JP3476470B2 - アルキレンオキシド単位を含むポリマー及びエチレン系不飽和化合物からなるグラフトポリマー、その製法及びその使用 - Google Patents
アルキレンオキシド単位を含むポリマー及びエチレン系不飽和化合物からなるグラフトポリマー、その製法及びその使用Info
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Description
び開鎖N−ビニルカルボン酸アミドからなるグラフトポ
リマー、その製法及びそのグラフトポリマーを紙、厚紙
及び板紙の製造の際に顔料用の分散剤及びデンプン陽イ
オン化剤(starch cationizing agent)として使用する
ことに関する。
27号明細書からそれぞれ、高い乾燥強度及び湿潤強度を
有する紙の製造が公知であり、その際、N−ビニルホル
ムアミド及びエチレン系不飽和モノマー、例えば酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル又はアルキルビニルエーテル
の共重合及びアミノ基の形成下でのコポリマーのホルミ
ル基の30〜100モル%の加水分解により得られる加水分
解されたコポリマーを、紙の表面又は紙葉形成前の紙料
に強化剤として使用する。この加水分解されたコポリマ
ーは、乾燥繊維に対して0.1〜5重量%の量で使用され
る。
場合によりN−置換されたアクリルアミド又はメタクリ
ルアミド及びN−ビニル置換されたアミド又は不飽和脂
肪族モノカルボン酸のビニルエステルを、3〜10個の炭
素原子を有する少なくとも三価の脂肪族アルコールとア
ルキレンオキシドとの付加生成物の存在下にラジカル重
合させることにより得られるグラフトポリマーが公知で
ある。このグラフトポリマーは、直接染料又は反応性染
料を用いてのセルロース繊維の染色の際に染色助剤とし
て使用される。
ニルカルボン酸アミド、有利にN−ビニルホルムアミド
及び場合によりその他のモノマーを、単糖類、オリゴ糖
類、多糖類又はそれぞれの誘導体の存在下にラジカル重
合させ、かつ場合により重合導入された基N−ビニルカ
ルボン酸アミドをビニルアミン単位の形成下に加水分解
することにより得られるグラフトポリマーが公知であ
る。このグラフトポリマーは、乾燥強化剤及び湿潤強化
剤として、紙、厚紙及び板紙の製造の際に使用される。
もう1つの課題は、紙、厚紙及び板紙を製造するための
処理助剤を提供することである。
ポリマー及びエチレン系不飽和化合物からなるグラフト
ポリマーで解決し、その際、このグラフトポリマーは、 (A) 次のもの: (a) 式: [式中、R1、R2=H及びC1〜C6−アルキルである]のN
−ビニルカルボン酸アミド 10〜100重量%、 (b) モノマー(a)と共重合可能なその他のモノ
エチレン系不飽和モノマー 0〜90重量%及び (c) 少なくとも2つのエチレン系不飽和非共役二
重結合を分子中に有するモノマー 0〜5重量% からなるモノマー又はモノマー混合物を、 (B) 少なくとも3単位のC2〜C4−アルキレンオキシ
ドを含有するポリマー及び/又はポリテトラヒドロフラ
ンの存在下に、 (A):(B)の重量比(95〜10):(5〜80)でラ
ジカル重合させ、かつ場合により引き続き、グラフトポ
リマーの重合導入されたモノマー(a)から基: を、式: の単位の形成下に脱離させることにより得られる。
むポリマー及びエチレン系不飽和化合物からのグラフト
ポリマーの製法であり、これは、 (A) 次のもの: (a) 式: [式中、R1、R2=H及びC1〜C6−アルキルである]のN
−ビニルカルボン酸アミド 10〜100重量%、 (b) モノマー(a)と共重合可能で、カルボキシ
ル不含のその他のモノエチレン系不飽和モノマー 0〜
90重量%及び (c) 少なくとも2つのエチレン系不飽和の、非共
役二重結合を分子中に含有するモノマー 0〜5重量% からなるモノマー又はモノマー混合物を、 (B) C2〜C4−アルキレンオキシド少なくとも3単位
を有するポリマー及び/又はポリテトラヒドロフランの
存在下に、 (A):(B)の重量比(95〜20):(5〜90)でラ
ジカル重合させ、かつ引き続き、グラフトポリマーの重
合導入されたモノマー(a)から基: を少なくとも部分的に、式: の単位の形成下に脱離させることを特徴とする。
用するのが有利である。こうして得られたグラフトポリ
マーからもう1つの工程で、重合導入されたN−ビニル
ホルムアミドのホルミル基の2〜100、有利に30〜95%
を、式: 単位の形成下に離脱させる。有利に使用されるモノマー
混合物は、N−ビニルホルムアミド1〜99重量%及びギ
酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリル
ニトリル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラ
クタム、アクリル酸又はこれらのモノマーの混合物99〜
1重量%からなる。こうして得られるグラフトポリマー
から、重合導入されたN−ビニルホルムアミドのホルミ
ル基1〜100、有利に30〜95%を脱離する。加水分解条
件により、重合導入されたコモノマーを化学的に変化さ
せることもでき、例えば重合導入されたビニルエステル
からビニルアルコール単位が生じる。こうして得られた
加水分解されたグラフトポリマーを紙、厚紙及び板紙用
の乾燥強化剤及び湿潤強化剤として使用する。
式: [式中、R1及びR2は同じか又は異なってよく、かつ水素
及びC1〜C6−アルキルである]のN−ビニルカルボン酸
アミドがこれに該当する。好適なモノマーは例えば、N
−ビニルホルムアミド(式I中、R1=R2=H)、N−ビ
ニル−N−メチルホルムアミド、N−ビニルアセトアミ
ド、N−ビニル−N−メチルアセトアミド、N−ビニル
−N−エチルアセトアミド、N−ビニル−N−メチルプ
ロピオンアミド及びN−ビニルプロピオンアミドであ
る。グラフトポリマーを製造するために、前記のモノマ
ーを単独で、又は相互に混合して使用することができ
る。モノマーのこれらの群から、N−ビニルホルムアミ
ドを使用するのが有利である。
の他の、それと共重合可能なモノメチレン系不飽和モノ
マーと一緒にグラフト共重合に使用することができる。
群(b)の好適なモノマーは例えば、1〜6個の炭素原
子を有する飽和カルボン酸のビニルエステル、例えばギ
酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル及び酪酸ビ
ニルである。更に、モノエチレン系不飽和C3〜C6−カル
ボン酸のエステル、アミド及びニトリルが好適である。
好適なアミドは例えば、1〜6個のC原子のアルキル基
を有するアクリルアミド、メタクリルアミド並びにN−
アルキルモノ−及びジアミド、例えばN−メチルアクリ
ルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−メチル
メタクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、N−プ
ロピルアクリルアミド及びt−ブチルアクリルアミド並
びにそれらの塩基性(メタ)アクリルアミド、例えばジ
メチルアミノエチルアクリルアミド、ジメチルアミノエ
チルメタクリルアミド、ジエチルアミノエチルアクリル
アミド、ジエチルアミノエチルメタクリルアミド、ジメ
チルアミノプロピルアクリルアミド、ジエチル−アミノ
プロピルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタ
クリルアミド及びジエチルアミノプロピルメタクリルア
ミドである。モノエチレン系不飽和カルボン酸とC1〜C6
−アルコールとのエステル、例えばアクリル酸メチル、
メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル及びメタクリル
酸エチルも、又はグリコールもしくはポリグリコールと
のエステル(その際、それぞれ、グリコール及びポリグ
リコールのOH基の1つだけが、エチレン系不飽和カルボ
