JP3483822B2 - 液晶表示装置、及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置、及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、フレキシブルプリント配線板(F
PC;Flexible Printed Circuit)等の有する回路配線
(駆動回路)およびICチップ等に代表される集積回路
(駆動回路)等を有してなる駆動回路部と、表示用材料
としての液晶等を有してなる液晶表示部とが電気的に接
続されてなる液晶表示装置、およびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に液晶表示装置は、対向する2枚の透光性基板(ガ
ラス基板やプラスチック基板等)、該透光性基板間に挟
装されてなる液晶、および、該液晶を駆動するための駆
動電極等が設けられた表示素子部(液晶表示部)と、該
表示素子部、より具体的には上記駆動電極に駆動電圧
(出力信号)を供給する駆動回路部とを含んで構成され
ている。
【0003】アクティブマトリクス型の液晶表示装置を
例に挙げて、より具体的に説明を行うと、該液晶表示装
置において上記の表示素子部は、例えば、1)対向する
2枚のガラス基板またはプラスチック基板(透光性基
板)、2)該透光性基板間に挟装されてなる液晶、3)
略平行に配された複数の走査信号線(駆動電極)、4)
該走査信号線に略直交するように配された複数の映像信
号線(駆動電極)、5)上記互いに直交するように配さ
れた駆動電極(走査信号線・映像信号線)によりマトリ
クス状に形成された画素毎に設けられる、TFT(Thin
Film Transistor)等のスイッチング素子、6)画素電極
(表示用電極)、等を含んで構成されている。
【0004】また、上記の駆動回路部は、例えば、1)
ICチップ等の集積回路、2)該集積回路に接続され、
上記表示素子部に駆動電圧を供給する出力側配線、3)
該集積回路に接続される、プリント配線板(PCB:フ
レキシブルプリント配線板であってもよい)等の有する
回路配線、4)上記の集積回路、出力側配線、等を支持
するテープ基材(基体)、等を含んで構成されている。
そして、上記駆動電極の接続端子(以下、単に接続端子
と称する)と、上記出力側配線の接続端子(出力用接続
端子と称する)とを接続することにより、上記の表示素
子部と駆動回路部とが電気的に接続される。
【0005】ところで上記の駆動回路部には、A)図5
に示すように、上記出力側配線(出力用接続端子203
のみ図示)および回路配線(図示せず)とテープ基材2
01との間に接着剤層202が設けられた構成をとる駆
動回路部200aと、B)図6に示すように、上記出力
側配線および回路配線とテープ基材201との間に接着
剤層が設けられない構成をとる駆動回路部200bとが
ある。また近年、特にモバイル関連の機器に使用される
液晶表示装置の分野においては小型化が重要な課題とな
っており、液晶表示装置を小型化するために、上記駆動
回路部200a・200bを構成するテープ基材201
等の基体を折り曲げる技術が多用されるようになってき
ている。
【0006】テープ基材201を折り曲げる場合、上記
A)に記載の接着剤層202が設けられた構成では、該
接着剤層202によりその折り曲げ性が低下するという
問題が発生する。それ故、上記の分野においては、接着
剤層202の形成が不要で、基体の折り曲げ性により優
れた上記B)の構成を有する駆動回路部200bが頻用
される傾向にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、表示素子部210と駆動回路部200a(ま
たは200b)とを電気的に接続する方法、より具体的
には、透光性基板211上に設けられる上記接続端子
(図示せず)と出力用接続端子203とを電気的に接続
する方法としては、一般的に、両者を異方性導電フィル
ム(ACF;Anisotropic Conductive Film )や異方性
