JP3479772B2 - 圧力鍋の圧力調整装置 - Google Patents
圧力鍋の圧力調整装置Info
- Publication number
- JP3479772B2 JP3479772B2 JP2000221759A JP2000221759A JP3479772B2 JP 3479772 B2 JP3479772 B2 JP 3479772B2 JP 2000221759 A JP2000221759 A JP 2000221759A JP 2000221759 A JP2000221759 A JP 2000221759A JP 3479772 B2 JP3479772 B2 JP 3479772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- nozzle
- steam
- adjusting device
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧力鍋の圧力調
整装置に関するものである。
整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の圧力鍋の圧力調整装置
は、図8〜図10に示すように、圧力鍋の蓋部21に形
成される排気口23に取り付けられるノズル3と、この
ノズル3の上端に形成される弁座部31を開閉するニー
ドル弁4と、弁座部31にニードル弁4を常時閉塞する
重量を有すると共に、鉛直軸に回転可能なおもり1とで
主に構成されている。
は、図8〜図10に示すように、圧力鍋の蓋部21に形
成される排気口23に取り付けられるノズル3と、この
ノズル3の上端に形成される弁座部31を開閉するニー
ドル弁4と、弁座部31にニードル弁4を常時閉塞する
重量を有すると共に、鉛直軸に回転可能なおもり1とで
主に構成されている。
【0003】また、おもり1の側面部1bに、おもり1
の中心軸より円周側にずらした位置に形成され対峙する
2個の水平孔にて形成される蒸気排出孔1aが穿設さ
れ、これら蒸気排出孔1aから外部に噴出される蒸気の
圧力によっておもり1を回転させ、使用者に蒸気の噴出
を認識させることができるように構成されている。
の中心軸より円周側にずらした位置に形成され対峙する
2個の水平孔にて形成される蒸気排出孔1aが穿設さ
れ、これら蒸気排出孔1aから外部に噴出される蒸気の
圧力によっておもり1を回転させ、使用者に蒸気の噴出
を認識させることができるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧力調整装置においては、おもり1の側面部1bに蒸気
を噴出する蒸気排出孔1aを設ける構造のために、蒸気
が噴出する際、側方に蒸気及び高温の水滴が飛散して、
使用者に火傷等を与える危険性があった。また、蒸気排
出孔1aの形成には精度を必要とし、対峙する2個の蒸
気排出孔1aのおもり1の中心軸からの位置寸法に誤差
が生じた場合、おもり1の回転に左右の振れや回転にむ
らが発生することがあった。そのため、おもり1はスム
ーズな回転が得られず、蒸気の飛散、蒸気の噴出される
音の増加等の不具合により使用者に恐怖感を与えるとい
う問題があった。
圧力調整装置においては、おもり1の側面部1bに蒸気
を噴出する蒸気排出孔1aを設ける構造のために、蒸気
が噴出する際、側方に蒸気及び高温の水滴が飛散して、
使用者に火傷等を与える危険性があった。また、蒸気排
出孔1aの形成には精度を必要とし、対峙する2個の蒸
気排出孔1aのおもり1の中心軸からの位置寸法に誤差
が生じた場合、おもり1の回転に左右の振れや回転にむ
らが発生することがあった。そのため、おもり1はスム
ーズな回転が得られず、蒸気の飛散、蒸気の噴出される
音の増加等の不具合により使用者に恐怖感を与えるとい
う問題があった。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、側方への蒸気及び高温の水滴の飛散をなくすと共
に、おもりの回転をスムーズにして蒸気の噴出を確実に
使用者が認識できるようにした圧力調整装置を提供する
ことを目的とするものである。
で、側方への蒸気及び高温の水滴の飛散をなくすと共
に、おもりの回転をスムーズにして蒸気の噴出を確実に
使用者が認識できるようにした圧力調整装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、圧力鍋の蓋部に形成される
排気口に取り付けられるノズルと、このノズルの上端に
形成される弁座部を開閉するニードル弁と、上記弁座部
に上記ニードル弁を常時閉塞する重量を有すると共に、
鉛直軸に対して回転可能なおもりを具備する圧力鍋の圧
力調整装置において、 上記おもりに、上記ノズルの上
端部及びこの上端部に連なる外側部を包囲して下方に排
出口を有する蒸気排出通路を形成し、 上記蒸気排出通
路に、上記ノズルから排出される蒸気の圧力によって上
記おもりを回転する回転誘導部を形成してなり、 上記
回転誘導部を、おもりの蒸気排出通路における排出口に
配設されると共に、おもりが上記ノズルから外れるのを
防ぐおもり抜け止めばねを固定するばね押さえワッシャ
を変形した風車状の歯付座金にて形成してなることを特
徴とする。
に、請求項1記載の発明は、圧力鍋の蓋部に形成される
排気口に取り付けられるノズルと、このノズルの上端に
形成される弁座部を開閉するニードル弁と、上記弁座部
に上記ニードル弁を常時閉塞する重量を有すると共に、
鉛直軸に対して回転可能なおもりを具備する圧力鍋の圧
力調整装置において、 上記おもりに、上記ノズルの上
端部及びこの上端部に連なる外側部を包囲して下方に排
出口を有する蒸気排出通路を形成し、 上記蒸気排出通
路に、上記ノズルから排出される蒸気の圧力によって上
記おもりを回転する回転誘導部を形成してなり、 上記
回転誘導部を、おもりの蒸気排出通路における排出口に
配設されると共に、おもりが上記ノズルから外れるのを
防ぐおもり抜け止めばねを固定するばね押さえワッシャ
を変形した風車状の歯付座金にて形成してなることを特
徴とする。
【0007】このように構成することにより、圧力鍋内
の蒸気を排出する際に、蒸気をおもりの下の排出口から
排出することにより、蒸気や高温の水滴が直接側方に飛
散するのを防止することができる。また、ノズルから排
出された蒸気が蒸気排出通路における排出口に配設され
た風車状の歯付座金に衝突し排出されることによって、
おもりを回転させることができる。
の蒸気を排出する際に、蒸気をおもりの下の排出口から
排出することにより、蒸気や高温の水滴が直接側方に飛
散するのを防止することができる。また、ノズルから排
出された蒸気が蒸気排出通路における排出口に配設され
た風車状の歯付座金に衝突し排出されることによって、
おもりを回転させることができる。
【0013】また、歯付座金はおもり抜け止めばねを固
定するばね押さえワッシャを変形して形成するので、ば
ね押さえワッシャを兼用することができる。
定するばね押さえワッシャを変形して形成するので、ば
ね押さえワッシャを兼用することができる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の圧
力鍋の圧力調整装置において、 上記おもりを、耐食性
を有する金属製部材と、この金属製部材の外表面に被着
される断熱性を有する合成樹脂製カバーとで形成してな
ることを特徴とする。
力鍋の圧力調整装置において、 上記おもりを、耐食性
を有する金属製部材と、この金属製部材の外表面に被着
される断熱性を有する合成樹脂製カバーとで形成してな
ることを特徴とする。
【0015】このように構成することにより、蒸気の排
出によって熱せられたおもりを、おもりカバーを被着し
断熱することができる。
出によって熱せられたおもりを、おもりカバーを被着し
断熱することができる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の圧力鍋の圧力調整装置において、 上記おもりの外
周断面を多角形状に形成してなることを特徴とする。
載の圧力鍋の圧力調整装置において、 上記おもりの外
周断面を多角形状に形成してなることを特徴とする。
【0017】このように構成することにより、おもりの
回転によって多角面が変化するので、おもりの回転状態
が見易くなる。
回転によって多角面が変化するので、おもりの回転状態
が見易くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の圧力鍋の圧力
調整装置の実施形態について、添付図面に基づいて詳細
に説明する。ここでは、従来の圧力調整装置と同じ部分
には、同一符号を付して説明する。
調整装置の実施形態について、添付図面に基づいて詳細
に説明する。ここでは、従来の圧力調整装置と同じ部分
には、同一符号を付して説明する。
【0019】◎第一参考実施形態
図1は、この発明の圧力鍋の圧力調整装置の装着状態を
示す側面図、図2は、圧力調整装置の第一参考実施形態
の拡大断面図、図3は、圧力調整装置の平面図、図4
は、図2のI−I線に沿う断面図である。
示す側面図、図2は、圧力調整装置の第一参考実施形態
の拡大断面図、図3は、圧力調整装置の平面図、図4
は、図2のI−I線に沿う断面図である。
【0020】上記圧力調整装置は、図1及び図2に示す
ように、圧力鍋20の蓋部21上面に設けられた排気口
23に嵌挿固定されるノズル3と、ノズル3の上端に形
成される弁座部31を開閉するニードル弁4と、弁座部
31にニードル弁4を常時閉塞する重量を有すると共
に、鉛直軸に回転可能なおもりPとを具備している。こ
の場合、おもりPはノズル3に対して脱着可能に装着さ
れている。
ように、圧力鍋20の蓋部21上面に設けられた排気口
23に嵌挿固定されるノズル3と、ノズル3の上端に形
成される弁座部31を開閉するニードル弁4と、弁座部
31にニードル弁4を常時閉塞する重量を有すると共
に、鉛直軸に回転可能なおもりPとを具備している。こ
の場合、おもりPはノズル3に対して脱着可能に装着さ
れている。
【0021】上記ノズル3は、図2に示すように、略中
空円柱状に形成されており、上端に弁座部31が設けら
れ、この弁座部31から下方に延在する外側部32の下
部に拡径して形成される取付フランジ33が設けられる
と共に、この取付フランジ33の下方にねじ部(図示せ
ず)が設けられている。このように形成されるノズル3
は、耐食性を有する例えばステンレス製等の部材によっ
て形成されている。
空円柱状に形成されており、上端に弁座部31が設けら
れ、この弁座部31から下方に延在する外側部32の下
部に拡径して形成される取付フランジ33が設けられる
と共に、この取付フランジ33の下方にねじ部(図示せ
ず)が設けられている。このように形成されるノズル3
は、耐食性を有する例えばステンレス製等の部材によっ
て形成されている。
【0022】上記ノズル3は、蓋2の上面に予め穿設さ
れた排気口23にノズル3のねじ部(図示せず)を嵌挿
し、蓋2の内面からワッシャ34を介し、ねじ部に取付
用ナット35を螺合することによって、取付フランジ3
3とワッシャ34及びナット35の間に蓋2を挟持した
状態で、ノズル3は蓋2に固定されている。
れた排気口23にノズル3のねじ部(図示せず)を嵌挿
し、蓋2の内面からワッシャ34を介し、ねじ部に取付
用ナット35を螺合することによって、取付フランジ3
3とワッシャ34及びナット35の間に蓋2を挟持した
状態で、ノズル3は蓋2に固定されている。
【0023】上記のように構成されるノズル3に、対峙
するように形成されるニードル弁4は、下端に向かって
縮径テーパー状の逆截頭円錐状の弁部41と、この弁部
41の上端から延在する弁部41より小径の軸基部42
と、この軸基部42の上端からテーパー部を介して延在
する軸基部42より小径の小軸部43とを具備する段付
き円柱部材にて形成されている。このニードル弁4は、
ノズル3と同様に、耐食性を有する例えばステンレス製
等の部材によって形成されている。
するように形成されるニードル弁4は、下端に向かって
縮径テーパー状の逆截頭円錐状の弁部41と、この弁部
41の上端から延在する弁部41より小径の軸基部42
と、この軸基部42の上端からテーパー部を介して延在
する軸基部42より小径の小軸部43とを具備する段付
き円柱部材にて形成されている。このニードル弁4は、
ノズル3と同様に、耐食性を有する例えばステンレス製
等の部材によって形成されている。
【0024】上記おもりPは、下面中央部に蒸気排出通
路10を形成する空洞部11を有する断面略截頭円錐状
に形成されるおもり本体1Aと、このおもり本体1Aの
外表面に被着されるおもりカバー5とで形成されてい
る。この場合、おもり本体1Aは、耐食性を有する金属
製部材例えばステンレス製部材にて形成されており、こ
のおもり本体1Aの上部11aの中心部に穿設される貫
通孔12に、上記ニードル弁4の軸基部42が嵌挿され
た状態でおもりP(おもり本体1A)とニードル弁4と
が固定されている。すなわち、おもり1Aの上部11a
の下面に弁部41が突出し、上部11aの上面に小軸部
43が突出した状態でおもりP(おもり本体1A)とニ
ードル弁4とが固定されている。
路10を形成する空洞部11を有する断面略截頭円錐状
に形成されるおもり本体1Aと、このおもり本体1Aの
外表面に被着されるおもりカバー5とで形成されてい
る。この場合、おもり本体1Aは、耐食性を有する金属
製部材例えばステンレス製部材にて形成されており、こ
のおもり本体1Aの上部11aの中心部に穿設される貫
通孔12に、上記ニードル弁4の軸基部42が嵌挿され
た状態でおもりP(おもり本体1A)とニードル弁4と
が固定されている。すなわち、おもり1Aの上部11a
の下面に弁部41が突出し、上部11aの上面に小軸部
43が突出した状態でおもりP(おもり本体1A)とニ
ードル弁4とが固定されている。
【0025】このようにニードル弁4を貫通孔12に固
定したおもりPは、ニードル弁4の弁部41が上記ノズ
ル3の弁座部31に就座するように取り付けられ、この
際、空洞部11がノズル3の弁座部31及び弁座部31
に連なる外側部を包囲して下方に環状の排出口13を有
する蒸気排出通路10を形成するように構成されてい
る。したがって、おもりPは、鉛直方向に配設されるニ
ードル弁4の鉛直軸に対して回転可能に形成される。
定したおもりPは、ニードル弁4の弁部41が上記ノズ
ル3の弁座部31に就座するように取り付けられ、この
際、空洞部11がノズル3の弁座部31及び弁座部31
に連なる外側部を包囲して下方に環状の排出口13を有
する蒸気排出通路10を形成するように構成されてい
る。したがって、おもりPは、鉛直方向に配設されるニ
ードル弁4の鉛直軸に対して回転可能に形成される。
【0026】上記おもりカバー5は、図3及び、図4に
示すように、外周断面を多角形状(この場合9角形)に
形成している。また、図2に示すように、おもりカバー
5の上面部51は、上方に膨隆する環状凸条52が形成
されている。このように形成されるおもりカバー5は、
断熱性を有する合成樹脂例えばポリアセタール等の断熱
部材によって形成されている。このようにステンレス製
のおもり本体1Aの外表面に例えばポリアセタール等の
断熱性を有するおもりカバー5を被着することにより、
高温下におかれるおもり本体1Aの外周断面すなわちお
もりカバー5の外周断面を多角形状に形成することによ
り、おもり1Aが回転したとき、多角面が変化するの
で、おもり1Aの回転状態を使用者に認識し易くするこ
とができる。
示すように、外周断面を多角形状(この場合9角形)に
形成している。また、図2に示すように、おもりカバー
5の上面部51は、上方に膨隆する環状凸条52が形成
されている。このように形成されるおもりカバー5は、
断熱性を有する合成樹脂例えばポリアセタール等の断熱
部材によって形成されている。このようにステンレス製
のおもり本体1Aの外表面に例えばポリアセタール等の
断熱性を有するおもりカバー5を被着することにより、
高温下におかれるおもり本体1Aの外周断面すなわちお
もりカバー5の外周断面を多角形状に形成することによ
り、おもり1Aが回転したとき、多角面が変化するの
で、おもり1Aの回転状態を使用者に認識し易くするこ
とができる。
【0027】また、上記おもりカバー5の上面部51に
は、図2に示すように、つまみ6が取り付けられてい
る。上記つまみ6は、断熱性を有する例えばポリアセタ
ール等の断熱性部材にて形成されており、上端につまみ
片61が形成され、このつまみ片61から下方に延在す
る胴部62と、この胴部62から下方に拡径する脚部6
3とによって一体に形成されている。このつまみ6の脚
部63には、中心に内方へ向かって開口し、上記ニード
ル弁4の小軸部43が嵌挿される連結穴64が穿設され
ている。また、この連結穴64の外周には凹溝65が環
状に形成されており、つまみ6を上記おもりカバー5に
接合する際、おもりカバー5の上面部51に形成された
環状凸条52が凹溝65に係合することにより、つまみ
6をおもりカバー5の上面部51に固着することができ
るようになっている。
は、図2に示すように、つまみ6が取り付けられてい
る。上記つまみ6は、断熱性を有する例えばポリアセタ
ール等の断熱性部材にて形成されており、上端につまみ
片61が形成され、このつまみ片61から下方に延在す
る胴部62と、この胴部62から下方に拡径する脚部6
3とによって一体に形成されている。このつまみ6の脚
部63には、中心に内方へ向かって開口し、上記ニード
ル弁4の小軸部43が嵌挿される連結穴64が穿設され
ている。また、この連結穴64の外周には凹溝65が環
状に形成されており、つまみ6を上記おもりカバー5に
接合する際、おもりカバー5の上面部51に形成された
環状凸条52が凹溝65に係合することにより、つまみ
6をおもりカバー5の上面部51に固着することができ
るようになっている。
【0028】また、上記おもりP(おもり本体1A)の
蒸気排出通路10におけるノズル3と対向する上面すな
わち上部11aの下面には、おもりPの回転誘導部を形
成する歯付座金7が配設され(取付けられ)ている(図
2参照)。
蒸気排出通路10におけるノズル3と対向する上面すな
わち上部11aの下面には、おもりPの回転誘導部を形
成する歯付座金7が配設され(取付けられ)ている(図
2参照)。
【0029】上記歯付座金7は、図4に示すように、中
心にニードル弁4を嵌挿する透孔71が穿設され、外周
円に複数の例えば平面略正方形の歯72を具備してい
る。この複数の歯72は、歯72の対角線73を境に一
定方向に折曲されており、この折曲された方向がおもり
Pの下方すなわち空洞部11側に向くように形成されて
いる。このように形成される歯付座金7は、耐食性を有
する例えばステンレス製等の部材によって形成されてい
る。
心にニードル弁4を嵌挿する透孔71が穿設され、外周
円に複数の例えば平面略正方形の歯72を具備してい
る。この複数の歯72は、歯72の対角線73を境に一
定方向に折曲されており、この折曲された方向がおもり
Pの下方すなわち空洞部11側に向くように形成されて
いる。このように形成される歯付座金7は、耐食性を有
する例えばステンレス製等の部材によって形成されてい
る。
【0030】また、図2に示すように、おもりPの排出
口13には、おもりPをノズル3に装着した際、おもり
Pがノズル3から外れるのを防ぐために、おもり抜け止
めばね8が配設されている。上記おもり抜け止めばね8
は、おもりPの排出口13に形成された段付き凹部14
内に配設されると共に、その下方からばね押さえワッシ
ャ81によって固定されている。
口13には、おもりPをノズル3に装着した際、おもり
Pがノズル3から外れるのを防ぐために、おもり抜け止
めばね8が配設されている。上記おもり抜け止めばね8
は、おもりPの排出口13に形成された段付き凹部14
内に配設されると共に、その下方からばね押さえワッシ
ャ81によって固定されている。
【0031】上記のように構成される圧力調整装置によ
れば、圧力鍋20内で発生した蒸気がノズル3を通り、
蒸気の圧力によりノズル3の弁座部31を塞ぐニードル
弁4の弁部42を押し上げて、蒸気排出通路10内に排
出され、蒸気排出通路10を通って、おもりPの下方の
排出口13から外部へ排出される。この際、ノズル3か
ら排出される蒸気がおもり本体1Aの上部11aに配設
されている風車状の歯付座金7に衝突することにより、
おもりPに鉛直軸を中心とする回転力を与え回転させ
る。これにより、おもりPの回転によって使用者に蒸気
の排出を認識させることができる。すなわち、圧力鍋2
0の調理状況を使用者に知らせることができる。この場
合、おもり本体Pの下方へ蒸気が排出されることによ
り、使用者に蒸気による火傷等の危険性を少なくするこ
とができる。また、おもりPの外表面15に外周断面が
多角形状に形成したおもりカバー5を被着することによ
り、高温下におかれるおもり本体1Aの外部温度を下げ
ることができるので、使用者が不用意におもりPに触っ
ても火傷等の危険を防止することができる。更に、おも
りPの回転によって多角面が変化するので、おもりPの
回転の認識性を高めることができる。
れば、圧力鍋20内で発生した蒸気がノズル3を通り、
蒸気の圧力によりノズル3の弁座部31を塞ぐニードル
弁4の弁部42を押し上げて、蒸気排出通路10内に排
出され、蒸気排出通路10を通って、おもりPの下方の
排出口13から外部へ排出される。この際、ノズル3か
ら排出される蒸気がおもり本体1Aの上部11aに配設
されている風車状の歯付座金7に衝突することにより、
おもりPに鉛直軸を中心とする回転力を与え回転させ
る。これにより、おもりPの回転によって使用者に蒸気
の排出を認識させることができる。すなわち、圧力鍋2
0の調理状況を使用者に知らせることができる。この場
合、おもり本体Pの下方へ蒸気が排出されることによ
り、使用者に蒸気による火傷等の危険性を少なくするこ
とができる。また、おもりPの外表面15に外周断面が
多角形状に形成したおもりカバー5を被着することによ
り、高温下におかれるおもり本体1Aの外部温度を下げ
ることができるので、使用者が不用意におもりPに触っ
ても火傷等の危険を防止することができる。更に、おも
りPの回転によって多角面が変化するので、おもりPの
回転の認識性を高めることができる。
【0032】◎第二参考実施形態
図5は、この発明の圧力鍋の圧力調整装置の第二参考実
施形態を示す断面図である。
施形態を示す断面図である。
【0033】第二参考実施形態は、おもりPの回転誘導
部を上記第一参考実施形態の歯付座金7に代えて、蒸気
排出通路10における側面11bに設けられる螺旋状溝
16にて形成した場合である。この場合、上記螺旋状溝
16は、図5に示すように、蒸気排出通路10における
側面11bの上部から排出口13に沿って螺旋状に形成
されている。
部を上記第一参考実施形態の歯付座金7に代えて、蒸気
排出通路10における側面11bに設けられる螺旋状溝
16にて形成した場合である。この場合、上記螺旋状溝
16は、図5に示すように、蒸気排出通路10における
側面11bの上部から排出口13に沿って螺旋状に形成
されている。
【0034】なお、第二参考実施形態において、その他
の部分は上記第一参考実施形態と同じであるので、同一
部分には同一符号を付して説明は省略する。
の部分は上記第一参考実施形態と同じであるので、同一
部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0035】上記のように構成される圧力調整装置によ
れば、圧力鍋20内で発生した蒸気が、上述したように
蒸気排出通路10を通って、おもりPの下方の排出口1
3から排出される際、ノズル3から排出される蒸気が螺
旋状溝16に沿って下方へ排出することにより、おもり
Pに回転力を与えることができる。したがって、おもり
Pの回転によって使用者に蒸気の排出を認識させること
ができる。
れば、圧力鍋20内で発生した蒸気が、上述したように
蒸気排出通路10を通って、おもりPの下方の排出口1
3から排出される際、ノズル3から排出される蒸気が螺
旋状溝16に沿って下方へ排出することにより、おもり
Pに回転力を与えることができる。したがって、おもり
Pの回転によって使用者に蒸気の排出を認識させること
ができる。
【0036】◎実施形態
図6は、この発明の圧力鍋の圧力調整装置の実施形態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【0037】実施形態は、回転誘導部を、蒸気排出通路
10における排出口13に配設される風車状の内歯付座
金9にて形成した場合である。この場合、上記内歯付座
金9は、図6及び、図7に示すように、排出口13内に
配設されるおもり抜け止めばね8の下部に配設されてお
り、内周円91に風車状の歯92を形成している。この
内歯付座金9は、上記第一及び第二参考実施形態におけ
るばね押さえワッシャ81を変形したもので、内周円9
1に突出する複数の平面略正方形の歯92の対角線93
を境に下方向に折曲した形状に形成されている。
10における排出口13に配設される風車状の内歯付座
金9にて形成した場合である。この場合、上記内歯付座
金9は、図6及び、図7に示すように、排出口13内に
配設されるおもり抜け止めばね8の下部に配設されてお
り、内周円91に風車状の歯92を形成している。この
内歯付座金9は、上記第一及び第二参考実施形態におけ
るばね押さえワッシャ81を変形したもので、内周円9
1に突出する複数の平面略正方形の歯92の対角線93
を境に下方向に折曲した形状に形成されている。
【0038】なお、実施形態において、その他の部分、
すなわち、おもりPは、断面略截頭円錐状に形成される
金属製部材(例えばステンレス製部材)にて形成される
おもり本体1Aと、おもり本体1Aの外表面に被着され
る断熱性を有する合成樹脂(例えばポリアセタール等)
部材にて形成されるおもりカバー5とで形成され、外周
断面を多角形状に形成する点は上記第一及び第二参考実
施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付し
て説明は省略する。
すなわち、おもりPは、断面略截頭円錐状に形成される
金属製部材(例えばステンレス製部材)にて形成される
おもり本体1Aと、おもり本体1Aの外表面に被着され
る断熱性を有する合成樹脂(例えばポリアセタール等)
部材にて形成されるおもりカバー5とで形成され、外周
断面を多角形状に形成する点は上記第一及び第二参考実
施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付し
て説明は省略する。
【0039】上記のように構成される圧力調整装置によ
れば、圧力鍋20内で発生した蒸気が、上述したよう
に、蒸気排出通路10を通って、おもりPの下方の排出
口13から排出される際、ノズル3から排出される蒸気
が排出口13部に配設される風車状の内歯付座金9に衝
突することにより、おもりPに回転力を与えることがで
きる。したがって、おもりPの回転によって使用者に蒸
気の排出を認識させることができる。
れば、圧力鍋20内で発生した蒸気が、上述したよう
に、蒸気排出通路10を通って、おもりPの下方の排出
口13から排出される際、ノズル3から排出される蒸気
が排出口13部に配設される風車状の内歯付座金9に衝
突することにより、おもりPに回転力を与えることがで
きる。したがって、おもりPの回転によって使用者に蒸
気の排出を認識させることができる。
【0040】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明の圧力
鍋の圧力調整装置は、上記のように構成されているの
で、以下のような優れた効果が得られる。
鍋の圧力調整装置は、上記のように構成されているの
で、以下のような優れた効果が得られる。
【0041】(1)請求項1記載の発明によれば、圧力
鍋内の蒸気を排出する際、蒸気をおもりの下方に排出す
ることにより、蒸気や高温の水滴が直接側方に飛散する
のを防止することができるので、使用者が蒸気等の飛散
により火傷等を負う危険性を少なくすることができる。
また、ノズルから排出された蒸気が、蒸気排出通路にお
ける排出口部に配設される風車状の歯付座金に衝突する
ことによって、おもりを回転させることができるので、
おもりの回転を円滑にすることができ、使用者におもり
の回転によって蒸気の排出を認識させることができる。
また、歯付座金がおもり抜け止めばねを固定するばね押
さえワッシャを変形して形成されるので、歯付座金がば
ね押さえワッシャを兼用することができる。
鍋内の蒸気を排出する際、蒸気をおもりの下方に排出す
ることにより、蒸気や高温の水滴が直接側方に飛散する
のを防止することができるので、使用者が蒸気等の飛散
により火傷等を負う危険性を少なくすることができる。
また、ノズルから排出された蒸気が、蒸気排出通路にお
ける排出口部に配設される風車状の歯付座金に衝突する
ことによって、おもりを回転させることができるので、
おもりの回転を円滑にすることができ、使用者におもり
の回転によって蒸気の排出を認識させることができる。
また、歯付座金がおもり抜け止めばねを固定するばね押
さえワッシャを変形して形成されるので、歯付座金がば
ね押さえワッシャを兼用することができる。
【0043】(2)請求項2記載の発明によれば、蒸気
の排出によって熱せられたおもりを、おもりカバーで覆
い断熱することができるので、上記(1)に加えて、使
用者が不用意におもりに触っても火傷等の危険性を少な
くすことができる。
の排出によって熱せられたおもりを、おもりカバーで覆
い断熱することができるので、上記(1)に加えて、使
用者が不用意におもりに触っても火傷等の危険性を少な
くすことができる。
【0044】(3)請求項3記載の発明によれば、おも
りカバーの外周断面を多角形状に形成することにより、
おもりの回転状態が見易くなるので、上記(1)に加え
て、更に使用者におもりの回転の認識性を高めることが
できると共に、調理状況を認識させることができる。
りカバーの外周断面を多角形状に形成することにより、
おもりの回転状態が見易くなるので、上記(1)に加え
て、更に使用者におもりの回転の認識性を高めることが
できると共に、調理状況を認識させることができる。
【図1】この発明の圧力鍋の圧力調整装置の装着状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】上記圧力調整装置の第一参考実施形態の拡大断
面図である。
面図である。
【図3】上記圧力調整装置の平面図である。
【図4】図2のI−I線に沿う断面図である。
【図5】上記圧力調整装置の第二参考実施形態の拡大断
面図である。
面図である。
【図6】上記圧力調整装置の実施形態の拡大断面図であ
る。
る。
【図7】図6のII―II線に沿う断面図である。
【図8】従来の圧力鍋の圧力調整装置の拡大断面図であ
る。
る。
【図9】従来の圧力鍋の圧力調整装置の拡大平面図であ
る。
る。
【図10】図8のIII―III線に沿う断面図である。
P おもり
1A おもり本体
3 ノズル
4 ニードル弁
5 おもりカバー
7,9 歯付座金(回転誘導部)
10 蒸気排出通路
13 排出口
16 螺旋状溝(回転誘導部)
31 弁座部
32 外側部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭59−65618(JP,U)
実開 昭57−200123(JP,U)
実開 平3−88420(JP,U)
実開 昭59−70620(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A47J 27/08
Claims (3)
- 【請求項1】 圧力鍋の蓋部に形成される排気口に取り
付けられるノズルと、このノズルの上端に形成される弁
座部を開閉するニードル弁と、上記弁座部に上記ニード
ル弁を常時閉塞する重量を有すると共に、鉛直軸に対し
て回転可能なおもりとを具備する圧力鍋の圧力調整装置
において、 上記おもりに、上記ノズルの上端部及びこの上端部に連
なる外側部を包囲して下方に排出口を有する蒸気排出通
路を形成し、 上記蒸気排出通路に、上記ノズルから排出される蒸気の
圧力によって上記おもりを回転する回転誘導部を形成し
てなり、 上記回転誘導部を、おもりの蒸気排出通路における排出
口に配設されると共に、おもりが上記ノズルから外れる
のを防ぐおもり抜け止めばねを固定するばね押さえワッ
シャを変形した風車状の歯付座金にて形成してなること
を特徴とする圧力鍋の圧力調整装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の圧力鍋の圧力調整装置に
おいて、 上記おもりを、耐食性を有する金属製部材と、この金属
製部材の外表面に被着される断熱性を有する合成樹脂製
のおもりカバーとで形成してなることを特徴とする圧力
鍋の圧力調整装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の圧力鍋の圧力調整
装置において、 上記おもりの外周断面を多角形状に形成してなることを
特徴とする圧力鍋の圧力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000221759A JP3479772B2 (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | 圧力鍋の圧力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000221759A JP3479772B2 (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | 圧力鍋の圧力調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002034789A JP2002034789A (ja) | 2002-02-05 |
JP3479772B2 true JP3479772B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=18716109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000221759A Expired - Fee Related JP3479772B2 (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | 圧力鍋の圧力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3479772B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130091697A (ko) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | 히로시 하세가와 톰 | 압력 쿠커용 압력 릴리스 밸브 어셈블리 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200456862Y1 (ko) | 2009-03-26 | 2011-11-23 | 주식회사 오쿠 | 조리용 압력용기의 압력장치 |
CN103054456B (zh) * | 2011-10-19 | 2014-12-10 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压力锅及限压阀 |
CN106923659A (zh) * | 2017-04-10 | 2017-07-07 | 九阳股份有限公司 | 一种压力锅的封闭式限压阀及压力锅 |
CN108272335B (zh) * | 2018-02-02 | 2021-02-12 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 烹饪器皿、烹饪器具与组合烹饪器具 |
CN110613332B (zh) * | 2018-06-20 | 2022-02-25 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 用于烹饪器具的破泡装置、锅盖以及烹饪器具 |
JP7201246B2 (ja) * | 2020-03-04 | 2023-01-10 | 株式会社 鋳物屋 | 圧力鍋蓋、圧力鍋 |
CN112426030B (zh) * | 2020-12-06 | 2022-04-12 | 天津市中核科技实业有限公司 | 一种具有分液防堵功能的导流式气体限压阀门 |
-
2000
- 2000-07-24 JP JP2000221759A patent/JP3479772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130091697A (ko) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | 히로시 하세가와 톰 | 압력 쿠커용 압력 릴리스 밸브 어셈블리 |
KR101948325B1 (ko) * | 2012-02-08 | 2019-02-14 | 히로시 하세가와 톰 | 압력 쿠커용 압력 방출 밸브 조립체 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002034789A (ja) | 2002-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3479772B2 (ja) | 圧力鍋の圧力調整装置 | |
US8302800B2 (en) | Protective device for a pressure cooker and pressure cooker with a protective device | |
US7726508B2 (en) | Safety cap for a pressure release valve of a pressure cooker and a pressure cooker using the same | |
JP3635326B2 (ja) | 圧力鍋の圧力調整装置 | |
EP1435213B1 (en) | A safety cap for the pressure release valve of a pressure cooker and a pressure cooker using the same | |
JP6887680B2 (ja) | 圧力鍋蓋、圧力鍋 | |
JPH11128776A (ja) | エアゾール用噴出ノズル | |
JPS5942976Y2 (ja) | 圧力調理器の錘弁 | |
CN211146474U (zh) | 一种防干烧单环火燃烧器 | |
CN213119059U (zh) | 一种灶具燃烧器 | |
GB2245963A (en) | Gas burner with incorporated flame detection probe | |
JP3881814B2 (ja) | グロメット | |
JPS62754Y2 (ja) | ||
US180334A (en) | Improvement in gas-stoves | |
JPH0552310A (ja) | こんろ用バーナ | |
JPS6146326Y2 (ja) | ||
JPH0444801Y2 (ja) | ||
JPH03164611A (ja) | こんろ用バーナ | |
JPS6227565Y2 (ja) | ||
JPH0315655U (ja) | ||
JPS6018177Y2 (ja) | 圧力調理器の圧力調整弁 | |
US20200271314A1 (en) | Gas burner, gas burner assembly and domestic cooking appliance | |
JPH08100910A (ja) | コンロ用バーナー | |
JPS6120414Y2 (ja) | ||
JP5770703B2 (ja) | コンロ用バーナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030911 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |