を駆動する駆動回路8
と、誘導コイル2と高周波回路7との間に設けられる整
合回路4とを備えている。なお、図14に示した従来構
成と同様の構成要素には同一の符号を付してある。
【0024】ここにおいて、第1の直流電源回路E
1は、第1のインダクタ(図示せず)、第1のトランジ
スタ(図示せず)、第1のダイオード(図示せず)、電
解コンデンサよりなる第1のコンデンサC1(第1の平
滑コンデンサ)、前記第1のトランジスタのオンオフを
制御する制御回路(図示せず)などを備えた昇圧チョッ
パ回路を用い、第1のトランジスタのオンオフにより第
1のインダクタに逆起電力を発生させ、その逆起電力を
第1のコンデンサC1に蓄積することにより昇圧を行っ
ている。また、第2の直流電源回路E2としては、第2
のトランジスタ(図示せず)、第2のインダクタ(図示
せず)、第2のダイオード(図示せず)、電解コンデン
サよりなる第2のコンデンサC2(第2の平滑コンデン
サ)、前記第2のトランジスタのオンオフを制御する制
御回路(図示せず)などを備えた降圧チョッパ回路を用
い、第2のコンデンサC2両端に降圧された電圧を発生
させている。しかして、交流電源ACから整流回路DB
への入力電流を高周波的に流し続けることができるか
ら、入力電流に休止期間が生じないのであり、交流電源
ACと整流回路DBとの間に簡単な高周波阻止フィルタ
を挿入するだけで、入力電流波形を連続的なものとする
ことができ、入力電流歪を低減することが可能である。
【0025】また、プリアンプ6は、前記第2のスイッ
チング素子Q2を用いたC級増幅回路により構成され、
高周波回路7は、前記第1のスイッチング素子Q1を用
いたE級増幅回路により構成されている。
【0026】また、整合回路4は、無電極放電灯1の点
灯安定時に効率良く高周波電力を伝達することができる
ように、無電極放電灯1の点灯安定時において高周波回
路7からみたインピーダンスが適正値になるように設計
されている。
【0027】しかして、本実施形態の電源装置は、整流
回路DB、第1の直流電源回路E1、第2の直流電源回
路E2、駆動回路8、高周波回路7により構成される高
周波電源回路から誘導コイル2に数100kHzないし
数十MHzの高周波電流を流すことにより、誘導コイル
2に高周波電磁界を発生させ、無電極放電灯1に高周波
電力を供給し、無電極放電灯1内に高周波プラズマ電流
を発生させて紫外線もしくは可視光を発生させるように
なっている。
【0028】ところで、上述の図3の回路のうち整流回
路DB、第1の直流電源回路E1、第2の直流電源回路
2、駆動回路8、高周波回路7により構成される高周
波電源回路は図1及び図2に示す一つの矩形板状のプリ
ント基板11に実装され、金属製のシールドケース内に
納装される。シールドケースは、一面開口した矩形箱状
であってプリント基板11が収納されるボディ13(図
1及び図2参照)と、ボディ13の開口面を塞ぐように
ボディ13に結合されるカバー(図示せず)とで構成さ
れる。
【0029】プリント基板11は、四辺のうちの一辺の
略中央部から該一辺に対向する辺に向かう細幅の切欠部
12が形成されており、図1中の切欠部12よりも左側
の第1の領域11aに整流回路DB、第1の直流電源回
路E1のうち第1のコンデンサC1を除く回路部品、第2
の直流電源回路E2のうち第2のコンデンサC2を除く回
路部品が実装される。また、図1中の切欠部12よりも
右側の第2の領域11bに高周波回路7及び駆動回路8
が実装され、第2の領域11bにはさらに第2の領域1
1bと第1の領域11aとの間に介在する幅細の第3の
領域11cの近傍の位置に前記第1のコンデンサC1
び前記第2のコンデンサC2が実装される。
【0030】一方、ボディ13には、プリント基板11
の切欠部12に対応する位置に金属製のシールド板14
が一体に突設されており、プリント基板11をボディ1
3に収納した状態では、上記第1の領域11aと上記第
2の領域11bとの間にシールド板14が介在すること
になるから、駆動回路8若しくは高周波回路7と、第1
の直流電源回路E1若しくは第2の直流電源回路E2との
間のノイズによる相互干渉を防止することができる。
【0031】また、本実施形態では、図1に示すよう
に、プリント基板11の上記第3の領域11cの近傍
に、第1のコンデンサC1及び第2のコンデンサC2を配
置することにより、シールド板14が存在しない空間に
おける漏洩ノイズを低減している。また、前記第1のス
イッチング素子Q1と前記第1のコンデンサC1とを両者
間の距離が前記第1のスイッチング素子Q1と前記第2
のコンデンサC2との距離よりも短くなるように配設
し、且つ、前記第2のスイッチング素子Q2と前記第2
のコンデンサC2とを両者間の距離が前記第2のスイッ
