JP3477157B2 - 対称的な減衰点特性を有する誘電体共振器型の帯域通過フィルター - Google Patents

対称的な減衰点特性を有する誘電体共振器型の帯域通過フィルター

Info

Publication number
JP3477157B2
JP3477157B2 JP2000276850A JP2000276850A JP3477157B2 JP 3477157 B2 JP3477157 B2 JP 3477157B2 JP 2000276850 A JP2000276850 A JP 2000276850A JP 2000276850 A JP2000276850 A JP 2000276850A JP 3477157 B2 JP3477157 B2 JP 3477157B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupling
output
loop
bandpass filter
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000276850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001127502A (ja
Inventor
ダル・アーン
ジュン・ソク・パーク
ジョン・チュル・パーク
Original Assignee
テルウェーブ・インコーポレーテッド
ダル・アーン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テルウェーブ・インコーポレーテッド, ダル・アーン filed Critical テルウェーブ・インコーポレーテッド
Publication of JP2001127502A publication Critical patent/JP2001127502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3477157B2 publication Critical patent/JP3477157B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/201Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/205Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
    • H01P1/2053Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities the coaxial cavity resonators being disposed parall to each other
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/207Hollow waveguide filters
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/207Hollow waveguide filters
    • H01P1/208Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure
    • H01P1/2084Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure with dielectric resonators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/22Attenuating devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P7/00Resonators of the waveguide type
    • H01P7/10Dielectric resonators

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は対称的な減衰点特性
を有する誘電体共振器型の帯域通過フィルターに関し、
より詳細には高周波を利用する移動通信や無線通信基地
局及び中継器システムに使用される帯域通過フィルタ
ー、またはチャンネルコンバイナに利用される対称的な
減衰点特性を有する誘電体共振器の帯域通過フィルター
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、1930年代にRichtmyerが
適切なもようの誘電体物質は電磁気共振器(electro-mag
netic resonator)で使用できると証明した以後、近来に
入り大きさが小さく軽くて高いQファクタ(Q-factor)を
有して温度に安定な誘電体素材が開発され、多くの分野
に適用されて使われている実情である。
【0003】このような誘電体共振器は移動通信、衛星
放送、広帯域無線通信網(WLAN)等のような高周波数(GH
z帯域)の電波を利用するほとんどあらゆる分野に採用
されている。
【0004】このような誘電体を利用した共振器は誘電
体の形態を区分してバルクタイプ(bulk type、丸い将棋
の駒のようなもの)と薄膜タイプ(thin film type)に大
別されるが、本発明はバルクタイプの誘電体を利用した
共振器に関するものである。
【0005】一方、誘電体共振器を利用した帯域通過フ
ィルター(BPF;Band Pass Filter)はお互い異なる共
振、反共振点を有する誘電体を組合せて、この組合せた
誘電体が有するインピーダンス成分を利用するものであ
り、たとえばインピーダンスが高くなればその帯域の周
波数は通過できずに消滅され、インピーダンスが低い帯
