JP3481007B2 - Posシステム - Google Patents

Posシステム

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JP3481007B2
JP3481007B2 JP07264095A JP7264095A JP3481007B2 JP 3481007 B2 JP3481007 B2 JP 3481007B2 JP 07264095 A JP07264095 A JP 07264095A JP 7264095 A JP7264095 A JP 7264095A JP 3481007 B2 JP3481007 B2 JP 3481007B2
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司 澤田
栄三郎 矢野
Original Assignee
株式会社元創
日本エヌ・シー・アールビジネスソリューション株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POSシステムに係
り、特に、量販店等でバンドル(まとめ売り)の値引の
処理管理を行なうことのできるPOSシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、POSシステムは、ストアコン
トローラにおいて、種々の商品に係る各種商品データや
該商品の価格データを設定し、POSターミナルにおい
て、例えば、買上げられる商品に付されたバーコードを
スキャナで読み取り、この読み取ったバーコード情報及
び上記ストアコントローラに設定されたデータに基づい
て売上処理を行ない、集計処理部により売上処理データ
に基づいて集計を行なっている。
【0003】従来、POSシステムにおいては、一部の
商品について、バンドル(まとめ売り)の値引の処理を
行なうようにしたものがある。これは、商品をまとめて
販売する場合に、その販売価格を割り引くというもので
ある。この場合には、ストアコントローラにおいて、管
理コード(バンドルコード)、商品の単価、商品の2以
上の数量(バンドル数量)及びこのバンドル数量に係る
価格データを設定して記憶させる。即ち、通常の価格
(単価)と、値引した価格(単価)との2つの価格を設
定する。そして、POSターミナルにおいて、スキャナ
が読み取ったバーコード情報により、当該商品がバンド
ル数量になったとき、バンドル数量に係る価格データを
適用して値引処理を行なう。その後、この売上処理によ
る取引明細データを作成し、集計処理部により取引明細
データに基づいて集計を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来のP
OSシステムにあっては、バンドル(まとめ売り)の値
引の処理を行なう際、価格設定が1つの商品に対して2
つの価格しか設定できないので、消費者がその商品の購
買数を価格との関係で決定する幅が小さく、また、売る
側にとっても、値引販売の自由度が少ないという問題が
あった。これに対しては、本件出願人は、先に、1つの
商品に同時に3つの価格を設定できるようにし、消費者
が商品の買い数を価格との関係で種々に選択する幅を大
きくすることができるようにするとともに、販売者側か
らは、販売価格の自由度を増すことができるようにした
POSシステムを提案している(特願平6−32464
8号)。
【0005】ところが、1つの商品に同時に3つの価格
を設定する際、従来の2つの価格に対応した集計を行な
うシステムをそのまま適用できないので、集計処理部に
おいて、3つの価格に対応した集計を行なわせることが
必要になる。また、種類の異なる複数商品同士の組合わ
せ(所謂バンドルミックス)についての値引金額の集計
処理においては、従来、例えば、図20に示すように、
通常単価が100円のA,B,C商品のバンドルミック
スにおいて、3個まとめ買したときには20円引きする
場合、値引金額の集計では、1つの商品(例えばC)に
ついて20円引くような集計しか行なっていないので、
個々の商品についての合計の値引金額に差が生じてしま
い、値引分の評価が充分に行なわれないことから正確な
集計になっていないという問題があった。そのため、商
品管理にも誤差が生じ、スーパーマーケット等の商品管
理に少なからず支障をきたしてしまう。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、その課題は、1つの商品に同時に3つの価格を
設定する際、集計処理部において、3つの価格に対応し
た集計、特に値引分をできるだけ正確に評価して集計を
行ないうるようにする点にある。そして、必要に応じ、
所謂バンドルミックスについての値引分の集計処理にお
いて、商品毎の値引分の評価を確実に行なうことができ
るようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、ストアコントローラ
に、商品コードが設定された各種商品の1つの数量であ
る第1数量に対する第1価格データ,該商品の2以上の
数量である第2数量,該第2数量に係る第2価格デー
タ,該商品の上記第2数量よりも多い第3数量,該第3
数量に係る第3価格データを設定可能にするとともに、
同一種類の商品に複数の価格データを設定するときの基
本管理コード,種類の異なる複数商品同士の組合わせに
係る当該商品に複数の価格データを設定するときのミッ
クスマッチ管理コードを設定可能にし、POSターミナ
ルに買上げられる商品の種類及び数量等の買上げ商品デ
ータが入力されたとき、該POSターミナルにより上記
ストアコントローラに設定された条件で売上処理を行な
い、集計処理部により該売上処理により生じた売上デー
タを集計処理するPOSシステムであって、上記集計処
理部を、上記POSターミナルからの売上データに基づ
いて上記買上げられる商品の商品コード,売上数量,値
引金額及び設定された管理コード等のデータを書込んだ
1人当り毎の取引明細データとして作成する取引明細デ
ータ作成手段と、該取引明細データを記憶する取引明細
データ記憶部と、第1価格データに係る第1単価での売
上数量,売上金額が書込まれる1価テーブル,第2価格
データに係る第2単価での売上数量,売上金額及び値引
金額が書込まれる2価テーブル,第3価格データに係る
第3単価での売上数量,売上金額及び値引金額が書込ま
れる3価テーブルを商品コード毎に備えた集計テーブル
と、上記取引明細データ記憶部が記憶した取引明細デー
タからデータを順次読出すデータ読出し手段と、データ
読出し手段が読出したデータに基づいて商品コード毎に
各テーブルに加減すべき売上数量,売上金額及び値引金
額を算出するテーブルデータ算出手段と、テーブルデー
タ算出手段が算出した上記売上数量,売上金額及び値引
金額を対応する各テーブル毎に加減して更新書込みする
データ更新書込み手段とを備えた構成としている。
【0008】また、必要に応じ、上記テーブルデータ算
出手段を、管理コードが設定されているか否かを判断す
る管理コード有無判断手段と、管理コード有無判断手段
が有と判断したとき基本管理コード及びミックスマッチ
管理コードのいずれかであるかを判別する管理コード種
別判別手段と、管理コード有無判断手段が無と判断した
ときもしくは管理コード種別判別手段が基本管理コード
であることを判別したとき当該商品に係る加減すべき売
上数量,売上金額及び値引金額を算出する第一算出手段
と、管理コード種別判別手段がミックスマッチ管理コー
ドで有ると判別したとき種類の異なる商品毎に加減すべ
き売上数量,売上金額及び値引金額を算出する第二算出
手段とを備え、該第二算出手段を、売上金額及び値引金
額の算出の際には種類の異なる商品をバンドルした売上
金額及び値引金額を各商品の数に対応させて比例配分す
る比例配分演算手段を備えて構成している。そしてま
た、必要に応じ、上記第二算出手段を、比例配分演算手
段の比例配分に係る商の余りが生じたとき、該余りを種
類の異なる商品に整数分配して補正する補正手段を備え
て構成している。
【0009】また、必要に応じ、上記集計処理部を、上
記第1価格データに係る第1単価での積算売上数量,積
算売上金額が書込まれる積算1価テーブル,第2価格デ
ータに係る第2単価での積算売上数量,積算売上金額及
び積算値引金額が書込まれる積算2価テーブル,第3価
格データに係る第3単価での積算売上数量,積算売上金
額及び積算値引金額が書込まれる積算3価テーブルを商
品コード毎に備えた実績ファイルと、上記集計テーブル