チング素子Q2と前記第1のコンデンサC1との距離より
も短くなるように配設しているので、前記第1のスイッ
チング素子Q1を具備した高周波回路7から発せられる
高周波ノイズが駆動回路6の電源ラインにのりにくくな
り、且つ、前記第2のスイッチング素子Q 2を具備した
駆動回路8から発せられる高周波ノイズが高周波回路7
の電源ラインにのりにくくなるから、低コストで動作信
頼性を高くすることができる。
【0032】(実施形態2)図4に本実施形態の電源装
置の回路図を示す。本実施形態の電源装置の基本回路構
成は図3に示した実施形態1と略同じであり、高周波回
路7としてパワーMOSFETよりなる一対のスイッチ
ング素子Q4,Q3(第1のスイッチング素子)の直列回
路を備えたD級増幅回路を用いた点が相違する。なお、
実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0033】高周波回路7は、プリアンプ6の出力がト
ランスTを介して両スイッチング素子Q4,Q3それぞれ
のゲート・ソース間に供給されることにより、D級増幅
を行うものであり、インダクタL1とコンデンサC11
の直列共振回路を通して高周波電力を出力する。
【0034】本実施形態では、図5に示すように、両ス
イッチング素子Q4,Q3(第1のスイッチング素子)そ
れぞれと前記第1のコンデンサC1との各距離が、スイ
ッチング素子Q4,Q3それぞれと前記第2のコンデンサ
2との距離よりも短くなるように配設され、且つ、前
記第2のスイッチング素子Q2と前記第2のコンデンサ
2との距離が前記第2のスイッチング素子Q2と前記第
1のコンデンサC1との距離よりも短くなるように配設
されているので、一対のスイッチング素子Q4,Q3を具
備した高周波回路7から発せられる高周波ノイズが駆動
回路6の電源ラインにのりにくくなり、且つ、前記第2
のスイッチング素子Q2を具備した駆動回路8から発せ
られる高周波ノイズが高周波回路7の電源ラインにのり
にくくなるから、低コストで動作信頼性を高くすること
ができる。
【0035】(実施形態3)本実施形態の電源装置の回
路構成は実施形態2と同じであり、図6及び図7に示す
ように、スイッチング素子Q2,Q3,Q4に共通の絶縁
板15をボディ13の内側面の一部及び底面の一部に当
接させる形で配設し、スイッチング素子Q2,Q3,Q4
の熱を絶縁板15を介してシールドケースから放熱させ
るようにした点が相違するだけである。ここに、絶縁板
15は熱伝導性の良い材料により形成してある。しかし
て、本実施形態では、実施形態2と同様の効果が得られ
るとともに、スイッチング素子Q2,Q3,Q4の熱を効
率的に放熱させることができ、スイッチング素子Q2
3,Q4及びシールドケース内の温度上昇を抑制するこ
とができる。なお、実施形態2と同様の構成要素には同
一の符号を付してある。本実施形態では、実施形態2に
比べてスイッチング素子Q3,Q4と第1のコンデンサC
1との距離がそれぞれ大きくなるとともに、スイッチン
グ素子Q2と第2のコンデンサC2との距離が大きくなる
が、いずれの距離もできるだけ短くなるように配置する
ことが望ましい。
【0036】(実施形態4)本実施形態の電源装置の回
路構成は実施形態2と同じであり、図8及び図9に示す
プリント基板11の形状と回路部品の配置に特徴があ
る。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符
号を付してある。
【0037】本実施形態では、プリント基板11の対向
する一対の辺からそれぞれ切欠部12を形成してあり、
これら一対の切欠部12は同一直線上に形成されてい
る。また、ボディ13には、各切欠部12に対応するよ
うに一対のシールド板14がそれぞれ一体に突設されて
いる。
【0038】また、本実施形態では、第1のコンデンサ
1及び第2のコンデンサC2は、図8中のプリント基板
11の右側の第2の領域11bにおいてプリント基板1
1の略中央部に形成された第3の領域11cの近傍に配
設されている。
【0039】また、本実施形態では、絶縁板15中にL
字状の3つの金属板16それぞれの一片16aの一部を
埋め込むことにより絶縁板15に三つの上記金属板16
を一体化し、各金属板16それぞれの他片16bをねじ
17によってプリント基板11に固定し、各金属板16
をプリント基板11のグランドパターン(グランドライ
ン)に接続している。しかして、各スイッチング素子Q
2,Q3,Q4を高周波でスイッチングすることにより各
スイッチング素子Q2,Q3,Q4から発生する高周波ノ
イズを実施形態3に比べて低減することができる。
【0040】(実施形態5)本実施形態の電源装置の回
路構成は実施形態2と同じであり、図10及び図12に
