JP3475992B2 - 組電池の充電装置 - Google Patents

組電池の充電装置

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直列接続された複数
のバッテリからなる組電池を、各バッテリを過充電する
ことなく効率的に充電することのできる組電池の充電装
置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】近時、自動車や工業ロボットの駆
動源として、例えばLiイオン電池やNi-H電池からな
る複数のバッテリを直列接続した組電池を用いることが
種々試みられている。しかしながら上記組電池をなす複
数のバッテリの電池特性は、必ずしも均一ではなく、製
造時における誤差やその使用環境(環境温度等)によっ
て個々に変化し、特に充放電特性にバラツキが生じ易
い。このようなバラツキが生じた状態でその充放電を繰
り返していると、各バッテリの充電残容量に差異が生
じ、その状態が長く続くと特定のバッテリが過充電とな
ったり、或いは過放電状態となる虞がある。
【0003】この種のバッテリの過充電や過放電は、特
に前述したLiイオン電池やNi-H電池においてはその
電池特性の大幅な劣化を招き、熱的な暴走を発生する虞
があるので確実に阻止する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで従来において
は、例えば特開平8−138750号公報に開示される
ように、予め個々のバッテリの端子電圧を検出し、その
平均電圧に応じて各バッテリを充電または放電させて全
てのバッテリの端子電圧、ひいては充電残容量を均一化
した後、これらを相互に接続して組電池をなすことが開
示されている。このような技術によれば、確かに複数の
バッテリの電圧を均一化することができるので、組電池
の組立の簡易化を図り得る。
【0005】しかし組電池を構成した後に生じる各バッ
テリの電池特性のバラツキには対処することができず、
その端子電圧(充電残容量)を調整して均一化するに
は、一旦、各バッテリを個々に切り離す必要が生じる。
従って自動車等に搭載した状態の組電池を充電する上で
問題がある。しかも各バッテリの平均電圧を求め、この
平均電圧に応じて各バッテリを充電または放電させてそ
の端子電圧を調整するので、その調整作業が非常に煩わ
しいと言う問題がある。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、直列接続された複数のバッテリ
からなる組電池を、各バッテリを過充電することなく効
率的に充電することのできる簡易で実用性の高い構成の
組電池の充電装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解決する
べく本発明に係る組電池の充電装置は、直列に接続され
た複数のバッテリにそれぞれ選択的に並列接続される放
電回路と、前記各バッテリの端子電圧をそれぞれ検出す
る電圧検出手段と、そしてこの電圧検出手段により検出
された前記各バッテリの端子電圧に従って前記組電池に
対する充電を制御する制御手段とを具備したもので、特
に前記制御手段として、前記各バッテリ間における端子
電圧Vの差ΔVが所定電圧、例えば0.5Vを超えると
き、前記組電池に対する充電に先立って放電モードを設
定して前記組電池を放電させる放電制御手段、およびこ
の放電モードの設定時に前記各バッテリの端子電圧Vの
少なくとも1つが、その充放電特性を維持する最低電圧
としての第1の基準電圧Voに達したときに前記組電池
の放電を停止させると共に、前記各バッテリのそれぞれ
に前記放電回路を並列接続して各バッテリ毎に放電を行
わせ、各バッテリの端子電圧が第2の基準電圧V1(<
Vo)に達したとき、当該バッテリと前記放電回路との
接続を切り離してその放電を停止させる放電回路制御手
段を備えたことを特徴としている。
【0008】つまり各バッテリの端子電圧差ΔVが大き
くなり、充電残容量に差異が生じたとき、組電池に対す
る充電に先立って該組電池を、例えば少なくとも1つの
バッテリの端子電圧Vが第1の基準電圧Voに達するま
で放電させる。尚、組電池全体の端子電圧が所定の電圧
まで低下するまで、その放電を継続させるようにしても
良い。
【0009】その後、上記組電池に対する放電を停止さ
せ、各バッテリ毎に放電回路を並列接続して各バッテリ
を個々に放電させる。そして各バッテリの端子電圧Vが
前記第1の基準電圧よりも低い第2の基準電圧V1、例
えばその充電残容量が零(0)となる電圧まで放電した
とき、当該バッテリに対する前記放電回路の接続を切り
離してその放電を停止させ、全ての放電回路が切り離さ
れた後、前記組電池に対する充電を開始するようにした
ことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る組電池の充電装置について説明する。図
1は充電装置の概略構成図であり、1a,1b,1cは直列
接続されて組電池2をなすバッテリである。これらのバ
ッテリ1a,1b,1cは、例えばLiイオン電池やNi-H電
池からなる。尚、ここでは3個のバッテリ1a,1b,1c
を直列接続した組電池2を例に説明するが、その接続個
数は仕様に応じて定めれば良いものである。また複数の
組電池2を直列に、或いは並列に接続して自動車等の駆
動源に用いるような場合にも同様に適用可能である。
【0011】さてこの実施例装置に係る充電装置は、前
記組電池2の両端間に接続され、例えば商用電源により
駆動されて前記組電池2に対する充電源をなす充電器3
と、その充電制御部4とを備えている。また各バッテリ
1a,1b,1cには、その端子電圧Va,Vb,Vcを個々に検
出し、その端子電圧から各バッテリ1a,1b,1cの充電
状態を監視する電圧監視回路5a,5b,5cが設けられ
る。更に各バッテリ1a,1b,1cには、上記電圧監視回
路5a,5b,5cによって導通駆動される放電スイッチ
(放電SW)6a,6b,6cからなる放電回路がそれぞれ
並列に接続されている。尚、各放電回路に介装されてい
る放電抵抗器7a,7b,7cは、例えば数オーム程度の固
定抵抗でも良いし、可変抵抗としても良い。可変抵抗と
した場合には、放電初期には抵抗値を大きくし、放電が
進むに従って抵抗値を小さくすることが望ましい。
【0012】しかして前記充電制御部4は、前記電圧監
視回路5a,5b,5cによって検出される各バッテリ1a,
1b,1cの端子電圧Va,Vb,Vcに従って、後述するよう
に前記充電器3の作動を制御すると共に、特に組電池2
に対する放電モードが設定されたとき、前記電圧監視回
路5a,5b,5cを介して放電SW6a,6b,6cの作動を制
御し、各バッテリ1a,1b,1cに対して前記各放電回路
を作用させるか否か、つまりバッテリ1a,1b,1cに対
して個々に放電ループを形成するか否かを制御するもの
となっている。
【0013】即ち、充電制御部4は、図3にその制御の
流れを示すように、充電器3に対して組電池2が接続さ
れたとき、先ず前記電圧監視回路5a,5b,5cを介して
各バッテリ1a,1b,1cの端子電圧(セル電圧)Va,V
b,Vcを検出している[ステップS1]。そしてこれら
の端子電圧(セル電圧)Va,Vb,Vcを相互に比較して
その電圧差ΔVを ΔV=|Va−Vb|,ΔV=|Vb−Vc|,ΔV=|V
c−Va| として求め、電圧差ΔVが所定電圧、例えば充電残容量
の大きな差を示す所定の電圧差(0.5V)以上である
か否かを判定している[ステップS2]。
【0014】そして前記各バッテリ1a,1b,1c間の電
圧差ΔVが上記所定電圧以上であるとき、充電制御部4
は各バッテリ1a,1b,1cに対する充電に先立って該バ
ッテリ1a,1b,1cを一旦放電させるべく、放電モード
を設定している[ステップS3]。尚、バッテリ1a,1
b,1c間の電圧差ΔVが上記所定電圧に満たない場合に
は、後述するように充電モードが設定される[ステップ
S4]。
【0015】しかして放電モードが設定されると、図2
(a)に示すように充電器3を介する組電池2の放電ルー
プ(点線矢印)が形成され、各バッテリ1a,1b,1cの
放電が行われる[ステップS5]。この際、充電制御部
4は前記各電圧監視回路5a,5b,5cを以て個々に前記
各バッテリ1a,1b,1cの端子電圧Va,Vb,Vcを監視
し、放電によって各端子電圧Va,Vb,Vcが第1の基準
電圧Voまで低下したか否かを判定している[ステップ
S6]。そして各バッテリ1a,1b,1cのいずれかの端
子電圧Va,Vb,Vcが、その放電によって第1の基準電
圧Voに到達したとき、前記充電器3を介する組電池2
に対する放電を停止させ[ステップS7]、同時に各バ
ッテリ1a,1b,1cに対して並列に設けられた放電SW
6a,6b,6cをそれぞれ導通(ON)させ、その放電回
路を各バッテリ1a,1b,1cに個々に作用させて各バッ
テリ1a,1b,1c毎に放電させる[ステップS8]。
【0016】その後、各バッテリ1a,1b,1cの端子電
圧Va,Vb,Vcを監視し、放電によって各バッテリ1a,
1b,1cの端子電圧Va,Vb,Vcが前記第1の基準電圧V
oよりも低い第2の基準電圧V1、具体的には充電残容量
が零(0)と看做し得る電圧V1まで低下したかを判定
する[ステップS9]。そして上記各端子電圧Va,Vb,
Vcが第2の基準電圧V1に達したとき、そのバッテリ1
a,1b,1cに対する放電SW6a,6b,6cを選択的に切り
離して(OFF)、当該バッテリにたいする放電を停止
させる[ステップS10]。