に一人当たりのデータの更新書込みが行なわれたとき該
一人当たりのデータを上記実績ファイルの対応する各テ
ーブル毎に積算して書込む積算書込み手段と、積算書込
み手段による書込みが終了したとき上記集計テーブルの
データをクリアするクリア手段とを備えて構成してい
る。
【0010】更にまた、上記POSターミナルに、上記
買上げられる商品の商品データが入力されたとき、該買
上げ時刻を計時手段から読出す買上げ時刻読出し手段を
設け、上記集計処理部の集計テーブルに、買上げ時刻が
書込まれる買上げ時刻テーブルを設け、上記集計処理部
に、上記買上げ時刻テーブルに商品コードに対応させて
上記買上げ時刻を書込む買上げ時刻書込み手段を設け、
上記実績ファイルに、最終買上げ時刻が書込まれる最終
買上げ時刻テーブルを設け、上記集計処理部に、上記最
終買上げ時刻テーブルに商品コードに対応させて最終買
上げ時刻を更新して書込む最終買上げ時刻書込み手段を
設けた構成としている。
【0011】
【作用】このような構成からなるPOSシステムによれ
ば、ストアコントローラで所定の設定を行なっておけ
ば、POSターミナルに買上げられる商品の種類及び数
量等の買上げ商品データが入力されたとき、POSター
ミナルによりストアコントローラに設定された条件で売
上処理が行なわれ、集計処理部により売上処理により生
じた売上データが集計処理される。この集計処理部での
集計処理は、先ず、取引明細データ作成手段により、P
OSターミナルからの売上データに基づいて上記買上げ
られる商品の商品コード,売上数量,値引金額及び設定
された管理コード等のデータを書込んだ1人当り毎の取
引明細データが作成され、取引明細データ記憶部に記憶
される。
【0012】次に、データ読出し手段が取引明細データ
記憶部が記憶した取引明細データからデータを順次読出
し、テーブルデータ算出手段がデータ読出し手段が読出
したデータに基づいて商品コード毎に集計テーブルの各
テーブルに加減すべき売上数量,売上金額及び値引金額
を算出する。そして、データ更新書込み手段が、テーブ
ルデータ算出手段が算出した売上数量,売上金額及び値
引金額を対応する集計テーブルの各テーブル毎に加減し
て更新書込みを行なう。この場合、1つの商品に同時に
3つの価格を設定する際、集計処理部において、テーブ
ルデータ算出手段がデータ読出し手段が読出したデータ
に基づいて商品コード毎に集計テーブルの各テーブルに
加減すべき売上数量,売上金額及び値引金額を算出する
ので、3つの価格に対応した集計、特に値引分ができる
だけ正確に評価されて集計が行なわれるようになる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に
係るPOSシステムについて詳細に説明する。図1は実
施例に係るPOSシステムを示している。このPOSシ
ステムにおいて、Sはストアコントローラ、TはPOS
ターミナル、Mはシステムの立ち上げ時にPOSターミ
ナルTの処理に必要な情報をストアコントローラSから
受け取って記憶するマスメモリ装置である。ストアコン
トローラSは、各種表示エリヤを表示するCRT等の表
示部1と、各種データを入力するキーボードやスキャナ
等の入力部2と、各種のデータ処理を行なうデータ制御
部3と、各種のデータを記憶する記憶部4とを備えてい
る。5はPOSターミナルTからの売上データを集計処
理する集計処理部、6は集計処理部5で処理した情報を
上位機に送出するモデムである。7は各種データを出力
するプリンタ(漢字印刷装置)である。
【0014】ストアコントローラSのデータ制御部3に
おいて、図4にも示すように、10は表示エリヤを表示
部1に表示させるエリヤ表示手段である。表示エリヤと
しては、図2に示すように、1つの商品に係る各種商品
データが書込まれる項目欄を有した商品情報エリヤ11
及び該商品の価格データが書込まれる項目欄を有した価
格エリヤ12がある。9は入力部2から入力されたデー
タを該当する項目欄に書込むデータ書込み手段である。
そして、エリヤ表示手段10は、図2に示すように、表
示部1に、1つの商品に係る上記商品情報エリヤ11
と、当該商品に係る上記価格エリヤ12とを商品マスタ
メンテナンス画面13として同時に表示させる機能を備
えている。
【0015】商品情報エリヤ11には、商品コード,商
品名等の各種データが書込まれる項目欄が設けられてい
る。価格エリヤ12は、期間の定めのない価格データを
表示する基本価格エリヤ12Aと、販売期間が書込まれ
る項目欄を有し該期間中の価格データが書込まれる項目
欄を有した期間価格エリヤ12Bとの2種で構成されて
いる。
【0016】基本価格エリヤ12A及び期間価格エリヤ
12Bには、夫々、商品情報エリヤ11に書込まれた商
品の1つの数量である第1数量に対する第1価格データ
が書込まれる第1価格データ項目欄14と、該商品の2
以上の数量である第2数量が書込まれる第2数量項目欄
15と、該第2数量に係る第2価格データ(実施例では
第2数量の合計価格)が書込まれる第2価格データ項目
欄16と、該商品の上記第2数量よりも多い第3数量が
書込まれる第3数量項目欄17と、該第3数量に係る第
3価格データ(実施例では第3数量の合計価格)が書込
まれる第3価格データ項目欄18とが設けられている。
また、基本価格エリヤ12A及び期間価格エリヤ12B
には、同一種類の商品に複数の価格データを書込み設定
するときの基本管理コード(MMコード)(実施例では
1000番以上)が書込まれる管理コード項目欄20が
設けられている。更にまた、期間価格エリヤ12Bに
は、販売期間が書込まれる項目欄として、開始日が書込
まれる開始日項目欄21、終了日が書込まれる終了日項
目欄22が設けられている。
【0017】これにより、1つの商品に第1,第2及び
第3の3つの単価が設定可能になる、いわば、「1物3
価」の設定が可能になる。例えば、図2に示すように、
オレンジジュース1個に対して100円(第1単価)、
2個に対して190円(第2単価が95円)、例えばケ
ースの単位である10個に対して900円(第3単価が
90円)となるように設定可能になる。
【0018】また、基本価格エリヤ12A及び期間価格
エリヤ12Bには、夫々、価格データの設定種類を規定
する価格設定タイプデータ(MMタイプ)を設定する価
格設定タイプ項目欄23が設けられている。価格設定タ
イプデータとしては、上記商品に複数の価格データを設
定しないで1価のみとする第0タイプデータ
(「0」),上記商品に第2価格データまでを設定しか
つ該商品の1人当たりの買上げ累積数量に対する第2数
量による商の余りに対して第1価格データに係る第1単
価を適用する第1タイプデータ(サイクリック1段
「1」),上記商品に第3価格データまでを設定しかつ
該商品の上記累積数量に対する第2数量による商の余り
に対して第1価格データに係る第1単価を適用する第2
タイプデータ(サイクリック2段「2」),上記商品に
第2価格データまでを設定しかつ該商品の上記累積数量
に対する第2数量による商の余りに対して第2価格デー
タに係る第2単価を適用する第3タイプデータ(均一1
段「3」),上記商品に第3価格データまでを設定しか
つ該商品の上記累積数量に対する第2数量による商の余
りに対して第2価格データに係る第2単価を適用する第
4タイプデータ(均一2段「4」)が設けられている。
【0019】更に、エリヤ表示手段10は、図3に示す
ように、表示部1に、種類の異なる複数商品同士の組合
わせに係る当該商品に種類の異なる複数商品同士の組合
わせに係る価格データを設定するミックスマッチエリヤ
24を、ミックスマッチメンテナンス画面25として表
示する。このミックスマッチエリヤ24は、種類の異な
る複数商品同士の組合わせに係る当該商品に複数の価格
データを書込み設定するときのミックスマッチ管理コー
ド(MMコード)(実施例では999番以下)が書込ま
れる上記と同様の管理コード項目欄20を備えている。
また、ミックスマッチエリヤ24は、上記期間価格エリ
ヤ12Bと同様に、該商品の販売期間が書込まれる項目
欄としての開始日が書込まれる開始日項目欄21及び終
了日が書込まれる終了日項目欄22と、該当する商品が
列挙して書込まれる商品項目欄26と、該商品項目欄2
6に対応して書込まれ上記基本価格エリヤ12Aに書込
まれた当該商品の第1数量に対する第1価格データが上
記記憶部4から読出されて書込まれる第1価格データ項
目欄14とを備えている。
【0020】これにより、種類の異なる複数商品同士の