示すプリント基板11の形状と回路部品の配置に特徴が
ある。なお、実施形態2と同様の構成要素には同一の符
号を付し説明を省略する。
【0041】本実施形態では、プリント基板11の中央
部に、矩形状の長孔よりなるスリット部22を形成して
あり、ボディ13にはスリット部22に対応する位置に
シルード板14が一体に突設されている。また、本実施
形態では、第1のコンデンサC1と第2のコンデンサC2
とはプリント基板11の第2の領域11bの中でスリッ
ト部22の長手方向の両端部の近傍に配置してある。し
かして、本実施形態では、実施形態2乃至実施形態4に
比べてさらに高周波回路7のスイッチング素子Q3,Q4
から発生する高周波ノイズが駆動回路8の電源ラインに
与える影響を少なくすることができ、駆動回路8のスイ
ッチング素子Q2から発生する高周波ノイズが高周波回
路7の電源ラインに与える影響を少なくすることができ
る。
【0042】また、本実施形態では、各スイッチング素
子Q2,Q3,Q4毎に絶縁板15を設けてあり、各絶縁
板15中に平板状の金属板16の一部を埋め込むことに
より各絶縁板15に金属板16を一体化し、絶縁板15
から露出した金属板16の一端部から突設された接続部
16c(図11(c)参照)をプリント基板11に設け
られたスルーホールに挿通させてプリント基板11に設
けられたグランドパターン(図示せず)に半田付けして
ある。なお、接続部16cは、スイッチング素子Q2
3,Q4の低圧側端子(本実施形態では、各スイッチン
グ素子Q2,Q3,Q4をそれぞれ構成している各パワー
MOSFETのソース端子)の近傍に設けてある。
【0043】本実施形態においても、実施形態4と同様
に各スイッチング素子Q2,Q3,Q 4から発生するノイ
ズを低減することができる。
【0044】なお、本実施形態では、各スイッチング素
子Q2,Q3,Q4毎に別々の絶縁板15を設けている
が、図11(b)に示すように、高周波回路7のスイッ
チング素子Q3,Q4に対して一つの絶縁板15を設ける
ようにしてもよい。また、図11(a)に示すように、
三つのスイッチング素子Q2,Q3,Q4に対して一つの
絶縁板15を設けるようにしてもよいことは勿論であ
る。
【0045】(実施形態6)本実施形態の電源装置の回
路構成は実施形態2と同じであり、図13に示すよう
に、プリアンプ6中のインダクタンス素子たるインダク
タL2から発生する磁束(図13では矢印Bの向きに磁
束が発生するものとする)の延長線上を避けるように他
の回路部品を配置した点に特徴がある。なお、高周波回
路7のインダクタL1やその他のインダクタンス素子に
ついても同様である。つまり、インダクタンス素子から
発生する磁束の延長線上を避けるように、他の回路部品
を配置してある。しかして、本実施形態では、高周波回
路7や駆動回路8のインダクタンス素子から発生する磁
束が他の素子に影響を与えることを防止でき、インダク
タンス素子の影響によって高周波回路7や駆動回路8の
回路動作が不安定になることを防止することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明は、第1のコンデンサの
両端に直流出力電圧を発生する第1の直流電源回路と、
第2のコンデンサの両端に直流出力電圧を発生する第2
の直流電源回路と、第1のスイッチング素子を具備し第
1のスイッチング素子を高周波でオンオフすることによ
って前記第1の直流電源回路の出力を高周波電力に変換
して負荷へ供給する高周波回路と、第2のスイッチング
素子を具備し第2のスイッチング素子を高周波でオンオ
フすることによって前記第2の直流電源回路の出力を高
周波電力に変換して前記第1のスイッチング素子を駆動
する駆動回路と、前記各回路が実装される一つのプリン
ト基板と、前記第1の直流電源回路のうち前記第1のコ
ンデンサを除く回路部品及び前記第2の直流電源回路の
うち前記第2のコンデンサを除く回路部品と前記駆動回
路及び前記高周波回路とを空間的に分離するシールド板
が配設され前記プリント基板が収納されるシールドケー
スとを備えた電源装置であって、前記シールド板の両側
に存在する前記プリント基板の第1の領域及び第2の領
域をつなぐ第3の領域の近傍に前記第1のコンデンサと
前記第2のコンデンサを配置し、前記第1のスイッチン
グ素子と前記第1のコンデンサとを両者間の距離が前記
第1のスイッチング素子と前記第2のコンデンサとの距
離よりも短くなるように配設しているので、前記各回路
が一つのプリント基板上に実装されていることにより、
部品点数を削減することができて低コスト化を図ること
ができ、前記シールド板が配設されていることにより、
前記駆動回路若しくは前記高周波回路と、前記第1の直
流電源回路若しくは前記第2の直流電源回路との相互干
