JP3483629B2 - 折曲げ加工方法およびその装置 - Google Patents

折曲げ加工方法およびその装置

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JP3483629B2
JP3483629B2 JP24393094A JP24393094A JP3483629B2 JP 3483629 B2 JP3483629 B2 JP 3483629B2 JP 24393094 A JP24393094 A JP 24393094A JP 24393094 A JP24393094 A JP 24393094A JP 3483629 B2 JP3483629 B2 JP 3483629B2
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワーク形状に応じて
バックゲージを前進する移動制御を行い得るようにした
折曲げ方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折曲げ装置としての例えばプレス
ブレーキは、前後方向へ移動自在なバックゲージの先端
にワークを突当てて、例えば下部テーブルを上部テーブ
ルに対して上下動せしめて上部テーブルの下部に備えら
れたパンチと下部テーブルの上部に備えられたダイとの
協働でワークに折曲げ加工を行うことがすでに知られて
いる。
【0003】例えば、図6(A)に示されているよう
に、パンチPとダイDとの協働でワークWに折曲げ加工
を行って、複雑な形状のワークWをパンチPから抜き取
る場合には、ダイDの後方に設けられたバックゲージ
B.Gを前進せしめるのにアイドルタイマーを設定して
行っている。
【0004】また、図6(B)に示されているように、
パンチPとダイDとの協働によりワークに折曲げ加工を
行う際、Z形状のワークWをバックゲージG.Bの下へ
滑り込ませる場合には、バックゲージB.Gの前方への
移動をアイドルタイマーを設定して行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のバックゲージB.Gをタイマーで設定すると、タイ
マー時間が短いとワークWと干渉する恐れがあり危険で
ある。また、タイマー時間が長過ぎると、加工時間がか
かり過ぎるという問題があった。
【0006】さらに、両手でワークWを持った状態で作
業が遅れると、バックゲージB.Gの前進を止めるため
の操作ができないという問題があった。
【0007】この発明の目的は、バックゲージを前進さ
せる動作を作業者の慣れおよび作業リズムに応じて起動
させるようにした折曲げ方法およびその装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、下部にパンチを備え
た上部テーブルと上部にダイを備えた下部テーブルのい
ずれか一方をフートペダルの操作により上下動し、前記
ダイの後方に前後動自在に設けられたバックゲージの先
端に突当てて位置決めされたワークの折曲げ加工を、前
記パンチとダイとの協働により行う折曲げ加工方法にお
いて、前記上部テーブルが上限にあり、かつ前記フート
ペダルに備えられた上昇用フートペダルがONのとき、
又は前記下部テーブルが下限にあり、かつ前記フートペ
ダルに備えられた下降用フートペダルがONのときに前
記バックゲージの前進移動を行う折曲げ加工方法であ
る。。
【0009】 また、本発明は、下部にパンチを備えた
上部テーブルと上部にダイを備えた下部テーブルのいず
れか一方をフートペダルの操作により上下動し、前記ダ
イの後方に前後動自在に設けられたバックゲージの先端
に突当てて位置決めされたワークの折曲げ加工を、前記
パンチとダイとの協働により行う構成の折曲げ加工装置
において、前記上部テーブルが上限にあり、かつ前記フ
ートペダルに備えられた上昇用フートペダルがONのと
き、又は前記下部テーブルが下限にあり、かつ前記フー
トペダルに備えられた下降用フートペダルがONのとき
に、前記バックゲージを前進すべくバックゲージ用駆動
モータをONする制御装置を備えているものである。
【0010】
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0012】図1を参照するに、折曲げ装置としての例
えばプレスブレーキ1は下部フレーム3を備えており、
この下部フレーム3の両側にはサイドフレーム5が立設
されている。このサイドフレーム5における前側の上部
には上部テーブル7が固定した設けられていると共に、
上部テーブル7の先端部(下部)にはパンチPが取付け
られている。
【0013】前記サイドフレーム5における前側の下部
には複数の油圧シリンダ9が取付けられており、この油
圧シリンダ9に装着されたピストンロッドを介して下部
テーブル11が上下動自在に設けられている。この下部
テーブル11の先端部(上部)には前記パンチPに対応
した位置にダイDが取付けられている。
【0014】前記サイドフレーム5に形成されたふとこ
ろ部13にはワークWの位置決めを行うバックゲージ
B.Gが前後動(図1において左右動)自在に設けられ
ている。このバックゲージB.GにはワークWを突当て
て位置決めを行う複数の突当て15が備えられている。
また、前記サイドフレーム5にはプレスブレーキ1、バ
ックゲージB.Gを制御せしめる制御装置17が設けら
れている。この制御装置17には例えば下部テーブル1
1を上下動せしめるためのフートペダル19が接続され
ている。
【0015】前記バックゲージB.Gとしては、図2に
示されるように、突当て15が左右方向(図2において
紙面に対して直交する方向)へ延伸した突当てストレッ
チ21に取付けられている。この突当てストレッチ21
は前後方向(図2において左右方向)へ延伸したボール
ねじ23に螺合されている。このボールねじ23の前端
部(図2において右端部)は軸受25で軸支されている
と共にボールねじ23の後端部(図2において左端部)
には位置検出器としてのエンコーダ27を備えた駆動モ
ータ29が連結されている。
【0016】上記構成により、駆動モータ29を駆動せ
しめると、ボールねじ23が回転されるから突当てスト
レッチ21が前後方向へ移動されることになる。したが
って、突当て15が突当てストレッチ21に取付けられ
ているから、突当て15も前後方向へ移動されることに
なる。
【0017】前記制御装置17、フートペダル19、油
圧シリンダ9および駆動モータ29との接続系統が図3
に示されている。すなわち、図3において、フートペダ
ル19は上昇用フートペダル19Aと下降用フートペダ
ル19Bとを備えており、この上昇用フートペダル19
Aと下降用フートペダル19Bは制御装置17内のサー
ボバルブ31を介して油圧シリンダ9に接続されてい
る。また、下降用フートペダル19Bは制御装置17内
のサーボアンプ33を介して駆動モータ29に接続され
ている。しかも、下部テーブル11が下限にあって下降
用フートペダル19Bを足で踏んでONしたときにサー
ボアンプ33を介して駆動モータ29が駆動されて突当
て21が前進するようになっているものである。
【0018】上記構成により、ワークWに折曲げ加工を
行う際には、突当て21を所望の位置に位置決めした
後、作業者が上昇用フートペダル19Aを足で踏むとO
Nされてサーボバルブ31を介して油圧シリンダ9が作
動して下部テーブル11が上昇される。この下部テーブ
ル11が上限に達すると、作業者が下降用フートペダル
19Bを足で踏むことによりONされてサーボバルブ3
1を介して油圧シリンダ9が作動して下部テーブル11
が下降される。このような上昇用フートペダル19A、
下降用フートペダル19Bを交互に繰り返して足で踏む
ことにより下部テーブル11が上下動され、パンチPと
ダイDとの協働でワークWに折曲げ加工が行われること
になる。
【0019】従来の図6(A),(B)に示したような
バックゲージB.Gを前進させるような場合には、図4
に示したフローチャートに基づいて動作される。すなわ
ち、図4において、ステップS1で下部テーブル11が
下限の状態にあって、下降用フートペダル19Bを足で
踏むかどうかの判別がなされて、下降用フートペダル1
9Bを足で踏むと、ステップS2で駆動モータ29が駆
動されてバックゲージB.Gの突当て21が前進され
る。このときの突当て21の移動量はエンコーダ27で
検出される。
【0020】ステップS1で下降用フートペダル19B
を足で踏まない場合にはステップS3で駆動モータ29
が駆動せずバックゲージB.Gの突当て21が停止状態
のままである。
【0021】このように、アイドルタイマー設定時間内
でバックゲージB.Gを前進させるのでなく、下降用フ
ートペダル19Bを自由に動かせる足で踏んでバックゲ
ージB.Gを前進させるようにしたので、危険な状態と
なることから回避できて、作業者の慣れおよび作業のリ
ズムに応じてアイドルタイマー設定時間を変える必要が
なく行うことができる。制御装置17の内部を一部変更
すなわちソフトの作成追加だけで既納入機にも簡単に対
応できる。
【0022】なお、この発明は、前述実施例に限定され
ることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態
様で実施し得るものである。本実施例では上部テーブル
7を固定し下部テーブル11を上昇せしめるプレスブレ
ーキ1の例で説明したが、下部テーブル11を固定し上
部テーブル7を下降せしめるプレスブレーキ1でも対応
できる。この場合には図4に代る図5に示したフローチ
ャートに基づきバックゲージB.Gが前進されるもので
ある。
【0023】すなわち、図5において、ステップ4で、
上部テーブル7が上限の状態にあって、上昇用フートペ
ダル19Aを足で踏むかどうかの判別がなされて、上昇
用フートペダル19Aを足で踏むと、ステップS5で駆
動モータ29が駆動されてバックゲージB.Gの突当て
21が前進される。このときの突当て21の移動量はエ
ンコーダ27で検出される。
【0024】ステップS4で上昇用フートペダル19A
を足で踏まない場合にはステップS6で駆動モータ29
が駆動せずバックゲージB.Gの突当て21が停止状態
のままである。このときの効果も上述した実施例と同様
の効果を奏するものである。
【0025】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、発明によれば、上部テーブルが上限にあ
り、かつ上昇用フートペダルがONのとき、又は下部テ
ーブルが下限にあり、かつ下降用フートペダルON
ときにバックゲージが前進される。したがって、このバ
ックゲージの前進を危険な状態となることから回避で
き、作業者の慣れおよび作業リズムに応じてアイドルタ
イマーの所定時間を変える必要がなく行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施例の折曲げ装置とし
てのプレスブレーキの側面図である。
【図2】バックゲージの移動機構の側面図である。
【図3】フートペダルと制御装置などの接続系統の説明
図である。
【図4】下部テーブルを上昇せしめる場合のバックゲー
ジを前進せしめるフローチャートである。
【図5】上部テーブルを下降せしめる場合のバックゲー
ジを前進せしめるフローチャートである。
【図6】従来の折曲げ加工時におけるバックゲージを前
進せしめる一例図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ(折曲げ装置) 7 上部テーブル 9 油圧シリンダ 11 下部テーブル 15 突当て 17 制御装置 19 フートペダル 19A 上昇用フートペダル 19B 下降用フートペダル 21 突当てストレッチ 27 エンコーダ(位置検出器) 29 駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 5/02 B30B 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部にパンチ(P)を備えた上部テーブ
    ル(7)と上部にダイ(D)を備えた下部テーブル(1
    1)のいずれか一方をフートペダル(19)の操作によ
    り上下動し、前記ダイ(D)の後方に前後動自在に設け
    られたバックゲージ(B.G)の先端に突当てて位置決
    めされたワーク(W)の折曲げ加工を、前記パンチ
    (P)とダイ(D)との協働により行う折曲げ加工方法
    において、前記上部テーブル(7)が上限にあり、かつ
    前記フートペダルに備えられた上昇用フートペダル(1
    9A)がONのとき、又は前記下部テーブル(11)が
    下限にあり、かつ前記フートペダル(19)に備えられ
    た下降用フートペダル(19B)がONのときに前記バ
    ックゲージ(B.G)の前進移動を行うことを特徴とす
    る折曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】 下部にパンチ(P)を備えた上部テーブ
    ル(7)と上部にダイ(D)を備えた下部テーブル(1
    1)のいずれか一方をフートペダル(19)の操作によ
    り上下動し、前記ダイ(D)の後方に前後動自在に設け
    られたバックゲージ(B.G)の先端に突当てて位置決
    めされたワーク(W)の折曲げ加工を、前記パンチ
    (P)とダイ(D)との協働により行う構成の折曲げ加
    工装置において、前記上部テーブル(7)が上限にあ
    り、かつ前記フートペダル(19)に備えられた上昇用
    フートペダル(19A)がONのとき、又は前記下部テ
    ーブル(11)が下限にあり、かつ前記フートペダル
    (19)に備えられた下降用フートペダル(19B)が
    ONのときに、前記バックゲージ(B.G)を前進すべ
    くバックゲージ用駆動モータ(29)をONする制御装
    置を備えていることを特徴とする折曲げ加工装置。
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