JP3479143B2 - 容器用計量器 - Google Patents

容器用計量器

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JP3479143B2
JP3479143B2 JP04367295A JP4367295A JP3479143B2 JP 3479143 B2 JP3479143 B2 JP 3479143B2 JP 04367295 A JP04367295 A JP 04367295A JP 4367295 A JP4367295 A JP 4367295A JP 3479143 B2 JP3479143 B2 JP 3479143B2
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文彦 世代
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器の内容物を定量供給
するに好適な容器用計量器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭61-287548 号公報に記載の
如くの容器用計量器がある。この従来技術は、図5に示
す如く、容器1のキャップ2まわりに球状計量器3を着
脱自在に付帯させたものである。容器1の内容物を定量
供給する場合には、計量器3を容器1から取外し、容器
1から注出される内容物を計量器3によって計量使用す
るものである。
【0003】容器1が洗剤容器である場合には、計量器
3に計量した洗剤を計量器3ごと洗濯機に投入すれば、
洗剤は該計量器3から徐々に洗濯槽内に流出し、洗濯に
供される。その後、この計量器3は洗濯物と一緒にきれ
いになって回収され、再び容器1に装着されて次回の使
用に備えるものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記〜の問題点がある。 計量器3が使用時のふくらんだ形状のまま容器に装着
されるため、容器1の保管容積が大型になる。例えば、
計量器3を容器1のキャップ2まわりに装着した場合に
は、容器1の全高が大きくなり、保管のための段ボール
ケースが大型になる(図4(A))。
【0005】計量器3が使用時のふくらんだ形状のま
ま容器に装着されるため、物流時等に計量器3に作用す
る力により該計量器3がへこむ等の無秩序な変形を生
じ、この変形がくせになって残る結果、その後の使用性
を損なう。
【0006】計量器3が球状形態であるとき、転がり
易く、製造段階での自動供給の整列性が悪く、又使用前
段階でのテーブル上への載置安定性が悪い等、取扱い性
が悪い。
【0007】本発明は、容器に着脱自在に付帯される容
器用計量器において、容器全体の保管容積を大型化する
ことなく、物流時等に変形くせを生じず、製造段階およ
び使用前段階での取扱い性も向上することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、容器に着脱自在に付帯され、容器から注出される内
容物を計量可能にする容器用計量器において、側面部に
屈曲用罫部を有する柔軟材料よりなり、屈曲用罫部を屈
曲線とした屈曲状態で容器に取付け可能とし、上記屈曲
状態を復元した展開状態で内容物を計量可能とするもの
である。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、容器のキャップまわりに着脱
自在に付帯されるものである。
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、球状形態からなるもの
である。
【0011】
【作用】 計量器は屈曲用罫部を屈曲線とした屈曲状態(例えば
下半部と上半部の境の屈曲用罫部を屈曲線として下半部
を上半部内に陥没させた皿状屈曲状態)で容器に装着さ
れるため、容器全体の保管容積をコンパクトにできる。
例えば計量器を容器のキャップまわりに装着した場合に
は、容器の全高が小さくなり、保管のための段ボールケ
ースが小型になる(図4(B))。
【0012】計量器が屈曲用罫部を屈曲線としたコン
パクトな屈曲状態で容器に装着されるため、物流時等に
計量器に作用する力により該計量器がへこむ等の無秩序
な変形くせを生じにくい。そして、計量器は、使用段階
で、上述の屈曲状態を展開した一定の展開状態に安定的
に復元され、必ず一定の計量形態を付与されるから、良
好な使用性を確保できる。
【0013】計量器が球状形態であるときにも、製造
段階及び使用前段階では、下半部と上半部の境の屈曲用
罫部を屈曲線として下半部を上半部内に陥没させた皿状
展開状態とすることができる。即ち、計量器をコンパク
トな皿状として扱うことができ、製造段階での自動供給
の整列性を向上し、或いは使用前段階でのテーブル上へ
の載置安定性を向上する等、取扱い性を向上できる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の計量器を付帯した容器を示す
模式図、図2は計量器の屈曲状態と展開状態とを示す模
式図、図3は計量器の使用状態を示す模式図、図4は上
記の段ボールケース収納状態を示す模式図、図5は従来
の計量器を付帯した容器を示す模式図である。
【0015】洗剤容器10は、図1に示す如く、容器本
体11にキャップ12を螺着し、このキャップ12まわ
りに計量器20を嵌合状態で着脱自在に付帯させてい
る。そして、容器本体11から注出される内容物は、容
器10から取外された計量器20によって計量されて使
用に供される。
【0016】計量器20は、図2(A)に示す如くの球
状形態からなり、上半部21Aの上端面に開口部22を
備え、下半部21Bの下端面を底部23としている。そ
して、計量器20は、側面部の上半部21Aと下半部2
1Bの境に環状の屈曲用罫部21Cを有する柔軟材料よ
りなり、(a) 屈曲用罫部21Cを屈曲線とした屈曲状態
(下半部21Bの底部23に押し込み力を付与して下半
部21Bを上半部21A内に陥没させた皿状屈曲状態)
(図2(B))で、容器10に取付け可能とされる(図
1)。また、計量器20は、(b) 容器10から取外した
後、上記(a) の屈曲状態を復元した展開状態(図2
(A))で内容物を計量可能とする(図3)。
【0017】尚、計量器20は、側面部に計量目盛線を
具備することができる。また、計量器20の構成材料と
しては、オレフィン系エラストマー、サーマルプラスチ
ックウレタン(TPU)等の熱可塑性樹脂が好適であ
る。そして、計量器20は、例えば薄肉成形時に、上半
部21Aと下半部21Bの境に罫線を付けるだけで屈曲
用罫部21Cを形成できる。
【0018】次に、計量器20の使用手順について説明
する。 (1) 容器10の保管段階では、計量器20を前述の皿状
屈曲状態とし、計量器20の開口部22を容器10のキ
ャップ12まわりに嵌合状態で取付けておく(図1)。
【0019】尚、この皿状屈曲状態は、計量器20の底
部23に外側から押し込み力を付与して下半部21Bを
上半部21A内に陥没させることにて得られる。
【0020】(2) 容器10の使用段階では、上記(1) の
計量器20を容器10のキャップ12まわりから取外
し、上記(1) の皿状屈曲状態を復元した展開状態とする
(図3)。
【0021】尚、この展開状態は、計量器20の開口部
22から挿し入れた指により底部23に内側から押し出
し力を付与して下半部21Bを上半部21A外に押し出
すことにて得られる。
【0022】(3) 容器本体11から注出される内容物を
上記(2) の展開状態の計量器20によって計量して使用
に供する。このとき、内容物を充填された計量器20
を、計量器20ごと洗濯機に投入すると、洗剤は該計量
器20から徐々に洗濯槽内に流出し、洗濯に供される。
その後、この計量器20は洗濯物と一緒にきれいになっ
て回収され、再び容器10に装着されて次回の使用に供
されるものとなる。
【0023】以下、本実施例の作用について説明する。 計量器20は屈曲用罫部21Cを屈曲線とした屈曲状
態(下半部21Bと上半部21Aの境の屈曲用罫部21
Cを屈曲線として下半部21Bを上半部21A内に陥没
させた皿状屈曲状態)で容器10に装着されるため、容
器全体の保管容積をコンパクトにできる。計量器20を
容器10のキャップ12まわりに装着した場合には、容
器10の全高が小さくなり、保管のための段ボールケー
スが小型になる(図4(B))。
【0024】計量器20が屈曲用罫部21Cを屈曲線
としたコンパクトな屈曲状態で容器10に装着されるた
め、物流時等に計量器20に作用する力により該計量器
20がへこむ等の無秩序な変形くせを生じにくい。そし
て、計量器20は、使用段階で、上述の屈曲状態を展開
した一定の展開状態に安定的に復元され、必ず一定の計
量形態を付与されるから、良好な使用性を確保できる。
【0025】計量器20が球状形態であるときにも、
製造段階及び使用前段階では、下半部21Bと上半部2
1Aの境の屈曲用罫部21Cを屈曲線として下半部21
Bを上半部21A内に陥没させた皿状展開状態とするこ
とができる。即ち、計量器20をコンパクトな皿状とし
て扱うことができ、製造段階での自動供給の整列性を向
上し、或いは使用前段階でのテーブル上への載置安定性
を向上する等、取扱い性を向上できる。
【0026】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明の計
量器は、容器本体の開口部に直接的に螺着される等によ
って被着され、容器本体のための閉塞キャップとして兼
用されるものであっても良い。
【0027】また、本発明の計量器は、容器のいかなる
部分に着脱されるものであっても良い。
【0028】また、本発明の計量器が適用される容器の
内容物は、洗剤であることに限定されず、又液体、粉体
等のいずれであっても良い。
【0029】また、本発明の計量器は、球状形態である
ことに限定されず、角状形態等からなるものであっても
良い。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、容器に着
脱自在に付帯される容器用計量器において、容器全体の
保管容積を大型化することなく、物流時等に変形くせを
生じず、製造段階および使用前段階での取扱い性も向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の計量器を付帯した容器を示す模
式図である。
【図2】図2は計量器の屈曲状態と展開状態とを示す模
式図である。
【図3】図3は計量器の使用状態を示す模式図である。
【図4】図4は上記の段ボールケース収納状態を示す模
式図である。
【図5】図5は従来の計量器を付帯した容器を示す模式
図である。
【符号の説明】
10 容器 11 容器本体 12 キャップ 20 計量器 21C 屈曲用罫部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 25/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に着脱自在に付帯され、容器から注
    出される内容物を計量可能にする容器用計量器におい
    て、 側面部に屈曲用罫部を有する柔軟材料よりなり、屈曲用
    罫部を屈曲線とした屈曲状態で容器に取付け可能とし、
    上記屈曲状態を復元した展開状態で内容物を計量可能と
    することを特徴とする容器用計量器。
  2. 【請求項2】 容器のキャップまわりに着脱自在に付帯
    される請求項1記載の容器用計量器。
  3. 【請求項3】 球状形態からなる請求項1又は2記載の
    容器用計量器。
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