【0017】従って、例えば充電残容量が最も少なかっ
た2段目のバッテリ1bの端子電圧Vbがいち早く第2の
基準電圧V1に達すると、図2(b)に示すように該バッ
テリ1bに組み込まれたバイパスSW6bが切り離される
(OFF)。この結果、放電回路によるバッテリ1bの
放電が停止される。尚、前記第2の基準電圧V1は、前
述したように前記バッテリ1a,1b,1cの充電残容量が
零(0)になったときの電圧、即ち、バッテリ1a,1b,
1cの充放電特性が保証される最低電圧として設定され
る。従って前述した如く放電回路が切り離されたバッテ
リは、充電残容量が零(0)の状態、つまり端子電圧が
第2の基準電圧V1となった状態に保たれることにな
る。
【0018】従って放電回路による個々のバッテリ1a,
1b,1cの放電を継続すると、その端子電圧が第2の基
準電圧V1に達したバッテリから順に、該バッテリに対
して放電回路が切り離されていくことになり、そのバッ
テリの充電残容量が零(0)に設定されることになる。
そして全てのバッテリ1a,1b,1cの端子電圧が第2の
基準電圧V1に達し、各放電回路がバッテリ1a,1b,1c
からそれぞれ切り離されると(放電SW6a,6b,6cの
全てがOFF)、これによって放電の完了が判定される
ことになる[ステップS11]。
【0019】以上のようにして組電池2をなすバッテリ
1a,1b,1cの全ての放電完了が検出されると、前述し
た如く設定した放電モードの解除が行われる[ステップ
S12]。そしてこの状態で充電モードを設定し[ステ
ップS4]、図2(c)に示すように組電池2に対する充
電を開始する。従って各バッテリ1a,1b,1cは、端子
電圧Va,Vb,Vcが第2の基準電圧V1の状態、つまり充
電残容量が零(0)に設定された均一な状態で充電電流
が供給され(実線矢印)、その充電が開始されることに
なる。
【0020】このような組電池2に対する充電は、例え
ば前記バッテリ1a,1b,1cの端子電圧Va,Vb,Vcが、
その充放電特性を保証する最大電圧(満充電)に達した
か否かを判定することで、充電完了を監視しながら行わ
れる[ステップS13]。そして充電完了が検出された
とき、充電モードを解除することで、その充電動作が停
止される[ステップS14]。
【0021】尚、このような充電モードの設定による組
電池2の充電は、前述したバッテリ1a,1b,1c間の電
圧差ΔVが所定電圧に満たないとき、充電残容量に大き
な差がないとして上述した放電制御を行うことなく実行
される。つまり各バッテリ1a,1b,1cの充電残容量の
差異が小さく、この状態のまま組電池2に対する充電を
行ってもバッテリを過充電する虞がないことから、放電
制御を行うことなく充電を開始する。
【0022】かくして上述した如く構成され、作用する
本充電装置によれば、組電池2を構成するバッテリ1a,
1b,1c間の端子電圧Va,Vb,Vcに、例えば0.5V以
上の差が認められるとき、各バッテリ1a,1b,1cの充
電残容量に差異が生じているとして判定して、その充電
に先立って各バッテリ1a,1b,1cを一旦放電させるも
のとなっている。そしてこの組電池2の放電時にバッテ
リ1a,1b,1cのいずれかの端子電圧Va,Vb,Vcが第1
の基準電圧Voに達したとき、組電池2の全体にに対す
る放電を停止させ、各バッテリ1a,1b,1cのそれぞれ
に放電回路を接続して各バッテリ1a,1b,1cを個々に
放電させる。
【0023】その後、各バッテリ1a,1b,1cの端子電
圧Va,Vb,Vcが第2の基準電圧V1に達したとき、その
充電残容量が零(0)になったとして該バッテリから放
電回路を切り離すことで、その放電を停止させるものと
なっている。この結果、バッテリ1a,1b,1cから放電
回路をそれぞれ切り離した状態においては、各バッテリ
1a,1b,1cの端子電圧Va,Vb,Vcはそれぞれ第2の基
準電圧V1となり、各バッテリ1a,1b,1cの充電残容量
がそれぞれ零(0)に揃えられる。そしてこのようにし
て各バッテリバッテリ1a,1b,1cの状態(充電残容
量)を揃えた上で組電池2に対する充電を開始するの
で、各バッテリ1a,1b,1cを均等に充電していくこと
が可能となり、充電残容量の差異に起因する特定のバッ
テリの過充電を未然に防ぐことが可能となる。
【0024】しかも上述した装置によれば各バッテリ1
a,1b,1c毎に、その端子電圧Va,Vb,Vcに応じて放電
回路の並列接続とその切り離しを制御するので、その制
御系が非常に簡単であり、充電制御部4においては放電
の必要性を判断するだけで良い。従って全体構成の簡易
化を図ることも可能である等の効果が奏せられる。更に
は各バッテリ1a,1b,1cの充電残容量を零(0)に設
定した状態からその充電を開始することができるので、
充電量の管理が容易であり、組電池2の使用状況や、そ
の特性劣化状況も容易に把握することが可能となる等の
効果が奏せられる。
【0025】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えばバッテリの端子電圧の差に拘わ
ることなく、マニュアル操作によって定期的に組電池2
を放電させた後にその充電を行うようにしても良い。こ
のようにすればバッテリ特性のバラツキを押さえ、その
電池寿命の長期化を図ることが可能となる。更には組電
池の放電時における放電回路の並列接続の具合によっ
て、各バッテリの劣化の度合を判定することも可能であ
り、早期にメインテナンスを施すことも可能である。そ
の他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、直
列に接続された複数のバッテリにそれぞれ選択的に並列
接続される放電回路、前記各バッテリの端子電圧をそれ
ぞれ検出する電圧検出手段、そしてこの電圧検出手段に
より検出された前記各バッテリの端子電圧に従って前記
組電池に対する充電を制御する制御手段を備え、特に前
記制御手段において前記各バッテリ間における端子電圧
Vの差ΔV(例えば0.5V)を超えるときに前記組電
池に対する充電に先立って放電モードを設定して前記組
電池を放電させ、更にこの放電モードの設定時に前記各
バッテリのいずれかの端子電圧Vが第1の基準電圧Vo
に達したとき、組電池全体に対する放電を停止させ、各
バッテリに前記放電回路をそれぞれ並列接続して個々の
バッテリ毎に放電させる。そして各バッテリの端子電圧
が第2の基準電圧V1に達したとき、そのバッテリに対
する放電回路を切り離して放電を停止させるものとなっ
ている。
【0027】従って本発明によれば、組電池の充電に先
立って各バッテリの充電状態を簡単に、しかも効果的に
一定に揃えることができ、充電残容量の差異に起因する
過充電や過放電を未然に防ぐことができる。しかも各バ
ッテリの充電量を適性化することができるので、組電池
としての特性の安定化と長寿命化かを図ることができ
る。更には簡単な構成の装置として実現することができ
る等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る組電池の充電装置の
概略的な構成を示す図。
【図2】実施形態に係る充電装置による組電池の放電時
の作用を模式的に示す図。
【図3】実施形態に係る充電装置における全体的な制御
の流れを示す図。
【符号の説明】
1a,1b,1c バッテリ 2 組電池 3 充電器 4 充電制御部 5a,5b,5c 電圧監視回路 6a,6b,6c 放電スイッチ(放電SW) 7a,7b,7c 放電抵抗器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−236664(JP,A) 特開 平9−74689(JP,A) 特開 平7−255134(JP,A) 特開 平7−322492(JP,A) 特開 平8−138750(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に接続された複数のバッテリからな
    る組電池を充電する充電装置であって、 前記各バッテリにそれぞれ選択的に並列接続される放電
    回路と、前記各バッテリの端子電圧をそれぞれ検出する
    電圧検出手段と、この電圧検出手段により検出された前
    記各バッテリの端子電圧に従って前記組電池に対する充
    電を制御する制御手段とを具備してなり、 前記制御手段は、前記各バッテリ間における端子電圧の
    差が所定電圧を超えるとき、前記組電池に対する充電に
    先立って放電モードを設定して前記組電池を放電させる
    放電制御手段と、この放電モードの設定時に前記各バッ
    テリの端子電圧の少なくとも1つが第1の基準電圧に達
    したとき、前記組電池に対する放電を停止すると共に、
    前記各バッテリに前記放電回路を並列接続し、前記各バ
    ッテリの端子電圧が前記第1の基準電圧より低い第2の
    基準電圧に達したとき、当該バッテリと前記放電回路と
    の接続を切断する放電回路制御手段とを備えたことを特
    徴とする組電池の充電装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、組電池を構成する複数
    のバッテリと前記各放電回路との並列接続の全てが切り
    離されたとき、放電モードを解除すると共に、前記組電
    池に対する充電を開始することを特徴とする請求項1に
    記載の組電池の充電装置。
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