ン酸でエステル化される)、例えばヒドロキシエチルア
クリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロ
キシプロピルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレ
ート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシ
ブチルメタクリレート並びに分子量1500〜10000のポリ
アルキレングリコールのアクリル酸モノエステルが好適
である。更に、エチレン系不飽和カルボン酸とアミノア
ルコールとのエステル、例えばジメチルアミノエチルア
クリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジ
エチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチ
ルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレー
ト、ジメチルアミノプロピルメタクリレート、ジエチル
アミノプロピルアクリレート、ジエチルアミノプロピル
メタクリレート、ジメチルアミノブチルアクリレート、
ジエチルアミノブチルアクリレート、ジメチルアミノペ
ンチルアクリレート、ジメチルアミノネオペンチルメタ
クリレート及びジメチルアミノヘキシルアクリレートが
好適である。塩基性アクリレート及びアクリルアミド
を、遊離の塩基、鉱酸、例えば塩酸、硫酸及び硝酸との
塩の形で、又は4級化された形で使用する。好適な4級
化剤は例えば、硫酸ジメチル、塩化メチル、塩化エチ
ル、塩化ベンジル又は硫酸ジエチルである。3〜6個の
原子を有するモノエチレン系不飽和モノ−及びジカルボ
ン酸(無水物)、例えばアクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、(無水)マレイン酸、フマル酸、(無水)イ
タコン酸及び(無水)シトラコン酸も好適である。
ドン、N−ビニルカプロラクタム、アクリルニトリル、
メタクリルニトリル、N−ビニルイミダゾール並びに置
換されたN−ビニルイミダゾール、例えばN−ビニル−
2−メチルイミダゾール、N−ビニル−4−メチルイミ
ダゾール、N−ビニル−5−メチルイミダゾール、N−
ビニル−2−エチルイミダゾール及びN−ビニルイミダ
ゾリン、例えばN−ビニルイミダゾリン、N−ビニル−
2−メチルイミダゾリン及びN−ビニル−2−エチルイ
ミダゾリンが好適である。N−ビニルイミダゾール及び
N−ビニルイミダゾリンを遊離塩基以外の形で、鉱酸で
中和された形、又は4級化された形で使用し、その際、
4級化を硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、塩化ベンジル、
塩化メチル又は塩化エチルを用いて行うのが有利であ
る。
例えばビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリル
スルホン酸、スチレンスルホン酸、アクリル酸−3−ス
ルホプロピルエステル、メタクリル酸−3−スルホプロ
ピルエステル及び2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸が好適である。
ルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩の形でグラフト重
合に使用することができる。
ロピオン酸ビニル、アクリルニトリル、N−ビニルピロ
リドン、N−ビニルカプロラクタム及びアクリル酸が有
利である。
ー少なくとも一種10〜100重量%及び群(b)のモノマ
ー少なくとも1種0〜90重量%からのなるモノマー混合
物を使用する。
(a)及び(b)からなるモノマー混合物と、少なくと
も2つのエチレン系不飽和非共役二重結合を分子中に有
するモノマー(c)5重量%までとを、化合物(B)の
存在下に共重合させることにより達成することができ
る。化合物(c)は常法で、共重合の際に架橋剤として
使用される。これは、共重合に使用される(a)及び場
合による(b)からモノマー混合物中に添加することが
できる。それを添加する場合に、有利な使用量は0.05〜
2重量%である。共重合の間に群(c)のモノマーを併
用すると、コポリマーのK値が高まる。この種の好適な
化合物は例えば、メチレンビスアクリルアミド、アクリ
ル酸及びメタクリル酸と多価アルコールとのエステル、
例えばグリコールジアクリレート、グリセリントリアク
リレート、グリコールジメタクリレート、グリセリント
リメタクリレート並びに少なくとも2重にアクリル酸又
はメタクリル酸でエステル化されたポリオール、例え
ば、ペンタエリトリット及びグルコースである。好適な
架橋剤は更に、ジビニルベンゼン、ジビニルジオキサ
ン、ペンタエリトリットトリアリルエーテル及びペンタ
アリルスクロースである。化合物のこれらの群から、水
溶性モノマー、例えばグリコールジアクリレート又は30
00までの分子量のポリエチレングリコールのグリコール
ジアクリレートを使用するのが有利である。
(b)並びにそれぞれ更に付加的に(c)の重合を本発
明ではアルキレンオキシド単位を有するポリマーの存在
下で行う。このような生成物は、少なくとも3つのアル
キレンオキシド単位又はポリテトラヒドロフラン少なく
とも3つのアルキレンオキシド単位を有するポリアルキ
レンオキシド又は少なくとも3つの単位からなるポリテ
トラヒドロフランである。
トラヒドロフランは公知である。C2〜C4−アルキレンオ
キシドのホモポリマー及びコポリマーが特に重要であ
る。これらは、例えば酸化エチレン、酸化プロピレン、
酸化n−ブチレン及び/又は酸化イソブチレンのホモ重
合又は共重合により製造される。共重合の場合には、少
なくとも2種のアルキレンオキシドからなる混合物を重
合させた場合のランダムコポリマー又は先ず1種のアル
キレンオキシド、例えば酸化エチレンを重合させ、次い
でその他のアルキレンオキシド、例えば酸化プロピレン
を重合させた場合のブロックコポリマーがこれに該当す
る。ブロックコポリマーは例えば、AB、ABA又はBABタイ
プがこれに該当し、その際、Aは例えばポリエチレンオ
キシドブロックであり、かつBはポリプロピレンオキシ
ドからなるブロックを表す。これらのコポリマーは場合
により更に、n−酸化ブチレン及び/又は酸化イソブチ
レンを重合導入させて含有してよい。これらのポリエチ
レンオキシドは、少なくとも3つのアルキレンオキシド
単位を分子中に有する。ポリアルキレンオキシドは例え
ば、50000単位までのアルキレンオキシド単位を分子中
に有して良い。有利には、3〜1000単位のアルキレンオ
キシド単位を分子中に有するようなポリアルキレンオキ
シドがこれに該当する。ポリテトラヒドロフランは例え
ば、3〜200、有利に3〜100単位のテトラメチレンオキ
シド単位を有する。
ロピレンのホモポリマー又はブロックコポリマー並びに
酸化エチレン及び酸化プロピレンからなる混合ガスの共
重合により得られる酸化エチレン及び酸化プロピレンか
らなるランダムコポリマーである。アルキレンオキシド
単位を有するポリマーとは本発明の意味では、C2〜C4−
アルキレンオキシドとアルコール、フェノール、カルボ
ン酸及びアミンとの付加生成物のことでもある。
ールは例えば、1〜30個の炭素原子を有する:例えば、
メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ−プ
ロパノール、n−ブタノール、n−オクタノール、2−
エチルヘキサノール、デカノール、ドデカノール、パル
ミチルアルコール、セチルアルコール及びステアリルア
ルコール。殊に、オキソ法により得られるアルコール、
例えばC10−アルコール、C13−オキソアルコール又は天
然アルコール、例えばC10/C18−獣脂アルコールが工業
的に重要である。
ルコール、例えばグリコール、グリセリン、エリトリッ
ト、ペンタエリトリット及びソルビットを使用すること
もできる。アルコールを、モル比1:3〜1:200で、少なく