導電ペースト(ACP;Anisotropic Conductive Past
e)等の、所定の方向のみに導電性を有し、さらに接着
性を備えた異方性導電材料204を使用する方法が用い
られる。
【0008】ところが、上記B)の構成を有する駆動回
路部200bでは、上記接続端子と出力用接続端子20
3との接着力(密着力)が弱く、両者の電気的な接続の
信頼性に劣るおそれがあるという問題を有する。この問
題は、例えば、a)駆動回路部200aの構成では、接
着剤層202の表面が凸凹であり異方性導電材料204
との接着表面積が大きいのに比較して、駆動回路部20
0bの構成では、テープ基材201の表面が平坦なた
め、異方性導電材料204との接着表面積が小さくなる
点や、b)テープ基材201と異方性導電材料204と
の相性が、出力用接続端子203や接着剤層202と異
方性導電材料204との相性と比較して劣る点、等に起
因するものである。
【0009】より具体的に、接着剤層が形成されておら
ず、液晶表示部との接続が異方性導電フィルムや異方性
導電ペースト等の、接着性を有する異方性導電材料を使
用して行われるFPCまたはCOF( チップ・オン・フ
レキ;Chip On Flexible printed circuit board) 、お
よび、出力用接続端子側に接着剤層が形成されたTCP
(Tape Carrier Package)を例に挙げて、これらと液晶表
示部との接着力を比較してみると、接着剤層が形成され
たTCPの場合は接着力が1000g/cm2であるの
に対し、接着剤層が形成されていないFPCまたはCO
Fの場合は、接着力が300g/cm2と相対的に低い
値となった。
【0010】液晶表示部と上記の駆動回路部(ここで
は、特に、液晶表示部との接続がなされるFPCやCO
F)との接着力(密着力)が弱い場合、液晶表示装置の
組み立て工程または液晶表示装置を組み込んで最終製品
とする工程等における外的負荷により、液晶表示部と駆
動回路部との接続が外れ、液晶表示装置における表示不
良が発生するという問題が発生する虞がある。
【0011】そこで、上記の問題を解決するために、例
えば、(A1)特開昭60−166929号公報に記載
のように、液晶表示部の接続端子近傍の領域(端子部の
非導電部)にミクロ的に特定の深さの凹凸を設けて液晶
表示部の接着部表面積を大きくし、液晶表示部と駆動回
路部との密着力を高める方法、(A2)図7に示すよう
に、液晶表示部101と駆動回路部102とを(より具
体的には、接続端子105と出力用接続端子106と
を)異方性導電材料103により接続した後に、エポキ
シ樹脂等からなる補強材104を両者の接続部に塗布
し、常温放置もしくはオーブン加熱にて該補強材104
を硬化させて密着力の補強を図る方法、等が開示され
た。上記(A2)の方法はより具体的には、補強材10
4を用いて、液晶表示部101より幅狭であるFPCや
COFのテープ基材(基体)の両端を該液晶表示部10
1に対し接着・押し付けすることで、両者の密着力を補
強する方法である。
【0012】しかしながら、上記いずれの方法において
も、工程数の増加やコスト高等を招来するという問題点
を有している。より具体的には、上記(A1)の方法
は、端子部の非導電部に新たな微細加工を施す必要があ
るため、工程数および製造コストの増加に直結する。ま
た、上記(A2)の方法は、エポキシ樹脂等の補強材1
04の材料費や、補強材104の塗布・硬化工程にかか
るコストの増加、並びに工程数の増加に直結する。
【0013】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、液晶表示部と駆動回
路部との接着性が向上されてなる液晶表示装置を提供す
ること、特に、工程数および製造コストを増加させるこ
となく該液晶表示装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる液晶表示装置は、上記の課題を解決する
ために、液晶を駆動する駆動電極に対応して設けられた