組合わせに係る当該商品に夫々第1,第2及び第3の3
つの単価が設定可能になる、いわば、「1物3価」の設
定が可能になる。例えば、図3に示すように、オレンジ
ジュース,グレープジュース,パインジュース,ミック
スジュース各々1個に対して100円(第1単価)、こ
れらのいずれか同士の組合わせ3個に対して280円
(第2単価が93.333・・・・円)、これらのいず
れか同士の組合わせ10個に対して900円(第3単価
が90円)となるように設定可能になる。
【0021】更に、ミックスマッチエリヤ24は、上記
と同様に、上記商品の2以上の数量である第2数量が書
込まれる第2数量項目欄15と、該第2数量に対する第
2価格データが書込まれる第2価格データ項目欄16
と、上記商品の上記第2数量よりも多い第3数量が書込
まれる第3数量項目欄17と、該第3数量に対する第3
価格データが書込まれる第3価格データ項目欄18とを
備えて構成されている。更にまた、ミックスマッチエリ
ヤ24には、上記と同様に、価格データの設定種類を規
定する価格設定タイプデータ(MMタイプ「1」「2」
「3」「4」)を設定する価格設定タイプ項目欄23が
設けられている。
【0022】図14には、ストアコントローラSの記憶
部4の記憶形態を示し、図14(a)には、商品コード
をキー部とする商品マスタ27のフォーマットを示し、
図14(b)には、基本管理コードまたはミックスマッ
チ管理コードをキー部とし、価格データを記憶するMM
テーブル(上記の「1物3価」の情報を記憶することか
ら以下「1物3価テーブル28」という)のフォーマッ
トを示している。
【0023】次に、ストアコントローラSのデータ制御
部3においては、上記管理コード項目欄20に基本管理
コードを自動採番して書込む管理コード採番書込み手段
30が設けられている。詳しくは、管理コード採番書込
み手段30は、価格設定タイプデータが価格設定タイプ
項目欄23に設定されたとき、「1物3価テーブル2
8」のサーチ用インデックスに1000番をセットし、
「1物3価テーブル28」をサーチして当該番号の使用
フラグを検知して、使用中であれば番号を更新し、未使
用であれば当該番号を採用するものである。
【0024】また、ストアコントローラSのデータ制御
部3に、上記第2価格データの書込み時に、第1価格デ
ータと書込まれる第2価格データとの比較を行ない、第
2価格データに係る第2単価が第1価格データに係る第
1単価よりも高いとき、当該第2価格データの書込みを
禁止する第一の書込み禁止手段31と、上記第3価格デ
ータの書込み時に、第2価格データと書込まれる第3価
格データとの比較を行ない、第3価格データに係る第3
単価が第2価格データに係る第2単価よりも高いとき、
当該第3価格データの書込みを禁止する第二の書込み禁
止手段32とが備えられている。
【0025】更に、ストアコントローラSのデータ制御
部3に、上記ミックスマッチエリヤ24にデータが書込
まれたとき、各商品毎に上記期間価格エリヤ12Bのデ
ータを当該ミックスマッチエリヤ24のデータに更新す
る期間価格エリヤ更新手段33が設けられている。更に
また、ストアコントローラSのデータ制御部3に、PO
SターミナルTに対して期間価格エリヤ12Bに書込ま
れた価格データを優先して使用させる期間価格データ優
先手段34が設けられている。詳しくは、期間価格デー
タ優先手段34は、内蔵の時計回路との比較により、開
始日及び終了日が該当する期間であれば、記憶部4の商
品マスタのうち対応する必要な基本管理コード及びミッ
クスマッチ管理コードに係る情報をマスメモリ装置Mに
記憶させることで実現される。
【0026】一方、POSターミナルTは、図1及び図
5に示すように、買上げられる商品に付されたバーコー
ドを読取るスキャナ35及びキーボード36を備えてい
る。また、POSターミナルTは、買上げられる商品の
買上げ商品データが上記スキャナ35またはキーボード
36から入力されたとき、上記第1価格データに対応す
る第1価格売上金額を算出する第1価格売上金額算出手
段37と、買上げられる商品に係る基本管理コード,ミ
ックスマッチ管理コード及び数量が登録されるバッファ
38と、買上げられる商品の買上げ商品データが入力さ
れたとき上記バッファ38に当該商品の基本管理コード
またはミックスマッチ管理コードを登録するとともに当
該商品の累積数量を登録するバッファ登録手段40と、
上記バッファ38に登録された累積数量に基づいて該商
品に上記第1,第2及び第3価格データのいずれかを適
用するかを判断する価格適用判断手段41と、該価格適
用判断手段41の判断結果から上記第1,第2及び第3
価格データに基づいて対応する値引金額を演算する値引
金額演算手段42と、上記第1価格売上金額算出手段3
7が算出した第1価格売上金額及び上記値引金額演算手
段42が算出した値引金額を売上データとして上記スト
アコントローラS側に送出する売上データ送出手段43
とを備えて構成されている。
【0027】上記POSターミナルTのバッファ登録手
段40は、買上げられる商品の買上げ商品データが入力
されたとき上記バッファ38に同一の基本管理コード及
びミックスマッチ管理コードが有るか無しかを判断する
管理コード判断手段44と、該管理コード判断手段44
が同一の管理コードが無しと判断したとき上記基本管理
コードまたはミックスマッチ管理コードを登録するとと
もに当該商品の数量を登録する基本登録手段45と、上
記管理コード判断手段44が同一の基本管理コードまた
はミックスマッチ管理コードが有りと判断したとき上記
バッファ38の数量を更新登録する数量更新登録手段4
6とを備えて構成されている。また、上記POSターミ
ナルTには、上記買上げられる商品の商品データが入力
されたとき、該買上げ時刻を計時手段48から読出す買
上げ時刻読出し手段49が設けられている。この読出さ
れた時刻は売上データ送出手段43により、ストアコン
トローラSに送出される。
【0028】そして、上記ストアコントローラSには、
POSターミナルTの値引金額演算手段42が上記設定
された価格設定タイプデータに基づいて値引金額を算出
する指示を与える値引指示手段47が設けられている。
値引指示手段47は、「1物3価テーブル28」に該価
格設定タイプデータの情報を記憶させ、この情報をマス
メモリ装置Mに記憶させることで実現される。
【0029】次に、ストアコントローラSの集計処理部
5について説明する。図1及び図6に示すように、集計
処理部5において、50は各POSターミナルTから順
次送出されてくる売上データを一時ストックするログフ
ァイル(1)からなる売上データストック手段、51は
売上データストック手段50にストックされた売上デー
タに基づいて上記買上げられる商品の商品コード,売上
数量,値引金額及び設定された管理コード等のデータを
書込んだ1人当り毎の取引明細データ53として作成す
る取引明細データ作成手段、52は該取引明細データ作
成手段51が作成した取引明細データ53を記憶するロ
グファイル(2)からなる取引明細データ記憶部であ
る。取引明細データ53は、図7及び図8に示すよう
に、1人当り毎に分別されて整理されており、商品コー
ド毎に、基本管理コードまたはミックスマッチ管理コー
ド(MMコード),数量,第1価格データに対応する第
1価格売上金額,値引金額,買上げ時刻等がデータとし
て書き込まれる。
【0030】また、集計処理部5は、集計テーブル54
を備えている。この集計テーブル54は、図9に示すよ
うに、第1価格データに係る第1単価での売上数量,売
上金額が書込まれる1価テーブル55A,第2価格デー
タに係る第2単価での売上数量,売上金額及び値引金額
が書込まれる2価テーブル55B,第3価格データに係
る第3単価での売上数量,売上金額及び値引金額が書込
まれる3価テーブル55Cを商品コード毎に備えてい
る。56は商品コード(PLUコード)テーブルであ
る。また、第1〜第3価格データに関係なく値引する場
合の基本値引欄57、基本管理コードまたはミックスマ
ッチ管理コード(MMコード)が書込まれる欄58、買
上げ時刻が書込まれる買上げ時刻テーブル59が設けら
れている。
【0031】更に、図6に示す集計処理部5において、
60は取引明細データ記憶部52が記憶した取引明細デ
ータ53からデータを順次読出すデータ読出し手段、6
1はデータ読出し手段60が読出したデータに基づいて
商品コード毎に各テーブルに加減すべき売上数量,売上
金額及び値引金額を算出するテーブルデータ算出手段、