とも1種のC2〜C4−アルキレンオキシドと反応させる。
マーは、脂肪酸とアルキレンオキシドとの反応生成物で
ある。脂肪酸の内、殊には、分子中に8〜10個のC原子
を有するようなもの、例えばラウリン酸、ミリスチン
酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ヤシ脂肪酸、獣脂酸
及びオレイン酸がこれに該当する。
マーは更に、C2〜C4−アルキレンオキシドとC1〜C12−
アルキルフェノール、例えばn−デシルフェノール、n
−オクチルフェノール、イソブチルフェノール及びメチ
ルフェノールとの付加生成物である。更に、C2〜C4−ア
ルキレンオキシドと2級C2〜C30−アミン、例えばジ−
n−ブチルアミン、ジ−n−オクチルアミン、ジメチル
アミン及びジステアリルアミンとの付加生成物が、グラ
フトポリマーを製造するための成分(B)として好適で
ある。アミンと少なくとも1種のアルキレンオキシドと
のモル比は、1:3〜1:200であり、かつ有利には1:3〜100
の範囲である。アルキレンオキシドとアルコール、フェ
ノール、酸又はアミンとの付加生成物の場合には、アル
キレンオキシドを混合ガスの形で前記の化合物に添加す
るか、又は先ずエチレンオキシドとの、引き続き酸化プ
ロピレンとの反応を実施することができる。同様に、先
ず酸化プロピレンを、かつ引き続き酸化エチレンを前記
の化合物に添加することもできる。酸化エチレン及び酸
化プロピレンの他に、それぞれ場合により更に酸化イソ
ブチレン及び/又は酸化n−ブチレンを添加することが
できる。アルキレンオキシドを連続して添加すると、ブ
ロックコポリマーが生ずる。多くの場合、アルコキシル
化生成物の遊離のOH−基を末端基で封鎖するのが更に有
利であり得る。末端基封鎖は例えば、アルキル基を用い
てエーテル基の形成下に行うことができる。例えば、ア
ルコキシル化生成物をアルキル化剤、例えば硫酸ジメチ
ルと反応させることができる。末端OH−基は場合によ
り、カルボン酸、例えば酢酸又はステアリン酸と反応さ
せてエステル化することもできる。
(a)及び(b)からの混合物、及び場合によりそれぞ
れ付加的に(c)を成分(B)の化合物の存在下にラジ
カル重合させる。場合により、2種以上の(B)に記載
の化合物を使用することが、生じるポリマーの作用に有
利であり得る。このグラフトポリマーは不活性溶剤又は
不活性希釈剤の存在下又は不在下に実施することができ
る。不活性溶剤又は希釈剤の不在下での重合は大抵、不
均一な重合をもたらすので、不活性溶剤又は希釈剤中で
の重合が有利である。例えば、(B)で記載の化合物を
懸濁させることができ、かつモノマー(A)を溶解する
ような不活性希釈剤が好適である。この場合、共重合の
後にポリマーは懸濁された形で存在し、かつ濾過により
容易に固体の形で単離することができる。好適な不活性
希釈剤は例えばトルエン、キシレン、o−、m−、p−
キシレン及び異性体混合物、エチルベンゼン、脂肪族炭
化水素、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オク
タン、ノナン、ドデカン、シクロヘキサン、シクロオク
タン、メチルシクロヘキサン並びに前記の炭化水素の混
合物又は重合可能なモノマーを含有しないガソリン留分
である。更に、クロル炭化水素、例えばクロロホルム、
四塩化炭素、ヘキサクロルエタン、ジクロルエタン及び
テトラクロルエタンが好適である。成分(B)の化合物
が、不活性希釈剤中に懸濁している前記の方法では、成
分(B)の無水化合物を使用するのが有利である。
物、モノマー(A)及び生じたポリマーが少なくとも分
散して、有利には溶けた形で存在する溶液重合である。
溶液重合のために例えば、不活性溶剤、例えばメタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノー
ル、n−ブタノール、s−ブタノール、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、水並びに前記の不活性溶剤の混合物
が好適である。重合には連続的に又は断続的に実施する
ことができる。
併用下に製造する。
た重合温度で半減期が3時間よりも短い全ての化合物が
好適である。重合を先ず比較的低い温度で開始し、より
高い温度で終了させる場合には、異なる温度で分解する
開始剤少なくとも2種を用いて操作する。即ち、比較的
低い温度で既に分解する開始剤を重合の開始のために使
用し、次いで、主重合をより高い温度で分解する開始剤
を用いて終了させるのが有利である。水溶性並びに水不
溶性開始剤又は水溶性及び水不溶性開始剤の混合物を使
用することができる。水中に不溶性の開始剤は、有機相
には可溶性である。次に記載の温度範囲では例えば、次
に記載の開始剤を使用することができる。
アセチルペルオキシジカルボナート、ジシクロヘキシル
ペルオキシジカルボナート、ジ−2−エチルヘキシルペ
ルオキシジカルボナート、t−ブチルペルネオデカノエ
ート、2,2′−アゾビス−(4−メトキシ−2,4−ジメチ
ルバレロニトリル)、2,2′−アゾビス−(2−メチル
−N−フェニルプロピオンアミジン)ジヒドロクロリ
ド、2,2′−アゾビス−(2−メチルプロピオン−アミ
ジン)ジヒドロクロリド。
シド、ジラウロイルペルオキシド、2,2′−アゾビス−
(2,4−ジメチルバレロニトリル)。
チルヘキサノエート、t−ブチルペルマレイナート、2,
2′−アゾビス−(イソブチロニトリル)、ジメチル−
2,2′−アゾビスイソブチレート、過硫酸ナトリウム、
過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム。
ン、t−ブチルペルオキシイソプロピルカルボナート、
過酢酸t−ブチル、過酸化水素。
クミルペルオキシド、ジ−t−アミルペルオキシド、ジ
−t−ブチルペルオキシド。
オキシド、クミルヒドロペルオキシド及びt−ブチルヒ
ドロペルオキシド。
ば銅塩、コバルト塩、マンガン塩、鉄塩、バナジウム
塩、ニッケル塩及びクロム塩又は有機化合物、例えばベ
ンゾイン、ジメチルアニリン又はアスコルビン酸を更に
使用すると、前記のラジカル形成開始剤の半減期を短く
することができる。例えば、t−ブチルヒドロペルオキ
シドを銅−II−アセチルアセトナート5ppmの添加下に活
性化させると、既に100℃で重合させることができる。
レドックス触媒の還元成分は更に例えば、亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸水素ナトリウム、ナトリウムホルムアルデ
ヒドスルホキシレート及びヒドラジンのような化合物か
らなっていてよい。重合の際に使用されるモノマーに対
して、重合開始剤又は複数の重合開始剤の混合物0.01〜
20、有利に0.05〜10重量%を使用する。レドックス成分
として、還元作用性化合物0.01〜15%を添加する。重金
属を、0.1〜100ppm、有利に0.5〜10ppmの範囲で使用す
る。往々にして、過酸化物、還元剤及び重金属からなる
組み合わせをレドックス触媒として使用するのが有利で
ある。
より併用されるモノマー(c)のグラフト重合は、紫外
線の作用下に場合によりUV−開始剤の存在下に実施する
こともできる。UV−線の作用下での重合のために、それ
に通常該当する光重合開始剤もしくは増感剤を使用す
る。この場合例えば、ベンゾイン、ベンゾインエーテ
ル、α−メチルベンゾイン又はα−フェニルベンゾイン
のような化合物がこれに該当する。ベンジルジケタール
のようないわゆる三重項増感剤も使用することができ
る。UV−光源として例えば、エネルギーに富むUV灯、例
えばカーボンアーク灯、水銀灯又はキセノン灯の他に、
更にUVに乏しい光源、例えば高い青色割合を有する蛍光
灯を使用する。
調節剤の存在下に実施するのが有利である。好適な調節
剤は例えば、硫黄を結合した形で有する有機化合物であ
る。これには例えば、メルカプト化合物、例えばメルカ
プトエタノール、メルカプトプロパノール、メルカプト
ブタノール、メルカプト酢酸、メルカプトプロピオン