渉を防止することができ、しかも、前記プリント基板の
前記第3の領域の近傍に前記第1のコンデンサ及び前記
第2のコンデンサを配置することにより、前記シールド
板が存在しない空間における漏洩ノイズを低減すること
ができ、また前記第1のスイッチング素子と前記第1の
コンデンサとの距離が前記第1のスイッチング素子と前
記第2のコンデンサとの距離よりも短くなるように配設
されていることにより、前記高周波回路から発せられる
高周波ノイズが前記駆動回路の電源ラインにのりにくく
なるから、低コストで動作信頼性を高くすることができ
るという効果がある。
【0047】 請求項2の発明は、第1のコンデンサの
両端に直流出力電圧を発生する第1の直流電源回路と、
第2のコンデンサの両端に直流出力電圧を発生する第2
の直流電源回路と、第1のスイッチング素子を具備し第
1のスイッチング素子を高周波でオンオフすることによ
って前記第1の直流電源回路の出力を高周波電力に変換
して負荷へ供給する高周波回路と、第2のスイッチング
素子を具備し第2のスイッチング素子を高周波でオンオ
フすることによって前記第2の直流電源回路の出力を高
周波電力に変換して前記第1のスイッチング素子を駆動
する駆動回路と、前記各回路が実装される一つのプリン
ト基板と、前記第1の直流電源回路のうち前記第1のコ
ンデンサを除く回路部品及び前記第2の直流電源回路の
うち前記第2のコンデンサを除く回路部品と前記駆動回
路及び前記高周波回路とを空間的に分離するシールド板
が配設され前記プリント基板が収納されるシールドケー
スとを備えた電源装置であって、前記シールド板の両側
に存在する前記プリント基板の第1の領域及び第2の領
域をつなぐ第3の領域の近傍に前記第1のコンデンサと
前記第2のコンデンサを配置し、前記第2のスイッチン
グ素子と前記第2のコンデンサとを両者間の距離が前記
第2のスイッチング素子と前記第1のコンデンサとの距
離よりも短くなるように配設しているので、前記各回路
が一つのプリント基板上に実装されていることにより、
部品点数を削減することができて低コスト化を図ること
ができ、前記シールド板が配設されていることにより、
前記駆動回路若しくは前記高周波回路と、前記第1の直
流電源回路若しくは前記第2の直流電源回路との相互干
渉を防止することができ、しかも、前記プリント基板の
前記第3の領域の近傍に前記第1のコンデンサ及び前記
第2のコンデンサを配置することにより、前記シールド
板が存在しない空間における漏洩ノイズを低減すること
ができ、また前記第2のスイッチング素子と前記第2の
コンデンサとの距離が前記第2のスイッチング素子と前
記第1のコンデンサとの距離よりも短くなるように配設
されていることにより、前記駆動回路から発せられる高
周波ノイズが前記高周波回路の電源ラインにのりにくく
なるから、低コストで動作信頼性を高くすることができ
るという効果がある。
【0048】 請求項3の発明は、第1のコンデンサの
両端に直流出力電圧を発生する第1の直流電源回路と、
第2のコンデンサの両端に直流出力電圧を発生する第2
の直流電源回路と、第1のスイッチング素子を具備し第
1のスイッチング素子を高周波でオンオフすることによ
って第1の直流電源回路の出力を高周波電力に変換して
負荷へ供給する高周波回路と、第2のスイッチング素子
を具備し第2のスイッチング素子を高周波でオンオフす
ることによって第2の直流電源回路の出力を高周波電力
に変換して前記第1のスイッチング素子を駆動する駆動
回路と、前記各回路が実装される一つのプリント基板
と、前記第1の直流電源回路のうち前記第1のコンデン
サを除く回路部品及び前記第2の直流電源回路のうち前
記第2のコンデンサを除く回路部品と前記駆動回路及び
前記高周波回路とを空間的に分離するシールド板が配設
され前記プリント基板が収納されるシールドケースとを
備えた電源装置であって、前記第1のスイッチング素子
と前記第1のコンデンサとを両者間の距離が前記第1の
スイッチング素子と前記第2のコンデンサとの距離より
も短くなるように配設し、且つ、前記第2のスイッチン
グ素子と前記第2のコンデンサとを両者間の距離が前記
第2のスイッチング素子と前記第1のコンデンサとの距
離よりも短くなるように配設しているので、前記各回路
が一つのプリント基板上に実装されていることにより、
部品点数を削減することができて低コスト化を図ること
ができ、前記シールド板が配設されていることにより、
前記駆動回路若しくは前記高周波回路と、前記第1の直
流電源回路若しくは前記第2の直流電源回路との相互干
渉を防止することができ、しかも、前記プリント基板の
前記第3の領域の近傍に前記第1のコンデンサ及び前記
第2のコンデンサを配置することにより、前記シールド
板が存在しない空間における漏洩ノイズを低減すること
