JP3478711B2 - 物流管理装置 - Google Patents

物流管理装置

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JP3478711B2
JP3478711B2 JP24390897A JP24390897A JP3478711B2 JP 3478711 B2 JP3478711 B2 JP 3478711B2 JP 24390897 A JP24390897 A JP 24390897A JP 24390897 A JP24390897 A JP 24390897A JP 3478711 B2 JP3478711 B2 JP 3478711B2
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春樹 井上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流通,物流分野に
おける顧客の管理装置に係り、管理のための作業工数
(例えば、データ入力工数)を極力少なくするための顧客
を特定する装置とそれを利用した物流管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】流通,物流の分野では、主たる業務とし
て物をある地点から目標の地点に輸配送することが行わ
れている。この業務を更に分解すると、(1)荷の送り依
頼人から輸配送業者へ、依頼先Aから届け先Bへ、物品
CをD個送付することを依頼する、(2)輸配送業者は、
物品を受取り、情報A,B,C,Dが何らかの手段で判
別できる荷札を作成し、物品に添付する、(3)輸配送業
者は、届け先Bの位置を調べ直送する、または一旦デポ
に格納後に搬送する、(4)届け先Bに物品CをD個納品
し、受取確認を行う業務となる。
【0003】例えば、宅配便で考えると、6〜7枚つづ
り発注伝票が有り、依頼人または輸配送業者が手書き
し、またはパソコン等で記入し、またはキーボードより
入力している。また、物品の追跡の為に問合せ番号等を
付加している。近年、流通経路や手段が発達し、1つの
輸送業者であっても1日数百万個の荷を扱う様になり、
この為に数百万の伝票をつくり、また膨大な顧客のデー
タベースを管理しなければならなくなっている。上記の
物流状態に対し、データ入力の簡素化,データベースの
一元化が強く望まれているが、未だに、住所,氏名等の
手入力が主体であり、顧客の依頼に手間がかかり、デー
タベースは肥大する一方である。そして、これらを解決
する為の従来技術としては、車輌にイメージスキャナを
載せ、発注元顧客の店頭で伝票を自動的に読取り、これ
を基地局に伝送し、処理する方法と装置が実用化されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、運転手兼受注取扱者の作業負担と、受注セ
ンターでの直接受注業務負担は軽減されるが、以下の問
題がある。 (1)依頼人(顧客)は、従来通り住所,氏名等の多くの情
報をマニュアルで記入または入力しなければならない。
(2)イメージスキャナで手書きの文字,数字を読込み、
自動的に情報を抽出する為の装置は、高価でかつ読取精
度は十分でないために、マニュアルによるサポートが必
要である。従って、本発明の目的は、簡単なボタン操作
で物流管理のための住所や氏名などの顧客情報を記載せ
ずに物流管理用のデータベースに正確に入力できる物流
管理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による物流管理装
置の特徴は、起動信号と確認信号とを含む入力信号およ
び物流情報を入力する入力部と、前記起動信号が入力さ
れた位置の緯度・経度を含む位置情報を測定する位置測
定手段と、顧客に関する情報と該顧客の位置に関する情
報を対応づけて保持する顧客位置データを記録する記憶
手段と、顧客と該顧客に関する前記物流情報を対応づけ
て保持する物流管理データを記録する記憶手段と、測定
した前記位置情報に対応する前記顧客情報を前記顧客位
置データから検索し出力部に表示させる検索表示手段
と、前記出力部に表示された前記顧客情報を前記入力部
から入力された前記確認信号によって特定する顧客特定
手段と、特定した前記顧客情報を前記物流情報に対応づ
けて前記物流管理データに記録する記録管理手段とを備
えるところにある。
【0006】また、本発明による物流管理装置の他の特
徴は、移動局が物流に関する顧客情報等を基地局に送信
し、前記基地局が受信した前記顧客情報等を管理する物
流管理装置であって、前記移動局は、起動信号と確認信
号とを含む入力信号及び物流情報を入力する入力部と、
前記起動信号が入力された位置の緯度・経度を含む位置
情報を測定する位置測定手段と、顧客に関する情報と該
顧客の位置に関する情報を対応づけて保持する顧客位置
データを記録する記憶手段と、測定した前記位置情報に
対応する前記顧客情報を前記顧客位置データから検索し
出力部に表示させる検索表示手段と、前記出力部に表示
された前記顧客情報を前記入力部から入力された前記確
認信号によって特定する顧客特定手段と、特定した前記
顧客情報及び前記物流情報を送信部から送信させる情報
送信処理手段とを備え、前記基地局は、顧客と該顧客に
関する前記物流情報を対応づけて保持する物流管理デー
タを記録する記憶手段と、前記移動局から送信されてく
る前記顧客情報及び前記物流情報を受信部で受信させる
情報受信処理手段と、受信した前記顧客情報を前記物流
情報に対応づけて前記物流管理データに記録する記録管
理手段とを備える点にある。
【0007】更に、物流管理装置の別の特徴は、移動局
が物流に関する顧客情報を基地局に送信し、前記基地局
が受信した前記顧客情報を管理する物流管理装置であっ
て、前記移動局は、起動信号と確認信号とを含む入力信
号及び物流情報を入力する入力部と、前記起動信号が入
力された位置の緯度・経度を含む位置情報を測定する位
置測定手段と、測定した前記位置情報を送信部から送信
させ前記位置情報に対応する顧客情報を受信部に受信さ
せて出力部に表示させる送受信表示手段と、前記出力部
に表示された前記顧客情報を前記入力部から入力された
前記確認信号によって特定する顧客特定手段と、特定し
た前記顧客情報および前記物流情報を送信部から送信さ
せる情報送信処理手段とを備え、前記基地局は、顧客に
関する情報と該顧客の位置に関する情報を対応づけて保
持する顧客位置データを記録する記憶手段と、顧客と該
顧客に関する前記物流情報を対応づけて保持する物流管
理データを記録する記憶手段と、前記移動局から送信さ
れてくる前記位置情報を基地局受信部で受信させ受信し
た前記位置情報に対応する前記顧客情報を前記顧客位置
データから検索して基地局送信部から送信させる送受信
検索手段と、前記移動局から送信されてくる前記顧客情
報及び前記物流情報を前記基地局受信部で受信させる情
報受信処理手段と、受信した前記顧客情報を前記物流情
報に対応づけて前記物流管理データに記録する記録管理
手段とを備えるものである。
【0008】本発明によれば、簡単な最小限のボタン操
作で、操作した位置の緯度経度と緯度経度別顧客位置デ
ータとの対応検索や表示顧客情報の確認特定を実行する
ことにより、物流管理に必要な住所や氏名などの情報を
記載せずに物流管理用のデータベースに入力することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明によ
る一実施例の物流管理装置を示す構成図である。図にお
いて、物流管理装置1は、制御部2と、位置測定部3
と、入出力部7と、記憶部8とを含み構成される。そし
て、入出力部7は、起動信号と確認信号とを含む入力信
号および物流情報を入力する入力部と、顧客情報を表示
する出力部とから構成される。上記の出力部は、制御部
2に指示された顧客情報を画面に表示する表示部70から
成る。入力部は、入力信号としての起動信号,確認信
号,更新信号をそれぞれ入力する起動ボタン71,確認ボ
タン72,次ボタン73と、物流情報を入力するキーボード
77とから成る。
【0010】一方、位置測定手段としての位置測定部3
は、人工衛星からの電波,FM多重放送の電波や光ビー
コンなどを捕らえるアンテナ4aと、アンテナ4aから
信号を入力して物流管理装置1を操作した位置、即ち、
起動ボタン71が操作されて起動信号が入力された位置の
緯度・経度を含む位置情報を測定する測定部4bとから
構成される。また、記憶部8は、顧客と該顧客の位置に
関する情報を保持する顧客位置データを記録する記憶手
段と、顧客と該顧客の物流に関する情報を対応づけて保
持する物流管理データを記録する記憶手段とを含み構成
される。
【0011】更に、制御部2は、位置測定部3で測定し
た緯度経度で代表される位置情報をキー(コード)として
対応させた顧客情報を、記憶部8の顧客位置データから
検索し、検索した該顧客情報を入出力部7の表示部70に
表示させる検索表示手段と、表示部70に表示された顧客
情報を入出力部7の確認ボタン72からの確認信号によっ
て特定する顧客特定手段と、特定した顧客情報( 以下、
特定済み顧客情報という)を、物流情報に対応づけて、
記憶部8の物流管理データに記録する記録管理手段とを
含み構成される。
【0012】ところで、上記物流管理装置の具体的な構
成部品として、位置測定部3はGPS(Global Position
ing System)装置や光ビーコンを用いる光通信装置があ
る。また、制御部2は、マイクロプロセッサによって、
記憶部8は、各種のメモリで実現することができる。更
に、入出力部7の表示部70は液晶表示装置などで、入力
部は各種のプッシュボタンやテンキー、英文字のキーボ
ードなどにより実現することができる。尚、図示説明し
ないが、制御部2は、記憶部8に一旦記憶した物流管理
データを、必要に応じて出力する手段を備えて、別途大
型のデータベースに移管して、一元化した物流管理をす
る機能を有することも可能である。
【0013】次に、上記構成の物流管理装置の動作につ
いて説明する。図に示す物流管理装置1は、小型携帯用
として構成され、利用者としての営業担当やトラック運
転手などにより、手持ちするか車輌に装備されて顧客先
に持ちこまれ、該顧客先で利用者(含む物流の依頼人)に
よって操作されるものである。まず、物流管理装置1
は、顧客先での入出力部7(入力部)の起動ボタン71の押
下によって作動開始する。即ち、入力部が操作された起
動ボタン71の起動信号を制御部2に出力し、制御部2が
受け取った該起動信号を基に作動開始する。そして、制
御部2は、起動信号を起点として顧客先の現在位置を、
位置測定部3が測定した緯度経度で代表される位置情報
として入手する。
【0014】次に、アンテナ4aを介して測定部4bが
測定した位置情報としての緯度経度に基づいて、制御部
2は、緯度経度別の顧客位置データを記録している記憶
部8から検索し、 顧客先(現地)に対応する顧客情報(厳
密に言えば、候補の顧客情報である)を取り出す。 そし
て、制御部2は、入出力部7の表示部70にその候補の顧
客情報を表示させる。この表示された候補の顧客情報
を、利用者が顧客先で参照する。そして、利用者が候補
の顧客情報を出向いた顧客先に合致する顧客情報である
ことを確認し、利用者によって入出力部7の確認ボタン
72が操作され、その確認信号を受け取った制御部2は、
そのときに表示している候補の顧客情報を特定済み顧客
情報と決定する。もし候補の顧客情報が出向いた顧客先
でないときは利用者によって次ボタン73が押下され、制
御部2は、次の候補の顧客情報を検索して表示部70に表
示させる。以下、候補の顧客情報を候補データと、次の
候補の顧客情報を次候補データと、候補データ及び次候
補データを候補データ等と呼称する。
【0015】そして、制御部2は、特定済み顧客情報と
決定した顧客情報を、物流情報に対応づけて、記憶部8
の物流管理データに記録管理するものである。上記のよ
うな構成と動作によって、住所や氏名などの顧客情報は
記載せずして物流管理用のデータベースに正確に入力で
きる。
【0016】ここで、発明に至る経緯と基本的な考え方
について補足説明する。流通や産業においては、一般的
に顧客はその名称,住所,TEL,FAX、あるいは顧
客に関する特有番号等により管理されており、業種毎の
目的や特性により、基本とする情報(キー)は異なる。と
ころが、地球上の表面及び一部高さを加えた位置情報で
分類すると、同一場所で異なる世帯や事業主が存在する
特例を除くと特定が可能であることが分かる。
【0017】図9は、絶対基準としての緯度・経度位置
から見た日本を示す図である。 日本の位置を特定する
情報としての緯度・経度・標高からなる絶対座標系につい
て説明したものである。日本の経度は、127°〜14
5°の範囲に、緯度は26°〜46°の範囲に位置して
おり、標高(即ち、高度)を1(m)以下に限定して現在位
置を特定する場合は、経緯度の小数点以下5桁が必要と
なる。すなわち、緯度レンジは赤道直下が最大で、南北
極点はゼロとなるので、緯度により特定精度が変化する
が、日本の存在緯度範囲では経度/緯度共に小数点以下
5桁の精度であれば、その誤差は数センチメートル以内
に収まる。また、高層ビルの様に同一位置に異なるフロ
アがある場合は、さらに、標高のメートル単位で小数点
以下1桁の高度情報があれば良いとされている。
【0018】また、近年複数の人工衛星,FM多重電波
情報,ジャイロ等を利用した高精度なGPS装置が位置
測定手段として実用化されている。一方、道路上方空間
に設置された光ビーコンを用いる光通信装置が位置測定
手段として採用されつつあり、前述の経度,緯度,標高に
求められる精度であれば、この光通信装置は極めて低価
格で使用できる。
【0019】以上の検討から、物流管理装置(または、
後述する顧客特定装置)を上記構成とすることにより課
題を解決することができる。即ち、物流管理装置は、高
精度で位置情報を測定し得るGPS装置や光通信装置な
どの位置測定手段と、顧客情報を表示しかつ指示や物流
情報等を入力できる入出力手段と、位置情報を検索キー
とする顧客情報を記録した記憶手段から検索し、入出力
手段の表示や指示の助けを受けて顧客情報を特定する手
段から構成される。また、必要に応じて特定済み顧客情
報を他システムへ通知する為の送受信手段を含み構成さ
れるものである。
【0020】そして、利用者が顧客先に物流管理装置を
携帯して出向き、特定開始を指示するボタンを操作する
ことにより、位置測定手段による位置の計測が行われ、
この位置情報を基に記憶手段から対応する顧客情報を検
索して表示する。表示された顧客情報の中から顧客先に
一致する顧客情報を利用者が確認することによって、顧
客先が特定され、物流管理のための住所や氏名などで表
わされる顧客情報が記載することが無く得ることができ
る。また、緯経度キーの代わりに電話番号キーにて当該
現地の顧客先を特定することができ、このような物流管
理装置の構成が本発明による基本構成である。
【0021】次に、移動局と基地局とから構成され、移
動局が物流に関する顧客情報等を基地局に送信し、基地
局が受信した顧客情報等を管理するシステムに用いられ
る本発明による他の実施例の物流管理装置について、図
2および図3を参照して説明する。
【0022】図2は、本発明による第2実施例の物流管
理装置を示す構成図である。図において、本実施例の物
流管理装置は、少なくとも1個の顧客特定装置50からな
る移動局10と、少なくとも1つの基地局20とから構成さ
れる。そして、移動局10としての顧客特定装置50は、制
御部2と位置測定部3と入出力部7と記憶部18と送信部
とから構成される。第2実施例の位置測定部3及び入出
力部7は、第1実施例の物流管理装置1の位置測定部3
及び入出力部7と同じものである。記憶部18は、顧客と
該顧客の位置に関する情報を保持する顧客位置データを
記録する記憶手段から構成される。送信部は、一般的な
通信機から実現され、移動局用の送信部5bとアンテナ
6とから構成される。なお、送信部の送信部5bを送信
機能のみの構成としているが、受信及び送信機能が一体
となった移動局用の送受信部5であっても可である。
【0023】また、制御部2は、位置測定部3で測定し
た位置情報に対応する顧客情報を記憶部8の顧客位置デ
ータから検索し表示部70に表示させる検索表示手段と、
表示部70に表示された顧客情報を確認ボタン72からの確
認信号によって特定する顧客特定手段と、特定した顧客
情報及び物流情報を送信部から送信させる情報送信処理
手段とを含み構成される。
【0024】一方、基地局20は、受信部と管理部9と管
理データベース12とを含み構成される。そして、受信部
は、一般的な通信機から実現され、移動局10から特定済
み顧客情報及び物流情報を受信するためのアンテナ11と
基地局用の受信部15aとから構成される。尚、受信部15
aは、受信及び送信機能が一体となった送受信部15であ
っても可である。また、管理データベース12は、顧客と
該顧客の物流に関する情報を対応づけて保持する物流管
理データを記録する記憶手段から構成される。この管理
データベース12としての記憶手段は、一元化した物流管
理をすることが可能である大型のメモリからなってい
る。
【0025】そして、管理部9は、マイクロプロセッサ
等で実現され、移動局10から送信されてくる特定済み顧
客情報および物流情報を受信部で受信させる情報受信処
理手段と、受信した特定済み顧客情報を物流情報に対応
づけて、管理データベース12の物流管理データに記録す
る記録管理手段とを含み構成される。
【0026】上記構成の動作は、次の通りである。移動
局10(顧客特定装置50)は、現地での操作によって顧客先
を特定し、該特定済み顧客情報及び物流情報を送信部5
b及びアンテナ6から送信する。顧客を特定する動作
は、前述の第1実施例と同じであるので、説明は省略す
る。次に、基地局20は、移動局10から送信されてくる特
定済み顧客情報及び物流情報を、アンテナ11と受信部15
aでリアルタイムまたは一括して受信する。
【0027】そして、基地局20の管理部9は、受信した
特定済み顧客情報及び物流情報を対応づけてプログラム
処理し管理データベース12の物流管理データに記録す
る。上記のような構成と動作によって、移動局が物流に
関する顧客情報及び物流情報(以下、顧客情報等)を基地
局に送信し、基地局が受信した顧客情報等を管理するに
あたり、住所や氏名などの顧客情報を記載しなくても物
流管理用のデータベースに正確にそれらが入力できる物
流管理装置が提供される。なお、物流管理の記録方法や
管理台帳は、帳票がメモリに置き代わった公知技術の物
流管理システムの管理方法や管理台帳様式が流用でき、
これらの詳細なる説明は省略する。
【0028】次に、図3は、本発明による第3実施例の
物流管理装置を示す構成図である。図において、本第3
実施例の物流管理装置も、少なくとも1個の顧客特定装
置50からなる移動局10と、少なくとも1つの基地局20と
から構成される。そして、移動局10としての顧客特定装
置50は、前述の第2実施例と類似した構成であり、制御
部2と、位置測定部3と、入出力部7と、受信部及び送
信部とから構成される。第3実施例の位置測定部3及び
入出力部7は、第1実施例の物流管理装置1の位置測定
部3及び入出力部7と同じものである。移動局用の受信
部及び送信部は、一般的な通信機から実現され、受信部
5aと送信部5bとアンテナ6とから構成される。本実
施例の受信部5a及び送信部5bは、説明の便宜上から
分解した構成としているが、一体形の送受信部5であっ
ても可である。
【0029】そして、制御部2は、測定した位置情報を
送信部から送信させ、後述の基地局20が位置情報に対応
して検索した顧客情報を受信部に受信させて、出力部に
表示させる送受信表示手段と、出力部に表示された顧客
情報を入力部からの確認信号によって特定する顧客特定
手段と、特定した顧客情報及び物流情報を送信部から送
信させる情報送信処理手段とを含み構成される。
【0030】一方、基地局20は、基地局送信部及び基地
局受信部と、総合管理部19と、総合データベース22とを
含み構成される。一般的な通信機から実現される、アン
テナ11と受信部15aから成る基地局受信部は、移動局10
からの位置情報、特定済み顧客情報及び物流情報を受信
するように、また、アンテナ11と送信部15bから成る基
地局送信部は、 総合管理部19が位置情報に対応して検
索した顧客情報(候補の顧客情報)を送信するように構成
される。
【0031】総合データベース22は、顧客と該顧客の位
置に関する情報を保持する顧客位置データを記録する記
憶手段と、顧客と該顧客の物流に関する情報を対応づけ
て保持する物流管理データを記録する記憶手段とを含
み、一元化した物流管理をすることが可能であるような
大型のメモリから構成される。 そして、総合管理部19
は、マイクロプロセッサで実現されて、移動局10から送
信されてくる位置情報を基地局受信部で受信させ、受信
した位置情報に対応する顧客情報を総合データベース22
の顧客位置データから検索して、基地局送信部から送信
させる送受信検索手段と、移動局10から送信されてくる
顧客情報及び物流情報を基地局受信部で受信させる情報
受信処理手段と、受信した顧客情報を物流情報に対応づ
けて、総合データベース22の物流管理データに記録する
記録管理手段とを含み構成される。
【0032】上記構成の動作は、次の通りである。移動
局10(顧客特定装置50)では、制御部2が顧客先での操作
によって作動開始し、アンテナ4及び測定部4bが測定
した顧客先現地の位置情報を移動局送信部5b及びアン
テナ6を介して基地局20に送信する。基地局20では、移
動局10から送信された位置情報をアンテナ11及び受信部
15aがリアルタイムに受信し、総合管理部19は、該位置
情報に対応する顧客情報の候補データを総合データベー
ス22の顧客位置データから検索して、送信部15b及びア
ンテナ11から移動局10に送信する。
【0033】顧客特定装置50は、送られてきた候補デー
タ等を入出力部7の表示部70に表示し、前述と同じボタ
ン操作による顧客特定動作から顧客先の顧客情報を特定
し、その特定済み顧客情報を物流情報とともに送信部か
ら送信する。基地局20は、移動局10から送信されてくる
特定済み顧客情報及び物流情報を、基地局受信部でリア
ルタイムにまたは一括して受信する。そして、基地局20
の総合管理部19は、第2実施例の管理部9と同様に、上
記の特定済み顧客情報及び物流情報をプログラム処理し
て、総合データベース22の物流管理データに記録する。
【0034】本第3実施例の物流管理装置によっても、
住所や氏名などの顧客情報を記載しなくても物流管理用
のデータベースに正確に入力できる。また、第3実施例
の物流管理装置は、 データベースとして比較的容量が
大きくなり勝ちな記憶手段(図2に示す記憶部18)を、移
動局側でなく基地局側に設けたものであり、 移動局の
大きさを小形化しより携帯し易くするに有効なものであ
る。
【0035】尚、更に移動局を小形化するには、位置測
定手段が緯度経度等を測定するときに用いるデータベー
スを基地局側に設け相互通信する構成とすることによっ
て可能であるが、詳細説明は省略する。また、図2,図
3に示したような実施例の物流管理装置において、移動
局10が複数個ある場合は、各移動局に対して固有番号を
付し、該固有番号付きのデータを遣り取りし区別して管
理することになるが、この点に関しては既知技術が応用
できるので詳細説明は省略する。
【0036】以下、構成と動作について補足説明する。
まず、物流管理装置1または顧客特定装
置50( 以下、物流管理装置等とも呼称する)について、
主に入出力部の外観を示して説明する。 図4は、本
発明による一実施例の物流管理装置等を示す斜視図であ
る。図示状態が物流管理装置1の場合は、筐体16の内部
に、図1に示した制御部2と位置測定部3と入出力部7
と記憶部8とが収められている。そして、顧客特定装置
50の場合は、筐体16の内部に、図2に示した制御部2と
位置測定部3と入出力部7と記憶部18と送信部5bとアン
テナ6とが収められている。そして、筐体16の前面に
は、入出力部7の出力部の表示部70と、 入力部の起動
ボタン71,確認ボタン72,次ボタン73及びキーボード77と
が設けられている。
【0037】本実施例の表示部70の表示画面の例とし
て、候補データまたは特定済み顧客情報としての住所,
名称(氏名),TEL(電話番号)が、また、物流情報とし
ての取り扱う品物,数量が表示されている。本実施例の
入力部としては、起動開始するための指示(イベント)を
与える起動ボタン71,表示部70に表わされた候補データ
が顧客現地と一致してOKである場合の指示(イベント)
を与える確認ボタン72,次候補データを更新表示する要
求を行うための指示(イベント)を与える次ボタン73が、
それぞれ設けられている。そして、物流情報を入力する
ための、英文字キーを用いたキーボード77が設けられて
いる。
【0038】なお、物流情報の入力に関して、受注のた
めに顧客の依頼先に品物を受取りに行く場合は、ライト
ペンを用いた選択方式やイメージスキャナを用いた入力
方式なども採用される。一方、納品のために顧客に品物
を届けに行く場合は、既に受注時に記憶手段に登録され
た物流管理データから、該当する物流情報を呼び出して
入力することも可能である。
【0039】次に、他の実施例の物流管理装置等につい
て説明する。図5は、本発明による他の実施例の物流管
理装置等を示す斜視図である。図5に示す物流管理装置
1a、または顧客特定装置50aは、図4に示す入出力部
7の入力部に、納品ボタン74,受注ボタン75を追設した
入出力部7aで構成したものである。他の構成は、図4
に示す物流管理装置1や顧客特定装置50と同じである。
納品ボタン74,受注ボタン75は、利用者が表示部70に表
示された候補の顧客情報を確認し特定しようとする顧客
が、依頼先か届け先かを選定する入力手段である。
【0040】以下、納品ボタン74,受注ボタン75の動作
について説明する。利用者が出向いた顧客先には、通
常、2通りがある。即ち、受注のために顧客先の依頼人
の所(即ち、依頼先の顧客)に品物を受取りに行く現地
と、納品のために顧客先の届け人の所(即ち、届け先の
顧客)に品物を届けに行く現地である。従って、顧客の
特定が依頼先か届け先かのどちらであるかを決定する必
要があり、即ち、特定済み顧客情報が依頼先か届け先か
どうかを選定する必要がある。このために、図5に示し
た実施例の入出力部7aの入力部は、納品ボタン74と受
注ボタン75という依頼先か届け先かを選定する選定信号
を入力する手段を備え、制御部2は、該選定信号に基づ
いて特定済み顧客情報を依頼先の顧客情報か届け先の顧
客情報かを決定する手段を有している。
【0041】例えば、納品ボタン74が先に押され、その
後に確認ボタン72が押された時に、顧客先は納品者であ
ると特定し、または、受注ボタン75が先に押され確認ボ
タン72が次に押されて、顧客先は受注者であると特定す
るものである。本構成によって、依頼先と届け先を区別
した顧客情報の登録が可能となり、例えば、品物が届け
先に確かに届けられたかどうかをチェックするというよ
うな点検管理業務が可能になると言える。特に、大口の
顧客の場合は納品と同時に受注する物流業務となってい
るので、上記構成が有効である。
【0042】そして、納品ボタン74または受注ボタン75
が押下され、確認ボタン72が押下されたときに、受注伝
票または納品伝票が、物流管理装置1または顧客特定装
置50の入出力部7から出力される構成とすることが望ま
しい。即ち、納品と受注のボタンの違いと受注と納品の
伝票の違いを対応させる構成にする。上記のような顧客
先の当該顧客の認証を貰うための受注伝票または納品伝
票を出力する手段を有する物流管理装置等の構成であれ
ば、該伝票に顧客のサイン(即ち、認印)を貰うことによ
り、特に納品時の点検管理業務が行える。尚、伝票を出
力する手段としては、レストランやJRなどで使用され
ている感熱式伝票発行装置を利用することができる。
【0043】図6は、本発明による一実施例の顧客位置
データを示す図である。絶対位置としての緯度(X)・経度
(Y)・標高(Z)の位置情報とその位置に該当する顧客の名
称(氏名),住所を対応して作成し、記憶手段(記憶部8な
ど)内に記録し形成した顧客位置データの様式例を表で
示している。また、図に示す顧客位置データは、TEL
(電話番号)をキーとしてその番号に該当する顧客の名称
(氏名),住所を対応して記録する様式例でもある。
【0044】図において、 顧客位置データは、経度は
全8桁(度分秒単位)、 緯度は全7桁(度分秒単位)、標
高は全3桁(メートル単位)を、標準の検索キーとして、
名称,住所,TEL及び顧客に関する特有情報などに対
応させて記録している。例えば、 経度Xの8桁数字140
37237は、140度37分23.7秒を、緯度Yの7桁数字363057
4は、36度30分57.5秒を、標高Zの3桁数字336は、33.6
メートルを表わしている。
【0045】そして、制御部2は、入出力部7,7aの起
動信号を受けて作動し、測定部4bが算出測定した位置
情報(経度緯度のX,Yまたは経度緯度標高のX,Y,Zの数字)
に基づいて、緯度経度別の顧客位置データまたは緯度経
度標高別の顧客位置データから検索し、 上記測定した
位置情報に対応する候補の顧客情報(顧客先の住所、顧
客先の氏名または顧客先の電話番号のうち、少なくとも
顧客先の住所及び顧客先の氏名)を取り出して、入出力
部の表示部70に出力表示させる動作を実行する。
【0046】そして、緯度、経度または標高のうち、少
なくとも緯度及び経度を含む図6に示す顧客位置データ
のような緯度経度分解能であれば、特殊な例を除き殆ど
の場合について、1つの候補の顧客情報の表示が顧客先
の顧客情報に一致するので、1回で顧客先を特定するこ
とができる。しかしながら、同一の緯度経度位置であっ
ても、 (1)高層ビルであれば該当する顧客が複数人いる
場合があるので、標高を入れた緯度経度標高分解能とす
る構成が望ましく、 また、(2)顧客が同居していれば複
数人いることになるので、本実施例の物流管理装置等
は、次ボタンを具備し、候補の顧客情報を更新し顧客先
に合致した顧客情報を選択して、出向いた現地の顧客を
特定する構成となっている。
【0047】ところで、顧客情報を検索するための緯度
経度または緯度経度標高というキーの代わりに、電話番
号がキーとなり得る。従って、利用者がキーボード77か
ら顧客先の電話番号を入力し、制御部2が入力した位置
情報としての電話番号に該当する候補の顧客情報を取り
出して、表示部70に出力させる構成とすることも可能で
ある。電話番号を検索キーとする上記実施例の場合は、
位置測定手段は不要となる利点がある。しかし、電話番
号で住所等を細かく特定することもできるが、これらは
記号としての意味しかなく、例えば、建物の新築現場等
では当然電話線が無い場合など、電話番号検索方式は完
全では無い点がある。
【0048】図7は、本発明による一実施例の物流管理
データを示す図である。制御部2としての記録管理手段
が、 特定済み顧客情報を物流情報に対応づけて、 記憶
手段(記憶部8など)内に記録する物流管理データの様式
例を表で示している。 図において、物流管理データ
は、特定済み顧客情報の部分と、届ける品名や数量、届
け先の名称(氏名),住所から構成される物流情報の部分
とが、対応づけられて記録されているものである。尚、
届け先の名称(氏名),住所の入力は、キーボード77から
の入力方式、または、イメージスキャナを用いた入力方
式などが考えられる。
【0049】図8は、本発明による一実施例の物流管理
装置等の動作を示すフローチャートである。上記構成の
物流管理装置1または顧客特定装置50(移動局10)を用い
て現地の顧客を特定する場合の手順を含めて、物流管理
装置等の動作の一例を示している。以下、これについて
説明する。まず、顧客先に出向いた利用者が、起動ボタ
ン71を押下することによって、物流管理装置等の制御部
2は、コンピュータ処理動作を開始する。処理Aでは、
測定部4bにより得られた緯度・経度・標高の位置情報
(X,Y,Z)を取込む。 尚、図6にて示した電話番号検索方
式に対応した顧客位置データを用いる場合であれば、処
理Aでは、 入出力部7から位置情報としての電話番号
(TEL)を取込むことになる。
【0050】次に、処理Bで、該所定の位置情報に基づ
いて、記憶部8( 含む、図3の基地局20の総合データベ
ース12)の顧客位置データから顧客情報を検索する。そ
して処理Cによって、検索した候補データを入出力部7
へ送る。送られてきた候補データを入出力部7の表示部
70が表示する。利用者は、表示部70に表示された候補デ
ータを参照し、処理Dの催促で、出向いた顧客先と候補
データとが一致したらOKとして確認ボタン72を押下す
る。しかしながら、顧客先と候補データとが違う場合
は、利用者は次ボタン73を押下する。そして、処理Gに
て、次候補のデータを取り出す更新処理が実行されて再
び処理Cにより、次候補データが表示される。
【0051】そして、候補データまたは次候補データが
当該現地の顧客先と合致し、確認ボタン72が押下される
と、処理Eにて、ボタンを押下したときに表示されてい
た候補データが特定された顧客情報(即ち、特定済み顧
客情報)に決定される。ここで、一方の物流管理装置1
の場合の処理Eでは、上記特定済み顧客情報は次の処理
Fに引き渡される。他方の顧客特定装置50(移動局10)の
場合の処理Eでは、特定済み顧客情報は、送信部5b
(または送受信部5)に出力され、アンテナ6を介して外
部の基地局20に送信される。なお、処理Eは、入出力部
7による特定済み顧客情報の表示や伝票印字(納品また
は受注)の出力処理を含むものでも可である。
【0052】次に、処理Fにて、特定済み顧客情報が物
流情報と対応づけられて、前述の物流管理データの様式
のように記録された管理情報が記憶部8内に保管され
る。その後、処理Gで、他の情報の入力処理が行われ、
一連の制御部2の動作は終了する。尚、前述の顧客先が
依頼先か届け先かを選定入力する納品ボタン74,受注ボ
タン75の操作に関するフローチャートは、処理Bと処理
Cの間に、または、処理Dと処理Eの間に、納品ボタン
74が押下されたら届け先の特定済み顧客情報であると決
定する処理、または、受注ボタン75が押下されたら依頼
先の特定済み顧客情報であると決定する処理を、追加す
ることによって実現される。即ち、特定済み顧客情報の
出力または送信(即ち、データの出力または送信)の前段
において、依頼先か届け先かを利用者が確認し選定入力
するフローチャートになる。
【0053】以上の様に、本発明の物流管理装置によれ
ば、大幅なる作業工数の低減が図られる。即ち、本発明
による方法と従来技術の方法における入力作業工数を比
較して見れば、従来技術のキーイン回数(英文字・数字の
桁数)、 「住所の平均桁数」で50回、「氏名の平均桁数」
で平均20回、「電話番号とハイフンの平均桁数」で平均1
2回の合計82回が必要であるのに対し、 本発明で
は、 最小の入力回数は、「特定」と「確認」のそれぞれが
各1回の計2回のボタン操作(キーインに相当)で済むこ
とになる。この様に入力作業工数が大きく低減すること
になる。
【0054】即ち、依頼人の情報を記載入力することな
く、瞬時に特定することができるので、 現在、日本全
国で、1日1000万の伝票に100文字記入を行っていると
するとこれらが全て不要となる。 100文字入力に約1
(分)を要すると仮定とすると、1日に1000万(分)を要し
ていることになり、6,944(日)分 ≒19(年)分の作業便
益が改善される。また、輸送業者にとっては、伝票が大
幅に簡素化されるだけでなく、顧客情報には、常に絶対
位置情報が付加されていて、依頼先と届け先が絶対情報
で管理されるので、荷の追跡,確認が迅速正確にかつ容
易に行うことができる様になる。更に、顧客のデータベ
ースは緯経度,標高という絶対位置(キー)に統一される
ので、データベースはあらゆる業務で共通化できる為、
企業内,企業間で共有でき、実際の記憶容量が数分の1
〜数百分の1に最適化できる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、流通,物流における顧
客情報としての住所や氏名などをいちいち記載すること
がなく、簡単な操作で極めて短時間に正確に、物流管理
用のデータベースに入力することができる物流管理装置
が提供される。そして、流通,物流の全般に亘っての作
業改善のみならず、顧客サービスの向上や帳票の省資源
化を図る物流管理システムの構築に結び付けられるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の物流管理装置を示す構
成図である。
【図2】本発明による第2実施例の物流管理装置を示す
構成図である。
【図3】本発明による第3実施例の物流管理装置を示す
構成図である。
【図4】本発明による一実施例の物流管理装置等を示す
斜視図である。
【図5】本発明による他の実施例の物流管理装置等を示
す斜視図である。
【図6】本発明による一実施例の顧客位置データを示す
図である。
【図7】本発明による一実施例の物流管理データを示す
図である。
【図8】本発明による一実施例の物流管理装置等の動作
を示すフローチャートである。
【図9】絶対基準としての緯度・経度位置から見た日本
を示す図である。
【符号の説明】
1,1a…物流管理装置、2…制御部、3…位置測定
部、4a,6,11…アンテナ、4b…測定部、5…送受
信部、5a,15a…受信部、5b,15b…送信部、7,
7a…入出力部、8,18…記憶部、9…管理部、10…
移動局、12…管理データベース、16…筐体、19…総合管
理部、20…基地局、22…総合データベース、50,50a…
顧客特定装置、70…表示部、71…起動ボタン、72…確認
ボタン、73…次ボタン、74…納品ボタン、75…受注ボタ
ン、77…キーボード。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】起動信号と確認信号とを含む入力信号及び
    物流情報を入力する入力部と、前記起動信号が入力され
    た位置の緯度・経度を含む位置情報を測定する位置測定
    手段と、顧客に関する情報と該顧客の位置に関する情報
    を対応づけて保持する顧客位置データを記録する記憶手
    段と、顧客と該顧客に関する前記物流情報を対応づけて
    保持する物流管理データを記録する記憶手段と、測定し
    た前記位置情報に対応する前記顧客情報を前記顧客位置
    データから検索し出力部に表示させる検索表示手段と、
    前記出力部に表示された前記顧客情報を前記入力部から
    入力された前記確認信号によって特定する顧客特定手段
    と、特定した前記顧客情報を前記物流情報に対応づけて
    前記物流管理データに記録する記録管理手段とを備えた
    ことを特徴とする物流管理装置。
  2. 【請求項2】移動局が物流に関する顧客情報等を基地局
    に送信し、前記基地局が受信した前記顧客情報等を管理
    する物流管理装置であって、 前記移動局は、起動信号と確認信号とを含む入力信号及
    び物流情報を入力する入力部と、前記起動信号が入力さ
    れた位置の緯度・経度を含む位置情報を測定する位置測
    定手段と、顧客に関する情報と該顧客の位置に関する情
    報を対応づけて保持する顧客位置データを記録する記憶
    手段と、測定した前記位置情報に対応する前記顧客情報
    を前記顧客位置データから検索し出力部に表示させる検
    索表示手段と、前記出力部に表示された前記顧客情報を
    前記入力部から入力された前記確認信号によって特定す
    る顧客特定手段と、特定した前記顧客情報及び前記物流
    情報を送信部から送信させる情報送信処理手段とを備
    え、 前記基地局は、顧客と該顧客に関する前記物流情報を対
    応づけて保持する物流管理データを記録する記憶手段
    と、前記移動局から送信されてくる前記顧客情報及び前
    記物流情報を受信部で受信させる情報受信処理手段と、
    受信した前記顧客情報を前記物流情報に対応づけて前記
    物流管理データに記録する記録管理手段とを備えたこと
    を特徴とする物流管理装置。
  3. 【請求項3】移動局が物流に関する顧客情報を基地局に
    送信し、前記基地局が受信した前記顧客情報を管理する
    物流管理装置であって、 前記移動局は、起動信号と確認信号とを含む入力信号及
    び物流情報を入力する入力部と、前記起動信号が入力さ
    れた位置の緯度・経度を含む位置情報を測定する位置測
    定手段と、 測定した前記位置情報を送信部から送信させ、前記位置
    情報に対応する顧客情報を受信部に受信させて、出力部
    に表示させる送受信表示手段と、 前記出力部に表示された前記顧客情報を前記入力部から
    入力された前記確認信号によって特定する顧客特定手段
    と、特定した前記顧客情報および前記物流情報を送信部
    から送信させる情報送信処理手段とを備え、 前記基地局は、顧客に関する情報と該顧客の位置に関す
    る情報を対応づけて保持する顧客位置データを記録する
    記憶手段と、顧客と該顧客に関する前記物流情報を対応
    づけて保持する物流管理データを記録する記憶手段と、 前記移動局から送信されてくる前記位置情報を基地局受
    信部で受信させ、受信した前記位置情報に対応する前記
    顧客情報を前記顧客位置データから検索して、基地局送
    信部から送信させる送受信検索手段と、 前記移動局から送信されてくる前記顧客情報及び前記物
    流情報を前記基地局受信部で受信させる情報受信処理手
    段と、受信した前記顧客情報を前記物流情報に対応づけ
    て前記物流管理データに記録する記録管理手段とを備え
    たことを特徴とする物流管理装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2または請求項3に
    おいて、前記入力部は、依頼先か届け先かを選定する選
    定信号を入力する手段を有し、前記顧客特定手段は、前
    記選定信号に基づいて特定した前記顧客情報を依頼先の
    顧客情報か届け先の顧客情報かを決定する手段を有する
    ことを特徴とする物流管理装置。
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