酸、ブチルメルカプタン及びドデシルメルカプタンが該
当する。調節剤として更に、アリル化合物、例えばアリ
ルアルコール、アルデヒド、例えばホルムアルデヒド、
アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、N−ブチル
アルデヒド及びイソブチルアルデヒド、ギ酸、ギ酸アン
モニウム、プロピオン酸、硫酸ヒドラジン及びブテノー
ルが好適である。重合を調節剤の存在下に実施する場合
には、重合に使用されるモノマーに対して0.05〜20重量
%を必要とする。
素の遮断下での不活性ガス雰囲気下に行う。重合の間通
常、反応成分の良好な混合を心がける。重合熱の確実な
排出が保証されている比較的少量のバッチでは、反応混
合物を重合温度に加熱し、次いで反応を開始させること
により、不活性希釈剤中に存在しているのが有利な反応
成分を断続的に共重合させることができる。その際、こ
の温度は、40〜180℃である。重合反応の進行をより良
好にコントロール可能にするために、モノマー(A)を
所望の重合温度で、重合される混合物に連続的に又はバ
ッチ法で、重合が所望の温度範囲で良好にコントロール
可能であるように添加する。重合反応器中に先ず、成分
(B)の化合物又は成分(B)の化合物の少なくとも一
部を反応器中に予め挿入し、かつその中で撹拌下に、所
望の重合温度に加熱する、成分(A)のモノマーの添加
方法が有利である。この温度が達成されたら直ちに、こ
れに、約1〜10時間、有利に2〜8時間かけてモノマー
(a及び場合によりb)及び場合により(c)並びに開
始剤及び場合により調節剤を添加する。このような処理
法を例えば、成分(B)が懸濁している不活性希釈剤中
での成分(A)及び(B)の重合で、並びに溶液中で実
施される重合で使用する。
(A)及び(B)の懸濁重合又は溶液重合により製造す
るのが有利であり、その際、水中での溶液重合が特に有
利である。水性媒体中での溶液重合の場合には例えば、
少なくとも一部の成分(B)の化合物を水性媒体中に予
め装入し、かつモノマー(a及び場合によりb)並びに
場合によりモノマー(c)を連続的に又は断続的に重合
される反応混合物に添加することにより実施する。水溶
液中で重合させている間のモノマーのN−ビニルカルボ
ン酸アミドのけん化を回避するために、重合を、pH−値
範囲4〜9、殊に5〜8で実施するのが有利である。多
くの場合、付加的に更に緩衝剤の存在下に操作するの
が、例えば水性相に1級又は2級リン酸ナトリウムを添
加するのが推奨される。酸基含有モノマー(b)を使用
する場合には、これを塩の形で使用する。
〜150℃、殊に60〜110℃の範囲である。グラフト重合の
際に温度が不活性希釈剤もしくは溶剤又はモノマーの沸
点を上回ったら直ちに、重合を圧力下に実施する。成分
(A)及び(B)の濃度はグラフト重合で、不活性溶剤
又は不活性希釈剤の存在下で、10〜80、有利に20〜70重
量%である。グラフトポリマーの製造は、慣用の重合装
置中で行うことができる。このために例えば、アンカー
型、パドル型、インペラ型又は多段衝動向流撹拌機を備
えた撹拌釜を使用する。殊に、重合の際、希釈剤の不在
下では、重合をニーダー中で実施するのが有利であり得
る。同様に、高い濃度で操作する場合には、ニーダー中
で重合することが必要となり得る。
する(pH7及び25℃で、該コポリマーの1%水溶液で測
定)を有するグラフトポリマーが得られる。前記の方法
で製造されたグラフトポリマーは無色から褐色の生成物
である。これは、重合の際に水性媒体中で分散液又はポ
リマー溶液として存在する。その際、グラフトポリマー
の各組成に依存して、低粘稠性からペースト状の水溶液
又は水性分散液がこれに該当する。
その工程で、酸、塩基又は酵素の作用下に加水分解を実
施する。ポリマーは、式: [式中、R1、R2=H、C1〜C6−アルキルである]の単位
を少なくとも10重量%含有する。この単位IIを加水分解
により、式: [式中、R2=H又はC1〜C6−アルキルである]の単位に
変換する。
グラフトポリマーの重合導入されたモノマー(a)から
離脱させる。加水分解の際の反応条件、即ち加水分解さ
れるポリマーに対する酸又は塩基の量及び加水分解の際
の反応温度に依存して、式(II)の単位の部分的又は完
全な加水分解が得られる。グラフトポリマーの加水分解
を、グラフトポリマー中に含まれる式(II)のモノマー
単位2〜100%、有利にこの単位の30〜95%が加水分解
される程度に行う。加水分解のために、第1の処理工程
で製造されたグラフトポリマーに少なくとも1種の酸又
は塩基を添加する。好適な酸は例えば、鉱酸、例えばハ
ロゲン化水素(気体状又は水溶液で)、硫酸、硝酸、リ
ン酸(o−、m−又はポリリン酸)及び有機酸、例えば
C1〜C5−カルボン酸、例えばギ酸、酢酸及びプロピオン
酸又は脂肪族又は芳香族スルホン酸、例えばメタンスル
ホン酸、ベンゼンスルホン酸又はトルエンスルホン酸で
ある。加水分解のために塩酸又は硫酸を使用するのが有
利である。酸を用いての加水分解の場合には、pH−値は
0〜5である。ポリマー中のホルミル基1当量当たり、
例えば0.05〜1.5当量、有利に0.4〜1.2当量の酸が必要
である。
2主族の金属の金属水酸化物を使用することができ、例
えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウム及び水
酸化バリウムが好適である。同様に更に、アンモニア及
びアンモニアのアルキル誘導体、例えばアルキルアミン
又はアリールアミン、例えばトリエチルアミン、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、モルホリン又はアニリンを使用することもでき
る。塩基を用いての加水分解では、pH−値は8〜14であ
る。該塩基は、固体、液体又は場合により気体状態で、
希釈して又は希釈せずに使用することができる。加水分
解用の塩基として、アンモニア、水酸化ナトリウム溶液
又は水酸化カリウム溶液を使用するのが有利である。酸
性又はアルカリ性pH範囲での加水分解を例えば、温度30
〜170℃、有利に50〜120℃で行う。加水分解は、約2〜
8、有利に3〜5時間後に終了する。この反応時間で、
ポリマー中の式(II)の単位の加水分解度1〜100%が
達成される。加水分解のために塩基又は酸素を水溶液で
添加する方法が特に有利である。加水分解の後に通常、
中和を実施して、加水分解されたポリマー溶液のpH−値
を2〜8、有利に3〜7にする。部分的に加水分解され
たポリマーの更なる加水分解の進行を回避するか、又は
遅延させる場合に、中和が必要である。加水分解は、酵
素を用いて実施することもできる。
ミド又は (a) N−ビニルホルムアミド 1〜99重量%及び (b) ギ酸ビニル及び/又は酢酸ビニル 99〜1重量
% からなるモノマー混合物を使用し、引き続き、該グラフ
トポリマーから、重合導入されたN−ビニルホルムアミ
ドのホルミル基の1〜100%を、R2=Hである式IIIの単
位の形成下に離脱させる加水分解を行うようなグラフト
ポリマーが特に有利である。N−ビニルホルムアミドと
並んで、重合導入されたアクリルニトリルも含有するグ
ラフトポリマーの酸による加水分解では、後者のモノマ
ーから、式: のイミド構造も生ずる。加水分解されたグラフトポリマ
ー中のこれらの構造の割合は、重合導入されたアクリル
ニトリルの量及び反応条件により、単位(V)0〜60モ
ル%である。
分解は、カルボキシレート官能の形成を更にもたらす。
時の作用性の低下を回避もしくは充分に抑制するため
に、かつ充分に色安定なポリマー溶液を得るために場合
により、加水分解の間又は後に、抗酸化剤、還元剤又は
アルデヒド掃去剤を添加する。
用する抗酸化剤は例えば、2級芳香族アミン、フェノー
ル、アルキルフェノール、チオエーテル、亜リン酸塩又
は前記の物質群の化合物の混合物である。好適な2級芳
香族アミンは例えば、4,4′−ビス(t−ブチル)ジフ
ェニルアミン、4,4′−ビス(フェニルメチル)ジフェ
ニルアミン又はそれらの混合物である。抗酸化剤として
好適なアルキルフェノールは例えば、2,6−ジメチル−
