JP3480239B2 - 車両の荷台締結方法 - Google Patents

車両の荷台締結方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、梯子型シャシフレ
ームを備えたトラック等車両の荷台締結方法に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】従来の中型及び小型トラックにおける一
般的な荷台締結方法を、図8の全体側面図、及び図9の
要部拡大側面図、並びに図10の断面図について説明す
る。図中、符号10はキャブオーハ型の中型又は小型ト
ラックを総括的に示し、同トラック10は車両前後方向
に延在する左右一組のサイドレール12と、車幅方向に
延在して配置され夫々両端を上記サイドレール12に固
着された複数のクロスメンバ14とからなる梯子型のシ
ャシフレーム16を具えている。 【0003】上記シャシフレーム16の前端部分にキャ
ブ18が装架され、同キャブ18後方のシャシフレーム
16上に荷台20が装架されている。荷台20は、その
底部に、通常プラスチック材によって作られた帯板状の
パッキング22を介して上記サイドレール12上に装架
される左右一組の縦根太24を具えており、同縦根太2
4は、図9及び図10に良く示されているように、夫々
複数個のUボルト26及びボルスタキーパー28によっ
てサイドレール12に締結されている。 【0004】図示の場合、上記縦根太24は、断面形状
がコ字状をなす鋼材又はアルミニウム材から構成され、
上記ボルスタキーパー28は夫々複数のボルト30によ
って縦根太24のウエブ24W及びサイドレール12の
ウエブ12Wに固着される台形の板状体から形成されて
いる。一方、Uボルト26は、その両脚部の上端をL字
状の座金32を介して締結ナット34を締付けることに
より上記縦根太24の上方フランジに緊締されている。
なお、図10において、Uボルト26の締付けによる縦
根太24及びサイドレール12の断面変形を防止するた
め、夫々の内方開口端に夫々スペーサ36及び38が介
装されている。 【0005】なお、図8において、符号40は前輪、4
2は同前軸40を支持した前軸をシャシフレーム16に
懸架するフロントサスペンションのリーフスプリング、
44は後輪、46及び48は同後輪を支持した後軸をシ
ャシフレーム16に懸架するリヤサスペンションのメー
ンリーフスプリング及びヘルパリーフスプリングであ
る。また図10において、符号50は上記縦根太24上
に車幅方向に延在して多数列設された横根太である。 【0006】上記構成を有するトラックでは、自動車製
造ラインで完成したキャブ付シャシを、荷台架装工場に
搬送し荷台を架装する際に、荷台20の車幅方向におけ
る重量配分の差異、荷台構成部品及びシャシフレーム1
6自体の精度のばらつき、上記前輪40及び後輪44を
懸架する上記リーフスプリング42、及びメーンリーフ
スプリング46のキャンバ及びばね定数のばらつき、前
輪40及び後輪44に作用する車両重量の左右不平衡等
種々の要因によって、シャシフレーム16が捩れること
がある。 【0007】上記シャシフレーム16の捩れに対して、
荷台20の縦根太24をサイドレール12に対し緊締す
るUボルト26及びボルスタキーパ28は、両車の上下
方向及び前後方向の相対変位を抑止するには有効である
が、捩れを抑止するには、殆んど役立たない。 【0008】図11は、上記従来の荷台締結方法を採用
したトラックにおいて、シャシフレーム16上に荷台2
0を装架した状態での同シャシフレーム16の捩れ態様
の一例を示したものである。図中上段に示したΔhはシ
ャシフレーム16の左右サイドレール12L及び12R
の上下変位量(mm)を、夫々の全長にわたって示した
もので、左端はサイドレール12L及び12Rの前端で
あり右端は各サイドレールの後端であって、FAは前
軸、RAは後軸の位置を示す。また、上下変位量Δhの
O線は、サイドレール12L及び12Rの前端の正規の
地上高即ち設定地上高を示す。 【0009】図示の例の場合、左方のサイドレール12
Lは、前端が設定値より約4mm高く、後端は設定値よ
り約1mm高い。一方、右方のサイドレール12Rは、
前端が設定値より約1mm高く、後端は設定値より約
4.5mm高い。従って、シャシフレーム16は、全体