62はテーブルデータ算出手段61が算出した上記売上
数量,売上金額及び値引金額を対応する各テーブル毎に
加減して更新書込みするデータ更新書込み手段である。
データ更新書込み手段62は、データ読出し手段60が
読出したデータに基づいて買上げ時刻テーブル59に商
品コードに対応させて最新の買上げ時刻を書込む買上げ
時刻書込み手段63を備えているとともに、他のデータ
を書込む機能も備えている。
【0032】上記テーブルデータ算出手段61は、管理
コードが設定されているか否かを判断する管理コード有
無判断手段64と、管理コード有無判断手段64が有と
判断したとき基本管理コード及びミックスマッチ管理コ
ードのいずれかであるかを判別する管理コード種別判別
手段65と、管理コード有無判断手段64が無と判断し
たときもしくは管理コード種別判別手段65が基本管理
コードであることを判別したとき当該商品に係る加減す
べき売上数量,売上金額及び値引金額を算出する第一算
出手段66と、管理コード種別判別手段65がミックス
マッチ管理コードで有ると判別したとき種類の異なる商
品毎に加減すべき売上数量,売上金額及び値引金額を算
出する第二算出手段67とを備えている。
【0033】この第二算出手段67は、売上金額及び値
引金額の算出の際には種類の異なる商品をバンドルした
売上金額及び値引金額を各商品の数に対応させて比例配
分する比例配分演算手段68を備えている。また、第二
算出手段67は、比例配分演算手段68の比例配分に係
る商の余りが生じたとき、該余りを種類の異なる商品に
整数分配して補正する補正手段69を備えている。整数
分配される商品は、例えば、POSターミナルTでの読
取り順位により、適宜に定められる。
【0034】更に、集計処理部5は、実績ファイル70
を備えている。図10に示すように、この実績ファイル
70は、上記第1価格データに係る第1単価での積算売
上数量,積算売上金額が書込まれる積算1価テーブル7
1,第2価格データに係る第2単価での積算売上数量,
積算売上金額及び積算値引金額が書込まれる積算2価テ
ーブル72,第3価格データに係る第3単価での積算売
上数量,積算売上金額及び積算値引金額が書込まれる積
算3価テーブル73を商品コード毎に備えている。74
は商品コード(PLUコード)テーブルである。また、
第1〜第3価格データに関係なく値引する場合の基本値
引欄75、基本管理コードまたはミックスマッチ管理コ
ード(MMコード)が書込まれるテーブル76、最終買
上げ時刻が書込まれる最終買上げ時刻テーブル77、最
終買上げ日が書込まれる最終買上げ日テーブル78等が
設けられている。
【0035】更にまた、集計処理部5において、80は
上記集計テーブル54に一人当たりのデータの更新書込
みが行なわれたとき該一人当たりのデータを上記実績フ
ァイル70の対応する各テーブル毎に積算して書込む積
算書込み手段、81は積算書込み手段80による書込み
が終了したとき上記集計テーブル54のデータをクリア
するクリア手段である。積算書込み手段80は、上記最
終買上げ時刻テーブル77に商品コードに対応させて最
終買上げ時刻を更新して書込む最終買上げ時刻書込み手
段82を備えているとともに、他のデータを書込む機能
も備えている。
【0036】次に、このPOSシステムの作用について
説明する。先ず、ストアコントローラSで、商品の価格
決定を行なうメンテナンスをするときは、以下のように
して行なう。この場合、表示部1に、図2に示すよう
に、エリヤ表示手段10を機能させて商品マスタメンテ
ナンス画面13を表示させ、入力部2から所要のデータ
を入力する。これにより、データ書込み手段9により該
当項目欄にデータが書込まれる。この場合、エリヤ表示
手段10は、表示部1に、1つの商品に係る上記商品情
報エリヤ11と、当該商品に係る上記価格エリヤ12と
を商品マスタメンテナンス画面13として同時に表示さ
せるので、メンテナンスが同一画面ででき、商品の情報
を見ながら価格を設定できるので、それだけ、設定作業
がやり易くなり、効率が向上させられる。
【0037】商品情報エリヤ11においては、商品コー
ド,商品名等の各種データを所定の項目欄に入力する。
次に、基本価格エリヤ12Aに、入力部2から所要のデ
ータを入力する。先ず、価格設定タイプ項目欄23に、
価格データの設定種類を規定する価格設定タイプデータ
(MMタイプ)を設定する。今、図2に示すように、商
品に第3価格データまでを設定しかつ該商品の上記累積
数量に対する第2数量による商の余りに対して第1価格
データに係る第1単価を適用する第2タイプデータ(サ
イクリック2段「2」)を入力したとする。
【0038】図11に示すように、この価格設定タイプ
データが価格設定タイプ項目欄23に設定され、この価
格設定タイプデータが「0」以外(2価以上設定)と判
断されると(11−1)、管理コード採番書込み手段3
0が、管理コード項目欄20に基本管理コードを自動採
番して書込む。即ち、図11に示すように、管理コード
採番書込み手段30は、「1物3価テーブル28」のサ
ーチ用インデックスに1000番をセットし(11−
2)、記憶部4の「1物3価テーブル28」をサーチす
る(11−3)。当該番号の使用フラグを検知して、使
用中であれば(11−4)、番号を更新し(11−
5)、未使用であれば更新した当該番号を採用する(1
1−6)ものである。この場合、従来は基本管理コード
を逐一手入力していたので、基本管理コードを管理した
り空き番を探す等の作業があって煩雑になっていたが、
本発明では、自動採番できるので、基本管理コードを逐
一管理したり空き番を探す等の作業を行なわなくても良
く、それだけ、設定作業が容易に行なわれる。特に、対
象商品が多数ある場合、例えば、スーパーマーケット等
において、ほとんど全ての商品に、複数価格を設定する
ような販売形態を取る場合には、これらの多数の商品へ
の対応が容易になる。
【0039】次に、価格設定タイプデータの種類に応じ
て(11−7)、価格データを入力する(11−8,1
1−9)。図2に示すように、価格設定タイプデータが
「2」の場合には、1〜3価を入力する。即ち、第1価
格データ項目欄14に、商品情報エリヤ11で特定した
商品の1つの数量である第1数量に対する第1価格デー
タを入力(第1単価)し、第2数量項目欄15に該商品
の2以上の数量である第2数量を入力し、第2価格デー
タ項目欄16に該第2数量に係る第2価格データ(実施
例では第2数量の合計価格)を入力し、更に、第3数量
項目欄17に該商品の上記第2数量よりも多い第3数量
を入力し、第3価格データ項目欄18に該第3数量に係
る第3価格データ(実施例では第3数量の合計価格)を
入力する。
【0040】例えば、図2に示すように、第1数量(商
品1個)に対して第1価格データとして100円(第1
単価)を設定し、第2数量を2個とし、この2個に対し
て190円(第2単価が95円)を設定し、第3数量を
例えばケースの単位である10個とし、この10個に対
して900円(第3単価が90円)を設定する。これに
より、1つの商品に第1,第2及び第3の3つの単価
(「1物3価」)が設定される。
【0041】また、図11に示すように、価格設定タイ
プデータが「0」と判断される(11−1)と、管理コ
ード採番書込み手段30は基本管理コードの採番を行な
わない。この場合には、第1価格データ項目欄14に、
商品情報エリヤ11で特定した商品の1つの数量である
第1数量に対する第1価格データのみを入力して書込む
(11−10)。
【0042】この価格設定に当たっては、図12に示す
ように、第1価格データが入力され(12−1)、第2
価格データが入力される(12−2)と、第1価格デー
タと書込まれる第2価格データとの比較が行なわれ(1
2−3)、第2価格データに係る第2単価が第1価格デ
ータに係る第1単価よりも高いとき(12−3NO)、
第一の書込み禁止手段31により当該第2価格データの
書込みが禁止される。また、第3価格データが入力され
る(12−4)と、第2価格データと書込まれる第3価
格データとの比較が行なわれ(12−5)、第3価格デ
ータに係る第3単価が第2価格データに係る第2単価よ
りも高いとき(12−5NO)、第二の書込み禁止手段
32により当該第3価格データの書込みが禁止される。
また修正があるときは、適時に対応可能になっている
(12−6)。図12において、1Qは第1数量,1P
は第1価格データ(第1単価),2Qは第2数量,2P
は第2価格データ,3Qは第3数量,3Pは第3価格デ
ータ,2P/2Qは第2単価,3P/3Qは第3単価で
ある。この、第一及び二の書込み禁止手段31,32に
より、購入数が多いほど単価が安くなるという「1物3
価」の趣旨に沿うよう確実に価格設定を行なわせること
ができる。
【0043】次に、特売するときなどに用いられる期間
価格エリヤ12Bへの入力について説明する。図13に
示すように、この期間価格エリヤ12Bには、基本価格
エリヤ12Aの価格設定を、所定期間だけ変更する場合
に用いられる。この入力は、上記基本価格エリヤ12A
への入力と略同様に行なわれる。先ず、価格設定タイプ
項目欄23に、価格データの設定種類を規定する価格設
定タイプデータ(MMタイプ)を設定する。この価格設
定タイプデータが価格設定タイプ項目欄23に設定され
ると、図13に示すように、価格設定タイプデータが
「0」以外(2価以上設定)と判断されると(13−
1)、管理コード採番書込み手段30が、「1物3価テ
ーブル28」のサーチ用インデックスに1000番をセ
ットし(13−2)、記憶部4の「1物3価テーブル2
8」をサーチする(13−3)。当該番号の使用フラグ
を検知して、使用中であれば(13−4)、番号を更新
し(13−5)、未使用であれば、更に、基本価格エリ
ヤ12Aの基本管理コードと同一か否かを判断し(13
−6)、同一であれば番号を更新し(13−5)、同一
でなければ更新した当該番号を採用する(13−7)も
のである。この場合も、従来は基本管理コードを逐一手
入力していたので、基本管理コードを管理したり空き番
を探す等の作業があって煩雑になっていたが、本発明で
は、自動採番できるので、基本管理コードを逐一管理し
たり空き番を探す等の作業を行なわなくても良く、それ
だけ、設定作業が容易に行なわれる。特に、対象商品が
多数ある場合、例えば、スーパーマーケット等におい
て、ほとんど全ての商品に、複数価格を設定するような
販売形態を取る場合には、これらの多数の商品への対応
が容易になる。
【0044】次に、販売期間が書込まれる項目欄として
の開始日が書込まれる開始日項目欄21、終了日が書込
まれる終了日項目欄22に所望の期日を入力する(13
−8)。そして、価格設定タイプデータの種類に応じて
(13−9)、上記と同様に価格データを入力する(1
3−10,13−11)。この価格設定に当たっても、
図12に示すように、第一の書込み禁止手段31及び第
二の書込み禁止手段32が機能し、購入数が多いほど単
価が易くなるという「1物3価」の趣旨に沿うよう確実
に価格設定が行なわれる。また、価格設定タイプデータ
が「0」と判断されると(13−1)、管理コード採番
書込み手段30は基本管理コードの採番を行なわない。
この場合には、第1価格データ項目欄14に、商品情報
エリヤ11で特定した商品の1つの数量である第1数量
に対する第1価格データのみを入力して書込む(13−
12)。このようにして入力されたデータは、記憶部4
により、図14に示すように、商品マスタ27及び1物
3価テーブル28の形態で記憶される。
【0045】次に、ミックスマッチの場合の価格設定に
ついて説明する。この場合、図3に示すように、表示部
1に、エリヤ表示手段10を機能させてミックスマッチ
メンテナンス画面25を表示させ、入力部2から所要の
データを入力する。図15に示すように、先ず、ミック
スマッチ管理コード(実施例では1〜999)を手入力
により入力する(15−1)。次に、これが登録済であ
るか否かが判断され、登録済でなければ、このミックス
マッチ管理コードが選択される。それから、期間価格エ
リヤ12Bと同様に、該商品の販売期間が書込まれる項
目欄としての開始日が書込まれる開始日項目欄21及び
終了日が書込まれる終了日項目欄22に所望の期日を入
力する(15−5)。
【0046】また、上記と同様に、価格設定タイプ項目
欄23に価格データの設定種類を規定する価格設定タイ
プデータ(MMタイプ「1」「2」「3」「4」)を設
定する。更に、上記と同様に、商品の2以上の数量であ
る第2数量が書込まれる第2数量項目欄15と、該第2
数量に対する第2価格データが書込まれる第2価格デー
タ項目欄16と、上記商品の上記第2数量よりも多い第
3数量が書込まれる第3数量項目欄17と、該第3数量
に対する第3価格データが書込まれる第3価格データ項
目欄18との各項目欄に入力する(15−6)。一方、
上記ミックスマッチ管理コードが登録済であれば(15
−2YES)、既に書込んで記憶した内容が表示される
(15−3)。追加を行なう場合は(15−4YE
S)、次の工程に移る。
【0047】そして、商品項目欄26に該当する商品の
商品コードを入力する(15−7,15−8)。これに
より、対象商品が列挙して書込まれるとともに、第1価
格データ項目欄14に該商品項目欄26に対応して書込
まれ上記価格エリヤ12に書込まれた当該商品の第1数
量に対する第1価格データが上記記憶部4から読出され
て書込まれる。そして、組み合わせ処理を行なうと(1
5−9,15−10)、期間価格エリヤ更新手段33に
より各商品毎に上記期間価格エリヤ12Bのデータが当
該ミックスマッチエリヤ24のデータに更新される(1
5−11)。
【0048】このようにして、ストアコントローラSに
おいて入力されて記憶部4に記憶されたデータは、PO
SターミナルTの処理に必要な情報のみがシステムの立
ち上げ時等にマスメモリ装置Mに記憶させられる。この
場合、期間価格データ優先手段34及び値引指示手段4
7により、記憶部4の商品マスタのうち対応する必要な
情報がマスメモリ装置Mに記憶される。
【0049】次に、POSターミナルT側での処理につ
いて説明する。図16に示すように、POSターミナル
Tのスキャナ35あるいはキーボード36から買上げら
れる商品の買上げ商品データが入力されると、先ず、基
本管理コードまたはミックスマッチ管理コードが有るか
無しかが判断され、即ち、複数価格が設定されているか
否かが判断され(16−1)、複数価格が設定されてい
ると判断されると(16−1YES)、バッファ38が
サーチされる(16−2)。そして、バッファ38に当
該基本管理コードまたはミックスマッチ管理コードが有
るか無しかが判断され(16−3)、無いときはバッフ
ァ登録手段40によりバッファ38に基本管理コードま
たはミックスマッチ管理コードが登録される(16−
4)。更に、バッファ登録手段40により基本管理コー
ドまたはミックスマッチ管理コードに対応した数量が登
録される(16−5)。バッファ38に当該基本管理コ
ードまたはミックスマッチ管理コードが有るときは(1
6−3)、バッファ登録手段40により基本管理コード
またはミックスマッチ管理コードに対応した数量が更新
登録される(16−5)。
【0050】更に、価格適用判断手段41により、バッ
ファ38に登録された累積数量に基づいて該商品に上記
第1,第2及び第3価格データのいずれかを適用するか
が判断され(16−6)、第1価格データを適用すると
判断したときは(16−6NO)、第1価格売上金額算
出手段37が第1価格データに対応する第1価格売上金
額を算出し、売上処理を行なう(16−8)。一方、第
2または第3価格データを適用すると判断したときは
(16−6YES)、値引金額演算手段42が第1,第
2及び第3価格データに基づいて対応する値引金額を演
算し、売上処理を行なう(16−7)。
【0051】そして、次の商品のデータの入力が無くな
れば(16−9)、1人当たりの売上処理を終了し、売
上データ送出手段43により、第1価格売上金額算出手
段37が算出した第1価格売上金額及び値引金額演算手
段42が算出した値引金額を売上データとしてストアコ
ントローラS側に送出する(16−10)。
【0052】次に、ストアコントローラSの集計処理部
5における処理について説明する。先ず、各POSター
ミナルTから順次送出されてくる売上データは、ログフ
ァイル(1)からなる売上データストック手段50に一
時ストックされており、取引明細データ作成手段51に
よって、売上データストック手段50にストックされた
売上データに基づいて上記買上げられる商品の商品コー
ド,売上数量,値引金額及び設定された管理コード等の
データを書込んだ1人当り毎の取引明細データ53が作
成され、ログファイル(2)からなる取引明細データ記
憶部52に取引明細データ作成手段51が作成した取引
明細データ53が記憶される。取引明細データ53は、
図7及び図8に示すように、1人当り毎に分別されて整
理されており、商品コード毎に、基本管理コードまたは