4−t−ブチルフェノール、2,4,6−トリメチルフェノ
ール、2,4−ジt−ブチル−6−メチルフェノール又は
それらの混合物である。チオエーテルとして例えば、ジ
アルキル−3,3′−チオジプロピオネート、ポリ−2,3−
ジメチルフェニル−1,4−ジスルフィド、ビス(2−メ
チル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチル)スルフィド、
ジベンジルスルフィド及びジアルキルジスルフィド、例
えばジオクタデシルジスルフィドが好適である。
ルフェニルホスファイト、ジ−(2,4−ジ−t−ブチル
フェニル)−ペンタエリトリトールジホスファイト及び
ジフェニレン−デシル−ホスファイトである。
ホウ水素化ナトリウム及び亜ジチオン酸塩、例えば亜ジ
チオン酸ナトリウム、亜ジチオン酸カリウム又は亜ジチ
オン酸亜鉛が好適である。
えば尿素、エチレン尿素、プロピレン尿素、メラミン、
グアニジン、フェニルビグアニジン又は前記の化合物の
混合物である。その他のアルデヒド掃去剤は例えば、ア
ルカリ金属亜硫酸水素塩、例えば亜硫酸水素ナトリウム
又は亜硫酸水素カリウムである。
リマーに対して、0.01〜20重量%、有利に0.1〜16重量
%の量で使用する。この物質の添加は、グラフトポリマ
ー中に含有されるアミド基の加水分解の前、その間又は
その後に行うことができる。
び/又はビニルアミン単位を含有するグラフトポリマー
を製紙の際に、紙の乾燥強度及び湿潤強度を高めるため
に使用する。本発明のグラフトポリマーをその際、水溶
液で使用し、かつ紙葉の形成前に紙料に、乾燥繊維に対
して0.1〜10重量%の量で添加するのが有利である。ポ
リマー水溶液を紙の表面上に施与することもでき、その
際、使用量は、乾燥繊維に対して0.1〜10、有利に0.25
〜3重量%である。該ポリマーの水溶液は公知の紙、厚
紙及び板紙の全種で、例えば衛生用紙、筆記用紙、印刷
用紙及び包装用紙の製造で有効である。紙もしくは厚紙
及び板紙は多種のパルプ材料から製造することができ、
例えば亜硫酸パルプ又は硫酸塩パルプ(漂白済み又は無
漂白)、砕木パルプ、ケミサーモメカニカル・パルプ
(CTMP)、サーモメカニカル・パルプ又は古紙又は前記
の繊維種の混合物からなってよい。紙料懸濁液のpH−値
は4〜9、有利に6〜8である。前記のコポリマーを、
乾燥繊維に対して0.25〜2重量%の量で、紙料懸濁液に
紙葉形成前に添加し、紙の乾燥強度及び湿潤強度を高め
るのが有利である。
の際に、妨害物質及び染料の固着剤として好適である。
この使用目的のために、グラフトポリマーを紙料に直接
添加するか、又はロジンサイズ剤との混合物の形で紙料
に添加することもできる。ロジンサイズ剤100重量部に
対して、グラフトポリマーを例えば1〜100、有利に5
〜30重量部使用する。
フトポリマーを、紙、厚紙及び板紙の製造の際に、歩留
まり向上剤及び脱水剤として使用する。この使用目的に
は、乾燥繊維に対して0.01〜5、有利に0.1〜2重量%
の慣用量のグラフトポリマーが該当する。本発明のグラ
フトポリマーのもう1つの使用範囲は、デンプン陽イオ
ン化剤としてのその使用にある。デンプンを陽イオン化
するために例えば、デンプンの水性スラリーを、グラフ
トポリマーの存在下に80〜180度の温度に加熱する。水
性反応混合物の沸点を上回る温度の場合には、密閉容器
中で操作する。デンプン陽イオン化の場合にはデンプン
に対して、0.1〜100重量%、有利に1〜10重量%の少な
くとも1種のグラフトポリマーを使用する。全てのデン
プン種、例えば天然デンプン、例えば馬鈴薯デンプン、
コメデンプン、コーンスターチ及びコムギデンプン、更
に分解デンプン又はアミロペクチン含有率最低95〜100
%のデンプン種、例えば予備ゲル化(pregelatinized)
コーンスターチ又は予備ゲル化馬鈴薯デンプンを、本発
明のグラフトポリマーで陽イオン化することができる。
この使用目的には殊に、重合導入されたN−ビニルカル
ボン酸アミドの加水分解率が少なくとも60%であるグラ
フトポリマーが該当する。こうして製造された陽イオン
化デンプンを例えば、製紙の際に使用する。これは、紙
の乾燥強度及び湿潤強度を高め、かつ未変成のデンプン
に比べて特に高い歩留まりの点で優れている。
して使用することができる。このために慣用の量は、顔
料に対して約0.1〜5、有利に0.5〜2重量%である。好
適な顔料は例えば、チョーク、クレー、タルク及び二酸
化チタンである。製紙の際に填料として使用するため
に、又は紙用塗布物質の製造のために、高濃度水性顔料
スラリーを製造する。このような顔料スラリーは顔料を
75重量%まで含有してよい。
のジケテンサイジングの際の促進剤として好適である。
この目的のためにグラフトポリマーを、ジケテンエマル
ジョンを製造する際に、ジケテンと一緒に水中で乳化さ
せる。このジケテンエマルジョンは例えば、グラフトポ
リマー0.05〜5重量%を含有する。本発明のグラフトポ
リマーは、ジケテンサイジングを迅速に行わせる。更に
該グラフトポリマーはティッシュペーパー製造の際の助
剤として好適である。この目的に、該グラフトポリマー
を乾燥繊維に対して0.05〜0.5重量%の量で使用する。
示は、物質の重量に対するものである。
e,Band 13,58−64及び71−74(1932))により、1重量
%水溶液で25℃で測定した。
製造した。乾燥引裂長さをDIN53112、第1頁で、かつ湿
潤引裂長さをDIN53112、第2頁で測定した。
置及び窒素排出装置を備えている加熱可能な反応器中
に、蒸留水829.5g、75%リン酸1.27g及び50%水酸化ナ
トリウム水溶液0.87g並びに分子量1500のポリエチレン
グリコール33gを充填し、かつリン酸もしくは水酸化ナ
トリウム水溶液で混合物のpH−値を6.5に調節する。こ
の後、弱い窒素流(10l/時)中で、反応器内容物を70℃
に加熱し、かつN−ビニルホルムアミド134.7gを3時間
かけて、かつ蒸留水100g中の2,2′−アゾビス−(2−
メチルプロピオンアミジン)ジヒドロクロリド0.53gを
4時間かけて均等に配量導入する。引き続き、さらに2
時間70℃で後加熱する。澄明無色で粘稠性な溶液は、固
体含有率15.5%及びK値79を有する。
に、前記のグラフトポリマーの溶液500gを予め装入す
る。激しい撹拌下に、38%塩酸103gを15分かけて滴加す
る。その後、反応混合物を70℃に6時間加熱する。変換
率を高分子電解滴定により測定する。室温までの冷却の
後に、50%水酸化ナトリウム水溶液を全部で77.6g徐々
に滴加して、pH−値3.8に調節する。この溶液に、30%
亜硫酸水素ナトリウム溶液11gを添加し、かつ10分間後
撹拌する。重合導入されたN−ビニルホルムアミドの加
水分解度:91%、固体含有率:21.8%、ポリマー含有率:1
2.2%。
0%水酸化ナトリウム水溶液0.66g及び分子量1500のポリ
エチレングリコール66gを充填し、かつ例1と同様にpH
−値を6.5に調節した。それから、弱い窒素流(10l/
時)中で70℃に加熱し、かつN−ビニルホルムアミド10
1gを3時間かけて、かつ蒸留水100g中の2,2′−アゾビ
ス−(2−メチルプロピオンアニジン)ジヒドロクロリ
ド0.4gの溶液を4時間かけて、70℃で均等に配量導入す
る。続いて2時間後に、70℃に後加熱する。澄明無色の
溶液は、固体含有率15.1%を有する。グラフトポリマー
のK値は62.3である。
に、前記のグラフトポリマーの溶液500gを予め装入す
る。激しい撹拌下に、38%塩酸74.8gを10分かけて滴加
する。その後、溶液を70℃に6時間加熱する。変換率を
高分子電解滴定により測定する。室温までの冷却の後
に、50%水酸化ナトリウム水溶液を全部で56g少量づつ
添加して、pH−値を3.8に調節する。30%亜硫酸水素ナ
トリウム溶液10.6gを添加し、かつ更に10分間後撹拌す
る。加水分解されたグラフトポリマーの水溶液641.4gが
得られる。重合導入されたN−ホルムアミドの加水分解
度は85%である。この溶液は固体含有率20%及びポリマ
