JP3477808B2 - 低温ガス配管の突合部構造 - Google Patents

低温ガス配管の突合部構造

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晃郎 山西
雅祐 中島
隆夫 大森
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    • F16L59/00Thermal insulation in general
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温ガス配管の突合部
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】低温ガスを送給する場合、通常は、図8
に示すように、外側に断熱材2を設けた配管1を用いて
いる。
【0003】しかし、配管1の外側に断熱材2を設けた
場合、配管1が直接低温ガスに触れるため、低温脆性に
よって配管1に亀裂が入るおそれがあるので、配管1と
してステンレスなどの高級な材料を使用しけなければな
らない。
【0004】そこで、図9に示すように、配管1の内側
に断熱材2を設けることにより、配管1が低温ガスに直
接触れないようにして配管1を室温に保持させ、配管1
が鉄などの通常の材料であっても、低温脆性による亀裂
の発生などが起こらないようにすることが考えられる。
【0005】尚、この場合、断熱材2としてはポリウレ
タンフォームなどを用いる。
【0006】図中、3は配管1と断熱材2との接着部で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配管1
の内側に断熱材2を設けた場合、配管1どうしの突合部
に生じる断熱材2の切れ目では、配管1を断熱材2でう
まく保護することができず、端部において配管1に低温
ガスが接触することになるという問題があった。
【0008】本発明は上述の実情に鑑み、断熱材を配管
の内側に取付けた場合に、配管どうしの突合部における
シール性を確保し得るようにした低温ガス配管を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に断熱材
を二層に備え、少なくとも内層側の断熱材が複数の断熱
材ブロックで構成されて、外層側の断熱材に内層側の断
熱材ブロックが中央部の一点で熱変形可能に固定された
配管を設け、該配管どうしの突合部に対し、繊維状断熱
材を積層した積層断熱体を、積層方向に圧縮した状態
で、内層側断熱材突合部間隙に積層断熱体を圧縮方向を
配管の長手方向へ向けて充填挿入すると共に、外層側断
熱材突合部間隙に積層断熱体を圧縮方向を配管の半径方
向へ向けて充填挿入したことを特徴とする低温ガス配管
の突合部構造にかかるものである。
【0010】
【0011】この場合において、内層側断熱材突合部間
隙に充填挿入された積層断熱体の内部に、半径方向に延
びて積層断熱体を周方向に仕切る対流抑制用膜部材を配
置するようにしても良い。
【0012】又、外層側断熱材突合部間隙に充填挿入さ
れた積層断熱体の層間に、対流抑制用膜部材を介在させ
るようにしても良い。
【0013】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0014】配管どうしの突合部内部における、内層側
断熱材突合部間隙に対し、圧縮方向を配管の長手方向へ
向けて充填挿入した積層断熱体、及び、外層側断熱材突
合部間隙に対し、圧縮方向を配管の半径方向へ向けて充
填挿入した積層断熱体により、内層側断熱材突合部間隙
及び外層側断熱材突合部間隙のシールが行われる。
【0015】この際、内層側断熱材突合部間隙に対し、
圧縮方向を配管の長手方向へ向けて積層断熱体を充填挿
入したので、配管どうしの突合部における断熱材ブロッ
クが熱収縮により変形した場合でも、これに追随して積
層断熱体が拡縮することにより、配管どうしの突合部の
シール性を保持することができる。
【0016】そして、内層側断熱材突合部間隙に充填挿
入された積層断熱体の内部に、半径方向に延びて積層断
熱体を周方向に仕切る、ポリエチレンテレフタレート製
のシートなどの対流抑制用膜部材を配置したので、積層
断熱体の内部に低温ガスが入ったとしても、配管の周方
向への低温ガスの対流を防止することができる。
【0017】又、外層側断熱材突合部間隙に充填挿入さ
れた積層断熱体の層間に、ポリエチレンテレフタレート
製のシートなどの対流抑制用膜部材を介在させたので、
積層断熱体の内部に低温ガスが入ったとしても、配管の
半径方向への低温ガスの対流を防止することができ、よ
って、充分なシール性を得ることが可能となり、突合部
において配管の端部に低温ガスが直接接触することが防
止される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0019】図1〜図6は、本発明の一実施例である。
