JP3483692B2 - ヒートアップ用のカート - Google Patents

ヒートアップ用のカート

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JP3483692B2
JP3483692B2 JP04035996A JP4035996A JP3483692B2 JP 3483692 B2 JP3483692 B2 JP 3483692B2 JP 04035996 A JP04035996 A JP 04035996A JP 4035996 A JP4035996 A JP 4035996A JP 3483692 B2 JP3483692 B2 JP 3483692B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ヒートアップ用の
カートに関する。すなわち、例えば航空機内において、
アントレやミール等の料理のヒートアップ用に使用され
る、ヒートアップ用のカートに関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば航空機内における食事の提供サー
ビスには、従来よりカートが使用されている。この種の
カートは、箱状をなしドアとキャスターを備え、トレイ
が内部に上下多段に収納されると共に、トレイ上に料理
の食器が載せられている。そして、従来のこの種のカー
トにあっては、トレイ上に、このような料理の食器と共
に、飲料のカップ,冷菜の食器,ナイフ・フォーク・ス
プーン等が載せられているので、トレイの隅部等の一部
に面状のヒーターが組み込まれ、このようなヒーター上
に料理の食器が置かれ、もって料理のみをヒートアップ
するようになっていた。 【0003】ところで料理は、地上で事前に加熱調理済
とされ事後における航空機内での乗客への提供サービス
に際し、このようにカート内でヒーターにて暖められ保
温(ヒートアップ)される場合が多いが、これによら
ず、航空機内での乗客への提供サービスに際し、カート
内のヒーターにより初めて加熱調理(ヒートアップ)さ
れる場合もあった。又、この種のカート内は、細菌等の
繁殖防止のためドライアイス等にて冷却されることが多
く、トレイ上も全体的には冷却されているが、上述によ
り、例外的にヒーター上の料理の食器だけは、加熱によ
りヒートアップされるようになっていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、上述によりヒートアップされた料理に関し、焼き
むら,焦げ付き等が発生しやすい、という問題が指摘さ
れていた。すなわちカート内は、従来、全体的ではなく
部分的に加熱されているに過ぎず、しかも、このような
部分的な加熱も、トレイ上の加熱対象たる料理の食器だ
けを下からヒーターにて加熱することにより実施されて
おり、更に、その加熱方式は、トレイのヒーター上に食
器が接する熱伝導に頼っていた。そこで、どうしても食
器内の料理が一様にヒートアップされず、暖められ保温
されたり加熱調理された料理が、部分的には加熱過多で
あると共に部分的には加熱不足となり、焼きむら,焦げ
付き等が発生しやすかった。 【0005】第2に、料理から水分が蒸散しやすい、と
いう問題も指摘されていた。すなわち上述したように、
トレイのヒーター上に料理の食器が置かれ、もって熱伝
導による加熱方式にてヒートアップされていたので、料
理から水分が蒸散され、料理の肉汁等が失われやすく、
その風味が損なわれることが多かった。又、カートは使
用後の保守サービス時に内部が全体的に水洗いされる
が、その際使用される洗剤が、カート内面やトレイに付
着,残留しやすく、このように残留した洗剤の臭いが漂
うので、この面からも料理の風味が損なわれる、という
指摘があった。 【0006】本発明のヒートアップ用のカートは、この
ような実情に鑑み、上記従来例の課題を解決すべくなさ
れたものであって、面ヒーターが外面に添設されると共
に内方に遠赤外線を輻射可能としたインナーケースを、
初めて採用すると共に、このインナーケースを、前面が
開放された箱状とし、外箱に対し間隔を存しつつ出し入
れ可能に嵌入し、面ヒーターを前面を除く各面の外面に
添設したこと、を特徴とするもって本発明は、第1
に、料理の焼きむら,焦げ付き等が防止されると共に、
第2に、料理からの水分の蒸散が防止され解臭効果も発
揮され、第3に、しかもこれらが簡単容易に実現され
る、ヒートアップ用のカートを提案することを目的とす
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。すなわ
ち、このヒートアップ用のカートは、箱状をなしドアと
キャスターを備え、トレイが内部に上下多段に収納され
ると共に、該トレイ上に載せられた食器内の料理が、ヒ