ー含有率12.5%を有する。
1500のポリエチレングリコールの代わりに、ここでは分
子量4000のポリエチレングリコールを使用する。固体含
有率16.4%の澄明無色の溶液が得られる。ポリマーのK
値は79.7である。
様に、38%塩酸108gを用いて加水分解する。冷却の後に
50%水酸化ナトリウム水溶液73.4gを添加して、pH−値
を3.8に調節する。更に、グラフトポリマーを安定化す
るために30%亜硫酸水素ナトリウム水溶液11.3gを添加
する。グラフト導入されたN−ビニルホルムアミドの加
水分解度は90%である。生じた反応溶液は固体含有率22
%を有する。ポリマー含有率は12.9%である。
子量500のメチルポリグリコールを使用する。固体含有
率10.4%の澄明無色の溶液が得られる。グラフトポリマ
ーはK値77.6を有する。
%塩酸102gの添加により加水分解する。反応混合物の冷
却の後に、pH−値の調節のために50%水酸化ナトリウム
水溶液76.9g及び30%亜硫酸水素ナトリウム水溶液11gを
添加する。こうして得られた溶液は固体含有率21.7%を
有し、かつポリマー12.1%を含有する。重合導入された
N−ビニルホルムアミドの加水分解度は94%である。
子量500のメチルポリグリコールを使用する。固体含有
率15.8%の澄明無色のポリマー溶液が得られる。このグ
ラフトポリマーはK値70.7を有する。
酸781gで処理する。加水分解の後に、pH−値の調節のた
めに、50%水酸化ナトリウム水溶液58.5g及び30%亜硫
酸水素ナトリウム溶液11gを安定化のために添加する。
このように得られた溶液の固体含有率は20.8%であり、
ポリマー含有率は13%である。重合導入されたN−ビニ
ルホルムアミドは87%まで加水分解された。
0g、50%水酸化ナトリウム水溶液0.74g、分子量1500の
ポリエチレングリコール22.3g及びN−ビニルホルムア
ミド90.9gを予め装入し、かつpH−値を6.5に調節する。
反応混合物を弱い窒素流中、撹拌下に温度50℃に加熱
し、かつ続けて撹拌する。8時間かけて、8回に分けて
同じ間隔で水150g中に溶けた2,2′−アゾビス−(2−
メチルプロピオンアミジン)ジヒドロクロリド0.44gの
溶液を添加し、かつその反応混合物の温度を50℃に保持
する。開始剤の添加の後に、反応混合物を更に75℃で4
時間撹拌する。こうして得られた澄明無色の溶液は、固
体含有率10.1%を有する。該グラフトポリマーのK値は
108.8である(0.5%水溶液で測定)。
い、38%塩酸66.6gの添加により加水分解する。加水分
解の後に、50%水酸化ナトリウム水溶液50.2g及び30%
亜硫酸水素ナトリウム溶液10.1gを添加する。固体含有
率15.8%を有する水溶液が得られる。溶液のポリマー含
有率は8.8%である。重合導入されたN−ビニルホルム
アミドは95%までビニルアミン単位に加水分解されてい
る。
では分子量4000のポリエチレングリコールを使用する。
こうして得られる澄明無色の溶液は固体含有率10.1%を
有する。該グラフトポリマーのK値は107.3である。
%塩酸66.7gの添加により加水分解する。反応混合物の
冷却の後に、50%水酸化ナトリウム水溶液45.8g並びに3
0%亜硫酸水素ナトリウム水溶液10.3gを添加する。固体
含有率15.8%を有するポリマー溶液が得られる。溶液の
ポリマー含有率は8.8%である。ポリエチレングリコー
ル上にグラフトされたN−ビニルホルムアミドは90%ま
で加水分解されている。
2.5g、50%水酸化ナトリウム水溶液1.95g及び分子量150
0のポリエチレングリコール39.2gを予め装入し、かつpH
−値を例1の記載と同様に6.8に調節する。次いで溶液
を弱い窒素流中、撹拌下に温度70℃まで加熱する。温度
が70℃に達したら直ちに、別々の供給口から、3時間か
けてN−ビニルホルムアミド160gを、2.5時間かけて蒸
留水50g中の2−メルカプトエタノール1.6gの水溶液
を、かつ4時間かけて蒸留水160g中の2,2′−アゾビス
(2−メチルプロピオンアミジン)ジヒドロクロリド0.
64gの溶液を均等に添加する。開始剤の添加の後に、反
応混合物を更に70℃で2時間撹拌する。固体含有率14.9
%の澄明無色のポリマー溶液が得られる。該グラフトポ
リマーはK値50.8%を有する(1%水溶液で測定)。
に38%塩酸98.3gを添加する。加水分解の後に、反応混
合物に50%水酸化ナトリウム水溶液68.5g及び30%亜硫
酸水素ナトリウム溶液11.2gを添加する。固体含有率21.
7%及びポリマー含有率11.9%を有する水溶液が得られ
る。グラフトされたN−ビニルホルムアミドは86%まで
加水分解されている。
00(数平均)のポリエチレングリコールを使用する。澄
明無色のポリマー溶液の固体含有率は15.9%である。該
グラフトポリマーはK値56.1%を有する(1%水溶液で
測定)。
に38%塩酸102.2gを添加する。反応混合物の冷却の後
に、50%水酸化ナトリウム水溶液70.5g及び30%亜硫酸
水素ナトリウム溶液11.1gを添加する。固体含有率22.4
%を有する水溶液が生じる。溶液のポリマー含有率は1
2.3%である。ポリエチレングリコールにグラフトされ
たN−ビニルホルムアミドは93%まで加水分解されてい
る。
g、50%水酸化ナトリウム水溶液1.95g及び分子量(数平
均)1500のポリエチレングリコール78.4gを予め装入
し、かつpH−値を6.5に調節する。この溶液を弱い窒素
流中で温度70℃に加熱する。この温度が達成されたら直
ちに、別の流れで3時間かけてN−ビニルホルムアミド
120gを、蒸留水50g中の2−メルカプトエタノール1.2g
の溶液を2.75時間かけて、蒸留水100g中の2,2′−アゾ
ビス−(2−メチルプロピオンアミジン)ジヒドロクロ
リド0.48gを4時間かけて均等に添加する。開始剤の添
加が終了した後に、反応混合物を更に70℃に2時間撹拌
する。こうして得られる澄明無色のポリマー溶液は固体
含有率14%を有する。グラフトポリマーのK値は44.4で
ある。
を38%塩酸69.2gの添加により加水分解する。加水分解
の後に、50%水酸化ナトリウム水溶液47.7g及び30%亜
硫酸水素ナトリウム10.3gを添加する。生じた水溶液は
固体含有率19.6%及びポリマー含有率11.8%を有する。
ポリエチレングリコールにグラフトされたN−ビニルホ
ルムアミドは83%まで加水分解されている。
g、50%水酸化ナトリウム水溶液0.74g、分子量1500のポ
リエチレングリコール44.6g及びN−ビニルホルムアミ
ド68.2gを予め装入し、かつpH−値6.8に調節する。続い
て、反応混合物を弱い窒素流中で温度50℃に加熱する。
この温度が達成されたら直ちに、蒸留水150g中の2,2′
−アゾビス−(2−メチル−プロピオンアミジン)ジヒ
ドロクロリド0.33gの溶液を8回に分けて、8時間かけ
て同じ間隔で添加する。引き続き、蒸留水75g中の2,2′
−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)ジヒドロ
クロリド0.07gの溶液を一度に添加し、かつこの反応混
合物を更に撹拌下に温度75℃に4時間加熱する。こうし
て得られる澄明無色の溶液は固体含有率10.1%を有す
る。ポリマーのK値は91である(1%水溶液で測定)。
38%塩酸49.9gの添加により加水分解する。加水分解の
後に、50%水酸化ナトリウム水溶液37.1g及び30%亜硫
酸水素ナトリウム溶液9.6gを添加する。固体含有率15.7
%を有する溶液が生ずる。溶液のポリマー含有率は9%
である。グラフトされたN−ビニルホルムアミドは91%
まで加水分解されている。
えさせる。その中に、メタノール550g、蒸留水401g、75
%リン酸水溶液2.5g、50%水酸化ナトリウム水溶液1.95
g及び分子量2000のポリプロピレングリコール39.2gを予
め装入し、該水溶液のpH−値を6.5に調節する。混合物
を撹拌下に、弱い窒素流中で温度70℃に加熱する。この
温度が達成されたら直ちに、3時間かけてN−ビニルホ