として、車両前方から視て、前端では向って左廻り即ち
反時計方向に、後端では右廻り即ち時計方向に捩られて
いることとなる。 【0010】上記シャシフレーム16の捩れは、キャブ
18の前端左右両側に配設されたヘッドライトHL及び
荷台20の後端左右両側に配設されたテールランプTL
(図1参照)の地上高に左右差が発生する。例えば、或
る標準的な中型トラックのテールランプTLの場合、シ
ャシフレーム16の車幅方向の幅に対し荷台20の左右
テールランプTLの幅は約2.2倍であるので、上記シ
ャシフレーム16の後端の左右高低差は、約2.2倍に
拡大されて左右テールランプTLの高低差として表わさ
れる。 【0011】上記シャシフレーム16の捩れに基く左右
ヘッドライトHL及び左右テールランプTLの高低差
は、照明性能及び車両の商品性、当該車両の運転者及び
対向車並びに後続車の運転者に与える不安感等の観点か
ら、許容値以下に抑制する必要がある。 【0012】なお、上記図11の下段に示したΔuは、
上記と同じ車両において、荷台20の左右の縦根太24
L及び24Rの左右サイドレール12L及び12Rに対
する車両前後方向の関係位置を調べたものであり、ΔU
=0が正規位置を示し、+ΔUは車両後方へのずれ、−
ΔUは車両前方へのずれを示す。この例の場合、上記シ
ャシフレーム16の捩れ変形により、極めて僅かはであ
るが、右方の縦根太24Rが車両後方にずれ、左右の縦
根太24Lが車両前方に変位している。 【0013】上述したように、キャブ付シャシのシャシ
フレーム16上に荷台20を架装したとき、同シャシフ
レーム16の捩り変形によって、左右のヘッドライトH
L又は左右のテールランプTLに、許容値以上の地上高
の差が発生した場合、前輪40のサスペンション用リー
フスプリング42や後輪44のサンペンション用リーフ
スプリング46又は48にシムを介装し、或いは左右縦
根太24L又は24Rの高さを変えることによって、左
右サイドレール12L及び12Rの捩れによる影響を修
正する等の措置がとられているが、何れの方法によって
も、多大の作業工数を必要とし、著しいコストの増大を
免れない不具合がある。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み創案されたもので、トラック等のシャシフレームの
捩れが大きく、左右のヘッドライト又はテールランプの
高さの差が許容限度を超える場合、格別の手間を要せず
簡単な作業で迅速にシャシフレームの捩じれを修正し、
ひいてはヘッドライト又はテールランプの左右高さの差
を解消し又は許容限度内に収めることができる安価な荷
台締結方法を提供することを目的とするものである。 【0015】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する、本
発明は、車両前後方向に延在する左右のサイドレール
(12L,12R)を備えたシャシフレーム(16)
、同シャシフレーム上に夫々配置された左右の縦根太
(24L,24R)を備えた荷台(20)と、上記シャ
シフレームと上記荷台とをボルト型対向ブラケット(5
2L,52R)により締結する車両の荷台締結方法にお
いて、上記シャシフレームに上記荷台を載架した状態で
同シャシフレームに許容限度を超える捩じれが生じたと
き、上記シャシフレームのうちその前端上方に変位し
ている方のサイドレール(12L)このサイドレー
ル上に配置された一方の縦根太(24L)との間に、
記対向ブラケットの荷台側ブラケット(58)がサイド
レール側ブラケット(60)より車両前方に位置するよ
うに傾斜させた複数個の対向ブラケット(52L)を配
設すると共に、他方のサイドレール(12R)このサ
イドレール上に配置された他方の縦根太(24R)との
間に、上記一方のサイドレール側に配設された対向ブラ
ケットとは逆向きに傾斜した複数個の対向ブラケット
(52R)を配設し、各対向ブラケットのボルトを締付
けることにより上記シャシフレームの捩れを修正するこ
とを特徴とする車両の荷台締結方法を提案するものであ
る。 【0016】上記本発明により、シャシフレームの前端
で左右何れかの端部に対し相対的に上方に変位している
方のサイドレールと荷台の縦根太との間に、荷台側のブ
ラケットが、サイドレール側のブラケットより前方に位
置するように傾斜した2個以上のボルト型ブラケットを
配設すると共に、他方のサイドレールと荷台の縦根太と
の間に、逆方向に傾斜した2個以上のボルト型ブラケッ
トを配設し、各対向ブラケットのボルトを締付けること
によって、シャシフレームに、最初の捩り変形とは逆方
向の捩り変形を生起させることができ、捩り変形の相殺
により、左右のヘッドライト又はテールランプの地上高
の差異を解消し、又は少くとも許容限度内の差異に低減
することができる。 【0017】 【発明の実施の形態】以下本発明方法の好ましい実施形
態を、図1ないし図7について具体的に説明する。(な
お、図8ないし図11を参照して説明した従来の荷台締
結構造と実質的に同一又は対応する部材及び部分には同
一の符号を付し、重複説明は省略する。) 先ず、図1に示した車両全体の概略側面図は、シャシフ
レーム16上に荷台20を載架したときに、図11と同
様に、シャシフレーム16の前端で上方に変位している
サイドレール即ち左方のサイドレール12Lと、その上
に装架される縦根太24Lとの間に、荷台20側即ち縦
根太24L側のブラケットがサイドレール12L側のブ
ラケットより前方に位置するように傾斜して配置された
2個のボルト型対向ブラケット52Lを設けると共に、
反対側即ち右方のサイドレール12Rと、その上に装架
される縦根太24Rとの間に、上記とは逆方向に傾斜し
たボルト型対向ブラケット52Rを設けたものである。 【0018】図2及び図3に上記ボルト型対向ブラケッ
ト52Lの構造が詳細に示されており、車幅方向反対側
即ち右方のサイドレール12Rと縦根太24Rとの間に
設けられるボルト型対向ブラケット52Rも傾斜方向は
逆であるが、実質的に同一の構造を有する。上記対向ブ
ラケット52Lは、縦根太24Lにボルト54及び協働
するナット56によって固着される上方ブラケット58
と、サイドレール12Lのウエブに溶接等により固着さ
れる下方ブラケット60と、上方及び下方ブラケット5
8及び60を相互に連結するボルト62及び協働するナ
ット64、ロックナット66とを具えている。同ボルト
62の軸線とサイドレール12Lの上方フランジ面との
なす角度θは、好ましくは45゜に設定される。 【0019】図4は、図1に示した車両のシャシフレー
ム10と荷台20の左右の縦根太24L及び24Rと、
左右各2個のボルト型対向ブラケット52L及び52R
を含む荷台架装構造の要部斜視図である。上記ボルト型
対向ブラケット52L及び52Rは、左右サイドレール
12L及び12Rの上方フランジ面に対して夫々の連結
ボルト62が夫々45゜をなすように逆方向に傾斜して
配設され、かつ車両前後方向に関し実質的に同一の位置
に配置されている。 【0020】上記左右のボルト型対向ブラケット52L
及び52Rの連結ボルト62を夫々所望の軸力が生起さ
れるように締付けると、図5の概念図に点線で示されて
いる捩れのないシャシフレーム10が、左方のサイドレ
ール12Lを基準としたとき、右方のサイドレール12
Rが図中に実線で示すように捩れ、同右方サイドレール
12Rは、その前端がhだけ上方に変位すると共に、
後端がhだけ下方に変位する。 【0021】従って、前記図11に示されているよう
に、シャシフレーム10上に荷台20を載架したとき
に、右方のサイドレール12Rの前端が下降し後端が上
昇するように捩れ変形している場合に、上記図4及び図
5に示されている左右のボルト型対向ブラケット52L
及び52Rの締付けによって、シャシフレーム10に逆
方向の捩れ変形を生起させて、最初の捩れ変形を解消す
るか、又は少くとも許容限内に収まる程度の小さな捩れ
変形に、変形量を低減することができる。 【0022】図4における各2個の左右のボルト型対向
ブラケット52L及び52Rの配置位置を、シャシフレ
ーム10の後端からの距離X,Yに関し種々変化させる
と共に、各対向ブラケット52L及び52Rのボルト6
2の軸力を種々変化させて、サイドレール12Rの前後
端の変位h及びhを、ヘッドライトHL及びテール
ランプTLの左右位置差に換算して示したものが図6で
ある。同図中、実線で示した線αは、上記X=a,Y=
19aの場合を、線βは、上記X=3a,Y=16.5
aの場合を、また線γは、上記X=7.6a,Y=12
aの場合を夫々示している。 【0023】図6に示されているように、左右各2個の
対向ブラケット52L及び52Rが、車両前後方向に関
し最も離れて配置された線αと、左右各2個の対向ブラ
ケット52L及び52Rが、車両前後方向に関し中間の
距離を存して配置された線βとは殆んど一致し、左右各
2個の対向ブラケット52L及び52Rが、縦根太24
L及び24Rの前後方向中央寄りに最も近接して配置さ
れた線γでは、左右ヘッドライトHLの高さの差及び左
右テールランプTLの高さの差に及ぼす影響が最も大き
く、また上記左右のヘッドライトHLの高さの差及び左
右のテールランプTLの高さの差の値は、対向ブラケッ
ト52L及び52Rの締付け軸力の増大に略比例的に増
加することが確認された。 【0024】また、図7は、前記図11に示したものと
同一の車両において、シャシフレーム10の捩れ変形を
修正するために、本発明方法に基いて、上記線α又はβ
に示した関係位置に図4に示されている方向に夫々傾斜
した各2個のボルト型対向ブラケット52L及び52R
を配設し、各対向ブラケットのボルト62を締付けた場
合を示す。図7の上段に示されているように、対向ブラ
ケット52L及び52Rの締付けによって、シャシフレ
ーム10に最初の捩れとは逆方向の相殺する捩れが生起
されて、左右のサイドレール12R及び12Lの前端及
び後端の地上高が殆んど一致して、実用上何等問題がな
い程度に修正されていることが明らかである。 【0025】また、図7の下段に示されているように、
上記対向ブラケット52L及び52Rの締付けによっ
て、生起した逆方向のシャシフレーム10の捩れに伴な
い、左右の縦根太24Lは車両後方に略0.5mmず
れ、右方の縦根太は車両前方に約0.5mmずれたが、
双方の縦根太24L及び24Rの車両前後方向のずれの
絶対値は約1mmに過ぎなく、この程度の前後ずれは、
前後方向の全長が数メートルにも及び荷台20の各部で
容易に吸収し得ることが確認された。 【0026】上記のように、荷台20をシャシフレーム
10に載架した状態で、先ず、シャシフレーム10の捩
れを調べ、捩れが許容限度を超える場合、上記のように
逆方向に傾斜したボルト型対向ブラケット52L及び5
2Rをシャシフレーム10の捩れ方向に適合する方向に
斜設し、各対向ブラケットのボルト62を締付けて適宜
の軸力を生起させてシャシフレーム10の捩れを修正し
たのち、従来と同様のUボルト26を締付けて、縦根太
24即ち荷台20とサイドレール12とを上下方向に関
し固定すれば良い。 【0027】なお、荷台20とシャシフレーム10との
前後方向の相対変位を更に確実にするために、図8及び
図9に示されているボルスタキーパー28又は同効の他
の装置を追加設定することは、勿論任意である。 【0028】上記本発明方法の実施形態では、シャシフ
レーム10の左右サイドレール12L及び12Rに沿
い、それぞれ各2個のボルト型対向ブラケット52L及
び52Rが相互に逆方向に傾斜して配置されているが、
各側に3個以上のボルト型対向ブラケットを配置しても
良く、また左右両側に配置されるボルト型対向ブラケッ
ト52L及び52Rの個数が異っていても差支えがな
く、この場合、各側の対向ブラケットの締付け軸力を、
シャシフレーム10に当初の捩れを相殺する逆方向の捩
れが生起されるように適宜に調節すれば良い。 【0029】また、左右のボルト型対向ブラケット52
L及び52Rの傾斜角度は、シャシフレーム10に上記
逆方向捩れを生起させる車両前後方向の分力と、荷台2
0をシャシフレーム10の上下方向に関し固定する分力
とが、実質的に等しくなるように、例示されている45
度とすることが好ましいが、例えば50度或いは40度
等適宜の角度とすることができ、この場合ボルト62の
締付け軸力を適宜に調節すれば良い。 【0030】また、シャシフレーム10の各側に設けら
れるボルト型対向ブラケット52L及び52Rの傾斜角
度はすべて同一である必要はなく、例えば、各側に夫々
2個設けた場合でも、前方の対向ブラケット52の傾斜
角度を45度とし、後方の対向ブラケット52の傾斜角
度を50度としても良い。さらに、図示の実施形態で
は、左右各2個の対向ブラケット52L及び52Rが、
車両前後方向に関し左右同一位置に設けられているが、
シャシフレーム10に取付けられる他の部材、例えば燃
料タンク等の配置等に関連して、左右同一の前後方向位
置に設ける必要はない。 【0031】 【発明の効果】叙上のように、本発明に係る車両荷台締
結方法は、荷台付シャシフレームの捩れに基くヘッドラ
イト及びテールランプの左右高さの差を簡単かつ迅速容
易に修正することができるので、優れた照明性能を確保
することができると共に、車両の商品性を向上し、かつ
ヘッドライト又はテールランプの左右高さの差が著しい
場合に生じる当該車両の運転者、及び対向車や後続車の
運転者の不安感等を解消し得る安価な方法を提供するこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明方法の好ましい実施形態を示した荷台付
車両の全体的側面図である。 【図2】図1におけるボルト型対向ブラケット52Lの
拡大側面図である。 【図3】図2のII−II線に沿い矢印方向に視た断面
図である。 【図4】図1に示した車両のシャシフレーム及び荷台の
縦根太締結態様を示した要部概略図である。 【図5】本発明方法に基きボルト型対向ブラケットを締
付けた場合に生起するシャシフレームの捩れ変形態様を
示した斜視図である。 【図6】図4において、左右各2個のボルト型対向ブラ
ケット52L及び52Rの配置位置を種々変化させると
共に、各対向ブラケットのボルトの締付け軸力を変化さ
せた場合におけるシャシフレームの捩れ変位発生量を示
した線図である。 【図7】本発明方法に基きシャシフレームの捩れを修正
した場合の左右サイドレールの変位態様、及び荷台の縦
根太の車両前後方向の変位態様を示した線図である。 【図8】図1に示した車両と実質的に同様の車両におけ
る従来の荷台締結方法を示した概略側面図である。 【図9】図8におけるボルスタキーパー及びUボルト締
結部分の拡大側面図である。 【図10】図9のX−X線に沿い矢印方向に視た断面図
である。 【図11】図8に示した従来の荷台締結方法を適用した
車両における左右サイドレールの捩れ態様、及び左右縦
根太の車両前後方向の変位を示した線図である。 【符号の説明】 10…トラック、12…サイドレール、14…クロスメ
ンバ、16…シャシフレーム、18…キャブ、20…荷
台、24…縦根太、26…Uボルト、28…ボルスタキ
ーパー、40…前輪、44…後輪、52L及び52R…
ボルト型対向ブラケット、58…上方ブラケット、60
…下方ブラケット、62…ボルト。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−68273(JP,U) 実開 昭59−139463(JP,U) 実開 昭59−20774(JP,U) 実開 昭52−16113(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 21/09

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両前後方向に延在する左右のサイドレ
    ール(12L,12R)を備えたシャシフレーム(1
    6) 同シャシフレーム上に夫々配置された左右の縦根太(2
    4L,24R)を備えた荷台(20)と、 上記シャシフレームと上記 荷台とをボルト型対向ブラケ
    ット(52L,52R)により締結する車両の荷台締結
    方法において、 上記シャシフレームに上記荷台を載架した状態で同シャ
    シフレームに許容限度を超える捩じれが生じたとき、上記シャシフレームのうちその 前端上方に変位してい
    方のサイドレール(12L)このサイドレール上
    に配置された一方の縦根太(24L)との間に、上記対
    向ブラケットの荷台側ブラケット(58)がサイドレー
    側ブラケット(60)より車両前方に位置するように
    傾斜させた複数個の対向ブラケット(52L)を配設す
    ると共に、他方の サイドレール(12R)このサイドレール上に
    配置された他方の縦根太(24R)との間に、上記一方
    のサイドレール側に配設された対向ブラケットとは逆向
    きに傾斜した複数個の対向ブラケット(52R)を配設
    し、 各対向ブラケットのボルトを締付けることにより上記シ
    ャシフレームの捩れを修正することを特徴とする車両の
    荷台締結方法。
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