ートアップされるようになっている。そして、箱状をな
し前面に該ドアが取り付けられた外箱と、該外箱内に配
され遠赤外線を内方に輻射可能なインナーケースと、該
インナーケースの外面に添設された面ヒーターと、該イ
ンナーケースの内面に左右対をなしつつ上下多段に固設
されたガイドレールと、該ガイドレールにて出し入れ自
在に保持された該トレイと、を有してなることを特徴と
する。そして該インナーケースが、前面が開放された箱
状をなし、該外箱に対し間隔を存しつつ出し入れ可能に
嵌入されると共に、該面ヒーターが前面を除く各面の外
面に添設されている。 【0008】本発明は、このように構成されているの
で、次のようになる。このヒートアップ用のカートで
は、インナーケースの外面にほぼ全面的に添設された面
ヒーターが、通電されて発熱することにより、料理の加
熱が実施される。 そして、このような料理への加熱方式
としては、インナーケースから輻射される遠赤外線
が、料理を熱線として照射するのを始め、面ヒーター
からインナーケース,トレイ,食器等を介した料理への
熱伝導や、インナーケース内の空間を介した食器そし
て料理への対流も実施される。 このように、遠赤外線
による輻射を中心としつつ、熱伝導や対流も加わ
り、加熱が相乗的に実施されるので、カートのインナー
ケース内が全体的に加熱され、料理の食器そして料理
は、それぞれ周りから全体的に均一に加熱され、熱効率
も向上する。 そして食事の提供サービスに際し、このよ
うに加熱されて、一様に暖められ保温されたり加熱調理
されヒートアップされたカート内の料理は、カート側コ
ネクタと電源側コネクタ間の接続が解かれた後、カート
がギャレーから乗客の座席へと移動され、もって乗客に
提供される。 そこで第1に、このカートにあっては、
遠赤外線による輻射,熱伝導,対流が相乗的に実施
されることにより、特に、輻射を中心としつつ、熱
伝導や対流を補足的に用いたことにより、料理が、上
下,左右,後の5方向から均一に加熱される。もって料
理は、一様に暖められ保温されたり、一様に加熱調理さ
れる等、一様にヒートアップされるようになる。 第2
に、料理は、遠赤外線にて輻射,照射されるので、遠赤
外線の特性により、料理からの水分の蒸散が防止され
る。又、カートは使用後の保守サービス時に内部が全体
的に水洗いされるが、その際使用された洗剤がカート
内、特にインナーケースやトレイに付着,残留しやす
い。しかしながら、このように残留した洗剤の臭いは、
インナーケース内に遠赤外線が輻射,照射されることに
より、遠赤外線の特性たる解臭効果により、確実に解臭
される。 第3に、しかもこれらは、インナーケースに面
ヒーターを添設すると共に遠赤外線を輻射可能とした、
簡単な構成により、容易に実現される。 【0009】 【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に示す発明の
実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1,図2,
図3は、本発明の実施の形態の説明に供し、図1は平断
面説明図、図2は要部の正断面説明図、図3は分解斜視
図である。 【0010】このヒートアップ用のカート1は、箱状を
なしドア2とキャスター3を備え、トレイ4が内部に上
下多段に収納されると共に、トレイ4上に載せられた食
器5内の料理Aがヒートアップされるようになってい
る。そしてこのカート1は、箱状をなしドア2が取り付
けられた外箱6と、外箱6内に配され遠赤外線Bを内方
に輻射可能なインナーケース7と、インナーケース7の
外面に添設された面ヒーター8と、インナーケース7の
内面に左右対をなしつつ上下多段に固設されたガイドレ
ール9と、ガイドレール9にて出し入れ自在に保持され
たトレイ4と、を有してなる。 【0011】これらについて更に詳述する。このカート
1は、例えば航空機の機内において、乗員が座席の乗客
に対し食事の提供サービスを実施する際に使用される。
そして、まずカート1の外箱6は、天板10,床板1
1,左右の側板12,奥板13等を備え、例えば前面の
みが開放された箱状をなし、前面にドア2がヒンジ14
にて取り付けられると共に、床板11の四隅下にキャス
ター3が付設されており、手で押して移動される。外箱
6の天板10,床板11,側板12,奥板13,ドア2
等には、それぞれ断熱構造のパネルが用いられ、これら
が、上下,左右,前後等に骨組として配されたアルミ製
等のコーナー型材に組み付けられている。次にインナー
ケース7は、上面15,下面16,左右の側面17,背
面18等を備え、前面のみが開放された箱状をなし、外
箱6に対し若干の間隔Cを存しつつ出し入れ可能に嵌入
されており、アルミ製その他の金属製よりなる。なお、
このインナーケース7と外箱6間の間隔Cは、付設され
たリブやフランジ部等にて形成されるようになってい
る。 【0012】又、インナーケース7の左右の側面17の
内面には、それぞれガイドレール9が、左右で高さレベ
ルを揃え左右対向しつつ上下多段に固設されており、図
示のガイドレール9は、上下でトレイ4の左右端部を挟
み込むようになっている。そして、このような左右のガ
イドレール9間に、トレイ4が出し入れ自在な棚として
配され、このトレイ4上に料理Aの食器5が載せられる
ようになっており、例えば、左右のガイドレール9そし
てトレイ4が上下12段に配設され、その間に料理Aの
食器5が、左右2個ずつ上下11段に配される。なお料
理Aは、主に肉料理や魚料理を意味しアントレやミール
とも称されるが、まず、地上で事前に加熱調理済とされ
事後における航空機内等での乗客への提供サービスに際
し、カート1内での加熱により暖められ保温(ヒートア
ップ)される場合もあるが、これによらず、航空機内等
での乗客への提供サービスに際し、カート1内での加熱
により初めて加熱調理(ヒートアップ)される場合もあ
る。又、料理Aの食器5は、蓋付となっていることが多
い。 【0013】そして、インナーケース7には面ヒーター
8が、開放された前面を除く各面、つまり上面15,下
面16,左右の側面17,背面18等について、それぞ
れの外面側にほぼ全面的に添設されると共に、インナー
ケース7自体は、遠赤外線Bを内方に輻射可能となって
いる。面ヒーター8は、各々板状のブロック体よりな
り、各面に単数又は複数枚添設されており、例えばニク
ロム線等の通電発熱線が折れ線状に迂回しつつ通された
ラバーヒーターを芯材としつつ、その外表面にアルミ薄
板が接合されてなる。又、インナーケース7の内面は、
加熱により熱線たる遠赤外線Bを輻射するように、例え
ばシリカその他の物質を含有すべく表面加工が施されて
いるが、これによらず、インナーケース7自体(表面で
はなく内部)にシリカその他の物質を含有させ、もって
加熱により熱線たる遠赤外線Bを輻射可能としてもよ
い。いずれにしてもインナーケース7は、面ヒーター8
が通電発熱されることにより、内方に向け遠赤外線Bが
輻射されるようになっている。なお、図示例では更に、
トレイ4も上述したインナーケース7に準じ加熱により
遠赤外線Bを輻射可能となっており、このトレイ4の場
合は、上下両面に遠赤外線Bを輻射可能となっている。 【0014】遠赤外線Bは、周知のごとく赤外線の領域
では最長波長を持ち、熱線としての性質も持ち、物体の
内部に吸収されやすく、照射対象への照射途中の空気を
加熱することもなく、照射対象を短時間のうちに効率よ
く加熱でき、更に、照射対象からの水分の蒸散を防止し
たり、照射対象の解臭効果を持つ、等々の特性が知られ
ている。ところで、このカート1にあっては、このよう
にインナーケース7に面ヒーター8が添設されてなるの
で、面ヒーター8の接続端子が、外箱6等に付設された
パンタグラフ構造の端子,電装設備,配線等を介し、カ
ート側コネクタ(図示せず)に接続されている。そし
て、このカート側コネクタが、機内のギャレー側に付設
された電源側コネクタに接続され、もって、面ヒーター
8が通電可能となっている。 【0015】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。このヒートアップ用の
カート1では、インナーケース7の外面にほぼ全面的に
添設された面ヒーター8が、通電されて発熱することに
より、料理Aの加熱が実施される。そして、このような
料理Aへの加熱方式としては、インナーケース7から
輻射される遠赤外線Bが、料理Aを熱線として照射する
のを始め、面ヒーター8からインナーケース7,トレ
イ4,食器5等を介した料理Aへの熱伝導や、インナ
ーケース7内の空間を介した食器5そして料理Aへの対
流も実施される。 【0016】このように、遠赤外線Bによる輻射を中
心としつつ、熱伝導や対流も加わり、加熱が相乗的
に実施されるので、カート1のインナーケース7内が全
体的に加熱され、料理Aの食器5そして料理Aは、それ
ぞれ周りから全体的に均一に加熱され、熱効率も向上す
る。そして食事の提供サービスに際し、このように加熱
されて、一様に暖められ保温されたり加熱調理されヒー
トアップされたカート1内の料理Aは、カート側コネク
タと電源側コネクタ間の接続が解かれた後、カート1が
ギャレーから乗客の座席へと移動され、もって乗客に提
供される。さてそこで、このヒートアップ用のカート1
にあっては、次の第1,第2,第3のようになる。 【0017】第1に、このカート1にあっては、上述し
たように遠赤外線Bによる輻射,熱伝導,対流が
相乗的に実施されることにより、特に、輻射を中心と
しつつ、熱伝導や対流を補足的に用いたことによ
り、料理Aが、上下,左右,後の5方向から均一に加熱
される。もって料理Aは、一様に暖められ保温された
り、一様に加熱調理される等、一様にヒートアップされ
るようになる。 【0018】第2に、料理Aは、遠赤外線Bにて輻射,
照射されるので、遠赤外線Bの特性により、料理Aから
の水分の蒸散が防止される。又、カート1は使用後の保
守サービス時に内部が全体的に水洗いされるが、その際
使用された洗剤がカート1内、特にインナーケース7や
トレイ4に付着,残留しやすい。しかしながら、このよ
うに残留した洗剤の臭いは、インナーケース7内に遠赤
外線Bが輻射,照射されることにより、遠赤外線Bの特
性たる解臭効果により、確実に解臭される。 【0019】第3に、しかもこれらは、インナーケース
7に面ヒーター8を添設すると共に遠赤外線Bを輻射可
能とした、簡単な構成により、容易に実現される。 【0020】 【発明の効果】本発明に係るヒートアップ用のカート
は、以上説明したように、面ヒーターが外面に添設され
ると共に内方に遠赤外線を輻射可能なインナーケース
を、初めて採用すると共に、このインナーケースを、前
面が開放された箱状とし、外箱に対し間隔を存しつつ出
し入れ可能に嵌入し、面ヒーターを前面を除く各面の外
面に添設したこと、を特徴とする。 そこで本発明は、次
の第1,第2,第3の効果を発揮する。 【0021】第1に、料理の焼きむら,焦げ付き等が防
止される。すなわち、このヒートアップ用のカートにあ
っては、加熱方式として、遠赤外線の輻射を中心に、
熱伝導や対流も実施されるので、熱効率が向上し、
カートのインナーケース内が全体的に加熱され、料理の
食器はそれぞれ周りから均一に加熱される。そこで料理
は、一様に暖められ保温されたり加熱調理され、ヒート
アップされるようになり、前述したこの種従来例のよう
に、部分的に加熱過多となったり加熱不足となるような
こともなく、焼きむら,焦げ付き等の発生は防止され
る。 【0022】第2に、料理からの水分の蒸散が防止さ
れ、解臭効果も発揮される。すなわち、このヒートアッ
プ用のカートでは、遠赤外線が輻射されるので、料理か
らの水分の蒸散が防止され、前述したこの種従来例のよ
うに、料理の肉汁等が失われることもなく、料理の風味
が損なわれることなく維持される。又、カートは使用後
の保守サービス時に水洗いされ、その際に使用された洗
剤が、カート内特にインナーケースやトレイに残留しや
すいが、残留した洗剤の臭いは、遠赤外線の解臭効果に
より解臭される。もってこの面からも、前述したこの種
従来例のように、料理の風味が損なわれることなく、維
持されるようになる。 【0023】第3に、しかもこれらは、簡単容易に実現
される。すなわち、このヒートアップ用のカートは、イ
ンナーケースに面ヒーターを添設すると共に遠赤外線を
輻射可能とした、簡単な構成により、上述した第1,第
2の点が容易に実現される。このように、この種従来例
に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する
効果は、顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るヒートアップ用のカートについ
て、その発明の実施の形態の説明に供する、平断面説明
図である。 【図2】同発明の実施の形態の説明に供する、要部の正
断面説明図である。 【図3】同発明の実施の形態の説明に供する分解斜視図
である。 【符号の説明】 1 カート 2 ドア 3 キャスター 4 トレイ 5 食器 6 外箱 7 インナーケース 8 面ヒーター 9 ガイドレール 10 天板 11 床板 12 側板 13 奥板 14 ヒンジ 15 上面 16 下面 17 側面 18 背面 A 料理 B 遠赤外線 C 間隔

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 箱状をなしドアとキャスターを備え、ト
    レイが内部に上下多段に収納されると共に、該トレイ上
    に載せられた食器内の料理がヒートアップされる、ヒー
    トアップ用のカートであって、 箱状をなし前面に該ドアが取り付けられた外箱と、該外
    箱内に配され遠赤外線を内方に輻射可能なインナーケー
    スと、該インナーケースの外面に添設された面ヒーター
    と、該インナーケースの内面に左右対をなしつつ上下多
    段に固設されたガイドレールと、該ガイドレールにて出
    し入れ自在に保持された該トレイと、を有してなり、 該インナーケースは、前面が開放された箱状をなし、該
    外箱に対し間隔を存しつつ出し入れ可能に嵌入されると
    共に、該面ヒーターが前面を除く各面の外面に添設され
    ていること、を特徴とするヒートアップ用のカート。
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