ルムアミド160gを、それとは別に蒸留水50g中の2−メ
ルカプトエタノール1.6gの溶液を2.7時間かけて、かつ
それとは別に2,2′−アゾビス(2−メチルプロピオン
アミジン)ジヒドロクロリド0.64gの溶液を4時間かけ
て均等に添加する。開始剤の添加の後に、反応混合物を
更に70℃で2時間撹拌する。引き続き内部温度が100℃
になるまで、水蒸気を反応混合物に供給する。これによ
り、メタノールを留去する。固体含有率20.1%の白色分
散液が生ずる。
1に記載の処方に従い加水分解する。この後、50%水酸
化ナトリウム水溶液97.6g及び30%亜硫酸水素ナトリウ
ム水溶液11.9gを添加する。固体含有率25.9%の水溶液
が得られる。溶液のポリマー含有率は14.7%である。グ
ラフトされたN−ビニルホルムアミドは89%まで加水分
解されている。
27g、50%水酸化ナトリウム水溶液0.87g及びC13−オキ
ソアルコール1モルと酸化エチレン20モルとの反応生成
物49.5gを予め装入する。該水溶液のpH−値を6.7に調節
する。反応器内容物を、弱い窒素流中で撹拌下に温度70
℃に加熱し、かつその温度でN−ビニルホルムアミド11
7.9gを3時間かけて、かつそれとは別に2,2′−アゾビ
ス(2−メチルプロピオンアミジン)ジヒドロクロリド
0.46gの溶液を4時間かけて配量する。開始剤の添加の
後に、反応混合物を更に70℃で2時間撹拌する。固体含
有率15%を有するかなり混濁した溶液が生ずる。
に記載の処方に従い加水分解する。冷却の後に、50%水
酸化ナトリウム水溶液60.1g及び30%亜硫酸水素ナトリ
ウム溶液8.1gを添加する。固体含有率19.9%の水溶液が
生ずる。溶液のポリマー含有率は12.2%である。グラフ
トされたN−ビニルホルムアミドは80%まで加水分解さ
れている。
溶液1.27g、50%水酸化ナトリウム水溶液0.87g、K値90
のポリビニルピロリドン0.25g及び分子量1500のポリエ
チレングリコール66gを予め装入し、pH−値を6.7に調節
し、かつ弱い窒素流下、かつ撹拌下に温度70℃に加熱す
る。反応器内容物がこの温度に達したら直ちに、2時間
かけてN−ビニルホルムアミド50.5g及びアクリルニト
リル49.5gの混合物を、かつそれとは別に蒸留水100g中
の2,2′−アゾビス−(2−メチルプロピオンアミジ
ン)ジヒドロクロリド0.4gの溶液を4時間かけて均等に
添加する。グラフトポリマーの15%の粗製ポリマー懸濁
液が得られる。
予め装入し、かつ10分かけて38%塩酸37.4gを添加す
る。この懸濁液を温度70℃で8時間撹拌する。この後、
反応混合物を冷却し、かつ25%水酸化ナトリウム水溶液
83.0gの添加によりpH−値を3.0に調節する。引き続き更
に、30%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.3gを添加し、か
つ反応混合物を更に15分間撹拌する。これは、固体含有
率16.9%及びポリマー含有率12.4%を有する。重合導入
されたN−ビニルホルムアミドの加水分解度は90%であ
る。
溶液2.62g、50%水酸化ナトリウム水溶液1.8g、マレイ
ン酸とスチレンからなる分子量150000のコポリマー1モ
ルのナトリウム塩水溶液1.44g及び分子量1500のポリエ
チレングリコール75.6gを予め装入し、かつpH−値を6.5
に調節する。この混合物を引き続き、弱い窒素流中、撹
拌下に温度65℃に加熱し、かつこの温度で、2時間かけ
て酢酸ビニル34g、それとは別に3時間かけてN−ビニ
ルホルムアミド81g及び同じくそれとは別に2,2′−アゾ
ビス−(2−メチルプロピオンアミジン)ジヒドロクロ
リド0.25gの溶液を4時間かけて均等に添加する。重合
の間に、反応混合物は高粘稠性になる。従って、これを
蒸留水300gで希釈する。開始剤の添加の後に、反応混合
物を更に2時間65℃で撹拌し、次いで再び、蒸留水1g中
の2,2′−アゾビス−(2−メチルプロピオンアミン)
ジヒドロクロリド0.05%の溶液を添加する。次いで、4
時間かけて反応混合物の温度を98℃に高め、その後反応
溶液を冷却する。固体含有率18.9%の澄明無色の溶液が
得られる。このポリマーはK値67.0を有する。
38%塩酸65.4gの添加により加水分解する。加水分解の
後に、50%水酸化ナトリウム水溶液45.2g及び30%亜硫
酸水素ナトリウム水溶液7.5gを添加する。反応混合物は
固体含有率22%及びポリマー含有率15.5%を有する。重
合導入されたN−ビニルホルムアミドの加水分解度は95
%であり、かつ重合導入された酢酸ビニルの加水分解度
は35%である。
1、75%リン酸2.5g、50%水酸化ナトリウム水溶液1.95g
及び分子量650のポリテトラヒドロフラン39.2gを予め装
入し、かつ溶液のpH−値を6.5に調節する。次いで、こ
の溶液を弱い窒素流中、撹拌下に温度70℃に高める。こ
の温度に達したら直ちに、N−ビニルホルムアミド160g
を3時間かけて配量し、これとは別に蒸留水150g中の2,
2′−アゾビス−(2−メチルプロピオンアミジン)ジ
ヒドロクロリド0.64gの溶液を4時間かけて均等に添加
する。この後、反応混合物を更に70℃で2時間撹拌す
る。メタノールを留去するために、内部温度が100℃に
なるまで水蒸気を導入する。こうして得られる白色分散
液は固体含有率19.2%を有する。
1に記載の処方に従い加水分解する。加水分解の後に、
50%水酸化ナトリウム水溶液85.6g及び30%亜硫酸水素
ナトリウム11.8gを添加する。固体含有率24.4%を有す
る分散液が生ずる。ポリマー含有率は14.4%である。グ
ラフトされたN−ビニルホルムアミドは加水分解度88%
である。
g、50%水酸化ナトリウム水溶液0.87g及び分子量600の
ポリプロピレングリコール33gを予め装入し、かつpH−
値を6.7に調節する。この溶液を弱い窒素流中で撹拌下
に温度70℃に加熱する。この温度で、3時間かけてN−
ビニルホルムアミド134.6gを、かつこれとは別に蒸留水
100g中に溶けた2,2′−アゾビス−(2−メチルプロピ
オンアミジン)ジヒドロクロリド0.53gを4時間かけて
均等に添加する。開始剤の添加の後に、反応混合物を更
に70℃で2時間撹拌する。固体含有率15.3%のほぼ澄明
無色の溶液が生ずる。
記載の処方に従い加水分解する。加水分解の後に、50%
水酸化ナトリウム水溶液68.7g及び30%亜硫酸水素ナト
リウム溶液11.1gを添加する。固体含有率20.9%及びポ
リマー含有率12.2%の溶液が生ずる。グラフトされたN
−ビニルホルムアミドの加水分解度は92%である。
g、50%水酸化ナトリウム水溶液0.87g及び分子量600の
ポリプロピレングリコール66.5gを予め装入し、かつpH
−値を6.7に調節する。溶液を弱い窒素流中で撹拌下に
温度70℃に加熱する。この温度に達したら直ちに、3時
間かけてN−ビニルホルムアミド101gを、かつこれとは
別に蒸留水100g中の2,2′−アゾビス−(2−メチルプ
ロピオンアミジン)ジヒドロクロリド0.3gの溶液を4時
間かけて均等に配量導入する。この後、反応混合物に蒸
留水10g中の2,2′−アゾビス−(2−メチルプロピオン
アミジン)ジヒドロクロリド0.1gの溶液を加え、かつ更
に2時間70℃に加熱する。固体含有率14.8%の無色のや
や混濁した溶液が得られる。
記載の処方に従い加水分解する。加水分解の後に、50%
水酸化ナトリウム水溶液51.0g及び30%亜硫酸水素ナト
リウム水溶液10.5gを添加する。固体含有率19.8%及び
ポリマー含有率12.4%の溶液が生ずる。グラフトされた
N−ビニルホルムアミドの加水分解度は89%である。
値は85)300gに38%塩酸(N−ビニルホルムアミドに対
して120モル%)74gを滴加する。次いで、この混合物を
70℃に約5時間加熱する。加水分解度(>93%)を高分
子電解滴定により検査する。冷却の後に、溶液のpH−値
を50%水酸化ナトリウム水溶液(40.6g)で3.5に高め
る。溶液のポリマー含有率は10.9重量%である。
馬鈴薯デンプン32gを混入する。デンプンの混入が終了
した後に、10分かけて38%塩酸121g(N−ビニルホルム
アミドに対して120モル%)を滴加し、その後更に室温
で15分撹拌し、次いで70℃に6時間加熱する。反応生成
物(加水分解度95%)を高分子電解滴定により検査す
る。作用成分含有率16.4重量%を有する澄明褐色の溶液
が得られ、これをヨーロッパ特許(EP−A)第0301372
号明細書の教示に従い、紙用の乾燥強化剤及び湿潤強化
剤として使用する。
量%からなるK値85のコポリマーを米国特許(US−A)
第4978427号明細書中の記載に従い製造し、かつポリマ
ー中のN−ビニルホルムアミド分1モル当たり38%塩酸
110モルを添加することにより、重合導入されたN−ビ
ニルホルムアミドの少なくとも90%及び重合導入された
酢酸ビニルの少なくとも80%が加水分解されるまで加水
分解する。
葉を製造する。紙料は、0.5%水性懸濁液の、濾水度32
゜SR(ショッパー−リーグラー)の漂白広葉樹亜硫酸パ
ルプ50%及び漂白針葉樹亜硫酸パルプ50%からなった。
紙料のpH−値は7.0であった。紙料懸濁液を22の同一の
部に分けた。21の紙料に、下記の(b)〜(v)に記載
の物質を添加した: (a) 紙料懸濁液は更なる添加物を含有しなかった。
チレントリアミン及びアジピン酸からなるポリアミドア
ミンからなる反応生成物をベースとする市販の中性湿潤
強力樹脂の水溶液を、乾燥繊維に対して1%添加した。
ビニルアミンヒドロクロリドの水溶液を、乾燥繊維に対
して1%添加した。
を、乾燥繊維に対して1%添加した。
解されたグラフトポリマーを、乾燥繊維に対してそれぞ
れ1%添加した。
merを用いて秤量80g/m2の紙葉に脱水した。その際、前
記のポリマーに関して、表1に記載の乾燥及び湿潤引裂
長さを測定した。
葉を製造する。紙料は、0.5%水性懸濁液の、濾水度32
゜SR(ショッパー−リーグラー)の漂白広葉樹亜硫酸パ
ルプ50%及び漂白針葉樹亜硫酸パルプ50%からなった。
紙料のpH−値は4.5であった。紙料懸濁液を21の同一の
部に分けた。20の紙料に、下記の(d)〜(v)に記載
の部室を添加した: (a) 紙料懸濁液は更なる添加物を含有しなかった。
ヒドとの反応生成物をベースとする市販の湿潤強力樹脂
の水溶液を、乾燥繊維に対して1%添加した。
ヒドロクロリド及びビニルアルコールからなるコポリマ
ーの水溶液を、乾燥繊維に対して1%添加した。
た加水分解されたグラフトポリマーを、乾燥繊維に対し
てそれぞれ1%添加し、その際、(d)で例1による加
水分解されたグラフトポリマーを、かつ(u)で例18に
より製造された加水分解されたグラフトポリマーを使用
した。
merを用いて秤量80g/m2の紙葉に脱水した。その際、前
記のポリマーに関して、表2に記載の乾燥及び湿潤引裂
長さを測定した。
Claims (15)
- 【請求項1】アルキレンオキシド単位を含むポリマー及
びエチレン系不飽和化合物からなるグラフトポリマーに
おいて、 (A) 次のもの: (a) 式: [式中、R1、R2=H及びC1〜C6−アルキルである]のN
−ビニルカルボン酸アミド 10〜100重量%、 (b) モノマー(a)と共重合可能なその他のモノエ
チレン系不飽和モノマー 0〜90重量%及び (c) 少なくとも2つのエチレン系不飽和非共役二重
結合を分子中に有するモノマー 0〜5重量% からなるモノマー又はモノマー混合物を、 (B) 少なくとも3単位のC2〜C4−アルキレンオキシ
ドを有するポリマー及び/又はポリテトラヒドロフラン
の存在下に、 (A):(B)の重量比(95〜10):(5〜50)でラジ
カル重合させ、かつ引き続き、グラフトポリマーの重合
導入されたモノマー(a)から基: を、式: の単位の形成下に少なくとも部分的に脱離させることに
より得られる、アルキレンオキシド単位を含むポリマー
及びエチレン系不飽和化合物からなるグラフトポリマ
ー。 - 【請求項2】モノマー(A)としてN−ビニルホルムア
ミドを使用し、かつグラフトポリマーから、重合導入さ
れたN−ビニルホルムアミドのホルミル基の2〜100%
を、式: の単位の形成下に脱離させる、請求項1に記載のグラフ
トポリマー。 - 【請求項3】(A)として、 (a) N−ビニルホルムアミド 10〜99重量%及び (b) ギ酸ビニル及び/又は酢酸ビニル 90〜1重量
% からなるモノマー混合物を使用し、かつグラフトポリマ
ーから、重合導入されたN−ビニルホルムアミドのホル
ミル基の1〜100%を、式: の単位の形成下に、かつ重合導入されたギ酸ビニル及び
/又は酢酸ビニルのホルメート基及び/又はアセテート
基の2〜100%を、式: の単位の形成下に脱離させる、請求項1に記載のグラフ
トポリマー。 - 【請求項4】グラフトポリマーから、ホルミル基の30〜
95%を脱離させる、請求項2に記載のグラフトポリマ
ー。 - 【請求項5】グラフトポリマーから、ホルミル基の30〜
95%及びホルメート基及び/又はアセテート基の30〜95
%を脱離させる、請求項3に記載のグラフトポリマー。 - 【請求項6】アルキレンオキシド単位を含むポリマー及
びエチレン系不飽和化合物からなるグラフトポリマーの
製法において、 (A) 次のもの: (a) 式: [式中、R1、R2=H及びC1〜C6−アルキルである]のN
−ビニルカルボン酸アミド 10〜100重量%、 (b) モノマー(a)と共重合可能なその他のモノエ
チレン系不飽和モノマー 0〜90重量%及び (c) 少なくとも2つのエチレン系不飽和非共役二重
結合を分子中に有するモノマー 0〜5重量% からなるモノマー又はモノマー混合物を、 少なくとも3単位のC2〜C4−アルキレンオキシドを有す
るポリマー及び/又はポリテトラヒドロフランの存在下
に、(A):(B)の重量比(95〜10):(5〜90)で
ラジカル重合させ、引き続き、グラフトポリマーの重合
導入されたモノマー(a)から基: を、式: の単位の形成下に少なくとも部分的に脱離させることを
特徴とする、アルキレンオキシド単位を含むポリマー及
びエチレン系不飽和化合物からなるグラフトポリマーの
製法。 - 【請求項7】モノマー(A)としてN−ビニルホルムア
ミドを使用し、かつグラフトポリマーから、重合導入さ
れたN−ビニルホルムアミドのホルミル基の1〜100%
を、式: の単位の形成下に脱離させる、請求項6に記載のグラフ
トポリマーの製法。 - 【請求項8】(A)として、 (a) N−ビニルホルムアミド 10〜99重量%及び (b) ギ酸ビニル及び/又は酢酸ビニル 90〜1重量
% からなるモノマー混合物を使用し、かつグラフトポリマ
ーから、重合導入されたN−ビニルホルムアミドのホル
ミル基の1〜100%を、式: の単位の形成下に、かつ重合導入されたギ酸ビニル及び
/又は酢酸ビニルのホルメート基及び/又はアセテート
基の2〜100%を、式: の単位の形成下に脱離させる、請求項6に記載のグラフ
トポリマーの製法。 - 【請求項9】請求項1から5のいずれかに記載のグラフ
トポリマーの、紙、厚紙及び板紙を製造する際の乾燥強
化剤及び湿潤強化剤としての使用。 - 【請求項10】請求項1から5のいずれかに記載のグラ
フトポリマーの、紙、厚紙及び板紙を製造する際の妨害
物質及び染料用の固着剤としての使用。 - 【請求項11】請求項1から5のいずれかに記載のグラ
フトポリマーの、紙、厚紙及び板紙を製造する際の歩留
まり向上剤及び脱水剤としての使用。 - 【請求項12】請求項1から5のいずれかに記載のグラ
フトポリマーの、デンプン陽イオン化剤としての使用。 - 【請求項13】請求項1から5のいずれかに記載のグラ
フトポリマーの、顔料用の分散剤としての使用。 - 【請求項14】請求項1から5のいずれかに記載のグラ
フトポリマーの、紙、厚紙及び板紙をジケテンサイジン
グする際の促進剤としての使用。 - 【請求項15】請求項1から5のいずれかに記載のグラ
フトポリマーの、ティッシュペーパーを製造する際の助
剤としての使用。
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