ミックスマッチ管理コード(MMコード),数量,第1
価格データに対応する第1価格売上金額,値引金額等が
データとして書き込まれている。
【0053】そして、例えば、1日の処理が終った時点
で、以下の処理を行なわせる。図17及び図18に示す
ように、予め、クリア手段81により、集計テーブル5
4のデータがクリアされている(17−1)。この状態
で、取引明細データ記憶部52が記憶した取引明細デー
タ53を読出し(17−2)、取引明細データには売上
に関係しないデータもあるので、これを判断し(17−
3)、売上に関係する取引明細データの場合には、デー
タ読出し手段60が取引明細データ記憶部52が記憶し
た取引明細データ53からデータ(レコード)を順次読
出す(17−4)。
【0054】次に、商品コード(PLUコード)のない
商品についてのデータ(所謂手打ちデータ)もあるの
で、商品コードの有無を判断し(17−5)、商品コー
ドの有るものについて、テーブルデータ算出手段61で
の処理に移行する。テーブルデータ算出手段61では、
先ず、管理コード有無判断手段64が管理コードが設定
されているか否かを判断する(17−6)。管理コード
有無判断手段64が無と判断したとき(17−6N)
は、商品コードが集計テーブル54にあるか否かを判断
し(17−7)、ない場合にはデータ更新書込み手段6
2により新たに設定し(17−8)てから次に移行し、
ある場合には既に設定されたとして次に移行する。そし
て、第1〜第3価格データに関係なく値引する場合の基
本値引等があるかを判断し(17−9)、ある場合には
(17−9Y)、当該基本値引の額をテーブルデータ算
出手段61が算出して後、データ更新書込み手段62に
より、基本値引テーブルに書込み(17−10)、ない
場合には(17−9N)、テーブルデータ算出手段61
の第一算出手段66が加減すべき売上数量,売上金額を
算出し、即ち、取引明細データ53のデータ通りにし、
データ更新書込み手段62により、1価テーブル71を
更新する(8−1)。
【0055】一方、管理コード有無判断手段64が有と
判断したとき(17−6Y)は、上記と同様に、商品コ
ードが集計テーブル54にあるか否かを判断し(17−
11)、ない場合にはデータ更新書込み手段62により
新たに設定し(17−12)てから次に移行し、ある場
合には既に設定されたとして次に移行する。そして、第
1〜第3価格データに関係なく値引する場合の基本値引
等があるかを判断し(17−13)、ある場合には(1
7−13Y)、当該基本値引の額をテーブルデータ算出
手段61が算出して後、データ更新書込み手段62によ
り、基本値引テーブルに書込み(17−14)、ない場
合には(17−13N)次へ移行する。
【0056】次に、図18に示すように、管理コード種
別判別手段65が、基本管理コード及びミックスマッチ
管理コードのいずれかであるかを判別し(18−2)、
管理コード種別判別手段65が基本管理コードであるこ
とを判別すると、第一算出手段66が、当該商品に係る
加減すべき売上数量,売上金額及び値引金額を算出す
る。即ち、値引があるかなしかを判断し(18−3)、
ないときは(18−3N)、取引明細データ53のデー
タ通りにし、データ更新書込み手段62により、1価テ
ーブル71を更新する(18−4)。一方、値引がある
かなしかの判断があるとなった場合には(18−3
Y)、その値引が第2価格データ及び第3価格データの
いずれの条件に起因した値引かを判断する(18−
5)。そして、その値引が第2価格データの条件に起因
している場合には、第2価格データに基づいて当該商品
に係る加減すべき売上数量,売上金額及び値引金額を算
出し、データ更新書込み手段62により、1価テーブル
71に修正があれば1価テーブル71を更新するととも
に、2価テーブル72を更新する(18−6)。また、
その値引が第3価格データの条件に起因している場合に
は、第3価格データに基づいて当該商品に係る加減すべ
き売上数量,売上金額及び値引金額を算出し、データ更
新書込み手段62により、1価テーブル71及び2価テ
ーブル72に修正があれば1価テーブル71及び2価テ
ーブル72を更新するとともに、3価テーブル73を更
新する(18−7)。
【0057】そしてまた、上記の管理コード種別判別手
段65が、基本管理コード及びミックスマッチ管理コー
ドのいずれかであるかを判別し(18−2)、管理コー
ド種別判別手段65がミックスマッチ管理コードである
ことを判別すると、第二算出手段66が、種類の異なる
商品毎に加減すべき売上数量,売上金額及び値引金額を
算出する。即ち、値引があるかなしかを判断し(18−
8)、ないときは(18−8N)、取引明細データ53
のデータ通りにし、データ更新書込み手段62により、
1価テーブル71を更新する(18−9)。一方、値引
があるかなしかの判断があるとなった場合には(18−
8Y)、その値引が第2価格データ及び第3価格データ
データのいずれの条件に起因した値引かを判断する(1
8−10)。
【0058】そして、その値引が第2価格データの条件
に起因している場合には(18−10右)、先ず、集計
テーブル54に同一のミックスマッチ管理コードがある
かなしかを判断し(18−11)、即ち、同一商品か異
種商品かを判断し、同一のミックスマッチ管理コードが
ない場合には(18−11N)、同一商品のみなので、
第2価格データに基づいて当該商品に係る加減すべき売
上数量,売上金額及び値引金額を算出し、データ更新書
込み手段62により、1価テーブル71に修正があれば
1価テーブル71を更新するとともに、2価テーブル7
2を更新する(18−13)。
【0059】同一のミックスマッチ管理コードがある場
合には(18−11Y)、異種商品なので、比例配分演
算手段68が、売上金額及び値引金額の算出の際には種
類の異なる商品をバンドルした売上金額及び値引金額を
各商品の数に対応させて比例配分する(18−12)。
例えば、ミックスマッチにおける設定条件が1個100
円,3個270円,10個800円のとき、図19
(a)に示すように、A,B,Cの3種買いの場合に
は、値引分30円をAにつき10円,Bにつき10円,
Cにつき10円として整数分配する。
【0060】この場合、比例配分演算手段68の比例配
分に係る商の余りが生じたときは、補正手段69が、該
余りを種類の異なる商品に整数分配して補正する(18
−12)。例えば、ミックスマッチにおける設定条件が
1個100円,3個280円,10個900円のとき、
図19(b)に示すように、A,B,Cの3種買いの場
合には、値引分20円をAにつき7円,Bにつき7円,
Cにつき6円として余りを整数分配する。同様に、例え
ば、図19(c)に示すように、A,A,Bの2種買い
の場合には、値引分20円を2つのAに対して14円,
Bにつき7円とする。そして、このように比例配分され
た結果に基づいて、売上数量,売上金額及び値引金額を
算出し、データ更新書込み手段62により、1価テーブ
ル71に修正があれば1価テーブル71を更新するとと
もに、2価テーブル72を更新する(18−13)。
【0061】一方、上記の値引が第3価格データの条件
に起因している場合には(18−10左)、先ず、集計
テーブル54に同一のミックスマッチ管理コードがある
かなしかを判断し(18−14)、即ち、同一商品か異
種商品かを判断し、同一のミックスマッチ管理コードが
ない場合には(18−14N)、同一商品のみなので、
第3価格データに基づいて当該商品に係る加減すべき売
上数量,売上金額及び値引金額を算出し、データ更新書
込み手段62により、1価テーブル71及び2価テーブ
ル72に修正があれば1価テーブル71及び2価テーブ
ル72を更新するとともに、3価テーブル73を更新す
る(18−16)。
【0062】同一のミックスマッチ管理コードがある場
合には(18−14Y)、異種商品なので、比例配分演
算手段68が、売上金額及び値引金額の算出の際には種
類の異なる商品をバンドルした売上金額及び値引金額を
各商品の数に対応させて比例配分する(18−15)。
この場合、比例配分演算手段68の比例配分に係る商の
余りが生じたときは、補正手段69が、該余りを種類の
異なる商品に整数分配して補正する(18−15)。そ
して、このように比例配分された結果に基づいて、売上
数量,売上金額及び値引金額を算出し、データ更新書込
み手段62により、1価テーブル71及び2価テーブル
72に修正があれば1価テーブル71及び2価テーブル
72を更新するとともに、3価テーブル73を更新する