域の周波数が通過する原理を利用するものである。言い
換えると、フィルターということは高周波(または低周
波)のうち特定周波数範囲だけを通過させること、また
はある周波数より高い側やある周波数より低い方だけを
通過させることをいう。必要な周波数帯域以外の部分で
は抵抗が高く信号を通過させない方法を利用して選択的
に周波数を通過させることである。
【0006】帯域通過フィルターは単に特定帯域の周波
数信号だけを通過させて残りの周波数信号は減衰させる
特性を有する受動素子であり、通過帯域の上/下部の阻
止帯域で優れた減衰特性を有することが必須的である。
【0007】帯域通過フィルターは例えば、インダクタ
(L)とキャパシティ(C)の直列回路と並列回路が多段接
続された回路として具現されることができ、最も一般的
な周波数帯域の場合は普通の素子を利用する集中素子型
を利用するようになる。
【0008】しかし、高周波特に、マイクロ波帯域以上
では集中素子型素子を使用できないために金属のキャビ
ティ(cavity)内に誘電体をフローティングさせた誘電体
共振器(Dielectric Resonator)型帯域通過フィルターが
製品として提案されている。一方、多様な移動通信及び
無線通信システムの基地局と中継器でアンテナの前段/
後段に使用される送信または受信帯域通過フィルターは
非常に少ない挿入損失特性と阻止帯域内での急激な減衰
特性が要求される。
【0009】このような基地局及び中継器用の帯域通過
フィルターの仕様を満足させるために誘電体共振器を利
用した帯域通過フィルターが使われており、この場合フ
ィルターの阻止帯域内での減衰点の具現が非常に重要で
ある。
【0010】一方、コンバイナ(combiner)は、多数の送
信チャンネルを使用する通信システムで送信しようとす
るいくつかのチャンネルを一つで結合する装置であり、
無線通信容量増加で基地局の設置費用の増加、無線通信
容量増加による電波品質の悪化、チャンネル間の干渉に
よる不要信号発生、アンテナ間の相互干渉による通話品
質の低下等に対する問題点等によってその必要性が増大
されている。
【0011】コンバイナを使用することによって発生す
る効果としては多数のチャンネル使用時にチャンネル間
の干渉による不要信号を減らすために通話品質改善、狭
い空間の鉄塔内で多数のチャンネルサービス、アンテナ
間の相互干渉を減少させて良質の通信サービス提供、単
一チャンネルのフィルターリング効果などがある。ま
た、コンバイナを使用すれば、アンテナの数を大幅に減
らすことができるために空間活用性を高めることができ
る。
【0012】このような機能を有するコンバイナの種類
とその長短所は以下のようである。
【0013】従来のコンバイナは狭いチャンネル間隔の
長所と、損失が大きいという短所を有するハイブリッド
コンバイナ(Hybrid Combiner)、損失が小さい反面に狭
いチャンネル間隔への活用性が落ちるバランスパスコン
バイナ(BALANCED PASS COMIBINER)と、損失は小さい
が、狭いチャンネル間隔への活用性が落ちるバランスノ
ッチコンバイナ(BALANCED NOTCH COMBINER)、大きさが
小さいが、チャンネル間隔が制限される整流型コンバイ
ナ(COMMUTATING LINE COMBINER)と、値段がやすくて、
狭いチャンネル間隔を維持して、大きさが小さい共同型
コンバイナ(CAVITY−FERRITE COMBINER)などがある。
【0014】一方、移動通信及び無線通信システムの基
地局と中継器でアンテナの次に使用されて送信及び受信
される信号を設定された周波数帯域範囲で濾波してシス
テムまたはアンテナに供給するデュプレクサ(Duplexe
r)は、帯域通過フィルターと同様に非常に少ない挿入
損失特性と阻止帯域内での急激な減衰特性が要求され
る。
【0015】このような基地局及び中継器用のデュプレ
クサの仕様を満足させるために帯域通過フィルターと同
様に誘電体共振器を利用したデュプレクサが使用されて
おり、この場合デュプレクサの阻止帯域内での減衰点の
具現が非常に重要である。
【0016】前記のような帯域通過フィルター、デュプ
レクサ、コンバイナ等に利用される従来の誘電体共振器
型の帯域通過フィルターを添付された図12、13を参
考にして説明する図12に図示された従来の3ポール(P
ole)型帯域通過フィルターは直六面体のアルミニウム金
属からなるボディ1の内部に3個の正六面体キャビティ
2〜4を形成し、それぞれのキャビティ2〜4内には3
個の高い無負荷品質係数(高い比誘電率)を有する誘電
体5〜7が誘電体支持用サポートによってフローティン
グされており、前記キャビティ2〜4の間にはウィンド
ウ10,11が形成されており、ボディ1の両側壁には
入出力コネクタ8,9が付着されている。
【0017】前記のような帯域通過フィルターはチャン
ネルフィルターとして利用され、低損失特性のために無
負荷品質係数が相当に大きい高価の誘電体共振器を使用
しており、チャンネル帯域内での適当な減衰量を実現す
るために3ケ以上の誘電体共振器を使用することになる
のでチャンネルフィルターの全体の大きさが大きくなる
問題点があった。
【0018】そして、前記した従来の誘電体共振器型チ
ャンネルフィルターは図13に示したように、通過帯域
の両側端にどんな減衰点(Notch Point)も生成されなく
てコンバイナで利用する時にチャンネル結合を容易に出
来なくする問題点があった。
【0019】したがって、従来はこのような問題を解決
するために共振器の個数を増加させなければならないた
めにフィルターの大きさが増大し、その結果誘電体の増
加によって損失が増加して雑音特性が悪くなる問題があ
った。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はこの
ような従来技術の問題点を勘案して案出されたものであ
り、その目的は各種移動通信及び無線通信基地局または
中継器システムに使用されるGHz帯域の帯域通過フィル
ターの通過帯域両側端に対称的な減衰点特性を有するこ
とによって隣接チャンネルに対する減衰特性が優秀な対
称的な減衰点特性を有する誘電体共振器の帯域通過フィ
ルターを提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は通過帯域の両側端に減
衰点が対称的に形成される帯域通過フィルターを利用す
ることによってチャンネル結合を容易にするチャンネル
コンバイナを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明は各キャビティがウィンドウを通じて相
互接続された第1及び第2金属キャビティを形成する金
属ボディ及びカバーと、前記第1金属キャビティ内部に
マイクロ波入力信号を入力する入力端子と、前記第1及
び第2金属キャビティ内に各々誘電体がフローティング
されて入力信号に対する帯域通過フィルターを形成する
第1及び第2誘電体共振器と、前記入力端子に結合され
入力信号を第1誘電体共振器に電磁界誘導結合させるた
めの第1カップリング手段と、前記第2金属キャビティ
の出力周波数信号が電磁界誘導結合される第2カップリ
ング手段と、一側が前記第1カップリング手段と電磁界
誘導結合され他側が第2カップリング手段に電磁界誘導
結合され前記第1及び第2誘電体共振器をバイパスして
入力信号の一部を第2カップリング手段へバイパスさせ
るためのバイパス手段と、前記第2カップリング手段を
支持し、第2カップリング手段に誘導されかつ設定され
た帯域の周波数信号が出力される出力端子とから構成さ
れることを特徴とする対称的な減衰点特性を有する誘電
体共振器型の帯域通過フィルターを提供する。
【0023】本発明は前記第1及び第2金属キャビティ
間のウィンドウに帯域通過フィルターの帯域幅を調整す
るために第1及び第2誘電体共振器間の結合係数を調整
するための結合係数調整手段をさらに含む。
【0024】前記バイパス手段は同軸ケーブルを含み、
この同軸ケーブルの両端コアが前記第1及び第2カップ
リング手段に所定の距離をおいて電磁界誘導結合され
る。
【0025】また、前記第1及び第2カップリング手段
は各々対向した両側壁ボディと所定の間隔をなすループ
カップリング構造を備え、前記バイパス手段は前記カバ
ーに埋入される同軸ケーブルと、前記同軸ケーブルから
延長されて対向した両側壁ボディとループカップリング
間に挿入される両端コアとから構成される。
【0026】本発明の他の特徴によると、本発明は第1
ループカップリングによりマイクロ波入力信号を第1金
属キャビティ内部に入力する入力手段と、前記第1金属
キャビティ及びこれとウィンドウを通じて直列接続され
た第2金属キャビティ内に各々誘電体がフローティング
されて入力信号に対する帯域通過フィルターを形成する
第1及び第2誘電体共振器と、第2ループカップリング
に前記第2金属キャビティの出力周波数信号が電磁界誘
導結合され、誘導されかつ設定された帯域の周波数信号
が出力される出力手段と、両端が各々前記第1及び第2
ループカップリングに電磁界誘導結合され入力信号の一
部を出力手段にバイパスさせて出力手段に出力される帯
域通過周波数の両側端に互いに対称である下側及び上側
減衰点を形成するためのバイパス手段とを備えたことを
特徴とする対称的な減衰点特性を有する誘電体共振器型
の帯域通過フィルターを提供する。
【0027】さらに、本発明は前記第1及び第2金属キ
ャビティ間に形成された第3金属キャビティに設置され
て第1及び第2誘電体共振器と共に帯域通過フィルター
を形成する第3誘電体共振器をさらに含むことができ
る。
【0028】本発明の帯域通過フィルターは特定のチャ
ンネル周波数信号だけを出力するチャンネルフィルター
で使用されることができ、前記チャンネルフィルターの
通過帯域周波数をお互い違うように設定して、それらの
出力端子を並列に連結してチャンネルコンバイナとして
利用され得る。
【0029】前記したように本発明の誘電体共振器型の
帯域通過フィルターと前記帯域通過フィルターを利用し
たチャンネルコンバイナは既存の誘電体共振器型の帯域
通過フィルター及びチャンネルコンバイナに比べて隣接
チャンネル周波数での減衰特性が優秀でありながらも帯
域通過フィルターの大きさが顕著に小さく、2個の誘電
体共振器のみを利用してほとんど完全な対称性を有する
減衰点を形成できるために損失が少ないし、低コスト化
を実現することができる。
【0030】以上のような本発明の目的および別の特徴
及び長所などは、次に参照する本発明の好適な実施例に
対する以下の説明から明確になるであろう。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に前記した本発明の望ましい
実施例を図示された添付図面を参考にしてより詳細に説
明する。
【0032】添付された図1は本発明による2誘電体共
振器型の帯域通過フィルターの構造を示した分解斜視
図、図2は図1に図示された帯域通過フィルターの部分
組立状態を示した組立図、図3は本発明による組立られ
た帯域通過フィルターの一部切開断面図、図4は図3の
A-A線断面図、図5は図1に図示された帯域通過フィル
ターの等価回路図、図6は本発明による2誘電体共振器
型の帯域通過フィルターの周波数特性を示したグラフで
ある。
【0033】図1ないし図4に図示されたように本発明
の望ましい一実施例による誘電体共振器型の帯域通過フ
ィルターは2ポール(pole)型帯域通過フィルターとし
て、直六面体アルミニウム(Al)またはジュラルミン金属
内部に2個の正六面体形態からなる第1、2キャビティ
(cavity) 41,42を有するボディ40を具備し、そ
れぞれのキャビティ41,42には2個の高い無負荷品
質係数を有する第1、第2誘電体20,21が誘電体支
持用サポートによりフローティングされて2個の第1及
び第2誘電体共振器50,60を形成する。
【0034】各誘電体共振器50,60はボディ40の
底面にアルミニウム等からなる金属製支持ボルト26を
使用してテフロン(登録商標)、PE、またはRexolator
などのように低誘電率の損失が小さな誘電体からなる両
側ナット25を固定し、両側ナット25の上段に誘電体
20,21を位置した状態で前記両側ナット25と同一
に低誘電率の低損失材料からなる誘電体固定ボルト24
を使用して誘電体20,21を貫通して両側ナット25
に締結することにより、誘電体20,21を第1及び第
2キャビティ41,42の中央にフローティングさせ
る。また、隣接したキャビティとキャビティとの間には
第1誘電体共振器50の共振信号を第2誘電体共振器6
0に電送するためのウィンドウ(window)43が形成され
ている。そして、ボディ40の上部に結合されるカバー
46には誘電体20,21と対向した位置に黄銅または
燐青銅からなり、その先端部がディスク形状を有するチ
ューニングスクリュー23をナット22を利用して固定
させ、共振周波数をチューニングしようとするときには
このチューニングスクリュー23を利用してチューニン
グする。
【0035】また、ボディ40の両側面には信号入出力
端子である入力及び出力コネクタ30,35が装着され
る第1及び第2コネクタ収容孔44,45が形成されて
いる。前記入力及び出力コネクタ30,35はN(F)−B
/Hタイプのコネクタである。
【0036】前記第1及び第2コネクタ収容孔44,4
5に装着される入力及び出力コネクタ30,35には各
々誘電体20,21を向かって電磁界結合用に利用され
る第1及び第2カップリング銅板31,36が連結され
ている。ここで、前記第1及び第2カップリング銅板3
1,36は図4の断面図で見るように、垂直線を中心に
入力コネクタ30の第1カップリング銅板31は左側
(または右側)に30°角度で偏っており、出力コネクタ
35の第2カップリング銅板36は右側(または左側)に
30°角度で偏り取着される。
【0037】この第1及び第2カップリング銅板31,
36は普通プレートタイプに形成されるが、場合によっ
ては棒(rod)形態にしても問題ない。
【0038】そして、前記ボディ40の上部に結合され
るカバー46には同軸ケーブル27が埋設される同軸ケ
ーブル収容溝47が形成されており、この同軸ケーブル
収容溝47には同軸ケーブル27が収容されて収容溝カ
バー48で覆われれる。
【0039】前記同軸ケーブル27の一端の左端心線2
8は前記入力コネクタ30に連結された第1カップリン
グ銅板31に所定の距離をおいて隣接され、その他端の
右端心線29は前記出力コネクタ35の第2カップリン
グ銅板36に所定の距離をおいて隣接されて入力コネク
タ30を通じ入力される高周波入力信号を出力コネクタ
35にバイパスさせる。
【0040】前記した2ポール型帯域通過フィルターの
等価回路は図5に図示されたように第1及び第2誘電体
共振器50,60は各々インダクタLl,L2とキャパシ
ティC4,C5の並列共振回路51,61を形成して、並
列共振回路51,61の間にはウィンドウ43による結
合コンデンサーC2が連結され、入力/出力端と共振回
路51,61の間には入力/出力コネクタ30,35に
よるコンデンサーC1,C3)が連結される。
【0041】前記等価回路でバイパス用同軸ケーブル2
7は入力端と出力端を連結するインダクタLrとして表現
することができる。したがって、本発明による2ポール
型帯域通過フィルターの等価回路は入力/出力間にバイ
パス回路を有する2段並列共振回路として表現される。
【0042】前記したように構成された本発明による対
称的な減衰点特性を有する誘電体共振器型帯域通過フィ
ルターは次のように作用する。
【0043】まず、一対の誘電体共振器50,60は共
振器間の結合係数を適切に調整することによって所望の
帯域幅の帯域通過フィルターを形成する。
【0044】本発明では入力コネクタ30の第1カップ
リング銅板31を通じ第1キャビティ41に形成された
第1誘電体共振器50に入力信号を印加すれば、入力さ
れる高周波入力信号は第1誘電体共振器50に入射され
て一次共振がなされた後、ウィンドウ43を経て第2誘
電体21が設置された第2キャビティ42の第2誘電体
共振器60に入射されて二次共振がなされる。
【0045】このとき、ウィンドウ43に設置されたチ
ューニングスクリュー23aを調整して共振器50,6
0間の結合係数を調整すると所望の帯域幅を有する帯域
通過信号が出力コネクタ35と連結された第2カップリ
ング銅板36に電磁界誘導によって得られる。この場
合、前記入力及び出力コネクタ30,35のループカッ
プリング(Loop Coupling)構造の第1及び第2カップリ
ング銅板31,36と所定の距離をおいてその両端心線
28,29が隣接される同軸ケーブル27には電磁界誘
導結合を通じて入力信号の一部が第1及び第2誘電体共
振器50,60を経ないでバイパスされて出力コネクタ
35と連結された第2カップリング銅板36へ誘導さ
れ、第1及び第2誘電体共振器50,60を経た帯域通
過信号と混合されるが、この過程で隣接チャンネルの周
波数を大きく減衰させる作用をする。このような過程を
経て本発明の帯域通過フィルターの出力で得られる出力
信号は、図6に示したように通過帯域の上側及び下側阻
止帯域にほとんど完全な対称性を有して急激な減衰がな
される減衰点(UNP1、LNP1)が形成されて優秀な帯域
通過フィルターリングが得られる。
【0046】図6のように本発明ではマーク1(1.7
90GHz)で−19.336dBの減衰がなされるが、従来
では図13のようにマーク1(1.967GHz)で−4.
5579dBの減衰がなされており、本発明が従来に比べ
てはるかに急激な減衰がなされることを理解できる。ま
た、前記した周波数特性曲線は誘電体共振器の段数が小
さいために通過帯域内の挿入損失も改善された。すなわ
ち、従来では図13に図示されたように挿入損失が−
1.1423dBであったが、本発明の場合は挿入損失が
−0.5829dBであり、本発明の場合が従来に比べて
挿入損失が少なく現れた。
【0047】通過帯域の両側端に形成される減衰点の形
成位置は同軸ケーブル27の両端心線28,29と該当
誘電体間の間隔を調整することによって決定され、誘電
体に接近させるほど減衰点(UNP1、LNP1)の位置は通
過帯域に近接される。
【0048】一方、前記した実施例では2個の誘電体2
0,21を利用した2ポール型帯域通過フィルターを例
にして説明したが、場合によっては誘電体3ケを使用し
て直列に連結された第1ないし第3誘電体共振器を形成
し、バイパス用同軸ケーブル27の両端心線28,29
を入口/出力コネクタ30,35のカップリング銅板3
1,36に電磁界誘導結合をさせて構成することができ
る。
【0049】このようなバイパス構造を有する3ポール
型誘電体共振器は図7のように3個の並列共振回路(L
l、C5;L2、C6;L3、C7)、4個の結合コンデンサ
ー(Cl−C4)、バイパス用インダクタ(Lr)とからなる等
価回路を有する帯域通過フィルターとなり、その周波数
特性は図8に示したように、通過帯域の両側端に互いに
対称的な減衰点(UNP2、LNP2)が形成され、3個の誘
電体を利用したので通過帯域の中心部に一対のピークポ
イントを有する。
【0050】一方、前記実施例では帯域通過フィルター
で利用される場合を説明したが、本発明による誘電体共
振器型帯域通過フィルターはその自体チャンネルフィル
ター(Channel Filter)として使用されることができる。
【0051】したがって、本発明は多数のチャンネルフ
ィルターとして構成されるチャンネルコンバイナ(Chann
el Conbiner)またはデュプレクサ(Duplexer)に利用され
得る。
【0052】言い換えると、図9に図示されたチャンネ
ルコンバイナ70は前記のように構成された帯域通過フ
ィルターの通過帯域周波数をチャンネル(CH1、CH2)別
に違うように設定して第1及び第2チャンネルフィルタ
ー71,72を形成した後、ジャンクション(Junction)
73で2フィルターを並列に連結して同一の出力端に出
力させ、アンテナ74または送信用帯域通過フィルター
等に連結することにより各チャンネル別に明瞭に多数の
チャンネルが区分されて出力されるものである。
【0053】普通チャンネルコンバイナは上で説明した
ように、チャンネルフィルターの並列結合からなる部品
で、チャンネルフィルターの挿入損失及び減衰特性がコ
ンバイナの性能を左右するが、韓国内のPCS移動通信基
地局の場合チャンネルの帯域幅は1.23MHzであり、
チャンネル間隔は125MHzでチャンネルをコンバイニ
ングする時には最少一つのチャンネルに渡ってコンバイ
ンする。
【0054】そして、チャンネルを結合する時に一側チ
ャンネルの中心(通過帯域の中心周波数)で隣接チャンネ
ル帯域までの差が1.385MHzとして、チャンネルフ
ィルターの中心で1.385MHz地点の減衰の程度が円
滑なチャンネル結合を決定する非常に重要な要素として
作用する。
【0055】前記した本発明による誘電体共振器型の帯
域通過フィルターを使用してそれぞれのチャンネルフィ
ルターを形成して、これらを利用して構成されたチャン
ネルコンバイナは2個の誘電体共振器を使用することに
よって共振器の数による損失を最小限に減らし、また減
衰点を対称的に形成してチャンネルフィルターの中心か
ら1.385MHz地点の減衰が正確でありながら充分に
有するようにして2個の誘電体共振器でも容易なチャン
ネルコンバインが可能なようにする長所がある。
【0056】前記したチャンネルコンバイナの周波数特
性は図10(第1チャンネル)及び図11(第2チャンネ
ル)に図示されたように、お互い隣接した第1及び第2
チャンネル(CH1、CH2)が減衰点で明瞭に区分されて
各チャンネル別に周波数信号で出力されることを見るこ
とができる。
【0057】前記した実施例では帯域通過フィルターと
チャンネルコンバイナを例にして説明したが、本発明に
よる対称的な減衰点特性を有する誘電体共振器型の帯域
通過フィルターはデュプレクサのような異なるマイクロ
波素子にも適用が可能である。また本発明は図示された
実施例の誘電体フローティング構造以外の他の構造を有
する場合にも適用可能である。
【0058】
【発明の効果】前記したように本発明による誘電体共振
器型の帯域通過フィルターと前記帯域フィルターを利用
したチャンネルコンバイナは、既存の誘電体共振器型の
帯域通過フィルター及びチャンネルコンバイナに比べて
隣接チャンネル周波数での減衰特性が優秀でありながら
も帯域通過フィルターの大きさが顕著に小さく、2個の
誘電体共振器だけを利用してほとんど完全な対称性を有
する減衰点を形成できるために挿入損失が少ない特徴を
有する。
【0059】さらに、本発明では隣接チャンネル周波数
で充分な減衰量を確保することができて共振器による損
失を減らし無負荷品質係数が一般的な誘電体を使用して
誘電体共振器を構成することが可能になる。その結果製
品の電気的特性を改善しながら低コスト化を実現するこ
とができる。以上では本発明を実施例によって詳細に説
明したが、本発明はこの実施例によって限定されず、本
発明が属する技術分野において通常の知識を有するもの
であれば本発明の思想と精神から逸脱することなく、本
発明を修正または変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2誘電体共振器型の帯域通過フィ
ルターの構造を示した分解斜視図である。
【図2】図1に図示された帯域通過フィルターの部分組
立状態を示す組立図である。
【図3】本発明による組立られた帯域通過フィルターの
一部切開断面図である
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図1に図示された帯域通過フィルターの等価回
路図である。
【図6】本発明による2誘電体共振器型の帯域通過フィ
ルターの周波数特性を示したグラフである。
【図7】本発明による3誘電体共振器型の帯域通過フィ
ルターの等価回路図である。
【図8】本発明による3誘電体共振器型の帯域通過フィ
ルターの周波数特性を示したグラフである。
【図9】本発明による帯域通過フィルターを使用して2
チャンネルコンバイナを構成した場合のブロック回路図
である。
【図10】第1チャンネルの周波数特性を示したグラフ
である。
【図11】第2チャンネルの周波数特性を示したグラフ
である。
【図12】従来の3誘電体共振器型の帯域通過フィルタ
ーの断面図である。
【図13】従来の3誘電体共振器型の帯域通過フィルタ
ーの周波数特性を示したグラフである。
【符号の説明】
20、21 誘電体共振器 22 ナット 23、23a チューニングスクリュー 24 固定ボルト 25 両側ナット 26 支持ボルト 27 同軸ケーブル 28 左端心線 29 右端心線 30 入力コネクタ 31 第1カップリング銅板 35 出力コネクタ 36 第2カップリング銅板 40 ボディ 41 第1キャビティ 42 第2キャビティ 43 ウィンドウ 44 第1コネクタ収容孔 45 第2コネクタ収容孔 46 カバー 47 同軸ケーブル収容溝 48 収容溝カバー 50、60 第1及び第2誘電体共振器 51、61 並列共振回路 70 チャンネルコンバイナ 71、72 第1及び第2チャンネルフィルター 73 ジャンクション 74 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダル・アーン 大韓民国、チョーンチュンナム−ド、チ ュナン−シ、スサンヨン−ドン 1923、 ヨンアム・ドンアバックサン・アパート メント 107−303 (72)発明者 ジュン・ソク・パーク 大韓民国、チョーンチュンナム−ド、チ ュナン−シ、シンバン−ドン 903、サ ミルウォナン・アパートメント 102− 1306 (72)発明者 ジョン・チュル・パーク 大韓民国、キュンキ−ド、スウォン− シ、パルダル−ク、メタン 1−ドン、 ジュゴン 1 ダンジ・アパートメント 31−104 (56)参考文献 特開 平1−260901(JP,A) 特開 昭57−87226(JP,A) 特開 平6−268405(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/20 - 1/219 H01P 7/00 - 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各キャビティがウィンドウを通して相互
    接続された第1及び第2金属キャビティを形成する金属
    ボディ及びカバーと、 前記第1金属キャビティ内部にマイクロ波入力信号を入
    力する入力端子と、 前記第1及び第2金属キャビティ内に各々誘電体がフロ
    ーティングされ入力信号に対する帯域通過フィルターを
    形成する第1及び第2誘電体共振器と、 前記入力端子に結合され入力信号を第1誘電体共振器に
    電磁界誘導結合させるための第1カップリング手段と、 前記第2金属キャビティの出力周波数信号が電磁界誘導
    結合される第2カップリング手段と、 一側が前記第1カップリング手段と電磁界誘導結合され
    他側が第2カップリング手段に電磁界誘導結合され前記
    第1及び第2誘電体共振器をバイパスして入力信号の一
    部を第2カップリング手段へバイパスさせるためのバイ
    パス手段と、 前記第2カップリング手段を支持し、第2カップリング
    手段に誘導されかつ設定された帯域の周波数信号が出力
    される出力端子とを備え、 前記バイパス手段が同軸ケーブルを含み、この同軸ケー
    ブルの両端コアが前記第1及び第2カップリング手段に
    所定の距離をおいて電磁界誘導結合され、前記第1及び第2カップリング手段は各々入力端子及び
    出力端子から延長されたループカップリング構造をなす
    銅板からなり、入力端子および出力端子を結ぶ軸線を中
    心にして、前記第1カップリング手段が一側に所定の角
    度偏向され、第2カップリング手段が他側に所定角度偏
    向される ことを特徴とする対称的な減衰点特性を有する
    誘電体共振器の帯域通過フィルター。
  2. 【請求項2】 各キャビティがウィンドウを通して相互
    接続された第1及び第2金属キャビティを形成する金属
    ボディ及びカバーと、 前記第1金属キャビティ内部にマイクロ波入力信号を入
    力する入力端子と、 前記第1及び第2金属キャビティ内に各々誘電体がフロ
    ーティングされ入力信号に対する帯域通過フィルターを
    形成する第1及び第2誘電体共振器と、 前記入力端子に結合され入力信号を第1誘電体共振器に
    電磁界誘導結合させるための第1カップリング手段と、 前記第2金属キャビティの出力周波数信号が電磁界誘導
    結合される第2カップリング手段と、 一側が前記第1カップリング手段と電磁界誘導結合され
    他側が第2カップリング手段に電磁界誘導結合され前記
    第1及び第2誘電体共振器をバイパスして入力信号の一
    部を第2カップリング手段へバイパスさせるためのバイ
    パス手段と、 前記第2カップリング手段を支持し、第2カップリング
    手段に誘導されかつ設定された帯域の周波数信号が出力
    される出力端子とを備え、前記第1及び第2カップリング手段は金属キャビティの
    各々対向した両側壁ボディと所定の間隔をなすループカ
    ップリング構造からなり、 前記バイパス手段が同軸ケーブルを含み、前記同軸ケー
    ブルは前記カバーに埋入され、前記同軸ケーブルから延
    長されて対向した両側壁ボディとループカップリング間
    に挿入される両端コアを含むことを特徴とする 対称的な
    減衰点特性を有する誘電体共振器の帯域通過フィルタ
    ー。
  3. 【請求項3】 第1ループカップリングによりマイクロ
    波入力信号を第1金属キャビティ内部に入力する入力手
    段と、 前記第1金属キャビティ及びこれとウィンドウを通じて
    直列接続された第2金属キャビティ内に各々誘電体がフ
    ローティングされて入力信号に対する帯域通過フィルタ
    ーを形成する第1及び第2誘電体共振器と、 第2ループカップリングに前記第2金属キャビティの出
    力周波数信号が電磁界誘導結合され、誘導されかつ設定
    された帯域の周波数信号が出力される出力手段と、 両端が各々前記第1及び第2ループカップリングに電磁
    界誘導結合され入力信号の一部を出力手段にバイパスさ
    せて出力手段に出力される帯域通過周波数の両側端に互
    いに対称である下側及び上側減衰点を形成するためのバ
    イパス手段とを備え、 前記バイパス手段が同軸ケーブルを含み、この同軸ケー
    ブルの両端コアが前記第1及び第2ループカップリング
    に所定の距離をおいて電磁界誘導結合され、前記第1及び第2ループカップリングは各々入力端子及
    び出力端子から延長されたループ構造の銅板からなり、
    入力端子および出力端子を結ぶ軸線を中心にし て、前記
    第1ループカップリングが一側に所定の角度偏向され、
    第2ループカップリングが他側に所定角度偏向されるこ
    とを 特徴とする対称的な減衰点特性を有する誘電体共振
    器の帯域通過フィルター。
  4. 【請求項4】 第1ループカップリングによりマイクロ
    波入力信号を第1金属キャビティ内部に入力する入力手
    段と、 前記第1金属キャビティ及びこれとウィンドウを通じて
    直列接続された第2金属キャビティ内に各々誘電体がフ
    ローティングされて入力信号に対する帯域通過フィルタ
    ーを形成する第1及び第2誘電体共振器と、 第2ループカップリングに前記第2金属キャビティの出
    力周波数信号が電磁界誘導結合され、誘導されかつ設定
    された帯域の周波数信号が出力される出力手段と、 両端が各々前記第1及び第2ループカップリングに電磁
    界誘導結合され入力信号の一部を出力手段にバイパスさ
    せて出力手段に出力される帯域通過周波数の両側端に互
    いに対称である下側及び上側減衰点を形成するためのバ
    イパス手段とを備え、前記第1及び第2ループカップリングは金属キャビティ
    の各々対向した両側壁ボディと所定の間隔をなすループ
    構造からなり、 前記バイパス手段が同軸ケーブルを含み、前記同軸ケー
    ブルは金属キャビティのカバーに埋入され、前記同軸ケ
    ーブルから延長されて対向した両側壁ボディとループカ
    ップリング間に挿入される両端コアを含むことを特徴と
    する対称的な減衰点特性を有する誘電体共振器の帯域通
    過フィルター。
JP2000276850A 1999-09-13 2000-09-12 対称的な減衰点特性を有する誘電体共振器型の帯域通過フィルター Expired - Fee Related JP3477157B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019990038983A KR100313717B1 (ko) 1999-09-13 1999-09-13 대칭적인 감쇄극 특성을 갖는 유전체 공진기형 대역 통과 필터
KR1999-38983 1999-09-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001127502A JP2001127502A (ja) 2001-05-11
JP3477157B2 true JP3477157B2 (ja) 2003-12-10

Family

ID=19611202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000276850A Expired - Fee Related JP3477157B2 (ja) 1999-09-13 2000-09-12 対称的な減衰点特性を有する誘電体共振器型の帯域通過フィルター

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3477157B2 (ja)
KR (1) KR100313717B1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769657B1 (ko) 2003-08-23 2007-10-23 주식회사 케이엠더블유 무선 주파수 대역 가변 필터
JP4773861B2 (ja) * 2006-03-31 2011-09-14 日本無線株式会社 低損失フィルタおよび低損失誘電体フィルタ
JP4657969B2 (ja) * 2006-03-31 2011-03-23 日本無線株式会社 誘電体フィルタ
JP2008182303A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd フィルタ装置
JP2008205692A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Japan Radio Co Ltd 高周波フィルタ
KR100827842B1 (ko) * 2007-05-04 2008-05-07 주식회사 에이스테크놀로지 노치 커플링 rf 필터
KR101150308B1 (ko) * 2007-11-23 2012-06-08 주식회사 케이엠더블유 유전체공진필터의 튜닝 방법
KR101036127B1 (ko) * 2008-06-27 2011-05-23 주식회사 에이스테크놀로지 Rf 필터의 공진기 제조 방법 및 그 공진기를 구비한 rf필터
KR101028459B1 (ko) * 2010-01-27 2011-04-14 주식회사 이너트론 커플링 금속을 구비한 노치 필터
KR101279261B1 (ko) * 2012-03-21 2013-06-26 주식회사 에이스테크놀로지 광대역 다중 모드 유전체 필터
GB201222320D0 (en) * 2012-12-12 2013-01-23 Radio Design Ltd Filter assembly
KR101569728B1 (ko) * 2013-02-08 2015-11-18 주식회사 에이스테크놀로지 복합 모드 캐비티 필터
WO2017120454A1 (en) 2016-01-07 2017-07-13 Brightspec, Inc. Methods and apparatus for direct multiplication fourier transform millimeter wave spectroscopy
CN109560355B (zh) * 2018-12-28 2024-05-14 重庆思睿创瓷电科技有限公司 用于5g通信的介质体、介质波导滤波器、射频模块及基站
CN110113073A (zh) * 2019-05-16 2019-08-09 京信通信技术(广州)有限公司 介质poi
CN112436255B (zh) * 2020-10-26 2021-10-26 华信咨询设计研究院有限公司 一种抗5g基站干扰滤波器
KR102259016B1 (ko) * 2020-11-11 2021-06-02 상신정보통신 주식회사 오픈 타입 노치 필터
CN113036328B (zh) * 2021-03-25 2022-04-12 南通大学 一种具有不同中心频率的双通道滤波器
CN113036333B (zh) * 2021-03-27 2022-03-22 南通大学 一种可产生带外零点的双模双通带介质滤波功分器
CN113394540B (zh) * 2021-06-10 2022-08-02 京信射频技术(广州)有限公司 谐振腔结构、谐振器、滤波器与通信装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06296104A (ja) * 1993-04-09 1994-10-21 Murata Mfg Co Ltd 誘電体フィルタ
JPH07283610A (ja) * 1994-04-08 1995-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘電体フィルタ
JP3558696B2 (ja) * 1994-08-26 2004-08-25 日本無線株式会社 積層誘電体フィルタ
JP3050090B2 (ja) * 1995-06-20 2000-06-05 株式会社村田製作所 誘電体フィルタ
JPH10290103A (ja) * 1997-04-17 1998-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘電体積層フィルタ
KR100294458B1 (ko) * 1998-12-26 2001-07-12 김병규 감쇄극 조절이 용이한 유전체 밴드패스필터

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001127502A (ja) 2001-05-11
KR20010027288A (ko) 2001-04-06
KR100313717B1 (ko) 2001-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3477157B2 (ja) 対称的な減衰点特性を有する誘電体共振器型の帯域通過フィルター
EP0938153B1 (en) Bandpass filter, duplexer, high-frequency module and communications device
CA2097944C (en) Composite duplex filter
US20080122559A1 (en) Microwave Filter Including an End-Wall Coupled Coaxial Resonator
US8115569B2 (en) Monoblock dielectric multiplexer capable of processing multi-band signals
KR101919456B1 (ko) 일체형 유전체 세라믹 도파관 듀플렉서
US5969584A (en) Resonating structure providing notch and bandpass filtering
KR20170048753A (ko) 유전체 도파관 듀플렉서 및 그 설계 방법
JPH11186819A (ja) 帯域阻止フィルタ及びデュプレクサ
US6529094B1 (en) Dielectric resonance device, dielectric filter, composite dielectric filter device, dielectric duplexer, and communication apparatus
KR100561634B1 (ko) 유도성 아이리스를 갖는 전계면 결합망 구조의 도파관다이플렉서
US6975181B2 (en) Dielectric resonator loaded metal cavity filter
EP0917231B1 (en) Dielectric filter, dielectric duplexer, and communication device
US6809615B2 (en) Band-pass filter and communication apparatus
Sowjanya et al. Microstrip band pass filter using symmetrical split ring resonator for x band applications
US6369668B1 (en) Duplexer and communication apparatus including the same
JP2790612B2 (ja) 空中線系の共用装置
RU2060571C1 (ru) Частотный разделитель на коаксиальных диэлектрических резонаторах
EP1668736A1 (en) Dual mode filter based on smoothed contour resonators
JP2001185906A (ja) 対称形セラミック共振器及びこれを利用した帯域通過濾波器
KR100258788B1 (ko) 동축선 공진기의 절반구조를 이용한 대역 통과 여파기
CN113725574A (zh) 一种通信设备及滤波器
KR100563943B1 (ko) Nrd 가이드를 이용한 밀리미터파 대역용 듀플렉스
JPH03181205A (ja) 誘電体フィルタ
JPH03181206A (ja) 誘電体フィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees