JP3477080B2 - ブロー成形方法 - Google Patents

ブロー成形方法

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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形機の機械動作
時間の経時的な変動に影響されること無くパリソンカッ
ト時間を一定にし得るブロー成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】レシ
プロブロー成形機の型締装置におけるパリソンカットに
関しては、成形サイクルのスタート信号である型行指令
を制御するのが一般的である。
【0003】型行指令の制御としては、光電管等を用い
たパリソンの有無の検出によって、型行指令待ちタイマ
を動作させる光電管制御が一般的である。例えば、特開
平4−329115号公報には、光電管を使用してパリ
ソンの垂下速度を検出し、所望長さのパリソンとなる到
達時間を予測し、型締装置を制御する方法が記載されて
いる。
【0004】しかし、上記光電管制御は、型行指令タイ
ミングを一定にするが、型行時間および型閉時間が変動
した場合、パリソンカット時間は一定にならない。特に
型締装置における油圧機の動作は油温等に影響されるの
で、動作時間が経時的に変動してパリソン長さが一定に
ならない場合がある。例えば成形機の立上げ時は油温が
低いため機械動作時間が長いが、連続成形運転中は油温
も高くなり動作時間が短くなる。また二台の型締装置を
備えた両肺機においては、更に左右の型締装置の機械動
作時間の違いにより、右肺と左肺のパリソン長さが一定
にならない場合もあり、品質維持する上で問題となって
いた。パリソンカット時間のばらつきは、従来は人手に
より調整されていたが、この調整は容易でなく、成形サ
イクルを遅らせる原因ともなっていた。
【0005】本発明の目的は、成形機の機械動作時間の
経時的な変化に影響されること無く毎ショットのパリソ
ン長さを一定にし得るブロー成形方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、型開指令を発
して型締装置を型開し成形体を製造する成形サイクル
を、N台の型締装置(Nは1以上の整数を示す)を用い
て繰り返し行うブロー成形方法において、予め成形サイ
クル時間Aを設定しておいた状態下に、各型締装置にお
ける直前の型行指令からそれに引き続くパリソンカッタ
ー駆動指令迄の時間Bを計測し、計測後ただちに上記時
間AをNで除した値から上記時間Bを差し引く演算を行
いその演算結果である時間Cを求め、次いで、各型締装
置における型行指令を、該型行指令の前に当該型締装置
を含むN台の型締装置に対して発せられたパリソンカッ
ター駆動指令のうちで時間的に最も近接して発せられた
パリソンカッター駆動指令から、上記時間Cの経過後に
して、成形サイクルの中で隣り合う二つのパリソンカ
ッター駆動指令の時間間隔を、各型締装置における機械
動作時間に関係なく一定にするブロー成形方法を提供す
ることにより上記目的を達成したものである。
【0007】本発明のブロー成形方法は、従来の方法と
異なり、パリソンカッター駆動指令の発令時を基準とし
且つ型行動作のタイミングを上記の方法により決定する
ことによって、例えば、運転開始時から定常運転時に亘
る成形機の機械動作時間の経時的な変化に影響されるこ
と無く毎ショットのパリソンカット時間が一定になり、
得られる成形品の品質が均一となる。しかも、Nが2以
上の場合には、各型締装置の機械動作時間の違いによる
パリソンカット時間のばらつきも無くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のブロー成形方法を
その好ましい実施形態に基づき説明する。
【0009】図1に示すブロー成形機1は、押出機2
と、一対の割型からなる一台の型締装置3を備えた成形
機であり、型開している型締装置3内に、押出機2のヘ
ッド4から押し出されるパリソンPを垂下させ、所定時
間経過後に発せられた型閉指令により該型締装置を型閉
し該パリソンを挟持すると共にパリソンカッター5によ
って該パリソンPを切断し、型戻指令により所定の位置
に退避させた後に、切断された該パリソン内にブローピ
ン(図示せず)を打ち込み気体を吹き込んで成形を行う
成形機である。符号6は、型行指令、型閉指令およびパ
リソンカッター駆動指令等を発すると共に型行指令から
パリソンカッター駆動指令迄の時間を計測するプログラ
ムコントローラ等で構成されるコントローラであり、図
2のタイムチャートで示される動作を実現する。押出機
2は、パリソン肉厚制御やパリソン長さ制御などにより
一定サイクルで同一なパリソンパターンを連続して押し
出すことが可能なものである。パリソンレングスコント
ロールは、特開平6−134848号公報に記載されて
いる。
【0010】上記ブロー成形機における動作を図2を参
照しながら説明する。先ず、コントローラ6に対して成
形サイクル時間Aを設定する。本明細書において成形サ
イクル時間とは、型締装置が1台の場合には当該型締装
置における型行指令の発令から次の型行指令の発令迄の
時間を意味する。後述する第二の実施形態のように2台
以上の型締装置を用いる場合には、それらのうちの或る
一つの型締装置に注目したときに、当該型締装置におけ
る型行指令の発令から次の型行指令の発令迄の時間を意
味する。
【0011】次に、実際に成形運転が開始されて、型締
装置3に対してコントローラ6から型行指令1(図2参
照)が発せられ、型締装置3は型行動作を行い押出機2
におけるパリソンPの垂下位置に移動する。型締装置3
の移動完了後、コントローラ6から型閉指令が発せられ
て型締装置3が型閉し、パリソンPが一対の割型に挟持
される。また、型閉完了と共にパリソンカッター駆動指
令1(図2参照)が発せられてパリソンPが切断され
る。この間、コントローラ6は、型行指令1が発せられ
てからパリソンカッター駆動指令1が発せられる迄の時
間B1を計測する。時間B1の計測後ただちにコントロ
ーラ6にて上記時間Aから上記時間B1を差し引く演算
が行われ、その演算結果である時間C1が求められる。
時間C1は、パリソンカッター駆動指令1から次の型行
指令である型行指令2(図2参照)迄の時間の設定値と
してコントローラ6に記憶される。
【0012】パリソンPの切断後、コントローラ6から
型戻指令が発せられて型締装置3はブローピンの打ち込
み位置まで退避する。型戻完了後、切断されたパリソン
P内にブローピン(図示せず)が打ち込まれ、該ブロー
ピンを通して気体が吹き込まれる。次いで、パリソン内
の気体が排気された後、型締装置3に対してコントロー
ラ6から型開指令が発せられて、割型が開くと共に成形
品が取り出され、次の型行動作の準備が完了する。尚、
図2中、rは、型開動作が完了してから次の型行指令が
発令される迄の予備時間であり、実際の成形サイクル時
間A’(図2参照)を設定サイクル時間Aに一致させる
ために用いられる。
【0013】次いで、型締装置3に対してコントローラ
6は、次の型行指令である型行指令2(図2参照)を、
上記パリソンカッター駆動指令1から上記時間C1の経
過後に発して、型締装置3をパリソンPの垂下位置に再
び移動させる。具体的には、例えば成形サイクル時間A
が27.0秒に設定されて成形機が運転される場合、実
測されたB1が2.1秒であったときには、コントロー
ラ6において瞬時に27.0−2.1=24.9秒が演
算され、パリソンカッター駆動指令1から型行指令2ま
での時間C1が24.9秒に設定される。そして、パリ
ソンカッター駆動指令1から24.9秒経過後に、コン
トローラ6から型締装置3に対して型行指令2が発せら
れる。以後は、上述の動作が繰り返されて成形品が次々
と製造される。
【0014】上記の成形サイクルにおいて、型行指令が
発せられてからパリソンカッター駆動指令が発せられる
迄の時間である時間Bは、図2に示すように、型行動作
時間および型閉動作時間の二つの機械動作時間の和であ
り、これらの機械動作時間はコントローラ6におけるタ
イマ設定により各サイクルで一定になるようになされて
いる。しかし実際は、これらの機械動作時間は、上述し
た油圧機の油温等の影響により経時的に変動してしま
う。これらの機械動作時間が経時的に変動すると、パリ
ソンカット時間が一定にならなくなってしまうことは上
述した通りであるが、本発明においては、上記時間Bを
計測し、成形サイクル時間Aと該時間Bとの差である時
間Cを求め、パリソンカッター駆動指令を発してから該
時間Cの経過後に型行指令を発するという制御を繰り返
すことによって、実際の成形サイクル時間A’(=パリ
ソンカット時間)が、設定成形サイクル時間Aに極力近
づくようになる。その結果、パリソンカット時間が一定
になる。つまり、各サイクルにおけるパリソン長さが一
定になり、得られる成形品の品質が均一となる。尚、何
らかの理由によって実際の成形サイクル時間A’が設定
サイクル時間Aを大幅に超えた場合には(実際には殆ど
あり得ないが)、その修正を行うために運転を一時停止
する等の措置をとる。
【0015】次に、本発明の第二の実施形態を図3及び
図4を参照しながら説明する。ここで、図3は、本発明
のブロー成形方法の第二の実施形態に用いられるブロー
成形機の一例を示す模式図、図4は、本実施形態におけ
るブロー成形機の動作を示すタイムチャートであり、そ
れぞれ第一の実施形態における図1及び図2に相当する
図である。尚、本実施形態については上述した第一の実
施形態と異なる点についてのみ説明し同じ点については
特に説明しないが、第一の実施形態について詳述した説
明が適宜適用される。また、図3及び図4において図1
及び図2と同じ部材には同じ符号を付してある。
【0016】本実施形態は、型締装置を2台用いたブロ
ー成形方法であり、図3に示すように、両肺型の成形機
1を用いて成形が行われる。この成形機1においては右
肺の型締装置3R及び左肺の型締装置3Lを交互に切り
替えて成形が行われる。押出機2及びパリソンカッター
5は左右の型締装置において共用されている。以後、簡
便のために、右肺の型締装置3Rを単に右肺とよび、左
肺の型締装置3Lを左肺とよぶこととする。
【0017】本実施形態の成形方法では、2台の型締装
置のうち、一方の型締装置における直前の型行指令から
それに引き続くパリソンカッター駆動指令迄の時間Bを
計測し、計測後ただちに成形サイクル時間Aを2で除し
た値から上記時間Bを差し引く演算を行いその演算結果
である時間Cを求め、次いで、一方の該型締装置におけ
る型行指令を、該型行指令の前に他方の型締装置におい
て時間的に最も近接して発せられたパリソンカッター駆
動指令から上記時間Cの経過後に発する制御を何れの型
締装置においても行う。
【0018】具体的には先ず、第一の実施形態の場合と
同様に成形サイクル時間Aを設定する。次に、実際に成
形運転が開始されて、コントローラ6から右肺に対して
型行指令R1(図4参照)が発せられ、右肺は押出機2
におけるパリソンPの垂下位置に移動する。右肺の移動
完了後、コントローラ6から右肺に対して型閉指令が発
せられて右肺が型閉し、パリソンPが一対の割型に挟持
される。また、右肺の型閉完了と共にパリソンカッター
駆動指令R1(図2参照)が発せられてパリソンPが切
断される。この動作の間、左肺ではブローピンの打ち込
み及び気体の吹き込みが行われている。
【0019】コントローラ6は、右肺における上記動作
を監視、制御しており、型行指令R1が発せられてから
パリソンカッター駆動指令R1が発せられる迄の時間B
R1を計測する。時間BR1の計測後ただちに上記時間
Aを型締装置の台数である2で除した値から上記時間B
R1を差し引く演算が行われ、その演算結果である時間
CR1が求められ、コントローラ6に記憶される。
【0020】右肺におけるパリソンPの切断後、コント
ローラ6から右肺に対して型戻指令が発せられて同肺は
ブローピンの打ち込み位置まで退避する。右肺の型戻完
了後、切断されたパリソンP内にブローピン(図示せ
ず)が打ち込まれ、該ブローピンを通して気体が吹き込
まれる。一方、左肺に対しては、型開指令が発せられ、
割型が開くと共に成形品が取り出され、次の型行動作の
準備が完了する。引き続き左肺に対してコントローラ6
から型行指令L1(図4参照)が発せられ、左肺がパリ
ソンの垂下位置に移動する(この型行指令の発令のタイ
ミングについては後述する)。更に型閉指令およびそれ
に引き続きパリソンカッター駆動指令L1(図4参照)
が発せられて、パリソンの挟持およびカットが行われ
る。左肺におけるこれら一連の動作の間、右肺において
はパリソン内へのブローピンの打ち込み及び気体の吹き
込みが行われる。コントローラ6は、右肺の場合と同様
に、左肺おける上記動作を監視・制御しており、左肺に
対して型行指令L1が発せられてからパリソンカッター
駆動指令L1が発せられる迄の時間BL1を実測する。
時間BL1の計測後ただちに上記時間Aを型締装置の台
数である2で除した値から上記時間BL1を差し引く演
算が行われ、その演算結果である時間CL1が求めら
れ、コントローラ6に記憶される。
【0021】左肺におけるパリソンの切断後、左肺に対
してコントローラ6から型戻指令が発せられて左肺はブ
ローピンの打ち込み位置まで退避する。右肺に対しては
型開指令が発せられ、右肺の割型が開くと共に成形品が
取り出され、次の型行動作の準備が完了する。
【0022】そして、本実施形態においては、右(左)
肺における型行指令を、該型行指令の前に左(右)肺に
おいて時間的に最も近接して発せられたパリソンカッタ
ー駆動指令から時間C(=A/2ーB)の経過後に発す
ることを特徴とする。
【0023】具体的には、右肺における型行指令R2
(図4参照)は、左肺に対して発せられたパリソンカッ
ター駆動指令のうちで時間的に最も近接しているパリソ
ンカッター駆動指令L1から時間CR1(=A/2−B
R1)の経過後に発せられる。一方、左肺における型行
指令L2(図4参照)は、右肺に対して発せられたパリ
ソンカッター駆動指令のうちで時間的に最も近接してい
るパリソンカッター駆動指令R2から時間CL1(=A
/2−BL1)の経過後に発せられる。一連の成形サイ
クルの中でこのような制御を繰り返し行うことにより、
パリソンカット時間が一定になり、実際の成形サイクル
時間A’が、設定された成形サイクル時間Aに極力近づ
くようになる。また、左右の型締装置の動作時間の違い
によるパリソンカット時間のばらつきも無くなる。その
結果、各サイクルにおけるパリソン長さが一定になり、
得られる成形品の品質が均一となる。尚、本実施形態に
おけるパリソンカット時間とは、カットの対象となるパ
リソンが挟持された型締装置に関係なく、一連の成形サ
イクルの中で隣り合う二つのパリソンカッター駆動指令
の時間間隔をいう。図4に示すタイムチャートでは、パ
リソンカッター駆動指令R1とパリソンカッター駆動指
令L1との間隔、パリソンカッター駆動指令L1とパリ
ソンカッター駆動指令R2との間隔、パリソンカッター
駆動指令R2とパリソンカッター駆動指令L2との間
隔、・・・をいう。
【0024】本実施形態の成形サイクルを具体的な例に
則して説明すると、成形サイクル時間Aが27.0秒に
設定されて成形機が運転される場合、右肺において実測
されたBR1が2.1秒であったときには、コントロー
ラ6において瞬時に27.0/2−2.1=11.4秒
が演算され、右肺における次の型行指令R2が左肺のパ
リソンカッター駆動指令L1から11.4秒後に発せら
れるように設定される。一方、左肺において実測された
BL1が2.2秒であったときには、コントローラ6に
おいて瞬時に27.0/2−2.2=11.3秒が演算
され、左肺における次の型行指令L2が右肺のパリソン
カッター駆動指令R2から11.3秒後に発せられるよ
うに設定される。この制御を繰り返し行うことにより、
パリソンカット時間が13.5秒に極力近づくと共に成
形サイクルが27.0秒に極力近づくようになる。
【0025】上記実施形態では、型締装置が1台または
2台用いた場合について説明したが、3台以上の型締装
置を用いた場合にも同様の制御を行うことにより、上記
実施形態と同様の効果が奏される。また、上記実施形態
ではパリソンコントロール及びパリソンレングスコント
ロールされたパリソンに対してブロー成形が行われる
が、これに代えてこれらが行われないパリソンに対して
ブロー成形を行っても同様の効果が奏される。勿論、本
発明のブロー成形方法は、パリソンコントロール及びパ
リソンレングスコントロールされたパリソンに対してブ
ロー成形を行う場合に極めて有効である。また、上記実
施形態におけるブロー成形機としては、目的とする成形
体の種類や用途に応じてインモールドラベラーを備えた
ものを用いてもよい。また、上記ブロー成形機における
ブローピンは、いわゆる上打ち込みでもよく或いは下打
ち込みでもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明のブロー成形方法によれば、成形
機の機械動作時間の経時的な変化に影響されること無く
毎ショットのパリソン長さを一定にし得、均一な品質の
成形体を製造することができる。本発明のブロー成形方
法は、特に、パリソンコントロール及びパリソンレング
スコントロールされたパリソンに対してブロー成形を行
う場合に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロー成形方法の第一の実施形態に用
いられるブロー成形機の一例を示す模式図である。
【図2】上記実施形態におけるブロー成形機の動作を示
すタイムチャートである。
【図3】本発明のブロー成形方法の第二の実施形態に用
いられるブロー成形機の一例を示す模式図(図1相当
図)である。
【図4】上記実施形態におけるブロー成形機の動作を示
すタイムチャート(図2相当図)である。
【符号の説明】
1 ブロー成形機 2 押出機 3 型締装置 5 パリソンカッター 6 コントローラ P パリソン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型開指令を発して型締装置を型開し成形
    体を製造する成形サイクルを、N台の型締装置(Nは1
    以上の整数を示す)を用いて繰り返し行うブロー成形方
    法において、 予め成形サイクル時間Aを設定しておいた状態下に、各
    型締装置における直前の型行指令からそれに引き続くパ
    リソンカッター駆動指令迄の時間Bを計測し、計測後た
    だちに上記時間AをNで除した値から上記時間Bを差し
    引く演算を行いその演算結果である時間Cを求め、次い
    で、各型締装置における型行指令を、該型行指令の前に
    当該型締装置を含むN台の型締装置に対して発せられた
    パリソンカッター駆動指令のうちで時間的に最も近接し
    て発せられたパリソンカッター駆動指令から、上記時間
    Cの経過後に発して、成形サイクルの中で隣り合う二つ
    のパリソンカッター駆動指令の時間間隔を、各型締装置
    における機械動作時間に関係なく一定にするブロー成形
    方法。
  2. 【請求項2】 上記型締装置を1台用い、該型締装置に
    おける直前の型行指令からそれに引き続くパリソンカッ
    ター駆動指令迄の時間Bを計測し、計測後ただちに上記
    時間Aから上記時間Bを差し引く演算を行いその演算結
    果である時間Cを求め、次いで該型締装置における型行
    指令を、上記パリソンカッター駆動指令から上記時間C
    の経過後に発する請求項1記載のブロー成形方法。
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