JP3478121B2 - 信号処理装置、記録再生装置及び課金方法 - Google Patents

信号処理装置、記録再生装置及び課金方法

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JP3478121B2
JP3478121B2 JP08322298A JP8322298A JP3478121B2 JP 3478121 B2 JP3478121 B2 JP 3478121B2 JP 08322298 A JP08322298 A JP 08322298A JP 8322298 A JP8322298 A JP 8322298A JP 3478121 B2 JP3478121 B2 JP 3478121B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在のアナログ情
報サービスや、次世代のディジタル情報サービス等の信
号処理装置、記録再生装置の構成及び課金方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、放送衛星を用いた有料放送(例え
ばWOWOW)や、CATV(ケーブルテレビ)などの
いわゆるアナログ映像情報サービスが行われている。ま
た、このようなサービスに対応した各種信号処理装置
(デコーダ、ビデオテープレコーダ(VTR)、モニ
タ)が既に市場に出回っている。
【0003】一方、ディジタル信号処理の高速化、画像
圧縮技術の向上により、新しいディジタル情報サービス
がいろいろ提案され(日経コミュニケーション、199
3・8・2号「マルチメディア大陸へ、実践段階に突入
した米国」参照)、実施されようとしている。新しい情
報サービスとしては、画像圧縮技術を用いて多チャンネ
ル化を図ったり、ユーザの要求に応じてプログラムを配
信するVOD(Video On Demand)など
が考えられている。この新しい情報サービスには、従来
のデコーダでは対応できない。そのため、両方のサービ
スを受けたい人は、従来のデコーダに加え、新サービス
用のデコーダを購入する必要があり、経済的負担が大き
くなってしまう。したがって、従来のサービスとともに
新しいサービスにも対応可能なデコーダが望ましいが、
従来そのようなデコーダはない。
【0004】一方、カラービデオ信号等の情報信号を記
録再生するにあたって用いられるVTRは、現在各家庭
に普及している。家庭用VTRは、いわゆるアナログ記
録方式(VHS等)である。一方、放送業務用関係で
は、ディジタル記録方式のVTRが実用段階に入ってい
る。ディジタル記録方式の放送業務用VTRとしては、
D1、D2、D3フォーマットがあり、現在放送局で運
用されている。このような放送業務用VTRの技術は、
やがて家庭用VTRに活かされていくと思われる。ま
た、上記したような新しいディジタル情報サービスに対
応したVTRが当然求められることになる。この場合、
圧縮された信号の記録方式はディジタル方式が適してい
ると考えられる。以上の点を考えあわせると、次世代の
家庭用VTRはディジタル記録方式になると思われる。
しかし、ユーザは従来のアナログVTRに加え、新たに
ディジタルVTRを購入する必要があり、その経済的負
担が大きくなる。したがって、上記従来方式のアナログ
記録再生も可能で、かつディジタル情報サービスに対応
したディジタル記録再生可能なVTRがあれば良いが、
従来そのようなVTRはない。
【0005】また、現在はソフトに対する著作権が十分
に守られているとは言い難い。例えば、現在は有料の番
組でもVTRで一旦記録すれば、後は何回でも自由に見
ることができる。現在の家庭用VTRはアナログ記録方
式であり、ダビングすれば画質劣化は免れない。特に、
ディジタル記録方式になれば、劣化なしのダビングが可
能となるため、今まで以上に著作権保護が問題となる。
【0006】また、現在の課金方式は、月単位で決まっ
た料金を支払う方式のため、実際の使用状況とは何ら関
連のないのが実状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ディ
ジタル技術を用いた新しいディジタル情報サービスが始
まろうとしている。この新しいサービスは従来のアナロ
グ用デコーダでは受信することができず、また従来のV
TRでは記録再生することができない。したがって、ユ
ーザは新たにディジタルサービスに対応した機器を購入
する必要があり、その経済的負担が大きくなってしま
う。
【0008】本発明の目的は、ソフトの著作権を守るた
めにその番組を見たら課金する、すなわちPay pe
r Viewを実現するに適した信号処理装置、記録再
生装置及び課金方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の記録再生装置は、視聴を制限するためのス
クランブル処理がなされて伝送された情報信号を受信し
て記録媒体に記録再生するものであって、上記情報信号
を受信する受信手段と、受信した情報信号をスクランブ
ル解除することなしに記録媒体に記録再生する記録再生
手段と、記録再生手段で上記記録媒体より再生された情
報信号のスクランブルを解除するデスクランブル手段
と、デスクランブル手段でのスクランブル解除に関する
情報を記録素子に記録しておく記録手段とを備える。ま
た本発明の信号処理装置は、視聴を制限するためのスク
ランブル処理がなされて伝送された情報信号を受信し
て、接続された記録再生装置にて記録再生するものであ
って、上記情報信号を受信する受信手段と、受信した情
報信号をスクランブル解除することなしに記録再生装置
にて記録再生するための制御手段と、記録再生装置にて
再生された情報信号のスクランブルを解除するデスクラ
ンブル手段と、デスクランブル手段でのスクランブル解
除に関する情報を記録素子に記録しておく記録手段とを
備える。
【0010】本発明の課金方法は、視聴を制限するため
のスクランブル処理がなされて伝送された有料の情報信
号を受信する装置に対する課金方法であって、伝送され
た情報信号をスクランブル解除することなしに記録媒体
に記録及び再生し、記録媒体から再生される情報信号の
スクランブルを解除するデスクランブル処理を行い、
スクランブル処理する情報信号の量に応じて使用量の情
報を生成して使用量記録素子に記録し、使用量記録素子
に記録された使用量の情報に応じて課金を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例を示す。
図1において、1はTV放送信号の入力端子、2は情報
サービス信号の入力端子、10は情報サービス信号のス
クランブルを解除等を行う端末、20はチューナ、30
はアナログ情報信号用デコーダ、40はディジタル情報
信号用デコーダ、50、55は選択回路、60は課金情
報の記録素子、100は上記情報信号の記録再生装置、
110はアナログ信号処理回路、120はディジタル信
号処理回路、130、135は選択回路、140はシリ
ンダ、150は磁気テープ、160、161はアナログ
信号記録用磁気ヘッド、170〜173はディジタル信
号記録用磁気ヘッド、180はモニタである。
【0012】まず、TV放送信号(現行NTSC信号)
の場合について説明する。入力端子1から入力されたT
V信号に関しては従来と同じである。入力されたTV信
号は、モニタ180と情報記録再生装置100に送られ
る。モニタ180ではTV信号を見ることができ、情報
記録再生装置100で記録および再生することができ
る。情報記録再生装置100の動作については後で詳述
するが、基本的に情報記録再生装置100に入力された
TV信号は、アナログ信号処理回路110に送られ、所
定の記録信号処理が施される。ここで、所定の記録信号
処理とは、一例として本実施例では家庭用VTRのVH
S方式とする。すなわち、入力された信号を輝度信号、
色信号に分離し、FM変調した輝度信号に低域に周波数
変換した色信号を重畳する。上記記録信号処理された信
号は、選択回路130を介してアナログ信号記録用磁気
ヘッド160、161に送られ、磁気テープ150上に
記録される。再生時は、磁気テープ150からアナログ
信号記録用磁気ヘッド160、161で再生された信号
は、選択回路135を介してアナログ信号処理回路11
0に入力される。アナログ信号処理回路110で所定の
再生信号処理が施され、記録再生装置100から出力さ
れる。ここで、所定の再生信号処理とは、本実施例では
家庭用VTRのVHS方式とする。すなわち、再生され
た信号は、FM復調された後、輝度信号、色信号を合成
して、TV信号の形で出力される。上記出力された信号
はモニタ180に送られ、モニタ上で見ることができ
る。
【0013】次に、アナログ情報サービスの場合につい
て説明する。これは、現在行われている有料の衛星放送
やケーブルTV(CATV)等である。現在のアナログ
情報信号は、通常スクランブルがかけられていてデコー
ダを用いないとモニタで内容を見ることができないよう
になっている。入力端子2から入力されたアナログ情報
信号は、端末10に送られる。端末10に入力されたア
ナログ情報信号は、チューナ20を通してユーザの選択
したチャンネルの信号が選択され、アナログ情報信号用
デコーダ30に入力される。
【0014】ここで、図2にアナログ情報信号用デコー
ダ30の一構成例を示す。図2において、200はアナ
ログ情報信号用デコーダ30の入力端子、210はスク
ランブルのかかったアナログ情報信号のスクランブルを
解除するデスクランブラ、220は上記スクランブルを
解除された信号をモニタ180に映るようなTV信号に
する映像処理回路、230はデコーダ使用量チェック回
路、235は課金情報出力端子、205はアナログ情報
信号用デコーダ30の出力端子である。入力端子200
から入力された信号は、デスクランブラ210でスクラ
ンブルを解除され、映像処理回路220に送られる。映
像処理回路220で、モニタ180に映すことができる
ように同期信号等を整え、出力端子205を介してアナ
ログ情報信号用デコーダ30から出力される。
【0015】上記スクランブルを解除され、映像信号の
形に変換されたアナログ情報信号は、選択回路55に送
られる。ここで、選択回路55は、アナログ情報信号を
ユーザが選択しているときは、上記アナログ情報信号用
デコーダ30の出力が端末10の出力となるように切り
替わる。端末10から出力された映像信号は、モニタ1
80と記録再生装置100に送られる。モニタ180で
は上記アナログ情報信号を見ることができ、情報記録再
生装置100で記録および再生することができる。ま
た、デコーダ使用量チェック回路230は、アナログ情
報信号用デコーダ30の使用量をチェックし、その情報
を課金情報出力端子235を介して端末10の課金情報
記録素子60に送る。チェック方法の一例としては、デ
コーダを使用していると単位時間当たり1つのパルス信
号が出力され、このパルス信号をカウントすることで使
用量を知ることが可能である。使用量のチェック方法は
この方式に限ることはなく、他の方式であっても本発明
は有効である。
【0016】ここで情報記録再生装置100に入力され
たTV放送信号、デコードされたアナログ情報信号の記
録再生について説明する。情報記録再生装置100に入
力された上記信号は、アナログ信号処理回路110に送
られ、所定の記録信号処理が施される。本実施例の記録
方式は、一例として家庭用VTR(VHS方式)に用い
られている方式とする。すなわち、TV信号を輝度信号
と色信号に分離し、輝度信号はFM変調し、色信号は低
域に周波数変換した後、FM変調した輝度信号に重畳し
て記録する方式である。上記記録信号処理された信号
は、選択回路130を介してアナログ信号記録用磁気ヘ
ッド160、161に送られ、磁気テープ150上に記
録される。アナログ信号記録用磁気ヘッド160、16
1は、一例として180°対向して配置されているもの
とする。磁気テープ150はシリンダ140に180°
以上巻き付けられているものとし、シリンダ140およ
び磁気テープ150は、図1には示さなかったがサーボ
制御回路により所定のシリンダ回転数、テープ送り速度
に制御される。再生時は、磁気テープ150からアナロ
グ信号記録用磁気ヘッド160、161で再生された信
号が、選択回路135を介してアナログ信号処理回路1
10に入力される。再生信号は、アナログ信号処理回路
110で所定の再生信号処理が施される。基本的には、
記録時と逆の信号処理が行われる。すなわち、再生信号
を輝度信号、色信号を分離し、輝度信号はFM復調し、
色信号は周波数変換する。FM復調した輝度信号に上記
周波数変換した色信号を重畳され、情報記録再生装置1
00から出力される。上記出力された信号はモニタ18
0に送られ、モニタ上で見ることができる。
【0017】ここで、上記情報記録再生装置100の、
アナログ信号処理回路110の構成および回路動作につ
いて説明する。図3にアナログ信号処理回路110の一
構成例を示す。図3において、300はアナログ信号処
理回路110のTV放送信号入力端子、301はアナロ
グ信号処理回路110のTV信号入力端子、3030は
選択回路、310は輝度信号と色信号を分離するY/C
分離回路、320はFM変調回路、330は周波数変換
回路、340は合成回路、305はアナログ信号処理回
路110の記録信号出力端子、350はアナログ信号処
理回路110の再生信号入力端子、360は等化回路、
365はフィルタ等で構成される分離回路、370はF
M復調回路、380は周波数変換回路、390は合成回
路、355はアナログ信号処理回路110の再生信号出
力端子である。
【0018】入力端子300または301から入力され
た映像信号は、選択回路303に送られ、ユーザにより
記録する信号が選択される。選択された信号は、Y/C
分離回路310で輝度信号と色信号に分離される。その
後輝度信号はFM変調回路320でFM変調され、合成
回路340に送られる。一方、色信号は、周波数変換回
路330により低域に周波数変換され、同じく合成回路
340に送られる。合成回路340で上記FM変調され
た輝度信号と低域変換された色信号が合成され、記録信
号出力端子305から磁気ヘッド160、161を介し
て磁気テープ150上に記録される。
【0019】再生時には、まず再生信号入力端子350
から入力された信号は等化回路360により波形等化さ
れる。波形等化された再生信号は、分離回路365によ
り輝度信号と色信号に分離され、輝度信号はFM復調さ
れる。色信号は、周波数変換回路380により記録時と
逆の処理がなされ、元の周波数に戻される。合成回路3
90で、上記FM復調された輝度信号と周波数変換され
た色信号が合成され、TV信号として再生出力端子35
5から出力される。
【0020】次にディジタル情報信号の場合について説
明する。まず、入力されるディジタル情報信号の一例と
して、図4に示すような信号を考える。この例における
ディジタル情報信号は、画像圧縮技術を用いた映像サー
ビスの一例である。図4において、(1)が原信号の情
報量を示す。この原信号を例えばDCT(離散コサイン
変換)を利用した画像圧縮技術であるMPEG(Mov
ing Picture Experts Grou
p)を用いて、情報量を圧縮することが可能である。本
実施例では、例えば番組α、β、γ、δを約4分の1の
情報量に画像圧縮する(図4(2)〜(5)に示す)。
これにより、1つの番組分の容量の伝送路で、図4
(6)に示したように4つの圧縮信号を時分割多重して
送ることができる。使用可能な周波数が4つある場合、
従来であれば4番組しか伝送できなかった。しかし、上
記した画像圧縮技術を応用すれば、上記の例では同じ4
つの周波数で4×4=16番組を送る、多チャンネル化
を図ることが可能になる。一般に圧縮率を1/Nとした
場合、同一チャンネルでN番組送ることができる。
【0021】入力端子2から入力された上記ディジタル
情報信号は、チューナ20に送られユーザにより1つの
チャンネルまたは少なくとも1つの番組が選択される。
チューナ20の出力は、選択回路50と情報記録再生装
置100のディジタル入力端子に送られる。選択回路5
0には、上記チューナ20の出力と情報記録再生装置1
00のディジタル再生信号が入力される。選択回路50
は、送信されてきた信号を見る場合にはチューナ20の
出力を、また情報記録再生装置100の再生信号を見る
場合は情報記録再生装置100の出力を選択するように
切り替わる。この情報記録再生装置100のディジタル
記録再生については、後で詳述する。選択回路50で適
宜選択された信号は、ディジタル情報信号用デコーダ4
0に入力される。
【0022】本発明では、ディジタル情報信号用デコー
ダ40と情報記録再生装置100のディジタル入出力
を、ディジタル情報信号をデコードする前の状態で行
う。これにより、ソフトの著作権の保護と実際に見た分
のみの課金システムを実現できる。以下、この点につい
て説明する。ディジタル記録では、ダビングを繰り返し
てもアナログ記録のように劣化を生じない。そのため、
一度記録されたソフトが何回でも劣化なしにダビングさ
れてしまう恐れがあり、著作権の保護が大きな問題とな
る。そこで、本発明ではデコードする前の状態で、すな
わち画像圧縮された状態で、端末と記録再生装置間のデ
ィジタル情報信号の入出力を行う。デコードする前のデ
ィジタル情報信号は画像圧縮処理されているため、ディ
ジタル記録しても再生出力される信号の内容をそのまま
では見ることができない。したがって、ディジタルダビ
ングすることは可能だが、そのままでは内容を見ること
は不可能である。つまり、ソフトの内容を見るには、デ
ィジタル記録した信号でも放送された信号でも必ずデコ
ーダを通す必要がある。そこで、本発明の課金方法は、
デコーダを使用する毎に課金を行う方式とする。この方
式によれば、実際にソフトを見たときのみ課金すること
ができ、従来のように月決めで見ていなくても課金され
るようなことをなくすことができる。また、ディジタル
記録であっても圧縮された状態で記録再生するため内容
を見るにはデコーダが必要であり、後で詳述するが、本
発明はデコーダを使用すれば課金できる方式なので著作
権を確実に保護することになる。
【0023】ここで、ディジタル情報信号用デコーダ4
0の一構成例を図5に示す。図5において、500はデ
ィジタル情報信号用デコーダ40の入力端子、510は
ディジタル復調回路、520は誤り訂正回路、530は
スクランブルを解除するデスクランブラ、540は画像
圧縮された信号を伸長する画像伸長回路、550は映像
処理回路、560はデコーダ使用量チェック回路、56
5は課金情報出力端子、505はディジタル情報信号用
デコーダ40の出力端子である。入力端子500を介し
て入力されたディジタル情報信号は、ディジタル復調回
路510で所定の復調処理された後、誤り訂正回路52
0に送られる。誤り訂正回路520では、送信時に付加
されている誤り訂正符号を用いて伝送時に生じた誤りの
訂正が行われる。誤り訂正された信号は、デスクランブ
ラ520によりスクランブルを解除され画像伸長回路5
40に入力される。画像伸長回路540では、画像圧縮
された信号を元に戻す画像伸長処理、本実施例ではMP
EGのデコードが行われる。画像伸長回路540で伸長
処理された信号は、映像処理回路550で必要な同期信
号等を付加しTV信号の形に整えられる。TV信号の形
になったディジタル情報信号は、映像処理回路550か
ら出力端子505を介して出力される。また、デコーダ
使用量チェック回路560は、ディジタル情報信号用デ
コーダ40の使用量をチェックし、その情報を課金情報
出力端子565を介して端末10の課金情報記録素子6
0に送る。チェック方法の一例としては、デコーダを使
用していると単位時間当たり1つのパルス信号が出力さ
れ、このパルス信号をカウントすることで使用量を知る
ことが可能である。使用量のチェック方法はこの方式に
限ることはなく、他の方式であっても本発明は有効であ
る。
【0024】以上述べたようにしてデコードされ、TV
信号の形に変換されたディジタル情報信号は、選択回路
55に入力される。ここで、選択回路55は、ディジタ
ル情報信号をユーザが選択しているときは、上記ディジ
タル情報信号用デコーダ40の出力が端末10の出力と
なるように切り替わる。端末10から出力された信号
は、モニタ180と情報記録再生装置100に送られ
る。モニタ180では上記デコードされ、TV信号に変
換されたディジタル情報信号を見ることができ、情報記
録再生装置100でアナログ記録および再生することが
できる。情報記録再生装置100のアナログ記録再生動
作については、アナログ情報信号のところで既に説明し
たためここでは省略する。
【0025】次に、本発明の課金方法について説明す
る。本発明では、デコーダ使用量チェック回路でデコー
ダの使用量をチェックしている。図2において、課金情
報出力端子235からはアナログ情報信号用デコーダ3
0の使用量を示す信号が出力される。また、図5におい
て、課金情報出力端子565からはディジタル情報信号
用デコーダ40の使用量を示す信号が出力される。この
課金情報出力端子235、565からの出力は、端末1
0の課金情報記録素子60に送られ使用量が積算され
る。この課金情報記録素子60は、例えば不揮発性のメ
モリやICカードのように取り外しのできるものでも良
い。このような課金情報記録素子60に記録された情報
を元に、例えば一月単位で使用量をチェックし、課金す
るシステムにすれば、実際にデコーダを使用した分だけ
課金する事ができる。上記課金情報記録素子60をIC
カードのような取り外しのできるものにすれば、他の人
のデコーダを借りる場合に使用者のICカードを差して
おくことで、課金は使用者に対して行うことができる。
また、課金情報記録素子60がなければディジタル情報
信号用デコーダが動作しないようにしておけば、デコー
ダの無断使用等を防止することができ、使い勝手の良い
課金システムを実現できる。また、プリペイドカードの
ように事前にデコーダ使用可能量が記録された素子を用
い、デコーダの使用に応じ減算していく方法も考えられ
る。
【0026】この方式によれば、デコーダの使用量に一
定の制限をかけることができる。以上述べたように、デ
コーダの使用量に課金するシステムにすれば、実際に使
用した分に対して確実に課金する事ができる。
【0027】アナログ、ディジタル双方の情報信号をデ
コードした後アナログ記録した場合は、1回目のデコー
ド時にしか課金できないが、アナログ記録の場合画質劣
化はさけられないため、良しとする 次に、情報記録再生装置100のディジタル記録再生に
ついて説明する。情報記録再生装置100に入力された
ディジタル情報信号は、ディジタル信号処理回路120
に入力され、所定の記録信号処理が行われる。ディジタ
ル信号処理回路120の構成と信号処理については後で
詳述するが、基本的に入力された信号をチャンネル分
割、誤り訂正符号の付加、ディジタル変調等の記録信号
処理を行う。
【0028】上記所定の記録信号処理された信号は、選
択回路130に送られる。選択回路130は、ディジタ
ル情報信号記録時にはディジタル信号処理回路120か
らの記録信号処理された出力を選択するように切り替わ
る。選択された信号は、ディジタル信号記録用磁気ヘッ
ド170〜173に供給され、磁気テープ150上に記
録される。ディジタル信号記録用磁気ヘッド170〜1
73は、一例として180°対向して配置されているも
のとする。磁気テープ150はシリンダ140に180
°以上巻き付けられているものとし、シリンダ140お
よび磁気テープ150は、図1には示さなかったがサー
ボ制御回路により所定のシリンダ回転数、テープ送り速
度に制御される。再生時には、磁気テープ150からデ
ィジタル信号用時期ヘッド170〜173により再生さ
れた信号は、選択回路135を介してディジタル信号処
理回路120に送られる。ディジタル信号処理回路12
0では、再生信号に所定の再生信号処理を行う。所定の
信号処理とは、基本的にディジタル復調、記録時に付加
した誤り訂正符号を用いた誤り訂正処理、チャンネル合
成等である。以上の再生信号処理された信号は、端末1
0のディジタル信号用デコーダ40に送られる。
【0029】ここで、ディジタル信号処理回路120の
構成を図6に示し、信号処理について説明する。一般
に、高伝送レートの信号に対し、チャンネル分割して並
列信号処理を行うことで、信号処理レートを下げる方法
が知られている。本実施例では、一例として2チャンネ
ル分割した場合について説明する。もちろん、信号レー
トが信号処理能力を超えていなければ、チャンネル分割
を必要としないのは自明である。図6において、600
はディジタル信号処理回路120の記録信号入力端子、
610は入力信号をチャンネル分割するチャンネル分割
回路、615、616は記録系メモリ、620、625
は誤り訂正符号付加回路、630、635はディジタル
変調回路、602、603は記録信号出力端子、640
は制御回路、605、606は再生信号入力端子、65
0、655はディジタル復調回路、660、665は誤
り訂正回路、675、676は再生系メモリ、670は
チャンネル合成回路、608は再生信号出力端子であ
る。
【0030】本発明では、前記したような複数のプログ
ラムが多重されたまま記録することも、またいくつかの
プログラムを選択して記録再生することも可能な情報記
録再生装置を実現することができる。上記目的は、以下
のようにして達成される。時間軸圧縮され、時分割多重
されたディジタル情報信号から所望の信号を選択する手
段を備え、選択された信号を選択後の時間軸圧縮された
速度のままで時分割多重記録し、再生時には再生信号数
に応じて信号処理レートを変えて出力することにより達
成される。
【0031】まず記録時には、ディジタル信号処理回路
120に入力端子600から上記ディジタル情報信号が
入力され、チャンネル分割回路610に送られる。入力
されたディジタル情報信号(図7(1))は、一例とし
て4つのプログラムが時分割多重されているものとす
る。本実施例では、2チャンネル分割記録を行う。チャ
ンネル分割回路610で2チャンネルに分割された信号
(図7(2)、(3))は、それぞれ記録系メモリ61
5、616に送られる。記録系メモリ615、616は
制御回路640により書き込み、読み出しが制御され
る。記録系メモリ615、616の動作を図7を用いて
説明する。図7中、Wはメモリへの書き込みを示し、R
はメモリからの読み出しを表す。まず時間軸多重された
全信号を記録する場合には、図7(4)、(5)に示す
ように2チャンネル分割された信号を、それぞれ記録系
メモリ615、616に入力伝送レートの1/2のレー
トで書き込み、所定のレートで読み出し誤り訂正符号付
加回路620、625に送られる。次に時間軸多重され
た信号のうち、所望のプログラムのみを選択して記録す
る場合について図8を用いて説明する。図8の例は、時
間軸多重された入力信号のうち1信号のみを記録する場
合を示した図である。入力されたディジタル情報信号
(図8(1))は、チャンネル分割回路610で2チャ
ンネルに分割され(図8(2)、(3))、記録系メモ
リ615、616に送られる。ここで、時間軸多重され
たプログラムのうち例えばαのみを記録する場合は、メ
モリ615、616にプログラムαのみを選択してメモ
リに書き込むように(図8(4)、(5))制御回路6
40で制御する。一方、記録系メモリ615、616か
らの読み出しは、上記全信号を記録する場合と同じレー
トで、磁気ヘッドの1回のスキャンで記録できるデータ
量単位で行う。そのため、記録する情報量が少ないの
で、図8(4)、(5)に示すように間欠的に読み出す
ことになる。この方式により、記録系メモリ615、6
16の読み出し以後は、全て同じレートで信号処理を行
うことが可能になり、回路規模を最小限に抑えることが
できる。
【0032】以上のようにして記録系メモリ615、6
16から読み出された信号は、誤り訂正符号付加回路6
20、625に送られ、誤り訂正符号を付加、必要であ
ればシャフリング等のデータの並び替え処理がなされ
る。誤り訂正符号が付加された後、それぞれディジタル
変調回路630、635に入力され、例えばスクランブ
ルNRZI、8ー10変換等のディジタル変調処理され
る。また、上記メモリの処理モードはディジタル情報信
号と共に、例えばID情報として記録し、再生時の制御
回路のモード設定、テープ送り速度の設定等に使用され
る。上記処理された信号は、それぞれ記録信号出力端子
602、603から出力され、磁気ヘッド170〜17
3を介して磁気テープ150上に記録される。この時、
磁気テープ150、シリンダ140は制御回路640に
より所定のテープ送り速度、シリンダ回転数に制御され
る。本実施例では一例としてシリンダ回転数は一定で、
テープ送り速度を記録情報量に応じて切り替える。全情
報を記録する場合は、磁気ヘッド170〜173が一回
テープ上をスキャンする毎にデータを記録する。一方、
上記した記録する情報量が全情報量の1/4なので、そ
れに比例してテープ送り速度も1/4にして間欠的に記
録すれば、全情報を記録した時とほぼ同等のテープフォ
ーマットで記録することができる。また本実施例では、
シリンダ回転数一定にしたが、テープ送り速度とシリン
ダ回転数を同じ比率で制御することで、選択的に記録す
る場合も全部を記録する場合も同じテープフォーマット
にすることが可能である。このように、入力されたディ
ジタル情報信号の時間軸多重されたプログラムのうち任
意の数のプログラムを選択的に記録可能とすることで、
同時に見たい番組が放送されている場合にも対応でき
る。
【0033】次に再生時であるが、上記記録された信号
が磁気ヘッド170〜173を介して、再生信号入力端
子605、606からディジタル信号処理回路120に
入力される。記録時に付加したID情報を再生信号から
検出し、テープ送り速度等処理モードを設定する。上記
2チャンネルの再生信号は、それぞれディジタル復調回
路650、655に送られ、所定のディジタル復調処理
される。その後、記録時に付加された誤り訂正符号を用
い、誤り訂正回路660、665で記録再生時に生じた
誤りの訂正処理が行われる。また、記録時にシャフリン
グ処理されていれば、元のデータの順番に並び替えるデ
シャフリング処理が行われる。上記処理された2チャン
ネルの再生信号は、再生系メモリ675、676に送ら
れる。再生系メモリ675、676の書き込み、読み出
し制御は、制御回路640によって行われる。図9を用
いて再生系メモリ675、676の動作を説明する。ま
ず、記録時に全ディジタル情報信号を記録した場合につ
いて説明する。2チャンネルの再生信号(図9(1)、
(2))は、所定のレートでそれぞれ再生系メモリ67
5、676に書き込まれる(図9(3)、(4))。再
生系メモリ675、676からの読み出しは、入力ディ
ジタル情報信号の1/2のレート(本実施例は2チャン
ネル分割のため)で行われ(図9(3)、(4))、チ
ャンネル合成回路670に入力される。ここで、2チャ
ンネルの再生信号は元の1チャンネルの信号に合成さ
れ、再生信号出力端子608から出力される。再生信号
出力端子608から出力された再生信号はディジタル情
報信号用デコーダ40に入力され、時分割多重された信
号から見たい番組を選択して見ることができる。次に、
記録時に時間軸多重されたディジタル情報信号から選択
的に記録した場合の再生について述べる。ここでは記録
時に示した4つの時分割多重されたプログラムから選択
的に1つのプログラムを記録したテープを再生する場合
について、再生系メモリ675、676の動作を図10
を用いて説明する。記録時に付加したID情報から処理
モード、テープ送り速度等が設定される。本例では、テ
ープ送り速度が全情報記録時の1/4に設定され、図1
0(1)、(2)に示すように間欠的に再生データが得
られる。この2チャンネルの再生信号は、図10
(3)、(4)に示すように再生系メモリ675、67
6に書き込まれる。再生系メモリ675、676からの
読み出しは、元のディジタル情報信号の伝送レートの約
1/2のレート(本実施例は2チャンネル分割のため)
で図10(3)、(4)に示すように間欠的に読み出
し、再生データ間にダミーデータ(例えば無効データを
表すデータ等)を挿入(図10(3)、(4)の斜線部
分)し、チャンネル合成回路670に入力する。ここ
で、2チャンネルの再生信号は元の1チャンネルの信号
に合成され、再生信号出力端子608から出力される。
再生信号出力端子608から出力された再生信号はディ
ジタル情報信号用デコーダ40に入力され、デコードし
た後内容を見ることができる。図10に示した例では、
再生系メモリ675、676からの読み出しを元のディ
ジタル情報信号の伝送レートの1/2のレートで行い、
データの間にダミーデータを挿入して出力する例を説明
した。しかし、選択的に記録した場合、再生系メモリ6
75、676の読み出し方法はこの例に限ることなく他
の方式でも良い。図11に別の方式の一例を示す。図1
1において、(1)、(2)は再生される信号を示し、
先述したようにテープ送り速度が全情報記録時の1/4
に設定され、間欠的に再生データが得られる。この2チ
ャンネルの再生信号は、図11(3)、(4)に示すよ
うに再生系メモリ675、676に書き込まれる。再生
系メモリ675、676からの読み出しは、図11
(3)、(4)に示すように連続的に読み出しすことも
可能である。
【0034】以上述べてきた例では、時間軸多重された
入力信号から1つの信号を選択的に記録再生する場合を
説明したが、本発明はこれに限らない。時間軸多重され
た信号から、複数の番組を選択的に記録再生する場合に
も有効である。
【0035】また、本実施例では、端末、記録再生装
置、モニタが別々の場合について説明した。しかし、例
えばモニタと端末が一体化した、すなわちデコーダを内
蔵したモニタも考えられる。この場合においても本発明
は有効である。すなわち、基本的に考え方は同じで、デ
ィジタルの入出力は圧縮された状態のままで行い、デコ
ーダの使用に対して課金を行うようにすれば所期の目的
を達成できる。同様にして、端末と記録再生装置が一体
化した、デコーダ内蔵の記録再生装置においても本発明
は適用できる。
【0036】以上説明してきたように、著作権の保護お
よび課金についても、本発明では端末と記録再生装置と
の間のディジタル入出力は圧縮された状態で行うため、
ディジタルダビングしてもそのままでは内容を見ること
ができない。すなわち、必ずデコーダを使用するシステ
ムであり、デコーダを使用するたびに課金できるシステ
ムなので、確実に課金でき著作権の保護にもつながる。
また、デコーダ使用に対して課金するため、実際にディ
ジタル情報サービスを利用した時のみに課金するPay
per Viewの環境を実現できる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタル記録は圧縮
された状態の信号で行い、デコーダを使用する毎に課金
するシステムを構築できる。そのため、ディジタル記録
においても著作権を保護でき、実際のサービス使用量に
応じた課金ができるため、ユーザ側、ソフト供給側双方
にとって都合の良いPay per Viewの環境を
実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】端末のアナログ情報信号用デコーダの一構成例
を示すブロック図である。
【図3】記録再生装置のアナログ信号処理回路の一構成
例を説明するブロック図である。
【図4】ディジタル情報信号の一例を示した図である。
【図5】端末のディジタル情報信号用デコーダの一構成
例を示すブロック図である。
【図6】記録再生装置のディジタル信号処理回路の一構
成例を説明するブロック図である。
【図7】記録再生装置の記録信号処理を説明する図であ
る。
【図8】記録再生装置の記録信号処理を説明する図であ
る。
【図9】記録再生装置の再生信号処理を説明する図であ
る。
【図10】記録再生装置の再生信号処理を説明する図で
ある。
【図11】記録再生装置の再生信号処理の別方式を説明
する図である。
【符号の説明】
10…端末 30…アナログ情報信号用デコーダ 40…ディジタル情報信号用デコーダ 60…デコーダ使用量記録素子 100…情報記録再生装置 110…アナログ信号処理回路 120…ディジタル情報信号処理回路 230…アナログ情報信号用デコーダ使用量チェック回
路 560…ディジタル情報信号用デコーダ使用量チェック
回路 615、616…記録系メモリ 675、676…再生系メモリ 640…制御回路
フロントページの続き (72)発明者 岡本 宏夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 吉澤 和彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (56)参考文献 特開 平5−207464(JP,A) 特開 平6−176492(JP,A) 特開 平4−291893(JP,A) 特開 平4−175025(JP,A) 特開 平4−82489(JP,A) 特開 平5−68250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10,7/16 - 7/173 H04N 5/91 - 5/956 G11B 20/10

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】視聴を制限するためのスクランブル処理が
    なされて伝送された情報信号を受信して記録媒体に記録
    再生する記録再生装置において、 上記情報信号を受信する受信手段と、 受信した情報信号をスクランブル解除することなしに
    記記録媒体に記録再生する記録再生手段と、 上記記録再生手段で上記記録媒体より再生された情報信
    号のスクランブルを解除するデスクランブル手段と、上記デスクランブル手段でのスクランブル解除に関する
    情報を記録素子に記録しておく記録手段 と、 を備えたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記記録素子は、当該装置から取り外しが
    可能であり、該記録素子が取り外された時には、前記
    スクランブル手段によるスクランブル解除を動作させな
    ことを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記記録素子は、前記デスクランブル手段
    によるスクランブル解除を動作させるかどうかに関する
    情報を記録しておくことを特徴とする請求項1記載の記
    録再生装置。
  4. 【請求項4】前記記録素子は、前記情報信号に対する課
    金の情報を記録しておくことを特徴とする請求項1記載
    の記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記記録素子は、前記デスクランブル手段
    においてスクランブル解除した前記情報信号の量を記録
    しておくことを特徴とする請求項1記載の記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】前記スクランブル解除した前記情報信号の
    量が予め定められた所定の量を超えた時には、前記デス
    クランブル手段によるスクランブル解除を動作させない
    ことを特徴とする請求項5記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】視聴を制限するためのスクランブル処理が
    なされて伝送された情報信号を受信して、接続された記
    録再生装置において記録再生する信号処理装置におい
    て、 上記情報信号を受信する受信手段と、 受信した情報信号をスクランブル解除することなしに上
    記記録再生装置にて記録再生するための制御手段と、 上記記録再生装置にて再生された情報信号のスクランブ
    ルを解除するデスクランブル手段と、 上記デスクランブル手段でのスクランブル解除に関する
    情報を記録素子に記録しておく記録手段と、 を備えたことを特徴とする信号処理装置。
  8. 【請求項8】前記記録素子は、当該装置から取り外しが
    可能であり、該記録素子が取り外された時には、前記デ
    スクランブル手段によるスクランブル解除を動作させな
    いことを特徴とする請求項7記載の信号処理装置。
  9. 【請求項9】前記記録素子は、前記デスクランブル手段
    によるスクランブル解除を動作させるかどうかに関する
    情報を記録しておくことを特徴とする請求項7記載の信
    号処理装置。
  10. 【請求項10】前記記録素子は、前記情報信号に対する
    課金の情報を記録しておくことを特徴とする請求項7記
    載の信号処理装置。
  11. 【請求項11】前記記録素子は、前記デスクランブル手
    段においてスクランブル解除した前記情報信号の量を記
    録しておくことを特徴とする請求項7記載の信号処理装
    置。
  12. 【請求項12】前記スクランブル解除した前記情報信号
    の量が予め定められた所定の量を超えた時には、前記デ
    スクランブル手段によるスクランブル解除を動作させな
    いことを特徴とする請求項11記載の信号処理装置。
  13. 【請求項13】視聴を制限するためのスクランブル処理
    がなされて伝送された有料の情報信号を受信する装置に
    対する課金方法であって、 伝送された上記情報信号をスクランブル解除することな
    しに記録媒体に記録及び再生し、 上記記録媒体から再生される情報信号のスクランブルを
    解除するデスクランブル処理を行い、 上記デスクランブル処理する情報信号の量に応じて使用
    量の情報を生成して使用量記録素子に記録し、 上記使用量記録素子に記録された上記使用量の情報に応
    じて課金を行うことを特徴とする課金方法。
  14. 【請求項14】前記使用量記録素子は前記受信装置から
    取り外しが可能であり、 該使用量記録素子が取り外された時には、前記デスクラ
    ンブル手段によるスクランブル解除を動作させないこと
    を特徴とする請求項13に記載の課金方法。
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