(18−16)。
【0063】また、データ更新書込み手段62の買上げ
時刻書込み手段63は、データ読出し手段60が読出し
たデータに基づいて買上げ時刻テーブル59に商品コー
ドに対応させて買上げ時刻を書込んでいる。このように
して、データ読出し手段60が取引明細データ記憶部5
2が記憶した取引明細データ53からデータ(レコー
ド)を順次読出して、上記の処理を行ない、最終レコー
ドになったならば(18−17)、即ち、集計テーブル
54に一人当たりのデータの更新書込みが行なわれたと
き、積算書込み手段80が該一人当たりのデータを上記
実績ファイル70の対応する各テーブル毎に積算して書
込む(18−18)。
【0064】そして、積算書込み手段80による書込み
が終了したとき、クリア手段81により、上記集計テー
ブル54のデータがクリアされ(17−1)、最終の取
引明細になるまで繰り返し上記の処理が行なわれる(1
8−19)。また、積算書込み手段80の最終買上げ時
刻書込み手段82は、上記最終買上げ時刻テーブル77
に商品コードに対応させて最終買上げ時刻を更新して書
込んでいる。
【0065】このようにして作成された実績ファイルに
よれば、1つの商品に同時に3つの価格を設定して売上
処理をする際、3つの価格に対応した集計が実現され
る。この場合、特に値引分ができるだけ正確に評価して
集計が行なわれる。即ち、各テーブルに加減すべき売上
数量,売上金額及び値引金額が算出され、種類の異なる
複数商品同士の組合わせ(所謂バンドルミックス)につ
いても、値引分が比例配分されているので、データとし
て正確さが増しており、商品毎の値引分の評価を確実に
行なうことができる。また、最終買上げ時刻が分かるの
で、例えば、商品が品切れになった時間、あるいは、客
が商品を買わなくなった時間帯等の商品情報や顧客情報
を容易に把握することができるようになる。
【0066】尚、上記実施例においては、第3価格デー
タまで設定した場合について説明したが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、第1価格データのみ、ある
いは、第2価格データまでの設定でも良く、適宜に設定
して差し支えない。また、上記実施例においては、価格
設定タイプデータの設定は、第2タイプデータ(サイク
リック2段「2」)を入力した場合で説明したが、必ず
しもこれに限定されるものではなく、「0」,「1」等
の他の価格設定タイプデータを設定して良いことは勿論
であり、POSターミナルTにおいては、各価格設定タ
イプデータの設定に従った売上処理が行なわれる。更
に、上記実施例では、第2価格データを第2数量の合計
価格、第3価格データを第3数量の合計価格にしている
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、第2及び
第3単価を価格データとしても良く、適宜変更して差し
支えない。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のPOSシ
ステムによれば、1つの商品に同時に3つの価格を設定
できるようにしたので、1つの商品に第1,第2及び第
3の3つの単価を設定して販売するという、いわば「1
物3価」という今までにない販売形態に対応できるPO
Sシステムを実現でき、消費者の購買数を価格との関係
で選択する幅を大きくすることができるとともに、販売
者側からは、販売価格の自由度を増すことができた。そ
して、1つの商品に同時に3つの価格を設定して売上処
理を行なった後の集計処理においては、テーブルデータ
算出手段が取引明細データに基づいて商品コード毎に集
計テーブルの各テーブルに加減すべき売上数量,売上金
額及び値引金額を算出するので、3つの価格に対応した
集計、特に値引分ができるだけ正確に評価されて集計が
行なわれるようになる。そのため、この集計において
も、「1物3価」という今までにない販売形態に対応で
させることができる。
【0068】また、ミックスマッチ管理コードを認識し
た際に、比例配分演算手段により売上金額及び値引金額
の算出のときは種類の異なる商品をバンドルした売上金
額及び値引金額を各商品の数に対応させて比例配分する
ようにした場合には、種類の異なる複数商品同士の組合
わせ(所謂バンドルミックス)についても、値引分が比
例配分されているので、データとして正確さが増し、商
品毎の値引分の評価を確実に行なうことができる。
【0069】また、比例配分演算手段の比例配分に係る
商の余りが生じたとき、補正手段により余りを種類の異
なる商品に整数分配して補正するようにした場合には、
整数での比例配分を行なうことができ、データの取り扱
いを容易にすることができるという効果がある。
【0070】また、実績ファイルに集計する場合には、
商品毎の集積した売上数量,売上金額及び値引金額を見
ることができ、そのため、「1物3価」という今までに
ない販売形態の商品管理を確実に行なうことができる。
特に、このデータは、値引分ができるだけ正確に評価さ
れて集計が行なわれているので、信頼性が高く、この点
でも、「1物3価」という販売形態の商品管理を確実に
行なうことができる。
【0071】また、最終買上げ時刻を書込むようにした
場合には、例えば、商品が品切れになった時間、あるい
は、客が商品を買わなくなった時間帯等が分かるように
なり、商品情報や顧客情報を容易に把握することができ
るようになる。そのため、より一層、「1物3価」とい
う販売形態の管理を確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るPOSシステムを示すブ
ロック構成図である。
【図2】本発明の実施例に係るPOSシステムの表示部
に表示される商品マスタメンテナンス画面を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係るPOSシステムの表示部
に表示されるミックスマッチメンテナンス画面を示す図
である。
【図4】本発明の実施例に係るPOSシステムのストア
コントローラの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例に係るPOSシステムのPOS
ターミナルの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例に係るPOSシステムのストア
コントローラの集計処理部の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の実施例に係る取引明細の構成を示す図
である。
【図8】本発明の実施例に係る取引明細の取引明細デー
タの一例を示す図である。
【図9】本発明の実施例に係る集計テーブルの一例を示
す図である。
【図10】本発明の実施例に係る実績ファイルの一例を
示す図である。
【図11】本発明の実施例に係るPOSシステムのスト
アコントローラにおける商品マスタメンテナンス画面で
の価格設定時の処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施例に係るPOSシステムのスト
アコントローラにおける商品マスタメンテナンス画面で
の価格設定時の処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施例に係るPOSシステムのスト
アコントローラにおける商品マスタメンテナンス画面で
の価格設定時の処理を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施例に係るPOSシステムのスト
アコントローラにおける記憶部の記憶形態を示す図であ
る。
【図15】本発明の実施例に係るPOSシステムのスト
アコントローラにおけるミックスマッチメンテナンス画
面での価格設定時の処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施例に係るPOSシステムのPO
Sターミナルにおける売上処理を示すフローチャートで
ある。
【図17】本発明の実施例に係るPOSシステムの集計
処理部における集計処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の実施例に係るPOSシステムの集計
処理部における集計処理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施例に係るPOSシステムの集計
処理部のテーブルデータ算出手段の算出例を示す図であ
る。
【図20】従来の集計処理の算出例を示す図である。
【符号の説明】
S ストアコントローラ T POSターミナル M マスメモリ装置 1 表示部 2 入力部 3 データ制御部 4 記憶部 5 集計処理部 9 データ書込み手段 10 エリヤ表示手段 11 商品情報エリヤ 12 価格エリヤ 12A 基本価格エリヤ 12B 期間価格エリヤ 13 商品マスタメンテナンス画面 14 第1価格データ項目欄 15 第2数量項目欄 16 第2価格データ項目欄 17 第3数量項目欄 18 第3価格データ項目欄 20 管理コード項目欄 21 開始日項目欄 22 終了日項目欄 23 価格設定タイプ項目欄 24 ミックスマッチエリヤ 25 ミックスマッチメンテナンス画面 26 商品項目欄 27 商品マスタ 28 1物3価テーブル 30 管理コード採番書込み手段 31 第一の書込み禁止手段 32 第二の書込み禁止手段 33 期間価格エリヤ更新手段 34 期間価格データ優先手段 37 第1価格売上金額算出手段 38 バッファ 40 バッファ登録手段 41 価格適用判断手段 42 値引金額演算手段 43 売上データ送出手段 44 管理コード判断手段 45 基本登録手段 46 数量更新登録手段 47 値引指示手段 50 売上データストック手段 51 取引明細データ作成手段 52 取引明細データ記憶部 53 取引明細データ 54 集計テーブル 55A 1価テーブル 55B 2価テーブル 55C 3価テーブル 59 買上げ時刻テーブル 60 データ読出し手段 61 テーブルデータ算出手段 62 データ更新書込み手段 63 買上げ時刻書込み手段 64 管理コード有無判断手段 65 管理コード種別判別手段 66 第一算出手段 67 第二算出手段 68 比例配分演算手段 69 補正手段 70 実績ファイル 71 積算1価テーブル 72 積算2価テーブル 73 積算3価テーブル 77 最終買上げ時刻テーブル 80 積算書込み手段 81 クリア手段 82 最終買上げ時刻書込み手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 栄三郎 岩手県盛岡市清水町14−17 日本エヌ・ シー・アール販売株式会社 盛岡営業所 内 (56)参考文献 特開 平3−164896(JP,A) 特開 昭63−174196(JP,A) 特開 昭59−184965(JP,A) 特開 平1−173294(JP,A) 特開 平2−82393(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/12 G07G 1/01

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストアコントローラに、商品コードが設
    定された各種商品の1つの数量である第1数量に対する
    第1価格データ,該商品の2以上の数量である第2数
    量,該第2数量に係る第2価格データ,該商品の上記第
    2数量よりも多い第3数量,該第3数量に係る第3価格
    データを設定可能にするとともに、同一種類の商品に複
    数の価格データを設定するときの基本管理コード,種類
    の異なる複数商品同士の組合わせに係る当該商品に複数
    の価格データを設定するときのミックスマッチ管理コー
    ドを設定可能にし、POSターミナルに買上げられる商
    品の種類及び数量等の買上げ商品データが入力されたと
    き、該POSターミナルにより上記ストアコントローラ
    に設定された条件で売上処理を行ない、集計処理部によ
    り該売上処理により生じた売上データを集計処理するP
    OSシステムであって、 上記集計処理部を、上記POSターミナルからの売上デ
    ータに基づいて上記買上げられる商品の商品コード,売
    上数量,値引金額及び設定された管理コード等のデータ
    を書込んだ1人当り毎の取引明細データとして作成する
    取引明細データ作成手段と、該取引明細データを記憶す
    る取引明細データ記憶部と、第1価格データに係る第1
    単価での売上数量,売上金額が書込まれる1価テーブ
    ル,第2価格データに係る第2単価での売上数量,売上
    金額及び値引金額が書込まれる2価テーブル,第3価格
    データに係る第3単価での売上数量,売上金額及び値引
    金額が書込まれる3価テーブルを商品コード毎に備えた
    集計テーブルと、上記取引明細データ記憶部が記憶した
    取引明細データからデータを順次読出すデータ読出し手
    段と、データ読出し手段が読出したデータに基づいて商
    品コード毎に各テーブルに加減すべき売上数量,売上金
    額及び値引金額を算出するテーブルデータ算出手段と、
    テーブルデータ算出手段が算出した上記売上数量,売上
    金額及び値引金額を対応する各テーブル毎に加減して更
    新書込みするデータ更新書込み手段とを備えて構成した
    ことを特徴とするPOSシステム。
  2. 【請求項2】 上記テーブルデータ算出手段を、管理コ
    ードが設定されているか否かを判断する管理コード有無
    判断手段と、管理コード有無判断手段が有と判断したと
    き基本管理コード及びミックスマッチ管理コードのいず
    れかであるかを判別する管理コード種別判別手段と、管
    理コード有無判断手段が無と判断したときもしくは管理
    コード種別判別手段が基本管理コードであることを判別
    したとき当該商品に係る加減すべき売上数量,売上金額
    及び値引金額を算出する第一算出手段と、管理コード種
    別判別手段がミックスマッチ管理コードで有ると判別し
    たとき種類の異なる商品毎に加減すべき売上数量,売上
    金額及び値引金額を算出する第二算出手段とを備え、該
    第二算出手段を、売上金額及び値引金額の算出の際には
    種類の異なる商品をバンドルした売上金額及び値引金額
    を各商品の数に対応させて比例配分する比例配分演算手
    段を備えて構成したことを特徴とする請求項1記載のP
    OSシステム。
  3. 【請求項3】 上記第二算出手段を、比例配分演算手段
    の比例配分に係る商の余りが生じたとき、該余りを種類
    の異なる商品に整数分配して補正する補正手段を備えて
    構成したことを特徴とする請求項2記載のPOSシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記集計処理部を、上記第1価格データ
    に係る第1単価での積算売上数量,積算売上金額が書込
    まれる積算1価テーブル,第2価格データに係る第2単
    価での積算売上数量,積算売上金額及び積算値引金額が
    書込まれる積算2価テーブル,第3価格データに係る第
    3単価での積算売上数量,積算売上金額及び積算値引金
    額が書込まれる積算3価テーブルを商品コード毎に備え
    た実績ファイルと、上記集計テーブルに一人当たりのデ
    ータの更新書込みが行なわれたとき該一人当たりのデー
    タを上記実績ファイルの対応する各テーブル毎に積算し
    て書込む積算書込み手段と、積算書込み手段による書込
    みが終了したとき上記集計テーブルのデータをクリアす
    るクリア手段とを備えて構成したことを特徴とする請求
    項1,2または3記載のPOSシステム。
  5. 【請求項5】 上記POSターミナルに、上記買上げら
    れる商品の商品データが入力されたとき、該買上げ時刻
    を計時手段から読出す買上げ時刻読出し手段を設け、上
    記集計処理部の集計テーブルに、買上げ時刻が書込まれ
    る買上げ時刻テーブルを設け、上記集計処理部に、上記
    買上げ時刻テーブルに商品コードに対応させて上記買上
    げ時刻を書込む買上げ時刻書込み手段を設け、上記実績
    ファイルに、最終買上げ時刻が書込まれる最終買上げ時
    刻テーブルを設け、上記集計処理部に、上記最終買上げ
    時刻テーブルに商品コードに対応させて最終買上げ時刻
    を更新して書込む最終買上げ時刻書込み手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項4記載のPOSシステム。
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