JP3484730B2 - 搬送装置用仕分装置 - Google Patents

搬送装置用仕分装置

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JP3484730B2
JP3484730B2 JP22330693A JP22330693A JP3484730B2 JP 3484730 B2 JP3484730 B2 JP 3484730B2 JP 22330693 A JP22330693 A JP 22330693A JP 22330693 A JP22330693 A JP 22330693A JP 3484730 B2 JP3484730 B2 JP 3484730B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、複数のコンベヤユニッ
トを連続して配置してなる搬送ライン上を搬送される物
品の仕分けをする搬送装置用仕分装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、連続して配置された複数のコンベ
ヤユニットからなる搬送ライン上を、コンパクトディス
ク,ビデオテープの如き平坦状物品を例えば販売先毎に
仕分けしたり、平坦状物品の種別に応じて仕分けする場
合、特開昭59−39618号公報に示す搬送ラインの
仕分装置が図8,図9に示すように知られている。 【0003】図において、傾斜自在な複数のコンベヤユ
ニット101を連設することにより平坦状物品102を
搬送する搬送ライン103が形成されている。搬送ライ
ン103上に設置されたバーコード104によりコンベ
ヤユニット101上を流れる平坦状物品102の通過が
検出され、その信号により図示しないコントローラによ
り順序制御が行なわれる。即ち、平坦状物品102の通
過検出のタイミングを基準時として、タイマ等により適
当なタイミングで例えば複数種の平坦状物品102の種
別に対応するコンベヤユニット101が下り傾斜し、駆
動ローラにより平坦状物品102がケース105内に搬
送されるようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の搬送
ライン装置の仕分装置にあっては、平坦状物品102の
通過検出のタイミングを基準時として、タイマ等により
適当なタイミングで平坦状物品102の種別に対応する
コンベヤユニット101が下り傾斜する順序制御が採用
されている。 【0005】従って、一旦、平坦状物品102がバーコ
ード104で読み取られれば、自動的に所定のコンベヤ
ユニット101の姿勢変化がタイマーにより予め決めら
れたタイミングで操作されるが、予めきめられた手順や
時間内に不測の事態が生じる場合があり、かかる場合に
は所定のコンベヤユニット101で同種類或いは異る種
類の平坦状物品102を所定数確保できない場合が生じ
る。 【0006】ここで、上記の「不測の事態」について具
体的な例を以下に説明する。 (1)例えば、搬送されていくる平坦状物品102の中
に品質不良のもが含まれ、これを搬送ライン1の途中で
抜き取る場合には、所要の数の平坦状物品102を仕分
けすることができなくなる。 (2)搬送されていくる平坦状物品102の中を抜き出
し検査する場合には、所定の数量を確保できなくなる。 (3)また、平坦状物品102がガイド(図示せず)に
引っ掛かった場合には、搬送ライン103の全体が停止
することになり、好ましくない。 【0007】上記の不測の事態が生じた場合にも、一
旦、バーコード104により平坦状物品102が読み取
られれば、自動的にコンベヤユニット101の一定の姿
勢変化動作(下り傾斜,上がり傾斜)が行われるので、
ケース105内には所望の数量,種類の平坦状物品10
2を確保することが困難であった。 【0008】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、バーコード等により物品
を読み取った後、不測の事態が生じた場合にも、所望の
数量,種類の物品を仕分けして確保できる搬送装置用仕
分装置を提供することである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、傾斜自在な複
数のコンベヤユニットを連設することにより物品を搬送
する搬送ラインを形成し、仕分けすべき物品に対応する
コンベヤユニットを傾斜させて該物品を仕分けする搬送
装置用仕分装置において、隣接するコンベヤユニット間
の隙間を通る光線によりコンベヤユニット上を流れる物
品の通過状態を検出する第1の物品通過検出光センサ
と、第1の物品通過検出光センサからの信号に基づいて
物品が所定の位置を通過したか否かを判断する上通過判
断手段と、上通過判断手段での物品の通過判断を受けて
オン指令またはオフ指令の判断をするアクチュエータ作
動判断手段と、アクチュエータ作動判断手段からのオン
指令によりコンベヤユニットを傾斜させる姿勢制御用ア
クチュエータと、傾斜したコンベヤユニット上を通過し
た物品の通過完了状態を検出する第2の物品通過検出光
センサと、第2の物品通過検出光センサからの信号に基
づいて物品が傾斜したコンベヤユニットを通過したとき
に通常作動を行なうと判断する下通過判断手段と、コン
ベヤユニット上を通過してきた物品を受けるケースと、
ケース上に荷積みされた物品の荷積みの満杯を検出する
満杯検出光センサと、ケース上の荷積みされた物品を搬
送ラインに直角な方向に沿って取り出す物品押出しプッ
シャと、満杯検出光センサからの信号に基づき物品押出
しプッシャを作動させるか否かを判断する取出し判断手
段とを備えていることを特徴とする。 【0010】 【作用】本発明においては、搬送ライン上を種々の物品
が搬送されるが、物品が、隣接するコンベヤユニットの
間の隙間を通る時、第1の物品通過検出光センサにより
物品の通過または非通過が検出される。 【0011】次いで、第1の物品通過検出光センサから
の信号が上通過判断手段に伝達され、上通過判断手段で
は、第1の物品通過検出光センサからの信号に基づいて
物品が所定の位置を通過したか否かが判断される。 【0012】上通過判断手段からの信号はアクチュエー
タ作動判断手段に伝達され、アクチュエータ作動判断手
段においては、上通過判断手段での物品の通過判断を受
けてオン指令またはオフ指令の判断をする。 【0013】そして、アクチュエータ作動判断手段から
の信号により姿勢制御用アクチュエータが作動し、物品
に対応する所定のコンベヤユニットが傾斜する。これに
より、物品がコンベヤユニット上に仕分けされる。 【0014】さらに、第2の物品通過検出光センサによ
り、傾斜したコンベヤユニット上を通過した物品の通過
完了が検出される。物品が通過すべき位置を通過してい
る場合には、例えば非常手段を作動させず、通常作動と
なる。 【0015】そして、物品がコンベヤユニットを通過完
了した後は、ケース上に次々に積み重ねられ、ケース上
に荷積みされた物品の荷積みの満杯は、満杯検出光セン
サにより検出される。 【0016】満杯検出光センサからの信号は取出し判断
手段に伝達され、取出し判断手段において、物品押出し
プッシャを押し出すと判断されると、物品押出しプッシ
ャにより、荷積みされた物品は搬送ラインに直角な方向
に沿ってケースから押し出され、搬送ラインから外れた
位置に搬出される。取り出し作業後、再び、物品押出し
プッシャは移動して搬送ライン内に戻る。 【0017】 【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1ないし図7は本発明の実施例に係わる搬送
装置用仕分装置を示し、仕分けすべき物品としてビデオ
テープVを例に挙げて説明する。 【0018】図において、符号1はビデオテープVを搬
送する直線状の搬送ラインで、この搬送ライン1は、複
数のコンベヤユニット2を連設して構成されている。搬
送ライン1の下方には上段フレーム3及び下段フレーム
4が設置されている。隣接するコンベヤユニット2の間
には、隙間Cが形成されている。 【0019】当該搬送装置用仕分装置は各コンベヤユニ
ット2毎にそれぞれ設置されており、そのうちの1つを
例に挙げて説明する。コンベヤユニット2は、駆動プー
リ5と、従動プーリ6と、駆動プーリ5と従動プーリ6
の間に巻装されたベルト7とを有し、上段フレーム3の
上方に該上段フレーム3の上面から所定の距離を隔てて
位置している。 【0020】上段フレーム3には、コンベヤユニット2
に対応して昇降シリンダからなる姿勢制御用アクチュエ