【0020】先ず、本発明に係る低温ガス配管につい
て、図3〜図6を用いて説明する。
【0021】配管4の内周に硬質ポリウレタンフォーム
から成る外層側の断熱材5を、配管4に全面が固定され
るように接着する。この際、外層側の断熱材5は、長尺
の一体物としても、或いは、後述するような断熱材ブロ
ック7としても良い。
【0022】そして、外層側の断熱材5の内周に設ける
内層側の断熱材6を、硬質ポリウレタンフォームから成
る所定の大きさのほぼ矩形状をした複数の断熱材ブロッ
ク7で構成する。
【0023】該断熱材ブロック7を配管4に沿うよう円
筒面状に曲げ、断熱材ブロック7を互いの間に、間隙部
8を有して配管4の内周の周方向9に複数個配設する。
【0024】同様に、断熱材ブロック7を互いの間に間
隙部10を有して配管4の長手方向11に複数列配設す
る。
【0025】この際、必要に応じ、各列間で断熱材ブロ
ック7の位相をずらせるようにしても良い。
【0026】そして、各断熱材ブロック7を中央部の一
点(接着固定部12)で、接着剤などを用い、外層側の
断熱材5に自由に熱収縮し得るように接着固定する。
【0027】次に、セラミックファイバーやガラスウー
ルなどの繊維状断熱材13を積層した積層断熱体14,
15を設け、該積層断熱体14,15を、積層方向に圧
縮した状態とする。
【0028】この際、繊維状断熱材13の層間にポリエ
チレンテレフタレート製のシートなどの対流抑制用膜部
材16を介在させる。
【0029】そして、積層断熱体14を、間隙部8に対
し、圧縮方向を間隙部8の幅方向17へ向けて充填挿入
すると共に、積層断熱体15を、各列間の断熱材ブロッ
ク7間の間隙部10に、圧縮方向を配管4の長手方向1
1へ向けて充填挿入する。
【0030】又、内層側の断熱材ブロック7の長手方向
11の端面間の位置にガラスクロスにアルミをコーティ
ングして成る帯状のシール部材18を配設して、シール
部材18を外層側の断熱材6側に接着する。
【0031】又、外層側の断熱材6と内層側の断熱材ブ
ロック7との間に、内方側の端部が外層側の断熱材5に
接着され、外方側の端部が内層側の断熱材ブロック7に
接着されるようにシール部材19を取付ける。
【0032】同様に、隣接する内層側の断熱材ブロック
7の内周面における長手方向11の辺部間や周方向9の
辺部間に、間隙部8,10をシールするため、ガラスク
ロスにアルミをコーティングして成る帯状のシール部材
20,21を貼付ける。
【0033】尚、シール部材20,21には、断熱材ブ
ロック7の収縮に対応させるため、所要のたるみ部22
を設けておくようにし、シール部材18〜21のうちの
いくつかに内外間の圧力を均一化するための通気孔23
を設ける。該通気孔23は、配管4の上半部に極く少数
設けるのが好ましい。
【0034】又、24は外層側の断熱材6と配管4との
全面接着部、25はシール部材19の外方端側の接着
部、26はシール部材19の内方端側の接着部、27は
シール部材18の外層側の断熱材6への接着部27であ
る。
【0035】更に、図では、シール部材18〜21は隙
間を有して断熱材5,6に取付けられているが、実際に
は、隙間ができないように取付けるようにする。
【0036】上記構造の配管4どうしを突合せると、断
熱材5,6間に切れ目が生じるが、本発明では上記切れ
目部分に対して、図1・図2に示すようなシールを行
う。
【0037】即ち、配管4どうしの突合部28に形成さ
れたフランジ29の内部に対し、セラミックファイバー
やガラスウールなどの繊維状断熱材30を積層した積層
断熱体31,32を、積層方向に圧縮した状態で、内層
側断熱材突合部間隙33に積層断熱体31を圧縮方向を
配管4の長手方向11へ向けて充填挿入すると共に、外
層側断熱材突合部間隙34に積層断熱体32を圧縮方向
を配管4の半径方向35へ向けて充填挿入する。
【0038】この際、内層側断熱材突合部間隙33に充
填挿入された積層断熱体31の内部に、半径方向35に
延びて積層断熱体31,32を周方向9に仕切る、ポリ
エチレンテレフタレート製のシートなどの対流抑制用膜
部材36を配置する。
【0039】又、内層側断熱材突合部間隙33に充填挿
入された積層断熱体31の層間に、ポリエチレンテレフ
タレート製のシートなどの対流抑制用膜部材37を介在
させる。
【0040】更に、外層側断熱材突合部間隙34に充填
挿入された積層断熱体32の層間に、ポリエチレンテレ
フタレート製のシートなどの対流抑制用膜部材39を介
在させる。
【0041】次に、作動について説明する。
【0042】低温ガスは、配管4の内部に二重に設られ
けた断熱材5,6のうち、内層側の断熱材6の内面に沿
って長手方向11へ流れるようになっている。
【0043】このように、配管4の内部の側に断熱材6
を設けることにより、配管4に低温ガスが直接触れるこ
とが防止されて、配管4が室温に保たれるため、低温脆
性により配管4に亀裂を生じることが防止され、配管4
として低温脆性に強い高級な材料を使用する必要をなく
すことができる。
【0044】この際、内層側の断熱材6は複数の断熱材
ブロック7で構成されているが、隣接する断熱材ブロッ
ク7などの間に各種シール部材18〜21を貼付けて低
温ガスを止めるようにしているので、低温ガスが断熱材
ブロック7間の間隙部8,10へ入り込むことや、間隙
部8,10へ入り込んだ低温ガスが間隙部8,10を周
方向9や長手方向11に対流することが防止され、よっ
て、配管4内に低温ガスを支障なく送給することが可能
となる。
【0045】但し、間隙部8,10を完全にシールして
しまうと、断熱材5,6の内外に圧力差が生じることと
なるので、内外間の圧力を均一化するため、シール部材
18〜21に極く少数の通気孔23を設けるようにして
いる。尚、低温ガスが間隙部8,10へ入り込みにくい
ように、通気孔23は配管4の上半部に設けるようにし
ている。
【0046】そして、通気孔23から僅かに入った低温
ガスは、間隙部8,10に設けられた積層断熱体14,
15によって対流を遮断され、配管4に接触するのを防
止される。
【0047】特に、積層断熱体14,15は、層間に対
流抑制用膜部材16を多数層介在されているので、高い
対流抑制効果が得られる。
【0048】ここで、配管4の内部にマイナス100度
程度以下の極く低温の、例えば、液体窒素から気化され
た低温窒素ガスなどの低温ガスが流れた場合、内層側の
断熱材ブロック7の内外面の温度差が100度以上とな
るが、該温度差が100度以上となると、断熱材ブロッ
ク7の内面側が収縮して断熱材ブロック7が変形するこ
ととなる。
【0049】しかし、断熱材5,6を二層化しているの
で、各層の断熱材5,6の内外面間の温度差が小さくな
り、特に、低温ガスに直接接触する内層側の断熱材6の
変形量を小さくすることができる。
【0050】又、外層側の断熱材5は内層側の断熱材ブ
ロック7によって断熱されているため、内外面の温度差
が100度を越えることがなくなるので、収縮の問題は
なく、配管4に全面を接着しても支障がない。
【0051】そして、内層側の断熱材ブロック7が収縮
した場合、各断熱材ブロック7間に間隙部8,10を形
成し、且つ、各断熱材ブロック7を中央の接着固定部1
2の一点で、接着剤などを用い、配管4側に接着固定す
るようにしているので、断熱材ブロック7が温度勾配に
応じて自由に変形することができ、断熱材ブロック7に
亀裂が入ることなどが防止される。
【0052】この際、シール部材20,21に、たるみ
部22を持たせているので、断熱材ブロック7が変形し
た場合でも、シール部材20,21は変形に追従するこ
とができ、シール部材20,21の部分からシール性が
破壊されるのが防止される。
【0053】又、シール部材18は内層側の断熱材ブロ
ック7に直接接着されていないので、シール部材19は
外方端のみが内層側の断熱材ブロック7に接着されてい
るので、内層側の断熱材ブロック7が変形した場合で
も、それぞれシール状態を保持することができる。
【0054】内層側の断熱材ブロック7間の間隙部8,
10を断熱する、積層断熱体14,15は、積層方向に
圧縮した状態で圧縮方向を間隙部8,10の幅方向17
へ向けて充填挿入されているので、断熱材ブロック7が
変形した時に、これに追随して拡縮し、間隙部8,10
のシール性を確保することができる。
【0055】そして、上記構造の配管4どうしを突合せ
ると、断熱材5,6間に切れ目が生じ、配管4を断熱材
5,6でうまく保護することができなくなるので、端部
において配管4に低温ガスが接触することになるという
問題が生じるが、本発明では、図1・図2に示すよう
に、即ち、配管4どうしの突合部28におけるフランジ
29内部の、内層側断熱材突合部間隙33に対し、圧縮
方向を配管4の長手方向11へ向けて充填挿入した積層
断熱体31、及び、外層側断熱材突合部間隙34に対
し、圧縮方向を配管4の半径方向35へ向けて充填挿入
した積層断熱体32により、内層側断熱材突合部間隙3
3及び外層側断熱材突合部間隙34のシールが行われ
る。
【0056】この際、内層側断熱材突合部間隙33に対
し、圧縮方向を配管4の長手方向11へ向けて積層断熱
体31を充填挿入したので、配管4どうしの突合部28
における断熱材ブロック7が熱収縮により変形した場合
でも、これに追随して積層断熱体31が拡縮することに
より、配管4どうしの突合部28のシール性を保持する
ことができる。
【0057】そして、内層側断熱材突合部間隙33に充
填挿入された積層断熱体31の内部に、半径方向35に
延びて積層断熱体31,32を周方向9に仕切る、ポリ
エチレンテレフタレート製のシートなどの対流抑制用膜
部材36を配置したので、積層断熱体31の内部に低温
ガスが入ったとしても、配管4の周方向9への低温ガス
の対流を防止することができる。
【0058】又、内層側断熱材突合部間隙33に充填挿
入された積層断熱体31の層間に、ポリエチレンテレフ
タレート製のシートなどの対流抑制用膜部材37を介在
させたので、積層断熱体31の内部に低温ガスが入った
としても、配管4の長手方向11への低温ガスの対流を
防止することができる。
【0059】更に、外層側断熱材突合部間隙34に充填
挿入された積層断熱体32の層間に、ポリエチレンテレ
フタレート製のシートなどの対流抑制用膜部材39を介
在させたので、積層断熱体32の内部に低温ガスが入っ
たとしても、配管4の半径方向35への低温ガスの対流
を防止することができ、よって、充分なシール性を得る
ことが可能となり、突合部28において配管4の端部に
低温ガスが直接接触することが防止される。
【0060】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、低温ガスの温度が−100度以下と
ならないような場合などには、本発明の他の実施例とし
て図7に示すように、断熱材39を一層とし、断熱材突
合部間隙40に前記例と同様に積層断熱体31,32な
どの繊維状断熱材30を充填するようにしても良いこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の低温ガス
配管の突合部構造によれば、断熱材を配管の内側に取付
けた場合に、配管どうしの突合部におけるシール性を確
保することができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側方断面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】本発明を適用する低温ガス配管の概略正面図で
ある。
【図4】図3の部分拡大斜視図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】図4のVI−VI矢視図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す側方断面図である。
【図8】断熱材を配管の外周側に設けた従来の低温ガス
配管の概略正面図である。
【図9】断熱材を配管の内周側に設けた低温ガス配管の
概略正面図である。
【符号の説明】
4 配管 5,6,39 断熱材 7 断熱材ブロック 11 長手方向 12 接着固定部 28 突合部 30 繊維状断熱材 32 積層断熱体 33 内層側断熱材突合部間隙 34 外層側断熱材突合部間隙 35 半径方向 36,38 対流抑制用膜部材 40 断熱材突合部間隙
フロントページの続き (72)発明者 中島 雅祐 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 技術研究所 内 (72)発明者 大森 隆夫 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 技術研究所 内 (56)参考文献 特開 昭56−55791(JP,A) 特開 昭54−30561(JP,A) 特開 昭56−113894(JP,A) 実開 昭58−31493(JP,U) 実開 昭50−55956(JP,U) 実開 昭56−44290(JP,U) 特公 昭45−6098(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 59/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に断熱材を二層に備え、少なくとも
    内層側の断熱材が複数の断熱材ブロックで構成されて、
    外層側の断熱材に内層側の断熱材ブロックが中央部の一
    点で熱変形可能に固定された配管を設け、該配管どうし
    の突合部に対し、繊維状断熱材を積層した積層断熱体
    を、積層方向に圧縮した状態で、内層側断熱材突合部間
    隙に積層断熱体を圧縮方向を配管の長手方向へ向けて充
    填挿入すると共に、外層側断熱材突合部間隙に積層断熱
    体を圧縮方向を配管の半径方向へ向けて充填挿入したこ
    とを特徴とする低温ガス配管の突合部構造。
  2. 【請求項2】 内層側断熱材突合部間隙に充填挿入され
    た積層断熱体の内部に、半径方向に延びて積層断熱体を
    周方向に仕切る対流抑制用膜部材を配置した請求項1記
    載の低温ガス配管の突合部構造。 【請求項3外層側断熱材突合部間隙に充填挿入され
    た積層断熱体の層間に、対流抑制用膜部材を介在させた
    請求項1記載の低温ガス配管の突合部構造。
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