複数の接続端子を有する液晶表示部と、駆動回路からの
出力信号を上記液晶表示部に供給する複数の出力用接続
端子を有する駆動回路部とを含んでなり、上記複数の接
続端子と出力用接続端子とが、接着性を有する異方性導
電材料により電気的に接続されてなる液晶表示装置にお
いて、上記複数の出力用接続端子が基体の面上に互いに
略平行に島を形成するように配されているとともに、該
面上における出力用接続端子の近傍に、この出力用接続
端子と伸長方向の異なる接続補強部材が、出力用接続端
子と同一の層をパターニングすることによりさらに設け
られており、当該接続補強部材は、上記出力用接続端子
と伸長方向が直交する方向にその伸長方向を有するもの
であって、上記複数の出力用接続端子より形成された島
を挟む両外側および島の間の領域を埋めるように、上記
出力用接続端子の伸長方向に並行配置されており、上記
液晶表示部と駆動回路部とが、接着性を有する上記異方
性導電材料と接続補強部材とを介して接続されてなるこ
とを特徴としている。ここで、上記接続補強部材および
出力用接続端子に関し「伸長方向」とは、これらが設け
られる基体の面上での伸長方向を指すものとする。
【0015】上記の構成によれば、すなわち、1)液晶
表示部の接続端子と駆動回路部の出力用接続端子とが、
接着性を有する異方性導電材料により(電気的に)接続
されることに加えて、2)上記接続補強部材と異方性導
電材料とを介して、液晶表示部と駆動回路部とがさらに
接続される。
【0016】そのため、液晶表示部と駆動回路部との接
着表面積が増加して電気的接続の信頼度がより向上され
てなる液晶表示装置を提供することができる。加えて、
上記の液晶表示装置は、液晶表示部と駆動回路部とが、
出力用接続端子の伸長方向および上記接続補強部材の伸
長方向の少なくとも異なる2方向に延びた接続部をもっ
て接続されてなる。よって、例えば、液晶表示部と駆動
回路部とを引き離すような力が加えられた場合、力の方
向にかかわらず、それに由来する応力を容易に分散し緩
和することができる。本発明にかかる液晶表示装置は
記の接続補強部材が、上記出力用接続端子に対して直
する方向に、その伸長方向を有することを特徴として
いる。
【0017】上記の構成によれば、液晶表示部と駆動回
路部との一般的な剥がれの方向である出力用接続端子の
伸長方向に沿った力が加えられた場合、該力に由来する
応力を特に好適に分散し緩和することができる。
【0018】本発明にかかる液晶表示装置は、上記の接
続補強部材が、少なくとも上記複数の出力用接続端子を
挟む両外側に位置するように設けられていることを特徴
としている。上記の構成によれば、例えば、出力用接続
端子を挟む両外側の領域に応力が集中する場合であって
も、該応力を分散し緩和することが可能となる。
【0019】本発明にかかる液晶表示装置は、上記の構
成に加えて、上記の接続補強部材の形状が直方体形状で
あることを特徴としている。
【0020】上記の構成によれば、上記の接続補強部材
を容易かつ正確にパターニング形成することが可能とな
る。
【0021】本発明にかかる液晶表示装置の製造方法
は、上記いずれかの液晶表示装置を製造する方法であっ
て、上記複数の出力用接続端子を、基体の面上に互いに
略平行に島を形成するように配する工程と、上記の接続
補強部材を、上記出力用接続端子と伸長方向が直交する
方向にその伸長方向を有し、上記複数の出力用接続端子
より形成された島を挟む両外側および島の間の領域を埋
めるように、上記出力用接続端子と同一の層をパターニ
ングすることにより形成し、上記出力用接続端子の伸長
方向に並行配置する工程と、を含んでなることを特徴と
している。
【0022】上記の方法によれば、上記の接続補強部材
を、出力用接続端子の形成時に同時に形成することがで
きるので、工程数やコストを増大させることなく、電気
的接続の信頼度が向上されてなる液晶表示装置を製造す
ることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕 本発明の実施の一形態について、図1ないし図4に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。尚、これによっ
て、本発明が限定されるものではない。
【0024】図1および図4に示すように、本発明にか
かる液晶表示装置は、液晶表示部21と駆動回路部17
とを含んで構成されている。上記の液晶表示部21は、
ガラス基板(透光性基板)22・23が液晶(図示せ
ず)を挟装して対向配置されてなり、さらにガラス基板
22の液晶と対向する側の面には、液晶を駆動する複数
の駆動電極(例えば、アクティブマトリクス型の場合、
走査信号線または映像信号線の一方に相当)24…が互
いに平行配置されている。上記のガラス基板22・23
の厚さは特に限定されるものではないが、本実施の形態
においては0.55mmの厚さとされている。
【0025】尚、1)駆動電極24…に略直するよう
に設けられる駆動電極の他方、2)互いに直するよう
に配された駆動電極(走査信号線・映像信号線)により
マトリクス状に形成される画素毎に設けられる、TFT
(Thin Film Transistor)等のスイッチング素子、3)画
素電極(表示用電極)、等に関しては図示しない。ま
た、いうまでもないが液晶表示部21は、特に上記例示
のアクティブマトリクス型のものに限定されるものでは
ない。
【0026】上記のガラス基板22は、ガラス基板23
に対して所定幅を有してはみ出すように配置されてお
り、上記駆動電極24…が設けられる面側で、かつ、こ
のはみ出し部に相当する領域が接続端子部22aとな
る。接続端子部22aには、駆動電極24それぞれに対
応して上記の接続端子25aが略平行に設けられる。
【0027】上記接続端子25aは駆動電極24と同一
の伸長方向をもって設けられており、以下にも説明する
ように、異方性導電材料32を介して駆動回路部17の
出力用接続端子14aと電気的に接続される。尚、接続
端子部22aにおいて、図1に示すように、例えば、5
個の接続端子25a…、10個の接続端子25a…、5
個の接続端子25a…、がそれぞれ一つの島(全部で3
つの島)を形成するように配置されており、これらの島
の外側、および、島の間には、接続端子25aが配置さ
れない領域(以下、端子外領域22a1 ・22a1 、
端子間領域22a2 ・22a2 と称する)が存在して
いる。
【0028】続いて、上記の駆動回路部17に関し、図
1ないし図3に基づいて説明を行う。尚、駆動回路部1
7として、本実施の形態では特にCOFを有するものを
例示し、COF部分のみを図示しているが特にこれに限
定されるものではなく、例えば、FPCを有するもので
あってもよい。
【0029】駆動回路部17は、例えば、図2に示すよ
うに、テープ基材(基体)12の同一面上に、ICチッ
プ(駆動回路)11;ICチップ11に電気的に接続さ
れた出力側配線13…;出力側配線13…に対応して、
その端部に設けられる出力側アウターリード(出力用接
続端子)14a…;補強パターン(接続補強部材)14
b…;ICチップ11に電気的に接続された入力側配線
15…;入力側配線15…に対応して、その端部に設け
られる入力側アウターリード(入力用接続端子)16
…;が支持されて構成されている。尚、上記の入力側ア
ウターリード16…は、例えば、図示しないPCB(Pri
nted Circuit Board: プリント配線板) 等の有する駆動
回路との電気的接続に使用されるものである。また、テ
ープ基材12の材質および厚さは特に限定されるもので
はないが、一般にはポリイミド系の絶縁材料からなる、
厚さが40μm、または25μmのものが使用される。
【0030】上記のテープ基材12端部の一定領域は、
出力用接続端子部12aとなる。出力用接続端子部12
aには、液晶表示部21の接続電極25aそれぞれに対
応して上記の出力側アウターリード14aが略平行に設
けられると共に、補強パターン14b…が形成されてい
る。
【0031】出力側アウターリード14aは1.7mm
×0.07mmの長方形状の接続面を有する厚さが0.
018mmの直方体形状であり、出力側配線13と同一
の伸長方向をもって設けられている。すなわち、上記
1.7mmの長さの辺(長辺)と出力側配線13とが平
行となるように設けられている。以下にも説明するよう
に、これらの出力側アウターリード14aはその接続面
において、異方性導電材料32を介して液晶表示部21
の接続端子25aと電気的に接続される。尚、出力用接
続端子部12aにおいて、図2に示すように、例えば、
5個の出力側アウターリード14a…、10個の出力側
アウターリード14a…、5個の出力側アウターリード
14a…、がそれぞれ一つの島(全部で3つの島)を形
成するように配置されており、これらの島の外側、およ
び、島の間には、出力側アウターリード14aが配置さ
れない領域(以下、端子外領域12a1 ・12a1 、
端子間領域12a2 ・12a2 と称する)が存在して
いる。
【0032】一方、上記の補強パターン14bは1.5
mm×0.3mmの長方形状の接続面を有する厚さが
0.018mmの直方体形状であり、上記説明の出力側
アウターリード14aと異なる伸長方向、換言すれば、
出力側アウターリード14aの伸長方向と交差する方
向、に伸長するべく設けられている。さらに具体的には
出力側アウターリード14aと垂直な(直する)伸長
方向をもって設けられている。以下にも説明するが、こ
れらの補強パターン14bは、異方性導電材料32を介
して液晶表示部21と接続される。
【0033】尚、上記説明の「伸長方向」とは、出力側
アウターリード14aおよび補強パターン14bが設け
られるテープ基材12の面上での伸長方向を指すものと
する。また、これらの補強パターン14bは、上記説明
の端子外領域12a1 ・12a1 、および、端子間領
域12a2 ・12a2 を埋めるように配置される。よ
り具体的には、端子外領域12a1 、端子間領域12
a2 それぞれにおいて、出力側アウターリード14a
の伸長方向に3個づつ並行配置されている。
【0034】上記出力側アウターリード14aおよび補
強パターン14bの形成方法は特に限定されるものでは
ないが、通常は、テープ基材12面上に接着剤を介さず
に形成された銅箔(銅フィルム)等の導電膜をパターニ
ングすることにより同時に形成される。このとき、入力
側アウターリード16も同一の導電膜からパターニング
形成される。このような形成方法によれば、出力側アウ
ターリード14a・入力側アウターリード16を含む配
線パターン(出力側配線13…、入力側配線15…を含
む)を形成する際に、同時に補強パターン14bを形成
することができる。したがって、補強パターン14b形
成のために、新たな工程、コストが発生しない。尚、補
強パターン14bは、以下に説明するように液晶表示部
21と駆動回路部17との電気的接続には関与していな
いため、特に導電性を有する必要はなく、例えば、エポ
キシ樹脂等の高分子材料を用いて形成することも可能で
ある。
【0035】銅箔等の導電膜をパターニングすることに
より、出力側アウターリード14a、補強パターン14
b、並びに入力側アウターリード16を形成する場合、
これらの接続面に対し必要に応じて錫メッキ処理を施す
こともできる。さらに、図3に例示するように、駆動回
路部17において、出力側アウターリード14a、補強
パターン14b、並びに入力側アウターリード16以外
の部分はソルダーレジストと呼ばれる絶縁性材料31が
塗布されることがより好ましい。絶縁性材料31は、導
電性異物が直接配線パターン上にのりショートを引き起
こすことを防止する役割を果たす。尚、補強パターン1
4bは電気的な接続に関与するものではなく、これに対
する絶縁性材料31の塗布を省略しても特に問題となる
ことはない。
【0036】以上説明したように、液晶表示部21の接
続端子25aと駆動回路部17の出力側アウターリード
14aとは、貼り合わせ時にそれぞれが1:1で対応し
て重なり合い、接続部として機能するように設計されて
いる。そして、液晶表示部21と駆動回路部17とは、
例えば、エポキシ系樹脂の中に直径5μmの導電粒子が
分散されてなる異方性導電材料(異方性導電フィルム・
ペースト等)32により接続されて本実施の形態にかか
る液晶表示装置が構成される。尚、液晶表示部21と駆
動回路部17との接続は、より具体的には、ヒートシー
ル処理等の上記異方性導電材料の特性に応じた処理によ
って行えばよい。
【0037】この液晶表示装置において、液晶表示部2
1と駆動回路部17との電気的接続は、接続端子25a
と出力側アウターリード14aとが異方性導電材料32
を介して接続される接続部により確保されている。すな
わち、ICチップ11からの出力信号は、出力側配線1
3…、出力用接続端子14a…、接続端子25a…を経
由して駆動電極24…に入力される。
【0038】上記説明の液晶表示装置の構成によれば、
1)液晶表示部21の接続端子25a…と駆動回路部1
7の出力側アウターリード14a…とが、接着性を有す
る異方性導電材料32により(電気的に)接続されるこ
とに加え、2)出力側アウターリード14aとは異なる
伸長方向を有する補強パターン14bと、上記異方性導
電材料32とを介して、液晶表示部21と駆動回路部1
7とがさらに接続される。これにより両者の接着表面積
が増加し密着力をより向上させることが可能となる(特
に図4など参照)。
【0039】したがって、液晶表示部21と駆動回路部
17との接続が、上記の接続端子25a…と出力側アウ
ターリード14a…とを介してのみ行われる構成と比較
して、その接続を強化することが可能であり、液晶表示
装置の電気的接続の信頼度をより向上することが可能と
なる。加えて、上記の液晶表示装置は、液晶表示部21
と駆動回路部17とが、出力側アウターリード14a…
の伸長方向および上記補強パターン14bの伸長方向、
すなわち異なる2方向に延びた接続部をもって接続され
てなる。よって、例えば、液晶表示部21と駆動回路部
17とを引き離すような力が加えられた場合、力の方向
にかかわらず、それに由来する応力を容易に分散し緩和
することができる。
【0040】この効果をより具体的に説明するために、
液晶表示部21と駆動回路部17との一般的な剥がれの
方向である出力側アウターリード14aの伸長方向(接
続端子25aの伸長方向に同じ)に沿って、上記の駆動
回路部17を毎分50mmの速度で引っ張る引張試験を
行い、両者の接着力(密着力)の評価を行った。その結
果、本実施の形態にかかる液晶表示装置においては、補
強パターン14bが設けられていない液晶表示装置(通
常の液晶表示装置と称する)と比較して1.5倍値の力
が加えられた時に、液晶表示部21と駆動回路部17と
が剥がれることが判った。すなわち、本実施の形態にか
かる液晶表示装置は、通常の液晶表示装置と比較して、
1.5倍の接着力を有することが確認された。
【0041】尚、液晶表示部21と駆動回路部17との
一般的な剥がれの方向である出力側アウターリード14
aの伸長方向に沿った力が液晶表示装置に加えられる場
合には、本実施の形態のように、補強パターン14bの
伸長方向が出力側アウターリード14aの伸長方向に直
する方向であれば、特に好適にこの力に由来する応力
を分散し緩和することができるが、上記説明のように、
両者(液晶表示部と駆動回路部)の接着性を補強するた
めの補強パターンの伸長方向は、少なくとも出力側アウ
ターリード14aの伸長方向と異なる方向であればよ
い。
【0042】また、液晶表示部と駆動回路部との接着性
を補強するための補強パターン(本実施の形態の補強パ
ターン14bに相当)の形状、大きさ、伸長長さ等も特
に上記例示のものに限定されるものではない。しかしな
がら該補強パターンの形状が上記例示の直方体形状であ
れば、容易かつ正確なパターニング形成が可能であるた
め特に好ましい。
【0043】さらに、上記の補強パターンの配置数、配
置位置等も特に上記例示のものに限定されるものではな
い。しかしながら、液晶表示部と駆動回路部との接着性
をより確実に補強できるという観点から、該補強パター
ンが少なくとも2つ以上形成されていることがより好ま
しく、接続端子部の隙間領域(端子外領域12a1、端
子間領域12a2 に相当)に可能な限り形成されてい
ることがさらに好ましい。また、上記の補強パターン
が、少なくとも上記複数の出力側アウターリード14a
…を挟む両外側(本実施の形態では端子外領域12a1
に相当する)に位置するように設けられることによ
り、例えば、出力側アウターリード14a…が形成され
るテープ基材12にその中央部が凸となるべく力が加え
られる場合等、上記両外側の領域に応力が集中する場合
であっても、該応力を分散し緩和することが可能とな
る。尚、「テープ基材12にその中央部が凸となるべく
力が加えられる場合」とは、例えば、液晶表示部21と
駆動回路部17とを接続するために、異方性導電材料に
ヒートシール処理を施す場合等に発生する。
【0044】本実施の形態にかかる液晶表示装置の用途
は特に限定されるものではないが、例えば、携帯電話等
に組み込み、その表示部として使用すること等、様々な
分野での適用が考えられる。
【0045】本発明にかかる液晶表示装置は、液晶を駆
動する駆動電極に対応して設けられた、複数の接続端子
を有する液晶表示部と、上記複数の接続端子に対応して
設けられ、駆動回路からの出力信号を上記液晶表示部に
供給する複数の出力用接続端子が略平行に配されてなる
駆動回路部とを含んでなり、上記接続端子と出力用接続
端子とが、接着性を有する異方性導電材料により電気的
に接続されてなる液晶表示装置において、上記複数の出
力用接続端子の両端付近、および、該出力用接続端子の
端子間に、この出力用接続端子に対して垂直方向の補強
パターンがさらに設けられている構成であってもよい。
【0046】
【発明の効果】
本発明にかかる液晶表示装置は、以上のように、複数の
接続端子を有する液晶表示部と、複数の出力用接続端子
を有する駆動回路部とを含んでなり、上記接続端子と出
力用接続端子とが、接着性を有する異方性導電材料によ
り電気的に接続されてなる液晶表示装置において、上記
複数の出力用接続端子が基体の面上に互いに略平行に
を形成するように配されているとともに、該面上におけ
る出力用接続端子の近傍に、この出力用接続端子と伸長
方向の異なる接続補強部材が、出力用接続端子と同一の
層をパターニングすることによりさらに設けられてお
り、当該接続補強部材は、上記出力用接続端子と伸長方
向が直交する方向にその伸長方向を有するものであっ
て、上記複数の出力用接続端子より形成された島を挟む
両外側および島の間の領域を埋めるように、上記出力用
接続端子の伸長方向に並 行配置されており、上記液晶表
示部と駆動回路部とが、上記異方性導電材料と接続補強
部材とを介して接続されてなる構成である。
【0047】上記の構成によれば、すなわち、1)液晶
表示部の接続端子と駆動回路部の出力用接続端子とが、
上記の異方性導電材料により(電気的に)接続されるこ
とに加えて、2)上記接続補強部材と異方性導電材料と
を介して、液晶表示部と駆動回路部とがさらに接続され
るので、液晶表示部と駆動回路部との接着表面積が増加
して電気的接続の信頼度がより向上されてなる液晶表示
装置を提供することができるという効果を奏する。さら
に、上記液晶表示部と駆動回路部とが、出力用接続端子
の伸長方向および上記接続補強部材の伸長方向に延びた
接続部をもって接続されてなるので、液晶表示部と駆動
回路部とを引き離すような力が加えられた場合、それに
由来する応力を容易に分散し緩和することができるとい
う効果を奏する。
【0048】本発明にかかる液晶表示装置は、上記の接
続補強部材が、上記出力用接続端子に対して直する方
向に、その伸長方向を有する構成である。
【0049】上記の構成によれば、出力用接続端子の伸
長方向に沿った力が加えられた場合、該力に由来する応
力を特に好適に分散し緩和することができるという効果
を奏する。本発明にかかる液晶表示装置は、上記の接続
補強部材が、少なくとも上記複数の出力用接続端子を挟
む両外側に位置するように設けられている構成である。
上記の構成によれば、出力用接続端子を挟む両外側の領
域に応力が集中する場合であっても、該応力を分散し緩
和することが可能となるという効果を奏する。
【0050】本発明にかかる液晶表示装置は、上記の構
成に加えて、上記の接続補強部材の形状が直方体形状で
ある構成である。
【0051】上記の構成によれば、上記の接続補強部材
を容易かつ正確にパターニング形成することが可能とな
るという効果を奏する。
【0052】本発明にかかる液晶表示装置の製造方法
は、上記いずれかの液晶表示装置を製造する方法であっ
て、上記の接続補強部材を、上記出力用接続端子と伸長
方向が直交する方向にその伸長方向を有し、少なくとも
上記複数の出力用接続端子を挟む両外側に位置するよう
に、上記出力用接続端子と同一の層をパターニングする
ことにより形成し、上記出力用接続端子の伸長方向に並
行配置する工程を含んでなる方法である。
【0053】上記の方法によれば、工程数やコストを増
大させることなく、電気的接続の信頼度が向上されてな
る液晶表示装置を製造することが可能となるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる液晶表示装置の一
例を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示す液晶表示装置を構成する駆動回路部
の一例を示す平面図である。
【図3】図2に示す駆動回路部の構造の一部を示す概略
断面図である。
【図4】図1に示す液晶表示装置の構造の一部を示す概
略断面図である。
【図5】従来の液晶表示装置の構造の一例を示す概略断
面図である。
【図6】従来の液晶表示装置の構造の他の例を示す概略
断面図である。
【図7】従来の液晶表示装置の構造のさらに他の例を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
11 ICチップ(駆動回路) 12 テープ基材(基体、平面) 14a 出力側アウターリード(出力用接続端子) 14b 補強パターン(接続補強部材) 17 駆動回路部 21 液晶表示部 22 ガラス基板 24 駆動電極 25a 接続端子 32 異方性導電材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1345

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶を駆動する駆動電極に対応して設けら
    れた複数の接続端子を有する液晶表示部と、 駆動回路からの出力信号を上記液晶表示部に供給する複
    数の出力用接続端子を有する駆動回路部とを含んでな
    り、 上記複数の接続端子と出力用接続端子とが、接着性を有
    する異方性導電材料により電気的に接続されてなる液晶
    表示装置において、 上記複数の出力用接続端子が基体の面上に互いに略平行
    島を形成するように配されているとともに、該面上に
    おける出力用接続端子の近傍に、この出力用接続端子と
    伸長方向の異なる接続補強部材が、出力用接続端子と同
    一の層をパターニングすることによりさらに設けられて
    おり、当該接続補強部材は、上記出力用接続端子と伸長
    方向が直交する方向にその伸長方向を有するものであっ
    て、上記複数の出力用接続端子より形成された島を挟む
    両外側および島の間の領域を埋めるように、上記出力用
    接続端子の伸長方向に並行配置されており、上記液晶表
    示部と駆動回路部とが、接着性を有する上記異方性導電
    材料と接続補強部材とを介して接続されてなることを特
    徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】上記の接続補強部材の形状が直方体形状で
    あることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の液晶表示装置の
    製造方法であって、 上記複数の出力用接続端子を、基体の面上に互いに略平
    行に島を形成するように配する工程と、 上記の接続補強部材を、上記出力用接続端子と伸長方向
    が直交する方向にその伸長方向を有し、上記複数の出力
    用接続端子より形成された島を挟む両外側および島の間
    の領域を埋めるように、上記出力用接続端子と同一の層
    をパターニング することにより形成し、上記出力用接続
    端子の伸長方向に並行配置する工程と、を含んでなるこ
    とを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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