ができ、また前記第1のスイッチング素子と前記第1の
コンデンサとの距離が前記第1のスイッチング素子と前
記第2のコンデンサとの距離よりも短くなるように配設
され、且つ、前記第2のスイッチング素子と前記第2の
コンデンサとの距離が前記第2のスイッチング素子と前
記第1のコンデンサとの距離よりも短くなるように配設
されていることにより、前記高周波回路から発せられる
高周波ノイズが前記駆動回路の電源ラインにのりにくく
なり且つ前記駆動回路から発せられる高周波ノイズが前
記高周波回路の電源ラインにのりにくくなるから、低コ
ストで動作信頼性を高くすることができるという効果が
ある。
【0049】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、前記プリント基板は、前記第1の直流
電源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路部品及
び前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコンデンサ
を除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回路とを
空間的に分離するように一つの切欠部が形成され、前記
シールド板は前記切欠部に対応するように配設されてい
るので、前記駆動回路若しくは前記高周波回路と、前記
第1の直流電源回路若しくは前記第2の直流電源回路と
の相互干渉をより確実に防止することができるという効
果がある。
【0050】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、前記プリント基板は、前記第1の直流
電源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路部品及
び前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコンデンサ
を除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回路とを
空間的に分離するように一対の切欠部が直線状に形成さ
れ、前記シールド板は前記各切欠部に対応するように配
設されているので、前記駆動回路若しくは前記高周波回
路と、前記第1の直流電源回路若しくは前記第2の直流
電源回路との相互干渉をより確実に防止することができ
るという効果がある。
【0051】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、前記プリント基板は、前記第1の直流
電源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路部品及
び前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコンデンサ
を除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回路とを
空間的に分離するように表裏に貫通するスリット部が中
央部に形成され、前記シールド板は前記スリット部に対
応するように配設されているので、前記駆動回路若しく
は前記高周波回路と、前記第1の直流電源回路若しくは
前記第2の直流電源回路との相互干渉をより確実に防止
することができるという効果がある。
【0052】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとは
前記スリット部を挟むように配設されているので、ノイ
ズの影響をさらに少なくすることができるという効果が
ある。
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】 請求項の発明は、請求項1乃至請求項
の発明において、前記高周波回路がD級増幅回路より
なるので、前記第1のスイッチング素子が二つあること
によって前記第1のスイッチング素子それぞれのスイッ
チング損失を小さくすることができるという効果があ
る。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す要部概略構成図である。
【図2】同上の要部概略斜視図である。
【図3】同上の回路図である。
【図4】実施形態2を示す回路図である。
【図5】同上の要部概略構成図である。
【図6】実施形態3を示す要部概略構成図である。
【図7】同上の要部概略断面図である。
【図8】実施形態4を示す要部概略構成図である。
【図9】同上の要部概略断面図である。
【図10】実施形態5を示す要部概略構成図である。
【図11】同上の要部説明図である。
【図12】同上の要部概略断面図である。
【図13】実施形態6を示す要部概略構成図である。
【図14】従来例を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
11 プリント基板 12 切欠部 13 ボディ 14 シールド板 C1 第1のコンデンサ C2 第2のコンデンサ Q1 第1のスイッチング素子 Q2 第2のスイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−223914(JP,A) 特開 平9−148776(JP,A) 実公 平7−15148(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 H02M 7/04 H05B 41/24 H05K 9/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコンデンサの両端に直流出力電圧
    を発生する第1の直流電源回路と、第2のコンデンサの
    両端に直流出力電圧を発生する第2の直流電源回路と、
    第1のスイッチング素子を具備し第1のスイッチング素
    子を高周波でオンオフすることによって前記第1の直流
    電源回路の出力を高周波電力に変換して負荷へ供給する
    高周波回路と、第2のスイッチング素子を具備し第2の
    スイッチング素子を高周波でオンオフすることによって
    前記第2の直流電源回路の出力を高周波電力に変換して
    前記第1のスイッチング素子を駆動する駆動回路と、前
    記各回路が実装される一つのプリント基板と、前記第1
    の直流電源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路
    部品及び前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコン
    デンサを除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回
    路とを空間的に分離するシールド板が配設され前記プリ
    ント基板が収納されるシールドケースとを備えた電源装
    置であって、前記シールド板の両側に存在する前記プリ
    ント基板の第1の領域及び第2の領域をつなぐ第3の領
    域の近傍に前記第1のコンデンサと前記第2のコンデン
    サを配置し、前記第1のスイッチング素子と前記第1の
    コンデンサとを両者間の距離が前記第1のスイッチング
    素子と前記第2のコンデンサとの距離よりも短くなるよ
    うに配設して成ることを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 第1のコンデンサの両端に直流出力電圧
    を発生する第1の直流電源回路と、第2のコンデンサの
    両端に直流出力電圧を発生する第2の直流電源回路と、
    第1のスイッチング素子を具備し第1のスイッチング素
    子を高周波でオンオフすることによって前記第1の直流
    電源回路の出力を高周波電力に変換して負荷へ供給する
    高周波回路と、第2のスイッチング素子を具備し第2の
    スイッチング素子を高周波でオンオフすることによって
    前記第2の直流電源回路の出力を高周波電力に変換して
    前記第1のスイッチング素子を駆動する駆動回路と、前
    記各回路が実装される一つのプリント基板と、前記第1
    の直流電源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路
    部品及び前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコン
    デンサを除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回
    路とを空間的に分離するシールド板が配設され前記プリ
    ント基板が収納されるシールドケースとを備えた電源装
    置であって、前記シールド板の両側に存在する前記プリ
    ント基板の第1の領域及び第2の領域をつなぐ第3の領
    域の近傍に前記第1のコンデンサと前記第2のコンデン
    サを配置し、前記第2のスイッチング素子と前記第2の
    コンデンサとを両者間の距離が前記第2のスイッチング
    素子と前記第1のコンデンサとの距離よりも短くなるよ
    うに配設して成ることを特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】 第1のコンデンサの両端に直流出力電圧
    を発生する第1の直流電源回路と、第2のコンデンサの
    両端に直流出力電圧を発生する第2の直流電源回路と、
    第1のスイッチング素子を具備し第1のスイッチング素
    子を高周波でオンオフすることによって前記第1の直流
    電源回路の出力を高周波電力に変換して負荷へ供給する
    高周波回路と、第2のスイッチング素子を具備し第2の
    スイッチング素子を高周波でオンオフすることによって
    前記第2の直流電源回路の出力を高周波電力に変換して
    前記第1のスイッチング素子を駆動する駆動回路と、前
    記各回路が実装される一つのプリント基板と、前記第1
    の直流電源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路
    部品及び前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコン
    デンサを除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回
    路とを空間的に分離するシールド板が配設され前記プリ
    ント基板が収納されるシールドケースとを備えた電源装
    置であって、前記シールド板の両側に存在する前記プリ
    ント基板の第1の領域及び第2の領域をつなぐ第3の領
    域の近傍に前記第1のコンデンサと前記第2のコンデン
    サを配置し、前記第1のスイッチング素子と前記第1の
    コンデンサとを両者間の距離が前記第1のスイッチング
    素子と前記第2のコンデンサとの距離よりも短くなるよ
    うに配設し、且つ、前記第2のスイッチング素子と前記
    第2のコンデンサとを両者間の距離が前記第2のスイッ
    チング素子と前記第1のコンデンサとの距離よりも短く
    なるように配設して成ることを特徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】 前記プリント基板は、前記第1の直流電
    源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路部品及び
    前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコンデンサを
    除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回路とを空
    間的に分離するように一つの切欠部が形成され、前記シ
    ールド板は前記切欠部に対応するように配設されて成る
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の電源装
    置。
  5. 【請求項5】 前記プリント基板は、前記第1の直流電
    源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路部品及び
    前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコンデンサを
    除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回路とを空
    間的に分離するように一対の切欠部が直線状に形成さ
    れ、前記シールド板は前記各切欠部に対応するように配
    設されて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3記
    載の電源装置。
  6. 【請求項6】 前記プリント基板は、前記第1の直流電
    源回路のうち前記第1のコンデンサを除く回路部品及び
    前記第2の直流電源回路のうち前記第2のコンデンサを
    除く回路部品と前記駆動回路及び前記高周波回路とを空
    間的に分離するように表裏に貫通するスリット部が中央
    部に形成され、前記シールド板は前記スリット部に対応
    するように配設されて成ることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3記載の電源装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のコンデンサと前記第2のコン
    デンサとは前記スリット部を挟むように配設されて成る
    ことを特徴とする請求項6記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 前記高周波回路は、D級増幅回路である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7記載の電源装
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