ータ8,9の基端が該コンベヤユニット2の駆動プーリ
5の下方付近に位置して回動自在に軸支され、姿勢制御
用アクチュエータ8,9のロッド8A,9Aの先端はコ
ンベヤユニット2の両側面中央に取り付けられている。
姿勢制御用アクチュエータ8,9の伸縮により、コンベ
ヤユニット2は、傾斜自在に構成され、下り傾斜状態
(図1の二点鎖線にて図示)または水平状態(図1の実
線にて図示)のどちらかを選択するようになっている。 【0021】また、図5に示すように、上段フレーム3
の両側には、上部支持ブラケット10A,10Bを介し
てビデオテープVの側面を案内するガイドレール11
A,11Bが取り付けられ、上部支持ブラケット10
A,10Bには上部ショックアブソーバ12A,12B
が取り付けられている。 【0022】一方、下段フレーム4の両側には、下部支
持ブラケット13A,13Bを介して下部ショックアブ
ソーバ14A,14Bが取り付けられている。下部ショ
ックアブソーバ14A,14Bに当接するコンベヤユニ
ット2には、ストライカ15A,15B(図1に図示)
が取り付けられている。 【0023】コンベヤユニット2の水平状態は、姿勢制
御用アクチュエータ8,9を伸長させ、該コンベヤユニ
ット2のストライカ15A,15Bを上部ショックアブ
ソーバ12A,12Bに当接させることにより保持され
る。 【0024】コンベヤユニット2の下り傾斜状態は、姿
勢制御用アクチュエータ8,9を短縮させ、該コンベヤ
ユニット2のストライカ15A,15Bを下部ショック
アブソーバ14A,14Bに当接させることにより保持
される。 【0025】上記の上部ショックアブソーバ12A,1
2B及び下部ショックアブソーバ14A,14Bは、コ
ンベヤユニット2が水平状態または下り傾斜状態に切り
換えられたときの衝撃を緩和するためのものである。 【0026】そして、第1の物品通過検出光センサ16
は、隙間Cの右側上方に設置された第1投光器16A
と、隙間Cの左側下方に設置された第1受光器16Bと
からなり、隙間Cの右側部分を通る光線X1によりコン
ベヤユニット2上を流れるビデオテープVの通過状態を
検出する。 【0027】第2の物品通過検出光センサ17は、隙間
Cの右側下方に設置された第2投光器17Aと、隙間C
の左側直下の上段フレーム3の左側付近に設置された第
2受光器17Bとからなり、傾斜したコンベヤユニット
2の延長右側部分を通る光線X2により傾斜したコンベ
ヤユニット2上を搬送されてきたビデオテープVの通過
完了状態を検出する。 【0028】コンベヤユニット2の下方には、左側に開
口18Cが形成されたケース18が設置され、このケー
ス18は、仕分けされるコンベヤユニット2の延長線付
近に位置している。 【0029】各コンベヤユニット2の下方には、物品押
出しプッシャ19が上段フレーム3に装着れ、物品押出
しプッシャ19は支持棒材19Aと、この支持棒材19
Aに往復自在に装着され、積層されたビデオテープVの
全体を押し出す押出板19Bとを有している。押出板1
9Bは、コンベヤユニット2の下側位置と、搬送ライン
1から横に適当な距離ずれた位置との間で往復自在にな
っており、下り傾斜した該コンベヤユニット2上を搬送
されてきて積層されたビデオテープVの全体を押し出
す。 【0030】ケース18の横には、物品押出しプッシャ
19により押し出されたビデオテープVの全体を受ける
物品受入れテーブル20が設置されている。満杯検出光
センサ21は、ケース18の右側後端付近に設置された
第3投光器21Aと、ケース18の前側中央付近に設置
された第3受光器21Bとからなり、荷積みされたビデ
オテープVの最上層に相当する空間を通る光線X3によ
りケース18上に荷積みされたビデオテープVの荷積み
の満杯を検出する。 【0031】ケース18には光線X3が通過する部分
に、通過孔18A,18Bが形成されている。図6にお
いて、22は制御装置で、この制御装置22は、仕分け
プログラム22Aと、アクチュエータ作動判断手段23
と、上通過判断手段24と、下通過判断手段25と、取
出し判断手段26とを備えている。 【0032】仕分けプログラム22Aの入力側には、バ
ーコード27が接続され、出力側にはアクチュエータ作
動判断手段23が接続されている。上通過判断手段24
の入力側には第1の物品通過検出光センサ16が接続さ
れ、出力側には上記アクチュエータ作動判断手段23及
び非常手段28が接続され、上通過判断手段24は第1
の物品通過検出光センサ16からの信号に基づいてビデ
オテープVが所定の位置を通過したか否かを判断するよ
うになっている。 【0033】アクチュエータ作動判断手段23は、上通
過判断手段24から信号を受け、通過状態によるオン指
令または非通過状態によるオフ指令の判断をする。アク
チュエータ作動判断手段23のオン指令により姿勢制御
用アクチュエータ8,9が作動され、コンベヤユニット
2を下り傾斜させる。 【0034】下通過判断手段25の入力側には、第2の
物品通過検出光センサ17が接続され、出力側には非常
手段28が接続され、下通過判断手段25は第2の物品
通過検出光センサ17からの通過信号に基づいてビデオ
テープVが傾斜したコンベヤユニット2を搬送されてき
たときに通常作動を行なうと判断する。 【0035】取出し判断手段26の入力側には満杯検出
光センサ21が接続され、出力側には物品押出しプッシ
ャ19が接続され、取出し判断手段26は満杯検出光セ
ンサ21からの信号に基づき物品押出しプッシャ19の
作動を判断する。 【0036】次に、本実施例の作用を説明する。すべて
のコンベヤユニット2を水平状態にして、搬送ライン1
の右側部分上を種々のビデオテープVが水平搬送され
る。バーコード27によりビデオテープVの種別が読み
取られ(ステップS1)、その信号が仕分けプログラム
22Aに伝達される。 【0037】そのビデオテープVが搬送されて、そのビ
デオテープVが仕分けされるコンベヤユニット2と、そ
の隣接する上流側のコンベヤユニット2の間の隙間Cを
通る時、第1の物品通過検出光センサ16によりビデオ
テープVの通過または非通過が検出される。 【0038】次いで、第1の物品通過検出光センサ16
からの信号が上通過判断手段24に伝達され、上通過判
断手段24では、第1の物品通過検出光センサ16から
の通過信号に基づいてビデオテープVが所定のコンベヤ
ユニット2を通過したか否かが判断される(ステップS
2)。 【0039】上通過判断手段24からの信号はアクチュ
エータ作動判断手段23に伝達される。アクチュエータ
作動判断手段23においては、上通過判断手段24での
通過判断によるオン指令または非通過判断によるオフ指
令の判断がされる。 【0040】そして、アクチュエータ作動判断手段23
からのオン指令により姿勢制御用アクチュエータ8,9
が作動し(ステップS3)、ビデオテープVの種別に対
応する所定のコンベヤユニット2が下り傾斜となる。こ
れにより、仕分けされたビデオテープVがコンベヤユニ
ット2上を搬送される。 【0041】また、上通過判断手段24での、ビデオテ
ープVがコンベヤユニット2を搬送されていないという
判断により非常手段28が作動する(ステップS6)。
例えば、搬送ライン1の運転装置を自動的に停止させた
り、異常が発生したという警報が発っせられる。 【0042】そして、第2の物品通過検出光センサ17
により、傾斜したコンベヤユニット2を搬送された直後
のビデオテープVの通過が確認される。ビデオテープV
が通過すべきなのに通過していない場合には、非常手段
28が発っせられ(ステップS6)、例えば、搬送ライ
ン1の運転装置を自動的に停止させたり、異常が発生し
たという警報が発っせられる。 【0043】ビデオテープVが通過すべきところ、通過
している場合には、特に非常手段28を作動させず、通
常作動となる(ステップS5)。そして、ビデオテープ
Vがコンベヤユニット2を搬送された後は、ケース18
上に次々に積み重ねられ、ケース18上に荷積みされた
ビデオテープVの荷積みの満杯は、満杯検出光センサ2
1により検出される。 【0044】満杯検出光センサ21からの信号は取出し
判断手段26に伝達され、取出し判断手段26では、ビ
デオテープVがケース18内で満杯になっているか否か
が判断される(ステップS7)。取出し判断手段26に
おいて物品押出しプッシャ19の押出板19Bを押し出
すと判断されると、押出板19Bにより、ビデオテープ
Vが、ケース18に堆積されたビデオテープVを乗せた
状態で搬送ライン1に直角な方向に沿って押し出され
(ステップS8)、搬送ライン1から外れた位置に搬出
され、物品受入れテーブル20の上に乗せられる。 【0045】ビデオテープVの押し出し作業後、再び、
物品押出しプッシャ19の押出板19Bは移動して搬送
ライン1内に戻る。以上の如き構成によれば、第1の物
品通過検出光センサ16からの信号で、搬送ライン1上
を通過するビデオテープVの通過・非通過を検出し、そ
の信号を受けたアクチュエータ作動判断手段23の判断
により、姿勢制御用アクチュエータ8,9を作動をすべ
きか否かが決定されるので、バーコード27によりビデ
オテープVの通過を検出した後は自動的にコンベヤユニ
ット2を傾斜させるという仕分けプログラム22Aの手
順に、仕分けプログラム22AにビデオテープVの通過
という確認を加重したり代えたりでき、コンベヤユニッ
ト2を傾斜させるか否かの判断をより確実にすることが
できる。 【0046】また、第2の物品通過検出光センサ17か
ら信号を受けた下通過判断手段25により、ビデオテー
プVが傾斜したコンベヤユニット2を搬送されたか否か
を判断しているので、ビデオテープVのケース18上に
至る工程における状態を確実にチェックし、搬送ライン
1の全体システムの進行を確実にできる。 【0047】さらに、満杯検出光センサ21により、ケ
ース18上に荷積みされたビデオテープVの荷積みの満
杯を検出しているので、満杯検出光センサ21からの信
号で、直接、物品押出しプッシャ19を作動させ、その
作動を確実にすることができる。即ち、順序制御を採用
することなく、満杯検出光センサ21からの信号を作動
命令としているので、作動を確実にできる。 【0048】以上のように、搬送ライン1上を移送され
る複数のビデオテープを仕分けして所定のコンベヤユニ
ット2で取り出すのに、順序制御だけによることなく、
各工程における状態を確認しているので、即ち、各通過
地点の第1,第2の物品通過検出光センサ16,17の
信号でビデオテープVの通過を確認するとともに、満杯
検出光センサ21の信号で満杯を確認して種々の操作を
行っているので、順序制御に代えたり優先させたりする
ことができ、不測の事態が生じても確実に搬送ラインを
進行させることができる。また、第1,第2の物品通過
検出光センサ16,17、満杯検出光センサ21では光
を利用しているので、電気的なリミットスイッチによる
検出に代え、ビデオテープVを無接触で検出して傷を付
けることを防止でき、また、リミットスイッチの電気作
動時に発生する磁気を、ビデオテープVの付近に生じさ
せることもなく、ビデオテープVの品質を確保できる。 【0049】また、各コンベヤユニット2毎に当該搬送
装置用仕分装置が設置されているので、各コンベヤユニ
ット2毎に仕分け条件を設定し、順序制御の装置が故障
しても、搬送ラインの全体を停止することなく進めるこ
とができる。 【0050】なお、本実施例においては、仕分けする物
品としてビデオテープVを例に挙げて説明しているが、
これに限定されることはない。特に、平坦状物品が適し
ており、例えば、録音テープ,コンパクトディスク,雑
誌等にも適用することができる。また、同種類の物品や
形状等が異なる異種類の物品に対して適用できる。 【0051】また、本実施例においては、搬送ライン1
を水平状態にした場合を例に挙げて説明したが、かかる
場合に限定されず、搬送ライン1が傾斜している場合に
ついても適用できる。 【0052】さらに、本実施例においては、搬送ライン
1の右側部分上を種々のビデオテープVが水平搬送され
る例を挙げて説明したが、搬送ライン1の左側部分をビ
デオテープVが流れる場合についても適用でき、また、
中央部分についても適用できる。或いは、搬送ライン1
の右側部分,左側部分,中央部分をビデオテープVが混
在して流れる場合についても適用できる。 【0053】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の物品通過検出光センサからの信号で、搬送ライン
上を通過する物品の通過・非通過を検出し、その信号を
受けたアクチュエータ作動判断手段により、姿勢制御用
アクチュエータを作動をすべきか否かが決定されるの
で、コンベヤユニットを傾斜させるか否かの判断を従来
例のように、バーコードだけの判断に加重または代える
ことができ、コンベヤユニットを傾斜させるか否かの判
断をより確実にすることができる。 【0054】また、第2の物品通過検出光センサから信
号を受けた下通過判断手段により、物品が傾斜したコン
ベヤユニットを通過完了したか否かを判断しているの
で、物品のケース上に至る工程における状態を確実にチ
ェックし、搬送ラインの全体システムの進行を確実にで
きる。 【0055】さらに、満杯検出光センサにより、ケース
上に荷積みされた物品の荷積みの満杯を検出しているの
で、満杯検出光センサからの信号で、直接、物品押出し
プッシャを作動させ、その作動を確実にすることができ
る。 【0056】以上のように、搬送ライン上を移送される
複数の物品を仕分けして所定のコンベヤユニットで取り
出すのに、順序制御だけによることなく、各工程におけ
る状態を確認しているので、即ち、各通過地点の第1,
第2の物品通過検出光センサの信号で物品の通過を確認
するとともに、満杯検出光センサの信号で満杯を確認し
て種々の操作を行っているので、順序制御に代えたり優
先させたりすることができ、不測の事態が生じても確実
に搬送ラインを進行させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例に係わる搬送装置用仕分装置の
側面要部構成図である。 【図2】本発明の実施例に係わる搬送ラインの側面構成
図である。 【図3】同搬送ラインの平面構成図である。 【図4】図1のケース及び物品押出しプッシャを示す平
面図である。 【図5】同搬送装置用仕分装置の正面図である。 【図6】同搬送装置用仕分装置のブロック図である。 【図7】同搬送装置用仕分装置のフローチャート図であ
る。 【図8】従来における搬送ラインを示す側面図である。 【図9】従来における搬送ラインの仕分装置を示す側面
図である。 【符号の説明】 1 搬送ライン 2 コンベヤユニット 8 姿勢制御用アクチュエータ 9 姿勢制御用アクチュエータ 16 第1の物品通過検出光センサ 17 第2の物品通過検出光センサ 18 ケース 19 物品押出しプッシャ 21 満杯検出光センサ 23 アクチュエータ作動判断手段 24 上通過判断手段 25 下通過判断手段 26 取出し判断手段 28 非常手段 C 隙間 V ビデオテープ(物品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/52 - 47/78 B65G 43/00 - 43/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 傾斜自在な複数のコンベヤユニットを連
    設することにより物品を搬送する搬送ラインを形成し、 仕分けすべき物品に対応するコンベヤユニットを傾斜さ
    せて該物品を仕分けする搬送装置用仕分装置において、 隣接するコンベヤユニット間の隙間を通る光線によりコ
    ンベヤユニット上を流れる物品の通過状態を検出する第
    1の物品通過検出光センサと、 第1の物品通過検出光センサからの信号に基づいて物品
    が所定の位置を通過したか否かを判断する上通過判断手
    段と、 上通過判断手段での物品の通過判断を受けてオン指令ま
    たはオフ指令の判断をするアクチュエータ作動判断手段
    と、 アクチュエータ作動判断手段からのオン指令によりコン
    ベヤユニットを傾斜させる姿勢制御用アクチュエータ
    と、 傾斜したコンベヤユニット上を通過した物品の通過完了
    状態を検出する第2の物品通過検出光センサと、 第2の物品通過検出光センサからの信号に基づいて物品
    が傾斜したコンベヤユニットを通過したときに通常作動
    を行なうと判断する下通過判断手段と、 コンベヤユニット上を通過してきた物品を受けるケース
    と、 ケース上に荷積みされた物品の荷積みの満杯を検出する
    満杯検出光センサと、 ケース上の荷積みされた物品を搬送ラインに直角な方向
    に沿って取り出す物品押出しプッシャと、 満杯検出光センサからの信号に基づき物品押出しプッシ
    ャを作動させるか否かを判断する取出し判断手段とを備
    えていることを特徴とする搬送装置用仕分装置。
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